JPH10167734A - 紫外光用石英ガラスおよびその合成方法 - Google Patents

紫外光用石英ガラスおよびその合成方法

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JPH10167734A
JPH10167734A JP8325653A JP32565396A JPH10167734A JP H10167734 A JPH10167734 A JP H10167734A JP 8325653 A JP8325653 A JP 8325653A JP 32565396 A JP32565396 A JP 32565396A JP H10167734 A JPH10167734 A JP H10167734A
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JP
Japan
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quartz glass
flame
ultraviolet light
raw material
synthesized
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JP8325653A
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English (en)
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Masashi Fujiwara
誠志 藤原
Hiroki Jinbo
宏樹 神保
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B19/00Other methods of shaping glass
    • C03B19/14Other methods of shaping glass by gas- or vapour- phase reaction processes
    • C03B19/1415Reactant delivery systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2207/00Glass deposition burners
    • C03B2207/30For glass precursor of non-standard type, e.g. solid SiH3F
    • C03B2207/32Non-halide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2207/00Glass deposition burners
    • C03B2207/30For glass precursor of non-standard type, e.g. solid SiH3F
    • C03B2207/34Liquid, e.g. mist or aerosol

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紫外光に対する耐久性が高い紫外光用石英ガ
ラスの合成方法を提供すること。 【解決手段】 ヘリウムガスを第1の配管24aを通し
て原料容器16の内部に約3kgG/cm2 の圧力で供
給した。このとき、原料が第2の配管24b、液体用マ
スフローメーター18、第3の配管24c、霧化装置2
0、第4および第6の配管24dおよび24fを通して
火炎26中に導入された。その際、液体用マスフローメ
ーター18により原料の流量を5g/minとなるよう
に制御した。また、霧化装置20により原料を粒径10
0メッシュの液滴(粒径250μmの液滴)に分散し
た。このような酸水素火炎26中への原料の導入を4時
間続けることにより、ターゲット12上に石英ガラスの
インゴット28を合成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紫外光用石英ガラス
およびその合成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光リソグラフィ技術において、ステッパ
と呼ばれる露光装置が用いられている。このステッパの
光源として、従来より水銀ランプのg線(波長λ=43
6nm)またはi線(波長λ=365nm)が一般に用
いられてきた。近年においては、LSIの高集積化に伴
って、ステッパの光源として、KrFエキシマレーザ
(波長λ=248nm)、さらにはArFエキシマレー
ザ(波長λ=193nm)を用いることが研究されてい
る。このような状況下において、従来よりステッパの照
明系(例えば、マスク基板)や投影レンズに用いられて
いる光学ガラスはi線より短い波長領域における透過率
が低い。このため、紫外光領域において透過率が高い石
英ガラスを合成し、それをKrFエキシマレーザ(波長
λ=248nm)、さらにはArFエキシマレーザ(波
長λ=193nm)を用いたステッパの照明系(例え
ば、マスク基板)や投影レンズに用いることが提案され
ている(文献:「日経マイクロデバイス,1987年2
月号,p.p.103 」参照)。
【0003】紫外光領域における透過率を高くするため
には、石英ガラス中の不純物濃度を低く抑える必要があ
る。このため、今日、高純度の四塩化ケイ素(沸点58
〜59℃)を原料として用い、これを気化させた上でキ
ャリアガスにより酸水素火炎中に導入し、火炎中で加水
分解させることにより生成した二酸化ケイ素をガラス化
させることにより石英ガラスを合成する方法が一般的に
行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、四塩化ケイ素を気化させた上で火炎中に導入
するため、四塩化ケイ素を予め加熱しなければならなか
った。
【0005】また、石英ガラス中に塩素が残存すると、
紫外光、特にエキシマレーザに対する石英ガラスの耐久
性は低くなる。この原因の一つとして、塩素がケイ素と
結合した状態で石英ガラス中に残存しているために、紫
外光が石英ガラスに照射されると、Si−Cl結合が分
解してしまうことが挙げられる。このため、合成された
石英ガラス中に塩素が残存する可能性がある四塩化ケイ
素を原料として用いる従来の方法は好ましくなかった。
【0006】また、従来の方法では、排気ガスとして有
害物質である塩化水素が生成するため、通常はこれを除
外する設備を通して無害にした後、排出しなければなら
なかった。さらに、塩化水素は腐食性の物質であるた
め、装置が劣化しないようにするためのコストも膨大で
あった。
【0007】また、石英ガラス中に塩素が含有しないよ
うにするため、分子中に塩素を含まないケイ素化合物で
ある有機ケイ素化合物を原料として用いて石英ガラスを
合成することが試みられているが、大部分の有機ケイ素
化合物の沸点は100℃以上であるため、四塩化ケイ素
を原料として用いる場合よりさらに高温に加熱する必要
があった。また、市販のマスフローメーターは耐熱仕様
のものでも耐熱温度が80℃程度であるため、有機ケイ
素化合物のガス流量を精密に制御することはできなかっ
た。
【0008】従って、この発明では、第1に、原料を予
め沸点以上の温度に加熱することなしに紫外光用石英ガ
ラスを合成する方法を提供することを目的とする。
【0009】また、第2に、紫外光に対する耐久性が高
い紫外光用石英ガラスの合成方法を提供することを目的
とする。
【0010】また、第3に、排気ガスとして有害物質や
腐食性物質を生成することなしに紫外光用石英ガラスを
合成する方法を提供することを目的とする。
【0011】また、第4に、紫外光領域における透過率
が高い紫外光用石英ガラスの合成方法を提供することを
目的とする。
【0012】また、第5に、光学的性質が均一な紫外光
用石英ガラスの合成方法を提供することを目的とする。
【0013】また、第6に、捕捉率や生産性を高くして
紫外光用石英ガラスを合成する方法を提供することを目
的とする。ただし、捕捉率や生産性の定義については後
述する。
【0014】また、第7に、紫外光に対する耐熱性が高
く、かつ紫外光領域における透過率が高い紫外光用石英
ガラスを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】従って、第1の目的を達
成するため、この発明の紫外光用石英ガラスの合成方法
によれば、液状のケイ素化合物を火炎中に導入して該火
炎中で加水分解させることにより生成した二酸化ケイ素
をガラス化させて紫外光用石英ガラスを合成するに当た
り、前記ケイ素化合物を、液滴に分散させた後、前記火
炎中に導入することを特徴とする。
【0016】このように、液状のケイ素化合物を原料と
して用い、そしてこの原料を液滴に分散させると、その
表面エネルギーが増大し反応性が高くなる。このため、
液状の原料を液滴に分散させた状態で火炎中に導入する
と、火炎中で容易に加水分解し、生成した二酸化ケイ素
がガラス化する。
【0017】また、第1の目的に加え、第2および第3
の目的を達成するため、この発明の紫外光用石英ガラス
の合成方法によれば、ケイ素化合物として有機ケイ素化
合物を用いるのが好適である。
【0018】このように、原料として有機ケイ素化合物
を用いると、原料中に塩素が含まれていないため、石英
ガラス中に塩素が含有する可能性がなく、また排気ガス
として塩化水素が生成することもない。
【0019】ここで、有機ケイ素化合物として、下記の
(1)式で示す一般式で表されるテトラアルコキシシラ
ンや、下記の(2)式で示す一般式で表されるアルキル
シクロシロキサンや、下記の(3)式で示す一般式で表
されるアルキルシロキサンを挙げることができる。テト
ラアルコキシシラン、アルキルシクロシロキサンおよび
アルキルシロキサンは、容易に入手することができるた
め、原料として用いて好適である。特に、アルキルシク
ロシロキサンおよびアルキルシロキサンは、一分子中に
複数個のケイ素が存在するため、これらを原料として用
いると、紫外光用石英ガラスの合成効率が向上する。な
お、下記の(1)〜(3)式中、Rはアルキル基であ
り、個々のアルキル基は同じであっても良いし、異なっ
ていても良い。また、下記の(2)式中、nは1以上の
整数である。また、下記の(3)式中、mは0以上の整
数である。
【0020】
【化1】
【0021】具体的には、アルキルシロキサンとして下
記の(4)式に示すテトラエトキシシラン、アルキルシ
クロシロキサンとして下記の(5)式に示すオクタメチ
ルシクロテトラシロキサン、アルキルシロキサンとして
下記の(6)式に示すヘキサメチルジシロキサンを挙げ
ることができる。
【0022】
【化2】
【0023】また、第1〜第3の目的に加え、さらに第
4〜第6の目的を達成するため、この発明の紫外光用石
英ガラスの合成方法によれば、ケイ素化合物として有機
ケイ素化合物を用いた場合、液滴の粒径を25〜250
μmとするのが良い。
【0024】通常、火炎中に導入する液滴の粒径が大き
くなるにしたがって、未反応の原料に起因する炭素が石
英ガラス中に取り込まれ易くなる。そして、石英ガラス
中に多くの炭素が取り込まれると、この炭素が不純物と
なり紫外光領域における透過率が低下する恐れがあっ
た。また、石英ガラス中に炭素が多く取り込まれる場
合、合成炉内の雰囲気が強く還元状態に傾いている可能
性が考えられる。このため、合成炉を構成する耐火物中
に通常含まれているNa等のアルカリ金属元素が合成炉
の内部に誘発され、このアルカリ金属元素が石英ガラス
中に取り込まれて不純物となり紫外光領域における透過
率が低下する恐れがあった。また、合成炉内の雰囲気が
必要以上に還元状態となっている場合、Si−Si等の
酸素欠乏型欠陥が生成し、この欠陥により紫外光領域に
おける透過率が低下する恐れがあった。また、火炎中に
導入する液滴の粒径が大きくなるにしたがって、インゴ
ット表面に原料が到達し易くなる。インゴット表面に到
達した原料は、インゴット表面との温度差によって気化
し体積が急激に膨張する。そして、その際、水蒸気や二
酸化炭素などが泡となって石英ガラス中に取り込まれ
る。このため、インゴット表面に多くの原料が到達し、
たくさんの泡が石英中に取り込まれると、この泡により
屈折率などの光学的性質が不均一となる恐れがあった。
また、火炎中に導入する液滴の粒径が必要以上に大きく
なると、反応しにくくなるため、捕捉率および生産性が
低くなる恐れがあった。
【0025】一方、火炎中に導入する液滴の粒径が小さ
くなるに従って、火炎中に導入された液滴が火炎の外部
に分散し反応に寄与しなくなり、また、加水分解させる
ことにより生成した二酸化ケイ素が微細となるためガラ
ス化せずに合成炉の外部に排出され易くなる。このた
め、捕捉率および生産性が低くなる恐れがあった。
【0026】液状の原料を粒径25〜250μmの液滴
として火炎中に導入すると、原料の大部分が火炎中で反
応するため、未反応の原料に起因する炭素が石英ガラス
中に取り込まれることは少なくなる。また、原料の大部
分が火炎中で反応してしまうため、水蒸気や二酸化炭素
などが泡となって石英ガラス中に取り込まれることも少
なくなる。また、火炎中に導入された液滴が火炎の外部
に分散したり、生成した二酸化ケイ素が合成炉の外部に
排出されたりすることも少なくなる。
【0027】ここで、捕捉率とは、火炎中に導入した原
料のうち、石英ガラスに転化した割合のことであり、捕
捉率(%)=(合成された石英ガラスの重量)÷(火炎
中に導入した原料のSiO2 換算重量)×100で求め
られる。また、生産性とは、同一時間に同一量の同一原
料を火炎中に導入したときに得られる石英ガラスの重量
のことである。また、25μmは、1000メッシュの
ふるいが有する孔の一辺の大きさにほぼ等しく、250
μmは、100メッシュのふるいが有する孔の一辺の大
きさにほぼ等しい。このため、以下、粒径25μmの液
滴のことを粒径1000メッシュの液滴と称し、粒径2
50μmの液滴のことを粒径100メッシュの液滴と称
する場合がある。
【0028】また、第1の目的に加え、第4の目的を達
成するため、この発明の紫外光用石英ガラスの合成方法
によれば、火炎を、酸素と水素とを燃料ガスとして用い
て形成される火炎、すなわち酸水素火炎とするのが良
い。
【0029】火炎として、酸水素火炎以外に、メタンと
酸素とを燃料ガスとして用いて形成される火炎、エタン
と酸素とを燃料ガスとして用いて形成される火炎、プロ
パンと酸素とを燃料ガスとして用いて形成される火炎、
一酸化炭素と酸素とを燃料ガスとして用いて形成される
火炎などを用いることができるが、メタン、エタン、プ
ロパン、一酸化炭素を燃料ガスとして用いた場合には、
燃焼ガスに起因する炭素が石英ガラス中に取り込まれ、
この炭素が不純物となり紫外光領域における透過率が低
下する恐れがあった。また、石英ガラス中に炭素が多く
取り込まれる場合、合成炉内の雰囲気が強く還元状態に
傾いている可能性が考えられる。このため、合成炉を構
成する耐火物中に通常含まれているNa等のアルカリ金
属元素が合成炉の内部に誘発され、このアルカリ金属元
素が石英ガラス中に取り込まれて不純物となり紫外光領
域における透過率が低下する恐れがあった。また、合成
炉内の雰囲気が必要以上に還元状態となっている場合、
Si−Si等の酸素欠乏型欠陥が生成し、この欠陥によ
り紫外光領域における透過率が低下する恐れがあった。
しかし、火炎として酸水素火炎を用いた場合、燃焼ガス
に起因する炭素が石英ガラス中に取り込まれることはな
い。
【0030】また、第7の目的を達成するため、この発
明の紫外光用石英ガラスによれば、液状の有機ケイ素化
合物を酸水素火炎中に導入して該火炎中で加水分解させ
ることにより生成した二酸化ケイ素をガラス化させるこ
とにより合成された、塩素非含有でかつ炭素含有量が1
0ppm以下の石英ガラスであることを特徴とする。
【0031】このように、石英ガラス中には塩素が含有
していない。このため、この石英ガラスの紫外光に対す
る耐久性は高い。また、石英ガラス中の炭素含有量は1
0ppm以下と少ない。このため、炭素が不純物となり
紫外光領域における透過率が低下することはない。ま
た、この石英ガラスは、炭素含有量が10ppm以下と
なるように合成されたものであるため、内部に泡が生成
しておらず、光学的に均一である。
【0032】
【実施例】以下、図を参照して、この出願に係る発明の
実施例について説明する。以下の説明に用いる各図にお
いて、各構成成分は、この発明が理解出来る程度に、そ
の形状、大きさ、及び配置関係を概略的に示してあるに
すぎない。なお、以下の説明中で挙げる使用材料及びそ
の量、処理時間、処理温度などの数値的条件は、これら
発明の範囲内の好適例にすぎない。従って、この出願に
係る発明が、これら条件にのみ限定されるものではない
ことは理解されたい。
【0033】特に、以下の各実施例では、ケイ素化合物
として有機ケイ素化合物を用い、火炎として酸水素火炎
を用いる例について示しているが、この出願に係る発明
が、このような場合にのみ限定されるものではないこと
は理解されたい。
【0034】1.第1実施例 図1は、この実施例で使用した石英ガラス合成装置の構
成を示す概略図である。図1中には、バーナーの火炎噴
出口から火炎が生じており、ターゲット上には石英ガラ
スのインゴットが形成されている場合について示してい
る。
【0035】図1に示すように、石英ガラス合成装置1
00は、バーナー10と、ターゲット12と、反応容器
14と、原料容器16と、液体用マスフローメーター1
8と、霧化装置20と、第1〜第8の配管24a〜24
hとから構成されている。
【0036】バーナー10は、火炎噴出口10aに燃焼
ガスが供給されるように構成されている。また、火炎噴
出口10aに供給された燃焼ガスを燃焼して火炎噴出口
10aから反応容器14の内部に向かって生成した火炎
26中に、キャリアガスにより搬送された液体原料が導
入されるように構成されている。
【0037】ターゲット12は、耐熱性基板から成って
いて、反応容器14中に、バーナー10に対向して設け
られている。そして、火炎26中に原料が導入され、こ
の原料が加水分解して二酸化ケイ素を生成する。生成さ
れた二酸化ケイ素はターゲット12上に堆積してガラス
化し石英ガラスのインゴット28となる。図1中、符号
30はターゲット12を支える支持柱を示している。
【0038】反応容器14は、耐火物から成っている。
そして、この反応容器14は、ターゲット12の前後左
右及び上部の5面を囲むように構成されている。ただ
し、ターゲット12の上部に位置する面はバーナー10
の火炎噴出口10aの周囲を取り囲むように構成されて
いる。また、ターゲット12の位置よりわずかに下方の
位置には、キャリアガスや未反応の原料などを反応容器
14の外部に排出するための排気口32が設けられてい
る。なお、この反応容器14の周囲は金属製の容器(図
示せず)で取り囲まれており、この反応容器14と金属
製の容器とで、合成炉が構成されている。
【0039】霧化装置20は、原料容器16から圧送さ
れてきた液体原料が先端の絞られている細管に導入さ
れ、そこから押し出されることにより所定の粒径の液滴
に分散するように構成されている。また、細管を交換す
ることにより、液滴の粒径を変更可能となっている。な
お、ここで粒径といっているが、液滴の形状は、球形に
何ら限定されるものではなく、他の形状をなしていても
良い。
【0040】第1の配管24aは、原料を圧送するため
のガス(原料圧送用ガス)を原料容器16の内部に所定
の圧力で供給するために、その端が原料容器16の内部
において液体原料34の上側の空間まで達するように構
成されている。
【0041】第2の配管24bは、原料を原料容器16
の外部に圧送するために、その端が原料容器16の内部
において液体原料34の内部まで達するように構成され
ている。
【0042】このような石英ガラス合成装置100を用
いて、テトラエトキシシラン(TEOS)を原料として
石英ガラスを合成する場合、先ず、燃焼ガスとしての酸
素を第7の配管24gを通して25〜30l/min
(リットル/分)の流量でバーナ10の火炎噴出口10
aに供給し、また燃焼ガスとしての水素を第8の配管2
4hを通して50〜60l/minの流量でバーナ10
の火炎噴出口10aに供給した。そして、燃焼ガスを燃
焼して火炎噴出口10aから反応容器14の内部に向か
って酸水素火炎26を発生させた。
【0043】その後、原料圧送用ガスとしてのヘリウム
ガスを第1の配管24aを通して原料容器16の内部に
約3kgG/cm2 の圧力で供給した。このとき、原料
容器16内に蓄えられている液状の原料が第2の配管2
4b、液体用マスフローメーター18、第3の配管24
c、霧化装置20、第4および第6の配管24dおよび
24fを順に通って火炎26中に導入された。その際、
原料の流量を液体用マスフローメーター18により5g
/minとなるように制御した。また、原料を、霧化装
置20により粒径100メッシュの液滴(粒径250μ
mの液滴)に分散した。ここで、キャリアガスとしての
ヘリウムガスを第5および第6の配管24eおよび24
fを通して5l/minの流量でバーナ10の火炎噴出
口10aに供給したため、第6の配管24fから火炎2
6中への原料の導入は、キャリアガスで粒径100メッ
シュの液滴(粒径250μmの液滴)を搬送することに
より行なわれた。
【0044】このような酸水素火炎26中への原料の導
入を4時間続けることにより、ターゲット12上に石英
ガラスのインゴット28を形成した。
【0045】以上のようにして石英ガラスを合成したた
め、原料を予め沸点以上の温度に加熱する必要がなかっ
た。また、原料としてテトラエトキシシランを用いたた
め、合成された石英ガラスの紫外光に対する耐久性が高
く、また、排気ガスとして有害物質や腐食性物質が生成
することはなかった。
【0046】また、形成された石英ガラスのインゴット
からガラス片を切り出し、それを燃焼法により分析した
ところ、炭素含有量は検出限界(すなわち10ppm)
以下であった(以下の実施例および比較例において同様
の方法により炭素含有量を測定した。)。ここで、燃焼
法とは、切り出したガラス片を粉砕して得られるガラス
粉中に助燃剤としてCu粉末を加えた後、酸素気流中で
燃焼させ、発生したガスを吸収剤で補集し、この吸収剤
を試料として用いてIR測定を行って炭素含有量を求め
る方法である。
【0047】また、形成された石英ガラスのインゴット
の表面を目視したところ、泡の発生が見られなかった。
【0048】また、形成された石英ガラスのインゴット
の重量は207gであった。従って、捕捉率は60%で
ある。
【0049】2.第2実施例 この実施例では、原料としてヘキサメチルジシロキサン
(HMDS)を用いた他は、第1実施例と同様な方法に
より石英ガラスを合成した。
【0050】以上のようにして石英ガラスを合成したた
め、原料を予め沸点以上の温度に加熱する必要がなかっ
た。また、原料としてヘキサメチルジシロキサンを用い
たため、合成された石英ガラスの紫外光に対する耐久性
が高く、また、排気ガスとして有害物質や腐食性物質が
生成することはなかった。
【0051】合成された石英ガラスの炭素含有量は検出
限界(すなわち10ppm)以下であった。
【0052】また、形成された石英ガラスのインゴット
の表面を目視したところ、泡の発生が見られなかった。
【0053】また、形成された石英ガラスのインゴット
の重量は622gであった。従って、捕捉率は70%で
ある。
【0054】3.第3実施例 この実施例では、原料を粒径1000メッシュの液滴
(粒径25μmの液滴)に分散した他は、第1実施例と
同様な方法により石英ガラスを合成した。
【0055】以上のようにして石英ガラスを合成したた
め、原料を予め沸点以上の温度に加熱する必要がなかっ
た。また、原料としてテトラエトキシシランを用いたた
め、合成された石英ガラスの紫外光に対する耐久性が高
く、また、排気ガスとして有害物質や腐食性物質が生成
することはなかった。
【0056】合成された石英ガラスの炭素含有量は検出
限界(すなわち10ppm)以下であった。
【0057】また、形成された石英ガラスのインゴット
の表面を目視したところ、泡の発生が見られなかった。
【0058】また、形成された石英ガラスのインゴット
の重量は173gであった。従って、捕捉率は50%で
ある。
【0059】4.第1比較例 この比較例では、原料を粒径10メッシュの液滴(粒径
2540μmの液滴)に分散した他は、第1実施例と同
様な方法により石英ガラスを合成した。
【0060】合成された石英ガラスの炭素含有量は10
00ppmであった。
【0061】また、形成された石英ガラスのインゴット
の表面を目視したところ、泡の発生が多数確認された。
また、合成された石英ガラスのインゴットの表面にすす
が発生していることも確認された。
【0062】また、形成された石英ガラスのインゴット
の重量は121gであった。従って、捕捉率は35%で
ある。
【0063】5.第2比較例 この比較例では、原料を粒径1500メッシュの液滴
(粒径17μmの液滴)に分散した他は、第1実施例と
同様な方法により石英ガラスを合成した。
【0064】しかし、ターゲット12上には石英ガラス
がほとんど積層しておらず、石英ガラスのインゴットは
形成されなかった。このため、石英ガラスのインゴット
の表面に泡が発生しているかどうかを確認することがで
きず、また、炭素含有量の測定も行わなかった。
【0065】ただし、わずかであるがターゲット12上
に合成されている石英ガラスの重量を測定したところ、
17gの石英ガラスが合成されていた。従って、捕捉率
は5%である。
【0066】6.実施例と比較例との比較 上述した各実施例および各比較例における原料の種類、
液滴の粒径、合成された石英ガラスの炭素含有量、形成
された石英ガラスのインゴット表面での泡の発生の有無
および捕捉率について、以下に掲げる表1にまとめて示
した。
【0067】
【表1】
【0068】第1〜第3実施例と第1比較例とを比較し
た場合、炭素含有量については、第1〜第3実施例のい
ずれの場合も10ppm以下であったのに対し、第1比
較例の場合は1000ppmであった。また、インゴッ
ト表面での泡の発生の有無につては、第1〜第3実施例
のいずれの場合も泡の発生が見られなかったのに対し、
第1比較例の場合は泡の発生が多数確認された。また、
捕捉率については、第1〜第3実施例の場合も50〜7
0%であったのに対し、第1比較例の場合は35%であ
った。
【0069】以上の相違は、第1〜第3実施例の場合に
は、火炎中に導入された液滴の大部分が火炎中で反応す
るのに対し、第1比較例の場合には、液滴の粒径が大き
いため火炎中に導入された液滴が火炎中で反応しにくく
なり、液滴がインゴット表面に到達することに起因す
る。このことは、第1比較例で合成された石英ガラスの
インゴットの表面にすすが発生していることからも理解
できる。
【0070】また、第1〜第3実施例と第2比較例とを
比較した場合、捕捉率については、第1〜第3実施例の
場合は50〜70%であったのに対し、第2比較例の場
合は5%であった。
【0071】以上の相違は、第1〜第3実施例の場合に
は、火炎中に導入された液滴の大部分が火炎中で反応す
るのに対し、第2比較例の場合には、液滴の粒径が小さ
いため火炎中に導入された液滴が火炎の外部に分散し反
応に寄与しなくなり、また、加水分解させることにより
生成した二酸化ケイ素が微細となるためガラス化せずに
合成炉の外部に排出されたりすることに起因する。
【0072】従って、炭素含有量が10ppm以下の場
合には合成された石英ガラスの紫外光領域における透過
率は高く、泡の発生が少ない場合には合成された石英ガ
ラスの光学的性質は均一であることから、第1〜第3実
施例に示す合成方法により石英ガラスを合成する場合に
は、紫外光領域における透過率が高く、光学的性質が均
一な石英ガラスを合成することができることが理解でき
る。また、第1〜第3実施例に示す合成方法により石英
ガラスを合成する場合には、捕捉率を高くして石英ガラ
スを製造することができることが理解できる。
【0073】なお、炭素含有量が10ppm以下の場
合、合成された石英ガラスの紫外光領域における透過率
が高いという点については、以下に示す透過率の測定結
果から明らかである。図2は石英ガラスの透過率の波長
依存性の測定結果であり、縦軸に透過率(%)を取り、
横軸に波長を取って示している。透過率の波長依存性の
測定は炭素含有量が10ppm以下、75ppmおよび
220ppmである3種類の試料に対して行った。図
中、曲線aが炭素含有量が10ppm以下の試料に対す
る測定結果であり、曲線bが炭素含有量が75ppmの
試料に対する測定結果であり、曲線cが炭素含有量が2
20ppmの試料に対する測定結果である。それぞれの
試料は原料としてテトラエトキシシランを用い、上述し
た石英ガラス合成装置により炭素含有量が所定の値とな
るように形成したインゴットから直径30mm、厚さ1
0mmのペレットを切り出し、その両面を光学研磨した
ものである。透過率の測定には、分光光度計(Aari
an社製、Cary(型番))を使用した。
【0074】図2に示す透過率の波長依存性の測定結果
から理解できるように、波長が250nmより大きい領
域では炭素含有量により透過率の差は見られなかった
が、250nmより小さくなると炭素含有量が10pp
m以下の場合とその他の場合とで透過率の差が生じ、2
00nm付近で透過率の差が急激に広がる。
【0075】また、炭素含有量が10ppm以下の場合
の透過率の波長依存性は、四塩化ケイ素を原料として用
いて合成した従来の石英ガラスの透過率の波長依存性と
同じである。
【0076】従って、炭素含有量が10ppm以下の場
合、合成された石英ガラスの紫外光領域、特に波長が2
00nmより小さい領域における透過率が高いことが理
解できる。
【0077】この発明は上述した各実施例に限定される
ものではないことは明らかである。例えば、上述した各
実施例では、原料の流量が5g/minとなるように制
御したが、原料の流量が10g/min以下であれば流
量の大きさに関係なく上述した各実施例と同様な効果を
得ることができる。
【0078】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明の紫外光用石英ガラスによれば、塩素を含有して
いないため、紫外光に対する耐久性が高い。また、炭素
含有量が10ppm以下と少ないため、紫外光領域にお
ける透過率が高い。また、この石英ガラスは、炭素含有
量が10ppm以下となるように合成されたものである
ため、内部に泡が生成しておらず、光学的に均一であ
る。
【0079】また、上述した説明からも明らかなよう
に、この発明の紫外光用石英ガラスの合成方法によれ
ば、液状のケイ素化合物を液滴に分散させた後、火炎中
に導入するため、原料を予め沸点以上の温度に加熱する
ことなく紫外光用石英ガラスを合成することができる。
【0080】ここで、有機ケイ素化合物を原料とする場
合には、原料中に塩素が含まれていないため、紫外光に
対する耐久性が高い紫外光用石英ガラスを合成すること
ができる。さらに、排気ガスとして有害物質や腐食性物
質を生成することなしに紫外光用石英ガラスを合成する
ことができる。
【0081】有機ケイ素化合物の中でも、テトラアルコ
キシシラン、アルキルシクロシロキサンおよびアルキル
シロキサンは容易に入手することができるという利点が
あり、特に、アルキルシクロシロキサンおよびアルキル
シロキサンは一分子中に複数個のケイ素が存在するた
め、紫外光用石英ガラスの合成効率が向上するという利
点がある。
【0082】また、ここで、原料として有機ケイ素化合
物を用い、液滴の粒径を25〜250μmとすると、未
反応の原料に起因する炭素が石英ガラス中に取り込まれ
ることは少なくなるため、紫外光領域における透過率が
高い紫外光用石英ガラスを合成することができる。さら
に、水蒸気や二酸化炭素などが泡となって石英ガラス中
に取り込まれることも少なくなるため、光学的性質が均
一である紫外光用石英ガラスを合成することができる。
また、さらに火炎中に導入された液滴の大部分が火炎中
で反応してしまうし、かつ火炎中に導入された液滴が火
炎の外部に分散したり、生成した二酸化ケイ素が合成炉
の外部に排出されたりすることも少なくなるため、捕捉
率や生産性を高くして紫外光用石英ガラスを合成するこ
とができる。
【0083】また、ここで、火炎として酸水素火炎を用
いた場合、燃焼ガスに起因する炭素が石英ガラス中に取
り込まれることはないため、紫外光領域における透過率
が高い紫外光用石英ガラスを合成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】石英ガラス合成装置の構成を示す概略図であ
る。
【図2】透過率の波長依存性の測定結果である。
【符号の説明】
10:バーナ 10a:火炎噴出口 12:ターゲット 14:反応容器 16:原料容器 18:液体用マスフローメーター 20:霧化装置 24a〜24h:第1〜第8の配管 26:火炎 28:インゴット 30:支持柱 32:排気口 34:液体原料

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状の有機ケイ素化合物を酸水素火炎中
    に導入して該酸水素火炎中で加水分解させることにより
    生成した二酸化ケイ素をガラス化させることにより合成
    された、塩素非含有でかつ炭素含有量が10ppm以下
    の石英ガラスであることを特徴とする紫外光用石英ガラ
    ス。
  2. 【請求項2】 液状のケイ素化合物を火炎中に導入して
    該火炎中で加水分解させることにより生成した二酸化ケ
    イ素をガラス化させて紫外光用石英ガラスを合成するに
    当たり、 前記ケイ素化合物を、液滴に分散させた後、前記火炎中
    に導入することを特徴とする紫外光用石英ガラスの合成
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の紫外光用石英ガラスの
    合成方法において、前記ケイ素化合物を、有機ケイ素化
    合物としたことを特徴とする紫外光用石英ガラスの合成
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の紫外光用石英ガラスの
    合成方法において、前記ケイ素化合物を、テトラアルコ
    キシシランとしたことを特徴とする紫外光用石英ガラス
    の合成方法。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の紫外光用石英ガラスの
    合成方法において、前記ケイ素化合物を、アルキルシク
    ロシロキサンとしたことを特徴とする紫外光用石英ガラ
    スの合成方法。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の紫外光用石英ガラスの
    合成方法において、前記ケイ素化合物を、アルキルシロ
    キサンとしたことを特徴とする紫外光用石英ガラスの合
    成方法。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の紫外光用石英ガラスの
    合成方法において、前記液滴の粒径を、25〜250μ
    mとしたことを特徴とする紫外光用石英ガラスの合成方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載の紫外光用石英ガラスの
    合成方法において、前記火炎を、酸水素火炎としたこと
    を特徴とする紫外光用石英ガラスの合成方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0941971A2 (en) * 1998-03-11 1999-09-15 Nikon Corporation Manufacturing method of synthetic silica glass
US6378340B2 (en) 1997-10-09 2002-04-30 Nikon Corporation Manufacturing method of synthetic silica glass
JP2003040627A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Mitsubishi Electric Corp 石英系ガラス用原料及び石英系ガラスの製造方法
JP2008110916A (ja) * 2008-01-17 2008-05-15 Mitsubishi Electric Corp 石英系ガラスの製造方法および光デバイスの製造方法

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