JPH10161244A - スピーカ - Google Patents
スピーカInfo
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- JPH10161244A JPH10161244A JP33142096A JP33142096A JPH10161244A JP H10161244 A JPH10161244 A JP H10161244A JP 33142096 A JP33142096 A JP 33142096A JP 33142096 A JP33142096 A JP 33142096A JP H10161244 A JPH10161244 A JP H10161244A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- speaker
- winding
- holding
- locking
- Prior art date
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- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スクリーンの収納と配置位置の変更を容易に
する。 【解決手段】 画像投射用のスクリーンSの水平方向の
一端が取り付けられ、スクリーンSを巻き取ることがで
きるスクリーン巻き取り部3を設けたスピーカ2Lと、
スクリーンSの水平方向の他端を保持することができる
保持部4を設けたスピーカ2Rを有し、スピーカ2L、
2R間にスクリーンSを張ることができるとともに、巻
き取り部3と保持部4を上下方向に移動可能にする。
する。 【解決手段】 画像投射用のスクリーンSの水平方向の
一端が取り付けられ、スクリーンSを巻き取ることがで
きるスクリーン巻き取り部3を設けたスピーカ2Lと、
スクリーンSの水平方向の他端を保持することができる
保持部4を設けたスピーカ2Rを有し、スピーカ2L、
2R間にスクリーンSを張ることができるとともに、巻
き取り部3と保持部4を上下方向に移動可能にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプロジェク
タ装置で投影された画像を映し出すロール型の平面スク
リーン及びスクリーンの保持機構を備えたスピーカに関
するものである。
タ装置で投影された画像を映し出すロール型の平面スク
リーン及びスクリーンの保持機構を備えたスピーカに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、例えばデジタルビデオ,DV
D(Digital Versatile Disk)等、高画質のメディアが
増加するとともに、高画質、高音質の映像を映し出すこ
とができるモニタ装置の普及によって、家庭において構
築することができるAV(Audio Visual)システムで精
彩かつ迫力のある映像(映画、スポーツ、音楽等)を再
生することができるようになっている。
D(Digital Versatile Disk)等、高画質のメディアが
増加するとともに、高画質、高音質の映像を映し出すこ
とができるモニタ装置の普及によって、家庭において構
築することができるAV(Audio Visual)システムで精
彩かつ迫力のある映像(映画、スポーツ、音楽等)を再
生することができるようになっている。
【0003】図14は表示部を例えばCRT(Cathode
Ray Tube)で構成したモニタ装置を用いて構築したAV
システムの一構成例を示している。この図に示されてい
るAVシステム80は、ステレオ音声をモニタする左音
声のスピーカ81L、右音声のスピーカ81Rが左右に
配置され、その中央にはモニタ装置82がラック83上
に配置されている。また、ラック83には例えばデジタ
ルビデオ等のAV機器84、85が配置され、スピーカ
81L、81R、モニタ装置82に対して映像/音声を
供給することができるようになっている。このようなA
Vシステム80は例えば部屋の壁等に沿って配置され、
視聴者はこのAVシステム80に対峙して映画などを鑑
賞する。
Ray Tube)で構成したモニタ装置を用いて構築したAV
システムの一構成例を示している。この図に示されてい
るAVシステム80は、ステレオ音声をモニタする左音
声のスピーカ81L、右音声のスピーカ81Rが左右に
配置され、その中央にはモニタ装置82がラック83上
に配置されている。また、ラック83には例えばデジタ
ルビデオ等のAV機器84、85が配置され、スピーカ
81L、81R、モニタ装置82に対して映像/音声を
供給することができるようになっている。このようなA
Vシステム80は例えば部屋の壁等に沿って配置され、
視聴者はこのAVシステム80に対峙して映画などを鑑
賞する。
【0004】図14に示したモニタ装置82の有効画面
は大型化が図られているが、さらに、大型の画面で画像
をモニタしたい場合は、例えば図15に示されているプ
ロジェクタ装置90を使用して、大型のスクリーンに映
像を映し出すことが知られている。図15に示すプロジ
ェクタ装置90は、例えばデジタルビデオ等の映像ソー
スから供給される映像を、壁等に掛けられている平面ス
クリーン91に対して投映するようにされている。この
スクリーン91には細かいガラスビーズが一面に塗布さ
れている矩形の映像投射部91aが形成されており、例
えば80インチ〜120インチの大型の映像を映し出す
ことが可能である。また、スクリーン91の両側には一
対のスピーカ81L、81Rが配置され、スクリーン9
1に映し出される映像を観るとともに音声を聴くことが
できるようになっている。なお、プロジェクタ装置90
としては、図示したように床に配置するタイプの他に
も、例えば天井に取り付けて使用するタイプのものが知
られている。
は大型化が図られているが、さらに、大型の画面で画像
をモニタしたい場合は、例えば図15に示されているプ
ロジェクタ装置90を使用して、大型のスクリーンに映
像を映し出すことが知られている。図15に示すプロジ
ェクタ装置90は、例えばデジタルビデオ等の映像ソー
スから供給される映像を、壁等に掛けられている平面ス
クリーン91に対して投映するようにされている。この
スクリーン91には細かいガラスビーズが一面に塗布さ
れている矩形の映像投射部91aが形成されており、例
えば80インチ〜120インチの大型の映像を映し出す
ことが可能である。また、スクリーン91の両側には一
対のスピーカ81L、81Rが配置され、スクリーン9
1に映し出される映像を観るとともに音声を聴くことが
できるようになっている。なお、プロジェクタ装置90
としては、図示したように床に配置するタイプの他に
も、例えば天井に取り付けて使用するタイプのものが知
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、再生したメ
ディアの映像を出力する装置としては、図14、図15
に示したように、CRTを用いたモニタ装置82や投写
型のプロジェクタ装置90等が知られているが、ユーザ
はモニタ装置82によって高輝度の映像を観るか、又は
プロジェクタ装置90によって大型で迫力のある映像を
観るかを選択することが可能になる。しかしこの場合、
スピーカ81L、81Rの間に同時にモニタ装置82と
スクリーン91を配置することは不可能であり、それぞ
れの配置場所を確保することが必要になる。さらに、モ
ニタ装置82とスクリーン91をそれぞれ他の場所に配
置した場合は、音声を良好な定位で聴くためにはモニタ
装置82とスクリーン91それぞれに対してスピーカを
配置しなければならない。
ディアの映像を出力する装置としては、図14、図15
に示したように、CRTを用いたモニタ装置82や投写
型のプロジェクタ装置90等が知られているが、ユーザ
はモニタ装置82によって高輝度の映像を観るか、又は
プロジェクタ装置90によって大型で迫力のある映像を
観るかを選択することが可能になる。しかしこの場合、
スピーカ81L、81Rの間に同時にモニタ装置82と
スクリーン91を配置することは不可能であり、それぞ
れの配置場所を確保することが必要になる。さらに、モ
ニタ装置82とスクリーン91をそれぞれ他の場所に配
置した場合は、音声を良好な定位で聴くためにはモニタ
装置82とスクリーン91それぞれに対してスピーカを
配置しなければならない。
【0006】また、スクリーン91を使用しないときに
は、汚れ防止等のために壁から取り外して押し入れ等に
収納しておく必要があり、映像を観るたびに押し入れ等
から取り出して所定の場所に掛けなければならないとい
う煩わしさがある。またこの場合、スクリーンSを片付
けても、スピーカ81L、81Rのみが配置されたまま
になってしまう。また、容易にスクリーン91を収納す
ることを目的とした巻き取り型(電動、又は手動)平面
スクリーンが知られている。この巻き取り型のスクリー
ンは使用しない場合、実際に壁等に取り付けられている
収納部内に巻き取ることができるようになっているが、
スクリーン自体の価格及び取り付け工事費が高くなって
しまう。さらに、壁掛けスクリーンの場合、ユーザの視
聴位置等に応じた高さに設置されることになるが、一旦
壁等に取り付けてしまうと容易に高さを変更することが
できないという問題がある。
は、汚れ防止等のために壁から取り外して押し入れ等に
収納しておく必要があり、映像を観るたびに押し入れ等
から取り出して所定の場所に掛けなければならないとい
う煩わしさがある。またこの場合、スクリーンSを片付
けても、スピーカ81L、81Rのみが配置されたまま
になってしまう。また、容易にスクリーン91を収納す
ることを目的とした巻き取り型(電動、又は手動)平面
スクリーンが知られている。この巻き取り型のスクリー
ンは使用しない場合、実際に壁等に取り付けられている
収納部内に巻き取ることができるようになっているが、
スクリーン自体の価格及び取り付け工事費が高くなって
しまう。さらに、壁掛けスクリーンの場合、ユーザの視
聴位置等に応じた高さに設置されることになるが、一旦
壁等に取り付けてしまうと容易に高さを変更することが
できないという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、画像投射用のスク
リーンの水平方向の一端が取り付けられ、前記スクリー
ンを巻き取ることができるスクリーン巻き取り手段を設
けた第一のスピーカと、前記スクリーンの水平方向の他
端を保持することができるスクリーン保持手段を設けた
第二のスピーカを備え、前記第一、第二のスピーカ間に
前記スクリーンを張ることができるとともに、前記スク
リーン巻き取り手段とスクリーン保持手段を上下方向に
移動可能としてスピーカを構成する。
点を解決するためになされたもので、画像投射用のスク
リーンの水平方向の一端が取り付けられ、前記スクリー
ンを巻き取ることができるスクリーン巻き取り手段を設
けた第一のスピーカと、前記スクリーンの水平方向の他
端を保持することができるスクリーン保持手段を設けた
第二のスピーカを備え、前記第一、第二のスピーカ間に
前記スクリーンを張ることができるとともに、前記スク
リーン巻き取り手段とスクリーン保持手段を上下方向に
移動可能としてスピーカを構成する。
【0008】本発明によれば、第一、第二のスピーカに
それぞれスクリーン巻き取り部とスクリーン保持部を設
けて、各スピーカ間にロール型のスクリーンを張ること
ができるので、スクリーンの収納が容易になる。さら
に、スクリーン巻き取り部とスクリーン保持部は上下方
向に移動可能とされているので、スクリーンを張る高さ
を容易に変更することができるようになる。
それぞれスクリーン巻き取り部とスクリーン保持部を設
けて、各スピーカ間にロール型のスクリーンを張ること
ができるので、スクリーンの収納が容易になる。さら
に、スクリーン巻き取り部とスクリーン保持部は上下方
向に移動可能とされているので、スクリーンを張る高さ
を容易に変更することができるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、次に示す順序で本発明のス
ピーカの実施の形態を説明する。 (1).本実施の形態のAVシステムの構成 (2).係止部材の構成 (3).スクリーンの巻き取り部の構成 (4).スクリーンの保持部の構成 (5).スクリーンの固定状態 (6).スピーカの変形例
ピーカの実施の形態を説明する。 (1).本実施の形態のAVシステムの構成 (2).係止部材の構成 (3).スクリーンの巻き取り部の構成 (4).スクリーンの保持部の構成 (5).スクリーンの固定状態 (6).スピーカの変形例
【0010】(1).本実施の形態のAVシステムの構
成 図1は本実施の形態のスピーカを用いたAVシステムの
構成例を示す平面図であり、図1(a)はスクリーンを
スピーカと同じ高さに張った一例、図1(b)はスピー
カより高い位置にスクリーンを張った一例を示してい
る。これらの図に示されていAVシステム1を構成して
いるラック5、AV機器6、7は先に図14に示したラ
ック53、AV機器54、55に対応しており、本発明
ではその両側に配置されている左音声用のスピーカ2
L、右音声用のスピーカ2Rの間にロール型のスクリー
ンSを張ることができるようになっている。スピーカ2
Lには、例えば図1(b)に示されているようにスクリ
ーンSの一旦を固定するとともに、スクリーンSを巻き
取ることができる巻き取り部3が取り付けられ、また、
スピーカ2RにはスクリーンSの他端を保持することが
できる保持部4が取り付けられている。そして、巻き取
り部3、保持部4は上下方向に移動することができるよ
うに取り付けられているので、図1(a)(b)に示さ
れているようにスクリーンSを張る高さを変えることが
可能になる。これによって、例えば視聴者が観る位置に
応じて容易に配置する高さを変更するができるととも
に、ラック5を視聴者に対峙させることができるように
なり、リモートコマンダ等の操作によってAV機器6、
7の操作を行なうことができるようになる。また、スピ
ーカ2L、2Rはそれぞれ30kg程の重量を有してい
るので、スクリーンSを張った時でも、安定した状態で
配置されるようになる。
成 図1は本実施の形態のスピーカを用いたAVシステムの
構成例を示す平面図であり、図1(a)はスクリーンを
スピーカと同じ高さに張った一例、図1(b)はスピー
カより高い位置にスクリーンを張った一例を示してい
る。これらの図に示されていAVシステム1を構成して
いるラック5、AV機器6、7は先に図14に示したラ
ック53、AV機器54、55に対応しており、本発明
ではその両側に配置されている左音声用のスピーカ2
L、右音声用のスピーカ2Rの間にロール型のスクリー
ンSを張ることができるようになっている。スピーカ2
Lには、例えば図1(b)に示されているようにスクリ
ーンSの一旦を固定するとともに、スクリーンSを巻き
取ることができる巻き取り部3が取り付けられ、また、
スピーカ2RにはスクリーンSの他端を保持することが
できる保持部4が取り付けられている。そして、巻き取
り部3、保持部4は上下方向に移動することができるよ
うに取り付けられているので、図1(a)(b)に示さ
れているようにスクリーンSを張る高さを変えることが
可能になる。これによって、例えば視聴者が観る位置に
応じて容易に配置する高さを変更するができるととも
に、ラック5を視聴者に対峙させることができるように
なり、リモートコマンダ等の操作によってAV機器6、
7の操作を行なうことができるようになる。また、スピ
ーカ2L、2Rはそれぞれ30kg程の重量を有してい
るので、スクリーンSを張った時でも、安定した状態で
配置されるようになる。
【0011】スクリーンSは映像投射部Spを有した横
ロール型で構成され、水平方向の一端がスピーカ2Lに
設けられている巻き取り部3に取り付けられている。そ
して、使用しない場合は巻き取り部3に巻き取られ、ス
ピーカ2Lの筐体の一部に収納することができるように
なっている。また、スクリーンSの保持棒ST(他端)
の上下端には嵌合部SKが形成されており、巻き取り部
3からスクリーンSを引き出して嵌合部SKをスピーカ
2Rに設けられている保持部4の被嵌合部34にはめ込
むことによって、スピーカ2L、2Rの間にスクリーン
Sを張ることができる。さらに、スクリーンSの下端部
には重りが設けられ、スクリーンSが張られたときの安
定度を向上して映像投射部Spの平面性を維持するよう
にされている。
ロール型で構成され、水平方向の一端がスピーカ2Lに
設けられている巻き取り部3に取り付けられている。そ
して、使用しない場合は巻き取り部3に巻き取られ、ス
ピーカ2Lの筐体の一部に収納することができるように
なっている。また、スクリーンSの保持棒ST(他端)
の上下端には嵌合部SKが形成されており、巻き取り部
3からスクリーンSを引き出して嵌合部SKをスピーカ
2Rに設けられている保持部4の被嵌合部34にはめ込
むことによって、スピーカ2L、2Rの間にスクリーン
Sを張ることができる。さらに、スクリーンSの下端部
には重りが設けられ、スクリーンSが張られたときの安
定度を向上して映像投射部Spの平面性を維持するよう
にされている。
【0012】なお、図1(a)(b)には示されていな
いが、ラック5の上、すなわちスクリーンSの向こう側
には先に図14に示したモニタ装置82と同様のモニタ
装置が配置されており、スクリーンSが巻き取り部3に
巻き取られた場合には、図14に示した例とほぼ同等の
配置になる。したがって、モニタ装置で映像を観たい場
合はスクリーンSを巻き取ってスピーカ2L内に収納
し、プロジェクタ装置の映像を観たい時のみに図1
(a)(b)に示したように張れば良い。
いが、ラック5の上、すなわちスクリーンSの向こう側
には先に図14に示したモニタ装置82と同様のモニタ
装置が配置されており、スクリーンSが巻き取り部3に
巻き取られた場合には、図14に示した例とほぼ同等の
配置になる。したがって、モニタ装置で映像を観たい場
合はスクリーンSを巻き取ってスピーカ2L内に収納
し、プロジェクタ装置の映像を観たい時のみに図1
(a)(b)に示したように張れば良い。
【0013】このように本発明は、巻き取り部3、保持
部4をそれぞれスピーカ2L、2Rに設けることによっ
て、スクリーンSの収納、張付け、及び張付け高さの変
更を容易に行なうことができるようになる。
部4をそれぞれスピーカ2L、2Rに設けることによっ
て、スクリーンSの収納、張付け、及び張付け高さの変
更を容易に行なうことができるようになる。
【0014】(2).係止部材の構造 図2はスピーカ2L、2Rに固定手段として設けられ、
巻き取り部3、保持部4を係止してに固定する係止部材
を説明する図であり、図2(a)はスピーカ2L及びス
ピーカ2Lの溝に取り付けられた係止部材を示す斜視
図、図2(b)はスピーカ2R及びスピーカ2Rの溝に
取り付けられた係止部材を示す斜視図、また、図2
(c)は係止部材のみを拡大して示す斜視図である。な
お、便宜上図2(a)(b)に示されているスピーカ2
L、2Rは、溝付近の一部を切り取ってハッチングを施
して示している。
巻き取り部3、保持部4を係止してに固定する係止部材
を説明する図であり、図2(a)はスピーカ2L及びス
ピーカ2Lの溝に取り付けられた係止部材を示す斜視
図、図2(b)はスピーカ2R及びスピーカ2Rの溝に
取り付けられた係止部材を示す斜視図、また、図2
(c)は係止部材のみを拡大して示す斜視図である。な
お、便宜上図2(a)(b)に示されているスピーカ2
L、2Rは、溝付近の一部を切り取ってハッチングを施
して示している。
【0015】図2(a)(b)に示されているように、
スピーカ2L、2Rは配置する際の安定感を向上するた
めに、それぞれ脚部10、30上に設けられており、前
方には筐体内に配置されているスピーカユニット(図示
せず)の保護などを行なうカバー11a、11b、カバ
ー31a、31bが設けられている。そして、スピーカ
2Lとスピーカ2Rが対向する面にはそれぞれ溝12、
溝32が形成され、この溝12、溝32内に係止部材2
1L、21Rが取り付けられている。
スピーカ2L、2Rは配置する際の安定感を向上するた
めに、それぞれ脚部10、30上に設けられており、前
方には筐体内に配置されているスピーカユニット(図示
せず)の保護などを行なうカバー11a、11b、カバ
ー31a、31bが設けられている。そして、スピーカ
2Lとスピーカ2Rが対向する面にはそれぞれ溝12、
溝32が形成され、この溝12、溝32内に係止部材2
1L、21Rが取り付けられている。
【0016】係止部材21L、21L、21Lはスピー
カ2Lの溝12に、また、係止部材21R、21R、2
1Rはスピーカ2Rの溝32に取り付けられており、図
2(c)に拡大して示されているように本実施の形態で
は例えば2個の係止ねじ22、22が突設されている。
この係止ねじ22、22は後で図4、図7にしたがって
説明する巻き取り部3、保持部4を構成する背板のガイ
ド溝及び係止溝にはまるように設けられている。そして
巻き取り部3、保持部4は前記ガイド溝にはまる係止ね
じ22、22に沿って上下方向に移動することができ、
係止ねじ22に応じた高さで固定することができるよう
になる。なお、図2には一例として2個の係止ねじ2
2、22が突設された係止部材21を溝12、溝32内
に3個設ける例を示しているが、スクリーンSのインチ
サイズやスピーカ自体の高さに応じた数だけ設ければ良
い。
カ2Lの溝12に、また、係止部材21R、21R、2
1Rはスピーカ2Rの溝32に取り付けられており、図
2(c)に拡大して示されているように本実施の形態で
は例えば2個の係止ねじ22、22が突設されている。
この係止ねじ22、22は後で図4、図7にしたがって
説明する巻き取り部3、保持部4を構成する背板のガイ
ド溝及び係止溝にはまるように設けられている。そして
巻き取り部3、保持部4は前記ガイド溝にはまる係止ね
じ22、22に沿って上下方向に移動することができ、
係止ねじ22に応じた高さで固定することができるよう
になる。なお、図2には一例として2個の係止ねじ2
2、22が突設された係止部材21を溝12、溝32内
に3個設ける例を示しているが、スクリーンSのインチ
サイズやスピーカ自体の高さに応じた数だけ設ければ良
い。
【0017】(3).スクリーンの巻き取り部の構成 図3(a)は巻き取り部3が取り付けられたスピーカ2
Lの斜視図、図3(b)は図3(a)に示す円A付近を
拡大して示す斜視図、また、図4は巻き取り部3のみを
示す平面図であり、図4(a)は側面図、図4(b)は
背面図、図4(c)は上面図を示している。
Lの斜視図、図3(b)は図3(a)に示す円A付近を
拡大して示す斜視図、また、図4は巻き取り部3のみを
示す平面図であり、図4(a)は側面図、図4(b)は
背面図、図4(c)は上面図を示している。
【0018】図3に示されているように、巻き取り部3
は横ロール型のスクリーンSを巻き取ってスピーカ2L
の溝12内に収納するように構成され、巻き取り部3全
体を支持する背板13、この背板13の上端と下端に設
けられている軸受け部14a(14b)、及び軸受け部
14(a、b)に支持されて回転しスクリーンSを巻き
取るようにされている巻き取り軸15によって構成され
ている。そして、スクリーンSの保持棒STを矢印方向
に引っ張ることによって、スクリーンSが巻き取り軸1
5から繰り出され、保持棒STの上下端に設けられてい
る嵌合部SKa(SKb)を、後で図6、図7で説明す
る保持部4(図3には示していない)の被嵌合部に嵌合
することでスピーカ2L、2R間にスクリーンSを張る
ことができるようになる。
は横ロール型のスクリーンSを巻き取ってスピーカ2L
の溝12内に収納するように構成され、巻き取り部3全
体を支持する背板13、この背板13の上端と下端に設
けられている軸受け部14a(14b)、及び軸受け部
14(a、b)に支持されて回転しスクリーンSを巻き
取るようにされている巻き取り軸15によって構成され
ている。そして、スクリーンSの保持棒STを矢印方向
に引っ張ることによって、スクリーンSが巻き取り軸1
5から繰り出され、保持棒STの上下端に設けられてい
る嵌合部SKa(SKb)を、後で図6、図7で説明す
る保持部4(図3には示していない)の被嵌合部に嵌合
することでスピーカ2L、2R間にスクリーンSを張る
ことができるようになる。
【0019】次に図4にしたがい説明する。背板13に
は、ガイド溝16及び係止溝17、17、17、17・
・・が形成されており、先に図2に示した係止部材21
Lの係止ねじ22Lが係止溝17の先端に係止されるよ
うになる。そして係止状態を解除する場合は、背板13
を若干上方に持ち上げることによって係止ねじが22L
を係止溝17の先端から外すことができる。さらに、係
止状態を解除して係止ねじ22Lをガイド溝16に嵌合
させることで、ガイド溝16にそって巻き取り部3を上
下方向に移動させることができる。このように、複数の
係止溝17を設け、その中の任意の係止溝17を選択す
ることによって巻き取り部3を配置する高さを容易に調
整することができるようになる。
は、ガイド溝16及び係止溝17、17、17、17・
・・が形成されており、先に図2に示した係止部材21
Lの係止ねじ22Lが係止溝17の先端に係止されるよ
うになる。そして係止状態を解除する場合は、背板13
を若干上方に持ち上げることによって係止ねじが22L
を係止溝17の先端から外すことができる。さらに、係
止状態を解除して係止ねじ22Lをガイド溝16に嵌合
させることで、ガイド溝16にそって巻き取り部3を上
下方向に移動させることができる。このように、複数の
係止溝17を設け、その中の任意の係止溝17を選択す
ることによって巻き取り部3を配置する高さを容易に調
整することができるようになる。
【0020】次に、図5にしたがって、巻き取り軸15
の巻き取り機構について説明する。巻き取り軸15は中
空状に構成され、その上下端部がベアリング18、18
を介して軸受け14a、14bに固定されており、スク
リーンSの巻き取り、引き出しを行なう場合に円滑に回
転するようになっている。そして、中空状の内部には中
軸19が配置され軸受け14a、14bに固定されてい
る。この中軸19の周囲には、一端が巻き取り軸15
に、他端が中軸19に取り付けられているつる巻きばね
20が巻き付けられている。したがって、スクリーンS
はつる巻きばね20の弾力に抗じて引き出され、スピー
カ2L、2R間に張られているときにつる巻きばね20
の弾力によって平面性が保たれる。また、スクリーンS
を巻き取る場合はつる巻きばね20の弾力によって巻き
取り軸15が回転して巻き込むことができるようにな
る。また、つる巻きばね20の弾力によって、スピーカ
2L、2R間に張られているスクリーンSを弛まないよ
うにすることができるので、スピーカ2Lとスピーカ2
RをスクリーンSの横方向の長さ以内で、任意の間隔で
配置することが可能になる。
の巻き取り機構について説明する。巻き取り軸15は中
空状に構成され、その上下端部がベアリング18、18
を介して軸受け14a、14bに固定されており、スク
リーンSの巻き取り、引き出しを行なう場合に円滑に回
転するようになっている。そして、中空状の内部には中
軸19が配置され軸受け14a、14bに固定されてい
る。この中軸19の周囲には、一端が巻き取り軸15
に、他端が中軸19に取り付けられているつる巻きばね
20が巻き付けられている。したがって、スクリーンS
はつる巻きばね20の弾力に抗じて引き出され、スピー
カ2L、2R間に張られているときにつる巻きばね20
の弾力によって平面性が保たれる。また、スクリーンS
を巻き取る場合はつる巻きばね20の弾力によって巻き
取り軸15が回転して巻き込むことができるようにな
る。また、つる巻きばね20の弾力によって、スピーカ
2L、2R間に張られているスクリーンSを弛まないよ
うにすることができるので、スピーカ2Lとスピーカ2
RをスクリーンSの横方向の長さ以内で、任意の間隔で
配置することが可能になる。
【0021】(4).スクリーンの保持部の構成 図6(a)は保持部4が取り付けられているスピーカ2
Rの斜視図、図6(b)は図6(a)に示す円B付近を
拡大して示す斜視図、また、図7は保持部4を示す平面
図であり、図7(a)は保持部4の側面図、図7(b)
は背面図、図7(c)は上面図、図7(d)はスクリー
ンSの端部を保持している場合の側面図、図7(e)は
図7(d)の状態を示す上面図を示している。
Rの斜視図、図6(b)は図6(a)に示す円B付近を
拡大して示す斜視図、また、図7は保持部4を示す平面
図であり、図7(a)は保持部4の側面図、図7(b)
は背面図、図7(c)は上面図、図7(d)はスクリー
ンSの端部を保持している場合の側面図、図7(e)は
図7(d)の状態を示す上面図を示している。
【0022】図6(a)(b)に示されているように保
持部4は、この保持部4全体を支持する背板33、この
背板33の上端及び下端に設けられている被嵌合部34
a、34bによって構成されている。そして、スクリー
ンSを巻き取り部3から引っ張り出して、その保持棒S
Tの嵌合部SKa、SKbを被嵌合部34a、34bに
嵌合することで、スピーカ2L、2R間にスクリーンS
を張ることができる。
持部4は、この保持部4全体を支持する背板33、この
背板33の上端及び下端に設けられている被嵌合部34
a、34bによって構成されている。そして、スクリー
ンSを巻き取り部3から引っ張り出して、その保持棒S
Tの嵌合部SKa、SKbを被嵌合部34a、34bに
嵌合することで、スピーカ2L、2R間にスクリーンS
を張ることができる。
【0023】被嵌合部34a、34bは例えばプラスチ
ック、ゴムなどの弾性を有した材料で、断面が270°
程度の部分円(嵌合部SKa、SKbの直径より僅かに
長い内経)とされる樋型形状で構成されている。そし
て、この被嵌合部34a、34b自体を背板33の上端
部及び下端部に固定する台座部35a、35bと一体的
に構成され、例えばねじなどで固定されている。
ック、ゴムなどの弾性を有した材料で、断面が270°
程度の部分円(嵌合部SKa、SKbの直径より僅かに
長い内経)とされる樋型形状で構成されている。そし
て、この被嵌合部34a、34b自体を背板33の上端
部及び下端部に固定する台座部35a、35bと一体的
に構成され、例えばねじなどで固定されている。
【0024】次に、図7にしたがい保持部4について詳
しく説明する。保持部4の背板33にも、先に図3
(b)に示した巻き取り部3のガイド溝16、係止溝1
7に対応したガイド溝36、係止溝37、37、37・
・・が形成されている。そして、溝32に取り付けられ
ている係止部材21Rの係止ねじ22Rが係止溝37の
先端に係止されることによって、保持部4がスピーカ2
Rに固定されるようになる。また、係止状態を解除する
場合は、背板33を若干上方に持ち上げることによって
係止ねじ22Rを係止溝37の先端から外せば良い。さ
らに、係止状態を解除して係止ねじ22Rをガイド溝3
6に嵌合させることで、ガイド溝36にそって保持部4
を上下方向に移動させることができる。
しく説明する。保持部4の背板33にも、先に図3
(b)に示した巻き取り部3のガイド溝16、係止溝1
7に対応したガイド溝36、係止溝37、37、37・
・・が形成されている。そして、溝32に取り付けられ
ている係止部材21Rの係止ねじ22Rが係止溝37の
先端に係止されることによって、保持部4がスピーカ2
Rに固定されるようになる。また、係止状態を解除する
場合は、背板33を若干上方に持ち上げることによって
係止ねじ22Rを係止溝37の先端から外せば良い。さ
らに、係止状態を解除して係止ねじ22Rをガイド溝3
6に嵌合させることで、ガイド溝36にそって保持部4
を上下方向に移動させることができる。
【0025】なお、被嵌合部34a、34bはスクリー
ンスクリーンSの大きさに応じて2個以上設けるように
しても良いし、形状も樋型に限定されることはない。例
えば嵌合部SKを球状に形成し背板33に穴を設けては
め込むようにしても良い。
ンスクリーンSの大きさに応じて2個以上設けるように
しても良いし、形状も樋型に限定されることはない。例
えば嵌合部SKを球状に形成し背板33に穴を設けては
め込むようにしても良い。
【0026】(5).スクリーンの固定状態 以下、図8、図9にしたがい、巻き取り部3と保持部4
の固定状態を説明する。図8は巻き取り部3と保持部4
の上辺が例えばスピーカ2L、2Rと同じ高さに配置さ
れている状態を、一部(上方部分)断面的に示してお
り、先に説明した図1(a)の状態に対応している。ま
た、図9は巻き取り部3と保持部4をスピーカ2L、2
Rよりも高い位置に固定した状態の一部断面的に示して
おり、先に示した図1(b)の状態に対応している。ま
た、これらの図に示す係止溝17、37と係止部材21
のねじ部材22には便宜上アルファベットの沿え字(小
文字)を付して説明する。
の固定状態を説明する。図8は巻き取り部3と保持部4
の上辺が例えばスピーカ2L、2Rと同じ高さに配置さ
れている状態を、一部(上方部分)断面的に示してお
り、先に説明した図1(a)の状態に対応している。ま
た、図9は巻き取り部3と保持部4をスピーカ2L、2
Rよりも高い位置に固定した状態の一部断面的に示して
おり、先に示した図1(b)の状態に対応している。ま
た、これらの図に示す係止溝17、37と係止部材21
のねじ部材22には便宜上アルファベットの沿え字(小
文字)を付して説明する。
【0027】図8に示されているように、スクリーンS
をスピーカ2L、2Rと同じ高さに張る場合は、巻き取
り部3の係止溝17aには係止ねじ22Laが、同じく
係止溝17cには係止ねじ22Lbが係止されている。
また、保持部4の係止溝37aには係止ねじ22Ra
が、同じく係止溝37cには係止ねじ21Rbが係止さ
れている。
をスピーカ2L、2Rと同じ高さに張る場合は、巻き取
り部3の係止溝17aには係止ねじ22Laが、同じく
係止溝17cには係止ねじ22Lbが係止されている。
また、保持部4の係止溝37aには係止ねじ22Ra
が、同じく係止溝37cには係止ねじ21Rbが係止さ
れている。
【0028】図8に示した状態よりも高い位置にスクリ
ーンSを張る場合は、先述したように係止溝17(a、
b、c・・・)、係止溝37(a、b、c・・・)、係
止ねじ22L(a、b)、係止ねじ22R(a、b)の
係止を一旦解除して、ガイド溝16、ガイド溝36に沿
って巻き取り部3、保持部4を上方向に移動させる。そ
して図9に示されているように係止溝17bに係止ねじ
22La、係止溝17dに係止ねじ22Lbを、また、
係止溝37bに係止ねじ22Ra、係止溝37dに係止
ねじ22Rbを係止させることで、図8に示した状態よ
りも巻き取り部3、保持部4を高い位置で固定すること
ができるようになる。そしてこの状態では、先に図1
(b)に示したようにスピーカ2L、2Rよりも高い位
置にスクリーンSを張ることができるようになる。
ーンSを張る場合は、先述したように係止溝17(a、
b、c・・・)、係止溝37(a、b、c・・・)、係
止ねじ22L(a、b)、係止ねじ22R(a、b)の
係止を一旦解除して、ガイド溝16、ガイド溝36に沿
って巻き取り部3、保持部4を上方向に移動させる。そ
して図9に示されているように係止溝17bに係止ねじ
22La、係止溝17dに係止ねじ22Lbを、また、
係止溝37bに係止ねじ22Ra、係止溝37dに係止
ねじ22Rbを係止させることで、図8に示した状態よ
りも巻き取り部3、保持部4を高い位置で固定すること
ができるようになる。そしてこの状態では、先に図1
(b)に示したようにスピーカ2L、2Rよりも高い位
置にスクリーンSを張ることができるようになる。
【0029】なお、図8、図9ではスクリーンSを張っ
た状態を示しているが、実際にはスクリーンSを張らず
に巻き取り部3、保持部4の上下方向の移動を行ない、
固定位置を決定した後に、巻き取り部3から引き出して
張れば良い。
た状態を示しているが、実際にはスクリーンSを張らず
に巻き取り部3、保持部4の上下方向の移動を行ない、
固定位置を決定した後に、巻き取り部3から引き出して
張れば良い。
【0030】このように、本実施の形態では、スピーカ
2L、2R間にスクリーンSを張ることができるととも
に、スクリーンSを張る高さを容易に変更することがで
きるので、スクリーンSを容易に収納することができる
とともに、ユーザの視聴位置等に応じてスクリーンSを
配置する高さを容易に変更することができるようにな
る。
2L、2R間にスクリーンSを張ることができるととも
に、スクリーンSを張る高さを容易に変更することがで
きるので、スクリーンSを容易に収納することができる
とともに、ユーザの視聴位置等に応じてスクリーンSを
配置する高さを容易に変更することができるようにな
る。
【0031】(6).巻き取り部、保持部の変形例 次に、巻き取り部3、保持部4の変形例を説明する。図
10は例えばスピーカ2Lに巻き取り部3を固定する固
定部材を説明する図であり、図10(a)はスピーカ2
Lの溝に取り付けられた固定部材を示す斜視図、図10
(b)はスピーカ2Rの溝に取り付けられた固定部材を
示す斜視図、図10(c)はスピーカ2R及びスピーカ
2Lの溝に取り付けられる固定部材を拡大して示す斜視
図である。
10は例えばスピーカ2Lに巻き取り部3を固定する固
定部材を説明する図であり、図10(a)はスピーカ2
Lの溝に取り付けられた固定部材を示す斜視図、図10
(b)はスピーカ2Rの溝に取り付けられた固定部材を
示す斜視図、図10(c)はスピーカ2R及びスピーカ
2Lの溝に取り付けられる固定部材を拡大して示す斜視
図である。
【0032】この変形例は、図10(a)、(b)に示
されているように、スピーカ2L、2Rにそれぞれ形成
されている溝12、溝32内に固定部材50が取り付け
られており、この固定部材50に対して上記実施の形態
とは異なる方法で後で説明する巻き取り部60、保持部
70(図10には示していない)を固定するようにされ
ている。なお、ここでは固定部材50の上端とスピーカ
Sの天板が同一面を形成するように取り付けられてい
る。変形例の固定部材50は、図10(c)に拡大して
示されているように、嵌合溝51、51がスピーカ2
L、2Rの上下方向に沿って形成されている。そして、
この嵌合溝51、51に巻き取り部60、保持部70の
背板に形成されている摺動部を嵌合させて、ねじNで締
めつけることでスピーカ2L、2Rに対して任意の高さ
で固定することが可能になる。
されているように、スピーカ2L、2Rにそれぞれ形成
されている溝12、溝32内に固定部材50が取り付け
られており、この固定部材50に対して上記実施の形態
とは異なる方法で後で説明する巻き取り部60、保持部
70(図10には示していない)を固定するようにされ
ている。なお、ここでは固定部材50の上端とスピーカ
Sの天板が同一面を形成するように取り付けられてい
る。変形例の固定部材50は、図10(c)に拡大して
示されているように、嵌合溝51、51がスピーカ2
L、2Rの上下方向に沿って形成されている。そして、
この嵌合溝51、51に巻き取り部60、保持部70の
背板に形成されている摺動部を嵌合させて、ねじNで締
めつけることでスピーカ2L、2Rに対して任意の高さ
で固定することが可能になる。
【0033】図11は変形例の巻き取り部60、保持部
70を示す斜視図であり、背板以外は上記実施の形態の
巻き取り部3、保持部4と同等の構成とされている。変
形例では、巻き取り部60、保持部70を構成する背板
61、71には、それぞれ摺動部62、62、摺動部7
2、72が形成されている。さらに、背板61、71の
側面には、ねじ孔63、73が形成されている。そして
これらの摺動部62、62、摺動部72、72を固定部
材50の嵌合溝51、51に例えば上方からはめ込むこ
とによって、例えば図12に断面的に示されているよう
に組み合わされ、この状態で側面からねじ孔63、73
からねじNを締めつけることにより、ねじNの先端が固
定部材50の側面に圧着して、巻き取り部60、保持部
70を固定することができるようになる。また、嵌合溝
51と摺動部62、72は摩擦によってある程度の圧力
で嵌合するような寸法で形成して、ねじNを弛めた状態
でもその場で保持されるようにして、固定する高さの位
置決めをやりやすいようにする。
70を示す斜視図であり、背板以外は上記実施の形態の
巻き取り部3、保持部4と同等の構成とされている。変
形例では、巻き取り部60、保持部70を構成する背板
61、71には、それぞれ摺動部62、62、摺動部7
2、72が形成されている。さらに、背板61、71の
側面には、ねじ孔63、73が形成されている。そして
これらの摺動部62、62、摺動部72、72を固定部
材50の嵌合溝51、51に例えば上方からはめ込むこ
とによって、例えば図12に断面的に示されているよう
に組み合わされ、この状態で側面からねじ孔63、73
からねじNを締めつけることにより、ねじNの先端が固
定部材50の側面に圧着して、巻き取り部60、保持部
70を固定することができるようになる。また、嵌合溝
51と摺動部62、72は摩擦によってある程度の圧力
で嵌合するような寸法で形成して、ねじNを弛めた状態
でもその場で保持されるようにして、固定する高さの位
置決めをやりやすいようにする。
【0034】図13(a)(b)は例えば巻き取り部6
0の固定状態を説明する斜視図である。なお、これらの
図で、固定部材50、巻き取り部60においてハッチン
グが施されている部分はその上端面を示している。ま
た、これらの図にスピーカ2Lは示されていない。固定
部材50に巻き取り部60をはめ込んで、例えば図13
(a)に示されている状態でねじNを締めつけると、固
定部材50が取り付けられているスピーカ2Lと同等の
位置に巻き取り部60が固定される。そして、この図に
は示していないが、スピーカ2Rにおいて保持部70を
巻き取り部60と同じ高さで固定してスクリーンSを張
ると、先に図1(a)に示した状態と同じようになる。
0の固定状態を説明する斜視図である。なお、これらの
図で、固定部材50、巻き取り部60においてハッチン
グが施されている部分はその上端面を示している。ま
た、これらの図にスピーカ2Lは示されていない。固定
部材50に巻き取り部60をはめ込んで、例えば図13
(a)に示されている状態でねじNを締めつけると、固
定部材50が取り付けられているスピーカ2Lと同等の
位置に巻き取り部60が固定される。そして、この図に
は示していないが、スピーカ2Rにおいて保持部70を
巻き取り部60と同じ高さで固定してスクリーンSを張
ると、先に図1(a)に示した状態と同じようになる。
【0035】図13(a)に示した状態から、巻き取り
部60の固定位置を例えば上方向に移動させる場合は、
一旦ねじNを弛めた後に固定部材50に沿って上方向に
移動させる。そして、所望する高さに配置してねじNを
締めることによって、例えば図13(b)に示されてい
るように、巻き取り部60を固定部材50の上端部より
も高い位置に固定することができるようになる。そし
て、スピーカ2Rにおいて保持部70を巻き取り部60
と同じ高さに移動させて固定することによって、例えば
先に図1(b)に示した状態と同じように、スピーカ2
L、2Rよりも高い位置にスクリーンSを張ることがで
きるようになる。
部60の固定位置を例えば上方向に移動させる場合は、
一旦ねじNを弛めた後に固定部材50に沿って上方向に
移動させる。そして、所望する高さに配置してねじNを
締めることによって、例えば図13(b)に示されてい
るように、巻き取り部60を固定部材50の上端部より
も高い位置に固定することができるようになる。そし
て、スピーカ2Rにおいて保持部70を巻き取り部60
と同じ高さに移動させて固定することによって、例えば
先に図1(b)に示した状態と同じように、スピーカ2
L、2Rよりも高い位置にスクリーンSを張ることがで
きるようになる。
【0036】このように、変形例では巻き取り部60、
保持部70を上下に摺動させることによって、摺動可能
な範囲で無段階で高さの調節を行なうことができる。ま
た、巻き取り部60、保持部70を固定する場合は、ね
じNを締めることによって簡単に行なうことが可能であ
る。
保持部70を上下に摺動させることによって、摺動可能
な範囲で無段階で高さの調節を行なうことができる。ま
た、巻き取り部60、保持部70を固定する場合は、ね
じNを締めることによって簡単に行なうことが可能であ
る。
【0037】なお、上記実施の形態及び変形例では、ス
ピーカ2L、2Rの筐体に溝12、溝32を形成してそ
の内部に係止部材21、固定部材50を取り付けるよう
にしたが、例えば溝12、溝32を設けずに筐体にその
まま取り付けるようにしても良い。また、溝12、溝3
2を隠蔽する蓋などを設けることで、スクリーンSを使
用しない場合にスピーカ2L、2Rの外観を損ねないよ
うにすることもできる。
ピーカ2L、2Rの筐体に溝12、溝32を形成してそ
の内部に係止部材21、固定部材50を取り付けるよう
にしたが、例えば溝12、溝32を設けずに筐体にその
まま取り付けるようにしても良い。また、溝12、溝3
2を隠蔽する蓋などを設けることで、スクリーンSを使
用しない場合にスピーカ2L、2Rの外観を損ねないよ
うにすることもできる。
【0038】さらに、上記実施の形態及び変形例では、
スピーカ2Lに巻き取り部3、60を設け、スピーカ2
Rに保持部4、70を設ける例で説明したが、巻き取り
部3、60、保持部4、70はスピーカ2L、2Rのい
ずれか一方に設けられていれば良い。また、さらに、係
止部材21、固定部材50はスピーカ2L、2Rに一体
的に構成されるようにしても良い。
スピーカ2Lに巻き取り部3、60を設け、スピーカ2
Rに保持部4、70を設ける例で説明したが、巻き取り
部3、60、保持部4、70はスピーカ2L、2Rのい
ずれか一方に設けられていれば良い。また、さらに、係
止部材21、固定部材50はスピーカ2L、2Rに一体
的に構成されるようにしても良い。
【0039】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のスピーカ
は、一方のスピーカに画像投写用の平面型ロールスクリ
ーンの一端が固定されている巻き取り部を設け、他方の
スピーカに前記スクリーンの他端を固定することができ
る保持部を設けることで、2個のスピーカ間でスクリー
ンを張ることができるとともに、スクリーンを使用しな
い場合は、スピーカに取り付けられている巻き取り部に
収納することができる。さらに、2個のスピーカ間に張
るスピーカの高さを移動することができるので、ユーザ
の視野に応じたスクリーンの配置を行なうことができる
とともに、スピーカ間に配置されているラック等に収納
されている電子機器をユーザと対峙させることができる
ので、スクリーンにさえぎられることなくリモートコマ
ンダ等によって各種操作を行なうことができるようにな
るという利点がある。
は、一方のスピーカに画像投写用の平面型ロールスクリ
ーンの一端が固定されている巻き取り部を設け、他方の
スピーカに前記スクリーンの他端を固定することができ
る保持部を設けることで、2個のスピーカ間でスクリー
ンを張ることができるとともに、スクリーンを使用しな
い場合は、スピーカに取り付けられている巻き取り部に
収納することができる。さらに、2個のスピーカ間に張
るスピーカの高さを移動することができるので、ユーザ
の視野に応じたスクリーンの配置を行なうことができる
とともに、スピーカ間に配置されているラック等に収納
されている電子機器をユーザと対峙させることができる
ので、スクリーンにさえぎられることなくリモートコマ
ンダ等によって各種操作を行なうことができるようにな
るという利点がある。
【図1】本発明の実施の形態のAVシステムの構成例を
説明する図である。
説明する図である。
【図2】図1に示すAVシステムを構成するスピーカに
取り付けられる係止部材を説明する図である。
取り付けられる係止部材を説明する図である。
【図3】スピーカに対する巻き取り部の取り付け状態を
説明する図である。
説明する図である。
【図4】巻き取り部の構成を説明する平面図である。
【図5】巻き取り部を構成する巻き取り軸の構造を説明
する図である。
する図である。
【図6】スピーカに対する保持部の取り付け状態を説明
する図である。
する図である。
【図7】保持部の構成を説明する図である。
【図8】巻き取り部、保持部の固定状態の一部を断面的
に示す図である。
に示す図である。
【図9】巻き取り部、保持部の固定状態の一部を断面的
に示す図である。
に示す図である。
【図10】巻き取り部、保持部の固定手段の変形例を説
明する図である。
明する図である。
【図11】変形例の巻き取り部、保持部を示す斜視ず図
である。
である。
【図12】図10に示す固定部材に巻き取り部を取り付
けた状態を示す平面図である。
けた状態を示す平面図である。
【図13】変形例の巻き取り部の固定状態を示す斜視図
である。
である。
【図14】従来のAVシステムの一構成例を示す図であ
る。
る。
【図15】スクリーンとこのスクリーンに映像を映し出
すプロジェクタ装置を示す図である。
すプロジェクタ装置を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 画像投射用のスクリーンの水平方向の一
端が取り付けられ、前記スクリーンを巻き取ることがで
きるスクリーン巻き取り手段を設けた第一のスピーカ
と、 前記スクリーンの水平方向の他端を保持することができ
るスクリーン保持手段を設けた第二のスピーカを備え、 前記第一、第二のスピーカ間に前記スクリーンを張るこ
とができるとともに、前記スクリーン巻き取り手段とス
クリーン保持手段を上下方向に移動可能な固定手段によ
って固定していることを特徴とするスピーカ。 - 【請求項2】 前記固定手段は前記スクリーン巻き取り
手段及びスクリーン保持手段を係止して固定することを
特徴とする請求項1に記載のスピーカ。 - 【請求項3】 前記固定手段は前記スクリーン巻き取り
手段及びスクリーン保持手段を摺動可能に取り付け、ね
じによって固定することを特徴とする請求項1に記載の
スピーカ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33142096A JPH10161244A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | スピーカ |
US08/904,960 US5982537A (en) | 1996-08-16 | 1997-08-01 | Speaker apparatus with a picture projecting screen |
TW086111114A TW400455B (en) | 1996-08-16 | 1997-08-04 | Speaker apparatus with a picture projecting screen |
KR1019970037982A KR19980018535A (ko) | 1996-08-16 | 1997-08-08 | 화상투사용 스크린을 구비한 스피커장치 |
BR9704380A BR9704380A (pt) | 1996-08-16 | 1997-08-15 | Aparelho de alto-falante com uma tela de projeção de imagens |
CN97117624A CN1175708A (zh) | 1996-08-16 | 1997-08-16 | 带有图像投影屏的扬声器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33142096A JPH10161244A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | スピーカ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10161244A true JPH10161244A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18243478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33142096A Withdrawn JPH10161244A (ja) | 1996-08-16 | 1996-11-28 | スピーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10161244A (ja) |
-
1996
- 1996-11-28 JP JP33142096A patent/JPH10161244A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040203 |