JPH10158949A - 織成機構及びそのような織成機構を備えたジャカード 式織機 - Google Patents

織成機構及びそのような織成機構を備えたジャカード 式織機

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JPH10158949A
JPH10158949A JP9271526A JP27152697A JPH10158949A JP H10158949 A JPH10158949 A JP H10158949A JP 9271526 A JP9271526 A JP 9271526A JP 27152697 A JP27152697 A JP 27152697A JP H10158949 A JPH10158949 A JP H10158949A
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    • D03C3/00Jacquards
    • D03C3/12Multiple-shed jacquards, i.e. jacquards which move warp threads to several different heights, e.g. for weaving pile fabrics

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置を低価格かつ簡単な構造にし、さらに織
成機構が占有する空間が小さく、そして確実かつ効率的
な様式で操作できる、織機のたて糸の3つの位置を作り
出すことに適した織成機構を提供する。 【解決手段】 一連の開口形成装置を備え、この装置が
逆位相の交互の運動により駆動される掛留部材10,11 に
よって垂直方向に移動させることができる可動式スピン
ドル部材を有する、ジャカード式織機のたて糸の3つの
位置を作り出す織成機構であって、開口形成装置が掛留
部材により対をなして移動させることができる4個の可
動式スピンドル部材2,3,6,7 を備え、各対を第1可動式
スピンドル部材が第2可動式スピンドル部材により支持
され、開口形成装置は更に、垂直方向で一直線に並べら
れた5個のプーリ5,9,15,16,17を備え、その際これらの
プーリーは、前記4個の可動式スピンドル部材の位置に
依存して,プーリー相互の間隔が変更しるように互いに
離れることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジャカード式織機
におけるたて糸の3つの位置を作り出すことに適した織
成機構及びそのような織成機構を備えたジャカード式織
機に関する。
【0002】
【従来の技術】たて糸の3つの位置を作り出す織成機構
を備えた織機は、ベルベット或いはじゅうたん地のよう
な特別な生地を製造するために使用される。フランス特
許公開公報第2 647 473 号明細書から、3つの位置の織
成機構が周知である。この機構は隣接した2つの開口形
成装置を備え、この開口形成装置のの各々は2つの可動
のスピンドル捕捉部材を備えている。この装置は異なる
3つの高さ位置でたて糸を配置することに有効である
が、その装置は大空間を占有する。何故なら2セットの
可動のスピンドル捕捉部材が並列配置され、その結果、
コード或いは織機の制御ケーブルの端部の2つのスナッ
プ式フックの間の最小間隔が10mmオーダーの間隔だから
である。多数のコード、例えば10,000本のコードによっ
て形成された織機の場合には、従来様式の装置が占有す
る空間は、2つの開口形成装置及びそれに対応する2つ
の駆動システムにとって備えることが必要であるような
ものとなり、これにより、装置を高価かつ複雑なものに
し、その上機械の破損の危険を増加させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は上述の
問題を解決し、さらに占有する空間が2つの位置を作り
出すことができる織成機構の空間とほぼ同じであり、そ
して確実かつ効率的な様式で操作できる、織機のたて糸
の3つの位置を作り出すのに適した織成機構を進歩させ
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このことを考慮に入れて
本発明は、一連の開口形成装置を備え、この開口形成装
置が逆位相の交互の運動により駆動される掛留部材によ
って垂直方向に移動させることができる可動のスピンド
ル捕捉部材を有する、ジャカード式織機のたて糸の3つ
の位置を作り出す織成機構であって、各々の開口形成装
置が前記掛留部材により対をなして移動させることがで
きる4個の可動のスピンドル捕捉部材を備え、各対の第
1のスピンドル捕捉部材が前記対の第2のスピンドル捕
捉部材により支持され、開口形成装置は更に、垂直方向
に一直線に並べられた5個のプーリーを備え、その際こ
れらのプーリーは、前記4個のスピンドル捕捉部材の位
置に依存してプーリー相互の間隔を変更しうるように互
いに離れることが可能である、織成機構を提供する。
【0005】本発明により、一方が他方の上側に配置さ
れた2個のフックにより構成された1対の可動のスピン
ドル捕捉部材は、2つの位置を作り出すことができる織
成機構に使用される単一の可動のスピンドル捕捉部材が
占有する横方向の空間とほぼ等しく、その結果、一対の
可動のスピンドル捕捉部材の占有する総空間はもはや従
来の機構の2個の可動フックの総空間よりも大きくな
い。5個のプーリーが垂直方向で一直線に並んでいるこ
とは、それらが占有する横方向の空間を制限することを
可能にし、特に、約5mmの間隔で2つの開口形成機構を
設置できる。得られた機構は従来の装置と比べてほぼ二
倍小型化できる。
【0006】本発明の有利な第1実施形によれば、5個
のプーリーが同一平面内にある。こえにより、装置をよ
り小型化することができる。何故なら、どんな寸法を選
択しようが、その装置が占有する横方向の空間が、プー
リーの幅と同じ寸法だからである。本発明の他の有利な
実施形によれば、各開口形成装置が幾つかのプーリーの
回転軸を横断する少なくとも1つのガイドレールを備え
ている。このレールは上側のプーリに支持されかつそれ
と共に上方に向かって可動する。本発明のこの実施形に
より、幾つかのプーリーが上方に向かって移動できるよ
うに重なりあって支持され、そしてこれらのプーリーの
相対的な移動が開口形成装置の考慮された3つの位置を
得ることを可能にする。
【0007】本発明の別の有利な実施形によれば、一端
を織成機構のフレームに取付けかつヘルドを留めるため
のスナップ式フックを備えたコードが、開口形成装置の
下側部分にある3個のプーリーに連続的に巻き掛けて設
けられている。このコードの配設は、装置の下方位置に
ある3個のプーリーの間の高さと間隔とに従って、異な
る3つの高さ位置でコードの端部におけるスナップ式フ
ックの位置決めを可能にする。
【0008】本発明の特に有利な実施形によれば、4個
の可動のスピンドル捕捉部材が索条部材により対をなし
て連結されており、この索条部材が開口形成装置の上側
部分にそれぞれ位置する2個のプーリーの各々或いはそ
の1つに巻き掛けられている。従って、開口形成装置の
上側部分にある2個のプーリーは、それらが索条部材に
より取付けられた可動のスピンドル捕捉部材の位置に応
じて垂直方向に移動させられる。これらのプーリーの位
置は下側のプーリーの位置に影響を及ぼし、従って、コ
ードの端部にあるスナップ式フックの位置決めにも影響
を及ぼす。
【0009】本発明のさらに別の実施形によれば、各開
口形成装置が2個のセレクタ機構を備えており、このセ
レクタ機構が、一対の2個の可動のスピンドル捕捉部材
或いは前記可動のスピンドル捕捉部材の1つだけをその
軌道の上死点付近で固定可能である。従って本発明のこ
の実施形は、単に電磁石によって制御できるセレクタ機
構によって開口形成装置に所属する4個の可動のスピン
ドル捕捉部材の位置決めを制御することができる。これ
により、従来様式の織成機構に比べて本発明の織成機構
を簡素化することに役立ち、さらに経済的な成果を増加
することができる。
【0010】最後に本発明は上述した織成機構を備えた
ジャカード式織機に関する。
【0011】
【発明の実施の形態】添付した図面を参照して、単に例
として与えられたジャカード式織機におけるたて糸の3
つの位置を作り出すことに適した織成機構の実施の形態
の以下の記載に基づいて、本発明がより理解され、さら
にその他の利点の幾つかがはっきりと理解できるであろ
う。
【0012】図1の1aに示す開口形成装置1は、可動
の2個の下側スピンドル捕捉部材2と3を備え、これら
の捕捉部材はプーリ5に巻き掛けられた索条部材を構成
するケーブル4によって連結されている。可動の2個の
上側スピンドル捕捉部材6と7は、第2プーリー9に部
分的に巻き掛けられた第2ケーブル8によって連結され
ている。逆位相の交互の運動により駆動される掛留部材
10と11は、可動のスピンドル捕捉部材2及び3をロ
ックレバー2a及び3aにより選択的に移動させること
ができる。
【0013】本発明によれば、可動のスピンドル捕捉部
材6及び7は、可動のスピンドル捕捉部材2及び3にそ
れぞれ支持されているので、可動のスピンドル捕捉部材
2と6を掛留部材11によって一緒に移動させることが
できる。従って、可動のスピンドル捕捉部材2と6は可
動のスピンドル捕捉部材の第1の対を形成し、他方で、
可動のスピンドル捕捉部材3と7は可動のスピンドル捕
捉部材の第2の対を形成する。例えば電磁石を備えたセ
レクタ装置12は、可動のスピンドル捕捉部材2,3,
6或いは7をその軌道の上死点付近で固定することがで
き、この位置では、可動のスピンドル捕捉部材は掛留部
材10及び11に支持されている。単に1個の装置12
は、上述の4つの可動のスピンドル捕捉部材を選択する
ために使用されている。
【0014】図1の1a〜1cを比較することによって
判るように、可動のスピンドル捕捉部材2,3,6及び
7のそれぞれの位置に従って、開口形成装置1の上側部
分に位置するプーリー5と9の高さは可変である。この
装置1はさらに別の3つのプーリー15,16及び17
を備え、このプーリーは装置1の下側部分に位置する。
プーリー5,9,15,16及び17は垂直方向に一直
線に並べられ、かつ4個の可動のスピンドル捕捉部材
2,3,6及び7の位置に依存してプーリー相互の間隔
を変更しうるように互いに離れることができる。
【0015】プーリー5,9,15,16及び17が同
一平面内にあると有利であり、これにより、それらのプ
ーリーが形成する組立体の横方向の空間を制限すること
ができ、また機構の構造を簡素化することができる。ガ
イドレール20は、互いに一直線に並べられた幾つかの
プーリーを保持することができる。このレール20は長
方形の孔20aを備えており、この孔内では、ガイドロ
ッド21が移動可能である。プーリー5と15は次のよ
うにガイドロッドに取付けられている。即ち、このプー
リーが自由に回転できかつガイドロッド21に対して固
定されるように、取付けられている。プーリー9と16
は次のようにレール20の上端部及び下端部に取付けら
れている。即ち、これらのプーリーが自由に回転できか
つレール20に対して固定されるように、取付けられて
いる。従って、レール20は上側のプーリー9によって
支持されかつこのプーリーとともに上方へ移動可能であ
る。それに対してプーリー17は、織成機構のフレーム
と一体的な基部22に固着されている。コード23は、
その一方の端部が基部22に取付けられ、引き続きプー
リ16と17及びプーリー15に連続的に巻き掛けら
れ、そしてプーリー15からつり下げられている。コー
ド23の他方の端部はスナップ式フック24を備え、こ
のフックは1本或いはそれ以上のたて糸の位置を制御す
る、図示しない1つ或いはそれ以上のヘルドを吊り下げ
ることを可能にする。
【0016】以下に操作方法を説明する。図1の1aに
示す位置から出発して、掛留部材11が垂直方向の運動
により下方へ駆動された時、可動のスピンドル捕捉部材
7がセレクタ装置12付近の位置に保持され、そして可
動のスピンドル捕捉部材3が掛留部材11とともに下方
へ移動するように解放されるならば、プーリー9はその
位置にとどまり、他方でプーリー5は図1の1bに示す
位置に到達するまで下降する。この場合、プーリー5に
対して分離しないように固定されたプーリー15は、プ
ーリー5の経路の高さに等しい高さHを下降し、従っ
て、プーリー16,17及び15に連続的に巻き掛けら
れたコード23の長さはより短くなり、その結果、プー
リー15の一側からつり下げられたコード23の長さ
は、図1の1aに示す状態より長くなる。スナップ式フ
ック24は、プーリー15の経路に対応する高さHに等
しい高さ、或いはその高さHの2倍の高さを下降する。
従って、スナップ式フック24は図1の1bに示す中間
位置に到達する。
【0017】図1の1aに示す位置から出発して、セレ
クタ装置12が可動のスピンドル捕捉部材3及び7のい
ずれも保持しないならば、プーリー5と9が高さHの下
方移動運動を行ない、その結果、プーリー16も高さH
を下降し、他方でプーリー15もまた高さHを下降す
る。従って、プーリー16,17及び15に連続的に巻
き掛けられたコード23の長さは2H+2H、即ち高さ
Hの4倍だけ短くなり、コード23の端部に吊り下げら
れたスナップ式フック24が同等の高さ、即ち4Hの高
さを下降し、その結果、図1の1cに示す下方位置に到
達する。
【0018】従って本発明による装置が占有する空間
は、従来の装置より小さくなるにもかかわらず、この装
置はそれぞれ図1の1a,1b及び1cに示すスナップ
式フックの3つの位置を得ることができる。実際のとこ
ろ、同一平面内の重なりあったプーリーを位置決めすこ
と、及び可動のスピンドル捕捉部材を対にすることは開
口形成装置を小型化し、このことは、唯一の機械でもっ
て10,000或いはそれ以上の多数のコードを備えた織成機
構に形成することを可能にする。これにより、そのよう
な装置が組み込まれた織機の設置、並びに保守及び点検
を行うとは相当簡単なものになる。
【0019】図2には、上死点付近にある可動のスピン
ドル捕捉部材3及び7が示されており、掛留部材11に
載置されている。この位置では、可動のスピンドル捕捉
部材がセレクタ装置12の付近に位置し、このセレクタ
装置が錠止部材25を備えており、この錠止部材は、セ
レクタ機構を形成しかつ掛留部材10の軌道に対してほ
ぼ垂直方向に動くことによって可動のスピンドル捕捉部
材7と3の2つの孔7bと3bを貫通することができ
る。可動のスピンドル捕捉部材3と7は次のような形成
されている。即ち、可動のスピンドル捕捉部材7が可動
のスピンドル捕捉部材3に載置されている時、孔3bと
7bが一直線に並べられるように、形成されている。孔
7bは開口されており、そして錠止部材が図2で右方向
に移動することにより、この錠止部材25が単に孔7b
だけか、或いは孔7b及び3bを同時に貫通する。従っ
て、錠止部材25は、軌道の上死点付近で単に可動のス
ピンドル捕捉部材7だけか、或いは可動のスピンドル捕
捉部材7及び3を同時に固定する。
【0020】単に可動のスピンドル捕捉部材7のみがそ
の上死点位置にロックされるならば、掛留部材11は下
降し、そして装置が図1の1bに示す1つと同様な中間
位置に到達する時、可動のスピンドル捕捉部材3はその
掛留部材11のあとを追って移動する。他方で可動のス
ピンドル捕捉部材いずれもが固定されない時、即ち、錠
止部材25が装置1内に引っ込んだ位置ある時、可動の
スピンドル捕捉部材3と7は掛留部材11に支持されて
下降運動を行ない、そして装置は、図1の1cで示す1
つと同様な位置に到達する。
【0021】最後に、錠止部材25が同時に孔3aと7
aを貫通するならば、可動のスピンドル捕捉部材3と7
は装置12の付近に固定され、そして装置1は、図1の
1aに示す位置にとどまり、他方で掛留部材11はその
下方向への移動を開始する。錠止部材25は最適な手
段、例えば電磁石によって制御される。図2から、可動
のスピンドル捕捉部材7が次のような形成されているこ
とが理解できる。即ち、可動のスピンドル捕捉部材7は
可動のスピンドル捕捉部材3の外形を形どるように形成
され、さらにその移動時に第2のスピンドル捕捉部材に
支持されるように形成されている。
【0022】図1の1bに示す実施例はこれに限定され
るものではなく、1対の1個或いは2個の可動のスピン
ドル捕捉部材を固定することできるどんなセレクタ装置
も本発明で使用することができ、特にロックレバーを備
えた装置が1つ或いは多数の電磁石或いは他の最適な手
段によって制御される。本発明による織成機構を備えた
ジャカード式織機は、設置がより容易であり、ベルベッ
ト或いはじゅうたん地を製造することを意図する従来の
織機より小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コードの端部にあるスナップ式フックがその上
方位置、中間位置、下方位置ににある、本発明による織
成機構に付属する開口形成装置の部材の概略図である。
【図2】軌道の上死点付近にある2個の可動のスピンド
ル捕捉部材の拡大図である。
【符号の説明】
1 開口形成装置 2,3,6,7 可動のスピンドル捕捉部材 4,8 索条部材 5,9,15,16,17 プーリー 10,11 掛留部材 12 セレクタ装置 20 レール 20a 孔 21 ガイドロッド 22 フレーム 23 コード 25 錠止部材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連の開口形成装置を備え、この開口形
    成装置が逆位相の交互の運動により駆動される掛留部材
    (10,11)によって垂直方向に移動させることがで
    きる可動のスピンドル捕捉部材(2,3,6,7)を有
    する、ジャカード式織機のたて糸の3つの位置を作り出
    す織成機構において、 各々の開口形成装置が前記掛留部材により対をなして移
    動させることができる4個の可動のスピンドル捕捉部材
    を備え、各対の第1のスピンドル捕捉部材(6,7)が
    前記対の第2のスピンドル捕捉部材(2,3)により支
    持され、開口形成装置は更に、垂直方向に一直線に並べ
    られた5個のプーリー(5,9,15,16,17)を
    備え、その際これらのプーリーは、前記4個のスピンド
    ル捕捉部材の位置に依存してプーリー相互の間隔を変更
    しうるように互いに離れることが可能であることを特徴
    とする織成機構。
  2. 【請求項2】 5個のプーリー(5,9,15,16,
    17)が同一平面内にあることを特徴とする請求項1に
    記載の織成機構。
  3. 【請求項3】 各開口形成装置が、幾つかのプーリー
    (5,15)を横断する少なくとも1つのガイドレール
    (20)を備え、このガイドレールが上側のプーリー
    (9)により支持されかつ前記プーリーとともに高さ方
    向に移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の
    織成機構。
  4. 【請求項4】 前記レール(20)が長方形の孔(20
    a)を備えており、この孔内では、前記2個のプーリー
    (5,15)を取付けたガイドロッド(21)が移動可
    能であることを特徴とする請求項3に記載の織成機構。
  5. 【請求項5】 一端を織成機構のフレーム(22)に取
    付けかつヘルドを留めるためのスナップ式フック(2
    4)を備えたコード(23)が、前記開口形成装置の下
    側部分にある前記3個のプーリー(16,17,15)
    に連続的に巻き掛けて設けられていることを特徴とする
    請求項1に記載の織成機構。
  6. 【請求項6】 コード(23)が、フレーム(22)に
    取付けられた端部から出発して、高さ方向に変位可能な
    第1プーリー(16)に部分的に巻き掛けられ、次いで
    この第1プーリーの下側にある、高さ位置が固定の第2
    プーリー(17)に巻き掛けられ、最後に高さ方向に変
    位可能な第3プーリー(15)に巻き掛けられて続いて
    いることを特徴とする請求項5に記載の織成機構。
  7. 【請求項7】 前記4個の可動のスピンドル捕捉部材
    (2,3,6,7)が索条部材(4,8)により対をな
    して連結されており、この索条部材が前記開口形成装置
    の上側部分にそれぞれ位置する2個のプーリー(5,
    9)の各々或いはその1つに巻き掛けられていることを
    特徴とする、請求項1から6までのいずれか1つに記載
    の織成機構。
  8. 【請求項8】 各開口形成装置が2つのセレクタ機構
    (25)を備えており、このセレクタ機構が、対をなす
    2つの可動のスピンドル捕捉部材(3,7)或いは前記
    可動のスピンドル捕捉部材の1つだけをその軌道の上死
    点付近で固定可能であることを特徴とする、請求項1か
    ら7までのいずれか1つに記載の織成装置。
  9. 【請求項9】 前記可動のスピンドル捕捉部材(3,
    7)の各々が、前記セレクタ装置に所属する錠止部材
    (25)を収容するための孔(3b,7b)を備えてお
    り、一対の2個の可動のスピンドル部材が重なって支持
    されている時だ、前記可動のスピンドル部材の孔が一直
    線に並べられ、さらに錠止部材が前記孔の一方或いは両
    方の孔を同時に貫通できるように、一方の孔(7a)が
    開口されていることを特徴とする請求項8に記載の織成
    機構。
  10. 【請求項10】 対をなす可動のスピンドル捕捉部材の
    第1スピンドル捕捉部材(6,7)が、第2スピンドル
    捕捉部材(2,3)の外形を形どるように形成され、こ
    の第2スピンドル捕捉部材がロックレバー(2a,3
    a)を備えており、第1,第2スピンドル捕捉部材が、
    ロックレバーと協働する前記掛留部材(10,11)の
    一方により移動させられることを特徴とする請求項1に
    記載の織成機構。
  11. 【請求項11】 請求項1から10までのいずれか1つ
    に記載の織成機構を備えたジャカード式織機。
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