JPH10160948A - ファイバ光学プレート - Google Patents

ファイバ光学プレート

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JPH10160948A
JPH10160948A JP8324343A JP32434396A JPH10160948A JP H10160948 A JPH10160948 A JP H10160948A JP 8324343 A JP8324343 A JP 8324343A JP 32434396 A JP32434396 A JP 32434396A JP H10160948 A JPH10160948 A JP H10160948A
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face
core
fiber
unit
light
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JP8324343A
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Inventor
Takeo Sugawara
武雄 菅原
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Hamamatsu Photonics KK
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Hamamatsu Photonics KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 明るい凹凸像を出力し、光検出器への取り付
けが容易で、取り付けた後もコンパクトなファイバ光学
プレートを提供する。 【解決手段】 本願に係るファイバ光学プレート1は、
空気中からの外乱光を除去可能なスラント角αで傾斜し
た面21及び22から構成された入力端面4を有してい
るので、従来通りにコントラストの高い凹凸像を出力す
ることができる。また、単位ファイバの軸線に対して垂
直な出力端面4を有しているので、出力端面4を光検出
器の入力面に突き合わせて固定したときに、光検出器の
入力面に対して実質的に垂直に凹凸像が入射することに
なり、明るい凹凸像を得ることができる。更に、このフ
ァイバ光学プレートは、出力端面4から垂直方向に延び
た形状をしているので、光検出器への取り付けを比較的
容易に高精度で行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指紋検出装置等に
おいて光学像伝送手段として用いられるファイバ光学プ
レートに関する。
【0002】
【従来の技術】図11(a)は、従来のファイバ光学プ
レート(以下、「FOP」と呼ぶ)50を示す側面図で
あり、図11(b)は、FOP50の構造を示す部分拡
大断面図である。このFOP50は、通常、凹凸像検出
装置(例えば、指紋検出装置)の凹凸像伝送手段として
使用される。
【0003】図11(a)に示されるように、FOP5
0は、複数の光ファイバ56が各々の軸線が略平行とな
るように束ねられて一体的に集成された構造を有してい
る。この光ファイバを単位ファイバと呼ぶことにする
と、各単位ファイバは、各々の両端面がそれぞれほぼ一
平面をなすように位置合わせされている。入力端面52
及び出力端面54は、光学像の入力及び出力用の面であ
る。これらの端面は、各単位ファイバの両端面がそれぞ
れ集合して形成された相互に平行な面である。また、入
力端面52及び出力端面54は、単位ファイバの軸線方
向に対して角度αで傾斜している。このFOP50を凹
凸像検出装置に利用する場合、指などの被検体が入力端
面52上に載置されることになる。
【0004】図11(b)に示されるように、単位ファ
イバ56は、光伝搬領域であるコア60を中心に有して
おり、更に、このコア60を密着包囲するクラッド6
1、及びクラッド61を密着包囲する光吸収体62を有
している。各単位ファイバの両端面は、単位ファイバの
軸線64に対して角度αで傾斜している。言い換える
と、各単位ファイバの両端面は、各単位ファイバの両端
面の法線と軸線64とがなす角度が(90°−α)とな
るように傾斜している。この傾斜角度(スラント角)α
は、空気中からコア60に光が入射しても、コア60と
クラッド61との境界面で入射光が全反射されないよう
な角度に設定されている。言い換えると、スラント角α
は、空気中からコア60に入射した光のコア・クラッド
間の境界面に対する入射角が、この境界面での臨界角以
下となるような角度範囲に設定されている。
【0005】周知のように、このようなスラント角αの
範囲は、特定の角度αCを用いてα≦αCのように表すこ
とができる。ここで、αCは、次の3個の式を満足する
角度である。 n0・sinθC=n1・sin90°(コア・クラッド
間の全反射の条件) n0・sinβ=na・sin90°(空気・コア間の屈
折の法則) α+(90°+β)+(90°−θC)=180°(三
角形の内角の和) 上式において、n0はコア60の屈折率、n1はクラッド
61の屈折率、naは空気の屈折率である。また、θC
コアとクラッドとの境界面における臨界角であり、βは
入力端面52に入射角90°で入射した光(図11
(b)の矢印)が入力端面52の法線となす角度、即ち
入射角90°で入射した光の屈折角である。
【0006】上記の3式から求まるαCを考慮すると、
上記のスラント角αの範囲は、 α≦αC=sin-1(n1/n0)−sin-1(na/n0) …(1) のように表される。
【0007】入力端面52上に被検体を載置した状態で
被検体に照明光を照射すれば、被検体表面の凹凸のうち
入力端面52と接触する凸部を介して単位ファイバのコ
ア60に入射した光は、コア・クラッド間の境界面で全
反射されながらコア60内を伝搬して出射端面54から
出射する。一方、被検体表面の凹部を介してコア60に
入射する光は、被検体表面と入力端面52との間に存在
する空気層を通過してからコア60に入射するが、FO
P50の入力端面52は上記のような角度範囲のスラン
ト角で傾斜しているので、この入射光はコア・クラッド
間の境界面で全反射されず、一部がクラッド61に漏出
するようになる。被検体の凹部からの入射光はコア・ク
ラッド間の境界面に到達する度にその一部がクラッドに
漏出し、クラッド61に漏れた光は光吸収体62で吸収
されるため、この入射光は徐々に減衰していき、出力端
面4に到達することはできない。従って、出力端面54
から出射するのは、実質的に、被検体表面の凸部を介し
て入射した光のみとなり、この結果、被検体表面の凹凸
に対応したコントラストの高い明暗像を得ることができ
る。
【0008】以上のようにして検体表面の凹凸に対応し
た明暗像(凹凸像)がFOP50によって伝送され、出
力端面54から出射する。従って、図12のように、F
OP50の出力端面54を光検出器(図12では、CC
D検出器70)の入力面(図12では、CCDチップ7
2の入力面74)と突き合わせた状態でFOP50を光
検出器に取り付ければ、被検体表面の凹凸像を検出する
ことが可能になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のFOP50は出
力端面54が単位ファイバの軸線64に対して傾斜して
いるため、出力端面54の外側にある媒質が空気のよう
にコア60よりも低い屈折率の媒質であれば、その媒質
とコア60との間で全反射が生じる場合があり、被検体
の凸部から入射した光であっても出力端面54から出射
できない場合がある。従って、従来のFOP50では、
出力端面54とCCD検出器70の入力面74との間に
マッチング液や屈折率整合性の接着剤などが充填された
ときに初めて十分に明るい凹凸像が得られることが多
い。
【0010】また、被検体の凹凸像は実質的に単位ファ
イバの軸線64に沿って出射するため、従来のFOP5
0では凹凸像が出力端面54に対して垂直には出射しな
いことから、被検体の凹凸像はCCD検出器70の入力
面74に対して垂直に入射せず、従って、CCD検出器
70で検出される凹凸像は全体的に暗いものとなってし
まう。
【0011】また、上述のように設定される入力端面5
2のスラント角は、通常、かなり小さい角度となるの
で、各単位ファイバの各軸線64を含む平面に沿ったF
OP50の断面形状は、図示のように傾斜のきつい平行
四辺形となる。この結果、従来のFOP50は横幅が大
きくなりがちなため、CCD検出器70の入力凹部76
への取り付けが困難であるという問題点を有している。
更に、CCD検出器70への取り付け後も、FOP50
の傾斜がきついことから、FOPの先端がCCD検出器
70の側方にせり出す等の事態が生じ、FOP及びCC
D検出器からなる複合デバイスのサイズを大型化させや
すい。
【0012】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
明るい凹凸像を出力し、光検出器への取り付けが容易
で、取り付けた後もコンパクトなファイバ光学プレート
を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願に係る発明は、各々
の軸線が相互に略平行となった状態で集成された複数の
単位ファイバを備え、これらの単位ファイバの各々の両
端面がそれぞれ集合して構成される入力端面及び出力端
面を有するファイバ光学プレートであり、入力端面は、
単位ファイバの軸線に対して傾斜した斜面を有する山部
が複数配列されて形成されており、各山部の斜面の傾斜
角度は、この斜面を介して空気中から各単位ファイバに
入射した光の各単位ファイバ内での伝搬を阻止する角度
であり、出力端面は、各単位ファイバの軸線と直交する
面であるファイバ光学プレートである。
【0014】本願に係るファイバ光学プレートの入力端
面は、空気中からの外乱光の単位ファイバ内での伝搬を
阻止可能なスラント角で傾斜した面から構成されている
ので、従来通りにコントラストの高い凹凸像を出力する
ことができる。また、本願に係る単位ファイバ光学プレ
ートは、単位ファイバの軸線に対して垂直な出力端面を
有しているので、被検体の凹凸像の出射方向が実質的に
出力端面の法線方向となり、従来のファイバ光学プレー
トのように光検出器の入力面との間にマッチング液等を
介在させなくても凹凸像を出力することができる。ま
た、凹凸像の出射方向が出力端面の法線方向であること
から、このファイバ光学プレートの出力端面を光検出器
の入力面に突き合わせて固定したときに、光検出器の入
力面に対して実質的に垂直に凹凸像が入射することにな
り、この結果、明るい凹凸像を得ることができる。更
に、このファイバ光学プレートは、出力端面から垂直方
向に延びた形状をしているので、従来のファイバ光学プ
レートに比べて、光検出器への取り付けを比較的容易に
高精度で行うことができ、取り付けた後もコンパクトで
ある。
【0015】本願のファイバ光学プレートにおいて、各
単位ファイバは、所定の屈折率を有する光伝搬領域であ
るコアと、このコアを密着包囲し、このコアよりも低い
屈折率を有するクラッドと、このクラッドを密着包囲
し、コアから漏れた光を吸収する光吸収体と、を備える
ものであっても良く、入力端面を構成する各山部の斜面
の傾斜角度は、この斜面を介して空気中から単位ファイ
バに入射した光の単位ファイバ内での全反射を阻止する
角度であっても良い。
【0016】この場合、空気中からコア内に入射した外
乱光は、臨界角以下の入射角でコア及びクラッド間の境
界面に入射するので、全反射条件を満たさず、少なくと
もその一部がクラッドに漏出する。この漏出光は、光吸
収体によって吸収され除去されるので、空気中からの外
乱光は徐々に減衰していき、従って、出力端面まで伝搬
することができなくなる。このようにして空気中からの
外乱光が除去されるので、コントラストの高い凹凸像が
出力端面から出力される。
【0017】また、本願のファイバ光学プレートにおい
て、各単位ファイバは、所定の屈折率を有する光伝搬領
域であるコアと、このコアを密着包囲し、このコアから
の光を吸収する光吸収体と、を備えるものであっても良
く、入力端面を構成する各山部の斜面の傾斜角度は、こ
の斜面を介して空気中から単位ファイバに入射した光を
単位ファイバの軸線方向からずれた方向に進行させる角
度であっても良い。
【0018】この単位ファイバはクラッドを備えていな
いので、単位ファイバの軸線方向に進行する光のみがコ
ア内を伝搬することができ、それ以外の方向に進行する
光は、光吸収体によって吸収され除去される。各山部の
斜面は上記の傾斜角度を有しているので、空気中からの
外乱光は、単位ファイバの軸線方向からずれた方向に進
行し、この結果、光吸収体によって吸収、除去されて、
単位ファイバ内を伝搬することができない。このように
して空気中からの外乱光が除去されるので、コントラス
トの高い凹凸像が出力端面から出力される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明に
おいて同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明
を省略する。また、図面の寸法比率は説明のものと必ず
しも一致していない。
【0020】図1は、第1の実施形態に係るファイバ光
学プレート(以下、「FOP」と呼ぶ)1を示す概略斜
視図である。従来のFOPと同様に、本実施形態のFO
P1も、複数本の単位ファイバ6が各々の軸線が略平行
となるように束ねられて集成された構造を有しており、
各単位ファイバ6の両端面がそれぞれ集合して形成され
た入力端面2及び出力端面4を有している。なお、図面
の簡単のため、図1に示される二つの側面のうち一方に
ついてのみ単位ファイバ6を図示し、他方の側面につい
ては省略している。また、入力端面2においても、その
一部についてのみ単位ファイバ6の端面を図示し、他の
部分については省略している。
【0021】図1に示されるように、本実施形態のFO
P1の入力端面2は、各単位ファイバ6の軸線に対して
傾斜した斜面、すなわち単位ファイバ6の軸線に対して
直交していない斜面21及び22、を有する長尺の山部
20が複数配列されて形成されている。図1に示される
ように、単位ファイバ6の軸線方向をZ軸とする直交座
標系を考えると、山部20の各々は、X軸方向に延びる
頂部24を有しており、各頂部24は、Y軸方向に沿っ
て等間隔で略平行に配列されている。山部20の各々に
ついて、斜面21及び22は、頂部24を含む平面であ
ってZX平面と平行な面に対してほぼ対称となってい
る。FOP1の出力端面4は、各単位ファイバ6の軸線
に対して直交する略平坦な面である。本実施形態のFO
P1が指紋検出装置などの凹凸像検出装置に使用される
場合、入力端面2上に被検体が載置され、出力端面4か
ら被検体の凹凸像が出射することになる。
【0022】なお、図面の簡単のため、図中、1個の山
部20あたりの単位ファイバ6の本数や山部20の数
は、指紋検出装置などに実際に用いられるときの本発明
のFOPよりも少なめになっている。
【0023】図2は、図1のYZ平面に平行な平面に沿
ったFOP1の部分拡大断面図である。図示のように、
本実施形態の単位ファイバ6は、光伝搬領域であるコア
10を中心に有しており、更に、このコア10よりも低
い屈折率を有し、コア10をを密着包囲するクラッド1
1、及びクラッド11を密着包囲する光吸収体12を有
している。本実施形態のFOP1を凹凸像検出装置に使
用する場合、光吸収体12は、通常、被検体に照射され
る照明光を吸収することのできる材料から構成される。
【0024】各単位ファイバ6の一方の端面は、単位フ
ァイバ6の軸線14に対して所定の鋭角αで傾斜してい
る。言い換えると、単位ファイバ6の当該端面の法線と
軸線14とは、鋭角(90°−α)で交わっている。従
来のFOPと同様に、この傾斜角度(スラント角)α
は、空気中からコア10に光が入射しても、コア10と
クラッド11との境界面における入射光の全反射が阻止
されるような角度に設定されている。「従来の技術」欄
で述べたように、このスラント角αの範囲は、空気中か
らコア10に入射した光のコア・クラッド間の境界面に
対する入射角がこの境界面での臨界角以下となるような
範囲、と言うことができる。
【0025】このようなスラント角の範囲は、再掲する
以下の不等式で表される。 α≦αC=sin-1(n1/n0)−sin-1(na/n0) …(1) 以下では、上記(1)式のαCを臨界スラント角と呼ぶ
ことにする。
【0026】図3(a)及び(b)は、本実施形態のF
OP1についてコア10の屈折率と上記の臨界スラント
角αCとの関係を示すための図及びグラフである。図3
(a)中で、αは単位ファイバの端面のスラント角、β
は入射角90°でコア10に入射した光の屈折角、θC
はコア10とクラッド11との境界面における臨界角で
あり、n0はコア10の屈折率、n1はクラッド11の屈
折率、naは空気の屈折率である。なお、以下では、ク
ラッドの屈折率n1を、1.52に固定して考える。ま
た、図3(a)には斜面22が図示されているが、以下
の考察は斜面21についても同様に成立する。
【0027】図3(b)に示されるように、コア10の
屈折率n0が1.56の場合、臨界スラント角αCは3
7.1°となる。従って、単位ファイバの端面のスラン
ト角αが37.1°以下であれば、空気中からコア10
に入射した外乱光は全反射条件を満たさず、クラッド1
1に漏出し、光吸収体12に吸収されて除去される。一
方、被検体の凸部を介してコア10に入射した光のうち
コア10からクラッド11への入射角が図3(a)に示
されている臨界角θCよりも大きい光は、コア・クラッ
ド間の境界面で全反射を繰り返し、出力端面4へ向かっ
て進行して、出力端面4から出射する。
【0028】上述のようなスラント角α(≦αC)で傾
斜した各単位ファイバの端面が集合することにより斜面
21及び22が形成されているので、斜面21及び22
も、各単位ファイバの軸線14に対して上記のスラント
角αで傾斜する。FOP1を凹凸像検出装置に使用する
場合には、図2に示されるように被検体(図2では指)
の表面の凸部が斜面21や22に接触し、一方、被検体
の凹部はこれらの斜面に接触せず、従って、凹部表面と
斜面21及び22との間に空気が介在することになる。
この状態で照明光を照射すると、斜面21及び22に与
えられた上記のスラント角αのため、従来のFOPと同
様に、被検体の凸部を介して入射した光のみが実質的に
出力端面4まで伝搬され、コントラストの高い凹凸像が
出力端面4から出射する。
【0029】次に、図4を参照しながら、CCD検出器
70へのFOP1の取り付けを説明する。ここで、図4
は、CCD検出器70に取り付けられたFOP1を示す
概略側面図である。この図に示されるように、FOP1
は、CCD検出器70の凹部76に設置されたCCDチ
ップ72の入力面74に出力端面4を接着することによ
り固定される。入力端面2に被検体を載置してから照明
光を照射すると、被検体の凹凸像が出力端面4から出射
し、入力面74を介してCCDチップ72に入射する。
これによって、被検体の凹凸像は、電気信号に変換され
て出力される。CCD検出器70に信号処理装置及び表
示装置を順次に接続すれば、被検体の凹凸像を表示装置
の画面上に表示することが可能となる。
【0030】上述のように、本実施形態では、複数の山
部20を配列してFOPの入力端面を形成することによ
り、空気中からの外乱光を除去可能なスラント角で傾斜
した面で入力端面を構成しつつ、単位ファイバの軸線に
対して垂直な出力端面をFOPが有することを可能にし
ている。従って、従来のFOPと異なり、本実施形態の
FOP1では、被検体の凹凸像の出射方向が実質的に出
力端面4の法線方向となるため、光検出器の入力面との
間にマッチング液等を介在させなくても凹凸像がFOP
1から出射する。また、凹凸像の出射方向が出力端面4
の法線方向であることから、図4のようにFOP1をC
CDチップ72に固定したときに、CCDチップ72の
入力面に対して実質的に垂直に凹凸像が入射することに
なるので、明るい凹凸像を得ることができる。更に、F
OP1は、出力端面4から垂直方向に延びた略直方体形
状をしているので、従来のFOPに比べて、CCD検出
器70の凹部76への取り付けを比較的容易に高精度で
行うことができる。
【0031】本実施形態では、単位ファイバ6として、
コア10、クラッド11、及び光吸収体12からなる光
ファイバを使用したが、代わりに、コア10及び光吸収
体12からなり、クラッドを有しない単位ファイバを使
用することもできる。このような単位ファイバから構成
される本発明のFOPは、図2において、クラッド11
を除いた構造を有している。
【0032】図5(a)及び(b)は、クラッド無しの
単位ファイバからなる本発明のFOPについて、コア1
0の屈折率と臨界スラント角αCとの関係を示すための
図及びグラフである。図5(a)中で、αはクラッド無
し単位ファイバの端面のスラント角、βは入射角90°
でコア10に入射した光の屈折角であり、n0はコア1
0の屈折率、naは空気の屈折率である。なお、図5
(a)は、スラント角αが臨界スラント角αCに等しい
場合を示している。また、図5(a)には斜面22が図
示されているが、以下の考察は斜面21についても同様
に成立する。
【0033】なお、クラッド無しの単位ファイバに関す
る臨界スラント角は、クラッドを有する単位ファイバに
関する臨界スラント角とは少し異なる。すなわち、クラ
ッド無しの単位ファイバに関する臨界スラント角は、入
射角90°でコアに入射した光が単位ファイバの軸線方
向に進行する角度である。図5(a)から明らかなよう
に、この臨界スラント角αCは、 αC=90°−β =90°−sin-1(na/n0) …(2) のように表すことができる。スラント角αが臨界スラン
ト角αCに等しいときの屈折角βをβC(=90°−
αC)で表すと、入射角90°未満で空気中からコア1
0に入射した光の屈折角はβC以下となる。従って、こ
のような入射光は単位ファイバの軸線方向からずれた方
向に進行してコア10と光吸収体12との境界面に向か
い、光吸収体12に吸収されて除去される。また、スラ
ント角αが臨界スラント角αCよりも小さい場合には、
入射角90°以内で入射する全ての光の屈折角がβC
満となり、空気中からの全ての入射光が光吸収体12に
よって吸収され、除去される。結局、スラント角αが臨
界スラント角αC以下であれば、空気中からの入射光の
単位ファイバ内の伝搬を実質的に阻止することができ
る。
【0034】図5(b)に示されるように、コア10の
屈折率n0が1.92の場合、臨界スラント角αCは5
8.6°となる。従って、クラッド無し単位ファイバの
端面のスラント角α(これは、斜面22のスラント角に
等しい)が58.6°以下であれば、空気中からコア1
0に入射した外乱光が光吸収体12に吸収されて除去さ
れる。一方、被検体からコア10に入射した光のうち単
位ファイバの軸線と平行な方向に進行する光は、出力端
面4に向かって直進し、出力端面4から出射する。従っ
て、クラッド無しの単位ファイバから構成される本発明
のFOPも、本実施形態のFOPと同様に、被検体の凸
部を介して入射した光のみを実質的に出力端面4まで伝
送し、コントラストの高い凹凸像を出力端面4から出力
する。
【0035】次に、本実施形態のFOP1の作製方法を
説明する。図6(a)〜(e)は、FOP1の作製方法
の一例を示す工程図である。この作製方法では、図6
(a)に示されるように、まず、FOP1のベースとな
るFOP30を用意する。このFOP30は、複数の単
位ファイバ6を各単位ファイバ6の軸線が平行となるよ
うに束ねた状態で直方体形状に一体化したものである。
説明の便宜のため、図6(a)に示す直交座標系を利用
すると、各単位ファイバ6はZ軸方向に延びており、こ
の結果、FOP30もZ軸方向に長尺となっている。各
単位ファイバの両端面がそれぞれ集合して形成される二
つの端面は、いずれもXY平面に平行である。ここで説
明する方法では、図6(b)に示されるように、FOP
30の両端部を斜めに切断して、上述のスラント角α
(≦αC)を内角の一つとする平行四辺形が底面の斜角
柱状FOP31を作製する。続いて、図6(c)に示さ
れるように、このFOP31をYZ平面に平行な切断面
32に沿って等間隔で薄く切断(スライス)する。次い
で、こうして得られたFOP31の複数のスライス片
を、相隣るスライス片の端面の傾斜の向きが相互に逆と
なるように各々のスライス面(切断面32に相当)を突
き合わせて接着剤で貼り合わせ、両端に複数の山部を有
するFOP33を作製する(図6(d))。貼り合わせ
に用いる接着剤は、黒色系が好ましい。この後、図6
(d)に示されるように、単位ファイバ6の軸線に垂直
な切断面34に沿ってFOP33を中央で分割し、一端
が平坦面で他端が複数の山部を有する2個のFOP35
を得る。これらのFOP35の各々について切断面34
を研磨した後、各FOP35の切断面34が面一に揃う
ようにこれらのFOP35を接着剤で貼り合わせると、
本実施形態のFOP1が得られる(図6(e))。な
お、ここで用いる接着剤も黒色系が好ましい。また、F
OP35は、単独でも本発明のFOPとして利用するこ
とができる。
【0036】上記の方法でFOPを作製した場合、図7
に示されるように、FOP内に等間隔で接着剤層40が
形成されることになる。また、図示のように、この接着
剤層40のうちの約半数の縁部は、山部20の頂部42
を形成することになるが、ここで、頂部42を曲面状
(図7)や平面状に研磨しておくと、指を押しつけたと
きに感触が良く、しかも密着面積が大きくとれるという
利点がある。
【0037】なお、図7のFOPを指紋検出に用いる場
合、山部20のピッチは200μm以下であるのが好ま
しい。成人の指紋ピッチは、400〜500μm程度な
ので、山部20のピッチがその約半分以下であれば、密
着面積を大きくとることができる。また、相隣る単位フ
ァイバ6の軸線間の距離は、山部20のピッチの1/8
以下であるのが好ましい。このようにすると、山部20
のピッチの半分の幅に2個以上の単位ファイバが並ぶこ
とになり、被検体表面の凹凸を確実に読みとることがで
きるようになる。また、接着剤層40の厚さは、通常、
単位ファイバのサイズの1/2以下であるのが好まし
く、通常は、10μm程度である。これは、接着剤層4
0が余りに厚いと、凹凸像を表す光信号が欠落するおそ
れがあるためである。
【0038】上記の作製方法において、FOP31のス
ライス片(以下、「スライスFOP」と呼ぶ)を貼り合
わせる前に、各スライスFOPのスライス面に遮光性材
料(Cr等)を蒸着しておくと良い。図8は、このよう
にして作製したFOPの構造を示す部分拡大断面図であ
る。この図に示されるように、このFOPは、スライス
FOPのスライス面に遮光性材料を蒸着してからスライ
スFOPを貼り合わせたものなので、接着剤層40の両
側に遮光性材料層44を有している。スライスFOPが
過度に薄い場合、その外乱光除去能力が低下する場合が
あるが、上記のようにスライスFOPのスライス面を遮
光性材料で被覆することにより外乱光除去能力の低下を
補うことができる。
【0039】本発明のFOPは、上記のようなスライス
FOPの貼り合わせによって作製する代わりに、柱状体
FOPの平坦な上面を研削・研磨・エッチング等によっ
て加工することにより作製することができる。この方法
によれば、上述のFOP1の他に、FOP1の入力端面
2と異なる形状の入力端面を有するFOPを作製するこ
とも可能である。以下では、このようなFOPの例を、
図9及び10を参照しながら説明する。
【0040】図9(a)は、第2の実施形態に係るFO
P1aの平面図であり、図9(b)は、図9(a)のA
−A線に沿ったFOP1aの概略断面図である。この図
において、実施形態1のFOP1と同一の要素には、添
字aが付されていることを除いて、FOP1で用いたも
のと同じ符号が用いられている。
【0041】このFOP1aの入力端面2aは、四角錐
状の複数の山部20aがマトリクス状に配列されて形成
されたものである。これらの山部20aの各斜面は、単
位ファイバ6aの種類、すなわちクラッドの有無、に応
じた上述のスラント角(≦αC)で傾斜している。ま
た、出力端面4aは、各単位ファイバ6aの軸線に対し
て垂直な平坦面である。
【0042】なお、本実施形態のような四角錐以外に
も、三角錐を含む多角錐状の山部を二次元的に配列する
ことにより入力端面を形成することができる。
【0043】図10(a)は、第3の実施形態に係るF
OP1bの平面図であり、図10(b)は、図10
(a)のB−B線に沿ったFOP1bの概略断面図であ
る。この図において、実施形態1のFOP1と同一の要
素には、添字bが付されていることを除いて、FOP1
で用いたものと同じ符号が用いられている。
【0044】このFOP1bの入力端面2bを形成する
山部20b1〜20b5のうち、山部20b1は頂点25
を有する円錐状であり、他の山部20b2〜20b5は、
それぞれ円形の頂部24b2〜24b5を有した環状をし
ている。これらの山部20b1〜20b5は、山部20b
2〜20b5の頂部24b2〜24b5が同心円を構成し、
山部b1の頂点25がこの同心円の中心となるように配
列されている。これらの山部20b1〜20b5の斜面
は、単位ファイバ6bの種類、すなわちクラッドの有
無、に応じた上述のスラント角(≦αC)で傾斜してい
る。また、出力端面4bは、各単位ファイバ6bの軸線
に対して垂直な平坦面である。
【0045】図9及び図10に示すような形状の入力端
面を有するFOPも、空気中からの外乱光を除去可能な
スラント角で傾斜した面から構成された入力端面を有す
るとともに、単位ファイバの軸線に対して垂直な出力端
面を有しているので、第1の実施形態のFOP1と同様
の効果を発揮する。
【0046】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本願に係る
ファイバ光学プレートは、空気中から入射した光の単位
ファイバ内での伝搬を阻止する角度で傾斜した面から構
成された入力端面を有するとともに、単位ファイバの軸
線に対して垂直な出力端面を有しているので、従来通り
にコントラストの高い凹凸像を出力することができると
ともに、光検出器の入力面との間にマッチング液等を介
在させなくても凹凸像を出射させることができ、また、
出力端面を光検出器の入力面に突き合わせて固定したと
きに明るい凹凸像を得ることができる。更に、本願に係
るファイバ光学プレートは、出力端面から垂直方向に延
びた形状をしているので、従来のファイバ光学プレート
に比べて、光検出器への取り付けを比較的容易に高精度
で行うことができ、取り付けた後もコンパクトである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のFOP1を示す全体斜視図であ
る。
【図2】FOP1の部分拡大断面図である。
【図3】単位ファイバがクラッドを有する場合のコア1
0の屈折率とスラント角αとの関係を示す図及びグラフ
である。
【図4】CCD検出器70に取り付けられたFOP1を
示す概略側面図である。
【図5】単位ファイバがクラッドを有しない場合のコア
10の屈折率とスラント角αとの関係を示す図及びグラ
フである。
【図6】FOP1の作製方法の一例を示す工程図であ
る。
【図7】スライスFOPを貼り合わせて作製した本実施
形態のFOPの構造を示す部分拡大断面図である。
【図8】スライス面に遮光性材料が蒸着されたスライス
FOPを用いて作製された本実施形態のFOPの構造を
示す部分拡大断面図である。
【図9】図9(a)は、第2実施形のFOP1aの平面
図であり、図9(b)は、図9(a)のA−A線に沿っ
たFOP1aの概略断面図である。
【図10】図10(a)は、第3実施形態のFOP1b
の平面図であり、図10(b)は、図10(a)のB−
B線に沿ったFOP1bの概略断面図である。
【図11】(a)は、従来のFOP50を示す側面図で
あり、(b)は、FOP50の構造を示す部分拡大断面
図である。
【図12】CCD検出器70のCCDチップ72に取り
付けられたFOP50を示す側面図である。
【符号の説明】
1…ファイバ光学プレート(FOP)、2…入力端面、
4…出力端面、6…単位ファイバ、10…コア、11…
クラッド、12…光吸収体、14…単位ファイバの軸
線、20…山部、21及び22…山部の斜面、24…山
部の頂部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々の軸線が相互に略平行となった状態
    で集成された複数の単位ファイバを備え、これらの単位
    ファイバの各々の両端面がそれぞれ集合して構成される
    入力端面及び出力端面を有するファイバ光学プレートで
    あって、 前記入力端面は、前記各単位ファイバの軸線に対して傾
    斜した斜面を有する山部が複数配列されて形成されてお
    り前記各山部の前記斜面の傾斜角度は、前記斜面を介し
    て空気中から前記単位ファイバに入射した光の前記単位
    ファイバ内での伝搬を阻止する角度であり、 前記出力端面は、前記各単位ファイバの軸線と直交する
    面であるファイバ光学プレート。
  2. 【請求項2】 前記各単位ファイバは、所定の屈折率を
    有する光伝搬領域であるコアと、このコアを密着包囲
    し、このコアよりも低い屈折率を有するクラッドと、こ
    のクラッドを密着包囲し、前記コアから漏れた光を吸収
    する光吸収体と、を備えており、 前記各山部の前記斜面の傾斜角度は、前記斜面を介して
    空気中から前記単位ファイバに入射した光の前記単位フ
    ァイバ内での全反射を阻止する角度である請求項1記載
    のファイバ光学プレート。
  3. 【請求項3】 前記各単位ファイバは、所定の屈折率を
    有する光伝搬領域であるコアと、このコアを密着包囲
    し、このコアからの光を吸収する光吸収体と、を備えて
    おり、 前記各山部の前記斜面の傾斜角度は、前記斜面を介して
    空気中から前記単位ファイバに入射した光を前記単位フ
    ァイバの軸線方向からずれた方向に進行させる角度であ
    る請求項1記載のファイバ光学プレート。
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