JPH0973289A - 出力装置およびその制御方法 - Google Patents

出力装置およびその制御方法

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JPH0973289A
JPH0973289A JP7229488A JP22948895A JPH0973289A JP H0973289 A JPH0973289 A JP H0973289A JP 7229488 A JP7229488 A JP 7229488A JP 22948895 A JP22948895 A JP 22948895A JP H0973289 A JPH0973289 A JP H0973289A
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JP7229488A
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Hiroshi Matsuki
浩 松木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャッシュ機能を有効に使用することによ
り、高速な印刷ができるような印刷装置の提供である。 【解決手段】 印刷装置や印刷装置に接続されている情
報処理装置からの指示により、印刷する前に、印字によ
く用いられる文字を、印刷装置のメモリ中に予めビット
マップの文字データとして展開しておき、文字キャッシ
ングを有効に行なうことにより、高速な印刷を実現して
いる。また、印刷装置における文字キャッシングにおい
て、頻繁に使用される文字については、優先順位を付け
て管理することにより、キャッシュ・メモリ中から削除
されにくくすることにし、ビットマップの展開回数を減
らして高速な印刷を実現している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文字の出力装置及び
その制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置の表示機器や印刷装置で取
り扱う文字データには、ビットマップデータ、アウトラ
インデータやストロークデータなどがある。ビットマッ
プデータとは文字を2次元平面上の1,0で表したデー
タであり、指定される字種、大きさ、文字コードで1つ
のビットマップデータが決定される。アウトラインデー
タやストロークデータは文字の輪郭や文字がどのような
線分で構成されているかを表したデータで文字コードの
情報より、一旦ビットマップに展開した後に使用され
る。
【0003】さて、印刷装置において印字を行なう方法
は、文字データをどこに持つかで大きく2つに分類可能
である。1つは文字データを印刷装置に接続されている
情報処理装置に持つ方法であり、他方は文字データを印
刷装置内に持つ方法である。文字データを情報処理装置
に持つ場合、ビットマップデータ以外の印字を行なう場
合には、このデータを情報処理装置内でビットマップに
展開し、印刷装置に転送する。一方、印刷装置内に文字
データを持つ場合は、印刷する文字の属性情報を印刷装
置に転送し、印刷装置内でビットマップデータに展開す
る。
【0004】通常では、文字の属性情報より、文字のビ
ットマップのデータの方がデータ量が多いため、情報処
理装置から印刷装置へ、文字のビットマップデータを行
う場合には、データ転送により多くの時間を要する。一
方、文字データを印刷装置に持つ場合は文字データを展
開するために、大部分の時間を要している。
【0005】文字データを印刷装置内に持つ場合に、展
開する時間を短縮するために、文字データをメモリ上に
ビットマップの形式に展開し、このビットマップを複数
文字分メモリ上に記憶する方法がある。このことによ
り、同じ文字を印字する場合に再度展開をせずメモリ上
のビットマップを利用できるので、文字の展開回数を減
らす方法である(以後、この方法を文字キャッシングと
記述する)。さらに、この方法により文字の展開回数が
減るということは同時に、文字データを読み出す回数も
減ることを意味している。したがって、文字データが2
次記憶装置などの読みだし速度が遅い装置に格納されて
いる場合には、より高効率な印字処理が可能となる。
【0006】従来の文字キャッシングでは、印刷装置に
印刷データが送られた場合に、これを解析し文字を印刷
する要求であれば、その時点で文字を展開しメモリ上に
蓄える。次にまた同じ文字を展開する場合は、メモリ上
のビットマップが使用されるが、異なる場合は文字の展
開を行ないメモリ上に展開する。しかし、印刷装置上の
メモリ容量は有限であり、また文字キャッシング以外に
もメモリは使われるので、文字キャッシングできる容量
には限界があり、新たな文字を文字キャッシングする場
合にメモリが十分でない場合には、より先に生成された
ビットマップ情報から削除されてしまう。一旦削除され
た文字を印字するためには、文字を再度展開しなくては
ならない。
【0007】ところで、一般に作成される文書では全て
の文字について同等に使われるのではなく、より頻繁に
使われる文字が存在する場合が多い。例えば、印刷を行
なう情報処理装置上のアプリケーションが標準で持って
いる文字種は、そのアプリケーションが使用される場合
では、同然他の文字種よりも多く使われる。また日本語
で文書を作成する場合は、漢字に比べて、平仮名、数
字、カタカナの使われる頻度は圧倒的に高い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、印刷データの中に頻繁に使用される文字があり、そ
の文字に対する文字キャッシングが特に有効なことが予
めわかっている場合であっても、文字キャッシングは印
刷データ解析時に行なわれていた。また、メモリ不足時
のビットマップ破棄処理でも、印刷データ中の文字の出
現頻度にはよらずすべての文字が同様に行なわれる。つ
まり、頻繁に使用される文字にもかかわらず、何度も削
除・展開されることが多かった。
【0009】以上の原因で、印刷処理の低速化を招いて
いた。
【0010】本発明は、上記問題点を解決し、出力装置
におけるデータ転送後の文字キャッシング処理を軽減し
ている。また、文字キャッシングにおけるビットマップ
削除処理も工夫することにより、ビットマップの展開回
数を減らしている。そして、高速な出力を実現する出力
装置およびその制御方法を提供することが本発明の目的
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
文書、図形、画像などを出力する出力装置において、ビ
ットマップ形式の文字データを複数文字分記憶できるメ
モリと、文字情報を予め設定できる設定手段と、設定さ
れた文字情報に対応する文字データを前記メモリ上に展
開する手段と、前記メモリ上に出力すべき文字データが
あるかを判断する判断手段と、前記判断手段で、出力す
べき文字がメモリ上にないと判断された場合は、文字を
メモり上に展開する文字展開手段と、前記メモリ上のビ
ットマップ形式の文字データを用いて出力する手段とを
有することを特徴とする出力装置である。
【0012】請求項2記載の発明は、前記文字展開手段
が、前記メモリ上に展開できるかを判断する第2の判断
手段と、前記メモリ上に展開できないと判断した場合
は、前記メモリ上のビットマップ形式の文字データを削
除する削除手段とを有することを特徴とする請求項1記
載の出力装置である。
【0013】請求項3記載の発明は、前記設定手段が、
出力装置上のパネルからの入力に基づいて設定すること
を特徴とする請求項1または2記載の出力装置である。
【0014】請求項4記載の発明は、前記設定手段は、
出力装置に接続されている情報処理装置からの入力に基
づいて設定することを特徴とする請求項1ないし3いず
れかに記載の出力装置である。
【0015】請求項5記載の発明は、前記設定手段が、
設定する複数の文字に優先順位を付して設定することを
特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載の出力装置
である。
【0016】請求項6記載の発明は、前記設定手段が、
設定入力がない場合に、デフォルトの文字データを設定
することを特徴とする請求項1ないし5いずれかに記載
の出力装置である。
【0017】請求項7記載の発明は、前記設定手段は、
設定された複数の文字が前記メモリ上にすべて展開する
ことができるかを判断する第3の判断手段と、該第3の
判断手段で展開することができないと判断された場合
に、優先順位の高いものから文字データを展開する手段
とを有することを特徴とする請求項5記載の出力装置で
ある。
【0018】請求項8記載の発明は、前記文字展開手段
は、展開できた文字を知らせる手段を有することを特徴
とする請求項7記載の出力装置である。
【0019】請求項9記載の発明は、前記文字展開手段
は、展開した文字データに優先順位を付す手段を有する
ことを特徴とする請求項5または6に記載の出力装置で
ある。
【0020】請求項10記載の発明は、前記文字展開手
段は、文字データに付された優先順位を変更する手段を
有することを特徴とする請求項9に記載の出力装置であ
る。
【0021】請求項11記載の発明は、前記削除手段
は、優先順位の低いものから削除することを特徴とする
請求項9または10に記載の出力装置である。
【0022】請求項12記載の発明は、前記文字展開手
段は、展開した文字データの優先順位を、設定入力で設
定された文字データの優先順位とは区別して付与、変更
し、前記削除手段は、設定入力で設定された文字データ
の優先順位を高く評価することを特徴とする請求項11
記載の出力装置である。
【0023】請求項13記載の発明は、前記文字展開手
段は、デフォルトで設定された文字データの優先順位を
展開した文字データの優先順位を区別せずに付与、変更
し、印刷終了後、優先順位を報知する手段をさらに有す
ることを特徴とする請求項11記載の出力装置である。
【0024】請求項14記載の発明は、ビットマップ形
式の文字データを複数文字分記憶できるメモリを有する
文書、図形、画像などを出力する出力装置を制御する制
御方法において、文字情報を予め設定し、設定された文
字情報に対応する文字データを前記メモリ上に展開し、
前記メモリ上に出力すべき文字データがあるかを判断
し、前記判断手段で、すべき文字がメモリ上にないと判
断された場合は、文字をメモり上に展開し、前記メモリ
上のビットマップ形式の文字データを用いて出力するこ
とを特徴とする制御方法である。
【0025】請求項15記載の発明は、前記文字展開す
るとき、前記メモリ上に展開できるかを判断し、前記メ
モリ上に展開できないと判断した場合は、前記メモリ上
のビットマップ形式の文字データを削除するを有するこ
とを特徴とする請求項14記載の制御方法である。
【0026】請求項16記載の発明は、前記設定は、出
力装置上のパネルからの入力に基づいて設定することを
特徴とする請求項14または15記載の制御方法であ
る。
【0027】請求項17記載の発明は、前記設定は、出
力装置に接続されている情報処理装置からの入力に基づ
いて設定することを特徴とする請求項14ないし16い
ずれか記載の制御方法である。
【0028】請求項18記載の発明は、前記設定は、設
定する複数の文字に優先順位を付して設定することを特
徴とする請求項14ないし17いずれかに記載の制御方
法である。
【0029】請求項19記載の発明は、前記設定は、設
定入力がない場合に、デフォルトの文字データを設定す
ることを特徴とする請求項14ないし18いずれかに記
載の制御方法である。
【0030】請求項20記載の発明は、前記設定は、設
定された複数の文字が前記メモリ上にすべて展開するこ
とができるかを判断し、該判断で展開することができな
いとされた場合に、優先順位の高いものから文字データ
を展開することを特徴とする請求項18記載の制御方法
である。
【0031】請求項21記載の発明は、前記文字展開に
おいて、展開できた文字を知らせることを特徴とする請
求項20記載の制御方法である。
【0032】請求項22記載の発明は、前記文字展開に
おいて、展開した文字データに優先順位を付すことを特
徴とする請求項18または19に記載の制御方法であ
る。
【0033】請求項23記載の発明は、前記文字展開
は、文字データに付された優先順位を変更することを特
徴とする請求項22に記載の制御方法である。
【0034】請求項24記載の発明は、前記削除は、優
先順位の低いものから削除することを特徴とすることを
特徴とする請求項22または23に記載の制御方法であ
る。
【0035】請求項25記載の発明は、前記文字展開
は、展開した文字データの優先順位を、設定入力で設定
された文字データの優先順位とは区別して付与、変更
し、前記削除は、設定入力で設定された文字データの優
先順位を高く評価することを特徴とする請求項24記載
の制御方法である。
【0036】請求項26記載の発明は、前記文字展開
は、デフォルトで設定された文字データの優先順位を展
開した文字データの優先順位を区別せずに付与、変更
し、出力終了後、優先順位を報知することを特徴とする
請求項24記載の制御方法である。
【0037】請求項27記載の発明は、前記出力装置
が、印刷装置であることを特徴とする請求項1ないし2
6のいずれかに記載の出力装置または制御方法である。
【0038】このようにして、出力装置や印刷装置に接
続されている情報処理装置からの指示により、出力デー
タを解析する以前に有用な文字キャッシングを行なう機
能を有することにより、高速な出力を実現している。
【0039】また、出力装置(例えば印刷機)における
文字キャッシングにおいて、頻繁に使用される文字につ
いては削除されにくくすることにより、ビットマップの
展開回数を減らして高速な出力を実現している。
【0040】出力データに頻繁に使用される文字があっ
た場合に、出力データ処理時に行なわれる文字のビット
マップ展開の処理を軽減し、高速な出力が実現される。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って本発明に係わ
る実施の形態を詳細に説明する。
【0042】なお、本発明は複数の機器から構成される
システムに適応しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0043】[第1の実施形態の説明]図1は、本発明
にかかる情報処理機器の基本的な構成を示すブロック図
である。本システムは日本語ワードプロセッサであって
も良いし、パーソナルコンピュータ、ワークステーショ
ン或はコンピュータシステムであっても良い。
【0044】図1において、41はCPU、即ち中央処
理装置であり、この装置全体の制御及び演算処理等を行
なうものである。42はROM即ち読み出し専用メモリ
であり、システム起動プログラム及び文字パターンデー
タ、文字コード情報等の記憶領域を有している。43は
RAM即ちランダムアクセスメモリであり、使用制限の
ないデータ記憶領域を有しており、様々な処理毎に各々
のプログラム及びデータがロードされ、実行される領域
である。
【0045】44はKBC即ちキーボード制御部であ
り、45のキーボードより入力データを受け取りCPU
1へ伝達する。46はCRTC即ちディスプレイ制御部
であり、47はCRT即ちディスプレイ装置であり、4
6はCRTCよりデータを受け取り表示する。49はF
D即ちフロッピーディスク装置で50はHD即ちハード
ディスク装置で、外部記憶装置を構成しており、プログ
ラム及びデータを記憶、格納しておき、実行時に必要に
応じて参照又はRAMへのロードする。
【0046】48はDKC即ちディスク制御部であり、
データ伝達等の制御を行なうものである。基本システム
が必要な処理要求を行うことで、このHDからその処理
を行なうシステム又はプログラムが43のRAM上にロ
ードされ起動される。起動したシステム又はプログラム
は、必要に応じてHD上に格納されたデータや情報をR
AM43上に、HD等に格納されたデータや情報をロー
ドする。51はPRTC即ち印刷装置制御部であり、5
2は印刷装置である。53はシステムバスであり、上述
の構成要素間のデータの通路となるべきものである。
【0047】図2は、図1に示した印刷装置52の構成
例を示す断面図であり、例えばレーザビームプリンタ
(以下、LBPと略す)エンジンを備える場合に対応す
る。
【0048】なお、LBPは不図示のデータ源から文字
パターン、塗りつぶしパターンや定型書式(フォームデ
ータ)などの登録が行える。
【0049】同図において、100はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータ(図3の
60)から供給される文字情報(文字コード)やフォー
ム情報あるいはマクロ命令などを入力して記憶するとと
もに、それらの情報に従って対応する文字パターンやフ
ォームパターンなどを作成し、記録媒体である記録紙上
に像を形成する。
【0050】112は操作のためのスイッチおよびLE
D表示器などが配されている操作パネル、101はLB
P100全体の制御およびホストコンピュータから供給
される文字情報などを解析するプリンタ制御ユニットで
ある。この制御ユニット101は、主に文字情報を対応
する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザドライ
バ102に出力する。レーザドライバ102は半導体レ
ーザ103を駆動するための回路であり、入力されたビ
デオ信号に応じて半導体レーザ103から発射されるレ
ーザ光104をオンオフ切り替えする。
【0051】レーザ104は回転多面鏡105で左右方
向に振られ静電ドラム106上を走査する。これによ
り、静電ドラム106上には文字パターンの静電潜像が
形成される。この潜像は、静電ドラム106周囲の現像
ユニット107により現像された後、記録紙に転送され
る。
【0052】この記録紙にはカットシートを用い、カッ
トシート記録紙はLBP100に装着した用紙カセット
108に収納され、給紙ローラ109および搬送ローラ
110と111とにより装置内に取り込まれて、静電ド
ラム106に供給される。
【0053】図3は、本発明にかかる印刷機器の基本的
な構成を示すブロック図である。図3において、60は
コントローラ70にプリントデータ等を送出すホスト装
置、70はコントローラで、ワークステーション、パー
ソナルコンピュータで構成されるホスト装置60よりの
プリントデータに必要なデータ処理を施し、プリント機
能80に出力する。80はプリント機構(プリンタエン
ジン)で、コントローラ70よりのプリントデータを指
定されたフォーマット、解像度で印刷出力する。なお、
プリンタエンジン80は、インクジェットプリンタエン
ジンで構成してもいいし、レーザプリンタエンジンで構
成してもよく、印刷可能な色数もモノクロからフルカラ
ーまで適応可能である。また、ホスト装置60とコント
ローラ70とは所定のインターフェースを介して接続さ
れる構成であってもいいし、所定のネットワークを介し
て接続される構成であっても本発明を適応することがで
きる。
【0054】コントローラ70において、71はホスト
装置60よりデータ等を受けとったり、ホスト装置60
にデータを送り出す入出力部である。72は前記入力部
71で入力されたホスト装置60よりのデータ(例えば
所定のページ記述言語(CaPSL、ポストスクリプト
等))を解析して制御コマンドと印刷データとを分離す
る解釈格納部で、73はページバッファで印刷データを
記憶する。
【0055】74は印刷データに対応する印刷パターン
(文字パターン等)が格納されたパターン情報格納部、
75は展開制御部で、前記パターン情報部74よりの印
刷パターン又はページバッファ73よりのイメージパタ
ーンデータをフレームメモリ76にパターン展開してい
る。
【0056】76はフレームメモリ、77はページバッ
ファ73よりの印刷パターンデータ又はページバッファ
のイメージデータをプリント機能80に出力する出力制
御部である。また、プリント機能80にはプリント機構
内制御部81が含まれている。
【0057】図4,図5は本実施形態での情報処理装置
及び印刷装置の制御方式の処理フローを示す。図4はキ
ャッシュ情報の設定に関する処理フローを、図5は文字
キャッシング工程の処理フローを示している。
【0058】このように構成された本実施形態の動作に
ついて、入力するデータや文字キャッシングテーブルの
例である図7〜図12を参照しながら説明する。
【0059】図1において、情報処理装置を使って印刷
装置で印刷を行なうユーザが、印刷データから印字する
文字に、ある特定の文字が多く含まれることが既知の場
合を説明する。まず、情報処理装置や印刷装置の操作パ
ネルを通じて印刷装置に、特定の文字に関する情報を設
定する(S1)。またこの時に、指定する文字の中での
優先順位も指定する。ここでの優先順位とはより頻繁に
使用されるであろう文字に対して優先度を与えると言う
ことである。優先順位の指定は、指定する順番で行うこ
ともできる。
【0060】文字キャッシングを行なうために必要な情
報は、文字の種類、文字の大きさ、文字コードである。
この3つの指定により展開する文字を決定することが可
能である。図7に、指定する文字の例を示す。この例で
は、4つの文字種に対する文字キャッシングを行なうこ
とを指定している。また、文字コードの指定であるが、
個々の文字に対するコードを指定することも可能である
が、図7に示すように文字のコード分類を指定すること
も可能である。また、本実施形態では文字種を指定する
順番で優先順位を決定している例を示している。文字サ
イズや文字コード毎に細かく設定することも可能であ
る。図7では、数字が小さい程大きな優先順位が与えら
れていることを示す。
【0061】次に、上で指定されたキャッシングの情報
より、指定された文字が印刷装置で展開可能か否かを判
断する(S2)。この判断では、文字を展開するのに消
費するメモリ量は考慮せずに、印刷装置に指定された文
字種、文字コードに対するデータが備わっているか、お
よび備わっている場合に指定された大きさに文字を展開
する能力があるかを判断する。文字コードに対するデー
タが備わっており、指定された大きさに文字を展開する
能力がある場合に、展開可能であると判断される。
【0062】この判断で、文字を展開することが不可能
であった場合は、キャッシングする文字の情報を設定し
た(S1)応答として、指定した文字のキャッシングが
不可能であることを情報処理装置あるいは、印刷装置の
操作パネルを通じて通知する(S3)。この通知を受け
たユーザはキャッシングを行なうための情報を再設定す
る必要がある。
【0063】つぎに、キャッシングが可能であると判断
(S2)された場合は、設定された情報の文字を優先順
位の高い順に印刷装置中のメモリ中にビットマップに展
開する(S4)。印刷データが印刷装置に送られてきた
場合、メモリ中にビットマップに展開された文字は、改
めて展開する必要がなく使用可能となる。
【0064】次にS4の処理が正常に終了したか否かを
確認する(S5)。メモリの容量が少ない場合は、S1
で指定した文字を全て展開できない場合がある。(ただ
し、優先順位の高い順に展開を行なっているので、より
使用頻度の高い文字の展開が優先される。)そこでS4
で指定された文字について展開が一部不可能であったこ
とを情報処理装置あるいは、印刷装置の操作パネルを通
じてS1の応答として通知する(S6)。また、S4で
全ての文字が展開できた場合は、そのことを情報処理装
置あるいは、印刷装置の操作パネルを通じてS1の応答
として通知する(S7)。つぎに、S4で展開可能であ
った文字についての情報を、印刷装置内の文字キャッシ
ングテーブルに記録する(S8)。図8に記録された文
字キャッシングテーブルの例を示す。図7の指定より、
実際の文字展開を行なった例である。両図を比べると、
優先順位の一番低い和文フォント2の英数の部分はメモ
リの不足により展開できなかったことを示している。ま
た、図8に示すように、設定フラグに全てオンが設定さ
れる。このフラグは展開された文字がS4で展開された
かどうかを示すものである。
【0065】以上の処理により、指定された文字のビッ
トマップ情報を実際の印刷データを処理する以前に予め
展開し、印刷データ処理時の文字キャッシングで使用す
る準備が整う。またその結果を印刷装置のユーザに知ら
せることが可能である。
【0066】次に、実際に文字キャッシングを行なう処
理フローについて、図5を用いて説明する。情報処理装
置から印刷データが送られ文字を描画する場合、印字す
る文字がビットマップフォントであるときは、そのビッ
トマップの情報を印刷装置から直接読み出す。したがっ
て、文字に展開する必要がない。これから説明する処理
工程はアウトラインフォントやストロークフォントなど
ビットマップへの変換が必要な文字についての処理であ
る。まず印刷データで指定された文字種、文字コード、
サイズの文字が既に展開されていて、文字キャッシング
で利用可能かを文字キャッシングテーブル(図8参照)
を用いて判断する(S10)。印刷データを受けとった
初期状態では、既に展開されている文字の情報はS8で
文字キャッシングテーブルに保存されている(図8参
照)。S10で既に展開されていると判断された場合に
は、その展開されたビットマップを使用する。例えば、
図8の初期状態で、欧文フォント2の10ポイントの大
きさの文字を使用する場合は、既に展開されているので
このビットマップを使用する。
【0067】S10でまだ使用されていないと判断され
た場合は、指定された文字種、文字コード、サイズにし
たがって印刷装置内にある文字データからビットマップ
を作成し、キャッシングデータとする(S11)。次
に、S11の処理が正常に行なわれたかどうかを判断す
る(S12)。つまり文字キャッシングのためのビット
マップが多く生成され、印刷装置内での空きメモリ領域
が少ない場合は、新たに文字をビットマップに展開でき
ないからである。S12における判断において正常に展
開されたと判断された場合は、そのビットマップが使わ
れる。また正常に展開された場合は、その情報をキャッ
シング情報に付け加える(S13)。図9は付け加えら
れた文字キャッシングテーブルの例を示す。初期状態
(図8)に1文字分のデータが付加された状態である。
ここでは新たに付け加えられた項目に対して優先順位は
設定されない。設定フラグにより、S8で設定された文
字と区別される。
【0068】次に、S10で既にキャッシングテーブル
に文字があると判断された場合とS12で文字の展開に
成功した場合は、キャッシングテーブル内の優先順位の
設定を行なう(S14)。まず指定された文字に対応す
るキャッシングテーブルの設定フラグがオンかオフであ
るかを確認する。オンの場合、つまりS8で設定された
場合は優先順位の変更は行なわない。オフの場合は、対
象となっている文字を一番高い優先順位として設定す
る。ただし、S8で設定された優先順位とは別系列の優
先順位となる。図10,図11,図12に設定される優
先順位を説明する文字キャッシングテーブルの例を示
す。図10は図9に示されている文字キャッシングテー
ブルに対して優先順位を設定した場合である。この場
合、設定フラグがオフとなっている文字がないので、設
定フラグがオフとなっている文字中では一番高い優先度
を持つ。次に、図10に対してさらに1文字加わった例
が図11である。新たに加わった文字に対しては高い優
先度が付けられる。また図12は図11の状態から、以
前に既にキャッシングテーブルにある(欧文フォント
3、18ポイント、コード20)が指定された場合であ
る、この場合は、再度指定された文字の優先度が一番高
くなるように設定される。次に、この設定された優先順
位の情報より、文字キャッシングテーブルを変更する
(S15)。その結果は、前に示した図10ないし図1
2となる。
【0069】一方S12で、ビットマップが生成できな
いと判断された場合は、印刷装置での未使用なメモリ領
域が少ないのが原因である。そこで、既に展開されてい
るビットマップを削除し、使用可能なメモリ量を増加さ
せる。まず、キャッシングテーブルに登録されている文
字の中で削除する文字を決定する(S16)。この時に
どのビットマップを削除するかを以下の方法によって決
定する。キャッシングテーブルの中で、設定フラグがオ
フのものを削除する。ただしオフのものが複数あった場
合はより優先順位の低い文字から削除する。設定フラグ
がオフの文字がない場合はオンの文字を削除する。この
場合もオンの文字が複数キャッシングテーブルに登録さ
れている場合は、優先順位の低いものを削除する。図1
2に示されているキャッシングテーブルの例であれば、
設定フラグオフの優先順位2、優先順位1、設定フラグ
オンの優先順位4、優先順位3、優先順位2、優先順位
1の順で削除対象となる。次にS16で削除する文字が
決定されたかどうかを確認する(S17)。S16で削
除する文字が決定できなかった場合、つまり文字キャッ
シングテーブル登録されている文字を全て削除してもメ
モリが不足している場合である。この場合は、印刷装置
に搭載しているメモリでは指定された文字が展開できな
いので、その旨をユーザに知らせ(S18)、以後はそ
の文字に関する処理は行なわれない。
【0070】一方、S17で削除する文字が決定された
場合は、印刷装置のメモリ上からその文字が展開された
結果であるビットマップフォントを削除し(S19)、
その後キャッシングテーブルからその文字に関する情報
を削除する(S20)。キャッシング対象の文字を削除
した後、再び文字の展開を行なう(S11)。
【0071】以上説明した様に本実施形態によれば、印
刷処理を行なう以前に、頻繁に使用される文字を指定す
ることにより、指定された文字のビットマップ情報を予
め展開しておくことができる。このため、印刷データ処
理時の文字キャッシングでは、そのビットマップを使用
することにより印刷データ処理時の展開時間を削減する
ことが可能である。また文字キャッシングにおいて、前
記で指定されたビットマップデータは優先順位が高いの
で、キャッシングテーブルから削除され難いので、再度
文字を展開する処理をする必要が少なく、ひいては印刷
データの処理効率をあげることが可能となる。
【0072】[第2の実施形態の説明]本実施形態で
は、印刷実行時以前に設定する使用頻度の高い文字につ
いての情報を自動的に生成する機能を提供する。
【0073】図4,図5,図6は本実施形態での情報処
理装置及び印刷装置の制御方式の処理フローを示す。図
4はキャッシュ情報の設定に関する処理フローを、図5
は文字キャッシングの処理フォローを示している。これ
らの処理フローは、本実施形態でも適用され、これらは
第1の実施形態と同じである。図6が文字の使用頻度の
高い文字についての情報を自動的に生成する処理フロー
を示している。
【0074】このように構成された本実施の形態の動作
について、図6に示した処理フローに従い、キャッシン
グテーブルの例を示す図13〜図15を参照し、第1の
実施形態と対比しながら説明する。
【0075】どのような文字を予め展開しておくかが未
知の場合は、図4に示される、キャッシング情報の設定
の各工程(S1,S2,S3,S4,S5,S6,S
7)は実行することができない。この場合は、予め定め
られた、デフォルトの文字種、文字サイズ、文字コード
を印刷装置中のメモリに展開しておく。このときの初期
状態のキャッシングテーブルを図13に示す。本実施形
態の図13と第1の実施形態の図8とに示されたキャッ
シングテーブルとの差異は、図13では、設定フラグが
すべてオフと設定されることである。また、この優先順
位も仮のものである。
【0076】その状態で印刷データが印刷装置に送られ
た場合の文字キャッシングの処理フローについて説明す
る。この状態では、図6の流れにしたがって処理が実行
される。
【0077】まず、印刷データで指定された文字種、文
字コード、サイズの文字が既に展開されていて文字キャ
ッシングで利用可能か判断する(S30)。印刷データ
を受けとった初期状態では既に展開されている文字はな
い。S30で既に展開されていると判断された場合に
は、その展開されたビットマップを使用する。
【0078】S30でまだ展開されていないと判断され
た場合は、指定された文字種、文字コード、サイズにし
たがって印刷装置内にある文字データからビットマップ
を作成し、キャッシングデータとする(S31)。次
に、S31の処理が正常に行なわれたかどうかを判断す
る(S32)。つまり文字キャッシングのためのビット
マップが多く生成され、印刷装置内での空きメモリ領域
が少ない場合は、新たに文字をビットマップに展開でき
ないので、それを判断している。S32の判断において
正常に展開されたと判断された場合は、そのS31で展
開されたビットマップが使われる。また正常に展開され
た場合は、その情報を文字キャッシングテーブルに付け
加える(S33)。図14は付け加えられたキャッシン
グテーブルの例を示す。初期状態(図13)に1文字分
のデータが付加された状態である。ここでは新たに付け
加えられた項目に対して最優先順位を決定する(S3
4)。図9と比べ、印刷データ処理以前に設定されてい
るキャッシング情報はないので、設定フラグのオン、オ
フ別に、優先順位を定めていない。そして、S34で決
定された優先順位をキャッシングテーブルに設定する。
【0079】次に、S30で既にキャッシングテーブル
に文字があると判断された場合でS32で文字の展開に
成功した場合を説明する。このときは、キャッシングテ
ーブル内の優先順位の決定を行なう(S34)。設定フ
ラグのオン/オフを考慮する必要はなく、対象となって
いる文字を一番高い優先順位となる。図15にその例を
示す。キャッシングテーブル中に既に登録してある文字
(例では和文フォント2、12ポイント、平仮名)を指
定した結果が図15である。次に、S34で決定された
優先順位で文字キャッシングテーブルを変更する(S3
5)。
【0080】一方S32で、ビットマップが生成できな
いと判断された場合は、印刷装置での未使用なメモリ領
域が少ないのが原因である。そこで、既に展開されてい
るビットマップを削除し、使用可能なメモリ量を増加さ
せる。まず、キャッシングテーブルに登録されている文
字の中で削除する文字を決定する(S36)。この時に
どのビットマップを削除するかを決定する方法である
が、この場合も、設定フラグのオン/オフを考慮する必
要はなく、優先順位の低いものを削除する。
【0081】次にS36で削除する文字が決定されたか
どうかを確認する(S37)。S37で削除する文字が
決定できなかった場合、つまり文字キャッシングテーブ
ル登録されている文字を全て削除してもメモリが不足し
ている場合であって、印刷装置に搭載しているメモリで
は指定された文字が展開できないので、その旨をユーザ
に知らせ(S38)、以後のその文字に関する処理は行
なわれない。
【0082】一方、S37で削除する文字が決定された
場合は、印刷装置のメモリ上からその文字が展開された
結果であるビットマップフォントを削除し(S39)、
その後キャッシングテーブルからその文字に関する情報
を削除する(S40)。キャッシング対象の文字を削除
した後、再び文字の展開を行なう(S31)。
【0083】また、キャッシングテーブルの削除(S3
5)後に、印刷データが終了したかどうかが判断される
(S41)。印刷が終了したと判断された場合は、その
時点でのキャッシュテーブルの情報を印刷装置を制御し
ている情報処理装置、あるいは印刷装置の操作パネルを
通じて、ユーザに通知する(S42)。
【0084】以後の処理は第1の実施形態と同じである
(図4,図5)。ただS1でキャッシング情報を設定す
る場合には、S27で通知された文字キャッシングの情
報を用いることができる。
【0085】また、もっと詳しい使用情報が必要な場合
ないは、キャッシングテーブルのアクセス回数を記録す
る欄を追加して設け、その欄の数字をアクセスするごと
にインクリメントするようにしてもよい。
【0086】以上説明した様に本実施形態によれば、印
刷処理を行なう以前に、頻繁に使用される文字を指定す
ることにより、指定された文字のビットマップ情報を予
め展開し、印刷データ処理時の文字キャッシングでは、
そのビットマップを使用することにより印刷データ処理
時の処理時間を削減することが可能である。また文字キ
ャッシングにおいて、前記で指定されたビットマップデ
ータはキャッシングテーブルから削除されないので、削
除後に再度文字を展開する処理をも削減可能であり、ひ
いては印刷データの処理効率をあげることが可能とな
る。
【0087】さらに、頻繁に使用される文字のデータ
を、印刷データを1回処理させることにより、自動的に
生成可能である。
【0088】なお、本実施形態によれば印刷装置を例に
説明したが、CRTや液晶表示器等のディスプレイに応
用することもできる。
【0089】本発明は、複数の機器から構成されるシス
テムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用して
もよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプロ
グラムを供給することにより達成される場合にも適用す
ることができることはいうまでもない。この場合、本発
明を実施するためのプログラムを格納した記録媒体か
ら、プログラムを該システムあるいは装置に読み出すこ
とにより、該システムあるいは装置が本発明を構成する
ことができる。
【0090】
【発明の効果】このようにして、印刷装置や印刷装置に
接続されている情報処理装置からの指示により、印刷デ
ータを解析する以前に有用な文字キャッシングを行なう
機能を有することにより、高速な印刷を実現している。
【0091】また、印刷機における文字キャッシングに
おいて、頻繁に使用される文字については削除されにく
くすることにより、ビットマップの展開回数を減らして
高速な印刷を実現している。
【0092】印刷データに頻繁に使用される文字があっ
た場合に、印刷データ処理時に行なわれる文字のビット
マップ展開の処理を軽減し、高速な印刷が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における情報処理装置のブ
ロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における印刷装置の断面図
である。
【図3】本発明の実施の形態における印刷装置のブロッ
ク図である。
【図4】本発明の実施の形態における文字プレキャッシ
ングの処理フローを示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態における文字キャッシング
の処理フローを示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態における文字キャッシング
の処理フローを示すフローチャートである。
【図7】入力する文字データの例を示す図である。
【図8】文字キャッシングテーブルの例を示す図であ
る。
【図9】文字キャッシングテーブルの例を示す図であ
る。
【図10】文字キャッシングテーブルの例を示す図であ
る。
【図11】文字キャッシングテーブルの例を示す図であ
る。
【図12】文字キャッシングテーブルの例を示す図であ
る。
【図13】文字キャッシングテーブルの例を示す図であ
る。
【図14】文字キャッシングテーブルの例を示す図であ
る。
【図15】文字キャッシングテーブルの例を示す図であ
る。
【符号の説明】
41 CPU(中央処理装置) 42 ROM 43 RAM 44 キーボード制御部(KBC) 45 キーボード 46 ディスプレイ制御部(CRTC) 47 CRT(ディスプレイ装置) 48 ディスク制御部(DKC) 49 FD(フロッピーディスク装置) 50 HD(ハードディスク装置) 51 印刷装置制御部(PRTC) 52 印刷装置 53 システムバス 60 ホスト装置 70 コントローラ 80 プリント機構(プリンタエンジン) 71 入出力部 72 解釈格納部 73 ページバッファ 74 パターン情報格納部 75 展開制御部 76 フレームメモリ 77 出力制御部 81 プリント機構内制御部 100 LBP本体 112 操作パネル 101 プリンタ制御ユニット 102 レーザドライバ 104 レーザ光 105 回転多面鏡 106 静電ドラム 107 現像ユニット 108 用紙カセット 109 給紙ローラ 110, 111 搬送ローラ

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書、図形、画像などを出力する出力装
    置において、 ビットマップ形式の文字データを複数文字分記憶できる
    メモリと、 文字情報を予め設定できる設定手段と、 設定された文字情報に対応する文字データを前記メモリ
    上に展開する手段と、 前記メモリ上に出力すべき文字データがあるかを判断す
    る判断手段と、 前記判断手段で、出力すべき文字がメモリ上にないと判
    断された場合は、文字をメモり上に展開する文字展開手
    段と、 前記メモリ上のビットマップ形式の文字データを用いて
    出力する手段とを有することを特徴とする出力装置。
  2. 【請求項2】 前記文字展開手段は、 前記メモリ上に展開できるかを判断する第2の判断手段
    と、 前記メモリ上に展開できないと判断した場合は、前記メ
    モリ上のビットマップ形式の文字データを削除する削除
    手段とを有することを特徴とする請求項1記載の出力装
    置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、出力装置上のパネルか
    らの入力に基づいて設定することを特徴とする請求項1
    または2記載の出力装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段は、出力装置に接続されて
    いる情報処理装置からの入力に基づいて設定することを
    特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の出力装
    置。
  5. 【請求項5】 前記設定手段は、設定する複数の文字に
    優先順位を付して設定することを特徴とする請求項1な
    いし4いずれかに記載の出力装置。
  6. 【請求項6】 前記設定手段は、設定入力がない場合
    に、デフォルトの文字データを設定することを特徴とす
    る請求項1ないし5いずれかに記載の出力装置。
  7. 【請求項7】 前記設定手段は、設定された複数の文字
    が前記メモリ上にすべて展開することができるかを判断
    する第3の判断手段と、 該第3の判断手段で展開することができないと判断され
    た場合に、優先順位の高いものから文字データを展開す
    る手段とを有することを特徴とする請求項5記載の出力
    装置。
  8. 【請求項8】 前記文字展開手段は、展開できた文字を
    知らせる手段を有することを特徴とする請求項7記載の
    出力装置。
  9. 【請求項9】 前記文字展開手段は、展開した文字デー
    タに優先順位を付す手段を有することを特徴とする請求
    項5または6に記載の出力装置。
  10. 【請求項10】 前記文字展開手段は、文字データに付
    された優先順位を変更する手段を有することを特徴とす
    る請求項9に記載の出力装置。
  11. 【請求項11】 前記削除手段は、優先順位の低いもの
    から削除することを特徴とする請求項9または10に記
    載の出力装置。
  12. 【請求項12】 前記文字展開手段は、展開した文字デ
    ータの優先順位を、設定入力で設定された文字データの
    優先順位とは区別して付与、変更し、 前記削除手段は、設定入力で設定された文字データの優
    先順位を高く評価することを特徴とする請求項11記載
    の出力装置。
  13. 【請求項13】 前記文字展開手段は、デフォルトで設
    定された文字データの優先順位を展開した文字データの
    優先順位を区別せずに付与、変更し、 出力終了後、優先順位を報知する手段をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項11記載の出力装置。
  14. 【請求項14】 ビットマップ形式の文字データを複数
    文字分記憶できるメモリを有する文書、図形、画像など
    を出力する出力装置を制御する制御方法において、 文字情報を予め設定し、 設定された文字情報に対応する文字データを前記メモリ
    上に展開し、 前記メモリ上に出力すべき文字データがあるかを判断
    し、 前記判断手段で、すべき文字がメモリ上にないと判断さ
    れた場合は、文字をメモり上に展開し、 前記メモリ上のビットマップ形式の文字データを用いて
    出力することを特徴とする制御方法。
  15. 【請求項15】 前記文字展開するとき、前記メモリ上
    に展開できるかを判断し、 前記メモリ上に展開できないと判断した場合は、前記メ
    モリ上のビットマップ形式の文字データを削除するを有
    することを特徴とする請求項14記載の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記設定は、出力装置上のパネルから
    の入力に基づいて設定することを特徴とする請求項14
    または15記載の制御方法。
  17. 【請求項17】 前記設定は、出力装置に接続されてい
    る情報処理装置からの入力に基づいて設定することを特
    徴とする請求項14ないし16いずれかに記載の制御方
    法。
  18. 【請求項18】 前記設定は、設定する複数の文字に優
    先順位を付して設定することを特徴とする請求項14な
    いし17いずれかに記載の制御方法。
  19. 【請求項19】 前記設定は、設定入力がない場合に、
    デフォルトの文字データを設定することを特徴とする請
    求項14ないし18いずれかに記載の制御方法。
  20. 【請求項20】 前記設定は、設定された複数の文字が
    前記メモリ上にすべて展開することができるかを判断
    し、 該判断で展開することができないとされた場合に、優先
    順位の高いものから文字データを展開することを特徴と
    する請求項18記載の制御方法。
  21. 【請求項21】 前記文字展開において、展開できた文
    字を知らせることを特徴とする請求項20記載の制御方
    法。
  22. 【請求項22】 前記文字展開において、展開した文字
    データに優先順位を付すことを特徴とする請求項18ま
    たは19に記載の制御方法。
  23. 【請求項23】 前記文字展開は、文字データに付され
    た優先順位を変更することを特徴とする請求項22に記
    載の制御方法。
  24. 【請求項24】 前記削除は、優先順位の低いものから
    削除することを特徴とすることを特徴とする請求項22
    または23に記載の制御方法。
  25. 【請求項25】 前記文字展開は、展開した文字データ
    の優先順位を、設定入力で設定された文字データの優先
    順位とは区別して付与、変更し、 前記削除は、設定入力で設定された文字データの優先順
    位を高く評価することを特徴とする請求項24記載の制
    御方法。
  26. 【請求項26】 前記文字展開は、デフォルトで設定さ
    れた文字データの優先順位を展開した文字データの優先
    順位を区別せずに付与、変更し、 出力終了後、優先順位を報知することを特徴とする請求
    項24記載の制御方法。
  27. 【請求項27】 前記出力装置が、印刷装置であること
    を特徴とする請求項1ないし26のいずれかに記載の出
    力装置または制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009150077A1 (de) * 2008-06-13 2009-12-17 Endress+Hauser Flowtec Ag Verfahren und eine vorrichtung zur reduktion der anzahl der zugriffe von einem mikroprozessor auf einen externen speicher in der automatisierungstechnik

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009150077A1 (de) * 2008-06-13 2009-12-17 Endress+Hauser Flowtec Ag Verfahren und eine vorrichtung zur reduktion der anzahl der zugriffe von einem mikroprozessor auf einen externen speicher in der automatisierungstechnik

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