JPH10164133A - データ多重化方法及びデータ多重化装置 - Google Patents

データ多重化方法及びデータ多重化装置

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JPH10164133A
JPH10164133A JP32137196A JP32137196A JPH10164133A JP H10164133 A JPH10164133 A JP H10164133A JP 32137196 A JP32137196 A JP 32137196A JP 32137196 A JP32137196 A JP 32137196A JP H10164133 A JPH10164133 A JP H10164133A
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multiplexing
payload
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JP32137196A
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Masaaki Tomota
政明 友田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイムスタンプ情報が多重化された可変長パ
ケットを固定長パケットのペイロードにマッピングする
際に、タイムスタンプと多重位置で決まる多重時刻とが
ずれないようにすること。 【解決手段】 データ蓄積部101に蓄積され、複数の
PESパケットからなるPESのデータを、固定長のT
SパケットからなるTSにマッピングする。このときペ
イロード生成部103はTSパケットのペイロードを生
成し、ペイロードの領域に空きが生じた場合にスタッフ
バイトを挿入する。スタッフバイトカウンタ110はこ
のスタッフバイトをカウントし、その数がペイロード長
を超える毎にカウンタをリセットする。そしてTSパケ
ットの多重頻度を1だけ増加するようスケジューリング
部108に要求を出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のディジタル
データを多重化するデータ多重化方法及びデータ多重化
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、圧縮技術の進歩と国際標準化が進
み、更には蓄積メディアの大容量化、通信速度の向上に
より、ディジタルネットワークによる動画像情報の配信
サービスが実現可能となってきている。動画像情報の圧
縮の国際標準として、ISO/IEC13818-1 (以下、MPE
G2という) がある。MPEG2によるデータは通常、
エレメンタリストリーム( 以下、ESという) 、又はパ
ケッタイズドエレメンタリストリーム(以下、PESと
いう)形式で格納されており、伝送する際には、トラン
スポートストリーム(以下、TSという)形式に多重化
して伝送する。蓄積されたMPEG2のデータを伝送す
る際、ES又はPESを多重化してTSを出力するデー
タ多重化装置が必要になる。
【0003】以下、従来のデータ多重化装置の例を図面
を用いて詳細に説明する。図2はMPEGのPESパケ
ットをTSパケットに多重化する従来のデータ多重化装
置113の構成を示すブロック図であり、図3は多重化
の様子と多重位置の補正を示す説明図である。
【0004】図2に示すようにデータ多重化装置113
は、データ蓄積部201、レート計算部202、ペイロ
ード生成部203、ヘッダ生成部204、データパケッ
ト生成部205、ヌルパケット生成部206、時刻情報
パケット生成部207、スケジューリング部208、多
重化部209、タイムスタンプ抽出部210、時刻比較
部211を含んで構成される。
【0005】データ多重化装置213において、PES
がデータ蓄積部201に格納されている。このPESの
レート(bps)はレート計算部202において計算さ
れ、スケジューリング部208へ送られる。
【0006】ペイロード生成部203において、PES
パケットを1〜N個のTSパケットのペイロードに順次
マッピングする。この際、PESパケットの第1バイト
は、必ずTSパケットのペイロードの第1バイトにマッ
ピングされなければならない。従って任意のPESパケ
ットについて、N個目に位置するTSパケットのペイロ
ードには、空き領域を埋めるためのスタッフバイトを挿
入しなければならない。
【0007】ヘッダ生成部204において、ペイロード
生成部203で生成したペイロードに対応したヘッダを
生成する。データパケット生成部205において、ペイ
ロード生成部203で生成したペイロードとヘッダ生成
部204で生成したヘッダとを多重化してデータパケッ
トを生成する。ヌルパケット生成部206はペイロード
を持たないヌルパケットを生成する。
【0008】時刻情報パケット生成部207において、
予め指定した間隔をもとにシステムタイムクロック(以
下、STCという)で計時した多重位置での時刻である
クロックリファレンス(以下、PCRという)を計算し
て、時刻情報パケット(PCRパケット)を生成する。
【0009】スケジューリング部208において、デー
タパケット生成部205で生成したデータパケット、ヌ
ルパケット生成部206で生成したヌルパケット、時刻
情報パケット生成部207で生成した時刻情報パケット
に関する多重頻度又は多重間隔を計算し、多重位置を決
定する。データパケット生成部205で生成したデータ
パケットは、レート計算部202において計算されたP
ESレートと出力データ212のレートとの比率で、多
重頻度又は多重間隔を計算し、多重位置を決定する。例
えば、PESレートが3Mbps、出力データ212の
レートが6Mbpsの場合、データパケット生成部20
5で生成したデータパケットは、出力データ212の2
TSパケットに1回の頻度で多重を行う。時刻情報パケ
ットは予め指定された多重頻度又は多重間隔で多重位置
が決定される。
【0010】多重化部209において、スケジューリン
グ部208で決定した多重位置に、データパケット生成
部205で生成したデータパケット、時刻情報パケット
を多重化する。出力データ212における残りの隙間
は、ヌルパケット生成部206で生成したヌルパケット
を多重化する。このような多重化における簡単化した概
念図を図3(a)に示す。
【0011】ペイロード生成部203においてスタッフ
バイトを挿入することによって、スケジューリング部2
08で決定した多重位置を基に多重化部209において
多重化を行なった場合、PESパケットに予め多重化さ
れているタイムスタンプ(PTS/DTS)と多重位置
の時刻とにずれが生じてくる。この様子は図3(a)の
時刻92の位置で示される。
【0012】そこで、タイムスタンプ抽出部210にお
いて、PES中のタイムスタンプを抽出する。図3
(a)中の時刻92の位置に多重されているデータパケ
ットのタイムスタンプは91である。そこで時刻比較部
211により、図3(a)の時刻92で示す多重位置の
ように、ずれが生じた場合には、スケジューリング部2
08に対して補正リクエストを発生して、図3(b)に
示すように多重位置をずらせる。こうするとタイムスタ
ンプとタイムベース(多重位置の時刻)とのずれが生じ
なくなる。
【0013】このように、従来のデータ多重化装置で
は、タイムスタンプ抽出部210により抽出したタイム
スタンプと、多重化部209により生成した多重時刻情
報とをTSパケット周期毎に比較して、多重位置の調整
を行なって多重化していた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、入力デ
ータからタイムスタンプを抽出して多重時刻情報と比較
して多重位置の調整を行うには、比較する周期がTSパ
ケット毎という高頻度であるため演算回数が多くなり、
装置の構成が非常に複雑になるという課題を有してい
た。
【0015】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、スタッフバイトカウンタを設
けてスタッフバイトの数を監視し、多重回数の調整を行
うことにより、装置の構成が単純になるデータ多重化方
法及びデータ多重化装置を実現することを目的とするも
のである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のデータ多重化方法は、シーケンスデータを
可変長パケットである第1のパケットに分割し、前記第
1のパケットにタイムスタンプ情報を付加し、前記第1
のパケットを連結したデータストリームを第1のストリ
ームとして1組以上の前記第1のストリームが蓄積され
たデータ蓄積部より読み出し、前記第1のストリームの
データを固定長パケットである第2のパケットに分割
し、複数の前記第2のパケットを第2のストリームとし
て1つの伝送チャンネルに多重化する際に、タイムスタ
ンプ情報を含む前記第1のパケットの一部をマッピング
したパケットをデータパケットとし、前記第1のパケッ
トの先頭バイトが前記データパケットのペイロードの先
頭バイトに配置されるよう順次にマッピングし、前記第
1のパケットのパケット長が複数個の前記データパケッ
トのぺイロード長の和と異なる場合に、前記データパケ
ットの空き領域にスタッフバイトを挿入して前記データ
パケットのペイロードを生成し、前記データパケットの
パケットヘッダを生成し、前記ぺイロードに前記パケッ
トヘッダを付加して前記データパケットを生成し、プロ
グラム時刻参照値を記載した時刻情報パケットを生成
し、前記データ蓄積部に蓄積された前記第1のストリー
ムのデータの平均レートを計算し、前記第1のストリー
ムの前記平均レートと前記第2のストリームデータの出
力レートとの比率により、前記データパケットの前記第
2のストリームデータにおける多重頻度を計算し、その
計算結果に基づいて前記データパケット、前記時刻情報
パケット、当該シーケンスのデータが挿入されないヌル
パケットの多重位置を夫々決定することにより、1シー
ケンス以上のデータを1つの伝送チャンネルに多重化す
るデータ多重化方法において、前記複数のデータパケッ
トに渡って前記スタッフバイトの数をカウントして、そ
の累積結果が前記データパケットのペイロード長を越え
る度にカウント値をリセットして、タイムスタンプ情報
を含む前記データパケットの多重頻度を増加することに
より、前記タイムスタンプ情報の多重位置を補正するこ
とを特徴とするものである。
【0017】また、本発明のデータ多重化装置は、シー
ケンスデータを可変長パケットである第1のパケットに
分割し、前記第1のパケットにタイムスタンプ情報を付
加し、前記第1のパケットを連結したデータストリーム
を第1のストリームとして1組以上の前記第1のストリ
ームを蓄積するデータ蓄積部と、前記データ蓄積部より
特定の第1のストリームを読み出し、前記第1のストリ
ームのデータを固定長パケットである第2のパケットに
分割し、複数の前記第2のパケットを連結して第2のス
トリームとするとき、タイムスタンプ情報を含む前記第
1のパケットの一部をマッピングしたパケットをデータ
パケットとし、前記第1のパケットの先頭バイトが前記
データパケットのペイロードの先頭バイトに配置される
よう順次にマッピングすると共に、前記第1のパケット
のパケット長が複数個の前記データパケットのぺイロー
ド長の和と異なるとき、前記データパケットの空き領域
にスタッフバイトを挿入して前記データパケットのペイ
ロードを生成するペイロード生成部と、前記データ蓄積
部に蓄積された前記第1のストリームのデータの平均レ
ートを計算するレート計算部と、前記データパケットの
パケットヘッダを生成するヘッダ生成部と、前記ぺイロ
ード生成部より生成したぺイロードに前記ヘッダ生成部
より生成したパケットヘッダを付加して前記データパケ
ットを生成するデータパケット生成部と、プログラム時
刻参照値を記載した時刻情報を生成する時刻情報パケッ
ト生成部と、多重化すべき1組以上の第1のストリーム
に対して、前記レート計算部で計算された平均レートと
前記伝送チャンネルの出力レートとの比率により、デー
タが挿入されないヌルパケットを生成するヌルパケット
生成部と、前記第1のストリームデータの平均レートと
前記第2のストリームデータの出力レートの比率によ
り、前記第2のストリームデータにおける前記データパ
ケットの多重頻度を計算して多重位置を決定するスケジ
ューリング部と、前記スケジューリング部により決定し
た多重位置に前記データパケットを挿入し、予め指定さ
れた多重間隔に前記時刻情報パケットを挿入し、当該シ
ーケンスデータが挿入されない部分に前記ヌルパケット
を挿入することにより、前記第2のストリームを多重化
して出力する多重化部と、を具備することにより、1シ
ーケンス以上のディジタルデータを1つの伝送チャネル
に多重化するデータ多重化装置において、前記ペイロー
ド生成部で挿入したスタッフバイトの数を前記複数のデ
ータパケットに渡ってカウントして、その累積結果が前
記データパケットのペイロード長を越える度にカウント
値をリセットして、タイムスタンプ情報を含む前記デー
タパケットの多重頻度を増加する要求を前記スケジュー
リング部に対して発生するスタッフバイトカウンタを具
備し、前記タイムスタンプ情報の多重位置を補正するこ
とを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態におけるデー
タ多重化方法及びデータ多重化装置について、図面を参
照しつつ説明する。図1は、本実施の形態のデータ多重
化装置112の構成を示すブロック図であり、従来例と
同一部分は同一の名称を付けて説明する。ここでのデー
タ多重化装置112はPESパケット(第1のパケッ
ト)をトランスポート用のTSパケット(第2のパケッ
ト)に多重化する装置とする。
【0019】図1においてデータ多重化装置112は、
データ蓄積部101、レート計算部102、ペイロード
生成部103、ヘッダ生成部104、データパケット生
成部105、ヌルパケット生成部106、時刻情報パケ
ット生成部107、スケジューリング部108、多重化
部109、スタッフバイトカウンタ110を含んで構成
される。
【0020】データ蓄積部101は可変長パケットであ
るPESパケットからなるPES(第1のストリーム)
のデータを蓄積する手段である。レート計算部102は
PESデータの平均レートを計算する手段である。ペイ
ロード生成部103は、PESパケットの先頭バイト
が、固定長パケットであるTSパケットのペイロードの
先頭バイトに配置されるようマッピングし、PESパケ
ットのパケット長が複数のTSパケットのぺイロード長
の和と異なる場合に、スタッフバイトを挿入して調整を
行ない、TSパケットのペイロードを生成する手段であ
る。
【0021】ヘッダ生成部104はTSパケットのパケ
ットヘッダを生成する手段である。データパケット生成
部105は、ぺイロード生成部103より生成したぺイ
ロードと、ヘッダ生成部104より生成したパケットヘ
ッダを多重化してTSパケットを生成する手段である。
時刻情報パケット生成部107は時刻情報パケットを生
成する手段である。
【0022】スケジューリング部108は、データ蓄積
部101に保持されたPESデータの平均レートと、T
Sデータの出力レートとの比率により、データパケット
生成部により生成したデータパケットのTSデータにお
ける多重頻度又は多重間隔を計算し、多重位置を決定す
る手段である。多重化部109は、スケジューリング部
108により決定した多重位置に基づき、データパケッ
トと、時刻情報パケットと、ヌルパケットとを多重化し
てトランスポートストリーム(第2のストリーム)を出
力する手段である。
【0023】スタッフバイトカウンタ部110は、ペイ
ロード生成部103で挿入したスタッフバイトの数をカ
ウント(累積加算)して、その数がTSパケットのペイ
ロード長を越えるたびにカウンタをリセットして、スケ
ジューリング部108に対してデータパケット生成部1
05により生成したデータパケットの多重回数を1だけ
増加する要求を発生する手段である。
【0024】このように構成されたデータ多重化装置1
12の動作について説明する。データ蓄積部101に格
納されたPESのレートはレート計算部102で計算さ
れ、スケジューリング部108へ送られる。ペイロード
生成部103は、PESパケットを1〜N個のTSパケ
ットのペイロードに順次マッピングする。この際、PE
Sパケットの第1バイトは、必ずTSパケットのペイロ
ードの第1バイトにマッピングされなければならない。
従って、任意のPESパケットについて、N個目のTS
パケットのペイロードには、0〜M個の範囲で変化する
スタッフバイトを挿入しなければならない。尚、MはT
Sパケット内のペイロード長以下のバイト数である。
【0025】ヘッダ生成部104は、ペイロード生成部
103で生成したペイロードに対応したヘッダを生成す
る。データパケット生成部105は、ペイロード生成部
103で生成したペイロードとヘッダ生成部104で生
成したヘッダとを多重化し、データパケットを生成す
る。ヌルパケット生成部106は、ペイロードをもたな
いヌルパケットを生成する。
【0026】時刻情報パケット生成部107は、予め指
定した間隔を基に、システムタイムクロック(以下、S
TCという)で計時した多重位置での時刻(クロック・
リファレンス、又はPCRという)を計算し、時刻情報
パケットを生成する。
【0027】スケジューリング部108は、データパケ
ット生成部105で生成したデータパケット、ヌルパケ
ット生成部106で生成したヌルパケット、時刻情報パ
ケット生成部で生成した時刻情報パケットに関する多重
頻度又は多重間隔を設定し、それらの多重位置を決定す
る。
【0028】データパケット生成部105で生成したデ
ータパケットは、レート計算部102において計算され
たPESのレートと、出力データ111のレートとの比
率に基づいて多重頻度又は多重間隔が設定され、それら
の多重位置が決定される。例えば、PESのレートが3
Mbps、出力データ111のレートが6Mbpsの場
合、データパケット生成部105で生成したデータパケ
ットは、出力データ111の2TSパケットに1回の頻
度で多重を行う。時刻情報パケットは、あらかじめ指定
された多重頻度又は多重間隔で多重位置を決定する。
【0029】多重化部109は、スケジューリング部1
08で決定した多重位置に、データパケット生成部10
5で生成したデータパケットと、時刻情報パケットとを
多重化する。出力データ113における残りの隙間は、
ヌルパケット生成部106で生成したヌルパケットを多
重化する。このように多重化したパケット配列の概念図
を図3(a)の時刻10〜30の部分で示す。
【0030】ペイロード生成部103においてスタッフ
バイトを挿入することによって、スケジューリング部1
08で決定した多重位置を基に多重化部109において
多重化を行なった場合、PESパケットに予め多重化さ
れているタイムスタンプ(PTS/DTS)と多重位置
の時刻とにずれが生じてくる。例えば図3(a)の時刻
91にあるべきタイムスタンプが、時刻92に位置する
TSパケットに入る。そこで、スタッフバイトカウンタ
110は、ペイロード生成部103において付加したス
タッフバイトの数をカウントし、その値がペイロードの
容量を超過した場合には、スタッフバイトカウンタ11
0の値をリセットする。そしてスケジューリング部10
8に対して多重頻度を1だけ増加する要求を出力する。
この場合多重化部109は、図3(a)の時刻92に位
置するTSパケットを、図3(b)に示すように時刻9
1に設定されたヌルパケットの位置に多重化をする。こ
うして多重頻度を調整することにより、タイムスタンプ
とタイムベース(多重位置の時刻)とのずれが生じるの
を防ぐ。
【0031】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の主旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。また、本実施例では、MPEG2を対象としてタイ
ムスタンプを用いたが、特にMPEGに限定するもので
はない。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来、タ
イムスタンプが付加されたパケットを多重化する際に
は、タイムスタンプと多重位置での時刻とを常時監視し
て多重位置の補正を行なっていたが、スタッフバイトを
積算するカウンタを設けるだけで、多重位置の補正を行
うことができ、容易な構成で装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるデータ多重化装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】従来のデータ多重化装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】従来のデータ多重化装置における多重化の様子
と多重位置の補正を示す説明図である。
【符号の説明】
101 データ蓄積部 102 レート計算部 103 ペイロード生成部 104 ヘッダ生成部 105 データパケット生成部 106 ヌルパケット生成部 107 時刻情報パケット生成部 108 スケジューリング部 109 多重化部 110 スタッフバイトカウンタ 111 出力データ 112 データ多重化装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーケンスデータを可変長パケットであ
    る第1のパケットに分割し、前記第1のパケットにタイ
    ムスタンプ情報を付加し、前記第1のパケットを連結し
    たデータストリームを第1のストリームとして1組以上
    の前記第1のストリームが蓄積されたデータ蓄積部より
    読み出し、前記第1のストリームのデータを固定長パケ
    ットである第2のパケットに分割し、複数の前記第2の
    パケットを第2のストリームとして1つの伝送チャンネ
    ルに多重化する際に、 タイムスタンプ情報を含む前記第1のパケットの一部を
    マッピングしたパケットをデータパケットとし、前記第
    1のパケットの先頭バイトが前記データパケットのペイ
    ロードの先頭バイトに配置されるよう順次にマッピング
    し、 前記第1のパケットのパケット長が複数個の前記データ
    パケットのぺイロード長の和と異なる場合に、前記デー
    タパケットの空き領域にスタッフバイトを挿入して前記
    データパケットのペイロードを生成し、 前記データパケットのパケットヘッダを生成し、 前記ぺイロードに前記パケットヘッダを付加して前記デ
    ータパケットを生成し、 プログラム時刻参照値を記載した時刻情報パケットを生
    成し、 前記データ蓄積部に蓄積された前記第1のストリームの
    データの平均レートを計算し、 前記第1のストリームの前記平均レートと前記第2のス
    トリームデータの出力レートとの比率により、前記デー
    タパケットの前記第2のストリームデータにおける多重
    頻度を計算し、 その計算結果に基づいて前記データパケット、前記時刻
    情報パケット、当該シーケンスのデータが挿入されない
    ヌルパケットの多重位置を夫々決定することにより、1
    シーケンス以上のデータを1つの伝送チャンネルに多重
    化するデータ多重化方法において、 前記複数のデータパケットに渡って前記スタッフバイト
    の数をカウントして、その累積結果が前記データパケッ
    トのペイロード長を越える度にカウント値をリセットし
    て、タイムスタンプ情報を含む前記データパケットの多
    重頻度を増加することにより、前記タイムスタンプ情報
    の多重位置を補正することを特徴とするデータ多重化方
    法。
  2. 【請求項2】 シーケンスデータを可変長パケットであ
    る第1のパケットに分割し、前記第1のパケットにタイ
    ムスタンプ情報を付加し、前記第1のパケットを連結し
    たデータストリームを第1のストリームとして1組以上
    の前記第1のストリームを蓄積するデータ蓄積部と、 前記データ蓄積部より特定の第1のストリームを読み出
    し、前記第1のストリームのデータを固定長パケットで
    ある第2のパケットに分割し、複数の前記第2のパケッ
    トを連結して第2のストリームとするとき、タイムスタ
    ンプ情報を含む前記第1のパケットの一部をマッピング
    したパケットをデータパケットとし、前記第1のパケッ
    トの先頭バイトが前記データパケットのペイロードの先
    頭バイトに配置されるよう順次にマッピングすると共
    に、前記第1のパケットのパケット長が複数個の前記デ
    ータパケットのぺイロード長の和と異なるとき、前記デ
    ータパケットの空き領域にスタッフバイトを挿入して前
    記データパケットのペイロードを生成するペイロード生
    成部と、 前記データ蓄積部に蓄積された前記第1のストリームの
    データの平均レートを計算するレート計算部と、 前記データパケットのパケットヘッダを生成するヘッダ
    生成部と、 前記ぺイロード生成部より生成したぺイロードに前記ヘ
    ッダ生成部より生成したパケットヘッダを付加して前記
    データパケットを生成するデータパケット生成部と、 プログラム時刻参照値を記載した時刻情報を生成する時
    刻情報パケット生成部と、 多重化すべき1組以上の第1のストリームに対して、前
    記レート計算部で計算された平均レートと前記伝送チャ
    ンネルの出力レートとの比率により、データが挿入され
    ないヌルパケットを生成するヌルパケット生成部と、 前記第1のストリームデータの平均レートと前記第2の
    ストリームデータの出力レートの比率により、前記第2
    のストリームデータにおける前記データパケットの多重
    頻度を計算して多重位置を決定するスケジューリング部
    と、 前記スケジューリング部により決定した多重位置に前記
    データパケットを挿入し、予め指定された多重間隔に前
    記時刻情報パケットを挿入し、当該シーケンスデータが
    挿入されない部分に前記ヌルパケットを挿入することに
    より、前記第2のストリームを多重化して出力する多重
    化部と、を具備することにより、1シーケンス以上のデ
    ィジタルデータを1つの伝送チャネルに多重化するデー
    タ多重化装置において、 前記ペイロード生成部で挿入したスタッフバイトの数を
    前記複数のデータパケットに渡ってカウントして、その
    累積結果が前記データパケットのペイロード長を越える
    度にカウント値をリセットして、タイムスタンプ情報を
    含む前記データパケットの多重頻度を増加する要求を前
    記スケジューリング部に対して発生するスタッフバイト
    カウンタを具備し、前記タイムスタンプ情報の多重位置
    を補正することを特徴とするデータ多重化装置。
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