JPH10161960A - モニタシステム及び制御方法及び情報処理装置 - Google Patents
モニタシステム及び制御方法及び情報処理装置Info
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- JPH10161960A JPH10161960A JP8320563A JP32056396A JPH10161960A JP H10161960 A JPH10161960 A JP H10161960A JP 8320563 A JP8320563 A JP 8320563A JP 32056396 A JP32056396 A JP 32056396A JP H10161960 A JPH10161960 A JP H10161960A
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Abstract
可能なモニタ機構を提供する。 【解決手段】コンピュータ・ネットワーク上で所定のサ
ービスを提供するサービスシステムにモニタサーバ11
3を導入する。モニタサーバは、サービスシステムに参
入している映像サーバ110、中継サーバ111、映像
ビューワ112とは別個に設けられるが、各サーバには
モニタサーバと通信可能なモニタ埋め込みモジュールが
組み込まれる。モニタサーバは、サービスシステムに参
入しているサーバのモニタ埋め込みモジュールに対して
対応するサーバの動作状況の報告を要求するとともに、
その応答を受信してこれに対応する処理を実行する。例
えば、応答内容を映像ビューワ112の埋め込みもジュ
ールに通知し、ユーザインターフェース・モジュール1
22によって通知内容を表示させる。
Description
LANなどのコンピュータ・ネットワークにおける画像
/音声/文書情報等のサービスの実現方法に関するもの
である。特に、映像/音声などのアクティブに変化する
情報を扱うためにクライアント・サーバ方式で実現され
たサービスにおける、動作状況の監視機構を実現する情
報処理装置システム及び方法に関するものである。
利用の一般化により、遠隔地のコンピュータが提供して
いるさまざまなサービス(情報提供やゲームなど)を、
コンピュータネットワークを介して利用することが可能
になりつつある。このようなサービスの代表的な例とし
ては、WWW(World WIDe Web)による文書情報提供
サービス、動画と音声を放送するVOD(VIDeo on D
emand)サービスなどが挙げられる。
ム(以降、サービス・システムという)はサーバ・クラ
イアント方式のシステムとして実現される。この種のサ
ービスシステムにおいては、サーバ・プログラム(以
降、サーバ)はネットワークに結合された適当なコンピ
ュータ(以降、ホスト)上で動作し、情報提供等のサー
ビスを実行する。また、サービスの利用者(以降、ユー
ザ)は、最寄りのホストでクライアント・プログラム
(以降、クライアント)を起動して、サーバが提供する
サービスを利用する。
ス・システムの多くは、インターネット/LANの大規
模化に対応すべくサーバとクライアントの間に、データ
の中継を行う中継サーバを設置する方式を採用してい
る。コンピュータネットワークの大規模化は、クライア
ント数の増大やネットワークを流れるデータ量の増加を
もたらし、その結果、サーバ(以降、中継サーバと区別
するためにメイン・サーバと呼ぶ)に大きな負荷がかか
ることになる。
り、以下のようなメリットが発生する。すなわち、 ●メイン・サーバの負荷の軽減 ●ネットワーク負荷の軽減 ●クライアントの負荷の軽減 である。以下、上記各メリットについて説明を加える。
を中継サーバに代行させることができる。このため、サ
ービスを利用するクライアントの管理機能を中継サーバ
に組み込むことにより、クライアントの数が非常に多く
なっても、メイン・サーバの負荷を増加させずにすむよ
うになる。
は、物理的には帯域の異なるさまざまな回線(電話線、
光ファイバ等)が相互に接続されることによって実現さ
れている。このため、ある回線では非常に高速にデータ
を送信することができるが、別の回線はその100分の
1程度の処理能力しかないような状況が発生する。この
違いを考慮せずにメイン・サーバからクライアントにデ
ータ送信を行うと、高速な回線を利用することのできる
クライアントは十分な品質のデータを得ることができる
が、低速な回線しか利用できないクライアントでは、デ
ータが部分的に欠落したり全く失われてしまうような状
況が発生する。このような状況に対し、中継サーバがネ
ットワークや回線の処理能力にあわせたデータ量やデー
タ品質の調整を行うことにより、すべてのクライアント
が最善のサービスを受けることを可能にすることができ
る。
送サービスを考える。サーバに2つのクライアントがア
クセスしており、一方は10Mbps(Mega-bits per
second)の通信が可能だが、もう一方とは64Kbps
(Kilo-bits per second)でしか通信ができないとす
る。この状況で、1フレームが500Kbitsの画像
を1秒間に20フレーム送信した場合、10Mbpsの
通信が可能な方では問題無くデータを受信することがで
きる。しかしながら、64Kbpsの通信しかできない
方では、1フレーム分のデータ送信のために約8秒もの
時間が必要となってしまう。
送信されてきた動画データを、1フレームあたり16K
bpsで毎秒4フレームのデータに変換することで、6
4Kbpsの回線側のクライアントでもある程度の品質
のサービスを受けることが可能となる。
でなく、クライアントが行う処理を代行させることも可
能である。たとえば、メイン・サーバから送信されてき
た画像等のデータを表示可能な形式に変換する処理は、
通常はクライアントで行われる。しかしながら、クライ
アントの内部構造に依存しないタイプのデータ変換であ
ったり、同一形式のデータを利用するクライアントが複
数存在する場合、上記の変換処理を中継サーバで行うこ
とができる。このようにすると、個々のクライアントが
別々に行っていた処理を集中化することができるので、
クライアントの負荷を軽減することが可能となる。
ーバの導入は、一方で以下のような解決すべき課題を生
み出している。すなわち、 ●サービス・システムの大規模化によるメンテナンスの
困難性 ●複数サービス統合のニーズ である。以下、上記2つのアイテムについて説明を加え
る。
ンテナンスの困難性 ネットワークが大規模化すると、それに対応するために
中継サーバの数も多くする必要がある。場合によっては
中継サーバ同士が階層的に配置されるような構成をとる
状況も考えられる。このような状況では、中継サーバが
ネットワーク上に分散してしまうため管理が難しくな
る。
停止してしまったとする。このときその中継サーバの管
理下に置かれていたクライアントはメイン・サーバのサ
ービスを利用することができなくなる。サービス停止の
原因としては、 ・メイン・サーバの障害によるサービス停止 ・メイン・サーバの負荷増大による一時的なサービスの
遅滞 ・中継サーバの障害による中継処理の停止 ・中継サーバの負荷増大による一時的な中継処理の遅滞 などが想定できる。
原因にあわせて ・サービス元の責任者に電話する ・他の中継サーバを利用する。別経路/別回線を利用す
る ・しばらく様子を見る などの対処を行うことができるはずである。
用することができなくなったのかの情報を提供してくれ
るはずの中継サーバが停止しているので、ユーザはサー
ビス停止の原因を特定することができず、有効な対処を
行うことが困難となる状況が発生してしまう。
るだけでなく複数のサービスを同時に利用するような状
況が想定される。たとえば、動画送信サービスと音声送
信サービスを同時に使用することによりテレビ電話サー
ビスを実現することが可能である。
の大規模化によるメンテナンスの困難」を解決する上
で、個々のサービス・システムで個別に対処するのでは
なく、より汎用性の高い機構/手段を提供することが望
ましい。また中継サーバ等のバージョンアップや異なる
メーカーによる中継サーバ/メイン・サーバ/クライア
ントの提供が行われるような状況においても、汎用性の
高い機構/手段の提供は有用である。
開発したクライアント(Webブラウザ)が混在してお
り、ブラウザ間の非互換性が問題となっている。WWW
以外のサービス・システムでも同様な状況が発生する可
能性がある。
であり、任意のサービスシステムの各構成要素間に適用
可能なモニタ機構を提供するモニタシステム及び制御方
法及び情報処理装置を提供することを目的とする。
も、当該サービスシステムを構成する各モジュールの動
作状況を適切に監視するモニタシステム及び制御方法及
び情報処理装置を提供することを目的とする。
め、例えば本発明のモニタシステムは以下のような構成
を備える。即ち、コンピュータ・ネットワーク上で所定
のサービスを提供するサービスシステムの動作状況をモ
ニタするモニタシステムであって、前記サービスシステ
ムに参入しているモジュールとは別個に設けられ、該モ
ジュールと通信可能なモニタモジュールを有し、前記モ
ニタモジュールより前記サービスシステムに参入してい
るモジュールに対して動作状況を要求する要求手段と、
前記モニタモジュールにおいて前記要求手段による要求
に対する応答を受信し、該応答に対応する処理を実行す
る処理手段とを備える。
明の好適な実施形態を説明する。
形態として、インターネットを介したリモート映像サー
ビス・システムへの本発明の適用について説明する。
データをコンピュータネットワークを使用して放送す
る。ユーザは、専用のビューワ・ソフトを起動すること
により、放送されている動画を鑑賞することができる。
放送される動画データは、ビデオカメラからのライブ映
像やビデオテープ等に録画された映像をMotionJPEGやMP
EG等の動画データフォーマットに変換したものである。
このリモート映像サービス・システムは、一般的な大規
模ネットワーク上で動作するサービス・システムと同様
に、メイン・サーバ/中継サーバ/クライアントから構
成される。
ービス・システムの構成を示すブロック図である。この
理モード映像サービス/システムには、本発明に関るサ
ービス・モニタシステムが適用されている。
は本実施形態における処理の実行をおこなうCPU10
2と、本実施形態における主なソフトウェア群(11
0、111、112、113)を保持する主記憶103
を計算機バス104で結合することにより構成されてい
る。また、主記憶103内のソフトウェア群(110、
111、112、113)のプログラムを保持するため
の2次記憶装置であるハードディスク105、映像入出
力のためのビデオカメラ106、ディスプレイ107、
キーボード108、マウス109もワークステーション
101に設置されている。
・システムにおけるメイン・サーバである。このソフト
ウェアは、ビデオカメラ106から取得したビデオ信号
の動画データへの変換と、動画データのコンピュータ・
ネットワーク等への放送を行う。
ら動画データを受信して他の中継サーバや映像ビューワ
112に中継する。中継サーバ110の機能としては、
主に映像ビューワ112からの要求に応じて動画データ
の品質(フレームレポートや画像のサイズ、色数)の変
換をおこなう。
いる動画データを鑑賞するためのクライアントである。
映像ビューワ112は、映像サーバ110から直接に、
あるいは中継サーバ111を介して動画データを受信
し、その内容をディスプレイ107に表示する。
プログラムとして提供される、リモート映像サービス・
システムの動作状況監視手段である。モニタ・サーバ1
13は、映像サーバ110/中継サーバ111/映像ビ
ューワ112(以降、これらをまとめて被モニタ・モジ
ュールとよぶ)の動作状況情報の収集と障害発生時の対
処を行う。
ア群(110、111、112、113)は同一ホスト
上で動作しているが、実際の運用上は、各ソフトウェア
は異なるホスト上で起動される。この場合は、各ホスト
がコンピュータ・ネットワークを介して相互に通信が可
能でなければならない。
ータで実現した状態を示す図である。同図において、コ
ンピュータ1001は映像サーバ110を実現し、カメ
ラ1100によって撮影した映像を中継サーバ或いはク
ライアントへネットワーク1010、1011等を介し
て送信する。コンピュータ1002はモニタサーバ11
3を実現する。コンピュータ1003、1006は中継
サーバ111を実現する。コンピュータ1004、10
05、1007は夫々映像ビューワ112を実現する。
現方法および動作は、コンピュータ・ネットワークを介
した場合とそうでない場合との相違は全くないので、図
1の構成に基づいて説明を行う。
カメラ106の姿勢(パン、チルト)や、ズームの変更
を、ネットワークを介して遠隔から操作可能に構成する
ことも可能である。即ち、図9において、コンピュータ
1004、1005、1007から映像サーバ1001
のカメラ1100の姿勢や、ズームの変更を操作するこ
とが可能である。
モニタ・サーバ113は内部的には以下のソフトウェア
・モジュールから構成されている。
バ113から被モニタ・モジュール(映像サーバ11
0,中継サーバ111,映像ビューワ112)に「通知
メッセージ」を送信するために使用されるモジュールで
ある。なお、通知メッセージは、主に、モニタ・サーバ
113が収集した各被モニタ・モジュールの動作状況に
関する情報の伝達のために使用される。
付加された情報を利用して、夫々適当な処理をおこな
う。例えば、映像ビューワ112なら、映像サーバ11
0や中継サーバ111等の動作状況をユーザにメッセー
ジ等で表示するなどの処理を行うことができる。通知メ
ッセージの詳細については後述する。
ジュール(110、111、112)から送信されてく
る「要求メッセージ」を受信するモジュールである。被
モニタ・モジュールは、要求メッセージをモニタ・サー
バに送信することによって、あるプログラムの動作確認
や動作状況に関する情報を取得することができる。
8 要求メッセージ受信モジュール115及び通知メッセー
ジ送信モジュール114は、一般的なオペレーティング
・システムが提供するプロセス間通信の機構を用いて実
現される。このプロセス間通信を行うために必要となる
アドレスやポート番号等の情報は、被モニタ・モジュー
ル管理テーブル118で管理される。被モニタ・モジュ
ール管理テーブル118は、一般的なハッシュ表等の簡
易データベース管理機構を用いて実現される。また、本
格的なリレーショナル・データベースなどのデータベー
スシステムを利用しても実現可能である。なお、このモ
ジュールは本発明における必須構成要素ではないが、本
実施形態における実現方法上必要となる。
16 モニタ・サーバ113に送信された要求メッセージを解
釈し、対応する処理を実行するモジュールである。要求
メッセージ解釈/実行モジュール116の詳しい動作に
ついては後述する。
の処理過程で検出された「イベント」の検知および識別
と、検知した「イベント」に対する対処を実行する。こ
こで、「イベント」とは被モニタ・モジュールに発生し
たさまざまな障害をあらわすものである。イベント検知
/処理モジュール117の詳しい動作についても後述す
る。
夫々の被モニタ・モジュールは、モニタ埋め込みモジュ
ール124を備えている。なお、図1では、映像ビュー
ワ112の内部にのみモニタ埋め込みモジュール124
を示してあるが、同様のモジュールが中継サーバ11
1、映像サーバ110にも備わっている。すなわち、す
べての被モニタ・モジュール(110、111、11
2)には、モニタ・サーバ113の提供するモニタ機能
を利用するために、モニタ埋め込みモジュール124が
組み込まれている。このモニタ埋め込みモジュール12
4は、各被モニタ・プログラムの作成時に組み込まれる
ライブラリ・ルーチンとして提供される。モニタ埋め込
みモジュール124は以下のモジュールから構成されて
いる。
ジを受信する。なお、受信された通知メッセージは通知
メッセージ解釈/実行モジュール121に渡される。
および送信を行う。要求メッセージ送信モジュール12
0及び通知メッセージ受信モジュール119もプロセス
間通信の機構を用いて実現可能である。なお、具体的に
どのような要求メッセージを使用するか等の詳細につい
ては後述する。
21 通知メッセージ解釈/実行モジュール121は通知メッ
セージを解釈し、メッセージの付加情報を抽出する。ま
た、その付加情報に基づいた処理を実行する。例えば、
映像ビューワならば、情報をグラフの形で表示したり、
映像情報の取得を一時的に停止する、或いはエラーメッ
セージを表示するなどの処理が可能である。
処理内容は、各被モニタ・モジュールの作成時に決定
し、各被モニタ・モジュールのプログラムに埋め込んで
おく必要がある。
ニタ埋め込みモジュールには、ネゴシエーション処理モ
ジュール123が存在する。ネゴシエーション処理モジ
ュール123は、後述するネゴシエーション・メッセー
ジを使用して、モニタ・サーバ110が監視すべき項目
やイベントの定義および、通知メッセージや要求メッセ
ージに付加される情報の種類を指定する。
モニタ埋め込みモジュール124には、ユーザインタフ
ェース・モジュール122が追加されている。ユーザイ
ンタフェース・モジュール122は、リモート映像サー
ビス全体の動作情報をグラフィカルに表示するためのモ
ジュールである。ユーザインタフェース・モジュール1
22は通知メッセージ解釈/実行モジュールによって制
御される。
122が提供する「動作状況表示ウィンドウ201」の
インタフェース表示例を示す図である。
10/中継サーバ111/映像ビューワ112の関係を
グラフィカルに表示する。各モジュール(映像サーバ、
中継サーバ等)の動作状況は、そのモジュールをあらわ
す図形(202、203、204、205)上の暗色部
分によって表現される。本例では、暗い部分が多いほ
ど、そのモジュールには負荷がかかっていることを示
す。
4、206)間をつないでいる矢印(207、208、
209)の太さは、モジュール間で送受信されているデ
ータ量を表している。本例では、太いものほど多くのデ
ータが流れていることを示す。
/黄で塗り分けられており、 ・緑は正常に動作していることを、 ・赤はそのモジュールがトラブル等により停止している
ことを、 ・黄は動作状況が不明であることを夫々示している。な
お、図2中では、説明のために色の名前を付記してあ
る。
ウ201は、モニタ埋め込みモジュール124の一部
(ユーザインタフェース・モジュール122)として提
供されるが、この部分は独立したプログラムとして(動
作状況表示ウィンドウ・プログラムとして)実現するこ
とも可能である。この場合、この動作状況表示ウィンド
ウ・プログラムは映像ビューワといっしょに起動され同
じ環境で動作する。
ムはモニタ・サーバと映像ビューアの間でメッセージ送
受信の仲介プロセスとして機能する。
スは、単にシステムの動作状況をモニタするだけではな
く、動作状況を操作するためのユーザインタフェースと
しても使用できる。例えば、図2の暗色部の広さや矢印
の太さをユーザが操作すると、その操作を要求メッセー
ジ作成モジュールは要求メッセージに変換する。要求は
モニタ・サーバ113を介して、中継サーバ111や映
像サーバ110へ通知され、各動作状況を決定するパラ
メータを変更する。
ーバ113と被モニタ・クライアント(110、11
1、112)間の通信プロトコルについて説明する。本
実施形態における通信プロトコルは、 ・ネゴシエーション・メッセージ ・通知メッセージ ・要求メッセージ の3種類のメッセージから構成される。
[値]... という形式で表記する。ここで、"..."は同一項目(こ
こでは[付加情報名]=[値])の繰り返しをあらわしてい
る。
セージは、 do-ping to="映像サーバA"timeout=1000msec のように表記される。以下、各メッセージ毎に説明を行
う。
ベント」を決定するためのモニタ・サーバ113と被モ
ニタ・モジュール間のネゴシエーション処理のためのメ
ッセージである。厳密には要求メッセージの一種であ
り、要求メッセージ送信モジュール120/要求メッセ
ージ受信モジュール115によってやり取りが行われ
る。ネゴシエーション処理は以下のネゴシエーション・
メッセージを使用する。
ベント」を定義するためのメッセージである。このメッ
セージをモニタ・サーバに送信すると、イベントが定義
される。このメッセージは、 define-eventname=[イベント名]type=[イベントのタイ
プ][付加情報名]=([付加情報のタイプ],[タイプ情
報]...)... という形式で表記される。
ントの名前である。また、「イベントのタイプ」は、そ
のイベントがあらわす事項の大まかな分類であり以下の
3種類が定義されている。 ○ 障害:障害をあらわすイベント ○ 定期通知:定期的に通知の送信をおこなわせるため
のイベントである。タイマ・イベントとも呼ぶ。 ○ 非定期通知:定期的通知にも障害にも分類されない
イベントには、このタイプを指定する。
の4種類のタイプが指定できる。 ○ 文字列--文字列:タイプ情報として初期値を指定で
きる。例えば、 Messgage=(文字列,"イベントが発生しました。") のように使用できる。 ○ 整数値--整数の値:タイプ情報として初期値、最小
値と最大値を指定できる。例えば、 SAMPLENUMBER=(整数値,0,-100,100) のように使用できる。 ○ 実数値--実数の値:タイプ情報として初期値、最小
値と最大値を指定できる。例えば、 SAMPLEVALUE=(実数値,0.5,-10.99,100.0) のように使用できる。 ○ 時刻--時刻をあらわす文字列:タイプ情報として"
現在時刻"を指定するとイベントが発生した時刻が値と
して与えられる。例えば、 Time=(時刻,"TueNov1918:31:03JST199
6") のように使用できる。
理を定義する。このメッセージは、 define-event-handler name=[イベント名]\{[通知メッ
セージ記述]...\} という形式で表記される。なお、この記述からわかるよ
うに、モニタ・サーバ113がイベント発生時に行う処
理は、各被モニタ・モジュールに通知メッセージを送る
ことのみである。
記述」は、 [通知メッセージ・ラベル][通知メッセージ名][付加情
報名]=[付加情報の値]... という形式で表記される。
理定義メッセージ内の通知メッセージ記述にラベルをつ
けるために使用する。この項目は省略可能である。ま
た、「付加情報の値」には、以下の様に記述すること
で、定義済みのイベント定義や通知メッセージの結果を
利用することができる。すなわち、 [イベント名].[付加情報名] [通知メッセージ・ラベル].[付加情報名] という記述を行う。例えば、 "映像サーバAの致命的障害"."発生時刻" と記述することができる。
る。このメッセージは以下の形式で表記される。すなわ
ち、 define-event-condition name=[イベント名]([通知メ
ッセージ・パターン],[通知メッセージ条件]...)... となる。
る通知メッセージの結果が、同一括弧内に置かれている
通知メッセージ条件を満たすとイベントが発生したもの
と判断される。通知メッセージ・パターンは、後述する
通知メッセージ記述と同じ形式で記述する。
指定が可能である。すなわち、 [付加情報名]=[付加情報の値] という形式で記述する。上記の「付加情報の値」に一致
した通知メッセージは、上記の通知メッセージ・パター
ンにマッチするとみなされる。通知メッセージ・パター
ンの例としては、例えば、 notice-want-info target="映像サーバA" about="クラ
イアント数" となる。
トが発生する条件を指定するもので、以下の形式で記述
される。すなわち、 [付加情報名]=[付加情報の値] [付加情報名]=[付加情報の値の下限]-[付加情報の値の
上限] となる。ただし、上記記述において指定されている[付
加情報の値]や[付加情報の値の下限]-[付加情報の値の
上限]の範囲は、通知メッセージの結果に対して適用さ
れる。ただし、この形式で発生条件が指定されるのは障
害タイプと非定期通知タイプのイベントのみである。
指定される。すなわち、 define-event-condition name=[イベント名] interval-
time=[インターバル・タイム] となる。
あり、指定された時間が経過するごとにイベントが発生
することになる。例えば、 define-event-condition name=定期メッセージinterval
-time=60000 と記述することで、60秒毎にイベントが発生すること
になる。
報をモニタ・サーバから取得することが可能である。す
なわち、 ○ get-event-list:-定義された全イベントの名前を
得ることができる。 ○ get-event-definition name=イベント名:指定され
た名前のイベント定義、発生条件、イベント処理を得る
ことができる。
かじめ定義されている。
この通知メッセージを受信した被モニタ・モジュールは
要求リプライメッセージを返さなければならない。この
メッセージは、 notice-ping という形式で表記される。
報の取得のための通知である。このメッセージは、 notice-want-info target=[動作確認対象のモジュール
名]about=[動作状況情報名] という形式で表記される。例えば、 notice-want-info target="映像サーバA"about="クラ
イアントの数" と表記することができる。
するメッセージである。このメッセージは、 notice-event name=[イベント名]target=[送り先][イベ
ント関連情報]... という形式で表記される。
ト定義時に指定される。また、notice-eventでは通知メ
ッセージのtragetの値として、 all-[client-type] という述語を使用することが可能である。ここで「clie
nt-type」はmain-server/proxy-server/clientのいずれ
かの文字列であり、この述語を指定すると「client-typ
e」に属するすべての被モニタ・モジュールに通知メッ
セージを送信することができる。
に対する返答に使用される特殊な通知メッセージであ
る。このメッセージは、 reply-request for=[要求メッセージID][付加情報名]
=[値].... という形式で表記される。なお、「要求メッセージI
D」は、要求メッセージに自動的に割り当てられる一意
な識別子である。要求リプライメッセージは例えばrepl
y-request for="Request-100" "クライアントの数"="10
00"のように表記される。
を指示するために使用される通知である。このメッセー
ジは notice-set-parameter target=[動作確認対象のモジュ
ール名] [設定するパラメータ名]=[値]... の形式で表記される。このメッセージは設定するパラメ
ータ名として、後述するようにCPU占有率や画像のデ
ータ量などを指定して、被モニタ・モジュールの動作状
況を変更する場合に使用する。
かじめ定義されている。
ジ モニタ・サーバのクライアントとなる被モニタ・モジュ
ールを被モニタ・モジュール管理テーブルに登録するた
めのメッセージである。付加情報としてプロセス間通信
に必要なアドレス、ポート番号等の情報が追加される。
登録された被モニタ・モジュールには一意なクライアン
トIDが割り当てられる。クライアントIDは被モニタ
・モジュール登録メッセージに対するリプライ通知メッ
セージに付加されて被モニタ・モジュールに返される。
e=[モジュール名] addr=[アドレス] port=[ポート番号] という形式で表記される。ここで、「被モニタ・モジュ
ールの種類」では、 ○ monitor-server ○ main-server ○ proxy-server ○ client の4種類の値が指定され得る。それぞれ、モニタ・サー
バ、メイン・サーバ、中継サーバ、クライアントのいず
れかであることを示している。
ニタ・モジュールの名前であり、アドレス、ポート番号
はプロセス間通信のために使用されるIPアドレスとポ
ート番号である。
記例を示すと、 req-register type="main-server"name="映像サーバA"
addr="192.168.111.111"port="123456" となる。
セージ この要求は被モニタ・モジュール管理モジュールから登
録を抹消する。このメッセージは、 req-un-register client-ID=[クライアントID] という以下の形式で表記される。被モニタ・モジュール
登録抹消メッセージの表記例を示すと、 un-register client-ID="10" となる。
否かの確認処理を要求する。このメッセージは、 req-pingtarget=[動作確認対象のモジュール名] という形式で用いられる。動作確認要求メッセージの表
記例を示すと、 req-pingtarget="映像サーバA" となる。
る情報の取得を要求する。このメッセージは、 req-want-info target=[動作確認対象のモジュール名]a
bout=[動作状況情報名] という形式で表記される。なお、結果はaboutで指定し
た動作状況情報名の現在の値がリプライ通知メッセージ
に付加されて返送される。動作状況取得要求メッセージ
の表記例を示すと、 req-want-info target="映像サーバA"about="クライア
ントの数" となる。
ジに対する返答を行うための特殊な要求メッセージであ
る。このメッセージは、 reply-notice for=[通知メッセージID] [付加情報名]=
[値].... という形式で表記される。「通知メッセージID」は、通
知メッセージ送信モジュールによって通知メッセージに
自動的に割り当てられる一意な識別子である。通知リプ
ライメッセージの表記例を示すと、 reply-notice for="Notice-100" "クライアントの数"="
1000" となる。
ジュールに、パラメータの設定を指示するために使用さ
れる要求である。このメッセージは、 req-set-parameter target=[動作確認対象のモジュール
名] [設定するパラメータ名]=[値]... という形式で表記される。このメッセージは設定するパ
ラメータ名として、後述するようにCPU占有率や画像
のデータ量等を設定して、被モニタ・モジュールの動作
状況を変更する場合に使用する。
コルによって実現される本実施形態の動作について説明
する。なお、以下の説明では、初期状態ではモニタ・サ
ーバ113のみが起動されている状態から、映像サーバ
110、中継サーバ111、映像ビューワ112の順番
で起動が行われたものとして説明を行う。
におけるモニタ・サーバ及び被モニタ・モジュールの動
作を説明する。なお、図6及び図7はモニタ・サーバの
動作手順を表すフローチャートである。
タ・モジュールの起動時および終了時の処理について説
明する。図3は、装置立ち上げ時における被モニタ・モ
ジュールとモニタ・サーバの動作を表す図である。
ず要求メッセージ待ちループに入る(ステップS70
1)。それから被モニタ・モジュール(ここでは、映像
ビューワ112で説明するが、他のいかなる被モニタ・
モジュールであってもよい)が起動されると、被モニタ
・モジュール内の要求メッセージ送信モジュール120
は被モニタ・モジュール登録メッセージ312をモニタ
・サーバ113に送信する。送信された被モニタ・モジ
ュール登録メッセージ312は、モニタ・サーバ内の要
求メッセージ受信モジュール306によって受信される
(ステップS701)。
モニタ・モジュール登録メッセージ312を受信する
と、そのメッセージの内容を要求メッセージ解釈/実行
モジュール116に転送する。要求メッセージ解釈/実
行モジュール116は、送られてきた要求メッセージを
解釈する(ステップS702)。そして、それが被モニ
タ・モジュール登録メッセージであることを検知すると
(ステップS703)、新たな被モニタ・モジュールと
して当該被モニタ・モジュール(映像ビューワ112)
にクライアントIDを割り当てる(ステップS70
4)。それから、要求メッセージ312に付加されてい
るアドレスとポート番号とを抽出し(ステップS70
5)、その結果を被モニタ・モジュール管理テーブル1
18に登録する(ステップS706)。
イアントIDを通知メッセージ送信モジュール114に
転送して、登録完了を示す要求リプライ・メッセージ3
13を被モニタ・モジュール(映像ビューワ112)の
通知メッセージ受信モジュール119に返送する(ステ
ップS707)。
して映像ビューワ112を挙げて説明したが、他の被モ
ニタ・モジュールである映像サーバ110/中継サーバ
111のいずれにおいても、その起動時において上記処
理が実行される。
処理時においても共通な処理が行われる。すなわち、被
モニタ・モジュールは終了処理の直前に、モニタ・サー
バ113に対して被モニタ・モジュール登録抹消メッセ
ージ311を送信する。この要求メッセージ311をモ
ニタ・サーバ113内の要求メッセージ受信モジュール
115が受信すると(ステップS701)、登録処理と
同様に要求メッセージ解釈/実行モジュール116に転
送され、解釈/実行される(ステップS702)。
6は要求メッセージ311が被モニタ・モジュール登録
抹消メッセージであることを検知すると(ステップS7
03)、メッセージからクライアントIDを取り出す
(ステップS708)。そしてその値をキーとして被モ
ニタ・モジュール管理テーブル118から終了する被モ
ニタ・モジュールの登録を削除する(ステップS70
9)。
が終了すると、モニタ・サーバと映像サーバ間でのネゴ
シエーション処理が開始される。図4は映像サーバとモ
ニタ・サーバとの間のネゴシエーション処理を説明する
図である。
登録処理が終了し、映像サーバ110内の通知メッセー
ジ受信モジュール119aが要求リプライ・メッセージ
414を受信すると、ネゴシエーション処理モジュール
123によってネゴシエーション処理が開始される。
処理モジュール123はリモート映像サービス・システ
ムで必要となる「映像サーバのクラッシュ」、「中継サ
ーバのクラッシュ」などのイベントを定義すべく、一連
のイベント定義メッセージ415を要求メッセージ送信
モジュール120aを介してモニタ・サーバ113に送
信する。
理について説明を行う。ただし、以下に説明する処理
は、イベント定義メッセージ/イベント処理定義メッセ
ージ/イベント発生条件定義メッセージのいずれの対し
ても同様に行われる処理である。
ッセージと同様に要求メッセージ受信モジュール115
によって受信される(ステップS701)。要求メッセ
ージ受信モジュールは、要求メッセージ解釈/実行モジ
ュール116に転送されるが(ステップS702)、要
求メッセージ解釈/実行モジュール116ではイベント
定義メッセージを処理できないので、このメッセージは
さらにイベント検知/処理モジュール117に転送され
る(ステップS703、S710)。イベント検知/処
理モジュール117は、内部的にイベントのテーブル
(イベント・テーブル411)を保持しており、送られ
てきたイベントに関する情報をこのテーブルに登録する
(ステップS711)。
おいて、各種イベント定義メッセージの送信が終了する
と、引き続きイベント発生条件定義メッセージおよびイ
ベント処理定義メッセージが送信され、イベント定義メ
ッセージと同じ手順を繰り返して、イベント・テーブル
411にイベント発生条件およびイベント処理を登録す
る。
ゴシエーション処理では、以下のイベントが定義され
る。すなわち、 ○"映像サーバのサービス停止" ○"映像サーバの一時的なbusy状態" ○"中継サーバのサービス停止" ○"中継サーバの一時的なbusy状態" ○"映像サーバのサービス再開" ○"中継サーバのサービス再開" である。
止"に対応するイベント定義及び、イベント処理定義を
示すと、 ・イベント定義 define-event name=映像サーバのサービス停止 type=障
害 default-message=" 映像サーバに障害が発生しました。しばらくお待ちくだ
さい。" ・イベント処理定義 define-event-handler name=映像サーバのサービス停止{ notice-event name=映像サーバのサービス停止 target=all-proxy-server mes sage="" notify-event name=映像サーバのサービス停止 target=all-viewer-client message={映像サーバのサービス停止.default-message} } のようになる。
イベントの発生を通知する。映像ビューワには、表示す
べきメッセージ文字列として、イベント情報のdefault-
messageの値を与える。
するイベント発生条件を示すと以下の通りである。 ・イベント発生条件 define-event-condition name=映像サーバのサービス停止( ping target="映像サーバA"、 result=TIMEOUT ) 即ち、動作確認メッセージを"映像サーバA"に送った結
果がTIMEOUTならば"映像サーバのサービス停止"イベン
トを発生させる。
は1つしか存在しないので以上のような単純な手順でネ
ゴシエーション処理が終了する。2つ以上のネゴシエー
ション処理モジュールが存在する場合は、一方が定義し
たイベントに他方が処理定義を追加したり、発生条件を
変更する等の複雑なネゴシエーション処理を行うことが
できる。
の発生検知およびイベント処理は以下の様にして処理さ
れる。
ントとそれ以外のタイプ(障害イベントと非定期通知イ
ベント)とでは大きく異なる。
ト登録後からの経過時間を逐次チェックし、指定された
インターバル・タイムが経過するごとにイベントの処理
を開始する。この処理は、イベント検知/処理モジュー
ル117が実行する。また、この経過時間のチェックの
実現では、一般的なオペレーティングシステムが提供す
るタイマー機構を使用することもできる。この場合は、
逐次チェックが不要となるのでCPU時間の無駄な消費
を押さえることが出来るというメリットがある。
検知は、定期通知イベントや被モニタ・モジュールから
送信されてきた要求メッセージによって行われる通知メ
ッセージ処理が開始点となる。図5は被モニタ・モジュ
ールから要求メッセージが送信された場合の処理を説明
する図である。以下、図5を参照して、被モニタ・モジ
ュール(ここでは、映像ビューワ112)から要求メッ
セージ512が送信されたものとして、処理の流れを説
明する。
ジ512を受信した要求メッセージ受信モジュール11
5は、メッセージを要求メッセージ解釈/実行モジュー
ル116に転送する(ステップS701、S702)。
この要求メッセージ512がイベント定義プロトコル以
外の要求メッセージであった場合は(ステップS70
3)、通知メッセージを、要求メッセージ512に記述
された「target」に送信するための依頼を、通知メッセ
ージ送信モジュール114に発行する。
要求に対応する通知メッセージ513を送信する。その
後、送信したメッセージをイベント検知/処理モジュー
ル117に転送する(ステップS712)。なお、図中
では、たまたま通知メッセージ513のtargetが、最初
に要求メッセージ512を送信した被モニタ・モジュー
ル(即ち、映像ビューワ112自身)になっている。
知/処理モジュール117は、イベント・テーブル41
1を走査して、マッチする通知メッセージ・パターンが
ないかチェックする(ステップS713)。マッチする
通知メッセージ・パターンが無い場合は、イベント検知
/処理モジュール117は何もしない。一方、マッチす
る通知メッセージ・パターンが存在した場合は、その通
知メッセージのメッセージIDを要求メッセージ受信モ
ジュール115に通知する(ステップS714、S71
5)。
常の場合、通知メッセージに対する通知リプライ・メッ
セージ514を受け取ると、そのままそのメッセージを
要求メッセージ解釈/実行モジュール116に転送する
(ステップS716、S717、S718)。要求メッ
セージ解釈/実行モジュール116は、通知メッセージ
送信モジュール114を使用して、さらに通知リプライ
・メッセージ514を要求リプライ・メッセージ515
に変換し、元の被モニタ・モジュールに送り返す(ステ
ップS718)。
5がイベント検知/処理モジュール117からの通知を
受けた場合、通知リプライ・メッセージ514は、まず
イベント検知/処理モジュール117で処理される(ス
テップS717)。イベント検知/処理モジュール11
7は、要求リプライ・メッセージの付加情報をチェック
し、先ほどマッチした通知メッセージ・パターンのイベ
ント発生条件にマッチするか調べる(ステップS71
9)。マッチしなかった場合は、要求リプライ・メッセ
ージは要求メッセージ解釈/実行モジュール116に再
転送され、通常通りに被モニタ・モジュールに送り返さ
れる(ステップS720、S718)。
の発生処理が行われ通常のリプライは行われない。この
場合、イベント検知/処理モジュール117は発生した
イベントをイベント・テーブル411を走査して、イベ
ント処理定義を取り出す(ステップS720、S72
1)。さらにイベント処理定義の内容を解釈/実行する
(ステップS722)。
義されたイベントの検知および処理が行われる。
ンタフェース・モジュールの動作について説明する。
トや動作状況取得要求メッセージをきっかけとして映像
サーバおよび中継サーバの動作状況通知メッセージをク
ライアントに送信する。クライアントは、この動作状況
通知メッセージから必要な付加情報を取り出し、その値
に基づいて、ユーザインタフェース・モジュールによる
表示情報を更新する。定期通知イベントを利用すること
によって、定期的な動作状況の更新が行われるので、ユ
ーザはその時々で最新の動作状況を得ることが可能とな
る。
なユーザインターフェースにおいて矢印の太さや、暗部
の広さを変更することによってシステムの動作状況を変
更することができる。
サーバの被モニタ・モジュールがCPUを占有できる割
合い(CPU占有率)を変更する。
体に対する割合を、CPU占有率とみなす。CPU占有
率の指定が100%ならば、その被モニタ・モジュール
が完全にCPUを占有することになり、CPU占有率の
指定が0%ならば、その被モニタ・モジュールは全く動
作しないことになる。
ば、CPU占有率50%を指定したことになる。例とし
て、映像サーバAを表す図形202の暗色部の広さを8
0%に変更すると、この操作は以下のような要求メッセ
ージに変換される。即ち、 req-set-parameter target=映像サーバA CPU占有
率=80% となる。この要求メッセージは、モニタ・サーバ内の通
常の要求メッセージの処理手順に従って以下の通知メッ
セージに変換され、映像サーバAに送信される。即ち、 notice-set-parameter target=映像サーバA CPU占
有率=80% となる。受信した映像サーバAは、notice-set-paramet
erメッセージのCPU占有率の指示に従い、OSが提供
する機能(例えば、UNIXならniceシステムコールな
ど´を使用して、自身のCPUの占有率を変更する。
路に流れるデータ量を変更する。本実施形態では、矢印
の太さの変更の割合を、データ量の変更の割合とみな
す。例えば、矢印の太さを2倍にすれば、データ量を2
倍にすることを指定したことになる。
間の通信路を表す図形207の太さを2倍にするとこの
操作は以下のような要求メッセージに変換される。即
ち、 req-set-parameter target=映像サーバA データ量変
更率=200% となる。ここでの、targetはデータ量を制御する映像サ
ーバAとする。異なる実現方式により中継サーバaが制
御するならば、targetに中継サーバaを指定することも
可能である。この要求メッセージは、モニタ・サーバ内
の通常の要求メッセージの処理手順に従って、 notice-set-parameter target=映像サーバA データ量
変更率=200% という通知メッセージに変換され、映像サーバAに送信
される。このメッセージを受信した映像サーバAは、デ
ータ量変更率の指定に従い、画像の圧縮率や色数を変更
することにより、通信路に流れるデータ量を変更する。
の設定に限らず、本発明の実施に際しては、種々の設定
の方法を用いることができる。
ベント検知/処理モジュールを有する動作状況監視機構
をモニタ・サーバとして提供し、その他の被モニタ・モ
ジュール(映像サーバ、中継サーバ、映像ビューワ)に
動作状況処理機構を組み込んでいる。
視や障害時の対処を行うために必要なイベント定義のた
めのプロトコルを規定し、映像サーバのネゴシエーショ
ン処理モジュールとモニタ・サーバ間でのネゴシエーシ
ョン処理を実現している。
ュール間で要求メッセージ/通知メッセージを交換する
ことで、システム全体の動作状況に関する情報を各被モ
ニタ・モジュールが獲得することを可能にし、かつその
情報に基づき動作状況をグラフィカルにユーザに提示す
るためのユーザインタフェースを提供している。
ビス・システムを適用対象としたが、同様なメイン・サ
ーバ/中継サーバ/クライアントから構成される他の音
声、文字ベースのサービスにおいても本実施形態と全く
同じ方法で動作状況のモニタが可能である。
バ、クライアント(映像ビューワ)は複数であってもよ
く、中継サーバは無くてもよい。
監視機構をモニタ・サーバとして独立させることによ
り、被モニタ・モジュール側のモニタ関連部分が小規模
で済む。このため、既存のサービス・システムにモニタ
機構を組み込むことが容易である。
ユーザがシステム全体の動作状況を把握できるので、シ
ステム側による障害対策が十分でない場合も、ユーザが
適切な処理が行われるよう対処することが可能となる。
施形態について説明する。なお、第2の実施形態でも発
明の適用対象として実施形態1と同じリモート映像サー
ビス・システムをあつかう。ただし、図8に示す様に実
施形態1とは異なった実現方法を採用している。すなわ
ち本実施形態では、モニタ・サーバに相当する部分を独
立したサーバとして実現するのではなく、各被モニタ・
モジュール内のライブラリルーチンとして実現する。
バ113(図1)の提供する機能が図8ではモニタ・モ
ジュール613として映像ビューワに組み込まれている
ことをのぞき、図1にける同一番号の構成要素と同じ機
能をもっている。また、図8においても図1と同様に、
モニタ埋め込みモジュール124は映像サーバ110、
中継サーバ111にも組み込まれている。ただし、第2
の実施形態におけるモニタ埋め込みモジュール124
は、ネゴシエーション処理モジュール123とユーザ・
インタフェースモジュール122の両方を備えている。
また、モニタ・モジュール613も、モニタ埋め込みモ
ジュール124と同様に、映像サーバ110、中継サー
バ111にも組み込まれているものとする。
の行う処理は、第1の実施形態とほぼ同様に動作する。
従って、以下では第1の実施形態との相違点について説
明することにする。
セージは、システム中のすべての構成要素(映像サーバ
110、中継サーバ111、映像ビューワ112)にブ
ロードキャストされる。この点を除くと、各構成要素の
行う処理は図3〜図7で説明したものと全く同じ処理を
行うことになる。
ーション処理モジュール123を備えていたが、第2の
実施形態ではすべての構成要素がネゴシエーション処理
モジュール123を備える。各ネゴシエーション処理モ
ジュールは、任意の構成要素上のモニタ・モジュールと
第1実施形態で説明したプロトコルを用いてネゴシエー
ションを行うことができる。
ント検知・処理モジュール116には、それぞれ異なっ
たイベントが登録され得る。たとえば、中継サーバ11
1には映像ビューワ112と映像サーバ110に関する
イベントが定義されるが、映像サーバ110と映像ビュ
ーワ112には中継サーバ111に関するイベントのみ
が定義される、といった切り分けを行うことができる。
画像の蓄積サーバ)を導入して、独自のイベント定義を
追加することも可能である。
況監視機構としてのモニタ・モジュールをサービス・シ
ステムの各構成要素に組み込むことにより、個々の構成
要素が独自の動作状況モニタを行うことが可能となる。
このことにより、サービス・システムに新たな機能を持
つ構成要素を追加する場合、他の構成要素に修正を加え
る必要がなくなるという効果をもつ。
れば、任意のサービスに適用可能なモニタ機構の提供が
可能となる。また、システムの起動時あるいは動作中に
適切な障害対策処理を指定することが可能となる。更
に、複数のサービスを組み合わせて使用する場合にも適
用可能なモニタ機構の提供が可能となる。
ビスシステムにおいて、各被モニタ・モジュールはモニ
タサーバへアクセスを行うためのアドレスを知っておく
必要がある。これを実現する方法としては、たとえば、
モニタ埋め込みモジュールを被モニタ・モジュールに組
み込む際に、モニタモジュールのアドレスを決めてしま
う、或いは、システム内でブロードキャストを行って、
モニタモジュールのアドレスを通知してもらう等が挙げ
られる。特に第2の実施形態では、ブロードキャスト機
構が備わっているので、これを利用してモニタサーバの
アドレスの通知要求をブロードキャストするようにして
もよい。
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
任意のサービスシステムの各構成要素間に適用可能なモ
ニタ機構が提供され、サービスシステムにおける操作性
が向上する。
合された場合にも、当該サービスシステムを構成する各
モジュールの動作状況を適切に監視することが可能とな
る。
システムの構成を示すブロック図である。
供する「動作状況表示ウィンドウ201」のインタフェ
ース表示例を示す図である。
とモニタ・サーバの動作を表す図である。
ーション処理を説明する図である。
信された場合の処理を説明する図である。
トである。
トである。
システムの構成を示すブロック図である。
ビューワ)を、ネットワーク接続された独立したコンピ
ュータによって実現した状態を示す図である。
Claims (28)
- 【請求項1】 コンピュータ・ネットワーク上で所定の
サービスを提供するサービスシステムの動作状況をモニ
タするモニタシステムであって、 前記サービスシステムに参入しているモジュールとは別
個に設けられ、該モジュールと通信可能なモニタモジュ
ールを有し、 前記モニタモジュールより前記サービスシステムに参入
しているモジュールに対して動作状況を要求する要求手
段と、 前記モニタモジュールにおいて前記要求手段による要求
に対する応答を受信し、該応答に対応する処理を実行す
る処理手段とを備えることを特徴とするモニタシステ
ム。 - 【請求項2】 前記モニタモジュールにおいて、モジュ
ールを指定するとともにその動作状態の通知を要求する
要求情報を受信する受信手段を更に備え、前記要求手段
は、前記要求情報で指定されたモジュールに動作状況を
要求することを特徴とする請求項1に記載のモニタシス
テム。 - 【請求項3】 前記処理手段は、前記要求手段に対する
応答を受信し、該応答に基づいて前記要求情報の発行元
のモジュールへ通知を行うことを特徴とする請求項2に
記載のモニタシステム。 - 【請求項4】 検知すべきイベントとこれに対応する処
理内容を登録したイベントテーブルと、 前記イベントテーブルに登録されたイベントの発生を検
知する検知手段と、 前記検知手段によってイベントの発生が検知された場
合、前記イベントテーブルに登録された処理を実行する
イベント実行手段とを更に備えることを特徴とする請求
項3に記載のモニタシステム。 - 【請求項5】 前記サービスに参入しているモジュール
からイベント及びこれに対応する処理内容を示す情報を
受信し、これを前記イベントテーブルに登録する登録手
段を更に備えることを特徴とする請求項4に記載のモニ
タシステム。 - 【請求項6】 前記検知手段は、前記要求手段に対する
応答に基づいて、前記イベントテーブルに登録されたイ
ベントが発生したか否かを検知することを特徴とする請
求項5に記載のモニタシステム。 - 【請求項7】 前記サービスシステムはクライアントサ
ーバ型システムであり、前記登録手段は該サービスシス
テムのサーバよりイベント及びこれに対応する処理内容
を示す情報を受信し、これを前記イベントテーブルに登
録することを特徴とする請求項5に記載のモニタシステ
ム。 - 【請求項8】 前記モニタモジュールより、前記イベン
トテーブルに登録されたイベントに係る動作状況の要求
を、前記サービスシステムに参入しているモジュールに
対して所定の時間隔で要求する定期要求手段を更に備
え、 前記検知手段は、前記定期要求手段に対する応答に基づ
いて、前記イベントテーブルに登録されたイベントが発
生したか否かを検知することを特徴とする請求項4に記
載のモニタシステム。 - 【請求項9】 前記モニタモジュールは、独立したサー
バ・プログラムとして提供されることを特徴とする請求
項1に記載のモニタシステム。 - 【請求項10】 前記サービスシステムに参入する各モ
ジュールは被モニタモジュールを有し、該被モニタモジ
ュールは、 前記要求手段において動作状況を要求すべきモジュール
とその内容を前記モニタモジュールに対して指定する指
定手段と、 前記処理手段における前記モニタモジュールよりの動作
状況の通知を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した情報に基づいてユーザへの表示
を行う表示手段とを備えることを特徴とする請求項6に
記載のモニタシステム。 - 【請求項11】 前記被モニタモジュールは、前記要求
手段による前記モニタモジュールからの要求に応答し
て、該モニタモジュールに動作状況を通知する状況通知
手段を更に備えることを特徴とする請求項10に記載の
モニタシステム。 - 【請求項12】 前記被モニタモジュールは、動作状況
モニタの対象となるモジュールの組み込みモジュールと
して提供されることを特徴とする請求項10または11
に記載のモニタシステム。 - 【請求項13】 前記表示手段は、前記受信手段で受信
した動作状況を、各モジュールを表す図形を色分けする
ことにより表示することを特徴とする請求項11に記載
のモニタシステム。 - 【請求項14】 前記表示手段は、前記受信手段によっ
て受信された各モジュールの動作状況に基づいて、当該
サービスシステムの各モジュール間のコネクションの関
係とコネクション間のデータ通信の状況を、各モジュー
ル表す図形を結ぶ線とその太さで表示することを特徴と
する請求項13に記載のモニタシステム。 - 【請求項15】 前記各モジュールの動作状況と、モジ
ュール間のコネクションのデータ通信の状況を、上記表
示手段で表示されている図形や矢印を操作することによ
って指定する操作手段を更に備えることを特徴とする請
求項14に記載のモニタシステム。 - 【請求項16】 前記被モニタモジュールが、前記モニ
タモジュールにおける前記登録手段によって登録される
べきイベントを通知するイベント通知手段を更に備える
ことを特徴とする請求項10に記載のモニタシステム。 - 【請求項17】 前記イベント通知手段は、前記モニタ
モジュールに対して、イベントの発生する条件とイベン
ト発生時に行われる処理およびイベントに付加されるべ
き情報を指定することを特徴とする請求項16に記載の
モニタシステム。 - 【請求項18】 前記サービスシステムはサーバクライ
アント型のシステムであり、前記イベント通知手段はサ
ーバの被モニタモジュールに組み込まれることを特徴と
する請求項16に記載のモニタシステム。 - 【請求項19】 前記モニタモジュールが前記サービス
システムに参入する各モジュールの組み込みモジュール
として提供されることを特徴とする請求項6に記載のモ
ニタシステム。 - 【請求項20】 前記サービスシステムにおける各モジ
ュールのれぞれが前記イベント通知手段を備えることを
特徴とする請求項19に記載のモニタシステム。 - 【請求項21】 前記サービスシステムが、クライアン
ト装置よりの指示に基づいてカメラを制御して映像を獲
得し、該獲得した映像をクライアント装置へ送信する映
像配信サービスであることを特徴とする請求項1乃至2
0の何れかに記載のモニタシステム。 - 【請求項22】 コンピュータ・ネットワーク上で所定
のサービスを提供するサービスシステムにおいて、該サ
ービスシステムに参入しているモジュールとは別個に設
けられ、該モジュールと通信可能なモニタモジュールに
よって該サービスシステムの動作状況をモニタする方法
であって、 前記モニタモジュールより前記サービスシステムに参入
しているモジュールに対して動作状況を要求する要求工
程と、 前記要求工程による要求に対する応答を受信し、該応答
に対応する処理を実行する処理工程とを備えることを特
徴とするモニタシステムの制御方法。 - 【請求項23】 コンピュータ・ネットワーク上におい
て所定のサービス提供するサービスシステムにおいて、
該サービスシステムの動作状況をモニタする情報処理装
置であって、 前記サービスシステムに参入しているモジュールとは別
個に設けられ、該モジュールと通信可能なモニタモジュ
ールと、 前記モニタモジュールより前記サービスシステムに参入
しているモジュールに対して動作状況を要求する要求手
段と、 前記モニタモジュールによって前記要求手段による要求
に対する応答を受信し、該応答に対応する処理を実行す
る処理手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項24】 前記モニタモジュールによって要求情
報を受信する受信手段と、概要求情報は、モジュールを
指定するとともにその動作状態の通知を要求するもので
あり、 前記要求手段は前記要求情報で指定されたモジュールに
動作状況を要求することを特徴とする請求項23に記載
の情報処理装置。 - 【請求項25】 前記処理手段は、前記要求手段に対す
る応答を受信し、該応答に基づいて前記要求情報の発行
元のモジュールへ通知を行うことを特徴とする請求項2
4に記載の情報処理装置。 - 【請求項26】 コンピュータ・ネットワーク上のサー
ビスシステムによって提供されるサービスを享受する情
報処理装置であって、 該サービスシステムの動作状況をモニタするモニタモジ
ュールとの通信を行う被モニタモジュールと、 前記被モニタモジュールによって、動作状況を要求すべ
きモジュールとその内容を前記モニタモジュールに対し
て指定する指定手段と、 前記モニタモジュールよりの動作状況の通知を受信する
受信手段と、 前記受信手段で受信した情報に基づいてユーザへの表示
を行う表示手段とを備えることを特徴とする情報処理装
置。 - 【請求項27】 コンピュータ・ネットワーク上におい
て所定のサービス提供するサービスシステムにおいて、
該サービスシステムに参入するモジュールとは独立して
機能するモニタモジュールプログラムを格納するコンピ
ュータ可読メモリであって、該モニタモジュールプログ
ラムは、コンピュータを前記サービスシステムに参入し
ているモジュールに対して動作状況を要求する要求手段
と、 前記モニタモジュールによって前記要求手段による要求
に対する応答を受信し、該応答に対応する処理を実行す
る処理手段として機能させることを特徴とするコンピュ
ータ可読メモリ。 - 【請求項28】 コンピュータ・ネットワーク上におい
て所定のサービス提供するサービスシステムにおいて、
該サービスシステムに参入するモジュールとは独立して
機能する被モニタモジュールプログラムを格納するコン
ピュータ可読メモリであって、該被モニタモジュールプ
ログラムは、コンピュータを該サービスシステムの動作
状況をモニタするモニタモジュールとの通信を行う通信
手段と、 前記通信手段によって、動作状況を要求すべきモジュー
ルとその内容を前記モニタモジュールに対して指定する
指定手段と、 前記通信手段により前記モニタモジュールよりの動作状
況の通知を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した情報に基づいてユーザへの表示
を行う表示手段として機能させることを特徴とするコン
ピュータ可読メモリ。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
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- 1996-11-29 JP JP32056396A patent/JP3740233B2/ja not_active Expired - Fee Related
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