JPH10161822A - 印刷処理装置 - Google Patents
印刷処理装置Info
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- JPH10161822A JPH10161822A JP8320260A JP32026096A JPH10161822A JP H10161822 A JPH10161822 A JP H10161822A JP 8320260 A JP8320260 A JP 8320260A JP 32026096 A JP32026096 A JP 32026096A JP H10161822 A JPH10161822 A JP H10161822A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数ページから成る文書に対して早く処理で
きるページから順に処理する。 【解決手段】 オブジェクト識別装置14は、ページ記
述読み込み装置13からトークンを受け取り、そのトー
クンがページ記述言語の構文に適合するか否かを検査
し、適合する場合は、そのトークンからオブジェクトを
生成する。ページ再配置装置19は、オブジェクト統計
装置15によって保持されているオブジェクトの統計情
報に基づき、ページ順とは異なる順序で処理をすべきか
どうかを判断する。ページの再配置をする場合、ページ
の読み飛ばしまたは後戻りを行う。また、ページ再配置
装置19は描画用LSI112における再構成が必要か
どうかを判断する。再構成が必要と判断された場合には
描画用LSI112の内部構成を再構成する。
きるページから順に処理する。 【解決手段】 オブジェクト識別装置14は、ページ記
述読み込み装置13からトークンを受け取り、そのトー
クンがページ記述言語の構文に適合するか否かを検査
し、適合する場合は、そのトークンからオブジェクトを
生成する。ページ再配置装置19は、オブジェクト統計
装置15によって保持されているオブジェクトの統計情
報に基づき、ページ順とは異なる順序で処理をすべきか
どうかを判断する。ページの再配置をする場合、ページ
の読み飛ばしまたは後戻りを行う。また、ページ再配置
装置19は描画用LSI112における再構成が必要か
どうかを判断する。再構成が必要と判断された場合には
描画用LSI112の内部構成を再構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷処理装置に関
し、とくにページ毎の負荷が異なる場合に印刷順番を変
更できるようにしたものである。
し、とくにページ毎の負荷が異なる場合に印刷順番を変
更できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】ページ記述言語によって記述された複数
ページの文書を従来のプリンタで印刷する場合、例え
ば、ポストスクリプト言語(米国アドビシステムズ社の
商標)によって記述された複数ページのポストスクリプ
ト文書をいわゆるポストスクリプト・プリンタで出力す
る場合、従来のポストスクリプト処理系乃至ポストスク
リプト・インタープリタにおいては、一般的に各ページ
は独立して、ページ順に従って処理されていた。
ページの文書を従来のプリンタで印刷する場合、例え
ば、ポストスクリプト言語(米国アドビシステムズ社の
商標)によって記述された複数ページのポストスクリプ
ト文書をいわゆるポストスクリプト・プリンタで出力す
る場合、従来のポストスクリプト処理系乃至ポストスク
リプト・インタープリタにおいては、一般的に各ページ
は独立して、ページ順に従って処理されていた。
【0003】特開平6−344639号公報に記載され
ている印刷処理装置では、ホストコンピュータから入力
データがプリンタに転送されるとともに、入力データ転
送速度が測定され、測定された入力データ転送速度に基
づいて、プリンタの印字速度の制御を行い、画像情報の
生成が間に合わなくなる状況が発生しないよう工夫して
いる。つまり、入力データ転送速度が大きい場合はプリ
ンタの出力装置の転写ローラーの回転速度を速くし、入
力データ転送速度が小さい場合は当該転写ローラーの回
転速度を遅くする。現在このような出力装置の印字速度
を可変に制御できるプリンタがある。
ている印刷処理装置では、ホストコンピュータから入力
データがプリンタに転送されるとともに、入力データ転
送速度が測定され、測定された入力データ転送速度に基
づいて、プリンタの印字速度の制御を行い、画像情報の
生成が間に合わなくなる状況が発生しないよう工夫して
いる。つまり、入力データ転送速度が大きい場合はプリ
ンタの出力装置の転写ローラーの回転速度を速くし、入
力データ転送速度が小さい場合は当該転写ローラーの回
転速度を遅くする。現在このような出力装置の印字速度
を可変に制御できるプリンタがある。
【0004】また、最近リコンフィギャラブル・ロジッ
クと呼ばれる、処理する内容によって内部構造を変える
ことのできる再構成可能なLSIが注目されている(日
経マイクロデバイス、1996年7月号、46〜67ペ
ージを参照されたい)。リコンフィギャラブル・ロジッ
クとは、SRAM方式のいわゆるFPGA(Field
Programmable Gate Array)
を使って機器の出荷後に利用時にプログラムを書き換え
るものである。このリコンフィギャラブル・ロジックは
大きくわけてインシステム・プログラミングと動的なリ
コンフィギャラブル・ロジックの二つがある。前者のイ
ンシステム・プログラミングは、機器機動時にFPGA
にプログラムを書き込むようにしておき、プログラムを
変更することによって機器の不具合の修正やバージョン
・アップを機器の出荷後に行えるようにしたものであ
る。後者の動的なリコンフィギャラブル・ロジックは、
あらかじめ複数のプログラムを準備しておき、機器の動
作中にプログラムを書き換えて複数の処理を1チップの
FPGAで実現するものである。このリコンフィギャラ
ブル・ロジックを応用した事例として、通信機器メーカ
ーの米テラブズ・オペレーション社(Tellabs
Opration, Inc)の音声圧縮モジュールや
セガ・エンタープライゼズ社のアーケード・ゲーム機が
ある。これらは、機器の出荷前に機能、すなわちプログ
ラムを書き込むリコンフィギャラブル・ロジックであ
る。リコンフィギャラブル・ロジックはほかにも、動作
前にプログラムを書き込むもの、動作時にプログラムを
書き込むものおよび処理内容の変化時にプログラムを書
き込むものがある。
クと呼ばれる、処理する内容によって内部構造を変える
ことのできる再構成可能なLSIが注目されている(日
経マイクロデバイス、1996年7月号、46〜67ペ
ージを参照されたい)。リコンフィギャラブル・ロジッ
クとは、SRAM方式のいわゆるFPGA(Field
Programmable Gate Array)
を使って機器の出荷後に利用時にプログラムを書き換え
るものである。このリコンフィギャラブル・ロジックは
大きくわけてインシステム・プログラミングと動的なリ
コンフィギャラブル・ロジックの二つがある。前者のイ
ンシステム・プログラミングは、機器機動時にFPGA
にプログラムを書き込むようにしておき、プログラムを
変更することによって機器の不具合の修正やバージョン
・アップを機器の出荷後に行えるようにしたものであ
る。後者の動的なリコンフィギャラブル・ロジックは、
あらかじめ複数のプログラムを準備しておき、機器の動
作中にプログラムを書き換えて複数の処理を1チップの
FPGAで実現するものである。このリコンフィギャラ
ブル・ロジックを応用した事例として、通信機器メーカ
ーの米テラブズ・オペレーション社(Tellabs
Opration, Inc)の音声圧縮モジュールや
セガ・エンタープライゼズ社のアーケード・ゲーム機が
ある。これらは、機器の出荷前に機能、すなわちプログ
ラムを書き込むリコンフィギャラブル・ロジックであ
る。リコンフィギャラブル・ロジックはほかにも、動作
前にプログラムを書き込むもの、動作時にプログラムを
書き込むものおよび処理内容の変化時にプログラムを書
き込むものがある。
【0005】ところで、ページ記述言語で表現された複
数ページから成る文書、例えば、ポストスクリプト文書
を印刷する場合、一般に画像を含んだページは、画像を
含まないページに比べて、文書の読み込みから描画情報
の生成までに長い時間を要する。3ページのポストスク
リプトの文書において、1ページ目が文字のみからなる
ページであり、2ページ目が画像からなるページであ
り、3ページ目が文字のみからなるページであるとき、
通常2ページ目を読み込み、解釈および実行するのに要
する時間は、1ページ目あるいは3ページ目のそれらと
比べて長い時間を要する。このように負荷の大きい、す
なわちページ記述の読み込み、解釈および実行するのに
要する時間が長いページは、後続するより負荷の小さい
ページの処理の妨げとなる。
数ページから成る文書、例えば、ポストスクリプト文書
を印刷する場合、一般に画像を含んだページは、画像を
含まないページに比べて、文書の読み込みから描画情報
の生成までに長い時間を要する。3ページのポストスク
リプトの文書において、1ページ目が文字のみからなる
ページであり、2ページ目が画像からなるページであ
り、3ページ目が文字のみからなるページであるとき、
通常2ページ目を読み込み、解釈および実行するのに要
する時間は、1ページ目あるいは3ページ目のそれらと
比べて長い時間を要する。このように負荷の大きい、す
なわちページ記述の読み込み、解釈および実行するのに
要する時間が長いページは、後続するより負荷の小さい
ページの処理の妨げとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
点に鑑みてなされたものであり、複数ページから成る文
書、例えば、ポストスクリプト等のページ記述言語で記
述した複数ページの文書を早く処理できるページから順
に処理するプリンタを提供することを目的としている。
点に鑑みてなされたものであり、複数ページから成る文
書、例えば、ポストスクリプト等のページ記述言語で記
述した複数ページの文書を早く処理できるページから順
に処理するプリンタを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、印刷処理装置に、文書から単位処理対
象を生成する手段と、生成された単位処理対象の型につ
いて文書のページ毎に係る単位処理対象の型毎に統計を
とる手段と、単位処理対象の型毎にその性質を記憶する
手段と、上記ページ毎の統計と上記単位処理対象の型毎
の性質とに基づいてページ毎の負荷を算出する手段と、
上記負荷に基づいて上記ページの印刷の順番を決定する
手段とを設けるようにしている。
達成するために、印刷処理装置に、文書から単位処理対
象を生成する手段と、生成された単位処理対象の型につ
いて文書のページ毎に係る単位処理対象の型毎に統計を
とる手段と、単位処理対象の型毎にその性質を記憶する
手段と、上記ページ毎の統計と上記単位処理対象の型毎
の性質とに基づいてページ毎の負荷を算出する手段と、
上記負荷に基づいて上記ページの印刷の順番を決定する
手段とを設けるようにしている。
【0008】この構成においては、ページ毎の負荷に基
づいてページの印刷の順番を変更するようにしているの
で、例えば早く処理できるページから順にプリントアウ
トすることができる。例えば、途中のページに複雑なグ
ラフィックスあるいは大きな画像により構成されたペー
ジがあったとしても、そのページより後方に位置する、
より負荷の小さいページを、利用者はより早く手にする
ことができる。
づいてページの印刷の順番を変更するようにしているの
で、例えば早く処理できるページから順にプリントアウ
トすることができる。例えば、途中のページに複雑なグ
ラフィックスあるいは大きな画像により構成されたペー
ジがあったとしても、そのページより後方に位置する、
より負荷の小さいページを、利用者はより早く手にする
ことができる。
【0009】また、本発明によれば、上述の目的を達成
するために、印刷処理装置に、文書から単位処理対象を
生成する手段と、生成された単位処理対象の型について
文書のページ毎に係る単位処理対象の型毎に統計をとる
手段と、単位処理対象の型毎にその性質を記憶する手段
と、上記ページ毎の統計と上記単位処理対象の型毎の性
質とに基づいてページ毎の負荷を算出する手段と、上記
負荷に基づいて上記ページの印刷の順番を決定する手段
と、上記単位処理対象に基づいて描画を行う描画手段
と、上記ページ毎の統計に基づいて当該ページを描画す
る際の上記描画手段の構成を変更する手段とを設けるよ
うにしている。
するために、印刷処理装置に、文書から単位処理対象を
生成する手段と、生成された単位処理対象の型について
文書のページ毎に係る単位処理対象の型毎に統計をとる
手段と、単位処理対象の型毎にその性質を記憶する手段
と、上記ページ毎の統計と上記単位処理対象の型毎の性
質とに基づいてページ毎の負荷を算出する手段と、上記
負荷に基づいて上記ページの印刷の順番を決定する手段
と、上記単位処理対象に基づいて描画を行う描画手段
と、上記ページ毎の統計に基づいて当該ページを描画す
る際の上記描画手段の構成を変更する手段とを設けるよ
うにしている。
【0010】この構成においては、ページ毎の負荷に基
づいてページの印刷の順番を変更するようにしているの
で、例えば早く処理できるページから順にプリントアウ
トすることができる。さらに、ページ毎にその特性に応
じて描画手段の構成を変更し処理を最適化させることが
できる。
づいてページの印刷の順番を変更するようにしているの
で、例えば早く処理できるページから順にプリントアウ
トすることができる。さらに、ページ毎にその特性に応
じて描画手段の構成を変更し処理を最適化させることが
できる。
【0011】また、本発明によれば、上述の目的を達成
するために、スキャナおよびインタープリタを具備し、
ページ記述言語によって記述された複数ページの文書を
印刷処理する印刷処理装置に、上記インタープリタによ
るオブジェクトの解釈実行前に、上記スキャナによって
上記文書の複数ページを読み込み、オブジェクトの型毎
にその統計を取るオブジェクト統計手段と、上記オブジ
ェクトの性質を型毎に管理するオブジェクト管理手段
と、上記オブジェクト統計手段により収集された統計結
果および上記オブジェクト管理手段の管理する情報に基
づき、各ページにおけるオブジェクトの解釈、実行およ
び描画処理に要する時間およびメモリ占有量の少なくと
も一方を含むファクタにより導出される値を計算比較す
ることによって、ページ順とは異なる順序で処理をすべ
きかどうかを判断し、より多くのページが早期に出力さ
れるようにページの順序を並び換えるページ再配置手段
と、内部構成を変更可能な描画手段であって、上記オブ
ジェクト統計手段により収集された統計結果に応じて、
上記内部構成を変更するものと、上記描画手段によって
生成された画像データを紙に印字出力する出力手段とを
設けるようにしている。
するために、スキャナおよびインタープリタを具備し、
ページ記述言語によって記述された複数ページの文書を
印刷処理する印刷処理装置に、上記インタープリタによ
るオブジェクトの解釈実行前に、上記スキャナによって
上記文書の複数ページを読み込み、オブジェクトの型毎
にその統計を取るオブジェクト統計手段と、上記オブジ
ェクトの性質を型毎に管理するオブジェクト管理手段
と、上記オブジェクト統計手段により収集された統計結
果および上記オブジェクト管理手段の管理する情報に基
づき、各ページにおけるオブジェクトの解釈、実行およ
び描画処理に要する時間およびメモリ占有量の少なくと
も一方を含むファクタにより導出される値を計算比較す
ることによって、ページ順とは異なる順序で処理をすべ
きかどうかを判断し、より多くのページが早期に出力さ
れるようにページの順序を並び換えるページ再配置手段
と、内部構成を変更可能な描画手段であって、上記オブ
ジェクト統計手段により収集された統計結果に応じて、
上記内部構成を変更するものと、上記描画手段によって
生成された画像データを紙に印字出力する出力手段とを
設けるようにしている。
【0012】この構成においても、ページ毎の負荷に基
づいてページの印刷の順番を変更するようにしているの
で、例えば早く処理できるページから順にプリントアウ
トすることができる。さらに、ページ毎にその特性に応
じて描画手段の構成を変更し処理を最適化させることが
できる。
づいてページの印刷の順番を変更するようにしているの
で、例えば早く処理できるページから順にプリントアウ
トすることができる。さらに、ページ毎にその特性に応
じて描画手段の構成を変更し処理を最適化させることが
できる。
【0013】また、この構成においては、上記オブジェ
クト統計手段は、オブジェクトごとの型の出現回数、一
定の個数のオブジェクトに対する型の並びとその出現回
数およびそのオブジェクトが出現したページについて統
計情報を生成するように構成することができる。
クト統計手段は、オブジェクトごとの型の出現回数、一
定の個数のオブジェクトに対する型の並びとその出現回
数およびそのオブジェクトが出現したページについて統
計情報を生成するように構成することができる。
【0014】また、上記オブジェクト管理手段によって
保持し管理されるオブジェクトの性質は、主要なオブジ
ェクトの占めるメモリ量および当該オブジェクトをディ
スクからメモリにロードするのに要する時間とすること
ができる。
保持し管理されるオブジェクトの性質は、主要なオブジ
ェクトの占めるメモリ量および当該オブジェクトをディ
スクからメモリにロードするのに要する時間とすること
ができる。
【0015】また、上記描画手段は、再構成可能なLS
Iを具備するようにできる。
Iを具備するようにできる。
【0016】さらに、上記スキャナは、スタック、ロー
カル仮想メモリおよびグローバル仮想メモリから構成さ
れる記憶装置を有し、上記オブジェクト統計手段により
収集された統計結果および上記オブジェクト管理手段の
管理する情報の少なくとも一方に応じて、ページ毎に、
上記ローカル仮想メモリとグローバル仮想メモリを記憶
装置上に動的に割り当てるようにできる。
カル仮想メモリおよびグローバル仮想メモリから構成さ
れる記憶装置を有し、上記オブジェクト統計手段により
収集された統計結果および上記オブジェクト管理手段の
管理する情報の少なくとも一方に応じて、ページ毎に、
上記ローカル仮想メモリとグローバル仮想メモリを記憶
装置上に動的に割り当てるようにできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に実施例について説
明する。 [実施例]図1は実施例のプリンタを概略的に示してお
り、また図2は実施例の要部を中心に詳細に示してい
る。図1において、ページ記述言語処理系を具備するプ
リンタは、スキャナ部11、インタープリタ部12およ
び出力部111から構成される。スキャナ部11は、ペ
ージ記述言語で表現された文書10を読み込み、そのペ
ージ記述をインタープリタ部12が解釈実行し、その結
果である描画データを出力部111によって紙113に
出力する。
明する。 [実施例]図1は実施例のプリンタを概略的に示してお
り、また図2は実施例の要部を中心に詳細に示してい
る。図1において、ページ記述言語処理系を具備するプ
リンタは、スキャナ部11、インタープリタ部12およ
び出力部111から構成される。スキャナ部11は、ペ
ージ記述言語で表現された文書10を読み込み、そのペ
ージ記述をインタープリタ部12が解釈実行し、その結
果である描画データを出力部111によって紙113に
出力する。
【0018】図2において、ページ記述言語処理系は、
ページ記述言語で表現された文書10の読み込みおよび
オブジェクトの生成を行うスキャナ部11、生成された
オブジェクトの解釈および実行、すなわち解釈の結果を
描画するインタープリタ部12、並びに出力部111か
ら構成される。スキャナ部11は、ページ記述読み込み
装置13、オブジェクト識別装置14、オブジェクト統
計装置15、グローバルVM(仮想メモリ)16、ロー
カルVM17、スタック18、ページ再配置装置19、
オブジェクト管理テーブル110から構成される。ま
た、インタープリタ部12は、描画用LSI112から
構成される。
ページ記述言語で表現された文書10の読み込みおよび
オブジェクトの生成を行うスキャナ部11、生成された
オブジェクトの解釈および実行、すなわち解釈の結果を
描画するインタープリタ部12、並びに出力部111か
ら構成される。スキャナ部11は、ページ記述読み込み
装置13、オブジェクト識別装置14、オブジェクト統
計装置15、グローバルVM(仮想メモリ)16、ロー
カルVM17、スタック18、ページ再配置装置19、
オブジェクト管理テーブル110から構成される。ま
た、インタープリタ部12は、描画用LSI112から
構成される。
【0019】このページ記述言語処理系におけるページ
記述言語の処理手続きは、図3および図4のようにな
る。 [ステップS11]:ページ記述読み込み装置13は、
ページ記述言語で表現された文書10のページ記述を読
み込み、いわゆるトークンに分割し、そのトークンをオ
ブジェクト識別装置14に渡す。 [ステップS12]:オブジェクト識別装置14は、ペ
ージ記述読み込み装置13からトークンを受け取り、そ
のトークンがページ記述言語の構文に適合するか否かを
検査し、適合する場合は、そのトークンから生成される
べきオブジェクトの情報をオブジェクト統計装置15に
渡す。 [ステップS13]:オブジェクト統計装置15は、オ
ブジェクト識別装置14から生成されるべきオブジェク
トの統計をとり、その統計情報をオブジェクト統計装置
15の内部メモリに保存する。 [ステップS14]:オブジェクトを生成してインター
プリタ部12に渡す。詳しくは後述する。 [ステップS15]:インタープリタ部12は、スキャ
ナ部11から受け取ったオブジェクトの解釈および実行
を行う。つまり、スキャナ部11によって生成されたオ
ブジェクトに基づいて、いわゆるシステム辞書乃至ユー
ザ辞書を検索して、そのオブジェクトに対応する手続き
を実行する。例えば、描画オブジェクトをインデックス
として、システム辞書乃至ユーザ辞書を検索し、その描
画オブジェクトに対応する描画手続きを行う。描画オブ
ジェクトがfillオブジェクトのとき、fillオブ
ジェクをインデックスとしてシステム辞書を検索し、そ
のfillオブジェクトに対応するカレント・カラーで
カレント・パスを塗りつぶす手続きを描画用LSI11
2において実行する。ここで、カレント・カラーとは、
描画すべき色を意味し、カレント・パスとは、描画すべ
べき直線、曲線あるいは多角形などの経路を意味する。
また、インタープリタ部12は、前述した描画手続きに
よって生成された描画情報を出力部111に渡す。
記述言語の処理手続きは、図3および図4のようにな
る。 [ステップS11]:ページ記述読み込み装置13は、
ページ記述言語で表現された文書10のページ記述を読
み込み、いわゆるトークンに分割し、そのトークンをオ
ブジェクト識別装置14に渡す。 [ステップS12]:オブジェクト識別装置14は、ペ
ージ記述読み込み装置13からトークンを受け取り、そ
のトークンがページ記述言語の構文に適合するか否かを
検査し、適合する場合は、そのトークンから生成される
べきオブジェクトの情報をオブジェクト統計装置15に
渡す。 [ステップS13]:オブジェクト統計装置15は、オ
ブジェクト識別装置14から生成されるべきオブジェク
トの統計をとり、その統計情報をオブジェクト統計装置
15の内部メモリに保存する。 [ステップS14]:オブジェクトを生成してインター
プリタ部12に渡す。詳しくは後述する。 [ステップS15]:インタープリタ部12は、スキャ
ナ部11から受け取ったオブジェクトの解釈および実行
を行う。つまり、スキャナ部11によって生成されたオ
ブジェクトに基づいて、いわゆるシステム辞書乃至ユー
ザ辞書を検索して、そのオブジェクトに対応する手続き
を実行する。例えば、描画オブジェクトをインデックス
として、システム辞書乃至ユーザ辞書を検索し、その描
画オブジェクトに対応する描画手続きを行う。描画オブ
ジェクトがfillオブジェクトのとき、fillオブ
ジェクをインデックスとしてシステム辞書を検索し、そ
のfillオブジェクトに対応するカレント・カラーで
カレント・パスを塗りつぶす手続きを描画用LSI11
2において実行する。ここで、カレント・カラーとは、
描画すべき色を意味し、カレント・パスとは、描画すべ
べき直線、曲線あるいは多角形などの経路を意味する。
また、インタープリタ部12は、前述した描画手続きに
よって生成された描画情報を出力部111に渡す。
【0020】出力部111は、インタープリタ部12の
描画用LSI112における描画手続きの結果生成され
た描画情報を受け取り、出力装置の転写ローラーほかを
制御して紙に描画情報を描画する。
描画用LSI112における描画手続きの結果生成され
た描画情報を受け取り、出力装置の転写ローラーほかを
制御して紙に描画情報を描画する。
【0021】次に、ページ再配置手続き(S14)につ
いて詳説する。 [ステップS21]:ページ記述読み込み装置13がペ
ージ記述言語で表現された文書10のページ記述の読み
込む。前述したステップS11と同じ手続きである。 [ステップS22]:オブジェクト識別装置14は、ペ
ージ記述読み込み装置13からトークンを受け取り、そ
のトークンがページ記述言語の構文に適合するか否かを
検査し、適合する場合は、そのトークンからオブジェク
トを生成する。前述したステップS12の手続きとの違
いは、ステップS22においては実際にトークンからオ
ブジェクトを生成することである。 [ステップS23]:ページ再配置装置19は、オブジ
ェクト統計装置15によって保持されているオブジェク
トの統計情報に基づき、ページ順とは異なる順序で処理
をすべきかどうかを判断する。例えば、3ページの文書
を1ページ目、3ページ目、2ページ目のように通常の
ページ順とは異なる処理の進め方をする場合におけるペ
ージの入れ替えをページ再配置と呼ぶことにする。ペー
ジを再配置する場合にはステップS24に進む。再配置
をしない場合にはステップS25に進む。 [ステップS24]:ページの再配置をする場合、ペー
ジの読み飛ばしまたは後戻りを行う。ページ再配置装置
19は、オブジェクト統計装置15によって保持されて
いるオブジェクトの統計情報に基づき、処理すべきペー
ジの順序を変更する。ページの順序の変更は、ページ再
配置装置19のページ記述読み込み装置13に対する制
御によるページの読み飛ばしまたは後戻りによって行わ
れる。ここで、ページ再配置装置は19は、ページ再配
置前後のページの情報を保持する。このページ再配置前
後のページの情報は、インタープリタ部12によるオブ
ジェクトの解釈および実行後のページのソートのために
使われる。 [ステップS25]:描画用LSI112における再構
成が必要かどうかを判断する。再構成が必要と判断され
た場合にはステップS26に進み、必要でないと判断さ
れた場合にはステップS27に進む。 [ステップS26]:描画用LSI112の内部構成を
再構成する。描画用LSI112は、オブジェクト統計
装置15によって保持されているオブジェクトの統計情
報またはオブジェクト管理テーブルによって保持されて
いるオブジェクトの属性情報に基づき、内部構成を再構
成する。例えば、処理すべきページが文字主体のページ
の場合には、文字処理乃至フォント処理に適するように
描画用LSI112自身の内部構成を再構成する。ある
いは、処理すべきページがグラフィックス主体のページ
の場合には、円弧の描画などグラフィックス処理に適す
るように描画用LSI112自身の内部構成を再構成す
る。 [ステップS27]:オブジェクト識別装置14は、ペ
ージ再配置装置19の制御によって、オブジェクトを配
置するためのメモリを選択する。 (a)グローバルVMを選択する場合、オブジェクトを
グローバルVM16に配置する(S28)。 (b)ローカルVMを選択する場合、オブジェクトをロ
ーカルVM17に配置する(S29)。 (c)スタックを選択する場合、オブジェクトをスタッ
ク18に配置する(S30)。
いて詳説する。 [ステップS21]:ページ記述読み込み装置13がペ
ージ記述言語で表現された文書10のページ記述の読み
込む。前述したステップS11と同じ手続きである。 [ステップS22]:オブジェクト識別装置14は、ペ
ージ記述読み込み装置13からトークンを受け取り、そ
のトークンがページ記述言語の構文に適合するか否かを
検査し、適合する場合は、そのトークンからオブジェク
トを生成する。前述したステップS12の手続きとの違
いは、ステップS22においては実際にトークンからオ
ブジェクトを生成することである。 [ステップS23]:ページ再配置装置19は、オブジ
ェクト統計装置15によって保持されているオブジェク
トの統計情報に基づき、ページ順とは異なる順序で処理
をすべきかどうかを判断する。例えば、3ページの文書
を1ページ目、3ページ目、2ページ目のように通常の
ページ順とは異なる処理の進め方をする場合におけるペ
ージの入れ替えをページ再配置と呼ぶことにする。ペー
ジを再配置する場合にはステップS24に進む。再配置
をしない場合にはステップS25に進む。 [ステップS24]:ページの再配置をする場合、ペー
ジの読み飛ばしまたは後戻りを行う。ページ再配置装置
19は、オブジェクト統計装置15によって保持されて
いるオブジェクトの統計情報に基づき、処理すべきペー
ジの順序を変更する。ページの順序の変更は、ページ再
配置装置19のページ記述読み込み装置13に対する制
御によるページの読み飛ばしまたは後戻りによって行わ
れる。ここで、ページ再配置装置は19は、ページ再配
置前後のページの情報を保持する。このページ再配置前
後のページの情報は、インタープリタ部12によるオブ
ジェクトの解釈および実行後のページのソートのために
使われる。 [ステップS25]:描画用LSI112における再構
成が必要かどうかを判断する。再構成が必要と判断され
た場合にはステップS26に進み、必要でないと判断さ
れた場合にはステップS27に進む。 [ステップS26]:描画用LSI112の内部構成を
再構成する。描画用LSI112は、オブジェクト統計
装置15によって保持されているオブジェクトの統計情
報またはオブジェクト管理テーブルによって保持されて
いるオブジェクトの属性情報に基づき、内部構成を再構
成する。例えば、処理すべきページが文字主体のページ
の場合には、文字処理乃至フォント処理に適するように
描画用LSI112自身の内部構成を再構成する。ある
いは、処理すべきページがグラフィックス主体のページ
の場合には、円弧の描画などグラフィックス処理に適す
るように描画用LSI112自身の内部構成を再構成す
る。 [ステップS27]:オブジェクト識別装置14は、ペ
ージ再配置装置19の制御によって、オブジェクトを配
置するためのメモリを選択する。 (a)グローバルVMを選択する場合、オブジェクトを
グローバルVM16に配置する(S28)。 (b)ローカルVMを選択する場合、オブジェクトをロ
ーカルVM17に配置する(S29)。 (c)スタックを選択する場合、オブジェクトをスタッ
ク18に配置する(S30)。
【0022】以後、前述した如く、インタープリタ部1
2は、スタック18、グローバルVM11乃至ローカル
VM12のオブジェクトの内容に従って、それを解釈
し、描画用LSI112において実行する。その後、出
力部111は、インタープリタ部12における描画手続
きの結果生成された描画情報を受け取り、出力装置の転
写ローラーほかを制御して紙に描画情報を描画する。
2は、スタック18、グローバルVM11乃至ローカル
VM12のオブジェクトの内容に従って、それを解釈
し、描画用LSI112において実行する。その後、出
力部111は、インタープリタ部12における描画手続
きの結果生成された描画情報を受け取り、出力装置の転
写ローラーほかを制御して紙に描画情報を描画する。
【0023】描画用LSI112として、処理内容の変
化時にプログラムを書き込むリコンフィギャラブル・ロ
ジックを利用することができる。図9は、描画用LSI
112の構成を示す。描画用LSI112、FPGA8
1、マイクロ・コントローラ82、RAM83及びRO
M84から構成される。FPGA81は、インタープリ
タ部12におけるページ記述の実質的な実行、すなわち
描画を行う。インタープリタ部12は、マイクロ・コン
トローラ82の制御によって、FPGA81で行う描画
処理を変更する。マイクロ・コントローラ82に接続さ
れたROM84は、fillオペレータなどに対応する
描画処理を格納、保持する。FPGA81に接続された
RAM83はFPGA81における描画処理の作業メモ
リとして使用される。
化時にプログラムを書き込むリコンフィギャラブル・ロ
ジックを利用することができる。図9は、描画用LSI
112の構成を示す。描画用LSI112、FPGA8
1、マイクロ・コントローラ82、RAM83及びRO
M84から構成される。FPGA81は、インタープリ
タ部12におけるページ記述の実質的な実行、すなわち
描画を行う。インタープリタ部12は、マイクロ・コン
トローラ82の制御によって、FPGA81で行う描画
処理を変更する。マイクロ・コントローラ82に接続さ
れたROM84は、fillオペレータなどに対応する
描画処理を格納、保持する。FPGA81に接続された
RAM83はFPGA81における描画処理の作業メモ
リとして使用される。
【0024】次に、オブジェクト統計装置15の動作に
ついて説明する。図5はオブジェクト統計装置15にお
けるオブジェクト統計結果テーブルの構造を示すもので
ある。オブジェクト統計装置15は、前述の如くオブジ
ェクト識別装置14から生成されるべきオブジェクトの
統計をとり、その統計情報をオブジェクト統計結果テー
ブルとしてオブジェクト統計装置15の内部メモリに保
存する。ここでいう統計情報とは、オブジェクトごとの
型の出現回数およびそのオブジェクトが出現したページ
である。ここで、オブジェクトの型とは、論理値、フォ
ントID、整数、マーク、名前、ヌル、オペレータ、実
数、セーブ、条件、辞書、ファイル、グラフィック状
態、ロック、圧縮配列、文字列を意味する。例えば、図
6のページ記述においては、オブジェクトの型は図6の
ような並びとなるので、オブジェクト統計結果テーブル
のフォントID、オペレータ、数値、配列の項目の値は
図5に示すごとく、それぞれ2、10、6、2となる。
ついて説明する。図5はオブジェクト統計装置15にお
けるオブジェクト統計結果テーブルの構造を示すもので
ある。オブジェクト統計装置15は、前述の如くオブジ
ェクト識別装置14から生成されるべきオブジェクトの
統計をとり、その統計情報をオブジェクト統計結果テー
ブルとしてオブジェクト統計装置15の内部メモリに保
存する。ここでいう統計情報とは、オブジェクトごとの
型の出現回数およびそのオブジェクトが出現したページ
である。ここで、オブジェクトの型とは、論理値、フォ
ントID、整数、マーク、名前、ヌル、オペレータ、実
数、セーブ、条件、辞書、ファイル、グラフィック状
態、ロック、圧縮配列、文字列を意味する。例えば、図
6のページ記述においては、オブジェクトの型は図6の
ような並びとなるので、オブジェクト統計結果テーブル
のフォントID、オペレータ、数値、配列の項目の値は
図5に示すごとく、それぞれ2、10、6、2となる。
【0025】オブジェクト管理テーブル110は、図8
に示すように主要なオブジェクトの占めるメモリ量(以
下、メモリ占有量と略すこともある)とそのオブジェク
トがディスクからメモリにロードするのに要する時間
(以下、ロード時間と略すこともある)を保持する。オ
ブジェクト管理テーブル110によって保持された情報
は、ページ再配置装置18によって、ページの再配置の
めたに利用される。例えば、オブジェクト管理テーブル
110は、Times−Roman、Helvetic
a、Courier、Ryumin−Lightなど各
種フォント等についての、その辞書オブジェクトのメモ
リ占有量およびロード時間を保持する。例えば、Tim
es−Romanの辞書オブジェクトは、550キロ・
バイトメモリを占有し、1600ミリ秒ロードするため
に時間を要する。オブジェクト管理テーブル110は、
他のオブジェクトに対しても同様にメモリ占有量とロー
ド時間を保持する。
に示すように主要なオブジェクトの占めるメモリ量(以
下、メモリ占有量と略すこともある)とそのオブジェク
トがディスクからメモリにロードするのに要する時間
(以下、ロード時間と略すこともある)を保持する。オ
ブジェクト管理テーブル110によって保持された情報
は、ページ再配置装置18によって、ページの再配置の
めたに利用される。例えば、オブジェクト管理テーブル
110は、Times−Roman、Helvetic
a、Courier、Ryumin−Lightなど各
種フォント等についての、その辞書オブジェクトのメモ
リ占有量およびロード時間を保持する。例えば、Tim
es−Romanの辞書オブジェクトは、550キロ・
バイトメモリを占有し、1600ミリ秒ロードするため
に時間を要する。オブジェクト管理テーブル110は、
他のオブジェクトに対しても同様にメモリ占有量とロー
ド時間を保持する。
【0026】ページ再配置装置19は、オブジェクト統
計装置15によって保持されているオブジェクトの統計
情報に基づき、各ページの負荷、すなわち各ページにお
けるオブジェクトの解釈および実行ならびに描画処理に
よる時間またはメモリ占有量などにより導出される値
(以下、ページ負荷と称する。)を計算比較することに
よって、ページ順とは異なる順序で処理をすべきかどう
かを判断する。ページ再配置装置19は、例えば、3ペ
ージの文書において、2ページ目のページ負荷が3ペー
ジ目の負荷よりも大きい場合、1ページ目、3ページ
目、2ページ目のように通常のページ順とは異なる処理
の進め方をする。
計装置15によって保持されているオブジェクトの統計
情報に基づき、各ページの負荷、すなわち各ページにお
けるオブジェクトの解釈および実行ならびに描画処理に
よる時間またはメモリ占有量などにより導出される値
(以下、ページ負荷と称する。)を計算比較することに
よって、ページ順とは異なる順序で処理をすべきかどう
かを判断する。ページ再配置装置19は、例えば、3ペ
ージの文書において、2ページ目のページ負荷が3ペー
ジ目の負荷よりも大きい場合、1ページ目、3ページ
目、2ページ目のように通常のページ順とは異なる処理
の進め方をする。
【0027】各ページにおけるページ負荷は、オブジェ
クト統計装置15の統計結果テーブル21のデータおよ
びオブジェクト管理テーブル110のデータから式1の
ように計算することができる。
クト統計装置15の統計結果テーブル21のデータおよ
びオブジェクト管理テーブル110のデータから式1の
ように計算することができる。
【0028】
【数1】 ページ負荷=f(O1)×g(O1)+f(O2)×g(O2)+f(O3) ×g(O3) ・・・ (式1) ここで、Onはオブジェクト統計装置15のオブジェク
ト統計結果テーブル21においてオブジェクトが出現し
た頻度が最も多いオブジェクトの型から降べきにソート
されたオブジェクトの型を意味する。nは整数である。
例えば、図5の値についてみると、最も多く出現してい
るオブジェクトは、オペレータであり、次いで、整数で
ある。このような場合、O1はオペレータ、O2は整
数、O3はフォントID、O4は配列を意味する。ま
た、関数fはオブジェクト管理テーブル110によって
保持されるオブジェクトのメモリ占有量、ロード時間と
の関連を表現するものであり、各オブジェクトの型にお
ける平均的なメモリ占有量および平均的なロード時間と
の乗算した値でも良い。関数gは当該オブジェクトの型
Onに対応するオブジェクトの個数を意味する。
ト統計結果テーブル21においてオブジェクトが出現し
た頻度が最も多いオブジェクトの型から降べきにソート
されたオブジェクトの型を意味する。nは整数である。
例えば、図5の値についてみると、最も多く出現してい
るオブジェクトは、オペレータであり、次いで、整数で
ある。このような場合、O1はオペレータ、O2は整
数、O3はフォントID、O4は配列を意味する。ま
た、関数fはオブジェクト管理テーブル110によって
保持されるオブジェクトのメモリ占有量、ロード時間と
の関連を表現するものであり、各オブジェクトの型にお
ける平均的なメモリ占有量および平均的なロード時間と
の乗算した値でも良い。関数gは当該オブジェクトの型
Onに対応するオブジェクトの個数を意味する。
【0029】ページ再配置装置19は、前述した式1に
よって各ページのページ負荷を計算比較し、あるページ
の負荷が後続するページの負荷よりも一定以上大きい時
にページを再配置して処理を続けるようにする。例え
ば、5ページの文書の負荷が、それぞれ、3、2、5、
2、3の場合、後続するページ負荷がそのページ負荷よ
り2以上大きいときページ再配置し、なおかつページ再
配置されたページは最後に処理するものとすると、3ペ
ージ目の負荷は、それより後の4ページ目および5ペー
ジ目の負荷よりも2以上大きいので最後に処理すること
になる。そうすると、元のページ順序でいうと、1ペー
ジ目、2ページ目、4ページ目、5ページ目、3ページ
目の順序で処理することになる。このように、各ページ
のページ負荷を計算比較し、あるページの負荷が後続す
るページの負荷よりも一定以上大きい時にページを再配
置して処理を続けるようにするのは、必要以上にページ
再配置が生じることを避けるためである。
よって各ページのページ負荷を計算比較し、あるページ
の負荷が後続するページの負荷よりも一定以上大きい時
にページを再配置して処理を続けるようにする。例え
ば、5ページの文書の負荷が、それぞれ、3、2、5、
2、3の場合、後続するページ負荷がそのページ負荷よ
り2以上大きいときページ再配置し、なおかつページ再
配置されたページは最後に処理するものとすると、3ペ
ージ目の負荷は、それより後の4ページ目および5ペー
ジ目の負荷よりも2以上大きいので最後に処理すること
になる。そうすると、元のページ順序でいうと、1ペー
ジ目、2ページ目、4ページ目、5ページ目、3ページ
目の順序で処理することになる。このように、各ページ
のページ負荷を計算比較し、あるページの負荷が後続す
るページの負荷よりも一定以上大きい時にページを再配
置して処理を続けるようにするのは、必要以上にページ
再配置が生じることを避けるためである。
【0030】スキャナ部11は、オブジェクト統計装置
15の保持する統計情報に応じて、グラフィックス主体
のページあるいは文字主体のページなどページの種類に
よって、ローカルVMとグローバルVMをメモリ上に動
的に割り当てる。例えば、あるページが文字のみで構成
されるページの場合においては、前述の手続きによっ
て、描画される文字に対応する、ディスクからロードさ
れるべきフォント情報のメモリに占める量が判断でき
る。そのフォント情報の占めるメモリ量に対応して、グ
ローバルVM乃至ローカルVMをメモリに動的に割り当
てることによって、無駄のないメモリの利用を図ること
ができる。つまり、従来固定化されていたグローバルV
MとローカルVMの相対的なメモリ量を可変にすること
により、グローバルVMで使用されていなかったメモリ
空間に相当する部分をローカルVMに割り当てる。ある
いは逆に、ローカルVMで使用されていなかったメモリ
空間に相当する部分をグローバルVMに割り当てる。こ
れらによって、メモリのキャッシュ機構におけるオブジ
ェクトに対するヒット率を上げることができる。さら
に、スワップ・アウトの発生を抑えることができる。
15の保持する統計情報に応じて、グラフィックス主体
のページあるいは文字主体のページなどページの種類に
よって、ローカルVMとグローバルVMをメモリ上に動
的に割り当てる。例えば、あるページが文字のみで構成
されるページの場合においては、前述の手続きによっ
て、描画される文字に対応する、ディスクからロードさ
れるべきフォント情報のメモリに占める量が判断でき
る。そのフォント情報の占めるメモリ量に対応して、グ
ローバルVM乃至ローカルVMをメモリに動的に割り当
てることによって、無駄のないメモリの利用を図ること
ができる。つまり、従来固定化されていたグローバルV
MとローカルVMの相対的なメモリ量を可変にすること
により、グローバルVMで使用されていなかったメモリ
空間に相当する部分をローカルVMに割り当てる。ある
いは逆に、ローカルVMで使用されていなかったメモリ
空間に相当する部分をグローバルVMに割り当てる。こ
れらによって、メモリのキャッシュ機構におけるオブジ
ェクトに対するヒット率を上げることができる。さら
に、スワップ・アウトの発生を抑えることができる。
【0031】一般に、いわゆるType1フォントはグ
ローバルVMにロードされ、他のタイプのフォントはロ
ーカルVMにロードされる。また、フォント辞書オブジ
ェクトをスタックに配置するfindfontオペレー
タは、通常まずローカルVMに定義されているフォント
を検索し、次にグローバルVMに定義されているフォン
トを検索するけれども、前述した動的なグローバルVM
およびローカルVMの割り当てにより、Type1フォ
ント以外のフォントも、グローバルVMにロードして、
なおかつフォントの検索順序をローカルVMよりも先に
グローバルVMから先に検索することによって、ローカ
ルVMとグローバルVMの二回の検索をグローバルVM
の一回の検索とすることができ、検索時間を短縮するこ
とができる。
ローバルVMにロードされ、他のタイプのフォントはロ
ーカルVMにロードされる。また、フォント辞書オブジ
ェクトをスタックに配置するfindfontオペレー
タは、通常まずローカルVMに定義されているフォント
を検索し、次にグローバルVMに定義されているフォン
トを検索するけれども、前述した動的なグローバルVM
およびローカルVMの割り当てにより、Type1フォ
ント以外のフォントも、グローバルVMにロードして、
なおかつフォントの検索順序をローカルVMよりも先に
グローバルVMから先に検索することによって、ローカ
ルVMとグローバルVMの二回の検索をグローバルVM
の一回の検索とすることができ、検索時間を短縮するこ
とができる。
【0032】以上説明したように、本実施例によれば、
ページ記述言語等で表現された複数ページから成る文
書、例えば、ポストスクリプト文書に対して早く処理で
きるページから順に処理するプリンタを提供することが
できるため、途中のページに複雑なグラフィックスある
いは大きな画像により構成されたページがあったとして
も、そのページより後方に位置するより負荷の小さいペ
ージを、利用者はより早く手にすることができる。
ページ記述言語等で表現された複数ページから成る文
書、例えば、ポストスクリプト文書に対して早く処理で
きるページから順に処理するプリンタを提供することが
できるため、途中のページに複雑なグラフィックスある
いは大きな画像により構成されたページがあったとして
も、そのページより後方に位置するより負荷の小さいペ
ージを、利用者はより早く手にすることができる。
【0033】さらに、メモリにおける動的なグローバル
VMとローカルVMの割り当てによって、メモリのキャ
ッシュ機構のヒット率を上げることができる。つまり、
フォントなどのオブジェクトのディスクからメモリへの
ロード回数を低減することができる。また、スワップ・
アウトの発生を抑制することができる。したがって、グ
ローバルVMとローカルVMのメモリの動的な割り当て
をしない方式に比べて早く印刷することができる。
VMとローカルVMの割り当てによって、メモリのキャ
ッシュ機構のヒット率を上げることができる。つまり、
フォントなどのオブジェクトのディスクからメモリへの
ロード回数を低減することができる。また、スワップ・
アウトの発生を抑制することができる。したがって、グ
ローバルVMとローカルVMのメモリの動的な割り当て
をしない方式に比べて早く印刷することができる。
【0034】以上の説明においては、ポストスクリプト
文書を処理できるページ記述言語処理系を想定して本発
明を説明した。しかし、本発明は、他のページ記述言語
等においても適用でるものである。例えば、マイクロソ
フト社の規定するウィンドズ・メタ・ファイルと呼ばれ
る文書に使用されるページ記述言語に対しても本発明は
適用され得る。
文書を処理できるページ記述言語処理系を想定して本発
明を説明した。しかし、本発明は、他のページ記述言語
等においても適用でるものである。例えば、マイクロソ
フト社の規定するウィンドズ・メタ・ファイルと呼ばれ
る文書に使用されるページ記述言語に対しても本発明は
適用され得る。
【0035】[変形例1]実施例においてオブジェクト
統計装置15は、論理値、フォントID、整数などオブ
ジェクトごとの型の出現回数およびそのオブジェクトが
出現したページの統計結果をオブジェクト統計結果テー
ブルとしてオブジェクト統計装置15の内部メモリに保
存していたけれども、統計情報として、オペレータの機
能的な分類などを統計の項目とすることができる。つま
り、パス構築オペレータ、ペイント・オペレータ、文字
及びフォント・オペレータなどのカテゴリによって統計
を取り、その統計結果をページの種別の判別またはペー
ジ再配置のために利用することができる。例えば、ne
wpath、moveto、rmovetoオペレータ
などのパス構築オペレータまたはfill、eofil
l、strokeオペレータなどペイント・オペレータ
が他のカテゴリのオペレータよりも多い場合は、そのペ
ージの種別をグラフィックス主体のページとし、fin
dfont、setfontなど文字及びフォント・オ
ペレータが他のカテゴリのオペレータよりも多い場合
は、そのページの種別を文字主体のページとする。
統計装置15は、論理値、フォントID、整数などオブ
ジェクトごとの型の出現回数およびそのオブジェクトが
出現したページの統計結果をオブジェクト統計結果テー
ブルとしてオブジェクト統計装置15の内部メモリに保
存していたけれども、統計情報として、オペレータの機
能的な分類などを統計の項目とすることができる。つま
り、パス構築オペレータ、ペイント・オペレータ、文字
及びフォント・オペレータなどのカテゴリによって統計
を取り、その統計結果をページの種別の判別またはペー
ジ再配置のために利用することができる。例えば、ne
wpath、moveto、rmovetoオペレータ
などのパス構築オペレータまたはfill、eofil
l、strokeオペレータなどペイント・オペレータ
が他のカテゴリのオペレータよりも多い場合は、そのペ
ージの種別をグラフィックス主体のページとし、fin
dfont、setfontなど文字及びフォント・オ
ペレータが他のカテゴリのオペレータよりも多い場合
は、そのページの種別を文字主体のページとする。
【0036】[変形例2]実施例においてページ再配置
装置19によるページ負荷の計算、すなわち式1では、
オブジェクトの型をパラメータとしていたが、オブジェ
クトの型ではなく、fill、eofillオペレータ
など個別のオブジェクトそのものをパラメータとしても
良い。
装置19によるページ負荷の計算、すなわち式1では、
オブジェクトの型をパラメータとしていたが、オブジェ
クトの型ではなく、fill、eofillオペレータ
など個別のオブジェクトそのものをパラメータとしても
良い。
【0037】また、式1の計算においてソートの結果上
位数個のオブジェクトの型のみをページ負荷の計算に使
用することもできる。例えば、式1によってフォントI
D型や整数型など16種類すべてのオブジェクト型に対
して計算したページ負荷を各ページにおいて比較するの
ではなく、ソートの結果上位3つのみのオブジェクトの
型を式1に適用して得られたページ負荷によってページ
再配置をするか否かを判断することもできる。
位数個のオブジェクトの型のみをページ負荷の計算に使
用することもできる。例えば、式1によってフォントI
D型や整数型など16種類すべてのオブジェクト型に対
して計算したページ負荷を各ページにおいて比較するの
ではなく、ソートの結果上位3つのみのオブジェクトの
型を式1に適用して得られたページ負荷によってページ
再配置をするか否かを判断することもできる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数ペー
ジから成る文書に対して早く処理できるページから順に
処理するプリンタを提供することができるため、途中の
ページに複雑なグラフィックスあるいは大きな画像によ
り構成されたページがあったとしても、そのページより
後方に位置するより負荷の小さいページを、利用者はよ
り早く手にすることができる。
ジから成る文書に対して早く処理できるページから順に
処理するプリンタを提供することができるため、途中の
ページに複雑なグラフィックスあるいは大きな画像によ
り構成されたページがあったとしても、そのページより
後方に位置するより負荷の小さいページを、利用者はよ
り早く手にすることができる。
【0039】また、ページの特性応じてページ毎に描画
部の構成を変更するようにしているので、より高速に描
画印刷を行うことができる。
部の構成を変更するようにしているので、より高速に描
画印刷を行うことができる。
【図1】 本発明の実施例を概略的に示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】 実施例の要部を詳細に示すブロック図であ
る。
る。
【図3】 実施例におけるページ記述処理手順を示すフ
ロー・チャートである。
ロー・チャートである。
【図4】 実施例におけるページ再配置手続きの処理手
順を示すフロー・チャートである。
順を示すフロー・チャートである。
【図5】 実施例におけるオブジェクト統計装置におけ
る統計結果テーブルの構造を示す図である。
る統計結果テーブルの構造を示す図である。
【図6】 実施例において処理されるべきページ記述の
一例である。
一例である。
【図7】 図6のページ記述に対応したオブジェクトの
型の並びを示す図でである。
型の並びを示す図でである。
【図8】 実施例におけるオブジェクト管理テーブルの
構造を示す図である。
構造を示す図である。
【図9】 実施例における描画用LSIの構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
10・・・ページ記述言語で表現された文書 11・・・スキャナ部 12・・・インタープリタ部 111・・・出力部 113・・・紙 13・・・ページ記述読み込み装置 14・・・オブジェクト識別装置 15・・・オブジェクト統計装置 16・・・グローバルVM 17・・・ローカルVM 18・・・スタック 19・・・ページ再配置装置 110・・・オブジェクト管理テーブル 112・・・描画用LSI 21・・・オブジェクト統計結果テーブル 81・・・FPGA 82・・・マイクロ・コントローラ 83・・・RAM 84・・・ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 聡 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 文書から単位処理対象を生成する手段
と、 生成された単位処理対象の型について文書のページ毎に
係る単位処理対象の型毎に統計をとる手段と、 単位処理対象の型毎にその性質を記憶する手段と、 上記ページ毎の統計と上記単位処理対象の型毎の性質と
に基づいてページ毎の負荷を算出する手段と、 上記負荷に基づいて上記ページの印刷の順番を決定する
手段とを有することを特徴とする印刷処理装置。 - 【請求項2】 文書から単位処理対象を生成する手段
と、 生成された単位処理対象の型について文書のページ毎に
係る単位処理対象の型毎に統計をとる手段と、 単位処理対象の型毎にその性質を記憶する手段と、 上記ページ毎の統計と上記単位処理対象の型毎の性質と
に基づいてページ毎の負荷を算出する手段と、 上記負荷に基づいて上記ページの印刷の順番を決定する
手段と、 上記単位処理対象に基づいて描画を行う描画手段と、 上記ページ毎の統計に基づいて当該ページを描画する際
の上記描画手段の構成を変更する手段とを有することを
特徴とする印刷処理装置。 - 【請求項3】 スキャナおよびインタープリタを具備
し、ページ記述言語によって記述された複数ページの文
書を印刷処理する印刷処理装置において、 上記インタープリタによるオブジェクトの解釈実行前
に、上記スキャナによって上記文書の複数ページを読み
込み、オブジェクトの型毎にその統計を取るオブジェク
ト統計手段と、 上記オブジェクトの性質を型毎に管理するオブジェクト
管理手段と、 上記オブジェクト統計手段により収集された統計結果お
よび上記オブジェクト管理手段の管理する情報に基づ
き、各ページにおけるオブジェクトの解釈、実行および
描画処理に要する時間およびメモリ占有量の少なくとも
一方を含むファクタにより導出される値を計算比較する
ことによって、ページ順とは異なる順序で処理をすべき
かどうかを判断し、より多くのページが早期に出力され
るようにページの順序を並び換えるページ再配置手段
と、 内部構成を変更可能な描画手段であって、上記オブジェ
クト統計手段により収集された統計結果に応じて、上記
内部構成を変更するものと、 上記描画手段によって生成された画像データを紙に印字
出力する出力手段とを有することを特徴とする印刷処理
装置。 - 【請求項4】 上記オブジェクト統計手段は、オブジェ
クトごとの型の出現回数、一定の個数のオブジェクトに
対する型の並びとその出現回数およびそのオブジェクト
が出現したページについて統計情報を生成する請求項3
に記載の印刷処理装置。 - 【請求項5】 上記オブジェクト管理手段によって保持
し管理されるオブジェクトの性質は、主要なオブジェク
トの占めるメモリ量および当該オブジェクトをディスク
からメモリにロードするのに要する時間とする請求項3
または4記載の印刷処理装置。 - 【請求項6】 上記描画手段は、再構成可能なLSIを
具備する請求項3、4または5記載の印刷処理装置。 - 【請求項7】 上記スキャナは、スタック、ローカル仮
想メモリおよびグローバル仮想メモリから構成される記
憶装置を有し、上記オブジェクト統計手段により収集さ
れた統計結果および上記オブジェクト管理手段の管理す
る情報の少なくとも一方に応じて、ページ毎に、上記ロ
ーカル仮想メモリとグローバル仮想メモリを記憶装置上
に動的に割り当てる請求項3、4、5または6記載の印
刷処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8320260A JPH10161822A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 印刷処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8320260A JPH10161822A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 印刷処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10161822A true JPH10161822A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18119527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8320260A Pending JPH10161822A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 印刷処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10161822A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007293854A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Xerox Corp | プリンタの処理性能を最適化する方法およびシステム |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP8320260A patent/JPH10161822A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007293854A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Xerox Corp | プリンタの処理性能を最適化する方法およびシステム |
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