JPH10167208A - 充填機制御装置 - Google Patents

充填機制御装置

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JPH10167208A
JPH10167208A JP33232196A JP33232196A JPH10167208A JP H10167208 A JPH10167208 A JP H10167208A JP 33232196 A JP33232196 A JP 33232196A JP 33232196 A JP33232196 A JP 33232196A JP H10167208 A JPH10167208 A JP H10167208A
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JP
Japan
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packaging material
liquid level
liquid food
liquid
opening
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JP33232196A
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English (en)
Inventor
Hideki Yamano
秀樹 山野
Yoichi Okubo
陽一 大久保
Isayuki Matsuo
勲行 松尾
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Original Assignee
NIPPON TETRAPACK KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】包装容器ごとの充填(てん)量にばらつきが生
じるのを防止することができる充填機制御装置を提供す
る。 【解決手段】チューブ状の包材11を間欠的に下方に搬
送する包材搬送手段と、前記チューブ状の包材11に液
体食品12を充填する充填ノズル51と、液体食品12
の供給源と前記充填ノズル51との間に配設され、液体
食品12の供給量を制御する流量制御弁57と、各包装
容器を形成するためのサイクルタイムに設定された検出
タイミングで、前記チューブ状の包材11内における液
体食品12の液面レベルを検出する検出手段と、検出さ
れた液面レベルと基準液面レベルとの偏差に対応させて
前記流量制御弁57の開度を変更する開度変更手段とを
有する。各サイクルタイムにおいて常に同じ条件で液面
レベルを検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充填(てん)機制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、牛乳、清涼飲料水等の液
体食品が充填されたブリック型の包装容器を製造するた
めの充填機においては、可撓(とう)性の積層体から成
るウェブ状の包材を、縦方向のシールによってチューブ
状にし、その後、チューブ状の包材に液体食品を充填し
ながら横方向のシールを行い、包装容器を製造するよう
にしている。
【0003】図2は従来の充填機の各工程を表す概略図
である。図において、10は可撓性の積層体から成るウ
ェブ状の包材である。該包材10は、図示しない包材製
造機によって製造され、リール21の状態で充填機にセ
ットされ、充填機の図示しない駆動機構によって繰り出
されて充填機内を搬送される。前記包材10は、例え
ば、内側から順にポリエチレン樹脂、アルミニウムホイ
ル、紙基材及びポリエチレン樹脂を積層することによっ
て形成される。
【0004】前記包材10はガイド24によって案内さ
れ、図示しないシール装置によって縦方向にシールされ
てチューブ状の包材11になる。そして、チューブ状の
包材11が下方に搬送される間に、図示しない製品タン
クから送られた液体食品は、充填ノズル16を介して上
方から供給され、包材11内に充填される。次に、該包
材11は、液体食品が充填された状態で両側から挟持さ
れ、所定の間隔ごとに横方向にシールされ、枕(まく
ら)状の原型容器23が形成される。
【0005】続いて、前記包材11における横方向のシ
ール部分に形成された2本のシールライン間が切断さ
れ、切り離された各原型容器23はあらかじめ形成され
た折り目に沿って所定の形状に成形され、一定量の液体
食品を収容する図示しない複数の包装容器が完成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の充填機においては、製品タンクからの液体食品の供
給量に変動があると、各包装容器を形成するサイクルタ
イムごとに、チューブ状の包材11内の液体食品の液面
レベルが異なり、それに伴って液体食品がチューブ状の
包材11に加える圧力も異なるので、各包装容器に収容
される液体食品の量、すなわち、充填量にばらつきが生
じてしまう。
【0007】特に、縦方向のシール部分を包装容器の底
壁に位置させ、包装容器を横向きに置いた状態で形成す
ると、各シール部分間の距離が短く設定されるので、充
填された液体食品の液面レベルがわずかに変動するだけ
で、充填量にばらつきが生じてしまう。本発明は、前記
従来の充填機の問題点を解決して、包装容器ごとの充填
量にばらつきが生じるのを防止することができる充填機
制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の充
填機制御装置においては、チューブ状の包材を間欠的に
下方に搬送する包材搬送手段と、前記チューブ状の包材
に液体食品を充填する充填ノズルと、液体食品の供給源
と前記充填ノズルとの間に配設され、液体食品の供給量
を制御する流量制御弁と、各包装容器を形成するための
サイクルタイムに設定された検出タイミングで、前記チ
ューブ状の包材内における液体食品の液面レベルを検出
する検出手段と、検出された液面レベルと基準液面レベ
ルとの偏差に対応させて前記流量制御弁の開度を変更す
る開度変更手段とを有する。
【0009】本発明の他の充填機制御装置においては、
さらに、前記検出タイミングは、前記チューブ状の包材
の下方への移動が開始される直前に設定される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施の形態における充填機制御装置の概念図、図3は本
発明の実施の形態における充填機の要部断面図、図4は
本発明の実施の形態におけるレベルセンサの概略図であ
る。
【0011】図に示すように、充填機の下部に繰出部1
32が、上部にフィーディングヘッド138がそれぞれ
配設され、前記繰出部132に図示しない包材ロールが
セットされる。そして、前記フィーディングヘッド13
8を作動させると、包材11は、繰出部132から一定
の時間ごとに間欠的に繰り出され、図3に示す上方に搬
送される。前記包材11は、前記繰出部132から繰り
出された状態においてウェブ状であるが、上方に搬送さ
れる間にガイド133によって案内されて二つ折りにさ
れる。
【0012】前記フィーディングヘッド138は、表面
に包材ガイドを形成する逆「U」字形のヘッド本体13
9、該ヘッド本体139を揺動自在に支持する軸14
1、前記ヘッド本体139を上方に押すリンク機構14
2、及び該リンク機構142と連結された連接棒137
を有する。そして、前記包材11の搬送方向における前
記フィーディングヘッド138より下流側において、前
記包材11を固定した状態で、一定の時間ごとに前記連
接棒137を進退させ、ヘッド本体139を揺動させる
と、前記包材11は前記ヘッド本体139の自由端の移
動距離だけ搬送される。
【0013】前記フィーディングヘッド138によって
搬送され、ヘッド本体139において反転させられた包
材11は、下方の縦シール装置144に搬送される。該
縦シール装置144は、二つ折りにされた包材11を縁
部に沿って縦方向にシールしてチューブ状にする。ま
た、前記フィーディングヘッド138と縦シール装置1
44との間において、二つ折りにされた包材11内に、
充填ユニット143から延びる充填ノズル51が挿入さ
れ、供給源としての図示しない製品タンクから排出され
た液体食品12が、前記充填ノズル51を介して包材1
1内に充填される。このとき、該包材11は、充填され
た液体食品12によって扁平(へんぺい)な形状から厚
みのある形状にされる。
【0014】そのために、前記製品タンクと充填ノズル
51とは製品ライン54によって接続され、該製品ライ
ン54に開閉弁56が配設される。そして、該開閉弁5
6を開閉することによって液体食品12の流れを制御す
ることができる。すなわち、前記開閉弁56を開放する
ことによって前記製品タンク内の液体食品12を包材1
1内に充填し、開閉弁56を閉鎖することによって液体
食品12の充填を停止させることができる。
【0015】また、前記充填ノズル51は図3に示す下
方に延び、前記包材11の搬送方向における縦シール装
置144より下流側に配設されたガイドステーション1
46と対向する箇所で開口する。該ガイドステーション
146は、厚みのある形状になったチューブ状の包材1
1を把持して案内し、該包材11を横方向に膨出させ
る。
【0016】また、前記ガイドステーション146によ
って案内された包材11は、続いて横シール装置14に
搬送され、該横シール装置14によって設定距離ごとに
横方向にシールされる。このようにして、連続する包材
11内に液体食品12が設定量ずつ充填され密封され
る。そして、前記横シール装置14の下方に予備成形・
切断装置15が配設され、該予備成形・切断装置15に
よって包材11の予備成形が行われるとともに、各横シ
ール部分において包材11がカットされ、図示しない複
数の枕状の原型容器が形成される。
【0017】次に、予備成形が行われた原型容器は前記
予備成形・切断装置15の下方に配設された本成形装置
150に搬送され、該本成形装置150によって前記原
型容器の三角耳片が溶着される。このようにして、本成
形が行われた包装容器は、ステーションチェーン151
によって図示しない排出部に搬送される。なお、前記フ
ィーディングヘッド138及びガイドステーション14
6によって包材搬送手段が構成される。
【0018】次に、充填機制御装置について説明する。
図1において、11は図における下方に搬送されるチュ
ーブ状の包材であり、該包材11内に充填ノズル51か
ら吐出させられた液体食品12が充填されるようになっ
ている。前記充填ノズル51は製品ライン54を介して
液体食品12の図示しない製品タンクに接続され、該製
品タンクに収容された液体食品12が前記製品ライン5
4を通って充填ノズル51に供給される。
【0019】そして、前記製品ライン54には、液体食
品12の流れ方向における上流側に開閉弁56が、該開
閉弁56より下流側に流量制御弁57がそれぞれ配設さ
れる。前記開閉弁56はソレノイド73によって駆動さ
れて開閉させられ、前記流量制御弁57はステッピング
モータ74によって駆動されて開度が調整される。とこ
ろで、前記包材11内に充填された液体食品12の液面
レベルが変化すると、前記液体食品12が包材11に加
える圧力が変化し、各包装容器ごとの充填量にばらつき
が生じてしまう。そこで、前記包材11内の液体食品1
2の液面レベルを検出し、該液面レベルに対応させて前
記流量制御弁57の開度を調整し、充填量を制御するよ
うにしている。
【0020】そのために、前記包材11内に静電容量式
のレベルセンサ61が挿入される。該レベルセンサ61
は、図4に示すように、ワイヤ状の電極棒63及び該電
極棒63を被覆する保護チューブ62から成り、前記電
極棒63を液体食品12内に浸漬(せき)したときに、
静電容量が変化するのを利用して前記液面レベルに対応
する検出信号SG1を発生させる。なお、64は高周波
ケーブル、66はコネクタである。
【0021】そして、前記レベルセンサ61の検出信号
SG1は、液面レベル制御器65に送られ、該液面レベ
ル制御器65によって液面レベル信号SG2に変換さ
れ、該液面レベル信号SG2は流量制御器67に送られ
る。この場合、液面レベル信号SG2は直流電圧で表さ
れ、0〜10〔V〕の範囲に収まるように設定される。
そして、前記液面レベル制御器65には、液面レベルの
最低許容値を表すローレベル値、及び最高許容値を表す
ハイレベル値が初期設定によって設定されていて、前記
液面レベル信号SG2がローレベル値になると、ローレ
ベル信号SG3が、前記液面レベル信号SG2がハイレ
ベル値になると、ハイレベル信号SG4がそれぞれ発生
させられ、制御装置69に送られる。
【0022】また、前記流量制御器67は、充填機をプ
ロダクションモードにするためのプロダクションオン信
号SG5を前記制御装置69から受けると、前記液面レ
ベル信号SG2を読み込み、検出された液面レベルと目
標の液面レベルを表す基準液面レベルとの偏差を求め、
該偏差に対応する偏差信号SG6を発生させ、該偏差信
号SG6を弁開度制御器71に送る。この場合、偏差信
号SG6は直流電圧で表され、0〜10〔V〕の範囲に
収まるように設定される。そして、前記流量制御器67
には、基準液面レベル、偏差信号SG6の最大値、流量
制御器67自身の応答感度等が初期設定によって設定さ
れる。
【0023】ところで、前記チューブ状の包材11の搬
送方向におけるレベルセンサ61より下流側には前記横
シール装置14が配設され、該横シール装置14によっ
て包材11が両側から挟持され対向面が互いに接触させ
られて、横方向のシールが行われる。このとき、シール
部分より上方の液体食品12が、前記横シール装置14
によって押されて上方に逃げるので、前記液面レベルは
シールが行われる前より高くなる。
【0024】また、シールが行われた後、前記包材11
が所定量だけ下方に搬送される。したがって、包材11
の搬送に伴って液体食品12も下方に搬送されるので、
液体食品12が供給されているにもかかわらず、液面レ
ベルは低くなる。そして、包材11が停止させられる
と、液体食品12が供給されるのに伴って液面レベルは
高くなる。
【0025】このように、液面レベルはシールが開始さ
れる直前に高くなり、包材11が下方に移動させられて
いる間に低くなり、包材11が停止させられると再び高
くなる。しかも、各包装容器を形成するたびに同じ変動
を繰り返す。そこで、レベルセンサ61を、充填機が一
連の工程中のどの工程に置かれているかを最も端的に検
出することができる場所に配設するようにしている。そ
して、前記弁開度制御器71の図示しない検出手段は、
各包装容器を形成するための各サイクルタイムにおける
所定のタイミング、すなわち、検出タイミングで偏差信
号SG6を読み込むようにしている。したがって、各サ
イクルタイムにおいて常に同じ条件で液面レベルを検出
することができるので、流量制御弁57によって液体食
品12の供給量を制御したときの、液面レベル、及び液
体食品12が包材11に加える圧力が各サイクルタイム
で異なることがなくなる。その結果、各包装容器ごとの
充填量にばらつきが生じるのを防止することができる。
【0026】本実施の形態においては、前記検出タイミ
ングは、前記横シール装置14によって包材11が両側
から挟持された後、フィーディングヘッド138(図
3)及びガイドステーション146による包材11の下
方への移動が開始される直前に設定される。この場合、
各サイクルタイム中で最も液面が安定したときに液面レ
ベルを検出することができるので、各包装容器ごとの充
填量にばらつきが生じるのを一層防止することができ
る。
【0027】そして、前記弁開度制御器71の図示しな
い開度変更手段は、前記制御装置69から流量制御弁5
7の調整動作を指示するためのバルブ動作信号SG7を
受けると、前記偏差信号SG6を読み込み、検出された
液面レベルと基準液面レベルとの偏差に対応させて流量
制御弁57の開度を決定する。ところで、前記流量制御
弁57の開度を決定するに当たり、基準値となるサムホ
イール値が図示しないデジスイッチ等によって設定され
る。そして、前記制御装置69から読取指示信号Nが出
力されると、前記開度変更手段は、前記サムホイール値
を読み取り、該サムホイール値に対応させて流量制御弁
57の開度を決定し、それまで弁開度制御器71内に保
持していたサムホイール値を更新する。これにより、前
記弁開度制御器71は流量制御弁57の変位量を演算す
る。該変位量は、前記ステッピングモータ74の回転方
向及び回転角度であり、弁開度制御器71は、ステッピ
ングモータ74の回転方向を示す方向信号SG10、及
びステッピングモータ74の回転角度を示すパルス信号
SG11を発生させ、モータドライバ78に送る。
【0028】そして、該モータドライバ78は、弁開度
制御器71から方向信号SG10及びパルス信号SG1
1を受けると、ドライブ信号SG12を発生させ、該ド
ライブ信号SG12をステッピングモータ74に送る。
該ステッピングモータ74は、前記開度変更手段の指示
に基づいて前記ドライブ信号SG12に従って駆動さ
れ、前記流量制御弁57の開度を調整する。なお、前記
弁開度制御器71及びモータドライバ78は、制御装置
69から図示しないモータ駆動電源をオンにするための
イネーブル信号SG9を受ける。
【0029】また、前記ソレノイド73は、制御装置6
9から弁開閉信号SG13を受け、前記開閉弁56を開
閉する。次に、前記構成の充填機制御装置の動作につい
て説明する。図5は本発明の実施の形態における充填機
制御装置の動作を示すタイムチャートである。
【0030】まず、充填機の図示しない起動用のステッ
プアップボタンをオンにすると、起動モードが開始さ
れ、制御装置69(図1)内の図示しない第1タイマが
計時を開始する。そして、時間t1が経過すると、制御
装置69は、前記弁開閉信号SG13をオンにしてソレ
ノイド73を駆動し、開閉弁56を開放する。なお、初
期状態において、前記流量制御弁57は、弁開度制御器
71によって全開状態に置かれる。その結果、前記製品
ライン54を介して大量の液体食品12が包材11内に
供給され、液面レベルは急激に上昇する。
【0031】そして、前記第1タイマが計時を開始して
から時間t2が経過した時点で、前記制御装置69から
読取指示信号Nが出力されると、弁開度制御器71は前
述したようにサムホイール値を読み取り、該サムホイー
ル値に基づいて前記流量制御弁57の開度を決定して更
新し、該開度に対応する流量制御弁57の変位量を演算
する。また、変位量に基づいてステッピングモータ74
が駆動され、流量制御弁57の開度が更新される。この
場合、前記読取指示信号Nが出力されるまでは流量制御
弁57は全開状態になるように制御されているので、流
量制御弁57はパルス信号SG11による指定パルス分
閉鎖方向に動かされ、その後停止させられる。その結
果、前記製品ライン54を介して一定量の液体食品12
が包材11内に充填され、液面レベルの上昇率は少し低
くなる。
【0032】前記液面レベルが高くなって、前記液面レ
ベル信号SG2がローレベル値になると、制御装置69
は、前記弁開閉信号SG13をオフにして開閉弁56を
閉鎖する。このとき、製品ライン54内には、液体食品
12の流れ方向における開閉弁56より下流側に液体食
品12が残留しているので、前記包材11内には継続的
に液体食品12が供給され、製品ライン54内のすべて
の液体食品12が包材11に供給されると、液面レベル
は一定になる。
【0033】このようにして、起動モードが終了する
と、前記制御装置69は、タイミングTa においてプロ
ダクションオン信号SG5を発生させ、プロダクション
モードを開始する。そして、制御装置69は、図示しな
い第2のタイマによって計時を開始し、時間t3が経過
すると、前記弁開閉信号SG13を再びオンにして開閉
弁56を開放する。
【0034】また、前記流量制御器67は、制御装置6
9からプロダクションオン信号SG5を受けると、前記
液面レベル信号SG2を読み込んで液面レベルを検出
し、検出された液面レベルと基準液面レベルとの偏差を
求め、該偏差に対応する偏差信号SG6を発生させ、該
偏差信号SG6を弁開度制御器71に送る。そして、前
記弁開度制御器71は、前記偏差信号SG6を読み込
み、前記偏差に対応させて流量制御弁57の開度を更新
し、該開度に基づいて流量制御弁57の変位量を演算
し、方向信号SG10及びパルス信号SG11をモータ
ドライバ78に送る。
【0035】該モータドライバ78は、弁開度制御器7
1から方向信号SG10及びパルス信号SG11を受け
ると、ドライブ信号SG12を発生させ、該ドライブ信
号SG12をステッピングモータ74に送る。そして、
該ステッピングモータ74は、前記ドライブ信号SG1
2に従って駆動され、前記流量制御弁57の開度を調整
する。
【0036】このように、検出された液面レベルに基づ
いて前記流量制御弁57の開度が調整され、充填量が制
御されて、液面レベルが基準液面レベルにされる。な
お、本発明は前記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能
であり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、充填機制御装置においては、チューブ状の包材を
間欠的に下方に搬送する包材搬送手段と、前記チューブ
状の包材に液体食品を充填する充填ノズルと、液体食品
の供給源と前記充填ノズルとの間に配設され、液体食品
の供給量を制御する流量制御弁と、各包装容器を形成す
るためのサイクルタイムに設定された検出タイミング
で、前記チューブ状の包材内における液体食品の液面レ
ベルを検出する検出手段と、検出された液面レベルと基
準液面レベルとの偏差に対応させて前記流量制御弁の開
度を変更する開度変更手段とを有する。
【0038】この場合、前記検出タイミングで液面レベ
ルが検出され、検出された液面レベルと基準液面レベル
との偏差に基づいて、前記流量制御弁の開度が調整され
る。したがって、各サイクルタイムにおいて常に同じ条
件で液面レベルを検出することができるので、液体食品
の供給量を制御したときの、液面レベル、及び液体食品
が包材に加える圧力が各サイクルタイムで異なることが
なくなる。その結果、液体食品の充填量にばらつきが生
じるのを防止することができる。
【0039】本発明の他の充填機制御装置においては、
さらに、前記検出タイミングは、前記チューブ状の包材
の下方への移動が開始される直前に設定される。この場
合、各サイクルタイム中で最も液面が安定したときに液
面レベルを検出することができるので、各包装容器ごと
の充填量にばらつきが生じるのを一層防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における充填機制御装置の
概念図である。
【図2】従来の充填機の各工程を表す概略図である。
【図3】本発明の実施の形態における充填機の要部断面
図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるレベルセンサの概
略図である。
【図5】本発明の実施の形態における充填機制御装置の
動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
11 包材 12 液体食品 51 充填ノズル 57 流量制御弁 67 流量制御器 71 弁開度制御器 138 フィーディングヘッド 146 ガイドステーション

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)チューブ状の包材を間欠的に下方
    に搬送する包材搬送手段と、(b)前記チューブ状の包
    材に液体食品を充填する充填ノズルと、(c)液体食品
    の供給源と前記充填ノズルとの間に配設され、液体食品
    の供給量を制御する流量制御弁と、(d)各包装容器を
    形成するためのサイクルタイムに設定された検出タイミ
    ングで、前記チューブ状の包材内における液体食品の液
    面レベルを検出する検出手段と、(e)検出された液面
    レベルと基準液面レベルとの偏差に対応させて前記流量
    制御弁の開度を変更する開度変更手段とを有することを
    特徴とする充填機制御装置。
  2. 【請求項2】 前記検出タイミングは、前記チューブ状
    の包材の下方への移動が開始される直前に設定される請
    求項1に記載の充填機制御装置。
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JP (1) JPH10167208A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003276702A (ja) * 2003-03-20 2003-10-02 Marubeni Corp 食用油の供給包装方法

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JP2003276702A (ja) * 2003-03-20 2003-10-02 Marubeni Corp 食用油の供給包装方法

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