JPS62255538A - ガスタ−ビン制御装置 - Google Patents

ガスタ−ビン制御装置

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JPS62255538A
JPS62255538A JP9970786A JP9970786A JPS62255538A JP S62255538 A JPS62255538 A JP S62255538A JP 9970786 A JP9970786 A JP 9970786A JP 9970786 A JP9970786 A JP 9970786A JP S62255538 A JPS62255538 A JP S62255538A
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JP
Japan
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fuel
fuel supply
premix
combustor
combustion
Prior art date
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Application number
JP9970786A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kurakata
倉方 洋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はガスタービンの1tIll 121IQ置に係
り、特にガスタービンからの公害排出物N OX A3
よびCOの低減化を目的とするガスタービンの制御装置
に関する。
(従来の技術) 第7図は、基本的なガスタービン装置の描成図であって
、空気圧縮機1にJ:って圧縮された大気は高圧空気と
なって燃焼器2に流入する。上記燃焼器2は円筒状の燃
焼筒3を有し、その燃焼筒3の外周部に環状領域4を形
成するにうに外筒5が同心的に配設され、上記燃焼筒3
の一端部に燃料ノズル6が設けられている。そこで、上
記燃焼器2に流入した高圧空気は、上記燃焼筒2と外筒
5により形成された口状領域4を通り、燃焼n3を強i
jl 3’t ”v2冷却しながら、その燃焼筒3の外
周壁に形成されlこ空気穴7および前記燃焼ノズル6の
外周部に工9けられたスワラ8等により燃焼筒3内に流
入づる。一方、燃料は、ガスタービン負荷に対応して燃
焼原品71整弁9によってぬ品が制御され、燃料ノズル
6により燃焼筒3内の逆流領域10近傍に噴出せしめら
れ、点火装ff1llにより着火され、前記スワラ8お
よび空気穴7から流入した高圧空気とともに燃焼し、定
容定圧燃焼が継続して高温ガスが発生される。しかして
、この高温ガスはガスタービン12に導かれて動力を発
生し、このVJ力は空気圧縮機1の駆!lJ動力として
一部を演貸し、残りの動力は例えば発雷橢の如き被駆動
機13のrA動動ノ〕として消費される。
ところが、上記燃焼器2においては、燃料ノズル6が1
個または複数個の場合においても、燃焼によって生ずる
高温ガスのため、いわゆるサーマルNOxと称するNO
Xが人伝に発生する。
このNOXは燃料ノズル6の多数化、空気穴7等の工夫
により、若干の局所的または狭い¥r4域の火炎温度の
低下には効果があるが、大巾なNOxの低減は不可能で
ある。
ところで、局所的な火炎温度の低減を実現する方法とし
ては、予混合法が効果的であることが知られている。す
なわち、第8図は燃空比に対するNOXの変化を承り図
であり、予混合なしの場合におけるNOxOx発生面線
Aのように、喬温ガス中のN0xTF、牛酪が横軸に示
す空気流量に対する。燃料流aの比率が上昇することに
よって指数関数状に上昇する。これに対し、例えば燃料
希薄条件で予混合すると、その予混合割合に応じてNO
X発生発生面線Bのようにほとんど上昇せず、例えば予
混合率を50〜80%へと漸次上昇させて行くにしたが
ってこれが顕著に表われ、局所的火炎温度の低下だ可能
となり、NOx低減が可能となる。
第9図は、上記予混合法を利用した燃焼器の基本的な構
成を示す概略図であって、燃焼筒3の一端に設けられた
燃料ノズル6には、A系統の燃料がυ制御弁14を介し
て供給され、燃焼筒3内において前記空気圧縮義から送
給された高圧空気とともに燃焼せしめられる。
ところで、上記燃焼筒3の外周部には、独立した予混合
室15が設けられ、その予混合室15に8系統の燃料が
ai制御井16を介して供給され、そこで空気圧縮機1
から吐出された高圧空気の一部ど予混合した後、予混合
室15に設けられた穴17より燃焼筒3内に噴入され、
当該部で燃焼される。また、上記燃焼筒3内には、その
周壁に設(」られた多数の穴18から冷却空気が供給さ
れる。
(発明が解決しようとする問題点) このように構成されたガスタービンによるNOxとCO
の発生ωをタービン負荷と対応させて示すと第10図の
グラフのようになる。づ”なわち、タービン負荷が定格
負荷(100%)であるときは、NOxの発生量を示す
NOX特性曲線とCOの発生量を示すCO特性曲線とは
、NOX規it、II値り、Co規制値し、をそれぞれ
クリアしている。しかし、タービン負荷が定格負荷の中
四部、例えば切換点C近傍にあるような部分負荷運転時
では、NOXおよびCOの発生量が共に各規制値L1.
L、2を大幅に上回っている。特に、COの発生量が急
激に増加するので、燃焼器2の燃焼効率が低下し、プラ
ント効率を大きく低下させるという不都合がある。また
、部分負荷運転状態においては燃焼効率の低下とともに
、燃焼振動が発生し易くなり、ガスタービンの信頼性を
著しく低下させるという問題もある。さらに、燃料の種
類、運転方法、タービンの形状変更等に応じて、Aおよ
びB両燃料供給系の切換点Cと、A、8両系の燃料供給
配分を自動的に制御iDすることがでさないために、燃
焼振動を防止することや、部分負荷運転時におけるNO
Xおよびco規制値L  、Lをクリアさせることがで
きない等の問題がある。
そこで、第9図に示すように空気圧縮機1の吐出管と燃
焼器2の排出管側とを空気調整弁19を設けた空気バイ
パス管20によって接続し、上記空気調整弁190間度
制御を行なうことにより、燃焼筒3へ供給する高圧空気
の供給品を制御し、高温ガスにおける燃空比を可能な限
り一定に保持し、NOXおよびCO発生缶の制御が行な
われている。
しかしながら、このようなものにおいては、B系統の燃
料供給の開始点で燃料流量のQ激な変化が生じるため、
ガスタービン制御装置から制御弁14.16への制御指
令値は各燃焼供給系の増減によってあたかも一定に流量
を押えたかに見えるが、制御弁の03作の遅れのバラツ
キ等によって増減のタイミングがずれてしまうのが一般
的である。
したがって、タービン負荷の急激な変化が生じることに
なり、燃焼器2およびガスタービンに悪影響を及ぼすこ
とになる。
本発明はこのような点に鑑み、特に部分負荷運転時にお
ける排ガス中のNOxおよびCODn度を低減するとと
もに、燃料制御弁の開き始め点における急激な負荷変動
を押え、燃焼振動等を低下させるようにしたガスタービ
ン制御装置を得ることを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 木発I]IJは、燃焼器に燃料を調節可能に供給すると
としにこの燃料を空気に予混合する複数の予混合燃料供
給系と、各燃料供給系の燃料制御弁の下流側から分岐し
、燃料供給開始時が次順となる予混合室にバイパス弁を
介して燃料を供給するバイパス管と、上記予混合燃料供
給系の各燃料供給開始時およびそれ以降の燃料供給量の
タービン負荷に対応して設定された燃料供給パターンを
各予混合燃料供給系毎にプログラムするとともに、部分
負荷値に設けられた各予混合燃料供給系の燃料供給mの
複数の切換点において、その切換に関与する予混合燃料
供給系の燃料制御弁およびバイパス弁の開度を制御する
燃焼制御器とを有し、上記燃焼制御器における燃料供給
パターンの切換点およびこの切換点における燃料供給品
が、燃焼器の下流側気柱振動および燃焼振動を検出する
圧力センサ、並びにタービン排気ガス中の排ガス濃度を
検出する排ガスセンサからの検出信号値によって調節さ
れるようにしたことを特徴とする。
(作 用) タービンの低負荷時においては、燃料が第1の予混合燃
料供給系から燃焼器の第1の予混合室に供給され、負荷
が第1切換点に達すると、第2の予混合燃料供給系から
次順に燃料供給が行なわれる第2の予混合室に燃料の供
給が開始されるとともに、第1の予混合燃料供給系から
分岐されたバイパス管のバイパス弁が開かれる。したが
って、上記切換点においては上記第2の予混合室への燃
料供給がステップ的に立上り供給され、それに対応して
第1の予混合室への燃料供給がステップ的に減少され、
これによって上記切換点前後における総燃料供給iの変
動が急激に行なわれることがなく、タービン負荷の急激
な変化が生じることがない。ざらに上記第2の予混合室
には急速に比較的多量の燃料が供給されるので、燃料不
足によるCO発生も抑制される。また、燃料供給パター
ンの切換点および燃料供給量が圧力センサ、排ガスヒン
サ苫の出力信号により燃焼制御器を介してる制御される
ので、燃焼振動等をも防止される。
(実tAIfA) 以下、第1図乃至第5図を参照して本発明の実施例につ
いて説明する。
第1図に−3いて、圧縮機101によって圧縮された大
気は高圧空気となって燃焼器102に流入する。上記燃
焼器102は予混合燃焼方式を適用したものであり、所
要種類の燃料を上記燃焼器102に供給する複数系統の
予混合燃料供給系、例えばF、F、、F  の3つの系
統を右づる。
aに れらの系統F、Fb、F、の燃料はそれぞれ燃料流量計
103a、103b、103Cおよび燃料υ制御弁10
4a、104b、104cを介しで、上記燃焼器102
の予混合室105a。
105b、105cに供給され、その間爆料流帛計10
3a、103b、103ccよッテ各系統の燃料供給a
を検出するとともに、各燃料制御弁104a、104b
、104cの開度を制t111することによって燃料供
給量を調整ひるようになっていろ。
また、上記各予混合燃料供給系F、Fbには、それぞれ
燃r1制御弁104a、104bの下流側からバイパス
弁106a、106bおよびオリフィス107a、10
7bを右するバイパス管108a、108bが分岐せし
められでおり、そのバイパス管108a、108bが燃
料供給開始時が次順となる予混合室105b、105c
に接続されている。
一方、圧縮機101によって圧縮された大気は燃焼器1
02に設けられた環状通路109を通り、各予混合室1
05a、105b、105cに供給される。
燃焼器102で発生した高温ガスtよ、発電機等の被駆
動[110に直結されたタービン111に送給され、そ
こで仕事を行ない、前記圧縮機101を駆動するととも
に上記被駆!FIJ様110を駆動し、タービン111
からの排ガスは熱交換器112等を経てスタッフ113
から大気中に放出される。
ところで、燃焼皿102の下流側ガス流路には、気柱振
動および燃焼振動を検出する圧力センサ114と、燃焼
器102r発生する高温ガスの温度を燃焼器102の出
口で検出する瀉瓜セン丈からなる負荷検出器115とが
それぞれ配設されており、さらにタービン111の下流
側ガス流路にはタービン排ガスセンサ116が配設され
ている。
第2図は上記ガスタービンの制御装置を示J系統図であ
って、上記排ガスセンサ116によってサンプリングさ
れたサンプリングガスは排ガス分析器117ににり分析
されNOxおよびCO濃度がそれぞれ検出され、その排
ガス分析器117からの検出出力が変換器118を介し
て燃焼制御器119の計算哉120に入力される。また
、圧力センサ114によって検出された信号および負荷
検出器115によって検出された負荷信号も、それぞれ
変換器121.122を介して上記計算機120に入力
されるようにしである。さらに、上記31算機120に
は、各燃焼流量:t 103 a 。
103b、103cにより検出された′a量倍信号変換
器123a、123b、123cを介して入力ぜしめら
れている。
一方、81算機120の出力信号は各変換器124a、
124b、124cを介して燃焼制御弁104a、10
4b、104cおよびバイパス弁106a、106bの
アクチュエータに入力せしめられている。
ところで、タービン負荷に応じて燃焼器102に供給す
べき燃料の所要供給但を各予混合燃料供給系F  、F
、、、Foに対応させて設定した燃料供給パターンを右
するI3!1数発生器130a。
130b、130cが、上E it D v3120 
ニ内蔵されている。上記各燃料の所要供給量は、第4図
に示ずように、燃料供給開始順序をタービン負荷の増加
方向に向けて順に設定し、かつ各県によ′すV(行に供
給するようになっている。また、Fb。
Foの予混合燃料供給系の燃料供給開始時である第1、
第2切換点C、C2は、所要のタービン負荷値にそれぞ
れ移動可能に設定されている。
すなわち、上記第1切換点C1に負荷が達すると、予混
合燃料供給系F、の燃料供給量は一定に保持されるとと
もに次順の予混合燃料供給系F。
の燃料供給が開始され、以降はF、Fbの両系統で同時
に燃料が供給される。同様に第2切換点Cになると、予
混合燃料供給系F、の燃料供給岳も一定ωに保持され、
同時に次順の予混合燃料供給系F。の燃料供給が開始さ
れるようにしである。
しかして、タービンの低負荷時においては予混合燃料供
給系F の燃料制御弁1 ’04 aのみの聞度υ制御
が行なわれ、その燃料i、11御弁104aの開度に対
応する燃料が燃焼器102に供給される。
そこで、負荷が第1切換点C1に達すると、計鋒機12
0からの信号によってバイパス弁106aが全Uθせし
められるどともに!!君制御井104bが開方向に作動
される。したがって、上記バイパス弁106aの開動作
により、第1の予混合室105aに流入する燃料洪給昂
f、は第3図に示すようにステップ状に減少し、−力筒
2の子82合v105bに上記減少分に相当する量の燃
料がステップ状に供給されるようになる。そして、それ
以後は丙子混合燃料供給系F、F、の2系統から燃焼器
102にr、f、の燃料の供給が行なわれる。同様に、
第2切換点C2に達すると、バイパス弁106bが全開
せしめられるとともに、!F!%13111弁106c
が開方向に作動される。したがって、第3の予混合室1
05cに対り゛る燃料供給mf。がOからステップ的に
供給開始されるとともに、その分子混合燃料供給系Fb
から第2の予混合室105bに流入する燃料供給If、
が低下し、以後3系統による燃料の供給量なわれる。
ところで、上記切換点C1および02点におけるステッ
プ状の切換量は、オリフィス107a。
107bによって調整することができ、これはニードル
弁のように可変可能なものが好ましい。また、バイパス
弁の最大開度を調整可能なようにしておくと、オリフィ
ス107a、107bの代りをすることができる。
また、上記切換点C、Cにおけるバイパス弁106a、
106bのG;] □J作時にtよ、燃)1 ;111
1 W弁104a、104bの二次圧が低下することに
より流子が増大することになるが、燃料制御弁104a
、104bによる流ω制御により修正可能である。しか
し、修正動作が行なわれる間負荷変動をきたすので、予
め燃料スケジュールに対する弁開度設定値をバイパス弁
の開時と開時の2通り用意しておき、バイパス弁の開閉
により切換えることにより、この負荷変動を最少にする
ことができる。また、C,02点付近での運転が続行さ
れてもよいように負荷増加時と負荷減少時とはヒステリ
シスを設け、頻繁な切換が起らないようにしである。
また、これらの各燃料供給If  、f、、f。
の所要のタービン負荷における合計量は、第3図中一点
鎖線で示す総燃料供給量f、に一致する。
総燃料供給fjlftは燃料の種類や’x1転方法等に
より相違する燃料供給♀をクービン負荷に応じて設定し
たものであり、この総燃料供給mftを各燃料供給系F
、F、、Foに所要の比率で分割し、分担させたものが
核燃料所要供給量f、。
fb、foである。しかして、燃料の種類や運転方法が
異なれば総燃料供給ff1ftの燃料供給量が変動し各
燃料所要供給mf、fb、f  がそれC ぞれ変動する。
この計算11120の内蔵プログラムは、第4図のフロ
ーチレートに示すように構成されたプログラムを有し、
この制御プログラムに従って各予混合燃料供給系F、F
、、FCの各燃料制御弁104a、104b、104c
の開度制御が実行される。
すなわち、第4図に示すように、まずタービン負荷が設
定されると、計算機120の内蔵プログラムで設定され
た燃料パターンにしたがって、各予混合燃料供給系F、
F、、FCから燃焼器102へ燃料が供給されるととも
に、圧縮機101からの高圧空気が燃焼器に供給される
。そして、各予混合燃料供給系F、F、、Foからの燃
料供給量が設定口に達するまで各燃料制御弁104a、
104b、104cの開度制御が行なわれる。
上述のようにして所要の予混合燃料供給系F8゜F、F
Cからの燃料が燃焼器102に供給されると、この燃料
は予混合室105a、105b。
105cに送給され、ここで高圧空気と予混合され、燃
焼筒125内へ流入する。上記燃焼筒125内では、燃
料ノズル126およびスワラ127によって供給された
燃料および高圧空気によってその逆流領域128に安定
した火炎が形成され、ざらに、複数系の予混合ガスのジ
ェット流が逆流領域128付近に対向して流れるので、
火炎は一層安定する。この火炎はジェット流として燃焼
筒125内へ流入する予混合ガスのZ*源となり、順次
下流側へ火炎が拡散されて燃焼が継続される。この予混
合ガスの化m比φは燃料希薄条件、例えばφ=0.7〜
0.5で混合されるようにしてあり、燃焼による火炎温
度の上昇は少なく、このためNOXの発生量は拡散燃焼
時に比較して極!七に少ない。また、予混合ガスによる
燃料″8薄燃焼であるので、火炎放射も少なく、燃焼筒
内の温度が比較的低くでき燃焼筒の長寿命を図ることも
てきる。さらに予混合室内にJ3ける一U合ガスの平均
流速は、乱流燃焼速度より大きくなっているので逆火等
の現象の発生を防止することもできる。
しかも、複数の予混合燃焼供給系により燃焼器102へ
燃料を供給するとともに、部分負伺値に燃料所要供給量
f、foの燃料供給開始点であり る第1.第2の切換点C1,C2を設定しておけば、第
5図に示ずように、部分負荷運転時におけるNOxのピ
ーク値NOx、と、coのピーク値co、とを共に低減
することができる。
すなわち、第1.第2切換点C1,C2はF、。
F の予混合燃料供給系による燃料供給を開始する立上
がり点であり、燃料供給mに先行して高圧空気が供給さ
れているために、立上り初期では燃料が希薄燃焼して第
5図に示すようにCOビーク値CO1が急上昇して、燃
料供給の増ごとともにCO発生足が漸次隣下していく。
そして、タービン負荷が、(6次増加していくど、燃焼
器102の出口温度が上昇するので、COの発生量は低
下する。
一方、NOxの発生量はCOの発生毎と反比例して増減
する。いずれにしてもCOピーク値COpおよびNOX
ビーク値N0xpはピーク値を2個有する双峰性をそれ
ぞれ示し、全体としてtよ低減される。このようにして
N OXおよびCO濃Uが低減された?:1温ガスがタ
ービン111へ導入されそこで仕事を行なう。
上記タービン111への導入の途中に、高温ガスは湿度
センサからなる負荷検出器115によってガス温度が検
出れるとともに、圧力センサー14により気柱振動およ
び燃焼振動が検出され、それらの検出信号が計算機12
0に入力される。
上記譜品機120では負荷検出器115からの温度検出
値を油筒したタービン負荷を算出し、タービン負荷に応
じた燃料が各予混合燃焼系F 。
F、FCを介して燃焼器102へ供給される。
また、計C’[120は圧力センサー14および排ガス
センサー16からの各検出出力を、所要の燃焼撮動設定
値、NOxおよびCO淵度設定値とそれぞれ比較し、各
検出出力が各設定値を超えたときは、第1.第2切換点
C、C2における燃料供給増減1を適宜調節して火炎温
度を変えることにより、燃焼振動レベルやタービン排ガ
ス中のNOxおよびCOW度を制御することができる。
第6図は本発明の他の実施例を示り系統図であり、本実
施例が第1図で示す実施例と相違する点は予混合燃料供
給系を2系統F、Fbにして1系統FCを省略したこと
にある。これ以外は第1図で示丈実施例と殆ど同様に構
成されているので、第2図において第1図と同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。但し、予混合
燃料供給系が2系統F、F、であるために、これら供給
系F、Fbの燃料供給動作を制償する計算器120のプ
ログラムは2系統用の燃料供給パターンと1つの1,7
I換点を設定するに過ぎない。
本実施例によれば、予混合燃料供給系F、。
F、が2系統であるために、計算ll11120にプロ
グラムされた燃料供給パターンや制御用プログラムの簡
素化を図ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、燃焼器に燃料を調節可能
に供給すると共にこの燃料を空気に予混合する予混合燃
料供給系を複数系統設け、予混合燃料供給系の燃料制御
弁の下流側から次順に作動する予混合量に燃料を供給す
るバイパス弁を有するバイパス管を設け、これら予混合
燃料供給系およびバイパス弁による燃料供給開始時およ
びこの開始時ないしそれ以降の燃料供給♀をタービン負
荷に対応させて系統毎にそれぞれ設定した燃料供給パタ
ーンを燃料制御器の計算機にプログラムし、計算機はこ
の燃料供給パターンに基づいて各予混合燃料供給系の燃
料供給動作を制御すると共に、タービン排ガス中のNO
xおよびcommと、気柱撮動および燃焼振動との検出
値により各燃料供給パターンを適宜変更するようにした
ので、タ一ビン9荷の変動に応じて複数の予混合燃料供
給系による燃料供給量等を制御して予混合率を適宜調整
し、燃焼器内の火炎温度を変えることができるので、特
に部分負荷運転時におけるタービン排ガス中のNOxお
よびCOW度を低減させると共に、気柱振動や燃焼振動
を低下するLQ 71’できる。また、予混合燃料供給
系より供給される燃料の種類や、ガスタービンケーシン
グの形状や、タービンの運転方法に応じた燃料供給パタ
ーンをそれぞれ計算機にプログラムした場合には、これ
ら燃料種類等の変更に応じた適切な燃料供給が図られ、
プラント運転上のコストを低減さぼる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるガスタービンの概略を示す系統
図、第2図は本発明のガスタービン1illill装置
の系統図、第3図は本発明における各予混合室への燃料
供給パターンを示す図、第4図は第2図の計算機に内蔵
された制御プログラムの70−ヂャート、第5図は14
2図に示す2jスタービン制6D装盾によるCO淵度ど
NOX発生量を示寸説四図、第6図は本発明の他の実唐
例を承り系統図、第7図tよ基本的なガスタービン装r
Iの構成図、第8図は燃空比に対するNOxの変化線図
、’59図は従来の予混合燃焼方式の燃焼器部の1Il
i3ti成図、第10図はNOxおよびc o ut出
吊の変化説明図である。 101−・・圧縮機、102 ・・・燃焼器、103a
。 103b、103c・・・燃料流m:t、 104 a
 。 104b、 104cm・・燃料制御弁、105 a 
。 105b、105c・・・予混合室、106a。 106 b ・・・バイパス弁、108a、108b・
・・バイパス管、111・・・タービン、114・・・
圧力センタ、115・・・負荷検出器、116・・・排
ガスセンタ−1120・・・計算様。 出願人代理人  佐  藤  −雄 $1目 第2図 第3図 ターど゛ンn荷 第5目 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 燃焼器に燃料を調節可能に供給するとともにこの燃料を
    空気に予混合する複数の予混合燃料供給系と、各燃料供
    給系の燃料制御弁の下流側から分岐し、燃料供給開始順
    が次順となる予混合室にバイパス弁を介して燃料を供給
    するバイパス管と、上記予混合燃料供給系の各燃料供給
    開始時およびそれ以降の燃料供給量のタービン負荷に対
    応して設定された燃料供給パターンを各予混合燃料供給
    系毎にプログラムするとともに、部分負荷値に設けられ
    た各予混合燃料供給系の燃料供給量の複数の切換点にお
    いて、その切換に関与する予混合燃料供給系の燃料制御
    弁およびバイパス弁の開度を制御する燃焼制御器とを右
    し、上記燃焼制御器における燃料供給量が、燃焼器の下
    流側気柱振動および燃焼振動を検出する圧力センサ、並
    びにタービン排気ガス中の排ガス濃度を検出する排ガス
    センサからの検出信号値によって調節されるようにした
    ことを特徴とする、ガスタービン制御装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7308874B2 (en) 2003-08-25 2007-12-18 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Valve mechanism for an internal combustion engine
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