JPH10159286A - 命綱取付金物 - Google Patents
命綱取付金物Info
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- JPH10159286A JPH10159286A JP31633996A JP31633996A JPH10159286A JP H10159286 A JPH10159286 A JP H10159286A JP 31633996 A JP31633996 A JP 31633996A JP 31633996 A JP31633996 A JP 31633996A JP H10159286 A JPH10159286 A JP H10159286A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 棟部に簡単に固定できると共に、最初の屋根
葺き施工時からでも、命綱を取り付けることができるよ
うにする。 【解決手段】 開示される命綱取付金物1は、固定用基
板3と命綱引掛板7とが起立板4を介して一体結合され
ている上、山形の固定用基板3を、勾配屋根の両側に跨
らせ、野地板2の表面側から棟木11に釘止めするだけ
で、固定が行われるので、固定作業が容易である。ま
た、固定用基板3と命綱引掛板7との間には、充分な隙
間があるので、命綱取付金物1の取付後でも、屋根葺材
5,5や棟面戸14,14や大棟包下地板15,15を
固定用基板3と命綱引掛板7との間の隙間に差し込め
る。それゆえ、屋根葺き作業に先立って、命綱取付金物
1を棟部に取付固定できる。
葺き施工時からでも、命綱を取り付けることができるよ
うにする。 【解決手段】 開示される命綱取付金物1は、固定用基
板3と命綱引掛板7とが起立板4を介して一体結合され
ている上、山形の固定用基板3を、勾配屋根の両側に跨
らせ、野地板2の表面側から棟木11に釘止めするだけ
で、固定が行われるので、固定作業が容易である。ま
た、固定用基板3と命綱引掛板7との間には、充分な隙
間があるので、命綱取付金物1の取付後でも、屋根葺材
5,5や棟面戸14,14や大棟包下地板15,15を
固定用基板3と命綱引掛板7との間の隙間に差し込め
る。それゆえ、屋根葺き作業に先立って、命綱取付金物
1を棟部に取付固定できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、勾配屋根の棟部
に取付固定される命綱取付金物に関する。
に取付固定される命綱取付金物に関する。
【0002】
【従来の技術】陸屋根の場合には、補修、改修等の屋根
上作業に際して、命綱は必要とならないが、勾配屋根の
場合には、安全性だけでなく、作業効率を上げるために
も命綱が必要となってくる。そこで、勾配屋根の上で作
業を行う際に、命綱を引っ掛けるために、従来から、例
えば特開昭63−83361号公報等に記載の命綱取付
金物が提案されている。同公報記載の命綱取付金物は、
棟部に跨る状態に取付固定されて使用されるもので、金
具本体の軒先側に位置する両側端部には、上方に向け
て、命綱を引っ掛ける引掛部が突設されている。上記引
掛部には、中央部に円形の引掛孔が穿孔されている。そ
して、この状態で、屋根の補修、改修等に際しては、作
業者は、引掛部の引掛孔に命綱を取り付けて、安全に作
業を行うことができるようになっている。
上作業に際して、命綱は必要とならないが、勾配屋根の
場合には、安全性だけでなく、作業効率を上げるために
も命綱が必要となってくる。そこで、勾配屋根の上で作
業を行う際に、命綱を引っ掛けるために、従来から、例
えば特開昭63−83361号公報等に記載の命綱取付
金物が提案されている。同公報記載の命綱取付金物は、
棟部に跨る状態に取付固定されて使用されるもので、金
具本体の軒先側に位置する両側端部には、上方に向け
て、命綱を引っ掛ける引掛部が突設されている。上記引
掛部には、中央部に円形の引掛孔が穿孔されている。そ
して、この状態で、屋根の補修、改修等に際しては、作
業者は、引掛部の引掛孔に命綱を取り付けて、安全に作
業を行うことができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の従来の命綱取付金物は、金具本体である吊り金
具と、棟金具とに分割される2部品から構成され、この
命綱取付金物を棟部に取り付けるに際しては、野地板、
ルーフィング材及び瓦やスレート等の屋根葺材等からな
る屋根材積層部を、吊り金具と棟金具とで上下から挟み
付けた状態で、両金具をボルト・ナット締めして固定す
るため、取付に大変手間がかかる、という問題があっ
た。加えて、一般的な屋根葺き施工は、下段側の瓦やス
レート等の上面に上段側の瓦やスレート等を上方側に所
定量ずらして順次載せて行く作業であるゆえ、屋根葺き
完了後でなければ、命綱取付金物を取り付けることがで
きないため、ごく稀にしか起こり得ない屋根の補修、改
修時には利用できるが、同じ様に命綱を必要とする最初
の屋根葺き施工では、命綱取付金物を利用できない、と
いう不都合があった。
報記載の従来の命綱取付金物は、金具本体である吊り金
具と、棟金具とに分割される2部品から構成され、この
命綱取付金物を棟部に取り付けるに際しては、野地板、
ルーフィング材及び瓦やスレート等の屋根葺材等からな
る屋根材積層部を、吊り金具と棟金具とで上下から挟み
付けた状態で、両金具をボルト・ナット締めして固定す
るため、取付に大変手間がかかる、という問題があっ
た。加えて、一般的な屋根葺き施工は、下段側の瓦やス
レート等の上面に上段側の瓦やスレート等を上方側に所
定量ずらして順次載せて行く作業であるゆえ、屋根葺き
完了後でなければ、命綱取付金物を取り付けることがで
きないため、ごく稀にしか起こり得ない屋根の補修、改
修時には利用できるが、同じ様に命綱を必要とする最初
の屋根葺き施工では、命綱取付金物を利用できない、と
いう不都合があった。
【0004】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、棟部に簡単に取り付けることができ、しかも、
最初の屋根葺き施工時から利用できる命綱取付金物を提
供することを目的としている。
もので、棟部に簡単に取り付けることができ、しかも、
最初の屋根葺き施工時から利用できる命綱取付金物を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、勾配屋根の棟部に取付固定
される命綱取付金物に係り、上記棟部に跨って両側の屋
根勾配に沿うべく山形に屈曲され、野地板の上面側から
固定具によって上記棟部に取付固定可能な固定用基板
と、該固定用基板の上記山形の頂部から上方に起立する
起立板と、該起立板の上端面から、該上端面の両側に張
り出し、かつ、両側端部に命綱を引っ掛ける引掛部をそ
れぞれ有する命綱引掛板とからなることを特徴としてい
る。
に、請求項1記載の発明は、勾配屋根の棟部に取付固定
される命綱取付金物に係り、上記棟部に跨って両側の屋
根勾配に沿うべく山形に屈曲され、野地板の上面側から
固定具によって上記棟部に取付固定可能な固定用基板
と、該固定用基板の上記山形の頂部から上方に起立する
起立板と、該起立板の上端面から、該上端面の両側に張
り出し、かつ、両側端部に命綱を引っ掛ける引掛部をそ
れぞれ有する命綱引掛板とからなることを特徴としてい
る。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の命綱取付金物に係り、上記命綱引掛板が、棟部両側
の屋根葺材又は棟包の勾配に沿うべく山形に屈曲されて
いることを特徴としている。
載の命綱取付金物に係り、上記命綱引掛板が、棟部両側
の屋根葺材又は棟包の勾配に沿うべく山形に屈曲されて
いることを特徴としている。
【0007】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の命綱取付金物に係り、上記引掛部が、命綱を
引っ掛ける引掛孔からなることを特徴としている。
は2記載の命綱取付金物に係り、上記引掛部が、命綱を
引っ掛ける引掛孔からなることを特徴としている。
【0008】また、請求項4記載の発明は、請求項1,
2又は3記載の命綱取付金物に係り、上記命綱引掛板
が、上記起立板の上端面から、該上端面の両側に翼状に
張り出す翼板と、上記引掛孔が穿孔された一対の有孔片
とからなり、これらの有孔片が、上記翼板の両側端部
に、該翼板に対して所定の捩じれ状態で固着されて、上
記引掛部が構成されていることを特徴としている。
2又は3記載の命綱取付金物に係り、上記命綱引掛板
が、上記起立板の上端面から、該上端面の両側に翼状に
張り出す翼板と、上記引掛孔が穿孔された一対の有孔片
とからなり、これらの有孔片が、上記翼板の両側端部
に、該翼板に対して所定の捩じれ状態で固着されて、上
記引掛部が構成されていることを特徴としている。
【0009】また、請求項5記載の発明は、請求項1,
2,3又は4記載の命綱取付金物に係り、上記固定用基
板が、上記命綱引掛板よりも、勾配屋根の棟長手方向に
長く延設され、この延設領域には、該固定用基板を上記
野地板の上面側から上記固定具によって棟部に取付固定
する際の固定具挿通孔が穿設されていることを特徴とし
ている。
2,3又は4記載の命綱取付金物に係り、上記固定用基
板が、上記命綱引掛板よりも、勾配屋根の棟長手方向に
長く延設され、この延設領域には、該固定用基板を上記
野地板の上面側から上記固定具によって棟部に取付固定
する際の固定具挿通孔が穿設されていることを特徴とし
ている。
【0010】
【作用】この発明の構成によれば、固定用基板と命綱引
掛板とが起立板を介して一体結合されている上、山形の
固定用基板を、勾配屋根の両側に跨らせ、野地板の表面
側から釘止めするだけで、固定が行われるので、固定作
業が容易である。また、命綱取付金物の取付後でも、固
定用基板と命綱引掛板との間の隙間に、屋根葺材や棟面
戸や大棟包下地板等を差し込むことができる。それゆ
え、屋根葺き作業に先立って、命綱取付金物を棟部に取
付固定できるので、屋根の補修、改修時は勿論のこと、
最初の屋根葺き施工時から命綱に守られて屋根上作業が
できる。
掛板とが起立板を介して一体結合されている上、山形の
固定用基板を、勾配屋根の両側に跨らせ、野地板の表面
側から釘止めするだけで、固定が行われるので、固定作
業が容易である。また、命綱取付金物の取付後でも、固
定用基板と命綱引掛板との間の隙間に、屋根葺材や棟面
戸や大棟包下地板等を差し込むことができる。それゆ
え、屋根葺き作業に先立って、命綱取付金物を棟部に取
付固定できるので、屋根の補修、改修時は勿論のこと、
最初の屋根葺き施工時から命綱に守られて屋根上作業が
できる。
【0011】なお、命綱取付金物は、防水上及び美感上
の観点から、命綱引掛板の両側端部(引掛部)を除くほ
とんどの部分が棟包によって包み隠されるので、命綱引
掛板は、棟部両側の屋根葺材又は棟包の勾配に沿うべく
山形に屈曲されて形成されるのが好ましい。また、上記
固定用基板を、命綱引掛板よりも、勾配屋根の棟長手方
向に長く延設し、この延設領域に、固定具挿通孔を穿設
するようにすれば、固定作業が容易となるので、好まし
い。
の観点から、命綱引掛板の両側端部(引掛部)を除くほ
とんどの部分が棟包によって包み隠されるので、命綱引
掛板は、棟部両側の屋根葺材又は棟包の勾配に沿うべく
山形に屈曲されて形成されるのが好ましい。また、上記
固定用基板を、命綱引掛板よりも、勾配屋根の棟長手方
向に長く延設し、この延設領域に、固定具挿通孔を穿設
するようにすれば、固定作業が容易となるので、好まし
い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である命綱取付金物を備
える勾配屋根の棟構造を示す断面図、図2は、同命綱取
付金物の外観構成を示す斜視図、図3は、同平面図、図
4は、同正面図、図5及び図6は、同棟構造を説明する
ための部分斜視図、また、図7及び図8は、同棟構造の
施工手順を示す工程図である。まず、この例の命綱取付
金物の構成から説明する。この例の命綱取付金物1は、
図1乃至図4に示すように、中央部で棟部の両側の屋根
勾配(野地板2の勾配)に沿って山形に曲げられて形成
された固定用基板3と、この固定用基板3の中央部(す
なわち、山形の頂部)から垂直上方に起立する起立板4
と、この起立板4の上端部から、棟部両側の屋根葺材5
や大棟包6の勾配に沿って山形に曲げられて左右対称に
形成された命綱引掛板7とから概略構成されている。上
記命綱引掛板7は、固定用基板3よりも、棟長手方向と
直交する方向に長く延設され、軒先側に位置する両側端
部には、命綱を引っ掛ける円形の引掛孔8が穿設されて
いる。また、固定用基板3は、命綱引掛板7よりも、棟
長手方向に長く延設され、この延設領域3a,3aに
は、野地板2の上面側から棟部に釘9,9,…を打ち付
けて命綱取付金物1を取付固定する際に、釘9,9,…
の打ち込み点となる釘穴10,10,…が穿設されてい
る。上記固定用基板3、起立板4及び命綱引掛板7は、
いずれも、厚さ略4.5mmのSS400(一般構造用
圧延鋼材)からなり、互いに溶接で一体結合され、さら
に、表面塗装処理がなされて、上述の命綱取付金物1を
構成する。
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である命綱取付金物を備
える勾配屋根の棟構造を示す断面図、図2は、同命綱取
付金物の外観構成を示す斜視図、図3は、同平面図、図
4は、同正面図、図5及び図6は、同棟構造を説明する
ための部分斜視図、また、図7及び図8は、同棟構造の
施工手順を示す工程図である。まず、この例の命綱取付
金物の構成から説明する。この例の命綱取付金物1は、
図1乃至図4に示すように、中央部で棟部の両側の屋根
勾配(野地板2の勾配)に沿って山形に曲げられて形成
された固定用基板3と、この固定用基板3の中央部(す
なわち、山形の頂部)から垂直上方に起立する起立板4
と、この起立板4の上端部から、棟部両側の屋根葺材5
や大棟包6の勾配に沿って山形に曲げられて左右対称に
形成された命綱引掛板7とから概略構成されている。上
記命綱引掛板7は、固定用基板3よりも、棟長手方向と
直交する方向に長く延設され、軒先側に位置する両側端
部には、命綱を引っ掛ける円形の引掛孔8が穿設されて
いる。また、固定用基板3は、命綱引掛板7よりも、棟
長手方向に長く延設され、この延設領域3a,3aに
は、野地板2の上面側から棟部に釘9,9,…を打ち付
けて命綱取付金物1を取付固定する際に、釘9,9,…
の打ち込み点となる釘穴10,10,…が穿設されてい
る。上記固定用基板3、起立板4及び命綱引掛板7は、
いずれも、厚さ略4.5mmのSS400(一般構造用
圧延鋼材)からなり、互いに溶接で一体結合され、さら
に、表面塗装処理がなされて、上述の命綱取付金物1を
構成する。
【0013】次に、図1を参照して、上記構成の命綱取
付金物1を備える勾配屋根の棟構造について説明する。
この例の勾配屋根は、棟木11、たる木12,12,
…、図示せぬ妻トラス梁等で組み立てられた両流れ構造
の屋根枠組の上部に、構造用合板やパーティクルボード
等の野地板2(屋根面材)を取り付けて屋根構面とし、
さらに、野地板2の上面にアスファルトルーフィング等
の防水紙13を張り付けてから、例えばセメント瓦やス
レート等の屋根葺材5,5,…を葺設してなっている。
ここで、棟部では、命綱取付金物1の最下部を構成する
山形の固定用基板3が、勾配屋根の両側に跨り、その屈
曲した底面を、両側の野地板2に略完全に当接した状態
で、野地板2の表面側から棟木11に釘9打ちされて固
定されている。このようにして、命綱取付金物1が、起
立片4を介して固定用基板3と命綱引掛板7とが垂直方
向に相対向する状態で、棟部に跨設されている。
付金物1を備える勾配屋根の棟構造について説明する。
この例の勾配屋根は、棟木11、たる木12,12,
…、図示せぬ妻トラス梁等で組み立てられた両流れ構造
の屋根枠組の上部に、構造用合板やパーティクルボード
等の野地板2(屋根面材)を取り付けて屋根構面とし、
さらに、野地板2の上面にアスファルトルーフィング等
の防水紙13を張り付けてから、例えばセメント瓦やス
レート等の屋根葺材5,5,…を葺設してなっている。
ここで、棟部では、命綱取付金物1の最下部を構成する
山形の固定用基板3が、勾配屋根の両側に跨り、その屈
曲した底面を、両側の野地板2に略完全に当接した状態
で、野地板2の表面側から棟木11に釘9打ちされて固
定されている。このようにして、命綱取付金物1が、起
立片4を介して固定用基板3と命綱引掛板7とが垂直方
向に相対向する状態で、棟部に跨設されている。
【0014】また、両側最上段の屋根葺材5,5の上部
には、棟面戸14,14を挟んで、大棟包下地板15,
15が配設され、これら大棟包下地板15,15は、そ
れぞれの上面から、最上段の屋根葺材5及び野地板2ま
でを貫く長釘16,16で釘止めされた状態で、大棟包
6によって被包されている。上記大棟包6は、棟面戸1
4,14、大棟包下地板15,15及び命綱取付金物1
を被包した状態で、両側板部が、大棟包下地板15,1
5の側面に釘打ちされて、固定されている。
には、棟面戸14,14を挟んで、大棟包下地板15,
15が配設され、これら大棟包下地板15,15は、そ
れぞれの上面から、最上段の屋根葺材5及び野地板2ま
でを貫く長釘16,16で釘止めされた状態で、大棟包
6によって被包されている。上記大棟包6は、棟面戸1
4,14、大棟包下地板15,15及び命綱取付金物1
を被包した状態で、両側板部が、大棟包下地板15,1
5の側面に釘打ちされて、固定されている。
【0015】命綱取付金物1の跨設部位では、図1に示
すように、命綱取付金物1も、命綱引掛板7の軒先側に
位置する両側端部(引掛孔8)を除いて、大棟包6によ
って被覆されている。そして、垂直方向に相対向する固
定用基板3と命綱引掛板7との間の両側の隙間には、下
から順に、最上段の屋根葺材5,5、棟面戸14,1
4、大棟包下地板15,15が差し込まれている。上記
大棟包6は、長尺の塩ビ鋼板(ポリ塩化ビニル被覆鋼
板)を屋根形に曲げて上板部とし、さらに、曲げ加工
で、側板部、フランジ部を設ける一方、底面を開口の状
態にして形成されたもので、命綱引掛板7の両側端部
(引掛孔8)を軒先側に突出させて露出させるために、
図5に示すように、命綱取付金物1の取付位置に対応す
る部位Aでは、側板部及びフランジ部が切り欠かれてい
る。また、大棟包下地板15では、図6に示すように、
命綱取付金物1の上部を構成する命綱引掛板7との干渉
を防止するために、上面の取り合い部位Bが、命綱引掛
板7の厚み分程度切り欠かれている。
すように、命綱取付金物1も、命綱引掛板7の軒先側に
位置する両側端部(引掛孔8)を除いて、大棟包6によ
って被覆されている。そして、垂直方向に相対向する固
定用基板3と命綱引掛板7との間の両側の隙間には、下
から順に、最上段の屋根葺材5,5、棟面戸14,1
4、大棟包下地板15,15が差し込まれている。上記
大棟包6は、長尺の塩ビ鋼板(ポリ塩化ビニル被覆鋼
板)を屋根形に曲げて上板部とし、さらに、曲げ加工
で、側板部、フランジ部を設ける一方、底面を開口の状
態にして形成されたもので、命綱引掛板7の両側端部
(引掛孔8)を軒先側に突出させて露出させるために、
図5に示すように、命綱取付金物1の取付位置に対応す
る部位Aでは、側板部及びフランジ部が切り欠かれてい
る。また、大棟包下地板15では、図6に示すように、
命綱取付金物1の上部を構成する命綱引掛板7との干渉
を防止するために、上面の取り合い部位Bが、命綱引掛
板7の厚み分程度切り欠かれている。
【0016】上記棟構造を施工する際には、屋根葺き作
業に先立って、まず、図7(a)に示すように、命綱取
付金物1を棟部に固定する。なお、命綱取付金物1は、
棟長手方向に沿って、最大略5.4mの間隔で複数個取
り付ける。この固定は、山形の固定用基板3を勾配屋根
の両側に跨らせた状態で、両側の野地板2の表面側から
棟木11に釘9打ちすることで行われる。命綱取付金物
1が棟部に固定されると、次の屋根葺き作業から、作業
者は、転落事故等を防止するために、原則として、命綱
引掛板7の引掛孔8に、一端を自身に装着した命綱の他
端を引っ掛けて作業を行う。つまり、次の屋根葺き作業
では、作業者は、命綱取付金物1に掛けられた命綱に守
られて、軒先側から屋根を葺き始め棟側へ進めて行く。
そして、屋根葺き作業が、命綱取付金物1の設置部位に
まで達すると、同図(b)に示すように、垂直方向に相
対向する固定用基板3と命綱引掛板7との間の両側の隙
間に、側方の開口から最上段の屋根葺材5,5の上部を
差し込んで、屋根を葺く。
業に先立って、まず、図7(a)に示すように、命綱取
付金物1を棟部に固定する。なお、命綱取付金物1は、
棟長手方向に沿って、最大略5.4mの間隔で複数個取
り付ける。この固定は、山形の固定用基板3を勾配屋根
の両側に跨らせた状態で、両側の野地板2の表面側から
棟木11に釘9打ちすることで行われる。命綱取付金物
1が棟部に固定されると、次の屋根葺き作業から、作業
者は、転落事故等を防止するために、原則として、命綱
引掛板7の引掛孔8に、一端を自身に装着した命綱の他
端を引っ掛けて作業を行う。つまり、次の屋根葺き作業
では、作業者は、命綱取付金物1に掛けられた命綱に守
られて、軒先側から屋根を葺き始め棟側へ進めて行く。
そして、屋根葺き作業が、命綱取付金物1の設置部位に
まで達すると、同図(b)に示すように、垂直方向に相
対向する固定用基板3と命綱引掛板7との間の両側の隙
間に、側方の開口から最上段の屋根葺材5,5の上部を
差し込んで、屋根を葺く。
【0017】屋根葺き作業が完了すると、次に、図8
(c)に示すように、棟面戸14,14及び大棟包下地
板15,15の取付作業を行う。この際、命綱取付金物
1の設置部位では、最上段の屋根葺材5,5と命綱引掛
板7との間の両側の隙間に、側方の開口から棟面戸1
4,14及び大棟包下地板15,15を差し込む。最後
に、同図(d)に示すように、大棟包6を、棟面戸1
4,14、大棟包下地板15,15及び命綱取付金物1
の上に被せ、その両側板部を、大棟包下地板15,15
の側面に釘止めする。なお、この場合において、大棟包
6の切欠部A,A(図5)から命綱引掛板7の両側端部
(引掛孔8)を軒先側に突出させて露出させて置く。
(c)に示すように、棟面戸14,14及び大棟包下地
板15,15の取付作業を行う。この際、命綱取付金物
1の設置部位では、最上段の屋根葺材5,5と命綱引掛
板7との間の両側の隙間に、側方の開口から棟面戸1
4,14及び大棟包下地板15,15を差し込む。最後
に、同図(d)に示すように、大棟包6を、棟面戸1
4,14、大棟包下地板15,15及び命綱取付金物1
の上に被せ、その両側板部を、大棟包下地板15,15
の側面に釘止めする。なお、この場合において、大棟包
6の切欠部A,A(図5)から命綱引掛板7の両側端部
(引掛孔8)を軒先側に突出させて露出させて置く。
【0018】このように、この例の命綱取付金物1によ
れば、固定用基板3と命綱引掛板7とが起立板4を介し
て一体結合されている上、山形の固定用基板3を、勾配
屋根の両側に跨らせ、野地板2の表面側から棟木11に
釘止めするだけで、固定が行われるので、固定作業が容
易である。また、固定用基板3と命綱引掛板7との間に
隙間が設けられているので、命綱取付金物1の取付後で
も、側方の開口から屋根葺材5,5や棟面戸14,14
や大棟包下地板15,15を差し込むことができる。そ
れゆえ、屋根葺き作業に先立って、命綱取付金物1を棟
部に取付固定できるので、屋根の補修、改修時は勿論の
こと、最初の屋根葺き施工時から命綱を利用できる。
れば、固定用基板3と命綱引掛板7とが起立板4を介し
て一体結合されている上、山形の固定用基板3を、勾配
屋根の両側に跨らせ、野地板2の表面側から棟木11に
釘止めするだけで、固定が行われるので、固定作業が容
易である。また、固定用基板3と命綱引掛板7との間に
隙間が設けられているので、命綱取付金物1の取付後で
も、側方の開口から屋根葺材5,5や棟面戸14,14
や大棟包下地板15,15を差し込むことができる。そ
れゆえ、屋根葺き作業に先立って、命綱取付金物1を棟
部に取付固定できるので、屋根の補修、改修時は勿論の
こと、最初の屋根葺き施工時から命綱を利用できる。
【0019】◇第2実施例 次に、この発明の第2実施例について説明する。図9
は、この発明の第2実施例である命綱取付金物を備える
勾配屋根の棟構造を示す断面図、図10は、同命綱取付
金物の外観構成を示す斜視図、図11は、同平面図、ま
た、図12は、同正面図である。この例の命綱取付金物
17が、上述の第1実施例のそれ(図2)と大きく異な
るところは、第1実施例では、命綱を引っ掛ける円形の
引掛孔8が設定時には天空を向くようにしていたが、こ
の例では、引掛孔が、棟長手方向を向くようにした点で
ある。すなわち、この例では、山形に屈曲する翼板18
の軒先側に位置する両側端部に、引掛孔19が穿設され
た有孔片20を、翼板18に対して略90度捻れた状態
で溶着することで、命綱引掛板21が構成されている。
なお、図9乃至図12において、図1乃至図4に示す構
成部分と同一の構成各部には、同一の符号を付して、そ
の説明を省略する。この第2実施例の構成によっても、
上述の第1実施例において述べたと略同様の効果を得る
ことができる。これに加えて、第1実施例では、引掛板
7と屋根葺材5との間隔が小さくなり、命綱の取付・取
外作業がやや面倒になる場合が起こり得るが、この例で
は、引掛孔19の貫通方向に障害物がないので、常に容
易に命綱を取付・取外できる。
は、この発明の第2実施例である命綱取付金物を備える
勾配屋根の棟構造を示す断面図、図10は、同命綱取付
金物の外観構成を示す斜視図、図11は、同平面図、ま
た、図12は、同正面図である。この例の命綱取付金物
17が、上述の第1実施例のそれ(図2)と大きく異な
るところは、第1実施例では、命綱を引っ掛ける円形の
引掛孔8が設定時には天空を向くようにしていたが、こ
の例では、引掛孔が、棟長手方向を向くようにした点で
ある。すなわち、この例では、山形に屈曲する翼板18
の軒先側に位置する両側端部に、引掛孔19が穿設され
た有孔片20を、翼板18に対して略90度捻れた状態
で溶着することで、命綱引掛板21が構成されている。
なお、図9乃至図12において、図1乃至図4に示す構
成部分と同一の構成各部には、同一の符号を付して、そ
の説明を省略する。この第2実施例の構成によっても、
上述の第1実施例において述べたと略同様の効果を得る
ことができる。これに加えて、第1実施例では、引掛板
7と屋根葺材5との間隔が小さくなり、命綱の取付・取
外作業がやや面倒になる場合が起こり得るが、この例で
は、引掛孔19の貫通方向に障害物がないので、常に容
易に命綱を取付・取外できる。
【0020】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、固定具は
釘に限らず、ビスやワンサイドリベットを使用しても良
い。また、上述の第2実施例では、引掛孔19を翼板1
8に対して略90度捻れた状態に設定した場合について
述べたが、この捩じれ角は、任意である。同様に、上述
の第2実施例では、翼板18の両側端部に有孔片20を
溶着した場合について述べたが、有孔片20を廃して、
翼板18の両側端部自体に捻り加工を施して引掛孔を形
成しても良い。
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、固定具は
釘に限らず、ビスやワンサイドリベットを使用しても良
い。また、上述の第2実施例では、引掛孔19を翼板1
8に対して略90度捻れた状態に設定した場合について
述べたが、この捩じれ角は、任意である。同様に、上述
の第2実施例では、翼板18の両側端部に有孔片20を
溶着した場合について述べたが、有孔片20を廃して、
翼板18の両側端部自体に捻り加工を施して引掛孔を形
成しても良い。
【0021】また、上述の実施例では、命綱引掛板7と
の干渉を防止するために、大棟包下地板15の上面を命
綱引掛板7の厚み分程度切り欠くようにした場合につい
て述べたが、大棟包下地板15を切断分割して、命綱取
付金物の設置部位では、大棟包下地板15を完全に欠く
ようにしても良い。また、上述の実施例では、命綱引掛
板7の屈曲の程度を、棟部両側の屋根葺材5と大棟包6
との勾配に合わせたが、必ずしも、屋根葺材5や大棟包
6の勾配に合わせなくても良い。また、上述の実施例で
は、固定用基板3を棟木11に釘打ち固定したが、野地
板2が厚い場合には、野地板2のみに釘打ち固定するよ
うにしても良い。また、ユニット建物を構成する建物ユ
ニットの場合には、棟木11に代えて、両側の建物ユニ
ットのトラス梁の上弦材、又は継梁等によって棟部が構
成されることとなるが、この場合には、勿論、固定用基
板3をトラス梁の上弦材、又は継梁に釘打ち固定して良
い。
の干渉を防止するために、大棟包下地板15の上面を命
綱引掛板7の厚み分程度切り欠くようにした場合につい
て述べたが、大棟包下地板15を切断分割して、命綱取
付金物の設置部位では、大棟包下地板15を完全に欠く
ようにしても良い。また、上述の実施例では、命綱引掛
板7の屈曲の程度を、棟部両側の屋根葺材5と大棟包6
との勾配に合わせたが、必ずしも、屋根葺材5や大棟包
6の勾配に合わせなくても良い。また、上述の実施例で
は、固定用基板3を棟木11に釘打ち固定したが、野地
板2が厚い場合には、野地板2のみに釘打ち固定するよ
うにしても良い。また、ユニット建物を構成する建物ユ
ニットの場合には、棟木11に代えて、両側の建物ユニ
ットのトラス梁の上弦材、又は継梁等によって棟部が構
成されることとなるが、この場合には、勿論、固定用基
板3をトラス梁の上弦材、又は継梁に釘打ち固定して良
い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、固定用基板と命綱引掛板とが起立板を介して一
体結合されている上、山形の固定用基板を、勾配屋根の
両側に跨らせ、野地板の表面側から釘止めするだけで、
固定が行われるので、固定作業が容易である。また、命
綱取付金物の取付後でも、固定用基板と命綱引掛板との
間の隙間に、屋根葺材や棟面戸や大棟包下地板等を差し
込むことができる。それゆえ、屋根葺き作業に先立っ
て、命綱取付金物を棟部に取付固定できるので、屋根の
補修、改修時は勿論のこと、最初の屋根葺き施工時から
命綱に守られて屋根上作業ができる
よれば、固定用基板と命綱引掛板とが起立板を介して一
体結合されている上、山形の固定用基板を、勾配屋根の
両側に跨らせ、野地板の表面側から釘止めするだけで、
固定が行われるので、固定作業が容易である。また、命
綱取付金物の取付後でも、固定用基板と命綱引掛板との
間の隙間に、屋根葺材や棟面戸や大棟包下地板等を差し
込むことができる。それゆえ、屋根葺き作業に先立っ
て、命綱取付金物を棟部に取付固定できるので、屋根の
補修、改修時は勿論のこと、最初の屋根葺き施工時から
命綱に守られて屋根上作業ができる
【図1】この発明の第1実施例である命綱取付金物を備
える勾配屋根の棟構造を示す断面図である。
える勾配屋根の棟構造を示す断面図である。
【図2】同命綱取付金物の外観構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】同命綱取付金物の外観構成を示す平面図であ
る。
る。
【図4】同命綱取付金物の外観構成を示す正面図であ
る。
る。
【図5】同棟構造を説明するための部分斜視図である。
【図6】同棟構造を説明するための部分斜視図である。
【図7】同棟構造の施工手順を示す工程図である。
【図8】同棟構造の施工手順を示す工程図である。
【図9】この発明の第2実施例である命綱取付金物を備
える勾配屋根の棟構造を示す断面図である。
える勾配屋根の棟構造を示す断面図である。
【図10】同命綱取付金物の外観構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図11】同命綱取付金物の外観構成を示す平面図であ
る。
る。
【図12】同命綱取付金物の外観構成を示す正面図であ
る。
る。
1 命綱取付金物 2 野地板 3 固定用基板 3a 固定用基板の延設領域 4 起立板 5 屋根葺材 6 大棟包(棟包) 7,21 命綱引掛板 8,19 引掛孔(引掛部) 9 釘(固定具) 10 釘穴(固定具挿通孔) 11 棟木(勾配屋根の棟部の支持部材) 18 翼板 20 有孔片
Claims (5)
- 【請求項1】 勾配屋根の棟部に取付固定される命綱取
付金物であって、 前記棟部に跨って両側の屋根勾配に沿うべく山形に屈曲
され、野地板の上面側から固定具によって前記棟部に取
付固定可能な固定用基板と、 該固定用基板の前記山形の頂部から上方に起立する起立
板と、 該起立板の上端面から、該上端面の両側に張り出し、か
つ、両側端部に命綱を引っ掛ける引掛部をそれぞれ有す
る命綱引掛板とからなることを特徴とする命綱取付金
物。 - 【請求項2】 前記命綱引掛板は、棟部両側の屋根葺材
又は棟包の勾配に沿うべく山形に屈曲されていることを
特徴とする請求項1記載の命綱取付金物。 - 【請求項3】 前記引掛部は、命綱を引っ掛ける引掛孔
からなることを特徴とする請求項1又は2記載の命綱取
付金物。 - 【請求項4】 前記命綱引掛板は、前記起立板の上端面
から、該上端面の両側に翼状に張り出す翼板と、前記引
掛孔が穿孔された一対の有孔片とからなり、これらの有
孔片が、前記翼板の両側端部に、該翼板に対して所定の
捩じれ状態で固着されて、前記引掛部が構成されている
ことを特徴とする請求項1,2又は3記載の命綱取付金
物。 - 【請求項5】 前記固定用基板は、前記命綱引掛板より
も、勾配屋根の棟長手方向に長く延設され、この延設領
域には、該固定用基板を前記野地板の上面側から前記固
定具によって前記棟部に取付固定する際の固定具挿通孔
が穿設されていることを特徴とする請求項1,2,3又
は4記載の命綱取付金物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31633996A JPH10159286A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 命綱取付金物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31633996A JPH10159286A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 命綱取付金物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10159286A true JPH10159286A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18076026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31633996A Pending JPH10159286A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 命綱取付金物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10159286A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006257679A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd | 屋根の安全金具の取付構造 |
JP2011163109A (ja) * | 2010-01-15 | 2011-08-25 | Tsuruya:Kk | 屋根用安全部材 |
JP2013060798A (ja) * | 2011-08-23 | 2013-04-04 | Yukihiro Sato | 板金棟の支持金具 |
-
1996
- 1996-11-27 JP JP31633996A patent/JPH10159286A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006257679A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd | 屋根の安全金具の取付構造 |
JP2011163109A (ja) * | 2010-01-15 | 2011-08-25 | Tsuruya:Kk | 屋根用安全部材 |
JP2013060798A (ja) * | 2011-08-23 | 2013-04-04 | Yukihiro Sato | 板金棟の支持金具 |
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