JPH10159414A - 許可・不許可識別装置 - Google Patents

許可・不許可識別装置

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JPH10159414A
JPH10159414A JP31998296A JP31998296A JPH10159414A JP H10159414 A JPH10159414 A JP H10159414A JP 31998296 A JP31998296 A JP 31998296A JP 31998296 A JP31998296 A JP 31998296A JP H10159414 A JPH10159414 A JP H10159414A
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business
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JP31998296A
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English (en)
Inventor
Matao Okada
又雄 岡田
Hideaki Sahashi
秀明 佐橋
Satoshi Nakamichi
聡 中道
Kenichi Tsunoda
健一 角田
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Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Information Technology Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入退室許可・不許可を営業時間及び休祭日を
ファクターとして識別すること。 【構成】 データキャリア50からのデータキャリア信
号を非接触で読み取り、該キャリア信号を元に所定機能
の許可及び不許可を識別するドア施錠制御を行う識別装
置10において、営業時間中のみの入室が許可された営
業中識別IDと終日入室が許可された終日識別IDとを
フラッシュROM16に記憶しておき、入力した識別I
Dが営業中識別IDか終日識別IDかを判別し、営業時
間及び休祭日をファクターとして入退出管理を行うも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データキャリアか
らのデータキャリア信号を読み取り、該データキャリア
信号による識別IDを元に所定機能の許可及び不許可を
識別する許可・不許可識別装置に係り、特にセキュリテ
ィルーム又は事業所等の所定エリアへの出入口における
入退室を人が保持するデータキャリアを用いて許可及び
不許可と識別する許可・不許可識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のセキュリティルーム又は事業所等
の所定エリアへの出入口における入退室の管理を行う管
理システムは、人がデータキャリアを保持し、該データ
キャリアのキャリア信号を識別IDとして識別装置で読
み取り、該識別装置が読み取ったキャリア信号(識別I
D)を元に入退出者が許可された者か識別し、許可され
た者と識別した場合に所定エリアへのドア(錠)の自動
開閉を行い、入退室の24時間管理を行う様に構成され
ている。前記データキャリアは、例えば非接触ICカー
ド,ロッド状のトランスポッダが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術による
入退室管理システムは、予め許可された者のみの入室を
許可することができるものの、前記セキュリティルーム
等の所定エリアの通常営業時間が終了した深夜或いは休
祭日においても許可されたデータキャリアを持つ者が自
由に入退出することができ、例えば盗難/紛失されたデ
ータキャリアを持つ第三者であっても所定エリアに入る
ことができると言う不具合があった。また正規のデータ
キャリア保持者であっても管理者から見れば深夜/休日
等に自由に所定エリアに入退出可能な状態であることは
管理的に好ましくないこともあり、指定した時間帯或い
は休祭日に入場制限を行うことができないと言う不具合
もあった。
【0004】本発明の目的は、前記従来技術による不具
合を除去することであり、識別ID及び所定の年月日及
び時間帯をファクターとして所定機能の許可及び不許可
を識別することができる許可・不許可識別装置を提供す
ることである。本発明の他の目的は、所定エリアへの営
業時間帯以外の時間帯及び休祭日の入室許可を制限する
ことができる許可・不許可識別装置を提供することであ
る。また本発明の他の目的は、所定エリアへの営業時間
帯以外の時間帯及び休祭日の入室許可を制限し、且つ特
別に許可された者だけの入退出を許可する許可・不許可
識別装置を提供することである。更に本発明は、小さな
データ保持領域を用いて高速に許可及び不許可を検索す
ることができる許可・不許可識別装置を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1による発明は、データキャリアから識別IDを
読み取り、該読み取った識別IDを元に所定機能の許可
及び不許可を識別する許可・不許可識別装置において、
許可及び不許可のファクターとして所定の年月日及び時
間帯を設定し、該所定の年月日及び時間帯及び予め許可
を登録した識別IDを用いて所定機能の許可及び不許可
を識別することを特徴とする。
【0006】更に請求項2による発明は、データキャリ
アから識別IDを読み取り、該識別IDを元に所定機能
の許可及び不許可を識別する許可・不許可識別装置にお
いて、第1の条件により前記所定機能が許可された第1
条件識別IDと第2の条件により前記所定機能が許可さ
れた第2条件識別IDとを記憶する第1記憶部と、年月
日及び時分を発生する時計部と、前記第1及び第2の条
件を所定の年月日及び時間帯として記憶する第2記憶手
段とを備え、データキャリアから識別IDを読み取った
とき、前記第2記憶部に記憶した第1の条件又は第2の
条件を参照し、該識別IDが第1記憶部に記憶した第1
条件識別IDか第2条件識別IDかを判別して第1の条
件又は第2の条件に応じた所定機能の許可及び不許可を
識別することを備えることを特徴とする。
【0007】また請求項3による発明は、前項記載の発
明において所定機能の許可及び不許可を所定エリアへの
入退室用ドアの開閉の許可及び不許可とし、、前記第1
の条件が休祭日及び時間帯に制限されない終日許可条件
とし且つ前記第2の条件が休祭日及び時間帯に制限され
た営業中許可条件とすることにより、営業時間帯以外の
時間帯及び休祭日の入室許可を制限することを特徴とす
る。
【0008】更に請求項3による発明は、前項記載の発
明において前記第1の条件による識別IDが所定エリア
の管理者及び保守員用であることを特徴とする。
【0009】
【発明実施の形態】以下、本発明による許可・不許可識
別装置を所定エリアへの出入口における入退室の管理を
行う管理システムに適用した一実施形態を図面を参照し
て説明する。図1は本実施形態による入退室管理システ
ム(データキャリアシステム)を示す図である。
【0010】<全体構成>本実施形態による入退室管理
システムは、図1に示す如く、入退出者が持参するデー
タキャリア50(トランスポンダ)のキャリア信号(識
別ID)を検出し、入退出へのドア4の開閉の許可及び
不許可を識別するものであり、該データキャリア50
は、当該データキャリア固有に付与されたキャリア信号
を格納するROM50bと、該ROM50bのキャリア
信号を変調して出力するための変調回路50aと、これ
ら回路に電力を供給する電源回路50cとを備え、外部
からの信号に応じて前記キャリア信号を外部に非接触で
出力様に構成されている。
【0011】本入退室管理システムは、人が保持するデ
ータキャリアにFM波を発信しデータキャリアから出る
データキャリア信号(電波)を検出するアンテナ2と、
該アンテナ2で受信した電波を識別ID(識別コード)
として読みとるリーダ3と、該識別コード及び後述する
ファクターを元に入退出の許可又は不許可を識別する許
可・不許可識別装置(本実施形態においてはデータキャ
リア検出装置10)と、該データキャリア検出装置10
の識別結果を元にドア4に取り付けられたロック式錠5
のロック及びアンロックを行う駆動回路6とを備える。
【0012】前記データキャリア検出装置10は、前記
リーダ3から識別コードを受け取る受信インタフェース
11と、前記駆動回路6に電気錠を開閉する駆動信号を
送信する信号インタフェース12と、後述するプログラ
ム及び多種のテーブルを記憶するメモリ17と、店舗等
の営業時間における入退出を許可する者の識別コード群
16aを格納する営業時間許可データベース及び休祭日
における入退出を許可する終日許可者用(例えば管理者
/警備員用)の識別コード群16bを格納する終日許可
データベースを持ち、ソフトウェアが書き込まれたフラ
ッシュROM16と、現在の年月日及び時分秒データを
発生する内蔵時計であるタイマ14と、外部のホストコ
ンピュータ1と通信するための通信インタフェース15
と、前記部位を制御するマイクロコンピュータ13と、
各部位を接続するバスとを備える。
【0013】前記メモリ17は、当該メモリで動作する
内蔵プログラムのメインモジュール170と、ホストコ
ンピュータ1から受信した識別コードデータを前記デー
タベース(ROM16の識別コード群16a及び16
b)に書き込むデータベース登録モジュール171と、
ホストコンピュータ1から受信したカレンダー設定デー
タを後述するカレンダーテーブル178と営業時間登録
テーブル179に書き込むカレンダー設定モジュール1
72と、アンテナ2及びリーダ3を経由した識別コード
を受信する受信モジュール173と、リーダ3から受信
した識別コードが前記2つのデータベースのいずれかに
に登録されているかを検索するデータベース検索モジュ
ール174と、カレンダーに設定された営業時間を元に
後述する処理を実行するカレンダー実行モジュール17
5と、カレンダに設定された営業時刻IDを制御テーブ
ル180(後述)に書き込む制御テーブル変更モジュー
ル176と、1年間のカレンダーデータを各々格納する
カレンダーテーブルA及びBを持つ2年分持つカレンダ
ーテーブル178と、年が切り替わった時、カレンダー
テーブルBに該当年のカレーダーデータが設定されてい
ればカレンダーテーブルAにコピーし、なければテーブ
ルAにカレンダーデータを作成するカレンダー作成モジ
ュール177と、時刻IDを元に営業時間の開始時分及
び終了時分の値を登録する営業時間登録テーブル179
と、1日分の営業開始年月日時分と終了年月日時分を保
持し、現在時刻が営業中かどうかを判断するための制御
テーブル180と、現在の年月日時分が営業中かどうか
を表示するフラグ181とを備える。尚、前記データキ
ャリア50の変調回路50aはFM波を受信しROM5
0bに記憶された識別コードに対応して変調するミキサ
等から成るものであり、電源回路50cはアンテナから
送出されるバースト信号を整流してコンデンサに充電
し、各回路にこのコンデンサからの電力を供給するもの
である。
【0014】<全体動作>この様に構成された本実施形
態による入退室管理システムは、メインモジュール17
0の内蔵プログラムに従って図2に示す処理フローを実
行するものであり、以下、この動作を説明する。本シス
テムは、アンテナ2より常時FM波を発信しており、デ
ータキャリア50を持つ人がドア4に接近した場合、当
該データキャリアはデータキャリア信号をアンテナ2に
発信する。メインミジュール170の内蔵プログラム
は、このデータキャリア信号をリーダ3が受信したか否
かを判別し(ステップ201)、受信した場合、識別コ
ード(識別ID)にまとめ(ステップ204)、該識別
コードが入室が許可されたものかどうかデータベース検
索(ステップ205)を行った後、及びデータキャリア
信号をリーダ3が受信していない場合は即カレンダー実
行モジュール175を起動して内蔵タイマの現在時刻の
読み出し及び現在の年月日及び時間が営業時間中か否か
の判別を行う(ステップ202)。このカレンダー実行
モジュールの動作は後述する。
【0015】次に内蔵プログラムは、通信インタフェー
ス15を介して上位のホストコンピュータ1からデータ
を受信したか否かを判別し(ステップ203)、受信し
ていない場合は前記ステップ201に戻り、受信した場
合は以下に述べる識別コードの登録及び又はカレンダー
設定登録の処理を行う。この処理は、まず受信データが
識別コードのデータベースへの登録か否かを判別し(ス
テップ206)、データベースへの登録の場合は、デー
タベース(営業時間許可及び又は終日許可)に新たに許
可された識別コードの登録/削除を行ってステップ20
1に戻り、データベースへの登録でない場合はカレンダ
ー設定か否かを判別する(ステップ207)。本ステッ
プ207で、カレンダー設定と判定された場合は、カレ
ンダー及び又は営業時間をテーブル(カレンダーテーブ
ル178,営業時間登録テーブル179)に設定/訂正
/削除を行った後、及びカレンダー設定と判定されない
場合、ステップ201に戻る様に動作し、メインモジュ
ールは以上の処理をループ状態で繰り返し行う。
【0016】尚、ステップ208で述べたデータベース
登録モジュール171による処理は、営業中のみ許可す
る者を登録する一般者用データベースと、終日許可を与
える管理者と警備員を登録する特別者用データベースが
あり、指令コードによりそれぞれのデータベースに受け
取った識別コードを書き込む処理を行う。また前記ステ
ップ209におけるカレンダー設定モジュール172の
処理は、指令コードによりカレンダーの各日付欄に時刻
IDを書き込むこと、営業時間登録テーブルに時刻ID
と開始時分及び終了時分を書き込む処理を行っている。
【0017】<カレンダー実行モジュール>次にカレン
ダー実行モジュールの処理フローの詳細を図3を用いて
説明する。但し、本説明は、営業フラグ/テーブル変更
フラグ/終了指定日フラグの3つのフラグと、制御テー
ブルに設定された開始時刻/終了時刻とを判断し、タイ
マ14から読み出した現在時刻が営業中かどうかを判定
しておき、各フラグをフラグ181に表示しているもの
として説明する。
【0018】まずフラグの用途を説明する。 営業フラグの値「0」は、カレンダーテーブル178
から時刻IDを取り出し制御テーブル180に設定要求
中であることを示す。 営業フラグの値「1」は、現在時刻が営業中で有るこ
とを示す。 営業フラグの値「2」は、現在時刻が非営業中で有る
ことを示し、このときは次のテーブル変更フラグを参照
する。 テーブル変更フラグの値「0」は、非営業中且つ営業
開始前を表し、テーブル変更フラグの値「1」は非営業
中且つ営業終了後を表す。 終了指定日フラグは、営業中が24時を越えて翌日の
ある時刻まで及ぶとき翌日の日(年月日)をセットし、
当日で営業終了する場合は「0」をセットする。
【0019】さて、このカレンダー実行モジュールの処
理は、図3に示す如く、まず営業フラグの値が「0」か
否かを判定し(ステップ301)、その値が「0」の場
合(設定要求中の場合)は後述する制御テーブル変更モ
ジュールを実行し(ステップ400)、次に営業フラグ
の値が「1」か否かの判定を行う(ステップ302)。
また前記ステップ301で値が「0」でない場合もステ
ップ302に進む。
【0020】このステップ302において営業フラグの
値が「1」と判別された場合(営業中の場合)は、タイ
マの現在時刻と制御テーブルの値の比較を行って現在時
刻が営業開始前/終了時刻後か否かの判定を行い(ステ
ップ304)、開始前/終了時刻後の場合は次のステッ
プ303に進む。該ステップ304において開始前/終
了時刻後でない場合(営業時間中の場合)は、終了指定
日フラグの値が「0」(当日で営業終了)でないことを
判別し(ステップ305)、現在時刻が終了時刻を過ぎ
たら、終了日が翌日にまたがっていたかどうか調べ(ス
テップ305)、またがっていたら即刻営業フラグを
「0」にして、制御テーブルの書き換え要求をする(ス
テップ308)。前記ステップ305において終了日が
翌日にまたがっていない場合は、営業フラグの値を
「2」にして非営業中をセット(ステップ306)し、
テーブル変更フラグを「1」にし(ステップ307)、
時計が翌日に切り替わるのを待つ様に動作する。
【0021】次に本カレンダー実行モジュールは、営業
フラグの値が「2」(現在時刻が非営業中)であるか否
かを判別し(ステップ303)、該値が「2」で表され
る非営業中の場合はテーブル変更フラグの値が「1」
(非営業中且つ営業終了後)かどうかを判別し(ステッ
プ309)、この値が0のとき(営業開始前)は現在時
刻が開始時刻になったかどうか制御テーブルの時間と比
較(ステップ310)し、開始時刻になったら営業フラ
グの値を1(ステップ313)として営業中にセットす
る。前記ステップ309においてテーブル変更フラグの
値が「1」(営業終了後)の場合は、制御テーブルの終
了年月日と時計をチェックし(ステップ311)、時計
が翌日に変わったら営業フラグを「0」(ステップ31
2)にして、制御テーブルの書き換え要求をする。
【0022】この様に本カレンダー実行モジュールは、
営業フラグの値を現在の時刻と比較して判別し、営業フ
ラグの値の更新を行う。
【0023】<制御テーブル変更モジュール>次に制御
テーブル変更モジュールの処理フローを図4を参照して
説明する。まず、本モジュールは、タイマを読み出して
現在の年とカレンダの年が同じかどうか調べ(ステップ
401)、不一致の場合は年が変わったと判定して新し
い年のカレンダをカレンダーテーブルに作成する(ステ
ップ409)。前記ステップ401において年が同じで
有れば、時計の“現在月日”によりカレンダテーブル中
の月日の位置から時刻IDを取り出し(ステップ40
2)、時刻IDが休祭日を示す「00H」か否かを判定
(ステップ403)する。
【0024】本ステップ403において時刻IDが「0
0H」(休祭日)の場合、開始年/開始月日/開始時分
の制御テーブル180の設定を行う。具体的には制御テ
ーブル180に開始年月日として“昨年の同一月日の0
0時00分”を設定し、終了年月日として“当日の00
時00分“を設定する(ステップ410)。次いで本処
理は、終了変更フラグとして現在日の”翌日“を書き込
み(ステップ411)、テーブル変更フラグの値ほ
「1」とする(ステップ412)。
【0025】前記ステップ403において時刻IDが
「00H」でない場合(平日の場合)、本モジュールは
営業時間登録テーブルから“開始,終了時間を取り出し
(ステップ404)、この時間を制御テーブル180の
“開始時分”、“終了時分”に書き込むと共に、タイマ
(時計)から読み出した“現在年月日”を“開始年月
日”に書き込む(ステップ405)。
【0026】該ステップ405の後、本モジュールは、
前記書き込んだ終了時分と開始時分とを比較し(ステッ
プ406)、これらが同じか小さい場合は終了日は翌日
であるため、時計の現在日から翌日の年月日を計算し、
制御テーブルの“終了年月日”に書き込み(ステップ4
07)、終了指定日フラグに“翌日”を設定する(ステ
ップ408)。
【0027】前記ステップ406において終了時分が開
始時分より大きい場合、終了日は当日であるため、時計
の現在日の年月日を制御テーブルの“終了年月日”に書
き込み(ステップ413)、次いでテーブル変更フラグ
の値を「0」にする(ステップ414)。
【0028】次に本モジュールは、前記ステップ414
の処理後、現在時刻が制御テーブルの開始と終了時刻の
間(営業中)かどうか判定し(ステップ415)、そう
であれば営業フラグを1に書き込み(ステップ41
6)、非営業中であれば営業フラグの値を「2」と書き
込んだ(ステップ417)後、現在時刻が営業時間を過
ぎているかどうか判定し(ステップ418)、過ぎてい
ればテーブル変更フラグの値を「1」と書き込む(ステ
ップ412)。
【0029】この様に本モジュールは、現在の年月日及
び時刻とカレンタテーブル178及び営業時間登録テー
ブル179の値を比較し、現時点での営業フラグ(営業
状態)をフラグ181にセット及び更新する様に動作す
る。
【0030】<データベース検索モジュール>次にデー
タベース検索モジュール174の処理フローを図5を参
照して説明する。尚、本処理において営業フラグは前述
の処理によりセット及び更新されているものとして説明
する。
【0031】まず、本データベース検索モジュール17
4の処理は、リーダ3から識別IDを読み取ったらま
ず、終日許可者用データベースの登録件数を調べ(ステ
ップ502)、登録されていれば識別IDが終日許可デ
ータベースと一致するかどうか検索する(ステップ50
3)。本ステップ503において識別コードが登録され
ていた場合(識別IDが終日入退出許可されている場
合)、ドアを開けるため電気錠を駆動して開錠し(ステ
ップ508)、処理を終了する。
【0032】前記ステップ504において終日データベ
ースに識別コードが登録されていない場合(終日許可さ
れていない場合)は、次に営業フラグを調べ、該フラグ
の値が「2」(非営業中)か否かを判別し(ステップ5
02)、非営業中であれば時間外として入室許可を与え
ずに処理を終了する。
【0033】前記ステップ502において営業フラグの
値が「2」でない場合は、営業中であり、営業時許可者
用のデータベースの登録件数を調べる(ステップ50
5)。該ステップ505において登録件数がゼロの場合
は、許可された者がいないとして処理を終了する。また
ステップ505において登録件数がゼロでない場合は、
入力した識別IDが一致するかどうかデータベースを検
索し(ステップ506)、識別コードが登録されていれ
ばドアを開けるため電気錠を駆動し開錠(ステップ50
9)して処理を終了し、識別コードが登録されていなけ
れば不許可者としてドアを開けずに処理を終了する。
【0034】この様に本実施形態によるデータベース検
索モジュール174は、識別IDが入力された場合、該
識別IDが終日許可データベースに登録されているかど
うか(終日許可者かどうか)検索して終日許可者ならド
アを開錠し、終日許可者外の場合は営業時間を調べて営
業時間中なら識別IDが営業中データベースに登録され
ているかどうか(営業中許可者かどうか)検索して営業
中許可者ならドアを開錠し、その他の場合はドアを施錠
したままとする様に動作する。
【0035】<カレンダーテーブル等>次に本実施形態
に適用するカレンダーテーブルの一例を図6を参照して
説明する。。図6に示すカレンダーテーブルは、2年分
の内の1年分を示したものであり、左端の月対応に1〜
31日のエリアを設けている。この1日分のエリアは、
1バイトで1カ月を31日分とし、該1カ月のエリアを
12カ月分持つテーブルとしている。前記1日のエリア
は1バイトで表され、ここに時刻IDが書込可能に構成
している。
【0036】該時刻IDは任意の値であり、例えば図8
に示す如く、時刻ID「01」には、開始時刻が「08
時00分」/終了時刻が「17時00分」の如く、予め
時刻ID対応に平日営業時間等の各種の営業時間形態が
登録され、256種の営業時間形態が登録可能である。
また該時刻IDは、ホストコンピュータから受信した指
令コードにより2種のテーブルに値が書き込まれる。
【0037】尚、図中デフォルト値としID=00Hは
休日を示し、ID=01H時は開始時刻08時00分、
終了時刻18時00分を設定したが、IDの02H以後
は任意な時刻を登録可能である。
【0038】図8は、実行中の制御テーブルを示し、該
テーブルには営業の開始日時と終了日時が設定される。
この設定時分は営業時間登録テーブルから取り出した値
を“制御テーブル変更プログラム”が逐次書き込む。
【0039】図9は、「営業中に許可する者を登録する
データベース」の一例を示し、図10は「終日許可する
者を登録するデータベース」を示す。これらデータベー
スは、件数欄と識別ID書き込み欄とから構成されてお
り、ホストコンピュータから受信した指令コードにより
“データベース登録プログラム”が書き込まれる。本例
の場合では、識別IDを18桁で構成し、例えば営業中
許可者としては図9の如くID「520000000000000001」
他6名が登録され終日許可者としては図10の如くID
「520000000000010001」他2名が登録されている。
【0040】この様に本実施形態によれば、カレンダー
をテーブル化しスケジュール情報を効率よく圧縮し識別
装置に格納し、且つスケジュール情報として該当年月日
が休日か平日かの区別をはかり、平日は営業開始/終了
時刻に任意な値を設定できるようにし、更に逐次内蔵タ
イマから年月日時分秒を読み出し、現在時刻が営業中
(一般者許可中)であることをフラグに表示し、且つ営
業中に許可する一般者の識別コードをデータベースに登
録しておき、データキャリアの識別コードを検出した場
合、まず終日許可データベースを検索して終日許可の識
別IDか識別し、終日許可の識別IDでない場合は営業
フラグを参照して許可された営業時間帯/年月日であれ
ばドア(錠)を開錠するが、営業中でなければ(営業開
始前、営業終了後または休日)データベースは検索せ
ず、ドア(錠)を開錠しないようにする。また本実施形
態によってデータキャリヤ検出装置で読みとった識別コ
ードでドア(錠)を自動開閉し入退室の管理をする場
合、営業中または非営業中の日時により対象者を許可,
非許可とすることができる。また、少ないメモリ容量で
年間のスケジュールの時間情報を格納でき、検索時間の
短縮が図れる。
【0041】尚、前記実施形態においては、営業中許可
者と終日許可者のデータベースを別個に用意する例を説
明したが、本発明はこれに限られるものではなく、1つ
のデータベースを用い、前記許可者別のフラグを立てる
ことによって許可状態を検索及び識別できる様に構成し
ても良い、また前記フローチートにおいて各種データベ
ースの登録件数を最初にチェックする例を説明したが、
このチェックは省略することもできる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入場(入室)許可者登録データベースで許可者を登録し
許可者のみドア(錠)を自動開扉をする場合、営業中と
非営業中をスケジュールし、カレンダーに書き込むこと
により自動的に営業時間を判断し、データベースの登録
者の入場(入室)を時間帯により、許可または不許可と
する事ができる。また、スケジュールのデータ保持の方
法として少ない領域で、年間のスケジューリングを行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による入退室管理システム
の構成を示す図。
【図2】図1のメインモジュールのフローチャート。
【図3】図2のメインモジュールの実行中に起動される
カレンダ実行モジュールのフローチャート。
【図4】図2のカレンダ実行モジュールにより起動され
る制御テーブルを変更するモジュールのフローチャー
ト。
【図5】図2のメインモジュールの実行中に起動される
データベース検索モジュールのフローチャート。
【図6】図3のカレンダー書き込みモジュールが書き込
む年間カレンダーテーブルを示す図。
【図7】図3のカレンダー書き込みモジュールが書き込
むスケジュールの時間登録テーブルを示す図。
【図8】図2のメインモジュールの実行中当日分のスケ
ジュールを管理し、現在時刻が営業中かどうか判定する
ために使用する制御テーブルを示す図。
【図9】営業時間中に入室許可を与える者を登録する一
般者用デーダベースを示す図。
【図10】終日入室許可を与える者(管理者、警備員)
を登録する特別者用データベースを示す図。
【符号の説明】
1:ホストコンピュータ、2:アンテナ、3:リーダ、
4:出入り口のドア、5:ドアについているロック式電
気錠、6:電気錠の駆動回路、10: 識別装置、1
1:識別IDの受信インタフェース、12:電気錠の駆
動回路、13:プログラム処理用マイクロコンピュー
タ、14:現在日時を取得するタイマ、15:ホストか
らの受信インタフェース、16:フラッシュROM、1
6a:営業時間中の許可者データベース、16b:終日
許可者のデータベース、17:メモリー(RAM)、1
70:メインモジュール、171:データベース登録モ
ジュール、172:カレンダー設定モジュール、17
3:識別コード受信モジュール、174:データベース
検索モジュール、175:カレンダー実行モジュール、
176:制御テーブル変更モジュール、177:カレン
ダー作成モジュール、178:カレンダーテーブル、1
79:営業時間登録テーブル、180:制御テーブル、
181:フラグ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中道 聡 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立インフォメーションテクノロジー内 (72)発明者 角田 健一 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立インフォメーションテクノロジー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データキャリアから識別IDを読み取
    り、該読み取った識別IDを元に所定機能の許可及び不
    許可を識別する許可・不許可識別装置であって、 許可及び不許可のファクターとして所定の年月日及び時
    間帯を設定し、該所定の年月日及び時間帯及び予め許可
    を登録した識別IDを用いて所定機能の許可及び不許可
    を識別することを特徴とする許可・不許可識別装置。
  2. 【請求項2】 データキャリアから識別IDを読み取
    り、該識別IDを元に所定機能の許可及び不許可を識別
    する許可・不許可識別装置であって、 第1の条件により前記所定機能が許可された第1条件識
    別IDと第2の条件により前記所定機能が許可された第
    2条件識別IDとを記憶する第1記憶部と、年月日及び
    時分を発生する時計部と、前記第1及び第2の条件を所
    定の年月日及び時間帯として記憶する第2記憶手段とを
    備え、データキャリアから識別IDを読み取ったとき、
    前記第2記憶部に記憶した第1の条件又は第2の条件を
    参照し、該識別IDが第1記憶部に記憶した第1条件識
    別IDか第2条件識別IDかを判別して第1の条件又は
    第2の条件に応じた所定機能の許可及び不許可を識別す
    ることを備えることを特徴とする許可・不許可識別装
    置。
  3. 【請求項3】 前記所定機能の許可及び不許可を所定エ
    リアへの入退室用ドアの開閉の許可及び不許可とし、、
    前記第1の条件が休祭日及び時間帯に制限されない終日
    許可条件とし且つ前記第2の条件が休祭日及び時間帯に
    制限された営業中許可条件とすることにより、営業時間
    帯以外の時間帯及び休祭日の入室許可を制限することを
    特徴とする請求項2記載の許可・不許可識別装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の条件による識別IDが所定エ
    リアの管理者及び保守員用であることを特徴とする請求
    項3記載の許可・不許可識別装置。
JP31998296A 1996-11-29 1996-11-29 許可・不許可識別装置 Pending JPH10159414A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002029189A1 (en) * 2000-10-05 2002-04-11 Kim Jong Hae Security cabinet system for controlling with user"s id data
JP2019008445A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 ドコモ・システムズ株式会社 認証サーバ、ログイン管理システムおよび認証方法

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