JPH10160176A - 凍結防止装置 - Google Patents

凍結防止装置

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JPH10160176A
JPH10160176A JP32177196A JP32177196A JPH10160176A JP H10160176 A JPH10160176 A JP H10160176A JP 32177196 A JP32177196 A JP 32177196A JP 32177196 A JP32177196 A JP 32177196A JP H10160176 A JPH10160176 A JP H10160176A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凍結防止運転において、暖房バーナが燃焼せ
ず、循環ポンプのみが作動した後のインターバル期間の
長期化を防止して、循環回路内の水の凍結を確実に防止
できるような凍結防止装置を提供する。 【解決手段】 暖房バーナ3aに連動する給気ファン8
が回転して気温検出器27に外気が当っている場合のみ
の検出結果が制御部29における記憶部30に更新検出
温度TH2 として記憶され、液温検出器24の検出結果
によって暖房バーナ3aが動作せず、循環ポンプのみの
凍結防止運転を行ってインターバル期間をとる場合に
は、インターバル期間決定部31は気温検出器27の検
出温度TH2でなく、記憶部30に記憶された更新検出
温度TH2 に応じたインターバル期間を決定し、加熱器
の余熱の影響で気温検出器27が高い温度を検出した場
合でも必要以上のインターバル期間を決定せず、確実な
凍結防止が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、凍結防止装置に関
し、特に給湯暖房機の暖房回路用の凍結防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】温水暖房機は、ガス燃焼熱交換器等によ
って温水を生成し、循環ポンプを作動させて端末暖房機
にこの温水を循環させることにより暖房を行う。暖房機
の不使用時に気温が低下すると、循環回路中の水分が凍
結する恐れがある。従来の温水暖房機では、外気温度を
検出する気温検出器が温水暖房機外部に設けられ、外気
温度が凍結危険温度以下になると、凍結防止運転が開始
されていた。具体的には循環ポンプを作動させて循環回
路中の水を循環させて凍結防止運転を行っていた。しか
も、連続運転であると循環ポンプの作動による騒音の問
題があり、外気の温度に基づいて循環ポンプの動作停止
時間を設定し、凍結防止運転は、循環ポンプの間欠運転
により行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の温水
暖房機における凍結防止装置では、温水暖房機外の気温
度検出器が検出した外気温度が基準とされて凍結防止運
転の制御が行われていたため、一旦凍結防止運転に入る
と、以下のような問題が生じていた。すなわち、凍結防
止運転として、循環ポンプを作動させると共に、循環水
の温度に基づき必要に応じてガス燃焼熱交換器を作動さ
せて温水を循環させるものでは、循環回路内の循環水の
温度が一定以上に上昇して凍結防止運転の必要がなくな
っても、外気温度が上昇しなければ凍結防止運転は停止
されず、不必要な運転が継続されてしまっている。
【0004】そこで、特願平8−136655号でそれ
を改良するための発明が提案されている。その発明で
は、気温検出器が温水暖房機外部に設けられるのではな
く、その代わりに装置内の気温を検出する検出器が本体
内に設けられる。これにより、凍結防止運転に入った後
にガス燃焼熱交換器が動作した場合には、その熱でその
付近の温度が上昇する。この温度上昇は循環回路内の循
環水の温度が一定温度以上に上昇したことを示すものと
なり、凍結防止運転を解除可能な温度を設定できる。従
って、凍結防止運転解除温度以上であることで凍結防止
運転を停止することにより、温水暖房機外の外気温度を
基準とした場合に比べて凍結防止運転を必要以上に長時
間継続して行う必要がなくなる。このような工夫によっ
て、前述の問題が解決されるている。
【0005】しかしながら、気温を検出する気温検出器
が装置本体内に設けられた場合にはさらに以下のような
問題が生じていた。図5は、その問題点を説明するため
のブロック図である。循環回路内の循環水を循環させる
循環ポンプは、制御部32によって制御されている。制
御部32は、循環ポンプの動作停止時間であるインター
バル期間を決定するインターバル期間決定部33を含
み、気温検出器27の出力に応じて動作する。気温検出
器27は、装置本体内に設けられたものである。
【0006】動作を説明する。装置本体内の気温が凍結
危険温度以下であることを気温検出器27が検出する
と、凍結防止運転が開始される。すなわち、循環ポンプ
が作動し、循環回路の水が循環することになる。水温検
出器が循環回路内の水の温度が一定以下であることを検
出した場合には、暖房バーナが燃焼を開始してガス燃焼
熱交換器を作動させ、循環回路に温水が循環する。イン
ターバル期間決定部33は、気温検出器27が常時その
本体内の気温を検出しているので、その検出温度に応じ
た信号を受け、循環ポンプの動作を行わない停止時間で
あるインターバル期間を決定する。ここでインターバル
期間決定部33は、気温検出器27の検出温度が高けれ
ば長期間のインターバル期間を決定し、気温検出器27
の検出温度が低ければ短期間のインターバル期間を決定
する。これは、検出温度が高ければ長期間のインターバ
ル期間をとっても、循環回路内の水が凍結することはな
いと考えられるからである。
【0007】しかし、暖房バーナが燃焼し、それに連動
する給気ファンが作動することにより装置本体内に外気
が供給され、気温検出器27に外気が当たる場合には、
機外の外気温を検出できるため、その検出温度に基づい
てインターバル期間を決定しても問題はないが、気温検
出器27が装置本体内に設けられたので、暖房バーナが
燃焼を行わず、循環ポンプのみを作動させて、凍結防止
を行う場合には、外気が吸気されない。そのため、暖房
バーナの残存熱、循環ポンプのモータ等の発熱によって
機外の外気温度よりかなり高い温度が検出され、その検
出温度に基づいては、機外の外気温度に基づく場合より
も長期間のインターバル期間が決定されてしまう。その
結果、長期間のインターバル期間中に循環回路内の水が
凍結してしまい、インターバル期間経過後に循環ポンプ
が作動しても既に手遅れになるという恐れがある。
【0008】ゆえに、本発明は、上述の問題を解決する
ために提案されたものであって、暖房バーナを燃焼させ
ずに循環ポンプのみが作動した後のインターバル期間の
長期化を防止して、循環回路内の水の凍結を確実に防止
できるような凍結防止装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明は、循環手段と、燃焼手段
と、供給手段と、気温検出手段と、制御手段とを含む。
ここで、循環手段は、管路内の液体を循環させる。燃焼
手段は、循環手段の動作中にのみ、必要に応じて管路内
の液体を加熱するために燃焼する。燃焼手段としては、
ガスを燃焼させるバーナが挙げられる。供給手段は、燃
焼手段にほぼ連動して外気を装置内に供給する。供給手
段としては、バーナに燃焼空気を供給するための給気フ
ァンが挙げられる。気温検出手段は、装置内の気温を検
出する。気温検出手段としては、温度検出器が挙げら
れ、より具体的には温度感知サーミスタが挙げられる。
制御手段は、供給手段の動作中または動作終了時点の気
温検出手段の検出温度に基づいて、循環手段の動作停止
時間を制御する。制御手段としては、マイコンが挙げら
れる。
【0010】このような装置によって、燃焼手段を動作
させないで管路内の液体を循環させて凍結防止が行われ
る場合に、燃焼手段が保有する残存熱のほか例えば周辺
機器のモータの発熱等による装置内の温度上昇にかかわ
らず、供給手段の作動による装置内に供給された外気の
温度に基づいて、循環手段の動作停止時間を制御するこ
とが可能となる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1の発明に
加えて、制御手段が供給手段の動作中または動作終了時
点に気温検出手段が検出した結果を記憶して、供給手段
の次の動作まではその結果に応じて循環手段の動作停止
時間を決定することを特徴としたものである。このよう
な装置によって、燃焼手段を動作させないで管路内の液
体を循環させるのみで凍結防止が行われる場合には、そ
れ以前の供給手段の動作中又は動作終了時点に気温検出
手段が検出して制御手段に記憶された結果に応じて、循
環停止時間を決定することができる。気温検出手段が検
出した結果であり、記憶されたものは、気温検出手段に
外気が当っている間の気温であるため、外気の温度に比
べて高温となった装置内の温度に基づいて循環停止時間
が決定される場合のように不必要な循環停止時間の長期
化がない。
【0012】又、請求項3記載の発明は、請求項2記載
の制御手段に記憶手段が含まれ、その記憶手段は、供給
手段の動作中に記憶手段が検出した結果を順次更新して
記憶することを特徴とする。記憶手段としては、メモリ
ーが考えられる。従って、供給手段が動作して外気が温
度検出手段に当り、装置内の温度が外気の温度に近づく
ため、記憶された値が現在の外気温に対応すると共に、
記憶の更新が進むにつれて、記憶される温度の値が外気
の温度より正確に近づくことになる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1、2又は
3の発明特定事項に加えて、液温検出手段を備える。循
環手段は気温検出手段の検出した気温が第1の温度以下
であることに応答して管路内の液体を循環させ、燃焼手
段は液温検出手段が検出した液温が第2の温度以下であ
ることに応答して管路内の液体を加熱するために燃焼す
る。
【0014】このような発明によって、凍結防止運転と
して、循環手段は気温検出手段の検出した気温が第1の
温度以下であることに応答して管路内の液体を循環さ
せ、燃焼手段は液温検出手段の検出した液温が第2の温
度以下であることに応答して管路内の液体を加熱させる
為の燃焼を行う。このような凍結防止運転を行う場合で
も、請求項1、2または3の発明の作用と同様な作用が
得られる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、循環停止時間が供給された外気の温度にに基づく
ので、装置内の温度が上昇しても不必要に長期の循環停
止時間が決定されず、凍結防止を確実に防ぐことができ
る。請求項2記載の発明は、装置内の検出された気温を
記憶し、その記憶された結果に応じて循環停止時間を決
定して、請求項1記載の発明の効果と同様の効果が得ら
れる。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の効果に加えて、記憶手段が外気温のみを順次更新し
て記憶するので、記憶値が現在の外気に対応しつつ、更
新が進むにつれて装置内の温度に影響を受けない外気温
度の記憶が可能となる。逆に、外気の当っていない場合
の気温検出手段が検出した結果を記憶することが防止さ
れる。
【0017】請求項4の発明は、請求項1、2又は3記
載の発明の効果に加えて、検出した気温が第1の温度以
下の場合に液体が循環して凍結防止運転が開始し、凍結
防止運転の開始が明確化されると共に、検出した液温が
第2の温度より大きければ燃焼が行われず、管路内の液
体を循環させるのみでの凍結防止運転があることが明確
化されている。又、検出した液温が第2の温度より大き
ければ、燃焼が行われず、この場合には、前回の循環停
止時間と同じ循環停止時間で循環手段が制御され、請求
項1、2又は3の発明の効果と同様の効果が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態によ
る室内設置型の給湯機能付き温水暖房機(以下、給湯暖
房機と呼ぶ。)を示した図である。給湯暖房機1は、給
湯熱交換器2と、暖房熱交換器3とを含む。給湯熱交換
機2と暖房熱交換機3は、ガス供給管4から供給される
ガスを燃焼させる給湯バーナ2aと、暖房バーナ3aと
を含む。
【0019】これら熱交換器2,3内には、給湯加熱管
路5,暖房水加熱管路6の一部が設けられている。これ
らの管路を水が流れる間に上記バーナ2a,3aの燃焼
ガスと熱交換が行われて温水が生成される。熱交換器
2,3の下部には燃焼空気をバーナ2a,3aに供給す
る給気ファン7,8が設けられている。給湯暖房機1の
上部には給気ファン7,8に燃焼空気を吸引するため
に、機外からの空気を給湯暖房機内部に取り込むための
吸気口9が上方に向けて開放されている。この吸気口9
は、吸気ダクト9aを介して室外に連通している。
【0020】熱交換器2,3の上部には燃焼ガスを放出
する排気口10が開口されている。この排気口10は排
気ダクト10aを介して室外に連通している。この給湯
暖房機1においては、暖房熱交換器3によって生成され
る温水によって風呂水を追焚きするように構成されてい
る。追焚用の液−液熱交換器11及び風呂ポンプ12が
風呂追焚き管回路13中に設けられている。風呂ポンプ
12を作動させることにより、液−液熱交換器11を通
過する風呂水を加熱する。
【0021】給湯熱交換器2の加熱管路5から風呂追焚
き管路13を介して浴槽Bへの給湯を行うための連絡路
14が設けられている。連絡路14の途中には給湯電磁
弁15が設けられている。暖房水加熱管路6は、風呂用
バイパス管路16、高温側端末暖房管路18、及び低温
側端末暖房管路20からなる循環回路に分岐接続されて
いる。風呂用バイパス管路16には、液−液熱交換器1
1が設けられ、液−液熱交換器11は、風呂水を循環し
て加熱する。高温側端末暖房管路18には、ファンヒー
タ等の高温側端末暖房機17が設けられている。低温側
端末暖房管路20には、床暖房装置等の低温側端末暖房
機19が設けられている。
【0022】上記管路を流れる温水はシスターン21に
回収されると共に、循環ポンプ22によって、各管路に
循環供給されるように構成されている。暖房水加熱管路
6の下流側近傍には高温側暖房水温度検出器23が設け
られている。循環ポンプ22の下流側から分岐した低温
側端末暖房管路20の対上流側には低温側暖房水温度検
出器24が設けられている。これらの検出器23,24
の検出出力に応じて、暖房水の温度を制御するための制
御部29が設けられている。制御部29の内部構成につ
いては、本発明の特徴であるため後で説明する。
【0023】又、詳細な説明は省略するが、給湯暖房機
1の各路の所定部位には検出器23,24の他に温度セ
ンサ25、水量センサ26が設けられている。そして制
御部29によって供給水量、加熱量等が調節され、所望
量の所望温度の給湯ができるように構成されている。凍
結危険温度を検出する気温検出器27が、装置本体内に
設けられている。気温検出器27は、吸気口9と給気フ
ァン8の間で、外気の通り道に設けられている。本実施
の形態においては、気温検出器27としては温度感知サ
ーミスタが用いられている。
【0024】風呂用バイパス管路16の上流には、管路
の開閉手段としての熱動弁28が設けられている。図2
は、図1の制御部29まわりの制御構成を示すブロック
図である。図3及び図4は、本発明の実施の形態に係る
凍結防止装置の動作を説明するためのフローチャートチ
ャートである。図2に示すように、制御部29は、記憶
部30と、インターバル期間決定部31とを含み、例え
ばマイクロコンピュータを組み込んだ制御装置である。
【0025】図3及び図4を参照しながら動作について
説明する。ステップ(図面ではSで表わす)1におい
て、制御部29は、気温検出器27の検出温度TH1
凍結危険温度3℃以下であるかどうかを判定する。その
判定結果が3℃以下でない場合には凍結防止運転は開始
せず、3℃以下である場合に凍結防止運転を開始する。
凍結防止運転は、ステップ2で示されるように、循環ポ
ンプ22が動作することで開始する。循環させることの
みでも凍結防止は可能なため、ステップ3で示すように
3分間経過するまでその状態が続く。ただし、ステップ
4で示すように気温検出器27の検出温度TH1 が7℃
以上の場合には、ステップ4aで循環ポンプ22が停止
して凍結防止運転を終了する。次に、ステップ5におい
て循環回路内の暖房水の水温が20℃以下であるかどう
かが判定される。この水温の検出は、低温側暖房水温度
検出器24によって行われる。水温が20℃以上の場合
には、循環ポンプ22を停止すると共にインターバル期
間を算出するステップ14に移行し、水温が20℃以下
の場合はステップ6に進む。ここで、ステップ14で決
定されるインターバル期間は、決定の際気温検出器27
が検出した検出温度TH1 に基づいて決定される。
【0026】ステップ6は、暖房燃焼開始のステップで
あり、それとともに、記憶部30は、気温検出器27の
検出温度である更新検出温度TH2 の更新を開始する。
暖房燃焼は、暖房バーナ3aが暖房水加熱管路6を加熱
して循環回路内の暖房水を加熱する為にガスを燃焼させ
て行われる。ステップ7では、気温検出器27の検出す
る検出温度TH1 が7℃以上であるかどうかが判定され
る。7℃以上の場合にはステップ8に進み、暖房燃焼が
終了するとともに循環ポンプ22を停止して凍結防止運
転が終了する。これは、7℃以上であれば機外の気温が
低くても、循環回路内の暖房水の温度が十分上昇したと
みなし、凍結の可能性が少ないと判断できる為、凍結防
止運転を終了しても差し支えないと考えられるからであ
る。検出温度TH1 が7℃以上でない場合には、ステッ
プ9で示すように3分間経過のためのループ作業が行わ
れる。ここで3分間経過するまでの暖房燃焼の間は、燃
焼のための酸素が必要であり、加熱器である暖房バーナ
3aに連動して給気ファン8が回転して吸気口9から外
気が給湯暖房機内に供給されている。
【0027】気温検出器27は、上記3分間の暖房燃焼
の間は外気が機内に供給されているため、外気の温度を
認識値として検出している。従って、記憶部30が暖房
燃焼中の気温検出器27の更新検出温度TH2 を順次更
新しながら記憶することで、外気の温度が記憶されるこ
とになる。3分経過後にはステップ10に進み、暖房燃
焼が終了し、さらに、記憶部30の更新も終了する。
【0028】次に、ステップ11において、循環ポンプ
22がOFFし、インターバル期間決定部31が記憶部
30に記憶された更新検出温度TH2 に基づいて、循環
ポンプの動作停止時間であるインターバル期間を決定す
る。このインターバル期間は、前述したように温度が低
ければ短い期間のインターバル期間となり、温度が高け
れば長期のインターバル期間となる。これは、外気の温
度が高ければ循環ポンプ22を長期間動作させずに循環
回路内の暖房水の循環を行わなくても、凍結はおこらな
いと考えられるからである。そして、ステップ12にお
いてインターバル期間が開始し、ステップ13でインタ
ーバル期間が終了するまでのループ処理が行われる。
尚、ステップ1で凍結防止の開始が判断された後、暖房
燃焼が一度も行われていない場合には更新検出温度TH
2 が記憶されていない為、ステップ14で検出温度TH
1 に基づきインターバル期間が算出されて、そのインタ
ーバル期間のループ処理が行われる。
【0029】ループ処理の間、ステップ15,16,1
7,18,19,20の処理が行われ得る。ステップ1
5は、使用者が給湯の為に給湯熱交換器2を作動させて
給湯バーナ2a、給湯ファン7が動作を開始するか、又
は使用者が暖房の為に暖房熱交換器3を作動させて暖房
バーナ3a,暖房ファン8が動作を開始したか否かを判
定するステップである。動作を開始した場合にはステッ
プ17に進み、動作を開始しない場合にはステップ16
に進む。ステップ16は、気温検出器27の検出温度T
1 が7℃以上か否かを判定するステップであり、7℃
以上の場合には凍結防止運転が終了する。7℃未満の場
合には、インターバル期間のループ処理が続行される。
ステップ17は、給湯ファン7又は暖房ファン8が動作
を開始したことに伴って、記憶部30が気温検出器27
の更新検出温度TH2 の更新を開始するステップであ
る。ステップ18は、給湯ファン7又は暖房ファン8が
動作を終了したか否かを判定するステップである。その
結果、給湯ファン7又は暖房ファン8が動作を行ってい
る場合には記憶部30での更新検出温度TH2 の更新が
継続されるループ処理が行われる。ただし、ステップ2
0で示すように、気温検出器27の検出温度TH1 が7
℃以上の場合には凍結防止運転が終了し、7℃未満の場
合に限り更新検出温度TH2 の更新のループ処理が行わ
れる。給湯ファン7又は暖房ファン8が動作を終了した
ことに伴って、ステップ19で記憶部30での更新検出
温度TH2 の更新が終了し、インターバル期間が終了し
たか否かを判断するステップ13に進む。
【0030】ステップ13でインターバル期間が終了し
たと判断されると、ステップ21において、凍結防止を
行う為に再び循環ポンプ22が作動し、循環回路内の水
が循環する。3分経過するまでステップ22で示すよう
にループが行われる。ただし、ステップ23で示すよう
に、気温検出器27の検出温度TH1 が7℃以上の場合
には、ステップ23aで循環ポンプ22が停止して凍結
防止運転が終了する。3分経過すると、ステップ24で
循環回路内の水温が20℃以下であるかどうかが判定さ
れる。ステップ24の結果、水温が20℃以下でない場
合には、暖房燃焼を行わずインターバル期間を再度開始
させるために、循環ポンプ22を停止させてインターバ
ル期間を決定するステップ11又は14へ戻る。ステッ
プ11とステップ14とのいずれに戻るかは、ステップ
25の判定によって決定される。ステップ25では、記
憶部30に記憶された更新検出温度TH2 と現在気温検
出器27の検出温度TH1 とが比較され、小さい値が用
いられる。装置内部の温度が上昇することを考慮すれ
ば、通常はステップ11の処理に進むと考えられる。た
だし、暖房燃焼が数回連続して行われず、前回の暖房燃
焼時の外気の温度よりも現在の外気の温度が低下して、
装置内の検出温度TH1 が更新検出温度TH2よりも低
下した場合には、現在気温検出器27が検出している検
出温度TH1 を用いてインターバル期間の算出が行われ
ることになる。この場合に、ステップ14の処理に進む
ことになる。尚、凍結防止運転に入って、ステップ5か
ら直接ステップ14に進んでステップ25に処理が進ん
だ場合には、記憶部30には更新検出温度TH2 が存在
しないことになるため、その場合には記憶値の値として
7℃以上の固定値として予め設定しておき、ステップ1
4に進んで検出温度TH1に基づきインターバル期間を
決定する。ステップ11では、インターバル期間決定部
31は、記憶部30に記憶され、かつ、過去の暖房燃焼
時に更新された更新検出温度TH2 に応じてインターバ
ル期間を決定する。
【0031】即ち、図5で示したような制御の仕方で
は、気温検出器27が常にその装置本体内の気温を検出
しているため、バーナが燃焼を行わず給気ファンが止ま
った後は、外気が給気されない為バーナ残存熱や循環ポ
ンプのモータ等の発熱によって、機外の外気よりも高い
温度が検出され続けている。従って、機外の外気に基づ
くインターバル期間よりかなり長期のインターバル期間
を決定してしまっていた。そのため、必要以上のインタ
ーバル期間のために凍結してしまうという問題が起こり
得る。これに対し、本発明の実施の形態では、循環回路
内の水を循環させつつ、必要に応じて水を加熱して凍結
防止運転を行う場合において、バーナが燃焼せず、循環
のみでの凍結防止運転が行われた場合には、前回の燃焼
時に記憶された更新検出温度に基づいて次の循環停止時
間であるインターバル期間決定されるので、前回のイン
ンターバル期間と同じインターバル期間となり、必要以
上のインターバル期間をとることはない。特に、ファン
が回転していて外気が供給されている場合の検出温度と
ファン動作終了後に温度が上がった場合の検出温度で
は、10℃ほどの相違があることからもこのような記憶
を行うことが重要であることがわかる。
【0032】ところで、暖房燃焼が行われず、循環ポン
プ22の作動のみで循環回路の凍結防止を行う場合に
も、給気ファンを回転させて常に機外の外気を装置内に
取り込み、機外の外気の気温を基準にインターバル期間
を決定すればよいとも考えられるが、この場合には、気
温検出器27を内部に設けた意味がなくなり、従来の技
術で説明したように外部に気温検出器を設けた場合と同
じとなる。したがって、凍結防止運転終了の判断が困難
となり、循環ポンプの作動音等による騒音問題や燃料費
の浪費という問題が生じてしまう。
【0033】次に、ステップ24で水温が20℃以下の
場合には、ステップ6に進み、暖房燃焼が行われる。以
下、後の動作以降は、繰り返しであるため、説明を省略
する。なお、本発明の実施の形態では、更新検出温度T
2 を記憶し、そのTH2 に基づいて循環ポンプのイン
ターバル期間を決定する場合を示したが、インターバル
決定部が決定したインターバル期間を記憶し、暖房燃焼
を行わず、循環ポンプのみで凍結防止運転を行う場合に
は、次のインターバル期間として記憶されたインタバー
ル期間を用い、循環ポンプを制御してもよい。
【0034】また、本発明の実施の形態では、ガスを燃
焼させて温水を生成するものを示したが、石油を燃焼さ
せて温水を生成するものであってもよい。さらに、循環
回路中の循環水が凍結する危険温度としての凍結危険温
度として、本実施の形態では、3℃で説明した。これは
一般に、水は摂氏0℃以下になると凍結するが、早期に
凍結防止運転を開始させて確実な凍結防止を行うためで
ある。従って、3℃に限定されるものではない。
【0035】さらに、気温検出器27としてはサーミス
タのみならず、熱電対等の温度センサを採用することが
できる。さらに、凍結防止運転解除温度として、7℃と
したのは、凍結危険温度3℃に対して4℃程度の差を設
けることで、凍結防止運転の開始、停止の繰り返し、い
わゆるハンチングを防止するためである。
【0036】さらに、全ての凍結防止運転における凍結
危険温度を3℃のように常時同じ温度に設定する必要は
なく、給湯暖房器の設置場所、気候、水温等の自然条件
又は給湯暖房機内の各機器の配置等によって好ましい温
度に設定すれば良い。この点は、凍結防止運転解除温度
についても同様である。さらに、本発明の実施の形態で
は、室内設置型の強制給排気方式の給湯暖房機に適用し
たものを示したが、室外設置型の給湯暖房機であっても
よい。さらには、給湯機能を備えない暖房専用の温水暖
房機であってもよい。
【0037】さらに、本発明の実施の形態では、暖房バ
ーナの動作と給気ファンの給気動作を連動させている場
合を示しているが、完全に連動している必要はなく、例
えば、燃焼前のプレパージの為、先に給気ファンを動作
させる等多少のずれがあってもよい。この場合は、給気
ファンが回転することで機外の外気が気温検出器に当る
状態であれば良い。
【0038】さらに、給気ファンの動作開始と同時に気
温検出器の温度を同時に記憶するものを示したが、給気
ファンの動作開始から一定期間経過後から気温検出器の
検出温度を記録しても良い。一定期間の間に外気の循環
が行われ、余熱の影響を排除した温度検出と記憶が可能
となり、不必要な記憶を行わなくてすむことになるから
である。
【0039】さらに、気温検出器の検出する更新検出温
度TH2 を記憶部が記憶する際において、気温検出器が
検出する全ての温度を記憶するのではなく、給気ファン
の回転中のみの温度を順次更新して記憶するものを示し
たが、給気ファン回転中すべてでなく、任意の時点の気
温を記憶するものであってもよい。さらに、給気ファン
停止時の気温のみを記憶したものであってもよい。
【0040】さらに、循環ポンプの動作時間(実施の形
態では3分間)暖房燃焼の時間(実施の形態では3分
間)は限定されるものではない。これは、凍結危険温度
及び凍結防止運転解除温度の考え方と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る暖房回路用の凍結防
止装置を含む給湯暖房機の概要を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る凍結防止装置の制御
部の概略ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る凍結防止運転の一例
を示した第1のフローチャートである。
【図4】図3とともに本発明の実施の形態に係る凍結防
止運転の一例を示した第2のフローチャートである。
【図5】本発明に対する課題を説明するための凍結防止
装置の制御部の概略ブロック図である。
【符号の説明】
3a・・・暖房バーナ(加熱器) 6・・・暖房水加熱管路(循環路) 8・・・給気ファン 9・・・吸気口 9a・・・吸気ダクト 22・・・循環ポンプ 24・・・低温側暖房水温検出器(液温検出器) 27・・・気温検出器 29・・・制御部 30・・・記憶部 31・・・インターバル期間決定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路内の液体を循環させて凍結防止を行
    う凍結防止装置であって、 前記管路内の液体を循環させる循環手段と、 前記循環手段の動作中にのみ、必要に応じて前記管路内
    の液体を加熱するために燃焼する燃焼手段と、 前記燃焼手段にほぼ連動して外気を装置内に供給する供
    給手段と、 前記装置内の気温を検出する気温検出手段と、 前記供給手段の動作中または動作終了時点の前記気温検
    出手段の検出温度に基づいて、前記循環手段の動作停止
    時間を制御する制御手段とを備えた凍結防止装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記供給手段の動作中
    または動作終了時点に前記気温検出手段が検出した結果
    を記憶し、前記供給手段の次の動作まではその結果に応
    じて前記循環手段の動作停止時間を決定することを特徴
    とする、請求項1記載の凍結防止装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記供給手段の動作中
    に前記気温検出手段が検出した結果を順次更新して記憶
    する記憶手段を含む、請求項2記載の凍結防止装置。
  4. 【請求項4】前記管路内の液体の温度を検出する液温検
    出手段を備え、 前記循環手段は、前記気温検出手段の検出した気温が第
    1の温度以下であることに応答して前記管路内の液体を
    循環させ、 前記燃焼手段は、前記液温検出手段が検出した液温が第
    2の温度以下であることに応答して前記管路内の液体を
    加熱するために燃焼する、請求項1、2又は3記載の凍
    結防止装置。
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