JPH10160824A - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

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JPH10160824A
JPH10160824A JP8319759A JP31975996A JPH10160824A JP H10160824 A JPH10160824 A JP H10160824A JP 8319759 A JP8319759 A JP 8319759A JP 31975996 A JP31975996 A JP 31975996A JP H10160824 A JPH10160824 A JP H10160824A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーダ装置側で送信周波数を切り替えても、
妨害側によるルックスルーにより妨害回避が困難であ
る。 【解決手段】 アダプティブビーム走査スケジューリン
グ器9では、周波数制御器7から指令された妨害の無い
周波数と、データ処理装置5からの検出妨害到来方向と
を受けて、捜索ビーム走査スケジューリング器8の指示
による捜索ビーム走査とは別のタイミングで、妨害到来
方位に対して妨害の無い周波数のアダプティブビームで
レーダ送受信を短時間、間欠的に行うように空中線装置
1に対して指示する。これにより、妨害側から見ると、
捜索ビーム走査の周波数が変更されていないために、あ
たかも妨害をかけたレーダは周波数を変更せずに運用し
ているように見え、かつ、妨害側に察知されることなく
妨害周波数を回避したアダプティブビームにより、目標
を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーダ装置に係り、
特に妨害諸元計測機能、対電子妨害機能及び方位仰角電
子ビーム走査機能を備えたレーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のレーダ装置の一例のブロッ
ク図を示す。このレーダ装置は、空中線装置51、送信
装置52、受信装置53、信号処理装置54、表示装置
55、妨害波を受信する妨害計測空中線装置56、ミキ
サ57、ローカル信号発生器58、狭帯域のフィルタ5
9及び周波数計測器60より構成されている。この従来
のレーダ装置では、妨害への対抗のためにとられる周波
数切り換えを有効に行うために、妨害波の周波数等を分
析する妨害諸元計測部として、一般的に妨害波を受信す
る空中線装置56と、受信した妨害波を増幅し周波数を
計測する周波数計測器60を有する装置を備えている。
【0003】空中線装置56は、より早く妨害波を受信
し分析するため、例えば、回転機構部を有しない無指向
性空中線又は高速で回転可能な小型の空中線で構成され
る。このため、一般に空中線装置56はレーダ空中線装
置51よりも利得が低い。空中線装置56で受信された
妨害波は、ミキサ57においてローカル信号発生器58
から出力されたローカル信号と混合されて中間周波数に
変換される。
【0004】この中間周波数に変換された妨害波は、更
に極めて狭帯域のフィルタ59を通過して周波数計測器
60に入力されてレベルが検出される。周波数計測器6
0は検出レベルからローカル信号発生器58の出力ロー
カル信号周波数を制御し、「受信周波数=ローカル信号
周波数−中間周波数」の関係から受信周波数、すなわち
妨害波の周波数を計測する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
のレーダ装置では、妨害側がレーダ送信信号を常に監視
・分析(一般にルックスルーといい、妨害を短時間停止
してレーダ送信波の諸元を分析)しているため、単純な
変化は見破られてしまい、その結果、レーダ側の送信周
波数を切り換えても、妨害側も追従してくるため、妨害
を回避することが困難になり、妨害機を伴って接近して
くる敵機の探知ができなくなる。
【0006】また、上記の従来のレーダ装置では、妨害
到来方位は妨害電波が最大電力を示す受信方位で分かる
ため、離れて設置された2レーダ装置から得られる妨害
到来方位から三角測量法により妨害側の位置を特定する
ことができるが、距離は相手が送信した時間が分からな
いため不明であるため、1つのレーダ装置では妨害到来
方位は分かっても距離が分からないという問題がある。
【0007】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
メインビームジャム下において妨害機又はそれに伴って
接近する敵機の探知が可能なレーダ装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、指示された方位、仰角方向へ電子的にビー
ム走査する空中線装置を用い、レーダ送信、レーダ受信
及び妨害計測受信を時分割的に繰り返して妨害方位及び
妨害周波数を検出するレーダ装置において、空中線装置
から入力される受信信号に基づいて妨害周波数を検出す
ると共にビデオ信号に変換する受信装置と、受信装置の
出力信号に基づいて妨害信号を抽出する信号処理装置
と、信号処理装置により抽出された妨害信号の方位対振
幅情報から妨害到来方位を推定するデータ処理装置と、
受信装置から入力された検出妨害周波数と、データ処理
装置から入力された妨害到来方位情報とに基づいて、空
中線装置に対してレーダ送受信による目標検出のための
捜索ビーム走査の周波数を維持した状態で、妨害到来方
位に対して妨害の無い周波数のアダプティブビームのレ
ーダ送受信を間欠的に行うように空中線装置に対して指
示するビーム制御装置とを有する構成としたものであ
る。
【0009】この発明では、捜索ビーム走査を維持して
いるので、妨害側から見ると、捜索ビーム走査の周波数
が変更されていないために、あたかも妨害をかけたレー
ダは周波数を変更せずに運用しているように見え、その
状態でアダプティブビームのレーダ送受信ができる。
【0010】ここで、ビーム制御装置は、受信装置に対
してレーダ受信及び妨害受信のためのタイミング及び周
波数の制御を行うと共に、受信装置から入力された検出
妨害周波数に基づいて、検出妨害周波数を避けるように
送信周波数を選択して出力する周波数制御器と、周波数
制御器からの送信周波数に基づいて、空中線装置に対し
てレーダ送受信と妨害波受信のビーム走査方向と周波数
を独立に制御する捜索ビーム走査を指示する捜索ビーム
スケジューリング器と、周波数制御器からの送信周波数
とデータ処理装置から入力された妨害到来方位情報とに
基づいて、空中線装置に対して捜索ビーム走査の合間に
捜索ビームとは独立に妨害到来方位に対して妨害の無い
周波数のアダプティブビームのレーダ送受信を間欠的に
行うように指示するアダプティブビームスケジューリン
グ器とからなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
【0012】図1は本発明になるレーダ装置の一実施の
形態のブロック図を示す。同図に示すように、このレー
ダ装置は、電波を送受信する空中線装置1、受信電波を
処理する受信装置2、探知対象の目標物体とは別の地形
その他の電波反射体からの不要な反射波であるクラッタ
信号を抑圧し、目標物体からの反射波である目標信号を
抽出する信号処理装置3、表示装置4、データ処理装置
5及びビーム制御装置6から構成されている。なお、こ
の受信装置は図示しないタイミング装置によって、レー
ダ送信、レーダ受信及び妨害計測受信を時分割的に繰り
返して妨害方位及び妨害周波数を検出するように構成さ
れている。
【0013】空中線装置1は360°全周範囲に亘って
電子的にビーム走査可能な空中線であり、ビーム制御装
置6からのビーム制御情報(方位、仰角)に基づき、任
意の方向にビームを照射し送受信を行う。受信装置2
は、空中線装置1から送られてくる受信信号を処理し、
ビデオ信号に変換する。具体的には、受信装置2は、受
信信号をミキサ10に入力し、ローカル信号発生器11
から出力されるローカル信号と混合して中間周波信号に
変換する。そして、このミキサ10の出力中間周波信号
を狭帯域の帯域フィルタ12により濾波させて不要周波
数成分を除去した後、検波器13によりビデオ信号に変
換する。
【0014】ここで、ビーム制御装置6内の後述する周
波数制御器7からの制御信号に基づき、ローカル信号発
生器11はローカル信号の周波数を連続的又は段階的に
可変し、このときの検波器13の出力ビデオ信号を計測
することにより、受信信号の周波数スペクトラムから妨
害周波数を推定することができる。すなわち、受信装置
2は妨害信号が入力されている時に、前記の動作を実施
することにより、妨害周波数情報を収集することができ
るので、これをビーム制御装置6に供給する。
【0015】信号処理装置3は、受信装置2から入力さ
れる受信ビデオ信号中のクラッタ及びジャムを抑圧し、
受信ビデオ信号の中から目標信号を抽出する。表示装置
4は、信号処理装置3により抽出された目標信号を含む
ビデオ信号及び追尾処理された航跡等の情報を表示す
る。
【0016】データ処理装置5は、信号処理装置3によ
り抽出された目標信号を航跡として確立した後継続追尾
し、予測される方向に高データレート追尾のためのアダ
プティブビーム走査を捜索ビーム走査の間に要求する
他、妨害信号レベルが妨害方位方向で最大となることか
ら妨害信号の方位対振幅情報に基づいて、妨害到来方位
情報を推定し送出する。
【0017】ビーム制御装置6は、周波数制御器7、捜
索ビーム走査スケジューリング器8及びアダプティブビ
ーム走査スケジューリング器9から構成されている。周
波数制御器7は受信装置2に対してレーダ受信及び妨害
受信のためのタイミング及び周波数の制御を行うと共
に、受信装置2から入力された検出妨害周波数情報に基
づいて、その検出妨害周波数を避けるように送信周波数
を選択して、これを捜索ビーム走査スケジューリング器
8及びアダプティブビーム走査スケジューリング器9に
入力する一方、ローカル信号発生器11へローカル信号
周波数切換制御信号を出力する。
【0018】また、ビーム制御装置6は、周波数制御器
7から捜索ビーム走査スケジューリング器8及びアダプ
ティブビーム走査スケジューリング器9にそれぞれ入力
された送信周波数と、データ処理装置5からアダプティ
ブビーム走査スケジューリング器9に入力された妨害到
来方位情報とに基づいて、妨害周波数情報を回避するよ
うに、空中線装置1に対してビーム制御情報(方位、仰
角、周波数)を送出する。
【0019】次に、この実施の形態の動作について図2
から図4を併せ参照して詳細に説明する。図2はレーダ
送受信と妨害計測受信のタイミングチャートを示す。一
般にレーダ装置では、送信と受信とを交互に実施してお
り、ビーム形成もこれに同期している。ここでは、図2
(A)に示すようにビーム送信を行い、続いて図2
(B)に示すタイミングでレーダ受信を行い、レーダ受
信が終了して次の送信に移行するまでの間に、図2
(C)に示すように妨害計測受信及びビーム形成のため
の時間を設けている。すなわち、このレーダ装置は、指
示された方位、仰角方向へ電子的にビーム走査する空中
線装置1を用い、レーダ送信、レーダ受信及び妨害計測
受信を時分割的に繰り返して妨害方位及び妨害周波数を
検出する。
【0020】受信装置2は空中線装置1から入力される
受信信号に基づいて図2(C)に示すタイミングで妨害
周波数情報を収集してそれをビーム制御装置6へ出力す
る。
【0021】図3はレーダ送受信ビームと妨害計測受信
ビームの方位走査タイミングを示すチャートである。空
中線装置1は360°全周範囲に亘って電子的にビーム
走査可能な空中線であり、ビーム制御装置6からのビー
ム制御情報(方位、仰角)に基づき、図2(A)に示し
たレーダ送信時と図2(B)に示したレーダ受信時にお
いては、図3に実線Iで示すように、レーダ送受信ビー
ムを360°全周方向に掃引走査する。この360°全
周方向にレーダ送受信ビームを掃引するために要する時
間は、捜索データレートと呼ばれ、捜索する空間のボリ
ュームに比例する。
【0022】一方、図2(C)に示した妨害計測受信
は、妨害がほぼ連続的に存在するため、短時間で情報収
集することが可能なため、図3に一点鎖線IIで示すよう
に、ビーム制御装置6からのビーム制御情報(方位、仰
角)に基づき、上記のレーダ送受信時の方位とは独立し
た方位での受信を短時間行い、捜索データレート中に3
60°全周方向に何回も繰り返して捜索する。
【0023】図4はレーダ送受信と妨害計測受信の周波
数関係を示す図である。図4(A)は図2を転記したも
のであり、ある方位から妨害が入ってきた場合を想定す
る。図4(B)は妨害方位付近を拡大した図であり、妨
害側がレーダ装置の捜索ビーム周波数fs付近に対して
斜線III で示すように妨害をかけている様子を示す。
【0024】このとき、レーダ装置側では妨害周波数サ
ーチのために送受信周波数範囲IV内で、方位は妨害方位
に固定して周波数制御器7によりローカル信号発生器1
1の出力ローカル信号周波数を実線Vに示すように高速
に掃引し、受信装置2において図4(B)にIIIで示す
被妨害周波数範囲fjを計測する。図4(B)ではレー
ダ送受信が可能な周波数範囲IVの一部に妨害がかけられ
ている状態を示す。
【0025】図4(C)は妨害到来方位に対して、捜索
ビームとは別のタイミングで、かつ、別の周波数でアダ
プティブビームを送受信している状態を示す。図4
(B)にIII で示す被妨害周波数範囲fjで妨害がかか
った状態をレーダ装置が検出すると、周波数制御器7が
妨害の無い周波数(送受信周波数範囲IVから被妨害周波
数範囲fjを除いた範囲の中の1波)を選定する。
【0026】従来はこれを捜索ビーム走査スケジューリ
ング器8に指令し、周波数を切り替えていたが、妨害は
いわゆるルックスルーといって、レーダ送受信の周波数
を常にウォッチしているため、周波数を切り替えたこと
が妨害側に察知され周波数を追従させてくるため、妨害
の回避が困難である。
【0027】そこで、この実施の形態では、周波数制御
器7から妨害の無い周波数をアダプティブビーム走査ス
ケジューリング器9に指令し、捜索ビーム走査スケジュ
ーリング器8には現状を維持するように指令する。捜索
ビーム走査スケジューリング器8では、この指令を受け
て図4(C)に実線VIで示すように、計測した捜索ビー
ム周波数fsで現状を維持する捜索ビーム走査を空中線
装置1に対して指示する。
【0028】一方では、データ処理装置5が妨害到来方
位ではビデオ信号レベルが増大することを利用し、妨害
到来方位を検出しこれを送出する。アダプティブビーム
走査スケジューリング器9では、これら周波数制御器7
から指令された妨害の無い周波数と、データ処理装置5
からの検出妨害到来方位情報とを受けて、上記の捜索ビ
ーム走査とは別のタイミングで、図4(C)にVII 及び
黒丸で示すように妨害到来方位に対して妨害の無い周波
数のアダプティブビームで、図2(A)、(B)に示し
たレーダ送受信時間中の短時間ずつ、間欠的に行うよう
に空中線装置1に対して指示する。なお、図4(C)
中、実線VI上の白丸は捜索ビーム走査のためのレーダ送
受信が、上記のアダプティブビームによるレーダ送受信
のために中断されている時間を示す。
【0029】従って、この実施の形態によれば、妨害側
から見ると、捜索ビーム走査の周波数fsが変更されて
おらず、かつ、周波数を変更しているアダプティブビー
ムは非常に短時間のみ送受信されるために、妨害側は妨
害をかけたレーダ装置側があたかも周波数を変更せずに
運用しているように見え、周波数の変更には気付かない
ようにできる。これにより、この実施の形態のレーダ装
置は、妨害側に察知されることなく妨害周波数を回避し
たアダプティブビームにより、目標を検出することがで
きる。
【0030】なお、以上の実施の形態では、空中線装置
1は360°全周方位に亘って制御しているが、本発明
は更にこれに加えて仰角方向にも制御するレーダ装置に
適用できることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
捜索ビーム走査の周波数が変更されていないために、妨
害側から見ると、あたかも妨害をかけたレーダは妨害が
効いていないか効いていても対抗手段が無くそのまま耐
えているように見え、その状態でアダプティブビームの
レーダ送受信ができるため、妨害側に気付かれることな
く、妨害を回避することができ、妨害源である例えば妨
害機やその近傍に存在するであろう敵機を、従来に比し
より遠距離で探知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるレーダ装置の一実施の形態のブロ
ック図である。
【図2】図1のレーダ送受信と妨害計測受信説明用タイ
ミングチャートである。
【図3】図1のレーダ送受信ビームと妨害計測受信ビー
ムの方位走査説明用タイミングチャートである。
【図4】レーダ送受信と妨害計測受信の周波数関係等を
示す図1の動作説明図である。
【図5】従来のレーダ装置の一例のブロック図である。
【符号の説明】
1 空中線装置 2 受信装置 3 信号処理装置 4 表示装置 5 データ処理装置 6 ビーム制御装置 7 周波数制御器 8 捜索ビーム走査スケジューリング器 9 アダプティブビーム走査スケジューリング器 10 ミキサ 11 ローカル信号発生器 12 帯域フィルタ 13 検波器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指示された方位、仰角方向へ電子的にビ
    ーム走査する空中線装置を用い、レーダ送信、レーダ受
    信及び妨害計測受信を時分割的に繰り返して妨害方位及
    び妨害周波数を検出するレーダ装置において、 前記空中線装置から入力される受信信号に基づいて妨害
    周波数を検出すると共にビデオ信号に変換する受信装置
    と、 前記受信装置の出力信号に基づいて妨害信号を抽出する
    信号処理装置と、 前記信号処理装置により抽出された妨害信号の方位対振
    幅情報から妨害到来方位を推定するデータ処理装置と、 前記受信装置から入力された検出妨害周波数と、前記デ
    ータ処理装置から入力された妨害到来方位情報とに基づ
    いて、前記空中線装置に対してレーダ送受信による目標
    検出のための捜索ビーム走査を維持した状態で、妨害到
    来方位に対して妨害の無い周波数のアダプティブビーム
    のレーダ送受信を間欠的に行うように前記空中線装置に
    対して指示するビーム制御装置とを有することを特徴と
    するレーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記ビーム制御装置は、 前記受信装置に対してレーダ受信及び妨害受信のための
    タイミング及び周波数の制御を行うと共に、該受信装置
    から入力された検出妨害周波数に基づいて、該検出妨害
    周波数を避けるように送信周波数を選択して出力する周
    波数制御器と、 前記周波数制御器からの送信周波数に基づいて、前記空
    中線装置に対してレーダ送受信と妨害波受信のビーム走
    査方向と周波数を独立に制御する捜索ビーム走査を指示
    する捜索ビームスケジューリング器と、 前記周波数制御器からの送信周波数と前記データ処理装
    置から入力された妨害到来方位情報とに基づいて、前記
    空中線装置に対して前記捜索ビーム走査の合間に該捜索
    ビームとは独立に妨害到来方位に対して妨害の無い周波
    数のアダプティブビームのレーダ送受信を間欠的に行う
    ように指示するアダプティブビームスケジューリング器
    とからなることを特徴とする請求項1記載のレーダ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記受信装置は、前記空中線装置からの
    受信信号を前記ビーム制御装置からの制御信号に基づき
    中間周波信号に変換する周波数変換手段と、該中間周波
    信号を濾波する狭帯域の帯域フィルタと、該帯域フィル
    タの出力中間周波信号をビデオ信号に変換する検波器と
    からなることを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014102236A (ja) * 2012-11-22 2014-06-05 Japan Radio Co Ltd レーダ装置
WO2014125958A1 (ja) * 2013-02-12 2014-08-21 古野電気株式会社 レーダ装置、及び干渉抑制方法
RU2677680C1 (ru) * 2017-12-19 2019-01-21 Федеральное государственное бюджетное учреждение "3 Центральный научно-исследовательский институт" Министерства обороны Российской Федерации Способ обнаружения и сопровождения воздушных целей радиолокационным комплексом

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