JPH10164676A - リモート制御システム - Google Patents

リモート制御システム

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JPH10164676A
JPH10164676A JP32260696A JP32260696A JPH10164676A JP H10164676 A JPH10164676 A JP H10164676A JP 32260696 A JP32260696 A JP 32260696A JP 32260696 A JP32260696 A JP 32260696A JP H10164676 A JPH10164676 A JP H10164676A
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眞理子 森
Saburo Ikeda
三郎 池田
Hiroyuki Sato
浩之 佐藤
Masatoshi Mizobe
正敏 溝邉
Takehiro Fujii
武弘 藤井
千津子 ▲吉▼田
Chizuko Yoshida
Hiromi Atsuta
裕美 熱田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の被制御装置に対して一斉にデータ等の
転送を行うことができ、かつ、同時に運用開始のできる
リモート制御装置を提供すること。 【解決手段】 遠隔地の被制御装置3との間でデータ通
信を行うデータ通信手段11と、全ての被制御装置3の
識別情報を格納する送信先情報格納手段12と、送信す
べき被制御装置3の識別情報と送信すべきプログラム情
報とから送信データを作成する送信データ作成手段13
とを有する主制御装置2と、自装置の識別情報を格納す
る識別情報格納手段33と、主制御装置2との間でデー
タ通信を行うデータ通信手段31と、受信データ中の識
別情報と識別情報格納手段33に格納された識別情報と
が一致した場合にプログラム情報を格納する情報格納手
段36と、情報格納手段36に格納されたプログラム情
報に基づいて装置内の動作制御を行う制御手段32とを
有する所定数の被制御装置3とを備えるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔地に設置され
た被制御装置に対してデータ等を設定するリモート制御
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遠隔地に設置された被制御装置に
対してデータ等を設定するシステムとしては、主制御装
置と、この主制御装置の設置位置から遠隔地に設置され
た被制御装置とからなる遠隔地制御システムがある。こ
のような遠隔地制御システムでは、主制御装置と被制御
装置との間を通信回線で接続することにより、主制御装
置において作成した制御パターンデータ等を被制御装置
側に転送できるように構成されている。このため、被制
御装置は、通信回線を介して転送された制御パターンデ
ータ等を格納するための不揮発性メモリを備えている。
【0003】以上の構成において、被制御装置側に設備
更新等に伴う制御手順の変更があった場合、主制御装置
は、新たな制御パターンデータを作成すると、被制御装
置と1対1の対話形式で制御パターンデータの転送を行
う。そして、被制御装置は、転送された制御パターンデ
ータを不揮発性メモリに書き込んで更新すると、主制御
装置からの制御信号により装置を初期化し、不揮発性メ
モリに書き込まれた制御パターンデータに基づいて再起
動する。これによって、被制御装置は、新たな制御手順
で動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の遠隔地制御システムにあっては、主制御装置
による被制御装置の制御は、1対1の対話形式で行うも
のであったため、以下に述べるような問題点があった。
すなわち、近時における通信としては、無線等を用いた
1対多の通信形態を採るものが増えており、このような
通信形態を前述の遠隔地制御システムに適用した場合、
主制御装置は複数の被制御装置を制御しなければならな
い。
【0005】ところが、従来の遠隔地制御システムで
は、基本的に1対1の対話形式によって制御していたた
め、主制御装置により一度に制御可能な被制御装置は1
台だけとなる。したがって、設備更新等に伴う制御手順
の変更により、複数の被制御装置の更新が必要となる場
合には、設置する被制御装置の数だけ、制御パターンデ
ータの転送および更新処理を行わなければならないとい
う問題が生じる。
【0006】さらに、複数の被制御装置を同時に立ち上
げて運用開始を行うためには、各被制御装置で再起動を
行う時間を細かく設定しなければならないという問題が
あった。具体的には、全ての被制御装置に対してデータ
の転送・更新が終了すると思われる時間以降の任意の時
間を予め設定し、この時間に各被制御装置が再起動する
ように個々の被制御装置に対して制御信号を与える。こ
のため、このような制御処理は複雑化であり、また、プ
ログラミングも大変であるという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、上記問題点を解決するた
め、複数の被制御装置に対して一斉にデータ等の転送を
行うことができ、かつ、同時に運用開始のできるリモー
ト制御システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のリモート
制御システムは、遠隔地に設置した複数の被制御装置ま
たは特定の被制御装置との間でデータ通信を行うデータ
通信手段と、このデータ通信手段での通信対象となる全
ての被制御装置の識別情報を格納する送信先情報格納手
段と、送信すべき被制御装置の識別情報と送信すべきプ
ログラム情報とに基づいて送信データを作成する送信デ
ータ作成手段とを有する主制御装置を備えている。これ
によって、本リモート制御装置の主制御装置は、複数の
被制御装置に対して同一データを同時に送信することが
できる。
【0009】請求項2記載のリモート制御システムは、
自装置の識別情報を格納する識別情報格納手段と、主制
御装置との間でデータ通信を行うデータ通信手段と、こ
のデータ通信手段による受信データ中の識別情報と識別
情報格納手段に格納された識別情報とが一致するか否か
を判定する情報判定手段と、この情報判定手段により識
別情報が一致するものと判定されたときに受信データ中
のプログラム情報を格納する情報格納手段と、この情報
格納手段に格納されたプログラム情報に基づいて装置内
の動作制御を行う制御手段とを有する所定数の被制御装
置を備えている。これによって、本リモート制御装置の
被制御装置は、送られてくるデータが自装置に対するも
のであるか否かを識別情報に基づいて判定し、自装置に
対するデータである場合にだけ、プログラム情報を格納
し、このプログラム情報に基づいて動作する。したがっ
て、主制御装置から送信されるデータを複数の被制御装
置で同時に処理することができる。
【0010】請求項3記載のリモート制御システムは、
遠隔地に設置した複数の被制御装置または特定の被制御
装置との間でデータ通信を行うデータ通信手段と、この
データ通信手段での通信対象となる全ての被制御装置の
識別情報を格納する送信先情報格納手段と、送信すべき
被制御装置の識別情報と送信すべきプログラム情報とに
基づいて送信データを作成する送信データ作成手段とを
有する主制御装置と、自装置の識別情報を格納する識別
情報格納手段と、主制御装置との間でデータ通信を行う
データ通信手段と、このデータ通信手段による受信デー
タ中の識別情報と識別情報格納手段に格納された識別情
報とが一致するか否かを判定する情報判定手段と、この
情報判定手段により識別情報が一致するものと判定され
たときに受信データ中のプログラム情報を格納する情報
格納手段と、この情報格納手段に格納されたプログラム
情報に基づいて装置内の動作制御を行う制御手段とを有
する所定数の被制御装置とを備えている。これによっ
て、主制御装置は複数の被制御装置に対して同一データ
を同時に送信することができ、各被制御装置は主制御装
置からのデータを同時に処理することができる。
【0011】請求項4記載のリモート制御システムにお
ける情報格納手段は、全てのプログラム情報を受信する
まで、受信データ中のプログラム情報を逐次蓄積するバ
ッファメモリと、バッファメモリ内に全てのプログラム
情報が蓄積された後に、このプログラム情報をまとめて
格納するプログラム格納メモリとを有する。すなわち、
不揮発性メモリに書き込むべきプログラム情報を予めバ
ッファメモリ内に蓄えておくことで、書き込み動作を確
実に行うことができる。
【0012】請求項5記載のリモート制御システムにお
ける被制御装置は、主制御装置に対してデータを返送す
る場合、返送すべきデータに識別情報格納手段に格納さ
れた自装置の識別情報を付加する。これによって、主制
御装置は、複数の被制御装置からのデータ返送を受信し
ても、各データがどの被制御装置から送信されたものか
を容易に把握することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施例に基づい
て本発明を詳細に説明する。図1は、本実施例における
リモート制御システムの全体構成を示す図である。本実
施例のリモート制御システム1は、大別して、1台の主
制御装置2と、n(nは正の整数)台の被制御装置3か
ら構成されている。主制御装置2は、アンテナ10と、
データ通信手段となるデータ通信部11と、送信先情報
格納手段となる不揮発性メモリ12と、送信データ作成
手段となる制御回路13と、外部記憶装置14と、入出
力部となる制御卓15とを備え、遠隔地に設置された複
数の被制御装置3または特定の被制御装置3との間で無
線通信によるデータ通信を行い、各被制御装置3にプロ
グラム情報を送信するとともに、再起動させるための制
御信号を与えるものである。
【0014】データ通信部11は、アンテナ10からデ
ータを送信したり、アンテナ10によってデータを受信
したりするためのものであり、信号線21を介して制御
回路13との間で送受信データのやりとりを行う。不揮
発性メモリ12は、制御対象となる各被制御装置3の識
別情報を格納しておくためのものであり、信号線22を
介して格納した識別情報を制御回路13に転送する。制
御回路13は、CPU16,RAM17,ROM18等
から構成され、信号線23〜25を介して制御信号の入
出力を行い、主制御装置2全体を制御するためのもので
ある。また、制御回路13は、送信すべきプログラム情
報に対して不揮発性メモリ12から読み込んだ送信先の
識別情報を付与することによって送信データを作成する
機能も有している。なお、ROM18は、EPROM
(Erasable Programmable Read Only Memory)やEEP
ROM(Electrically ErasableProgrammable Read Onl
y Memory )により構成され、データの書き込むも可能
となっている。
【0015】外部記憶装置14は、大容量の不揮発性情
報格納媒体であり、信号線26を介して制御回路13に
よるデータの読み書きを行うためのものである。制御卓
15は、出力部となる表示装置19と、入力部となるキ
ーボード20とを備え、制御部13に対して必要な指示
を行ったり、情報を得たりするためのものである。被制
御装置3は、アンテナ30と、データ通信手段となるデ
ータ通信部31と、情報判定手段および制御手段として
の機能を有する制御回路32と、識別情報格納手段とな
る不揮発性メモリ33とを備え、主制御装置2との間で
無線通信によるデータ通信を行い、主制御装置2から送
られてくるプログラム情報を取り込むとともに、このプ
ログラム情報に基づいて新たな制御を行うものである。
【0016】データ通信部31は、アンテナ30からデ
ータを送信したり、アンテナ30によってデータを受信
したりするためのものであり、信号線41を介して制御
回路32との間で送受信データのやりとりを行う。制御
回路32は、CPU34,バッファメモリとなるRAM
35,プログラム格納メモリとなるROM36等から構
成され、信号線42〜44を介して制御信号の入出力を
行い、被制御装置3全体を制御するためのものである。
また、制御回路32は、送信すべき返送データに対して
不揮発性メモリ33から読み込んだ自装置の識別情報を
付与する機能も有している。また、ROM36は、RO
M18と同様に、EPROMやEEPROMにより構成
され、データの書き込むも可能となっている。
【0017】また、制御回路32は、データ通信部31
により受信した、主制御装置2からの受信データ中の識
別情報と、不揮発性メモリ33から読み込んだ識別情報
とが一致するか否かを判定する機能や、一致していた場
合に、主制御装置2からの受信データ中のプログラム情
報をRAM35内に一旦蓄え、その後、ROM36の格
納するデータ転送処理機能も備えている。不揮発性メモ
リ33は、自装置の識別情報を格納しておくためのもの
であり、信号線45を介して格納した識別情報を制御回
路32に転送する。
【0018】次に、上述の実施例におけるリモート制御
システムにおける主制御装置2および被制御装置3の動
作例を説明する。主制御装置2は、制御卓15からの入
力に基づき被制御装置3に対して、「データ読出要
求」、「RAM格納要求」、「データ格納要求」、
「立ち上げ要求」等を行う。そして、被制御装置3
は、主制御装置2からの各要求に対して図2および図3
に示すような処理を行う。
【0019】図2は、主制御装置からの制御命令に対す
る被制御装置の動作を示す図である。図2に示すよう
に、被制御装置3の電源を投入すると、制御回路32
は、ROM36内のプログラムにしたがって初期設定を
行う(ステップS101)。次に、主制御装置2からの
要求が「立ち上げ要求」であるか否かをチェックし(ス
テップS102)、このステップS102の判断処理に
おいて、主制御装置2からの要求が「立ち上げ要求」で
あれば(ステップS102;Yes)、制御回路32は
装置をリセットして上記ステップS101からの処理を
再実行する。一方、上記ステップS102の判断処理に
おいて、主制御装置2からの要求が「立ち上げ要求」で
なければ(ステップS102;No)、主制御装置2か
らの要求が「データ読出要求」であるか否かをチェック
する(ステップS103)。
【0020】このステップS103の判断処理におい
て、主制御装置2からの要求が「データ読出要求」であ
れば(ステップS103;Yes)、制御回路32にお
いてデータ読出処理を起動し、ROM36内に格納され
た現在のプログラムバージョンを示す情報を返送用デー
タフォーマットに変換する(ステップS104)。そし
て、返送用データに結果が正常である旨のフラグデータ
を付加し(ステップS105)、さらに、自装置の識別
情報であるステーション番号を付加して主制御装置2に
返送する、返送処理を実行し(ステップS106)、再
度、上記ステップS102の処理に戻る。
【0021】また、上記ステップS103の判断処理に
おいて、主制御装置2からの要求が「データ読出要求」
でなければ(ステップS103;No)、図3に示すよ
うに、主制御装置2からの要求が「RAM格納要求」で
あるか否かをチェックする(ステップS107)。この
ステップS107の判断処理において、主制御装置2か
らの要求が「RAM格納要求」であれば(ステップS1
07;Yes)、制御回路32は、受信データのフォー
マットが正常であるか否かをチェックし(ステップS1
08)、データフォーマットが正常であれば(ステップ
S108;Yes)、RAM35内にプログラム情報を
取り込んで、上記ステップS105の処理に進み、デー
タフォーマットが異常であれば(ステップS108;N
o)、返送用データに結果が異常である旨のフラグデー
タを付加し(ステップS109)、上記ステップS10
6の処理に進む。
【0022】一方、上記ステップS107の判断処理に
おいて、主制御装置2からの要求が「RAM格納要求」
でなければ(ステップS107;No)、主制御装置2
からの要求が「データ格納要求」であるか否かをチェッ
クする(ステップS110)。このステップS110の
判断処理において、主制御装置2からの要求が「データ
格納要求」であれば(ステップS110;Yes)、制
御回路32は、他の処理による誤動作を防ぐために割り
込み禁止状態とし(ステップS111)、RAM35に
格納されているプログラム情報をROM36にまとめて
転送・格納した後(ステップS112)、割り込み許可
状態とする(ステップS113)。
【0023】そして、処理が正常に終了したか否かのチ
ェックを行い(ステップS114)、処理が正常に終了
すれば(ステップS114;Yes)、上記ステップS
105の処理に進み、処理が異常終了となったときには
(ステップS114;No)、上記ステップS109の
処理に進んで、ROMに対する書き込み結果を主制御装
置2に返送する。また、上記ステップS110の判断処
理において、主制御装置2からの要求が「データ格納要
求」でもなかった場合には(ステップS110;N
o)、主制御装置2からの制御命令に対応するその他の
処理を実行する(ステップS115)。
【0024】以下、主制御装置2側で被制御装置3の制
御プログラムを更新が必要となったときの処理について
説明する。図4は、リモート制御システム全体の動作例
を説明するための図である。まず、被制御装置3の制御
プログラム更新を行う場合、主制御装置2は、現在、被
制御装置3において起動しているプログラムのバージョ
ンを確認するため、「データ読出要求」を全ての被制御
装置3に対して送信する(ステップS201)。
【0025】「データ読出要求」を受信した各被制御装
置3は、データ読出処理を起動し、データ編集を行い
(ステップS202)、結果を主制御装置2に返送する
(ステップS203)。各被制御装置3から結果返送を
受けた主制御装置2では、識別情報となるステーション
番号によって、どの被制御装置3からの返送結果である
かを容易に把握することができるため、返送されたプロ
グラムバージョンを参照して、更新の必要なバージョン
のプログラムで動作している被制御装置3に対して「R
AM格納要求」を送信するとともに、続けて新しいプロ
グラム情報を送信する(ステップS205)。
【0026】「RAM格納要求」を受信した被制御装置
3は、自装置のオンライン処理に影響のないRAM35
の領域に、新しいプログラム情報を格納し(ステップS
206)、結果を主制御装置2に返送する(ステップS
207)。そして、主制御装置2側で結果が正常である
旨の確認をすると(ステップS208)、プログラム情
報を転送し終わるまで、データ転送処理を繰り返し実行
する(ステップS209)。そして、全てのデータを転
送し終わると、主制御装置2は、新しいプログラム情報
を送信した被制御装置3に対して「データ格納要求」を
送信する(ステップS210)。
【0027】「データ格納要求」を受信した被制御装置
3は、RAM35内のプログラム情報をROM36にま
とめて格納し(ステップS211)、結果を主制御装置
2に返送する(ステップS212)。そして、主制御装
置2側で結果が正常である旨の確認をすると(ステップ
S213)、全ての被制御装置3に対して「立ち上げ要
求」を送信する(ステップS214)。これによって、
「立ち上げ要求」を受信した全ての被制御装置3は、一
斉にリセット状態となり、ROM36に格納されている
新しいプログラム情報に基づいて、あるいは、変更が不
要だったバージョンのプログラム情報に基づいて、再起
動する(ステップS215)。
【0028】以上説明したように、本実施例では、主制
御装置2から被制御装置3に対してデータを送信する
際、あるいは、被制御装置3から主制御装置2に対して
データを返送する際に、被制御装置3を示す識別情報で
あるステーション番号を付加することにより、1台の主
制御装置によって複数の被制御装置を一括して制御する
ことができ、1対多の通信環境においても確実な制御が
できる。また、設備更新や機能向上等に伴うプログラム
情報のインストールのときは、従来例と比較して大幅に
工数を削減することができる。さらに、主制御装置2か
ら全ての被制御装置3に対して「立ち上げ要求」を行う
ことにより、個別に開始時刻を設定することなく、複数
の被制御装置3を一斉に立ち上げることができ、容易に
同時運用を行うことができる。
【0029】なお、前述の実施例では、不揮発性メモリ
12および制御回路13内のROM18、あるいは、不
揮発性メモリ33および制御回路32内のROM36
は、それぞれ独立したものとして示しているが、一つに
まとめることにより部品点数を減らすようにしてもよ
い。また、前述の実施例では、データ通信部11,31
において、無線通信によりデータ通信を行う場合を例示
しているが、ケーブル等のデータ伝送路を用いた有線通
信であっても構わない。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1および3記載の発明では、主制御装置から複数の被制
御装置に対して同一データを同時に送信することがで
き、また、請求項2および3記載の発明では、被制御装
置において、送られてくるデータが自装置に対するもの
であるか否かを識別情報に基づいて判定することで、主
制御装置から送信されるデータを複数の被制御装置で同
時に処理することができる。
【0031】また、請求項4記載の発明では、不揮発性
メモリに書き込むべきプログラム情報を予めバッファメ
モリ内に蓄えておくことで、書き込み動作を確実に行う
ことができ、請求項5記載の発明では、主制御装置に対
して複数の被制御装置から返送があっても、どの被制御
装置からの返送かを容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるリモート制御システムの全体
構成を示す図である。
【図2】主制御装置からの制御命令に対する被制御装置
の動作を示す図である。
【図3】図2に続く、主制御装置からの制御命令に対す
る被制御装置の動作を示す図である。
【図4】リモート制御システム全体の動作例を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 リモート制御システム 2 主制御装置 3 被制御装置 10 アンテナ 11 データ通信部(データ通信手段) 12 不揮発性メモリ(送信先情報格納手段) 13 制御回路(送信データ作成手段) 14 外部記憶装置 15 制御卓 16 CPU 17 RAM 18 ROM 19 表示装置 20 キーボード 30 アンテナ 31 データ通信部(データ通信手段) 32 制御回路(情報判定手段,制御手段) 33 不揮発性メモリ(識別情報格納手段) 34 CPU 35 RAM(バッファメモリ,情報格納手段) 36 ROM(プログラム格納メモリ,情報格納手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 溝邉 正敏 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 藤井 武弘 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 ▲吉▼田 千津子 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 熱田 裕美 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔地に設置した複数の被制御装置また
    は特定の被制御装置との間でデータ通信を行うデータ通
    信手段と、このデータ通信手段での通信対象となる全て
    の被制御装置の識別情報を格納する送信先情報格納手段
    と、送信すべき被制御装置の識別情報と送信すべきプロ
    グラム情報とに基づいて送信データを作成する送信デー
    タ作成手段とを有する主制御装置を具備することを特徴
    とするリモート制御システム。
  2. 【請求項2】 自装置の識別情報を格納する識別情報格
    納手段と、前記主制御装置との間でデータ通信を行うデ
    ータ通信手段と、このデータ通信手段による受信データ
    中の識別情報と前記識別情報格納手段に格納された識別
    情報とが一致するか否かを判定する情報判定手段と、こ
    の情報判定手段により識別情報が一致するものと判定さ
    れたときに受信データ中のプログラム情報を格納する情
    報格納手段と、この情報格納手段に格納されたプログラ
    ム情報に基づいて装置内の動作制御を行う制御手段とを
    有する所定数の被制御装置を具備することを特徴とする
    リモート制御システム。
  3. 【請求項3】 遠隔地に設置した複数の被制御装置また
    は特定の被制御装置との間でデータ通信を行うデータ通
    信手段と、このデータ通信手段での通信対象となる全て
    の被制御装置の識別情報を格納する送信先情報格納手段
    と、送信すべき被制御装置の識別情報と送信すべきプロ
    グラム情報とに基づいて送信データを作成する送信デー
    タ作成手段とを有する主制御装置と、 自装置の識別情報を格納する識別情報格納手段と、前記
    主制御装置との間でデータ通信を行うデータ通信手段
    と、このデータ通信手段による受信データ中の識別情報
    と前記識別情報格納手段に格納された識別情報とが一致
    するか否かを判定する情報判定手段と、この情報判定手
    段により識別情報が一致するものと判定されたときに受
    信データ中のプログラム情報を格納する情報格納手段
    と、この情報格納手段に格納されたプログラム情報に基
    づいて装置内の動作制御を行う制御手段とを有する所定
    数の被制御装置とを具備することを特徴とするリモート
    制御システム。
  4. 【請求項4】 前記情報格納手段は、全てのプログラム
    情報を受信するまで、受信データ中のプログラム情報を
    逐次蓄積するバッファメモリと、 前記バッファメモリ内に全てのプログラム情報が蓄積さ
    れた後に、このプログラム情報をまとめて格納するプロ
    グラム格納メモリとを有することを特徴とする請求項2
    または3記載のリモート制御システム。
  5. 【請求項5】 前記被制御装置は、前記主制御装置に対
    してデータを返送する場合、返送すべきデータに前記識
    別情報格納手段に格納された自装置の識別情報を付加す
    ることを特徴とする請求項2,3または4記載のリモー
    ト制御システム。
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