JPH10164508A - オーディオ・ビデオ同期再生装置 - Google Patents

オーディオ・ビデオ同期再生装置

Info

Publication number
JPH10164508A
JPH10164508A JP32153796A JP32153796A JPH10164508A JP H10164508 A JPH10164508 A JP H10164508A JP 32153796 A JP32153796 A JP 32153796A JP 32153796 A JP32153796 A JP 32153796A JP H10164508 A JPH10164508 A JP H10164508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
audio
data
frame
reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32153796A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3039624B2 (ja
Inventor
Taku Terajima
卓 寺島
Takashi Samejima
隆 鮫島
Mitsumasa Tanaka
三雅 田中
Hideki Sawada
英樹 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP32153796A priority Critical patent/JP3039624B2/ja
Priority to US08/982,977 priority patent/US6163647A/en
Publication of JPH10164508A publication Critical patent/JPH10164508A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3039624B2 publication Critical patent/JP3039624B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • H04N9/8042Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/4302Content synchronisation processes, e.g. decoder synchronisation
    • H04N21/4307Synchronising the rendering of multiple content streams or additional data on devices, e.g. synchronisation of audio on a mobile phone with the video output on the TV screen
    • H04N21/43072Synchronising the rendering of multiple content streams or additional data on devices, e.g. synchronisation of audio on a mobile phone with the video output on the TV screen of multiple content streams on the same device
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/434Disassembling of a multiplex stream, e.g. demultiplexing audio and video streams, extraction of additional data from a video stream; Remultiplexing of multiplex streams; Extraction or processing of SI; Disassembling of packetised elementary stream
    • H04N21/4341Demultiplexing of audio and video streams
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • H04N9/806Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components with processing of the sound signal
    • H04N9/8063Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components with processing of the sound signal using time division multiplex of the PCM audio and PCM video signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生装置内の時計の精度が低い場合でもビデ
オとオーディオを同期して再生することのできるオーデ
ィオ・ビデオ同期再生装置を提供する。 【解決手段】 伸張され、再生されたオーディオの再生
データ量を取得する手段32と、再生データ量からオー
ディオの再生時間を基準時間として算出する手段33
と、実際に伸張され、表示されたビデオのフレーム数を
実フレーム数として取得する手段31と、前記基準時間
から本来伸張され、表示されるべきビデオのフレーム数
を理想フレーム数として算出し、理想フレーム数と実フ
レーム数とを比較して、オーディオに対するビデオの進
捗状況を判断する手段34と、前記ビデオの進捗状況か
らオーディオに対してビデオが遅れていると判断された
とき、ビデオフレームのコマ落としを実行するコマ落と
し制御部35とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル圧縮され
たオーディオ(音声)・ビデオ(画像)データをそれぞ
れ伸張してオーディオとビデオを再生する際、オーディ
オとビデオの同期を取りながら再生を実行するオーディ
オ・ビデオ同期再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ・ビデオ同期再生装置は、C
D−ROMやハードディスクなどの記録媒体に、デジタ
ル圧縮して記録されたオーディオ・ビデオデータを読み
とり、伸張してCRTモニタやスピーカなどに再生する
装置である。デジタル圧縮符号化されたオーディオ・ビ
デオデータをそれぞれ伸張してオーディオとビデオを再
生するオーディオ・ビデオ再生装置において、再生装置
のデータ処理能力が十分高い場合や、ビデオデータの圧
縮符号のサイズが小さい場合は、オーディオ・ビデオデ
ータをそれぞれ伸張する動作が短時間で実行されるた
め、全てのオーディオデータ及びビデオフレームを絶え
間なく再生することができる。しかし、再生装置のデー
タ処理能力が低い場合や、ビデオデータの圧縮符号のサ
イズが大きい場合は、伸張する動作が長時間で実行され
るため、リアルタイム(オーディオとビデオの本来の再
生速度)に再生できず、ビデオはスローモーションのよ
うに再生され、オーディオは途切れ途切れに再生され
る。
【0003】ここで、オーディオが途切れ途切れになる
と、人間の感覚上違和感があるため、通常はオーディオ
が連続して再生できるようにビデオよりも優先的に処理
を行う。このため、全体の処理能力からオーディオの伸
張処理、及び再生処理を除いた分をビデオの伸張処理、
表示処理に割り当てる。このとき、オーディオとビデオ
を同期(再生位置を合わせる)させないと、オーディオ
とビデオの内容がずれて再生されるため、ビデオフレー
ムを適当に間引く(コマ落とし)必要がある。
【0004】デジタル圧縮の既知の規格としては、MP
EG(Motion Picture Experts
Group)が知られている。MPEGでは、まずビ
デオ及びオーディオデータを別々に圧縮し、それらのデ
ータを記録する媒体に適したブロック(セクタなど)に
区切り、それぞれを順序よく組み合わせる(多重化)こ
とで、一定のデータレートで再生できるひと続きのデー
タ列を構成する。
【0005】ここで、ビデオとオーディオの圧縮処理単
位は、ビデオの場合はピクチャ(1コマに相当する)、
オーディオの場合はオーディオフレーム(サンプリング
周波数などによってサイズは異なる)である。この単位
は再生時間にしてビデオとオーディオでは異なってい
る。更に、オーディオとビデオを同期して再生するため
に、オーディオとビデオの再生及び表示を行なう時間情
報を、多重化したデータ内の圧縮符号化されたビデオ・
オーディオデータの隙間に埋め込んでおく。そして、伸
張時にはこの時間情報を参照して、オーディオとビデオ
の同期を合わせながら再生を実行する。
【0006】このような画像と音声の同期再生方式の従
来例として、特開平7−107514号に開示されてい
る方式がある。この方式では、処理速度に適応して間引
き情報を作成し、それに基づいて画像の色差を間引いて
画像処理を簡略化して、画像データの圧縮を行う。伸張
するときには、間引き情報を基に間引かれた色差を補間
し画像の処理を簡略化して画像の再生を高速化すること
により、音声と画像を同期して再生している。
【0007】また、特開平7−303240号では、オ
ーディオとビデオの再生速度を可変にする際の同期をと
る方式が提案されている。この方式では、ビデオを1枚
伸張し、表示する時間とオーディオの1ブロックを伸張
し、再生する時間を各データの属性情報から算出して、
オーディオ、ビデオそれぞれのマスタ・タイム・クロッ
クとして使用し、オーディオまたはビデオをより速く、
あるいはよりゆっくりと可変速度で伸張することにより
同期をとって再生している。
【0008】また、特開平7−87324号及び特開平
6−121276号は、ビデオのフレームの表示時間単
位にオーディオデータを分割し、多重化している。この
ような記録構造を持つことで、再生する際は記録したと
きと逆の方法で処理すれば容易にオーディオとビデオの
同期がとれるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平7−107514号の方法では、間引き情報を
作成する際に、再生を実行する装置の再生経過時間を取
得する時計の精度が低い場合は間引き情報が正しく再生
できず、オーディオとビデオの同期を正確にとることが
できないという欠点があった。
【0010】また、特開平7−303240号の方法で
は、再生装置の時計の精度が低い場合でも同期を合わせ
るための時間を取得することができる。しかし、再生装
置の処理能力が足りないために、ビデオ処理を速く行う
ことが不可能なので、ビデオがオーディオに遅れてしま
うという欠点があった。
【0011】更に、特開平7−87324号及び特開平
6−121276号の方法では、ビデオとオーディオが
同じ再生時間分のサイズで多重化されているデータ構造
を持つので再生時は容易に同期がとれる。ところが、M
PEGのようなビデオとオ一デイオが再生時間において
異なるサイズで分割されているデータは扱うことができ
ないという欠点があった。
【0012】本発明は、以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、再生装置の時計の精度が低い場
合でも、オーディオとビデオの同期を合わせることので
きるオーディオ・ビデオ同期再生装置を提供することを
課題とする。
【0013】本発明の他の課題は、圧縮ビデオ・オーデ
ィオのデータ構造がビデオとオーディオの同一の再生時
間単位で無くても、またそのようなデータ構造において
データの任意の位置から再生を開始するような場合にお
いても、オーディオとビデオの同期を合わせることので
きるオーディオ・ビデオ同期再生装置を提供することに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によるオーディオ
・ビデオ同期再生装置は、デジタル圧縮されたオーディ
オ・ビデオデータをそれぞれ伸張し、オーディオとビデ
オの同期を取りながら再生するオーディオ・ビデオ同期
再生装置であって、伸張され、再生されたオーディオの
再生データ量を取得する手段と、この再生データ量から
オーディオの再生時間を基準時間として算出する手段
と、実際に伸張され、表示されたビデオのフレーム数を
実フレーム数として取得する手段と、前記基準時間から
本来伸張され、表示されるべきビデオのフレーム数を理
想フレーム数として算出し、該理想フレーム数と前記実
フレーム数とを比較して、オーディオに対するビデオの
進捗状況を判断する手段と、前記ビデオの進捗状況から
オーディオに対してビデオが遅れていると判断されたと
き、ビデオフレームのコマ落としを実行してビデオの遅
れを回復する手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】なお、前記ビデオの遅れを回復する手段
は、前記ビデオのコマ落としを実行する際、コマ落とし
対象となるビデオフレームに対して優先順位を付け、優
先順位の高い方からコマ落としを実行することを特徴と
する。
【0016】また、対象となる圧縮オーディオ・ビデオ
データは、オーディオ及びビデオ信号を同じ再生時間単
位でブロック化し記録されたデータ構造だけでなく、異
なる単位でブロック化されて圧縮符号化されたものも含
み、ひと続きのデータとなるように各ブロックをビデオ
とオーディオのデータレートに比例して多重化させた記
録構造を持つものでも対応できることを特徴とする。
【0017】本発明によればまた、デジタル圧縮された
オーディオ・ビデオデータをそれぞれ伸張し、オーディ
オとビデオの同期を取りながら再生するオーディオ・ビ
デオ同期再生装置であって、圧縮オーディオ・ビデオデ
ータの先頭からでなく、データ内の任意の位置から再生
する場合において、再生装置内のデータ読み取り部及び
オーディオ・ビデオデコーダ部に開始位置変更の処理を
指示する制御手段と、前記オーディオの再生データ量及
び表示されたビデオのフレーム数をあたかもデータの先
頭から再生した時の値に捕正する手段とを具備すること
により、飛び先の位置からでもオーディオとビデオの同
期再生が行えることを特徴とするオーディオ・ビデオ同
期再生装置が得られる。
【0018】
【作用】このような構成によれば、再生装置の時計の精
度が低い場合でも、オーディオの再生データ量からオー
ディオとビデオの同期を合わせるための基準時間を算出
することができ、基準時間からビデオの理想フレーム数
を算出して、実フレーム数と比較して、ビデオの進捗状
況を判断することができる。
【0019】また、ビデオの進捗状況から、ビデオが遅
れている場合はコマ落としを実行することにより、オー
ディオに対するビデオの遅れを回復して、オーディオと
ビデオの同期を合わせることができる。
【0020】更に、オーディオを優先して処理するた
め、オーディオが途切れ途切れにならず、違和感のない
再生を実行することができる。加えて、コマ落としを実
行する際、優先順位の高いフレームからコマ落としを行
うため、滑らかにビデオを再生することができる。
【0021】しかも、データ内の任意の位置から再生す
る場合においても、オーディオとビデオの同期を合わせ
るための基準時間を補正するため、オーディオとビデオ
の同期を合わせることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】はじめに、本発明で扱うデータの
構造について説明する。図2はMPEG方式でデジタル
圧縮符号化されたビデオデータ(ビデオストリーム)及
びオーディオデータ(オーディオストリーム)が、パケ
ット(通常、データを記録する媒体のセクタサイズ)に
分割されて、それぞれのパケットが1つのシステムスト
リームに多重化されていることを表している。ビデオ及
びオーディオデータはそれぞれ、圧縮処理単位の内部構
造(太線部)を持っているが、それらをパケット毎にデ
ータの先頭から順番に分割したものがそれぞれ図中のV
1,V2,・・・Vm及びA1,A2,・・・,Anで
ある。これらのパケットをシステムストリームに多重化
する順序は、データレートが一定ならばほぼビデオとオ
ーディオのデータレートの比率で配置される。このよう
にすることで、記録媒体上にビデオとオーディオデータ
が別々に記録されている場合よりも、ビデオとオーディ
オデータを交互にアクセスする必要がないために効率良
くデータを読み出すことができる。また、再生時にシス
テムストリームを一定のレートで読み出し、分離(多重
化の逆処理)していけばビデオとオーディオとを同期さ
せるための一時記憶バッファの容量を最小限にすること
もでき、効率良く再生することができる。
【0023】図3はビデオデータの内部構造を表したも
のである。MPEG方式ではフレーム間参照による符号
化方式を用いている。これは、ビデオデータを何枚かの
フレームをひとまとめにしたGOP(Group of
Pictures)を単位として構成し、GOPはI
ピクチャ(フレーム内符号化画像の略称)、Pピクチヤ
(フレーム間順方向予測符号化画像の略称)、Bピクチ
ャ(双方向予測符号化画像の略称)を組み合わせて構成
されている。この組み合わせをフレーム構成と呼ぶ。
【0024】通常、Iピクチャは、参照フレームなしで
それ自身で伸張可能であり、かつそれ以降のフレームの
伸張時に参照されるキーフレームのことである。Pピク
チャは、直前に伸張されたキーフレームを伸張時に参照
フレームとして使用し、かつそれ以降のフレームの伸張
時に参照されるキーフレ一ムのことである。Bピクチャ
は、直前に伸張されたキーフレームを伸張時に参照フレ
ームとして使用し、かつそれ以降のフレームの伸張時に
は参照されないフレームのことである。
【0025】上記のようにキーフレームは他のピクチャ
に参照されるピクチャであるため、キーフレームをコマ
落とししたときは、以降のPピクチャとBピクチャの伸
張は実行できなくなり、次に出現するIピクチャの手前
までコマ落としを実行することになる。これを鑑み、本
発明ではコマ落としの優先順位をBピクチャ、Pピクチ
ャ、Iピクチャの順に設定する。
【0026】次に、本発明のオーディオ・ビデオ同期再
生装置の構成及び動作を説明する。図1は装置の構成を
表すブロック図である。デジタル圧縮符号化されたオー
ディオ・ビデオデータを格納するデータ記憶装置1と、
データ記憶装置1からデータを読み出し、多重化されて
記録されているオーディオ・ビデオデータを分離するA
V分離部2と、AV分離部2によって分離されたビデオ
データの伸張処理を行うビデオ処理部3と、AV分離部
2によって分離されたオーディオデータの伸張処理を行
うオーディオ処理部4と、オーディオとビデオの同期制
御及びデータの任意の位置から再生するための特殊再生
制御を行うAV同期制御部5と、伸張されたビデオデー
タを表示するCRTモニタ6と、伸張されたオーディオ
データを再生するスピーカ7と、外部から入力された特
殊再生命令を受け取り、AV同期制御部5へ送る再生指
示入力部8とから構成される。
【0027】ビデオ処理部3は、AV分離部2によって
分離されたビデオデータを格納する圧縮ビデオバッファ
11と、圧縮ビデオデータの属性情報(ビデオヘッダ情
報)の解析、及び伸張を実行するビデオデコーダ12
と、伸張したビデオデータを格納するフレームバッファ
13と、フレームバッファ13内のビデオデータをCR
Tモニタ6に送信するビデオ表示制御部14とから構成
される。
【0028】オーディオ処理部4は、AV分離部2によ
って分離されたオーディオデータを格納する圧縮オーデ
ィオバッファ21と、圧縮オーディオデータの属性情報
(オーディオヘッダ情報)の解析、及び伸張を実行する
オーディオデコーダ22と、伸張したオーディオデータ
を格納するPCMバッファ23と、PCMバッファ23
内のオーディオデータをスピーカ7に送信するオーディ
オ再生制御部24とから構成される。
【0029】AV同期制御部5は、再生を開始してから
現在までに伸張され、表示されたビデオデータの積算フ
レーム数(実フレーム数)を保存するビデオフレームカ
ウンタ31と、再生を開始してから現在までに伸張さ
れ、再生されたオーディオデータの積算データ量を保存
するオーディオデータカウンタ32と、オーディオデー
タカウンタ32に保存されている積算データ量とオーデ
ィオデコーダ22での伸張時に得られたオーディオヘッ
ダ情報とを用いて、オーディオ再生経過時間(基準時
間)を算出するクロック生成部33と、クロック生成部
33で得られた基準時間とビデオデコーダ12で得られ
たビデオヘッダ情報とから、本来伸張され、表示される
べきビデオのフレーム数(理想フレーム数)を算出し、
ビデオフレームカウンタ31で得られた実フレーム数と
比較して、オーディオに対するビデオの進捗を検出する
遅延検出部34と、遅延検出部34で得られたオーディ
オに対するビデオの進捗状況から、ビデオが遅れている
ときは優先順位の高い順にコマ落としフレームを決定す
るコマ落とし制御部35と、再生指示入力部8から再生
開始指示とともに再生開始位置を受け取り、その再生開
始位置情報をビデオフレームカウンタ補正部42及びオ
ーディオデータカウンタ補正部43に送り、更にAV分
離部2及びビデオデコーダ11、オーディオデコーダ2
2に再生開始指示を送る特殊再生制御部41とから構成
される。
【0030】図4は、本発明でのオーディオデータを再
生するときの概念図である。本発明ではPCMバッファ
23を複数個のメモリブロックに分割し、メモリブロッ
クの先頭から順にオーディオデコーダ22で伸張された
オーディオデータを格納し、再生を実行する。再生を行
っていないメモリブロックは再生待ち状態にあり、現在
のメモリブロックの再生が完了した後、順次再生され
る。メモリブロックの再生が完了したときは、ビデオの
処理途中であっても処理を中断し、オーディオデコーダ
22にてオーディオの伸張処理を行い、伸張したオーデ
ィオデータをこのメモリブロックに格納し、メモリブロ
ックの最後に登録する。
【0031】例えば、図4ではメモリブロック(1)の
再生が完了したとき、次にメモリブロック(2)が再生
される。また、メモリブロック(1)にはオーディオデ
コーダ22にて伸張されたオーディオデータが格納さ
れ、メモリブロック(n)の次に登録される。すなわ
ち、リングバッファ状に管理される。このようにして、
本発明ではビデオの伸張処理などの他の処理に再生装置
の処理能力が占有されているときでも、割り込みが発生
し、オーディオ処理に移行することができる。このた
め、オーディオの再生は途切れ途切れになることなく、
かつ正確なオーディオ再生時間を設定することができ
る。
【0032】図5は本発明によるオーディオ・ビデオ同
期再生装置の再生処理の全体を表す流れ図である。この
処理は装置の利用者による外部からの指示により起動さ
れる。ステップS1では、再生しようとする圧縮データ
のヘッダ情報を読み取るために、データ記憶装置1から
圧縮データの先頭部分を読み取り、解析を行う。
【0033】ステップS2では、指示されたデータ位置
から再生を開始するために、特殊再生制御部41が再生
指示入力部8から再生開始位置を取得する。ステップS
3では、特殊再生制御部41は指定された再生開始位置
から伸張処理を開始するために必要な初期化処理を、ビ
デオデコーダ12及びオーディオデコーダ22に指示す
る。これにより、ビデオデコーダ12ではビデオ表示制
御部14のCRTモニタ6への表示を停止し、新たに圧
縮データを格納するために圧縮ビデオバッファ11とフ
レームバッファ13をクリアする。同様に、オーディオ
デコーダ22はオーディオ再生制御部24での再生を停
止し、圧縮オーディオバッファ21とPCMバッファ2
3をクリアする。また、この時点でビデオフレームカウ
ンタ31及びオーディオデータカウンタは0にリセット
される。
【0034】ステップS4では、特殊再生制御部41は
指定された再生開始位置をビデオフレームカウンタ補正
部42とオーディオデータカウンタ補正部43に送る。
ステップS5では、特殊再生制御部41はAV分離部2
に対して、指定された再生開始位置からAV分離処理を
開始するよう指示する。そして、ステップS6で再生開
始処理を行うと、指定された位置から再生を開始しデー
タの終わりまでオーディオとビデオを再生する。
【0035】図6は、図5のステップS6の処理を詳細
に説明する流れ図である。ステップA1では、データ記
憶装置1から多重化された圧縮オーディオ・ビデオデー
タを読み込み、AV分離部2においてオーディオデータ
とビデオデータに分離し、ビデオデータは圧縮ビデオバ
ッファ11に格納し、オーディオデータは圧縮オーディ
オバッファ21に格納する。ステップA2では、オーデ
ィオの伸張処理及び再生処理を行う。ステップA3で
は、同期制御処理及びビデオの伸張・表示処理を行う。
ステップA4では、データ記憶装置1内に未処理のデー
タが残っているかを判別し、残っているときはステップ
A1に戻る。残っていないときは再生処理を停止する。
【0036】また、本発明によるオーディオ・ビデオ同
期再生装置では、ステップA1、A3、A4の処理途中
であっても、オーディオの割り込みが発生した場合は、
ステップA1、A2、A4の処理を中断して、ステップ
A2を実行する。
【0037】図7は、図6のステップA2の処理を詳細
に説明する流れ図である。ステップB1では、圧縮オー
ディオバッファ21から圧縮オーディオデータを読み込
み、オーディオデコーダ22にてオーディオデータの伸
張処理を行う。また、オーディオヘッダ情報の解析も実
行する。ステップB2では、ステップB1で伸張したデ
ータをPCMバッファ23の空いているメモリブロック
に格納する。ステップB3では、ステップB2で格納さ
れたメモリブロック内のデータをオーディオ再生制御部
24に送信し、再生待ち状態に設定する。
【0038】図8は図6のステップA3の処理を詳細に
説明する流れ図である。ステップC1では、オーディオ
データカウンタ32から、再生開始から現在までのオー
ディオデータの積算データ量を取得する。ステップC2
では、オーディオデータカウンタ補正部43にて、ステ
ップC1で得られたオーディオの積算データ量をあたか
もデータの先頭から再生開始したのと同じ値となるよう
に補正処理を行う。ステップC3では、クロック生成部
33にて、ステップB1で得られたオーディオヘッダ情
報と、ステップC2で補正されたオーディオの積算デー
タ量とを用いて、オーディオの再生を開始してから現在
までの再生経過時間(基準時間)を算出する。
【0039】ステップC4では、ビデオフレームカウン
タ補正部42にて、ビデオフレームカウンタ31から取
得した、実際に伸張され、表示されたビデオのフレーム
数(実フレーム数)を、あたかもデータの先頭から再生
開始したのと同じ値となるように補正処理を行う。ステ
ップC5では、遅延検出部34にて、ステップC3で得
られた基準時間と図5のステップS1で得られたビデオ
ヘッダ情報とを用いて、本来伸張され、表示されるべき
ビデオのフレーム数(理想フレーム数)を算出する。次
に、ステップC4で得られたビデオの実フレーム数を取
得し、理想フレーム数と実フレーム数との比較を行い、
オーディオに対してのビデオの進捗を取得する。ステッ
プC6では、ステップC5で得られたビデオの進捗から
ビデオが早いときは終了する。ビデオが同期状態のとき
はステップC8、C9、C10にてビデオの伸張・表示
処理を行う。ビデオが遅いときはステップC7にてコマ
落とし判定を行う。
【0040】ステップC7では、コマ落とし制御部35
にて、コマ落とし判定を行う。現在伸張しようとしてい
るフレームのピクチャタイプがIピクチャ、もしくはP
ピクチャのときはコマ落としを実行しないで、ステップ
C8に進む。ピクチャタイプがBピクチャのときはコマ
落としを実行して終了する。ステップC8では、圧縮ビ
デオバッファ11から圧縮ビデオデータを読み込み、ビ
デオデコーダ12にてビデオデータの伸張処理を行う。
また、ビデオヘッダ情報の解析も行う。ステップC9で
は、ステップC8で伸張したデータをフレームバッファ
13に格納する。ステップC10では、ステップC9で
格納されたフレームバッファ13内のデ一タをビデオ再
生制御部14に送信し、CRTモニタ6にて表示する。
【0041】
【実施例】次に、本発明によるオーディオ・ビデオ同期
再生装置でMPEGデータを再生したときを例にとって
説明する。圧縮されたデータのオーディオヘッダ情報の
レイヤーがLayer1、ビットレートが192000
(bit/秒)、サンプリング周波数が44100(H
z)、チャンネルモードがステレオであるとき、このデ
ータを伸張することにより作成されるPCMデータのフ
ォーマットは、チャンネルが2チャンネル、サンプリン
グ周波数が44100(Hz)、1サンプルあたりのビ
ット数が16ビットとなる。
【0042】このようなデータの場合、クロック生成部
33では、オーディオデータカウンタ32から得られる
積算データ量(バイト)を使用して、基準時間(秒)を
次の式(1)で求める。
【0043】 基準時間 =積算データ量/{44100×(16/8)[bit]×2} (1) また、ビデオヘッダ情報のフレームレートが30フレー
ム/秒である場合、遅延検出部34では、基準時間を使
用して理想フレーム数(フレーム)を以下の式(2)で
求める。
【0044】 理想フレーム数=基準時間×30 (2) 次に、遅延検出部34ではビデオフレームカウンタ31
から得られた実フレーム数と理想フレーム数との比較を
行う。オーディオに対するビデオの進捗状況を次の式
(3)で求める。
【0045】 ビデオの進捗=実フレーム数一理想フレーム数 (3) 比較を行う際、同期がとれている状態とは、実フレーム
数と理想フレーム数とが等しいとき、すなわちビデオの
進捗が0のときをいう。ビデオが早い状態とは、ビデオ
の進捗が正の値のときをいい、ビデオが遅い状態とは、
ビデオの進捗が負の値のときをいう。しかし、これでは
頻繁にコマ落とし状態、待ち状態に入ってしまうため、
本発明ではしきい値を設ける。ここでは、以下の不等式
(4)の状態のとき、同期がとれているとする。
【0046】 −4<ビデオの進捗<1 (4) 人間の感覚上、ビデオがオーディオよりも速く再生され
ると違和感があるため、ビデオが早いときの状態を少な
めに設定している。
【0047】次に、ステップC6において、ビデオの進
捗状態を判定する際の処理を、理想フレーム数と実フレ
ーム数に数値を入れて説明する。理想フレーム数が1
0、実フレーム数が11の場合、ビデオの進捗は1とな
り、ビデオが早いと判定される。このようなときは、ビ
デオ処理を行わず終了する。
【0048】理想フレーム数が10、実フレーム数が8
の場合、ビデオの進捗は−2となり、同期がとれている
と判定される。このようなときは、ステップC8、C
9、C10を実行し、ビデオの伸張処理及び表示処理を
行う。
【0049】理想フレーム数が10、実フレーム数が5
の場合、ビデオの進捗は−5となり、ビデオが遅いと判
定される。このようなときは、ステップC7に進み、コ
マ落とし判定処理を行う。コマ落とし判定処理では、I
ピクチャ、もしくはPピクチャのときはコマ落としを実
行しないで、Bピクチャのときはコマ落としを実行する
と記述したが、ビデオの進捗があるしきい値以上遅れた
ときはPピクチャをコマ落としし、更にそれ以上遅れた
ときはIピクチャをコマ落としするような処理を行うこ
とも可能である。
【0050】上記はデータの先頭から再生した場合であ
るが、次に、データの任意の位置から再生を開始する場
合について説明する。データの任意の位置から再生を開
始するには、事前にその位置のデータからバッファに格
納し始める必要があるので、ビデオデコーダ及びオーデ
ィオの伸張処理で使用するバッファをクリアしておく
(ステップS4)。このとき、再生開始からの値を表す
ビデオフレームカウンタ31及びオーディオデータカウ
ンタ32は0にリセットされる。従って、このまま再生
開始処理を行うと、ビデオフレームカウンタ31及びオ
ーディオデータカウンタ32は0から計数されて行くだ
けでデータの先頭からの値とは異なるため、ステップC
3で行う基準時間の計算及びステップC5で行う理想フ
レーム数の計算で著しい誤差が発生してしまう。
【0051】本発明ではこの点を考慮し、オーディオデ
ータカウンタ補正部43において、オーディオデータカ
ウンタ32で得られた積算データ量を指定された再生開
始位置の値を用いて次の式(5)で補正する。
【0052】 積算データ量の補正値[バイト] =データの先頭から再生開始位置までのデータ量(近似値) +オーディオデータカウンタ32で得られた積算データ量 (5) 例えば、指定された再生開始位置が先頭から10秒後の
位置という時間で指定された場合、オーディオストリー
ム上での位置は、データレートが192000(bit
/秒)ならば、式(5)の第1項は(192000/
8)[バイト]×10[秒]=240000バイトとな
る。これをオーディオデータカウンタ32で得られた積
算データ量に加算すれば積算データ量の補正値が得られ
る。
【0053】ただし、この位置はオーディオストリーム
のみで考えた場合を表しているので、実際に再生を開始
するためにデータを読み始める位置を求めるには、シス
テムストリームのデータレートから次の式(6)によっ
て算出される。
【0054】 再生開始位置[バイト] =システムストリームのデータレート[バイト/秒] ×指定された再生開始位置[秒] (6) 例えば、システムストリームのデータレートが1200
000(bit/秒)ならば、再生開始位置は(120
0000/8)[バイト]×10[秒]=150000
0[バイト]となる。
【0055】同様に、ビデオフレームカウンタ31の補
正は、ビデオフレームカウンタ補正部42においてビデ
オフレームカウンタ31で得られた実フレーム数を、指
定された再生開始位置の値を用いて次の式(7)のよう
にして補正値を得る。
【0056】 実フレーム数の補正値[フレーム数] =データの先頭から再生開始位置までのフレーム数(近似値) +ビデオフレームカウンタ31で得られた実フレーム数 (7) 例えば、指定された再生開始位置が先頭から10秒後の
位置と指定された場合、ビデオのフレームレートが30
フレーム/秒ならば、式(7)の第1項は30[フレー
ム/秒]×10[秒]=300[フレーム]となる。こ
れをオーディオデータカウンタ32で得られた積算デー
タ量に加算すれば、積算データ量の補正値が得られる。
【0057】式(5)及び式(7)で得られる各カウン
タの補正値は、厳密には実際に指定された位置まで再生
したときの値と異なる場合があるが、MPEGのように
ビデオ及びオーディオデータの各ブロックへのデータ配
置情報を持たず、しかもデータの各ブロックが可変長サ
イズとなる符号化方式では、この誤差を除去することは
通常では極めて困難である。しかし、本発明者による実
験では、特に違和感無く再生できた。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、再生装置
の時計の精度が低い場合でも、オーディオの再生データ
量からオーディオとビデオの同期を合わせるための基準
時間を算出することができ、基準時間からビデオの理想
フレーム数を算出でき、実フレーム数と比較して、ビデ
オの進捗状況を判断することができる。そして、ビデオ
の進捗状況から、ビデオが遅れている場合はコマ落とし
を実行することにより、オーディオに対するビデオの遅
れを回復して、オーディオとビデオの同期を合わせるこ
とができる。
【0059】また、オーディオを優先して処理するた
め、オーディオが途切れ途切れにならず、違和感のない
再生を実行することができる。更に、コマ落としを実行
する際、優先順位の高いフレームからコマ落としを行う
ため、滑らかにビデオを再生することができる。
【0060】データ内の任意の位置から再生する場合に
おいては、オーディオとビデオの同期を合わせるための
基準時間を補正するため、データ内を飛び飛びに再生す
る場合においても、オーディオとビデオの同期を合わせ
て再生することができる。また、MPEGのように圧縮
ビデオ・オーディオのデータ構造がビデオとオーディオ
の同一の再生時間単位で無い符号化方式のデータであっ
ても、オーディオとビデオの同期を合わせて再生するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】MPEGのデータ構成図である。
【図3】MPEGビデオストリームのデータ構成図であ
る。
【図4】オーディオデータの再生概念図である。
【図5】本発明の再生動作を表す流れ図である。
【図6】図5のステップS6の処理を詳細に説明する流
れ図である。
【図7】図6のステップA2の処理を詳細に説明する流
れ図である。
【図8】図6のステップA3の処理を詳細に説明する流
れ図である。
【符号の説明】
1:データ記憶装置 2:AV分離部 3:ビデオ処理部 4:オーディオ処理部 5:AV同期制御部 6:CRTモニタ 7:スピーカ 8:再生指示入力部
フロントページの続き (72)発明者 澤田 英樹 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル圧縮されたオーディオ・ビデオ
    データをそれぞれ伸張し、オーディオとビデオの同期を
    取りながら再生するオーディオ・ビデオ同期再生装置で
    あって、 伸張され、再生されたオーディオの再生データ量を取得
    する手段と、 この再生データ量からオーディオの再生時間を基準時間
    として算出する手段と、 実際に伸張され、表示されたビデオのフレーム数を実フ
    レーム数として取得する手段と、 前記基準時間から本来伸張され、表示されるべきビデオ
    のフレーム数を理想フレーム数として算出し、該理想フ
    レーム数と前記実フレーム数とを比較して、オーディオ
    に対するビデオの進捗状況を判断する手段と、 前記ビデオの進捗状況からオーディオに対してビデオが
    遅れていると判断されたとき、ビデオフレームのコマ落
    としを実行してビデオの遅れを回復する手段とを具備し
    たことを特徴とするオーディオ・ビデオ同期再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のオーディオ・ビデオ同期
    再生装置において、前記ビデオの遅れを回復する手段
    は、前記ビデオのコマ落としを実行する際、コマ落とし
    対象となるビデオフレームに対して優先順位を付け、優
    先順位の高い方からコマ落としを実行することを特徴と
    するオーディオ・ビデオ同期再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のオーディオ・ビデオ同期
    再生装置において、対象となる圧縮オーディオ・ビデオ
    データは、オーディオ及びビデオ信号を同じ再生時間単
    位でブロック化し記録されたデータ構造だけでなく、異
    なる単位でブロック化されて圧縮符号化されたものも含
    み、ひと続きのデータとなるように各ブロックをビデオ
    とオーディオのデータレートに比例して多重化させた記
    録構造を持つものでも対応できることを特徴とするオー
    ディオ・ビデオ同期再生装置。
  4. 【請求項4】 デジタル圧縮されたオーディオ・ビデオ
    データをそれぞれ伸張し、オーディオとビデオの同期を
    取りながら再生するオーディオ・ビデオ同期再生装置で
    あって、 圧縮オーディオ・ビデオデータの先頭からでなく、デー
    タ内の任意の位置から再生する場合において、 再生装置内のデータ読み取り部及びオーディオ・ビデオ
    デコーダ部に開始位置変更の処理を指示する制御手段
    と、 前記オーディオの再生データ量及び表示されたビデオの
    フレーム数をあたかもデータの先頭から再生した時の値
    に捕正する手段とを具備することにより、飛び先の位置
    からでもオーディオとビデオの同期再生が行えることを
    特徴とするオーディオ・ビデオ同期再生装置。
JP32153796A 1996-12-02 1996-12-02 オーディオ・ビデオ同期再生装置 Expired - Fee Related JP3039624B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32153796A JP3039624B2 (ja) 1996-12-02 1996-12-02 オーディオ・ビデオ同期再生装置
US08/982,977 US6163647A (en) 1996-12-02 1997-12-02 Apparatus for synchronized playback of audio-video signals

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32153796A JP3039624B2 (ja) 1996-12-02 1996-12-02 オーディオ・ビデオ同期再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10164508A true JPH10164508A (ja) 1998-06-19
JP3039624B2 JP3039624B2 (ja) 2000-05-08

Family

ID=18133673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32153796A Expired - Fee Related JP3039624B2 (ja) 1996-12-02 1996-12-02 オーディオ・ビデオ同期再生装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6163647A (ja)
JP (1) JP3039624B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001054099A1 (fr) * 2000-01-21 2001-07-26 Sony Corporation Systeme d'authentification de donnees
EP1071294A3 (en) * 1999-07-22 2004-01-21 Nec Corporation System, method and recording medium for audio-video synchronous playback
US7158187B2 (en) 2001-10-18 2007-01-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Audio video reproduction apparatus, audio video reproduction method, program, and medium
US7522821B2 (en) 2002-09-06 2009-04-21 Funai Electric Co., Ltd. Optical disc apparatus
US7586546B2 (en) 2004-12-21 2009-09-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Video signal processing circuit having a bypass mode and display apparatus comprising the same
JP2010239575A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Toshiba Corp コンテンツ再生装置

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3058263B2 (ja) * 1997-07-23 2000-07-04 日本電気株式会社 データ送信装置、データ受信装置
JP3094999B2 (ja) * 1998-10-15 2000-10-03 日本電気株式会社 オーディオ・ビデオ同期再生装置
US7184450B1 (en) * 1999-04-28 2007-02-27 National Semiconductor Corporation System and method for decoding audio/video data such as DVD or/and DVB data
US7136577B1 (en) * 2000-06-29 2006-11-14 Tandberg Telecom As RTP-formated media clips
US7818443B2 (en) * 2000-12-01 2010-10-19 O2Micro International Ltd. Low power digital audio decoding/playing system for computing devices
US7890741B2 (en) 2000-12-01 2011-02-15 O2Micro International Limited Low power digital audio decoding/playing system for computing devices
US7694325B2 (en) * 2002-01-31 2010-04-06 Innovative Electronic Designs, Llc Information broadcasting system
JP4355156B2 (ja) * 2002-04-16 2009-10-28 パナソニック株式会社 画像復号化方法及び画像復号化装置
US6804504B1 (en) 2002-08-23 2004-10-12 Innovative Electronic Designs, Inc. Audio processing system
US11294618B2 (en) 2003-07-28 2022-04-05 Sonos, Inc. Media player system
US8234395B2 (en) 2003-07-28 2012-07-31 Sonos, Inc. System and method for synchronizing operations among a plurality of independently clocked digital data processing devices
US8290603B1 (en) 2004-06-05 2012-10-16 Sonos, Inc. User interfaces for controlling and manipulating groupings in a multi-zone media system
US8086752B2 (en) * 2006-11-22 2011-12-27 Sonos, Inc. Systems and methods for synchronizing operations among a plurality of independently clocked digital data processing devices that independently source digital data
US11106424B2 (en) 2003-07-28 2021-08-31 Sonos, Inc. Synchronizing operations among a plurality of independently clocked digital data processing devices
US11650784B2 (en) 2003-07-28 2023-05-16 Sonos, Inc. Adjusting volume levels
US11106425B2 (en) 2003-07-28 2021-08-31 Sonos, Inc. Synchronizing operations among a plurality of independently clocked digital data processing devices
US10613817B2 (en) 2003-07-28 2020-04-07 Sonos, Inc. Method and apparatus for displaying a list of tracks scheduled for playback by a synchrony group
US8873561B2 (en) * 2003-08-18 2014-10-28 Cisco Technology, Inc. Supporting enhanced media communications using a packet-based communication link
US9374607B2 (en) 2012-06-26 2016-06-21 Sonos, Inc. Media playback system with guest access
US9977561B2 (en) 2004-04-01 2018-05-22 Sonos, Inc. Systems, methods, apparatus, and articles of manufacture to provide guest access
US8868698B2 (en) 2004-06-05 2014-10-21 Sonos, Inc. Establishing a secure wireless network with minimum human intervention
US8326951B1 (en) 2004-06-05 2012-12-04 Sonos, Inc. Establishing a secure wireless network with minimum human intervention
US20060024024A1 (en) * 2004-07-27 2006-02-02 Cheng-Che Chen Playback device capable of synchronizing playback of video signal portion and audio signal portion of av signal and method thereof
CN101079992B (zh) * 2004-07-30 2010-10-06 联发科技股份有限公司 影音信号同步播放装置及其方法
CN100423571C (zh) * 2004-11-15 2008-10-01 联发科技股份有限公司 同步记录音频信号与视频信号的装置与方法
US7634005B2 (en) * 2004-11-15 2009-12-15 Mediatek Incorporation Method and apparatus for synchronized recording of audio and video streams
US7873106B2 (en) * 2004-11-15 2011-01-18 Mediatek Inc. Method and apparatus for synchronized recording of audio and video streams
US7672742B2 (en) * 2005-02-16 2010-03-02 Adaptec, Inc. Method and system for reducing audio latency
KR101168612B1 (ko) * 2005-10-11 2012-07-30 삼성전자주식회사 디지털 방송수신기의 동기장치 및 방법
US9202509B2 (en) 2006-09-12 2015-12-01 Sonos, Inc. Controlling and grouping in a multi-zone media system
US8483853B1 (en) 2006-09-12 2013-07-09 Sonos, Inc. Controlling and manipulating groupings in a multi-zone media system
US8788080B1 (en) 2006-09-12 2014-07-22 Sonos, Inc. Multi-channel pairing in a media system
JP2009180972A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Panasonic Corp オーディオレジューム再生装置及びオーディオレジューム再生方法
US11265652B2 (en) 2011-01-25 2022-03-01 Sonos, Inc. Playback device pairing
US11429343B2 (en) 2011-01-25 2022-08-30 Sonos, Inc. Stereo playback configuration and control
CN102685507B (zh) * 2011-07-12 2014-07-09 天脉聚源(北京)传媒科技有限公司 一种mpeg-2传输流解码音视频同步方法和系统
US9729115B2 (en) 2012-04-27 2017-08-08 Sonos, Inc. Intelligently increasing the sound level of player
US9008330B2 (en) 2012-09-28 2015-04-14 Sonos, Inc. Crossover frequency adjustments for audio speakers
US9226073B2 (en) 2014-02-06 2015-12-29 Sonos, Inc. Audio output balancing during synchronized playback
US9226087B2 (en) 2014-02-06 2015-12-29 Sonos, Inc. Audio output balancing during synchronized playback
KR20160100534A (ko) * 2015-02-16 2016-08-24 한국전자통신연구원 양방향 위성통신시스템의 망동기 획득을 위한 망클럭 참조 패킷 생성 장치 및 방법
US10248376B2 (en) 2015-06-11 2019-04-02 Sonos, Inc. Multiple groupings in a playback system
US10303422B1 (en) 2016-01-05 2019-05-28 Sonos, Inc. Multiple-device setup
US10712997B2 (en) 2016-10-17 2020-07-14 Sonos, Inc. Room association based on name
US11102540B2 (en) * 2019-04-04 2021-08-24 Wangsu Science & Technology Co., Ltd. Method, device and system for synchronously playing message stream and audio-video stream

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08321537A (ja) * 1996-05-20 1996-12-03 Tokyo Electron Ltd 処理装置及び処理方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5671319A (en) * 1992-07-31 1997-09-23 Nec Corporation Compression of video and audio signals and expansion of a compressed signal in accordance with an image hf component compression factor
JPH0822065B2 (ja) * 1992-10-07 1996-03-04 日本電気株式会社 画像及び音声情報の圧縮再生システム
DE69418942T2 (de) * 1993-08-13 1999-12-09 Nec Corp., Tokio/Tokyo Gerät zur Komprimierung und Wiedergabe von Video/Audio-Daten
JP2776401B2 (ja) * 1993-08-13 1998-07-16 日本電気株式会社 画像・音声の圧縮装置及び再生装置
JPH0787324A (ja) * 1993-09-14 1995-03-31 Toshiba Corp 動画・音声同期処理システム
US5583652A (en) * 1994-04-28 1996-12-10 International Business Machines Corporation Synchronized, variable-speed playback of digitally recorded audio and video
US5815634A (en) * 1994-09-30 1998-09-29 Cirrus Logic, Inc. Stream synchronization method and apparatus for MPEG playback system
US5617502A (en) * 1996-03-22 1997-04-01 Cirrus Logic, Inc. System and method synchronizing audio and video digital data signals during playback

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08321537A (ja) * 1996-05-20 1996-12-03 Tokyo Electron Ltd 処理装置及び処理方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1071294A3 (en) * 1999-07-22 2004-01-21 Nec Corporation System, method and recording medium for audio-video synchronous playback
US7054544B1 (en) 1999-07-22 2006-05-30 Nec Corporation System, method and record medium for audio-video synchronous playback
WO2001054099A1 (fr) * 2000-01-21 2001-07-26 Sony Corporation Systeme d'authentification de donnees
US7373506B2 (en) 2000-01-21 2008-05-13 Sony Corporation Data authentication system
US7669052B2 (en) 2000-01-21 2010-02-23 Sony Corporation Authentication and encryption utilizing command identifiers
US8375206B2 (en) 2000-01-21 2013-02-12 Sony Corporation Authentication and encryption utilizing command identifiers
US7158187B2 (en) 2001-10-18 2007-01-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Audio video reproduction apparatus, audio video reproduction method, program, and medium
US7522821B2 (en) 2002-09-06 2009-04-21 Funai Electric Co., Ltd. Optical disc apparatus
US7586546B2 (en) 2004-12-21 2009-09-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Video signal processing circuit having a bypass mode and display apparatus comprising the same
JP2010239575A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Toshiba Corp コンテンツ再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6163647A (en) 2000-12-19
JP3039624B2 (ja) 2000-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3039624B2 (ja) オーディオ・ビデオ同期再生装置
JP3094999B2 (ja) オーディオ・ビデオ同期再生装置
JP3106987B2 (ja) オーディオ・ビデオ同期再生装置
JP3063824B2 (ja) オーディオ・ビデオ同期再生装置
JP3063838B2 (ja) オーディオ・ビデオ同期再生装置および方法
JP3264290B2 (ja) 復号方法および復号装置
JP3491365B2 (ja) 符号化データ復号方法および復号装置
JP3197766B2 (ja) Mpegオーディオデコーダ、mpegビデオデコーダおよびmpegシステムデコーダ
JP5059301B2 (ja) 同期再生装置および同期再生方法
JP2003046949A (ja) データ多重化方法、データ記録媒体、データ記録装置及びデータ記録プログラム
KR100629093B1 (ko) 디코딩 장치 및 디코딩 방법
JP3100308B2 (ja) 画像及び音声情報の再生システム
JPH10262208A (ja) 同期ずれ制御装置及び方法
JP3133630B2 (ja) Mpegシステムデコーダ
JP3159098B2 (ja) 画像と音声の同期再生装置
JPH0863884A (ja) ディジタル情報符号化・復号装置
JPH0863890A (ja) 多重化データの復号装置
JP2003348543A (ja) データ復号器およびデータ復号化方法
JP3975503B2 (ja) 情報再生装置及び再生方法
JPH11225309A (ja) 音響信号処理装置及びオーディオ高速再生方法
JP3695423B2 (ja) 再生装置
JPH11355719A (ja) 記録再生装置、記録再生方法、および提供媒体
JP2003101956A (ja) 再生装置
JP2003101968A (ja) 再生装置
JP2003087749A (ja) 画像データ再生装置および画像データ再生方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000202

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080303

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110303

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303

Year of fee payment: 12

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303

Year of fee payment: 12

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303

Year of fee payment: 12

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130303

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130303

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140303

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees