JPH10164520A - 信号変換装置および方法 - Google Patents

信号変換装置および方法

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JPH10164520A
JPH10164520A JP8314780A JP31478096A JPH10164520A JP H10164520 A JPH10164520 A JP H10164520A JP 8314780 A JP8314780 A JP 8314780A JP 31478096 A JP31478096 A JP 31478096A JP H10164520 A JPH10164520 A JP H10164520A
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Tetsujiro Kondo
哲二郎 近藤
Yasuhiro Fujimori
泰弘 藤森
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変換後のHD(High Definition)信号に対
応する画像の画質を良好にする。 【解決手段】 パターン決定部11は、注目画素の周辺
のSD(Standard Definition)画素を調べ、適当なS
D画素パターンを選択する。予測係数ROM12は、そ
のパターンに対応する、すべてクラスの係数セット{a
i}をクラス決定部14に出力する。一方、パターン選
択部13は、SD信号から、そのパターンの画素を抽出
し、クラス決定部14に出力する。クラス決定部14
は、供給されたSD画素と係数セットより、予測誤差の
少ないクラスを選択する。そして、予測係数ROM21
は、選択されたパターンとクラスに対応する係数セット
{wi}を演算部22に出力する。演算部22は、その
係数セットと、上記のパターンのSD画素との積和演算
の結果を注目画素のHD信号として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号変換装置およ
び方法に関し、特に、所定の画素の値を近傍の画素の値
から算出するときの近傍の画素の複数のパターンのう
ち、HD信号の所定の画素の値を、標準TV信号から生
成するときに使用するパターンを選択し、所定の方式で
画素が分類されている複数のクラスのうち、HD信号の
所定の画素が属するクラスを選択し、選択したパターン
およびクラスに対応して、標準TV信号から、HD信号
の所定の画素の値を生成する信号変換装置および方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】最近、標準TV(television)信号(S
D(Standard Definition)信号)をHD(High Defini
tion)信号に変換するアップコンバータが開発されつつ
ある。
【0003】図10は、SD信号における各画素の配置
とHD信号における各画素の配置の対応関係の一例を示
している。ここでは、説明の簡素化のために、HD信号
の画素数を、水平方向および垂直方向にそれぞれ2倍と
している。図中の「◎」の位置のSD信号の画素(SD
画素)に注目すると、近傍の4箇所(図中のmode
1,mode2,mode3,mode4)にHD信号
の画素(HD画素)が存在する。
【0004】従来のアップコンバータにおいては、補間
フィルタでSD信号の画素からHD信号に対応する補間
画素を生成することにより、SD信号がHD信号に変換
される。
【0005】図11は、SD信号のフィールドデータか
ら、HD画素を生成する補間フィルタである2次元ノン
セパラブルフィルタ(図11(A))と、水平/垂直セ
パラブルフィルタ(図11(B))の構成例を示してい
る。
【0006】図11(A)の2次元ノンセパラブルフィ
ルタにおいては、SD信号が、mode1用2次元フィ
ルタ61、mode2用2次元フィルタ62、mode
3用2次元フィルタ63、および、mode4用2次元
フィルタ64に、それぞれ供給される。
【0007】mode1用2次元フィルタ61、mod
e2用2次元フィルタ62、mode3用2次元フィル
タ63、および、mode4用2次元フィルタ64は、
近傍のSD画素から、各modeのHD画素を2次元フ
ィルタにより生成し、そのHD画素をそれぞれ選択部6
5に出力する。
【0008】そして、選択部65は、mode1用2次
元フィルタ61、mode2用2次元フィルタ62、m
ode3用2次元フィルタ63、および、mode4用
2次元フィルタ64より供給されたHD画素を直列化
し、そのデータをHD信号として出力する。
【0009】図11(B)の水平/垂直セパラブルフィ
ルタにおいては、SD信号が、垂直補間フィルタ71,
73に、それぞれ供給される。
【0010】垂直補間フィルタ71は、SD信号より、
mode1およびmode2に対応する走査線データを
生成し、そのデータを水平補間フィルタ72に出力し、
垂直補間フィルタ73は、SD信号より、mode3お
よびmode4に対応する走査線データを生成し、その
データを水平補間フィルタ74に出力する。
【0011】水平補間フィルタ72は、供給された各走
査線に対して水平フィルタ処理を行い、mode1およ
びmode2の位置のHD画素を生成し、そのデータを
選択部75に出力し、水平補間フィルタ74は、供給さ
れた各走査線に対して水平フィルタ処理を行い、mod
e3およびmode4の位置のHD画素を生成し、その
データを選択部75に出力する。
【0012】そして、選択部75は、水平補間フィルタ
72より供給されたmode1およびmode2のHD
画素と、水平補間フィルタ74より供給されたmode
3およびmode4のHD画素を直列化し、そのデータ
をHD信号として出力する。
【0013】以上のようにして、補間フィルタによりS
D信号がHD信号に変換されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにしてHD信号を生成する場合、画素数は増えるも
のの、補間フィルタとして理想フィルタを使用しても、
HD信号の空間解像度は、SD信号のそれとほとんど変
わらないので、HD信号に対応する画像を大画面で観賞
すると、視覚的に画質が良好ではないという問題を有し
ている。
【0015】本発明は、そのような状況に鑑みてなされ
たもので、所定の画素の値を近傍の画素の値から算出す
るときの近傍の画素の複数のパターンのうち、HD信号
の所定の画素の値を標準TV信号から生成するときに使
用するパターンを選択し、所定の方式で画素が分類され
ている複数のクラスのうち、HD信号の所定の画素が属
するクラスを選択し、選択したパターンおよびクラスに
対応して、標準TV信号からHD信号の所定の画素の値
を生成するようにして、変換後のHD信号に対応する画
像の画質を良好にするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の信号変
換装置は、所定の画素の値を近傍の画素の値から算出す
るときの近傍の画素の複数のパターンと、所定の方式で
画素が分類されている複数のクラスの、パターンおよび
クラス毎に、所定の画素の値を、近傍の画素の値から算
出するときに利用される係数を記憶する記憶手段と、複
数のパターンのうち、HD信号の所定の画素の値を、標
準TV信号から生成するときに使用するパターンを選択
するパターン選択手段と、複数のクラスのうち、所定の
画素が属するクラスを選択するクラス選択手段と、選択
されたパターンおよびクラスに対応して、標準TV信号
から、HD信号の所定の画素の値を生成する生成手段と
を備えることを特徴とする。
【0017】請求項7に記載の信号変換方法は、所定の
画素の値を近傍の画素の値から算出するときの近傍の画
素の複数のパターンのうち、HD信号の所定の画素の値
を、標準TV信号から生成するときに使用するパターン
を選択するステップと、所定の方式で画素が分類されて
いる複数のクラスのうち、HD信号の所定の画素が属す
るクラスを選択するステップと、選択したパターンおよ
びクラスに対応して、標準TV信号から、HD信号の所
定の画素の値を生成するステップとを備えることを特徴
とする。
【0018】請求項1に記載の信号変換装置において
は、記憶手段が、所定の画素の値を近傍の画素の値から
算出するときの近傍の画素の複数のパターンと、所定の
方式で画素が分類されている複数のクラスの、パターン
およびクラス毎に、所定の画素の値を、近傍の画素の値
から算出するときに利用される係数を記憶するととも
に、パターン選択手段は、複数のパターンのうち、HD
信号の所定の画素の値を、標準TV信号から生成すると
きに使用するパターンを選択し、クラス選択手段は、複
数のクラスのうち、所定の画素が属するクラスを選択
し、生成手段は、選択されたパターンおよびクラスに対
応して、標準TV信号から、HD信号の所定の画素の値
を生成する。
【0019】請求項7に記載の信号変換方法において
は、所定の画素の値を近傍の画素の値から算出するとき
の近傍の画素の複数のパターンのうち、HD信号の所定
の画素の値を、標準TV信号から生成するときに使用す
るパターンを選択し、所定の方式で画素が分類されてい
る複数のクラスのうち、HD信号の所定の画素が属する
クラスを選択し、選択したパターンおよびクラスに対応
して、標準TV信号から、HD信号の所定の画素の値を
生成する。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の信号変換装置の
第1の実施の形態の構成を示している。この信号変換装
置は、入力されるSD信号に対応して、所定のHD画素
を生成するときに利用されるSD画素のパターン(後
述)と、そのHD画素が所定の分類方法(後述)で分類
されるクラスを選択するクラス分類部1、入力されるS
D信号を、所定の領域の画素で構成されるブロックごと
に適応処理部3(生成手段)に供給するブロック生成部
2、および、クラス分類部1により選択された画素のパ
ターンとクラスに対応する係数と、ブロック生成部2よ
り供給される画素データとの積和を計算し、その結果を
HD信号として出力する適応処理部3で構成されてい
る。
【0021】クラス分類部1のパターン決定部11(パ
ターン選択手段)は、注目画素の周辺のSD画素に対し
て、縦方向、横方向、左上がりの斜め方向、右上がりの
斜め方向における画素の相関を調べ、相関の強い方向に
配列している画素のパターンを、画素の予測値を算出す
るときに使用する画素のパターンとして選択するように
なされている。
【0022】従って、パターン決定部11は、縦方向の
相関が強い場合、図2(A)に示すように垂直方向に配
列しているSD画素のパターンを選択し、横方向の相関
が強い場合、図2(B)に示すように水平方向に配列し
ているSD画素のパターンを選択するとともに、左上が
りの斜め方向の相関が強い場合、図2(C)に示すよう
に左上がりの斜め方向に配列しているSD画素のパター
ンを選択し、右上がりの斜め方向の相関が強い場合、図
2(D)に示すように右上がりの斜め方向に配列してい
るSD画素のパターンを選択し、選択したパターンに対
応する値(信号)を予測係数ROM12(記憶手段)お
よびパターン選択部13に供給するようになされてい
る。
【0023】また、パターン決定部11は、注目画素の
周辺のSD画素に、強い相関の方向がない場合、注目画
素の周辺のアクティビティの値に対応して、図2(E)
乃至図2(G)に示すように、2次元のSD画素のパタ
ーンのいずれかを選択するようになされている。
【0024】予測係数ROM12は、所定のHD画素を
生成するときに利用されるSD画素のパターンと、所定
の分類方法でSD画素が分類されるクラスとに対応し
て、そのパターンに含まれるSD画素から、注目画素に
対応するSD予測値(SD画素の予測値)を算出すると
きに、各SD画素の値に乗じる予測係数aiのセット
{ai}(そのパターンに含まれるSD画素の数と同一
の数の係数)を予め記憶している。
【0025】即ち、予測係数ROM12は、SD画素の
パターン数とクラス数の積の数だけ係数セット{ai
を記憶している。
【0026】また、予測係数ROM12は、パターン決
定部11より供給されたSD画素のパターンの情報に対
応して、そのパターンに対応する、すべてクラスの係数
セット{ai}をクラス決定部14(クラス決定手段)
に出力するようになされている。
【0027】パターン選択部13は、パターン決定部1
1より供給されたSD画素のパターンの情報に対応し
て、入力されたSD信号から、そのパターンに含まれる
画素を抽出し、抽出したSD画素のデータをクラス決定
部14に出力するようになされている。
【0028】クラス決定部14は、パターン選択部13
から供給されたSD画素と、予測係数ROM12より供
給された所定の数のクラスに対応する係数セット
{ai}との積和を、各クラスに対応するSD予測値
(SD画素の予測値)としてそれぞれ算出し、それらの
SD予測値のうち予測誤差が最も小さいものに対応する
クラスを選択し、その選択したクラスと、パターン決定
部11に選択されたパターンを示す信号を適応処理部3
の予測係数ROM21(第2の記憶手段)に出力するよ
うになされている。
【0029】適応処理部3の予測係数ROM21は、所
定のHD画素を生成するときに利用されるSD画素のパ
ターンと、そのHD画素が所定の分類方法で分類される
クラスとに対応して、そのパターンに含まれるSD画素
から注目画素に対応するHD予測値(HD画素の予測
値)を算出するときに、各SD画素に乗じる係数のセッ
ト{wi}(そのパターンに含まれるSD画素の数と同
一の数の係数)を予め記憶している。
【0030】即ち、予想係数ROM21は、SD画素の
パターンと、クラス数の積の数だけ係数セット{wi
を記憶している。
【0031】また、予測係数ROM21は、クラス分類
部1のクラス決定部14より供給された信号に対応し
て、選択されたパターンおよびクラスに対応する係数セ
ット{wi}を演算部22に出力するようになされてい
る。
【0032】演算部22は、予測係数ROM21より供
給された係数セット{wi}と、ブロック生成部2より
供給されたSD画素のうちの、上述のパターンに対応す
る画素値との積和演算を行い、その演算結果を注目画素
のHD信号として出力するようになされている。
【0033】次に、図3のフローチャートを参照して、
図1の信号変換装置の動作について説明する。
【0034】最初に、ステップS1において、クラス分
類部1のパターン決定部11は、注目画素の周辺のSD
画素に対して、縦方向、横方向、左上がりの斜め方向、
右上がりの斜め方向における画素の相関を調べ、縦方向
の相関が強い場合、図2(A)に示すように垂直方向に
配列しているSD画素のパターンを選択し、横方向の相
関が強い場合、図2(B)に示すように水平方向に配列
しているSD画素のパターンを選択するとともに、左上
がりの斜め方向の相関が強い場合、図2(C)に示すよ
うに左上がりの斜め方向に配列しているSD画素のパタ
ーンを選択し、右上がりの斜め方向の相関が強い場合、
図2(D)に示すように右上がりの斜め方向に配列して
いるSD画素のパターンを選択し、選択したパターンに
対応する値(信号)を予測係数ROM12およびパター
ン選択部13に供給する。
【0035】また、パターン決定部11は、注目画素の
周辺のSD画素において、強い相関がない場合、注目画
素の周辺のアクティビティの値に対応して、図2(E)
乃至図2(G)に示すように、2次元のSD画素のパタ
ーンのいずれかを選択する。
【0036】そして、予測係数ROM12は、パターン
決定部11より供給されたSD画素のパターンの情報に
対応して、そのパターンに対応する、すべてクラスの係
数セット{ai}をクラス決定部14に出力する。
【0037】一方、パターン選択部13は、パターン決
定部11より供給されたSD画素のパターンの情報に対
応して、そのパターンに含まれる画素を、入力されたS
D信号から抽出し、抽出したSD画素のデータをクラス
決定部14に出力する。
【0038】次に、ステップS2において、クラス分類
部1のクラス決定部14は、パターン選択部13から供
給されたSD画素と、予測係数ROM12より供給され
た所定の数のクラスに対応する係数セット{ai}よ
り、注目画素に対応するクラスを選択する。
【0039】ここで、図4のフローチャートを参照し
て、ステップS2におけるクラス決定部14の動作につ
いて説明する。
【0040】ステップS21において、クラス決定部1
4は、SD予測値が算出されたクラスをカウントするカ
ウンタnの値を0に設定する。
【0041】次に、クラス決定部14は、ステップS2
2において、所定のクラスに対応する係数セット
{ai}と、供給されたSD画素値との積和を演算し、
その演算結果であるSD予測値と、注目画素の実際のS
D画素値から予測誤差を算出し、ステップS23におい
て、そのクラスに対応する予測誤差を、内蔵する記憶部
(図示せず)に記憶させる。
【0042】例えば、画素パターンとして、図2(G)
のもの(24個の周辺画素を含む)を利用する場合、S
D予測値ySD’は、次式に従って、24個の画素x
i(i=1,・・・,24)と、それに対応する24個
の予測係数aiより算出される。
【数1】
【0043】そして、ステップS24において、クラス
決定部14は、カウンタnの値を1だけ増加させた後、
ステップS25に進む。
【0044】ステップS25において、クラス決定部1
4は、カウンタnの値がクラス数Nと同一であるか否か
を判断し、カウンタnの値がクラス数Nと同一ではない
場合、すべてのクラスに対する予測誤差を算出していな
いので、ステップS22に戻り、次のクラスに対する予
測誤差を算出する。
【0045】一方、ステップS25において、クラス決
定部14は、カウンタnの値がクラス数Nと同一である
と判断した場合、ステップS26に進み、N個のクラス
に対する予測誤差のうちの最小値を調べ、ステップS2
7において、その最小値に対応するクラスを、注目画素
に対応するクラスに選択する。
【0046】このようにして、クラス決定部14は、注
目画素に対応するクラスを選択し、その情報を、既に選
択されている画素パターンの情報とともに、適応処理部
3の予測係数ROM21に出力する。
【0047】次に、図3のステップS3に進み、適応処
理部3の予測係数ROM21は、クラス分類部1のクラ
ス決定部14より供給された信号に対応して、選択され
たパターンおよびクラスに対応する係数セット{wi
を演算部22に出力する。
【0048】そして、演算部22は、予測係数ROM2
1より供給された係数セット{w}と、ブロック生成
部2より供給されたSD画素のうちの上述のパターンに
対応するものとの積和演算を行い、その演算結果を注目
画素のHD信号として出力する。
【0049】例えば、HD予測値yHD’は、図2
(F)に示す画素パターンが選択されている場合、次式
に示すように、その画素パターンに含まれている12個
の画素と中心の画素の合計13個のSD画素の値x
iと、それらの画素に対応する予測係数セット{wi}よ
り、式(2)に従って算出される。
【数2】
【0050】以上のようにして、SD信号が、HD信号
に変換される。
【0051】次に、図5のフローチャートおよび図6を
参照して、予測係数ROM12に記憶されているSD予
測値に対応する係数セット{ai}と、予測係数ROM
21に記憶されているHD予測値に対応する係数セット
{wi}を算出する方法について説明する。
【0052】最初に、ステップS41において、現在の
クラス数を表す変数Ncの値が、1に設定される。そし
て、クラス分類が全く行われていない状態、即ち、クラ
ス数が1である状態において、所定の画素パターンに含
まれるn個の画素に対応するn個の予測係数で構成され
る係数セットA={ai}が、1画面に対応するm個の
SD画素YSDと、入力されるSD画素を、その画素パタ
ーンに含まれる画素ごとにブロック化したデータXか
ら、以下のように最小自乗法を利用して算出される。
【0053】1画面分の画素に対応するm個のSD予測
値で構成されるベクトルYSD’は、式(3)に示すよう
に、係数セットAとデータXで表される。
【数3】
【0054】このときのSD予測値YSD’と、実際のS
D画素YSDとの誤差(ベクトル)をEとすると、次式に
示す残差方程式が得られる。
【数4】
【0055】各予測係数aiの最確値は、誤差ベクトル
の2乗(ノルムの2乗)|E|2を最小にするときの値
となる。従って、予測係数aiの最確値は、式(5)に
示すn個の条件を満足するものとなる。
【数5】
【0056】一方、上述の誤差ベクトルEの要素eを予
測係数aiで偏微分すると、式(6)の関係が得られ
る。
【数6】
【0057】従って、上記の式(5),(6)より、次
の関係式が得られる。
【数7】
【0058】そして、式(7)と、式(4)より、次に
示す正規方程式が得られる。
【数8】
【0059】この正規方程式は、未知数である予測係数
iの個数と同一の数の連立方程式であるので、例えば
掃き出し法(Gauss-Jordanの消去法)で解くことができ
る。
【0060】このように最小2乗法を利用して、まず、
クラス分割していない(クラス数Ncが1である)状態
の予測係数セット{ai}が算出される。
【0061】なお、ステップS41の終了した時点で
は、クラス数は1であり、予測係数セットの数も1であ
るので、図6の状態41に対応する。
【0062】次に、ステップS42において、現在のク
ラス数Ncが、予め設定されているクラス数(最終的に
生成するクラス数)Nと同一であるか否かが判断され、
NcとNが同一ではないと判断された場合、ステップS
43に進み、クラス分割処理が開始される。
【0063】ステップS43において、分割するクラス
をカウントするカウンタkの値が1に設定される。
【0064】次に、ステップS44において、カウンタ
kの値に対応する第k番目のクラスが分割される(後
述)。
【0065】なお、元のクラス数が1である場合、ステ
ップS44の終了した時点では、クラス数は2であり、
予測係数セットの数は1であるので、図6の状態42に
対応する。
【0066】そして、ステップS45において、カウン
タkの値が、変数Ncの値と同一であるか否かが判断さ
れ、kの値がNcの値と同一ではないと判断された場
合、ステップS46において、カウンタkの値が1だけ
増加された後、ステップS44に戻り、次のクラスの分
割が行われる。
【0067】一方、ステップS45において、kの値が
Ncの値と同一であると判断された場合、元のNc個の
クラスの分割が終了したことになり、ステップS47に
進む。
【0068】ステップS47において、カウンタkの値
が1に設定される。
【0069】そして、ステップS48において、分割前
のNc個のクラスのうちの第k番目のクラスの分割の調
整が行われ、さらに、分割後の各クラスに対応する予測
係数セット{ai}が算出される(後述)。
【0070】なお、元のクラス数が1である場合、ステ
ップS48の終了した時点では、クラス数は2であり、
予測係数セットの数も2であるので、図6の状態43に
対応する。
【0071】そして、ステップS49において、カウン
タkの値が、変数Ncの値と同一であるか否かが判断さ
れ、kの値がNcの値と同一ではないと判断された場
合、ステップS50においてカウンタkの値が1だけ増
加された後、ステップS48に戻り、次のクラスの分割
の調整および分割後の予測係数セット{ai}の算出が
行われる。
【0072】一方、ステップS49において、kの値が
Ncの値と同一であると判断された場合、元のNc個の
クラスの分割の調整、および、分割後の各クラスに対応
する予測係数セット{ai}の算出が終了したことにな
るので、ステップS51に進む。
【0073】ステップS43乃至ステップS50におけ
るクラス分割の処理により、現在のクラス数が2倍にな
ったので、ステップS51においては、変数Ncの値が
元の2倍の値に設定される。そして、ステップS42に
戻り、変数Ncの値が、設定されているクラス数Nと同
一であるか否かが再度判断される。
【0074】このようにして、ステップS43乃至ステ
ップS50におけるクラス分割の処理が繰り返され、ス
テップS42においてクラス数がNになったと判断され
たとき(図6の状態45になったとき)、ステップS5
2に進む。
【0075】ステップS52において、上述のようにし
て算出されたクラス分類におけるクラス毎に、HD画素
に対する、合計N個の予測係数セット{wi}(図6の
状態46に対応する)が算出される。
【0076】このとき、HD画素に対する予測係数セッ
ト{wi}は、上述のSD画素に対する予測係数セット
{ai}と同様に、最小自乗法を利用して算出される。
ただし、このとき、SD画素値YSDの代わりにHD画素
値YHDが利用される。
【0077】以上のようにして、SD画素値を利用し
て、1画面の画素を、N個のクラスに分類した後、その
クラス毎に、HD画素に対する予測係数セット{wi
が算出される。
【0078】そして、このように所定の画素パターンに
対して算出されたSD画素に対するN個の予測係数セッ
ト{ai}は、予測係数ROM12に記憶され、HD画
素に対するN個の予測係数セット{wi}は、予測係数
ROM21に記憶される。
【0079】さらに、上述の処理(予測係数セット{a
i},{wi}の算出)は、予め設定されている個数の画
素パターンに対してそれぞれ行われる。従って、画素パ
ターンの数をNpとすると、予測係数ROM12には、
合計N×Np個の予測係数セット{ai}が記憶され、
予測係数ROM21には、合計N×Np個の予測係数セ
ット{wi}が記憶される。
【0080】次に、図7のフローチャートを参照して、
上述のステップS44における第k番目のクラスの分割
処理について説明する。
【0081】最初にステップS61において、このクラ
ス(第k番目のクラス)に属する所定の画素jが選択さ
れる。
【0082】次に、ステップS62において、このクラ
スに対応する予測係数セット{ai}を使用して、この
画素jに対するSD予測値ySD’が算出される。
【0083】そして、ステップS63において、この画
素jのSD画素値(実際の値)と、算出したSD予測値
SD’の差の絶対値が、画素jに対する予測誤差e
(j)として算出される。
【0084】ステップS64においては、画素jの予測
誤差e(j)が、所定の閾値ethより小さいか否かが判
断され、予測誤差e(j)が閾値ethより小さいと判断
された場合、画素jは、ステップS66において、クラ
ス(サブクラス)C2に分類され、予測誤差e(j)が
閾値eth以上であると判断された場合、画素jは、ステ
ップS65において、クラス(サブクラス)C1に分類
される。
【0085】そして、ステップS67において、このク
ラスのすべての画素を、クラスC1,C2のいずれかに
分類したか否かが判断され、分類していない画素がある
と判断された場合、ステップS68において次の画素j
を選択した後、ステップS62に戻り、その画素jの分
類がステップS62乃至ステップS66で行われる。
【0086】一方、ステップS67において、このクラ
スのすべての画素を、クラスC1,C2のいずれかに分
類したと判断された場合、クラス分割の処理が終了さ
れ、図5のステップS45に進む。
【0087】このようにして、所定のクラスが、2つの
サブクラスC1,C2に分割される。
【0088】次に、図8のフローチャートを参照して、
上述のステップS48における元の第k番目のクラスの
分割の調整、および、分割後のクラスに対応する予測係
数セット{ai}の算出の処理について説明する。
【0089】まず、ステップS81において、上述のス
テップS44において生成したサブクラスC1に属する
画素に対応する予測係数セット{ai}が、図5のステ
ップS41における予測係数{ai}の算出と同様に、
最小自乗法で算出される。このとき、サブクラスC1に
属する画素の数をm1とすると、m1個のSD画素に対す
るSD予測値YSD’の予測誤差(誤差ベクトルのノルム
の2乗)が最小になるように、サブクラスC1に対する
予測係数セット{ai}が算出される。
【0090】次に、ステップS82において、上述のス
テップS44において生成したサブクラスC2に属する
画素に対応する予測係数セット{ai}が、図5のステ
ップS41における予測係数{ai}の算出と同様に、
最小自乗法で算出される。このとき、サブクラスC2に
属する画素の数をm2とすると、m2個のSD画素に対す
るSD予測値YSD’の予測誤差(誤差ベクトルのノルム
の2乗)が最小になるように、サブクラスC2に対する
予測係数セット{ai}が算出される。
【0091】ステップS83においては、元の第k番目
のクラス(即ち、サブクラスC1またはサブクラスC
2)に属する画素のうちの所定の画素jが選択される。
【0092】次に、ステップS84において、その画素
jが属するサブクラスに対応する予測係数セット
{ai}を使用して、その画素jのSD予測値ySD’が
算出される。そして、そのSD予測値ySD’と、画素j
のSD画素値(実際の値)の差の絶対値が、画素jの予
測誤差e(j)として計算される。
【0093】そして、ステップS85において、元の第
k番目のクラスに属するすべての画素について予測誤差
が算出されたか否かが判断され、予測誤差が算出されて
いない画素がある場合、ステップS86において、その
画素を選択した後、ステップS84に戻り、その画素の
予測誤差が計算される。
【0094】一方、ステップS85において、元の第k
番目のクラスに属するすべての画素について予測誤差が
算出されたと判断された場合、ステップS87に進む。
【0095】そして、ステップS87において、算出さ
れた予測誤差の評価が行われる。この場合、予測誤差の
最大値Max(e(j))が、第2の閾値eth2より小
さいか否かが判断され、予測誤差の最大値Max(e
(j))が、第2の閾値eth2以上であると判断された
場合、ステップS88に進む。
【0096】ステップS88においては、元の第k番目
のクラスに属する画素のうちの所定の画素jが選択され
る。
【0097】次にステップS89において、画素jの予
測誤差e(j)が、所定の閾値ethより小さいか否かが
判断され、予測誤差e(j)が閾値ethより小さいと判
断された場合、ステップS91において、画素jは、サ
ブクラスC2に新たに分類され、予測誤差e(j)が閾
値eth以上であると判断された場合、ステップS90に
おいて、画素jは、サブクラスC1に新たに分類され
る。
【0098】そして、ステップS92において、このク
ラスのすべての画素を、クラスC1,C2のいずれかに
分類したか否かが判断され、分類していない画素がある
と判断された場合、ステップS93において次の画素j
を選択した後、ステップS89に戻り、その画素jの分
類がステップS89乃至ステップS91で行われる。
【0099】一方、ステップS92において、このクラ
スのすべての画素が、クラスC1,C2のいずれかに分
類されたと判断された場合、ステップS88乃至ステッ
プS92におけるクラスの分割処理が終了したことにな
るので、ステップS81に戻る。そして、ステップS8
1,S82において、新たに分割したサブクラスC1,
C2に対して予測係数セット{ai}がそれぞれ計算さ
れるとともに、ステップS83乃至ステップS87にお
いて予測誤差が評価される。
【0100】そして、ステップS87において、予測誤
差の最大値Max(e(j))が、第2の閾値eth2
り小さいと判断されるまで、上述の処理が繰り返され
る。予測誤差の最大値Max(e(j))が、第2の閾
値eth2より小さいと判断されると、クラスの分割の調
整、および、分割後のクラスの予測係数セット{ai
の算出の処理を終了し、図5のステップS49に進む。
【0101】なお、上述の処理において、ステップS8
7における予測誤差の評価は、予測誤差の最大値Max
(e(j))に対して行っているが、その他の方法で行
ってもよい。例えば、予測誤差の総和に対して所定の閾
値を設けるようにしてもよい。また、予め設定した回数
だけ、上述の処理を繰り返すようにしてもよい。
【0102】図9は、本発明の信号変換装置の第2の実
施の形態の構成を示している。この信号変換装置は、第
1の実施の形態の適応処理部3を変更しただけであるの
で、その適応処理部3A(生成手段)の説明だけを行
う。
【0103】適応処理部3Aの予測値ROM23は、ク
ラス分類部1のクラス決定部14より供給される、選択
された画素パターンおよびクラスに対応する信号と、ブ
ロック生成部2より供給されるSD画素値に対応して、
第1の実施の形態における予測係数ROM21および演
算部22により算出されるHD予測値に対応するHD画
素値を記憶している。
【0104】なお、この値は、例えば、クラス毎の平均
値を生成する重心法で算出される。
【0105】次に、図9の信号変換装置の動作について
説明する。この信号変換装置は、第1の実施の形態の適
応処理部3を変更しただけであるので、その適応処理部
3Aの動作の説明だけを行う。
【0106】適応処理部3Aの予測値ROM23は、ク
ラス分類部1のクラス決定部14より、選択された画素
パターンおよびクラスに対応する信号を供給され、ブロ
ック生成部2よりSD画素値を供給されると、それらの
値に対応するHD画素値を出力する。
【0107】以上のようにして、画素パターンおよびク
ラスに対応してHD信号を生成することにより、変換後
の画質を良好にすることができる。
【0108】なお、パターン決定部11においては、上
述の方法の他、画像の波形パターンを表現するときにそ
れぞれ利用される信号圧縮技術であるADRC(適応的
ダイナミックレンジ符号化)のコードパターンによる選
択、BTC(ブロック符号化)のコードパターンによる
選択、ベクトル量子化による選択、DPCM(予測符号
化)のコードパターンによる選択、周波数変換したデー
タのパターンによる選択などを利用するようにしてもよ
い。
【0109】
【発明の効果】以上のごとく、請求項1に記載の信号変
換装置および請求項7に記載の信号変換方法によれば、
所定の画素の値を近傍の画素の値から算出するときの近
傍の画素の複数のパターンのうち、HD信号の所定の画
素の値を、標準TV信号から生成するときに使用するパ
ターンを選択し、所定の方式で画素が分類されている複
数のクラスのうち、HD信号の所定の画素が属するクラ
スを選択し、選択したパターンおよびクラスに対応し
て、標準TV信号から、HD信号の所定の画素の値を生
成するので、変換後のHD信号に対応する画像の画質を
良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号変換装置の第1の実施の形態の構
成を示すブロック図である。
【図2】画素パターンの例を示す図である。
【図3】図1の信号変換装置の動作について説明するフ
ローチャートである。
【図4】図3のステップS2の処理の詳細を説明するフ
ローチャートである。
【図5】予測係数セット{ai},{wi}を算出する処
理について説明するフローチャートである。
【図6】予測係数セット{ai},{wi}を算出する手
順の一例について説明する図である。
【図7】図5のステップS44の処理の詳細について説
明するフローチャートである。
【図8】図5のステップS48の処理の詳細について説
明するフローチャートである。
【図9】本発明の信号変換装置の第2の実施の形態の構
成を示すブロック図である。
【図10】SD画素とHD画素の空間配置の一例を示す
図である。
【図11】従来のアップコンバータの構成例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 クラス分類部, 2 ブロック生成部, 3,3A
適応処理部, 11パターン決定部, 12 予測係
数ROM, 13 パターン選択部, 14クラス決定
部, 21 予測係数ROM, 22 演算部, 23
予測値ROM

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された標準TV信号を、HD信号に
    変換する信号変換装置において、 所定の画素の値を近傍の画素の値から算出するときの前
    記近傍の画素の複数のパターンと、所定の方式で画素が
    分類されている複数のクラスの、前記パターンおよび前
    記クラス毎に、所定の画素の値を、前記近傍の画素の値
    から算出するときに利用される係数を記憶する記憶手段
    と、 前記複数のパターンのうち、HD信号の所定の画素の値
    を、前記標準TV信号から生成するときに使用するパタ
    ーンを選択するパターン選択手段と、 前記複数のクラスのうち、前記所定の画素が属するクラ
    スを選択するクラス選択手段と、 選択された前記パターンおよびクラスに対応して、前記
    標準TV信号から、HD信号の前記所定の画素の値を生
    成する生成手段とを備えることを特徴とする信号変換装
    置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、標準TV信号の所定の
    画素の予測値を、前記近傍の画素の値から算出するとき
    に利用される第1の係数を記憶し、 HD信号の所定の画素の値を、前記近傍の画素の値から
    算出するときに利用される第2の係数を記憶する第2の
    記憶手段をさらに備え、 前記生成手段は、前記第2の記憶手段に記憶されている
    係数と、前記標準TV信号から、HD信号を生成するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の信号変換装置。
  3. 【請求項3】 前記生成手段は、前記選択されたパター
    ンおよびクラス、並びに、前記標準TV信号に対応し
    て、HD信号の所定の画素の値を記憶する記憶部を備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の信号変換装置。
  4. 【請求項4】 前記パターン選択手段は、生成するHD
    信号の画素の近傍のアクティビティに応じて、前記パタ
    ーンを選択することを特徴とする請求項1に記載の信号
    変換装置。
  5. 【請求項5】 前記パターン選択手段は、生成するHD
    信号の画素の近傍の標準TV信号のADRCコードに対
    応して、前記パターンを選択することを特徴とする請求
    項1に記載の信号変換装置。
  6. 【請求項6】 前記パターン選択手段は、生成するHD
    信号の画素の近傍の標準TV信号を周波数変換したデー
    タに対応して、前記パターンを選択することを特徴とす
    る請求項1に記載の信号変換装置。
  7. 【請求項7】 入力された標準TV信号を、HD信号に
    変換する信号変換方法において、 所定の画素の値を近傍の画素の値から算出するときの前
    記近傍の画素の複数のパターンのうち、HD信号の所定
    の画素の値を、前記標準TV信号から生成するときに使
    用するパターンを選択するステップと、 所定の方式で画素が分類されている複数のクラスのう
    ち、HD信号の前記所定の画素が属するクラスを選択す
    るステップと、 選択した前記パターンおよびクラスに対応して、前記標
    準TV信号から、HD信号の前記所定の画素の値を生成
    するステップとを備えることを特徴とする信号変換方
    法。
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