JPH10164702A - 電気自動車のモーター駆動制御装置 - Google Patents

電気自動車のモーター駆動制御装置

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JPH10164702A
JPH10164702A JP8321798A JP32179896A JPH10164702A JP H10164702 A JPH10164702 A JP H10164702A JP 8321798 A JP8321798 A JP 8321798A JP 32179896 A JP32179896 A JP 32179896A JP H10164702 A JPH10164702 A JP H10164702A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コントローラーの演算結果の判断をすばやく
確実に行ない、モーターの駆動制御の正確さを判断す
る。 【解決手段】 出力電流指令値It*、Im*と出力電流
検出値It、Imとに基づいて電流フィードバック制御
を行なうとともに、出力電流検出値Its、Imsと出
力電流指令値Its*、Ims*の差(Its−It
*)、(Ims−Ims*)に基づいてモーター駆動制
御装置の演算および制御結果の正確さを判定し、差が正
の判定基準値Ith1より大きくなった時および差が負の
判定基準値Ith2(ただし、|Ith2|>|Ith1|)
より小さくなった時にモーターを停止する。これによ
り、電気自動車の駆動制御装置の演算および制御結果を
正確に判定でき、装置の信頼性を向上させるできる上
に、バッテリー電圧の低下によるモーター電流の減少に
対して直ちにモーターを停止するような誤った判断が避
けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気自動車の走行用
モーターを駆動制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータとメモリを備えた
車両コントローラーとモーターコントローラーにおい
て、各コントローラーのメモリに相手のコントローラー
から定期的にデータが書き込まれない場合や、所定時間
以上、同一のデータが続けて書き込まれた場合には、い
ずれかのコントローラーの異常と判断し、装置の動作を
停止するようにした電気自動車の制御装置が知られてい
る(例えば、特開平5−122801号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電気自動車の制御装置では、各コントローラー
の出力信号の誤差の大きさを判断するまでに時間がかか
る上に、メモリに書き込まれたデータのチェックや送受
信データのチェックだけでは、モーターコントローラー
の出力する制御指令値によりモーターが指令値通りに作
動しているのかを確認できないという問題がある。
【0004】本発明の目的は、コントローラーの演算結
果の判断をすばやく確実に行ない、モーターの駆動制御
の正確さを判断するようにした電気自動車のモーター駆
動制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1) 請求項1の発明は、 バッテリーから供給され
る直流電力を交流電力に変換してモーターに印加するイ
ンバーターと、トルク指令値に基づいてインバーターの
出力電流指令値を演算する指令値演算手段と、インバー
ターの出力電流を検出する電流検出手段と、出力電流指
令値と出力電流検出値とに基づいて電流フィードバック
制御を行ない、インバーターを制御する電流制御手段
と、出力電流検出値Ifbkと出力電流指令値Irefとの差
(Ifbk−Iref)が正の判定基準値Ith1より大きくな
った時および差(Ifbk−Iref)が負の判定基準値Ith
2(ただし、|Ith2|>|Ith1|)より小さくなっ
た時にモーターを停止する停止制御手段とを備える。出
力電流指令値Irefと出力電流検出値Ifbkとに基づいて
電流フィードバック制御を行なうとともに、出力電流検
出値Ifbkと出力電流指令値Irefの差(Ifbk−Iref)
に基づいてモーター駆動制御装置の演算および制御結果
の正確さを判定し、差(Ifbk−Iref)が正の判定基準
値Ith1より大きくなった時および差(Ifbk−Iref)
が負の判定基準値Ith2(ただし、|Ith2|>|Ith
1|)より小さくなった時にモーターを停止する。 (2) 請求項2の発明は、バッテリーから供給される
直流電力を交流電力に変換してモーターに印加するイン
バーターと、トルク指令値に基づいてインバーターの出
力電流指令値を演算する第1および第2の指令値演算手
段と、インバーターの出力電流を検出する第1および第
2の電流検出手段と、第1の指令値演算手段による出力
電流指令値と第1の電流検出手段による出力電流検出値
とに基づいて電流フィードバック制御を行ない、インバ
ーターを制御する第1の制御手段と、第2の電流検出手
段による出力電流検出値Ifbkと第2の指令値演算手段
による出力電流指令値Irefとの差(Ifbk−Iref)が
正の判定基準値Ith1より大きくなった時および差(I
fbk−Iref)が負の判定基準値Ith2(ただし、|Ith
2|>|Ith1|)より小さくなった時にモーターを停
止する第2の制御手段とを備える。第1の指令値演算手
段による出力電流指令値と第1の電流検出手段による出
力電流検出値とに基づいて電流フィードバック制御を行
なうとともに、第2の電流検出手段による出力電流検出
値Ifbkと第2の指令値演算手段による出力電流指令値
Irefとの差(Ifbk−Iref)に基づいてモーター駆動
制御装置の演算および制御結果の正確さを判定し、差
(Ifbk−Iref)が正の判定基準値Ith1より大きくな
った時および差(Ifbk−Iref)が負の判定基準値Ith
2(ただし、|Ith2|>|Ith1|)より小さくなっ
た時にモーターを停止する。 (3) 請求項3の電気自動車のモーター駆動制御装置
は、モーターの回転速度を検出する回転速度検出手段を
備え、回転速度検出値の増加に応じて、正の判定基準値
Ith1を増加するとともに負の判定基準値Ith2を低減
するようにしたものである。 (4) 請求項4の電気自動車のモーター駆動制御装置
は、インバーターのDCリンク電圧を検出する電圧検出
手段を備え、DCリンク電圧検出値の低下に応じて判定
基準値Ith1およびIth2を低減するようにしたもので
ある。
【0006】
【発明の効果】
(1) 請求項1の発明によれば、出力電流指令値Ire
fと出力電流検出値Ifbkとに基づいて電流フィードバッ
ク制御を行なうとともに、出力電流検出値Ifbkと出力
電流指令値Irefの差(Ifbk−Iref)に基づいてモー
ター駆動制御装置の演算および制御結果の正確さを判定
し、差(Ifbk−Iref)が正の判定基準値Ith1より大
きくなった時および差(Ifbk−Iref)が負の判定基準
値Ith2(ただし、|Ith2|>|Ith1|)より小さ
くなった時にモーターを停止するようにしたので、電気
自動車の駆動制御装置の信頼性を向上させるできる上
に、バッテリー電圧の低下によるモーター電流の減少に
対して直ちにモーターを停止するような誤った判断が避
けられる。 (2) 請求項2の発明によれば、第1の指令値演算手
段による出力電流指令値と第1の電流検出手段による出
力電流検出値とに基づいて電流フィードバック制御を行
なうとともに、第2の電流検出手段による出力電流検出
値Ifbkと第2の指令値演算手段による出力電流指令値
Irefとの差(Ifbk−Iref)に基づいてモーター駆動
制御装置の演算および制御結果の正確さを判定し、差
(Ifbk−Iref)が正の判定基準値Ith1より大きくな
った時および差(Ifbk−Iref)が負の判定基準値Ith
2(ただし、|Ith2|>|Ith1|)より小さくなっ
た時にモーターを停止するようにしたので、請求項1の
効果よりさらにモーター駆動制御装置の信頼性を向上さ
せることができる。 (3) 請求項3の発明によれば、回転速度検出値の増
加に応じて、正の判定基準値Ith1を増加するとともに
負の判定基準値Ith2を低減するようにしたので、モー
ター回転速度の上昇にともなうモーター駆動制御装置の
演算および制御結果の誤差の増加を考慮して正確なモー
ター停止判定を行なうことができる。 (4) 請求項4の発明によれば、DCリンク電圧検出
値の低下に応じて判定基準値Ith1およびIth2を低減
するようにしたので、バッテリーの端子電圧の低下にと
もなうモーター電流の減少を考慮して正確なモーター停
止判定を行なうことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
−発明の第1の実施の形態− 図1は第1の実施の形態の構成を示す図である。バッテ
リー1はインバーターリレー2およびDCリンクコンデ
ンサ3を介してインバーター4に直流電力を供給し、イ
ンバーター4は直流電力を交流電力に変換して三相誘導
モーター5に印加する。インバーター4は、電気自動車
の走行を制御するトルクプロセッシングコントローラー
6およびモーターコントローラー7により制御される。
モーター5には2台のエンコーダ8A,8Bが機械的に
連結されており、ともにモーターコントローラー7へモ
ーター回転角信号を出力する。電圧センサー9はインバ
ーター4のDCリンク電圧Vdを検出し、モーターコン
トローラー7へ出力する。また、電流センサー10はモ
ーター5に流れる三相電流Iu,Iv,Iwを検出し、
モーターコントローラー7へ出力する。
【0008】トルクプロセッシングコントローラー6
は、アクセル信号、シフト信号、ブレーキ信号、モータ
ー回転速度などに基づいてトルク指令を演算し、モータ
ーコントローラー7へ出力する。
【0009】モーターコントローラー7はインバーター
4をベクトル制御するための制御装置であり、トルクプ
ロセッシングコントローラー6からのトルク指令値に基
づいてインバーター4の出力電流指令値を演算し、この
出力電流指令値、エンコーダ8A,8Bからのモーター
回転角信号、電圧センサー9からのDCリンク電圧V
d、電流センサー10からのモーター電流Iu,Iv,
Iwなどに基づいて、インバーター4のスイッチング素
子を駆動するためのPWM信号を演算する。モーターコ
ントローラー7はまた、モーター制御指令値の演算結果
の誤差の大きさおよび実際のモーターの制御状況の判断
を行ない、誤差の大きさやモーターの制御状況によりイ
ンバーター4に停止命令を出力するとともに、インバー
ターリレー2を開放してインバーター4への電力の供給
を遮断する。
【0010】図2はモーターコントローラー7の制御ブ
ロック図である。モーターコントローラー7は、メイン
マイコン(この明細書では、マイクロコンピュータをマ
イコンと呼ぶ)11と、サブマイコン21と、OR回路
31を備えている。2台のマイコン11,21はそれぞ
れモーター制御指令値を演算して比較し、制御指令値演
算における演算結果の誤差の大きさを検知するととも
に、モーター制御指令値と実際のモーター制御結果を比
較し、モーターの制御状況を判断する。モーターコント
ローラー7はまた、エンコーダー8A、8Bからのモー
ター回転角信号に基づいてモーター回転速度Nmを演算
し、車両コントローラー6へ出力する。
【0011】メインマイコン11は、ソフトウエア形態
で構成されるモーター制御演算部12、座標変換部1
3、比較部14、電流制御部15を備えている。モータ
ー制御演算部12は、トルクプロセッシングコントロー
ラー6からのトルク指令とエンコーダ8Aからのモータ
ー回転角信号に基づいて、モーター制御指令値であるト
ルク電流指令値It*、励磁電流指令値Im*、モーター
電気角θmを演算する。座標変換部13は、モーター制
御演算部12で演算されたモーター電気角θmに基づい
て、電流センサー10で検出したモーター電流Iu,I
v,Iwをトルク電流と励磁電流のフィードバック値I
t,Imに座標変換(3/2相変換)する。比較部14
は、モーター制御演算部12で演算されたモーター制御
指令値It*,Im*,θmと、後述するサブマイコン2
1のモーター制御演算部22で演算されたモーター制御
指令値Its*,Ims*,θsとをそれぞれ別個に比較
し、いずれかに所定値以上の差があるとOR回路31へ
停止指令を出力する。電流制御部15は、モーター制御
指令値It*,Im*,θmと、電流フィードバック値I
t,Imとに基づいて電流フィードバック制御を行な
い、インバーター4へPWM信号を出力する。
【0012】サブマイコン21は、ソフトウエア形態で
構成されるモーター制御演算部22、座標変換部23、
比較部24を備えている。モーター制御演算部22は、
トルクプロセッシングコントローラー6からのトルク指
令とエンコーダ8Bからのモーター回転角信号に基づい
て、モーター制御指令値であるトルク電流指令値Its
*、励磁電流指令値Ims*、モーター電気角θsを演算
する。座標変換部23は、メインマイコン11のモータ
ー制御演算部12で演算されたモーター電気角θmに基
づいて、電流センサー10で検出したモーター電流I
u,Iv,Iwをトルク電流と励磁電流のフィードバッ
ク値Its,Imsに座標変換(3/2相変換)する。
比較部24は、モーター制御演算部22で演算されたモ
ーター制御指令値Its*,Ims*と座標変換部23で
変換された電流フィードバック値Its,Imsとを比
較するとともに、メインマイコン11で演算されたモー
ター電気角θmとサブマイコン21で演算されたモータ
ー電気角θsとを比較し、いずれかに所定値以上の差が
あるとOR回路31へ停止指令を出力する。
【0013】図3はメインマイコン11の処理を示すフ
ローチャート、図4はサブマイコン21の処理を示すフ
ローチャートである。これらのフローチャートにより、
第1の実施の形態の動作を説明する。メインマイコン1
1は、装置の電源が投入されると図3に示す処理を繰り
返し実行する。ステップ1において、トルク指令とモー
ター回転角信号に基づいてトルク電流指令値It*と励
磁電流指令値Im*を演算する。次に、ステップ2で、
サブマイコン21で演算されたトルク電流指令値Its
*と励磁電流指令値Ims*を入力する。ステップ3で、
2台のマイコン11,21で演算されたトルク電流指令
値It*,Its*と励磁電流指令値Im*,Ims*を個
別に比較し、両者の差の絶対値がそれぞれ所定値ΔIt
1,ΔIm1よりも小さいかどうかを確認する。なお、
モーター制御指令値に含まれる瞬間的な変動分やノイズ
を除去するために、モーター制御指令値にローパスフィ
ルター処理を施してから比較処理を行なう。いずれかの
電流指令値の差が所定値以上の場合はマイコン11,2
1の演算結果の誤差が大きいと判断し、ステップ4へ進
んで停止指令を出力し処理を終了する。
【0014】このように、2台のマイコンで同一のモー
ター制御指令値を演算して比較し、その差が所定値以上
の場合はマイコン11,21の演算結果の誤差が大きい
として装置を停止するようにしたので、モーター制御指
令値の誤差による影響をすばやく防止でき、電気自動車
の制御装置の信頼性を向上させることができる。
【0015】2台のマイコン11,21で演算された電
流指令値がともに所定値より小さい場合はマイコン1
1,21の演算結果の誤差は極めて小さいと判断し、ス
テップ5へ進む。ステップ5ではモーター回転角信号に
基づいてモーター5の電気角θmを演算し、続くステッ
プ6でサブマイコン21で演算されたモーター電気角θ
sを入力する。ステップ7において、2台のマイコン1
1,21で演算されたモーター電気角θm,θsの差の
絶対値が所定値Δθよりも小さいかどうかを確認する。
なお、モーター電気角信号に含まれる瞬間的な変動分や
ノイズを除去するために、モーター電気角信号にローパ
スフィルター処理を施してから比較処理を行なう。モー
ター電気角の差が所定値以上の場合はマイコン11,2
1の演算結果の誤差が大きいと判断し、ステップ8へ進
んで停止指令を出力し処理を終了する。
【0016】このように、2台のマイコン11,21で
モーター電気角を演算して比較し、その差が所定値以上
の場合はマイコン11,21の演算結果の誤差が大きい
として装置を停止するようにしたので、モーター電気角
の誤差の増大による影響をすばやく防止でき、電気自動
車の制御装置の信頼性を向上させることができる。
【0017】2台のマイコン11,21で演算されたモ
ーター電気角の差が所定値よりも小さい場合はマイコン
11,21の演算結果の誤差は極めて小さいと判断し、
ステップ9へ進む。ステップ9では、演算したモーター
電気角θmをサブマイコン21へ出力する。続くステッ
プ10で、モーター電気角θmにより三相モーター電流
Iu,Iv,Iwをトルク電流Itと励磁電流Imに座
標変換して電流フィードバック値を演算する。ステップ
11において、モーター電流指令値It*,Im*と電流
フィードバック値It,Imとに基づいて電流フィード
バック制御を行ない、PWM信号を演算して出力する。
【0018】サブマイコン21は、装置の電源が投入さ
れると図4に示す処理を繰り返し実行する。ステップ2
1において、トルク指令とモーター回転角信号に基づい
てトルク電流指令値Its*と励磁電流指令値Ims*
演算する。ステップ22でメインマイコン11からモー
ター電気角θmを入力し、ステップ23で、モーター電
気角θmにより三相モーター電流Iu,Iv,Iwをト
ルク電流Itsと励磁電流Imsに座標変換して電流フ
ィードバック値を演算する。
【0019】ステップ24において、モーター電流指令
値Its*,Ims*と電流フィードバック値Its,I
msとを個別に比較し、数式1に示すように両者の差が
それぞれ基準の範囲内にあるかどうかを判定する。
【数1】It21<(Its−Its*)<It22, Im21<(Ims−Ims*)<Im22 ここで、It21とIm21は負の判定基準値、It2
2とIm22は正の判定基準値であり、
【数2】|It21|>|It22|, |Im21|>|Im22| である。なお、モーター電流指令値と電流フィードバッ
ク値に含まれる瞬間的な変動分やノイズを除去するため
に、モーター電流指令値と電流フィードバック値にロー
パスフィルター処理を施してから数式1の判定処理を行
なう。モーター電流指令値と電流フィードバック値の差
が基準の範囲を超える場合はマイコン11,21の演算
および制御結果の誤差が大きいと判断し、ステップ25
へ進んで停止指令を出力し処理を終了する。
【0020】このように、モーター電流指令値と電流フ
ィードバック値とを比較し、その差が所定の範囲を超え
る場合にはマイコン11,21の演算と制御結果の誤差
が大きいとして装置を停止するようにしたので、電気自
動車の制御装置の演算および制御結果を正確に判定で
き、装置の信頼性を向上させることができる。
【0021】数式2に示すように、演算と制御結果が正
常か否かを判定するための判定基準値に、フィードバッ
ク値Its、Imsと指令値Its*、Ims*との差
(Its−Its*)、(Ims−Ims*)の符号に応
じて異なる値を設定する。すなわち、指令値よりも大き
な電流が流れた場合の正の判定基準値を小さくして厳し
く判定し、逆に指令値よりも小さな電流が流れた場合の
負の判定基準値を大きくして大きな誤差を許容する。
【0022】電気自動車ではバッテリーからモーターに
エネルギーを供給しているので、走行するほどバッテリ
ーの残容量が低下する。バッテリーの残容量の低下にと
もなって端子電圧が低下すると、出力電流のフィードバ
ック制御を行なっていても指令値だけ電流を流せなくな
る。このような場合は、駆動制御装置による演算と制御
に不具合があるのではないから、走行停止にすべきでな
く、充電ステーションまで走行して速やかに充電を行な
う必要がある。この実施の形態では、モーター電流のフ
ィードバック値が指令値より小さくなった場合の判定基
準値を大きくしたので、バッテリー電圧の低下によるモ
ーター電流の減少に対して直ちに走行停止にするような
誤った判断が避けられる。
【0023】なお、上記実施の形態では電流フィードバ
ック値Its、Imsと指令値Its*、Ims*との比
較判定基準値を正と負の一定値としたが、モーター回転
速度Nmに応じて判定基準値を変えるようにしてもよ
い。例えば図5に示すように、モーター回転速度Nmが
増加したら正の判定基準値It22’、Im22’を増
加するとともに、負の判定基準値It21’、Im2
1’を低減するようにしてもよい。一般に、モーターの
回転速度が高くなるほど制御装置の演算と制御の誤差が
増加する上に、バッテリー電圧の低下によるモーター電
流指令値と実電流との差が大きくなる。モーター回転速
度の増加に応じて正と負の判定基準値をそれぞれ増加お
よび低減することにより、行き過ぎた走行停止判定を避
けることができる。
【0024】モーター電気角θはエンコーダ8A、8B
で検出されるモーター回転角信号を積分して算出するの
で、わずかな誤差でも積分されて大きな誤差になる。そ
こで、この実施形態では、メインマイコン11で電流フ
ィードバック制御に用いるモーター電気角θmを、サブ
マイコン21側の座標変換処理にも用いる。2台のマイ
コンで同一のモーター電気角θmを用いて処理を行なう
ことにより、積分誤差の影響を排除することができ、装
置の信頼性を向上させることができる。
【0025】電流フィードバック値とモーター電流指令
値の差が所定の範囲内にある場合は装置に異常はないと
判断し、ステップ26へ進む。ステップ26ではモータ
ー回転角信号に基づいてモーター電気角θsを演算し、
続くステップ27でメインマイコン11で演算されたモ
ーター電気角θmを入力する。ステップ28において、
2台のマイコン11,21で演算されたモーター電気角
θs,θmの差の絶対値が所定値Δθよりも小さいかど
うかを確認する。モーター電気角の差の絶対値が所定値
以上の場合はマイコン11,21の演算結果の誤差が大
きいと判断し、ステップ29へ進んで停止指令を出力し
処理を終了する。モーター電気角の差が所定値よりも小
さい場合はマイコン11,21の演算結果の誤差が極め
て小さいと判断し、ステップ21へ戻って上記処理を繰
り返す。
【0026】このように、メインマイコン11から送ら
れて座標変換処理に用いるモーター電気角θmを、サブ
マイコン21側で演算したモーター電気角θsと比較
し、その差が所定値以上の場合は誤差が大きいとして装
置を停止するようにしたので、メインマイコン11から
サブマイコン21へのモーター電気角θmの転送時に、
ノイズの混入などによって値が変化した場合でも装置の
信頼性を向上させることができる。
【0027】以上の第1および第2の実施の形態の構成
において、バッテリー1がバッテリーを、モーター5が
モーターを、インバーター4がインバーターを、モータ
ー制御演算部22が指令値演算手段を、電流センサー1
0と座標変換部23が電流検出手段を、電流制御部15
が電流制御手段を、比較部24が停止制御手段を、エン
コーダー8A、8Bとモーター制御演算部12、22が
回転速度検出手段をそれぞれ構成する。
【0028】なお、上述した第1の実施の形態では、メ
インマイコンで電流指令値と電流検出値とに基づいてフ
ィードバック演算を行ない、サブマイコンで電流指令値
と電流検出値とを比較して演算および制御結果の誤差を
判定するようにしたが、1つのマイコンでフィードバッ
ク制御と演算および制御結果の判定を行なうようにして
もよい。
【0029】−発明の第2の実施の形態− 上述した第1の実施の形態では電流フィードバック値と
電流指令値の大小により判定基準値を変える例を示した
が、DCリンク電圧Vdの大きさに応じて判定基準値を
変えるようにした第2の実施の形態を説明する。なお、
この第2の実施の形態の構成は図1、図2に示す第1の
実施の形態の構成と同様であり、説明を省略する。
【0030】図6は、第2の実施の形態のサブマイコン
の処理を示すフローチャートである。このフローチャー
トにより第2の実施の形態の動作を説明する。なお、図
4に示す第1の実施の形態の処理と同様な処理を行なう
ステップに対しては同一のステップ番号を付して相違点
を中心に説明する。モーター電流指令値Its*、Im
*とフィードバック値Its、Imsを演算後のステ
ップ24Aにおいて、電圧センサー9により検出される
DCリンク電圧Vdに応じて、モーターコントローラー
9の演算と制御結果の判定基準値を設定する。
【0031】ここで、トルク電流のフィードバック値I
tsと指令値Its*の差の判定における負の判定基準
値をIt31とし、正の判定基準値をIt32とする。
また、励磁電流のフィードバック値Imsと指令値Im
*の差の判定における負の判定基準値をIm31と
し、正の判定基準値をIm32とする。これらの判定基
準値It31、It32、Im31、Im32を、DC
リンク電圧Vdの低下に応じて低減する。
【0032】DCリンク電圧Vdはインバーターの力行
運転時にはバッテリー1の端子電圧にほぼ等しいので、
バッテリー1の残容量が少なくなって端子電圧が低下す
るにつれてDCリンク電圧Vdが低下する。DCリンク
電圧Vdが低下すれば指令値だけ電流を流せなくなる
が、上述したようにこのような場合は制御装置の不具合
ではないから、演算と制御結果の誤差が大きくても走行
停止にすべきではない。そこで、この第2の実施の形態
では、DCリンク電圧Vdの低下につれて判定基準値I
t31、It32、Im31、Im32を低くする。こ
れにより、バッテリー電圧の低下によるモーター電流の
減少に対して直ちに走行停止にするような誤った判断が
避けられる。
【0033】なお、上記実施の形態では電流フィードバ
ック値Its、Imsと指令値Its*、Ims*との比
較判定基準値を正と負の一定値としたが、モーター回転
速度Nmに応じて判定基準値を変えるようにしてもよ
い。例えば図7に示すように、モーター回転速度Nmが
増加したら正の判定基準値It32’、Im32’を増
加するとともに、負の判定基準値It31’、Im3
1’を低減する。その上さらに、DCリンク電圧Vdの
低下に応じて正と負の判定基準値It31’、It3
2’、Im31’、Im32’を同時に低減する。上述
したように、一般に、モーターの回転速度が高くなるほ
ど制御装置の演算と制御の誤差が増加する上に、バッテ
リー電圧の低下によるモーター電流指令値と実電流との
差が大きくなる。モーター回転速度の増加に応じて正と
負の判定基準値をそれぞれ増加および低減することによ
り、行き過ぎた走行停止判定を避けることができる。
【0034】以上の第2の実施の形態の構成において、
バッテリー1がバッテリーを、モーター5がモーター
を、インバーター4がインバーターを、モーター制御演
算部12が第1の指令値演算手段を、モーター制御演算
部22が第2の指令値演算手段を、電流センサー10と
座標変換部13が第1の電流検出手段を、電流センサー
10と座標変換部23が第2の電流検出手段を、電流制
御部15が第1の制御手段を、比較部24が第2の制御
手段を、エンコーダー8A、8Bとモーター制御演算部
12、22が回転速度検出手段を、電圧センサー9が電
圧検出手段をそれぞれ構成する。
【0035】なお、上述した第1および第2の実施の形
態では、回路および機器を付加せずにマイクロコンピュ
ータのソフトウエア形態で装置を構成したので、構成部
品点数に対する装置の信頼性レベルを低下させることが
ない。しかし、制御装置の一部または全部をハードウエ
ア形態で構成することももちろん可能である。
【0036】また、上述した第1および第2の実施の形
態ではモーター5に三相誘導電動機を用い、モーターコ
ントローラー7およびインバーター4にベクトル制御イ
ンバーターを用いた例を示すが、モーターおよびインバ
ーターの種類はこの実施形態に限定されず、例えば同期
電動機を用いたベクトル制御インバーターであってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の構成を図である。
【図2】 第1の実施の形態のモーターコントローラー
の制御ブロック図である。
【図3】 第1の実施の形態のメインマイコンの処理を
示すフローチャートである。
【図4】 第1の実施の形態のサブマイコンの処理を示
すフローチャートである。
【図5】 第1の実施の形態のモーター回転速度に対す
る電流指令値と電流フィードバック値の比較判定基準値
を示す図である。
【図6】 第2の実施の形態のサブマイコンの処理を示
すフローチャートである。
【図7】 第2の実施の形態のモーター回転速度に対す
る電流指令値と電流フィードバック値の比較判定基準値
を示す図である。
【符号の説明】
1 バッテリー 2 インバーターリレー 3 DCリンクコンデンサ 4 インバーター 5 モーター 6 トルクプロセッシングコントローラー 7 モーターコントローラー 8A,8B エンコーダ 9 電圧センサー 10 電流センサー 11 メインマイコン 12 モーター制御演算部 13 座標変換部 14 比較部 15 電流制御部 21 サブマイコン 22 モーター制御演算部 23 座標変換部 24 比較部 31 OR回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02P 5/41 302 H02P 5/41 302B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリーから供給される直流電力を交
    流電力に変換してモーターに印加するインバーターと、 トルク指令値に基づいて前記インバーターの出力電流指
    令値を演算する指令値演算手段と、 前記インバーターの出力電流を検出する電流検出手段
    と、 前記出力電流指令値と前記出力電流検出値とに基づいて
    電流フィードバック制御を行ない、前記インバーターを
    制御する電流制御手段と、 前記出力電流検出値Ifbkと前記出力電流指令値Irefと
    の差(Ifbk−Iref)が正の判定基準値Ith1より大き
    くなった時および差(Ifbk−Iref)が負の判定基準値
    Ith2(ただし、|Ith2|>|Ith1|)より小さく
    なった時に前記モーターを停止する停止制御手段とを備
    えることを特徴とする電気自動車のモーター駆動制御装
    置。
  2. 【請求項2】 バッテリーから供給される直流電力を交
    流電力に変換してモーターに印加するインバーターと、 トルク指令値に基づいて前記インバーターの出力電流指
    令値を演算する第1および第2の指令値演算手段と、 前記インバーターの出力電流を検出する第1および第2
    の電流検出手段と、 前記第1の指令値演算手段による出力電流指令値と前記
    第1の電流検出手段による出力電流検出値とに基づいて
    電流フィードバック制御を行ない、前記インバーターを
    制御する第1の制御手段と、 前記第2の電流検出手段による出力電流検出値Ifbkと
    前記第2の指令値演算手段による出力電流指令値Iref
    との差(Ifbk−Iref)が正の判定基準値Ith1より大
    きくなった時および差(Ifbk−Iref)が負の判定基準
    値Ith2(ただし、|Ith2|>|Ith1|)より小さ
    くなった時に前記モーターを停止する第2の制御手段と
    を備えることを特徴とする電気自動車のモーター駆動制
    御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の電気自
    動車のモーター駆動制御装置において、 前記モーターの回転速度を検出する回転速度検出手段を
    備え、 前記回転速度検出値の増加に応じて、前記正の判定基準
    値Ith1を増加するとともに前記負の判定基準値Ith2
    を低減することを特徴とする電気自動車のモーター駆動
    制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの項に記載の電
    気自動車のモーター駆動制御装置において、 前記インバーターのDCリンク電圧を検出する電圧検出
    手段を備え、 前記DCリンク電圧検出値の低下に応じて前記判定基準
    値Ith1およびIth2を低減することを特徴とする電気
    自動車のモーター駆動制御装置。
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