JPH10159585A - ガスタービン燃料供給方法およびその装置 - Google Patents

ガスタービン燃料供給方法およびその装置

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JPH10159585A
JPH10159585A JP31608996A JP31608996A JPH10159585A JP H10159585 A JPH10159585 A JP H10159585A JP 31608996 A JP31608996 A JP 31608996A JP 31608996 A JP31608996 A JP 31608996A JP H10159585 A JPH10159585 A JP H10159585A
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JP
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fuel
control valve
pressure
diffusion
gas turbine
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JP31608996A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Yamanaka
中 哲 哉 山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の燃料供給系統を、燃料ノズルの前後圧
力比を燃焼振動を発生させない範囲で制御でき、かつ燃
料制御弁の前後圧力比をチョーク状態に保ちながら制御
できるようにする。 【解決手段】 燃料供給管8の燃料止め弁11下流側を
分岐し、第1燃料制御弁21、第2燃料制御弁22およ
び第3燃料弁23を設ける。第1燃料制御弁21および
第2燃料制御弁22に、第1拡散燃料供給管25および
第2拡散燃料供給管26を接続し、第1段拡散燃料ノズ
ル16および第2段拡散燃料ノズル17に燃料を供給す
る。第2拡散燃料供給管26に、第2燃料制御弁22下
流の圧力を検出する圧力検出器30を設ける。第1拡散
燃料供給管25に、第1段拡散燃料ノズル16上流の圧
力を検出する圧力検出器31を設ける。両圧力検出器3
0,31からの検出信号に基づき、拡散燃料分配品を制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多段燃焼法を用い
た燃焼器を備えて発電プラント等に適用されるガスター
ビンにおいて、排ガス中のNOx(窒素炭化物)を低減
させるようにガスタービン燃焼器への燃料流量制御を行
なうガスタービン燃料供給方法およびその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガスタービンやコンバインドサ
イクル発電プラントには、ガスタービン燃焼器が複数台
組込まれており、これら各ガスタービン燃焼器にて燃焼
せしめられた燃焼ガスによりガスタービンが駆動される
ようになっている。そして、この種のガスタービンプラ
ントでは、タービン入口温度を上昇させることによりタ
ービン熱効率を向上させることができることが知られて
おり、タービン熱効率を向上させるために、タービン入
口温度、すなわちタービン燃焼器等の出口温度の上昇が
図られている。
【0003】燃焼ガス温度は、ガスタービンや燃焼器材
料の耐熱限界によって種々の制約を受け、またガスター
ビン燃焼器におけるNOx対策上からも燃焼ガス温度は
制約を受けることになる。ガスタービン燃焼器のNOx
発生の主な原因は、ガスタービン燃焼器内における燃焼
ガスの局所的な高温化があげられ、NOx発生量はガス
タービン燃焼器の燃焼域の燃焼ガス温度に依存する。N
Oxは、ガスタービン燃焼器内部で燃料と空気とが拡散
混合して燃焼する中で、燃料と空気とが当量比1に近い
状態で断熱火炎温度に近い高温で拡散燃焼する場合に多
量に発生する。
【0004】ガスタービン燃焼器において、NOx発生
を抑える方法としては、燃料と空気とを予め燃料希薄状
態で混合して燃焼させる予混合希薄燃焼方式がある。こ
の予混合希薄燃焼方式を採用したガスタービン燃焼器
は、例えば実公平4−43726号公報に開示されたも
のがある。このガスタービン燃焼器は、図6に示すよう
に、メイン燃料の予混合化に加えてパイロット燃料も一
部予混合化することにより、NOx発生量の多い拡散燃
焼を減少させ、大幅な低NOx化を図ったものである。
【0005】すなわち、図6に示す従来のガスタービン
燃焼器は、燃焼器ライナ1内が第1段燃焼域2と第2段
燃焼域3とに分けられており、燃焼器ライナ1の頭部に
は、パイロット燃料ノズル4が設けられ、このパイロッ
ト燃料ノズル4から第1段燃焼域2にパイロット燃料が
供給されるようになっている。パイロット燃料は、パイ
ロット燃料ノズル4でパイロット拡散燃料とパイロット
予混合燃料とに分けられるようになっており、パイロッ
ト拡散燃料は、スワラ7によって拡散され第1段燃焼域
2に供給されて燃焼せしめられる一方、パイロット予混
合燃料は、空気通路部内で空気と均一に混合された後、
スワラ7から第1段燃焼域2内に噴射され燃焼に供され
るようになっている。
【0006】また、燃焼器ライナ1の周りには、メイン
燃料ノズル5から噴射されるメイン燃料を空気と予混合
する予混合ダクト6が設けられており、この予混合ダク
ト6で予混合されたメイン燃料は、第2段燃焼域3に噴
射され燃焼されるようになっている。ところで、パイロ
ット拡散燃料とパイロット予混合燃料との燃料配分は、
各燃料噴射口の面積により一義的に決定されるが、低N
Ox化を図るため、スワラ7および空気通路部の通路面
積は、パイロット予混合燃料の燃空比(燃料の重量流量
/空気の重量流量)を充分に低くするよう比較的大きく
定められている。
【0007】図7は、このような2段燃焼方式を適用し
たガスタービン燃焼器における従来のガスタービン燃料
供給装置を示すもので、この装置においては、図示しな
いガス燃料供給源から導かれた1本の燃料供給管8が二
叉に分岐され、分岐管の一方は、パイロット燃料供給管
9として燃焼器のパイロット系統に接続されているとと
もに、分岐管の他方は、メイン燃料供給管10として燃
焼器のメイン系統に接続されている。
【0008】また、前記燃料供給管8の分岐点よりも上
流側の位置には、上流側から燃料止め弁11および燃料
制御弁12が順次設けられており、燃料止め弁11は、
回転数に応じた圧力制御を行なうとともに、燃料制御弁
12は、トータルガス燃料供給料を制御するようになっ
ている。
【0009】一方、前記パイロット燃料供給管9および
メイン燃料供給管10には、供給燃料の分配比率を設定
するパイロット燃料分配弁13およびメイン燃料分配弁
14がそれぞれ設けられており、ガスタービン制御装置
15は、ガスタービンの速度負荷制御のための燃料制御
弁12の弁位置制御および低NOx運転のためのパイロ
ット燃料分配弁13とメイン燃料分配弁14との弁位置
制御を行なうようになっている。
【0010】図6のガスタービン燃焼器においては、メ
イン燃料に加えてパイロット燃料の一部を予混合希薄さ
せているため、パイロット拡散燃料の割合を少くして大
幅な低NOxかを図ることができる。しかしながら、こ
の拡散燃料の割合は、パイロット燃料の流量により一義
的に定めるため、全燃料流量に対し20%程度までしか
絞ることができず、それ以上少なくすることが困難で低
NOx化にも限界がある。
【0011】近年のガスタービンにおいては、ガスター
ビンの熱効率のより一層の効率化を図るため、ガスター
ビン燃焼器での燃焼ガス温度の高温化が模索されてお
り、この燃焼ガス温度の高温化に伴なって低NOx化へ
の要求がより一層高まりつつある。低NOx化の目標値
を達成するためには、NOx発生量の多い拡散燃焼を全
燃焼量に対し数%程度に抑え、残りのすべてをNOxが
ほとんど生じない予混合希薄燃焼させる低NOxのガス
タービン燃焼器の開発が要求されている。
【0012】このような要求に応じ開発されたガスター
ビン燃焼器を図8に示す。このガスタービン燃焼器は、
第1段燃料供給手段により燃焼器ライナ1内の第1段燃
焼域2に燃料を噴射させる一方、第2段燃料供給手段に
より燃料希薄状態で第2段燃焼域3に燃料を噴射させて
燃焼器ライナ1内で燃焼させるようになっている。第1
段燃料は、第1段拡散燃料ノズル16、第2段拡散燃料
ノズル17、予混合燃料ノズル18で構成されるパイロ
ットノズル19から供給されるようになっている。この
うち第1段拡散燃料ノズル16からは、拡散燃焼割合の
高い低負荷域で必要な流量を流すことができるようにな
っており、また第2拡散燃料ノズル17は、ガスタービ
ン高負荷域におけるNOx運転時に全燃料流量に対し数
%程度の拡散燃焼用燃料を流すのに適している。
【0013】一方、第2段燃料は、燃焼器ライナ1の周
りに配置されるメイン燃料ノズル20から供給されるよ
うになっており、メイン燃料ノズル20から供給された
燃料は、予混合ダクト6内で空気と予混合された後、第
2段燃焼域3に噴射されて予混合燃焼を行なうようにな
っている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の低NOx燃
焼器における燃料分配割合は、図9に示すようになって
いる。ここで、低負荷では燃焼温度が低いため、保炎性
をよくするために拡散燃料割合が高い必要がある。また
高負荷では、低NOxを実現するために予混合燃料割合
を高くし、拡散燃料割合は数%程度に抑える必要があ
る。なお拡散燃料は、第1拡散燃料流量と第2拡散燃料
流量との合計を表わし、第1拡散燃料と第2拡散燃料と
の割合は、以下に示す条件に応じて決定されなければな
らない。
【0015】すなわち、第1拡散燃料ノズル16は、拡
散燃焼割合の高い低負荷域で必要な流量を流すことがで
きるよう口径の大きいものを使用しているが、数%程度
の拡散燃焼となる高負荷で使用すると、ノズルの前後圧
力比が低くなるため、流れが不安定になって燃焼振動が
発生し易くなる。したがって、燃料流量の減少する高負
荷域においては、第1拡散燃料系統の燃料流量は0とす
る必要がある。
【0016】また第2拡散燃料ノズル17は、ガスター
ビン高負荷域における低NOx運転時に、全燃料流量に
対し数%程度の拡散燃焼用燃料を流すのに適するように
口径の小さいものを使用しているが、このノズルから拡
散燃焼割合の高い低負荷域で必要な流量を流そうとする
と、高いノズル前圧が必要になる。ノズルの上流にある
燃料制御弁は、弁開度と流量との関係に線形性を持たせ
るためチョーク状態で使用する場合が多いが、弁後圧が
高くなるとチョーク状態から外れてしまうため、適正な
燃料制御ができなくなる。また、燃料制御弁をチョーク
状態で使用しない場合でも、ノズル前圧の上昇は燃料供
給圧の上昇につながり、燃料供給装置の大型化、コスト
増大の原因となる。したがって、第2拡散燃料系統のみ
では、低負荷域における拡散燃料を流すことができず、
第1拡散燃料からも燃料を流す必要がある。
【0017】以上の条件より、図10に示すように第1
拡散燃料系統と第2拡散燃料系統との燃料分配比を変更
する操作が必要となり、このとき切換わる負荷は、大気
温度等の運転状態により異なる。
【0018】ところが、前記従来の燃料供給装置におい
ては、第1段燃料供給手段が1系統、第2段燃料供給手
段が1系統の合計2系統に燃料を供給するものであり、
第1段燃料供給手段が2系統の場合に、前記ノズル圧力
比および燃料制御弁圧力が適切な範囲内にあるように燃
料制御弁を制御できる新しい燃料供給装置を提供する必
要がある。また、適切な切換条件を検出する方法も同時
に提供する必要がある。したがって、本発明の目的は、
複数の拡散燃料供給系統を、燃料供給ノズルの前後圧力
比を燃焼振動を発生させない範囲で制御することができ
るとともに、燃料制御弁の前後圧力比をチョーク状態に
保ちながら制御することができ、また燃料供給圧力を低
く抑えることが可能なガスタービン燃料供給方法および
その装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、同一燃焼域に燃料を供給する複数の燃料ノズ
ルと、燃料制御弁を有して前記各燃料ノズルに燃料をそ
れぞれ供給する複数の拡散燃料供給管と、これらの拡散
燃料供給管に燃料を分配供給する燃料供給管とを備えた
ガスタービン燃焼器のガスタービン燃料供給方法におい
て、燃料ノズル圧力比と燃料制御弁圧力比とを適正に保
ちながら、前記各燃料制御弁を制御して燃料分配比を変
化させるようにしたことを特徴とする。そしてこれによ
り、複数の拡散燃料供給系統を、燃料ノズルの前後圧力
比を燃焼振動を発生させない範囲で制御することが可能
となるとともに、燃料制御弁の前後圧力比をチョーク状
態に保ちながら制御することが可能となり、また燃料供
給圧力を低く抑えることが可能となる。
【0020】本発明はまた、燃料制御弁下流の圧力およ
び燃料ノズル上流の圧力をそれぞれ検出し、これら各検
出信号に基づき各燃料制御弁を制御するようにしたこと
を特徴とする。そしてこれにより、問題の発生する可能
性のある箇所の圧力を直接計測することにより、最適な
制御を行なうことが可能となる。
【0021】本発明はまた、燃料流量、燃料圧力、燃料
制御弁開度および空気圧縮機の吐出圧力をそれぞれ検出
し、これら各検出信号に基づき各燃料制御弁を制御する
ようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、燃料
ノズル圧力比および燃料制御弁の圧力を計算によって求
めることにより、最適な制御を行なうことが可能とな
る。
【0022】本発明はまた、大気温度によるバイアルを
考慮したガスタービン出力を検出し、この検出信号に基
づき各燃料制御弁を制御するようにしたことを特徴とす
る。そしてこれにより、大気温度によるバイアスを考慮
したガスタービン出力により、最適な制御を行なうこと
が可能となる。
【0023】本発明はまた、同一燃料域に燃料を供給す
る複数の燃料ノズルと、燃料制御弁を有して前記各燃料
ノズルに燃料をそれぞれ供給する複数の拡散燃料供給管
と、これらの拡散燃料供給管に燃料を分配供給する燃料
供給管とを備えたガスタービン燃料器のガスタービン燃
料供給装置において、燃料ノズル圧力比と燃料制御弁圧
力比とを適正に保ちながら前記各燃料制御弁を制御して
燃料分配比を変化させる制御装置を設けるようにしたこ
とを特徴とする。そしてこれにより、複数の拡散燃料供
給系統を、燃料ノズルの前後圧力比を燃焼振動を発生さ
せない範囲で制御することが可能となるとともに、燃料
制御弁の前後圧力比をチョーク状態に保ちながら制御す
ることが可能となり、また燃料供給圧力を低く抑えるこ
とが可能となる。
【0024】本発明はまた、制御装置を、燃料ノズル上
流の圧力を検出する圧力検出器からの出力信号および燃
料器内圧力信号の入力により燃料ノズル圧力比を演算す
る演算器と、この演算器からの出力信号、燃料制御弁下
流の圧力を検出する圧力検出器からの出力信号および負
荷信号の入力により各燃料制御弁の拡散燃料分配比を演
算する関数発生器と、この関数発生器からの出力信号お
よび拡散燃料割合信号の入力により各燃料制御弁の弁開
度を演算する弁開度演算器とから構成し、各燃料制御弁
を、前記弁開度演算器からの出力信号により制御するよ
うにしたことを特徴とする。そしてこれにより、問題の
発生する可能性のある箇所の圧力を直接計測すること
で、最適な制御を行なうことが可能となる。
【0025】本発明はまた、制御装置を、流量検出器か
らの燃料流量信号、圧力検出器からの燃料圧力信号、空
気圧縮機の吐出圧力信号および燃料制御弁の弁開度信号
の入力により燃料制御弁の下流圧力および燃料ノズルの
圧力比をそれぞれ演算する演算器と、この演算器からの
出力信号および負荷信号の入力により各燃料制御弁の拡
散燃料分散比を演算する関数発生器と、この関数発生器
からの出力信号および拡散燃料割合信号の入力により各
燃料制御弁の弁開度を演算する弁開度演算器とから構成
し、各燃料制御弁を、前記弁開度演算器からの出力信号
により制御するようにしたことを特徴とする。そしてこ
れにより、低NOx燃焼器を使用しない場合でも取付け
る流量検出器および圧力検出器以外に、拡散燃料分配用
として新たな検出器を要することなく、最適な制御をこ
なうことが可能となる。
【0026】本発明はさらに、制御装置を、大気温度信
号の入力により負荷のバイアス量を演算するバイアス関
数発生器と、このバイアス関数発生器からの出力信号お
よび負荷信号の入力により各燃料制御弁の拡散燃料分散
比を演算する関数発生器と、この関数発生器からの出力
信号および拡散燃料割合信号の入力により各燃料制御弁
の弁開度を演算する弁開度演算器とから構成し、各燃料
制御弁を、前記弁開度演算器からの出力信号により制御
するようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、
拡散燃料分配専用の検出器等を必要とせず、また簡単な
アルゴリズムで拡散燃料分配制御を行なうことが可能と
なる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るガス
タービン燃料供給装置を示すもので、図中、符号8は、
図示しないガス燃料供給源から導かれた1本の燃料供給
管であり、この燃料供給管8は、燃料止め弁11の下流
側で分岐して、第1燃料制御弁21、第2燃料制御弁2
2および第3燃料制御弁23にそれぞれ接続されてい
る。そして、第3燃料制御弁23の下流側はさらに分岐
して、燃料分配弁24に接続されている。
【0028】前記第1燃料制御弁21の下流側には、図
1に示すように、第1拡散燃料供給管25が接続されて
いるとともに、前記第2燃料制御弁22の下流側には、
第2拡散燃料供給管26が接続されており、また前記燃
料分配弁24の下流側にはパイロット予混合燃料供給管
27およびメイン燃料供給管28がそれぞれ接続されて
いる。
【0029】また、前記第2拡散燃料供給管26には、
図1に示すように、第2燃料制御弁22下流の圧力を検
出する圧力検出器30が設けられており、また前記第1
拡散燃料供給管25には、第1段拡散燃料ノズル16上
流の圧力を検出する圧力検出器31が設けられている。
そして、これら各圧力検出器30,31からの検出信号
は、制御装置29に入力されるようになっており、制御
装置29は、入力されたこれら検出信号に基づき、第1
燃料制御弁21、第2燃料制御弁22、第3燃料制御弁
23および燃料分配弁24を制御するようになってい
る。
【0030】この制御装置29は、図2に示すように、
第1段拡散燃料ノズル16の圧力化を演算する演算器3
2と、拡散燃料分配比を出力する関数発生器33と、各
燃料制御弁21,22の弁位置制御信号を演算する演算
器34とから構成されており、各燃料制御弁21,22
は、演算器34から出力される燃料弁開度ra,rbに
より制御されるようになっている。なお、図1のガスタ
ービン燃焼器は、図8に示す従来の低NOx燃焼器と同
一構成となっている。
【0031】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。図2の制御装置29において、演算器32には、圧
力検出器31から第1段拡散燃料ノズル16上流の圧力
2 が入力されるとともに、空気圧縮機の吐出圧力から
燃焼器圧力損失を引いて得られる燃焼器内圧力P3 が入
力される。そして演算器32では、入力されたこれら両
圧力P2 ,P3 に基づき、燃料ノズル圧力比Prが計算
され、この燃料ノズル圧力比Prは、関数発生器33に
入力される。
【0032】この関数発生器33にはまた、圧力検出器
30から第2燃料制御弁22下流の圧力P1 および負荷
Lが入力される。燃料分配が図10に従う場合、低負荷
域から負荷Lが増加している場合は、第1段拡散燃料流
量が減少するため、燃料ノズル圧力比Prが低下する。
そのとき関数発生器33は、燃料振動が発生しないよう
に設定した関数に従い、燃料ノズル圧力比Prが応じて
拡散燃料分配比a,bを出力し、この拡散燃料分配比
a,bは演算器34に入力される。この演算器34は、
図10に示す拡散燃料割合nを入力信号とし、この拡散
燃料割合nと、弁の大きさに基づく定数Ka,Kbと、
拡散燃料分配比a,bとを乗算し、燃料弁開度ra,r
bを演算する。
【0033】一方、高負荷域から負荷Lが減少している
場合は、第2燃料制御弁22下流の圧力P1 が上昇す
る。このとき関数発生器33は、第2燃料制御弁22が
チョーク状態に保つように設定された関数に従い、圧力
1 に応じた拡散燃料分配比a,bを出力する。演算器
34は、この拡散燃料分配比a,bと、拡散燃料割合n
と、弁の大きさに基づく定数Ka,Kbとに基づき、燃
料弁開度ra,rbを演算する。
【0034】このようにして演算された各燃料弁開度r
a,rbは、図2に示すように各燃料制御弁21,22
に与えられ、各燃料制御弁21,22は、この燃料弁開
度ra,rbに基づき開度制御される。図3は、前記制
御装置29を用いて制御した際の負荷Lに対する第2燃
料制御弁22下流の圧力P1 および第1段拡散燃料ノズ
ル16の圧力比を示すものである。燃料制御弁上流は、
回転数による圧力制御が行なわれているので、第2燃料
制御弁22下流の圧力P1 は圧力比に比例する。図3に
示すように、第2燃料制御弁22は常にチョーク状態を
保ち、また第1段拡散燃料ノズル16は、第1段拡散燃
料流量を0に絞る際の短い時間を除き、燃焼振動を起こ
さない領域で制御される。
【0035】しかして、問題の発生する可能性のある箇
所の圧力を直接計測するようにしているので、最適な制
御を行なうことができる。なお、前記実施の形態におい
ては、拡散燃料系統が2系統の場合について説明した
が、拡散燃料系統が3系統以上となった場合でも、各系
統の燃料制御弁下流の圧力および拡散燃料ノズル上流の
圧力を検出することにより、同様の制御で適正なノズル
圧力比および燃料制御弁圧力を保持することができる。
【0036】また、第1段拡散燃料ノズル16の圧力比
が低くなる領域と、第2燃料制御弁22の圧力比が低く
なる領域が離れている場合、すなわちシビアな制御を必
要としない場合、圧力検出器31を設置しないで圧力検
出器30で検出した第2燃料制御弁22下流の圧力P1
のみで制御することも可能である。このとき関数発生器
33は、負荷Lの上昇時も負荷Lの降下時も、第2燃料
制御弁22下流の圧力P1 に基づき分配関数を決定する
ことになる。
【0037】図4は、本発明の第2の実施の形態を示す
もので、前記第1の実施の形態における制御装置29に
代え、制御装置39を用いるようにしたものである。す
なわち、この制御装置39は、図4に示すように、関数
発生器33と、演算器34と、演算器40とから構成さ
れており、演算器40には、全燃料流量を検出する流量
検出器41からの検出信号、および燃料止め弁11下流
の圧力を検出する圧力検出器42からの検出信号が入力
されるようになっている。
【0038】この演算器40にはまた、図4に示すよう
に、空気圧縮機の吐出圧力、各燃料制御弁21,22,
23の弁開度、および燃料分配弁24のと弁開度がそれ
ぞれ入力されるようになっており、演算器40は、これ
らの入力条件に基づき流量バランス計算を行ない、第2
燃料制御弁22下流の圧力P1 および第1段拡散燃料ノ
ズル16の圧力比Prを演算するようになっている。そ
して、演算された圧力P1 および圧力比Prは、負荷L
とともに関数発生器33に入力され、前記第1の実施の
形態と同様に両燃料制御弁21,22が制御されるよう
になっている。
【0039】しかして、本実施の形態の場合、流量バラ
ンス計算の可能な高速の演算器40を必要とするが、低
NOx燃料器を使用しない場合でも取付ける流量検出器
41および圧力検出器42以外は、拡散燃料分配用とし
て新たに検出器を設ける必要がない。図5は、本発明の
第3の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態
における制御装置29に代え、制御装置49を用いるよ
うにしたものである。すなわち、この制御装置49は、
図5に示すように、演算器34および2個の関数発生器
50,51により構成されており、関数発生器50は、
大気温度Tを入力として負荷Lのバイアス量Lcを出力
し、また関数発生器51は、負荷Lとバイアス量Lcと
の減算により拡散燃料分配比a,bを出力するようにな
っている。そして以後は、前記第1の実施の形態と同様
に両燃料制御弁21,22が制御されるようになってい
る。
【0040】しかして、第1段拡散燃料ノズル16の圧
力比が燃料振動が懸念される程低くなる負荷、または第
2燃料制御弁22がチョーク状態を保てなくなる負荷
は、大気条件等の運転状態により異なるが、最も大きな
影響を与えるのは大気温度である。したがって、ある基
準大気温度における拡散燃料分配関数を負荷に対して設
定し、大気温度によるバイアス関数と組合わせることに
より、拡散燃料分配比を制御することができる。そし
て、本実施の形態においては、このような方法により両
燃料制御弁21,22を制御するようにしているので、
拡散燃料分配用として特別な検出器等を設けることな
く、また簡単なアルゴリズムで拡散燃料分配制御を行な
うことができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、燃料ノズ
ル圧力比と燃料制御弁圧力比とを適正に保ちながら、各
燃料制御弁を制御して燃料分配比を変化させるようにし
ているので、複数の拡散燃料供給系統を、燃料ノズルの
前後圧力比を燃焼振動を発生させない範囲で制御するこ
とができるとともに、燃料制御弁の前後圧力比をチョー
ク状態に保ちながら制御することができ、また燃料供給
圧力を低く抑えることができる。
【0042】本発明はまた、燃料制御弁下流の圧力およ
び燃料ノズル上流の圧力をそれぞれ検出し、これら各検
出信号に基づき各燃料制御弁を制御するようにしている
ので、問題の発生する可能性のある箇所の圧力を直接計
測することにより、最適な制御を行なうことができる。
本発明はまた、燃料流量、燃料圧力、燃料制御弁開度お
よび空気圧縮機の吐出圧力をそれぞれ検出し、これら各
検出信号に基づき各燃料制御弁を制御するようにしてい
るので、燃料ノズル圧力比および燃料制御弁の圧力を計
算によって求めることにより、最適な制御を行なうこと
ができる。
【0043】本発明はまた、大気温度によるバイアスを
考慮したガスタービン出力を検出し、この検出信号に基
づき各燃料制御弁を制御するようにしているので、大気
温度によるバイアスを考慮したガスタービン出力により
最適な制御を行なうことができる。
【0044】本発明はまた、燃料ノズル圧力比と燃料制
御弁圧力比とを適正に保ちながら各燃料制御弁を制御し
て燃料分配比を変化させる制御装置を設けるようにして
いるので、複数の拡散燃料供給系統を、燃料ノズルの前
後圧力比を燃焼振動を発生させない範囲で制御すること
ができるとともに、燃料制御弁の前後圧力比をチョーク
状態に保ちながら制御することができ、また燃料供給圧
力を低く抑えることができる。
【0045】本発明はまた、制御装置を、演算器と関数
発生器と弁開度演算器とから構成し、各燃料制御弁を、
弁開度演算器からの出力信号により制御するようにして
いるので、問題の発生する可能性のある箇所の圧力を直
接計測することで、最適な制御を行なうことができる。
【0046】本発明はまた、制御装置を、燃料制御弁の
下流圧力および燃料ノズルの圧力比をそれぞれ演算する
演算器と、関数発生器と、弁開度演算器とから構成し、
各燃料制御弁を、弁開度演算器からの出力信号により制
御するようにしているので、高速処理の演算器が必要と
なるが、低NOx燃焼器を使用しない場合でも取付ける
流量検出器および圧力検出器以外に、拡散燃料分配用の
新たな検出器を設けることなく、最適な制御を行なうこ
とができる。
【0047】本発明はさらに、制御装置を、バイアス関
数発生器と関数発生器と弁開度演算器とから構成し、各
燃料制御弁を、弁開度演算器からの出力信号により制御
するようにしているので、拡散燃料分配専用の検出器等
を必要とせず、また簡単なアルゴリズムで拡散燃料分配
制御を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るガスタービン
燃料供給装置を示す系統図である。
【図2】図1の制御装置の詳細を示す要素構成図であ
る。
【図3】図1の装置の負荷に対する第1段拡散燃料ノズ
ル圧力比および第2燃料制御弁下流の圧力の変化をそれ
ぞれ示すグラフである。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す図2相当図で
ある。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す図2相当図で
ある。
【図6】予混合希薄燃料方式を採用した従来のガスター
ビン燃焼器を示す概略構成図である。
【図7】従来のガスタービン燃焼供給装置を示す系統図
である。
【図8】超低NOx化を図った従来のガスタービン燃焼
器を示す断面構成図である。
【図9】図8の燃焼器における燃焼分配割合の一例を示
すグラフである。
【図10】図8の燃焼器における拡散燃焼分配割合の一
例を示すグラフである。
【符号の説明】
1 燃料器ライナ 2 第1段燃焼域 3 第2段燃焼域 8 燃料供給管 11 燃料止め弁 16 第1段拡散燃料ノズル 17 第2段拡散燃料ノズル 18 予混合燃料ノズル 19 パイロットノズル 20 メイン燃料ノズル 21 第1燃料制御弁 22 第2燃料制御弁 23 第3燃料制御弁 24 燃料分配弁 25 第1拡散燃料供給管 26 第2拡散燃料供給管 27 パイロット予混合燃料供給管 28 メイン燃料供給管 29,39,49 制御装置 30,31,42 圧力検出器 32,34,40 演算器 33,50,51 関数発生器 41 流量検出器 P1 ,P2 圧力 P3 燃焼器内圧力 Pr 圧力比 L 負荷 a,b 拡散燃料分配比 ra,rb 燃料弁開度 T 大気温度 Lc バイアス量

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一燃焼域に燃料を供給する複数の燃料ノ
    ズルと、燃料制御弁を有して前記各燃料ノズルに燃料を
    それぞれ供給する複数の拡散燃料供給管と、これらの拡
    散燃料供給管に燃料を分配供給する燃料供給管とを備え
    たガスタービン燃焼器のガスタービン燃料供給方法にお
    いて、燃料ノズル圧力比と燃料制御弁圧力比とを適正に
    保ちながら、前記各燃料制御弁を制御して燃料分配比を
    変化させることを特徴とするガスタービン燃料供給方
    法。
  2. 【請求項2】燃料制御弁下流の圧力および燃料ノズル上
    流の圧力をそれぞれ検出し、これら各検出信号に基づき
    各燃料制御弁を制御することを特徴とする請求項1記載
    のガスタービン燃料供給方法。
  3. 【請求項3】燃料流量、燃料圧力、燃料制御弁開度およ
    び空気圧縮機の吐出圧力をそれぞれ検出し、これら各検
    出信号に基づき各燃料制御弁を制御することを特徴とす
    る請求項1記載のガスタービン燃料供給方法。
  4. 【請求項4】大気温度によるバイアスを考慮したガスタ
    ービン出力を検出し、この検出信号に基づき各燃料制御
    弁を制御することを特徴とする請求項1記載のガスター
    ビン燃料供給方法。
  5. 【請求項5】同一燃料域に燃料を供給する複数の燃料ノ
    ズルと、燃料制御弁を有して前記各燃料ノズルに燃料を
    それぞれ供給する複数の拡散燃料供給管と、これらの拡
    散燃料供給管に燃料を分配供給する燃料供給管とを備え
    たガスタービン燃料器のガスタービン燃料供給装置にお
    いて、燃料ノズル圧力比と燃料制御弁圧力比とを適正に
    保ちながら前記各燃料制御弁を制御して燃料分配比を変
    化させる制御装置を設けたことを特徴とするガスタービ
    ン燃料供給装置。
  6. 【請求項6】制御装置は、燃料ノズル上流の圧力を検出
    する圧力検出器からの出力信号および燃料器内圧力信号
    の入力により燃料ノズル圧力比を演算する演算器と、こ
    の演算器からの出力信号、燃料制御弁下流の圧力を検出
    する圧力検出器からの出力信号および負荷信号の入力に
    より各燃料制御弁の拡散燃料分配比を演算する関数発生
    器と、この関数発生器からの出力信号および拡散燃料割
    合信号の入力により各燃料制御弁の弁開度を演算する弁
    開度演算器とを備え、各燃料制御弁は、前記弁開度演算
    器からの出力信号により制御されることを特徴とする請
    求項5記載のガスタービン燃料供給装置。
  7. 【請求項7】制御装置は、流量検出器からの燃料流量信
    号、圧力検出器からの燃料圧力信号、空気圧縮機の吐出
    圧力信号および燃料制御弁の弁開度信号の入力により燃
    料制御弁の下流圧力および燃料ノズルの圧力比をそれぞ
    れ演算する演算器と、この演算器からの出力信号および
    負荷信号の入力により各燃料制御弁の拡散燃料分散比を
    演算する関数発生器と、この関数発生器からの出力信号
    および拡散燃料割合信号の入力により各燃料制御弁の弁
    開度を演算する弁開度演算器とを備え、各燃料制御弁
    は、前記弁開度演算器からの出力信号により制御される
    ことを特徴とする請求項5記載のガスタービン燃料供給
    装置。
  8. 【請求項8】制御装置は、大気温度信号の入力により負
    荷のバイアス量を演算するバイアス関数発生器と、この
    バイアス関数発生器からの出力信号および負荷信号の入
    力により各燃料制御弁の拡散燃料分散比を演算する関数
    発生器と、この関数発生器からの出力信号および拡散燃
    料割合信号の入力により各燃料制御弁の弁開度を演算す
    る弁開度演算器とを備え、各燃料制御弁は、前記弁開度
    演算器からの出力信号により制御されることを特徴とす
    る請求項5記載のガスタービン燃料供給装置。
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