JPH1015841A - ラチェットレンチ - Google Patents
ラチェットレンチInfo
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- JPH1015841A JPH1015841A JP17897296A JP17897296A JPH1015841A JP H1015841 A JPH1015841 A JP H1015841A JP 17897296 A JP17897296 A JP 17897296A JP 17897296 A JP17897296 A JP 17897296A JP H1015841 A JPH1015841 A JP H1015841A
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- Japan
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- shaft
- connecting wall
- storage body
- wall
- housing
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Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワークを回動する場合、障害物が配置されて
いても、ワークの回動機構を確実にワーク取付部まで到
達させる事ができる。 【解決手段】 原動機14側の主動軸21を第1収納体
2に配置し、ワークの回動機構9側の従動軸25を第2
収納体3に配置する。また、主動軸21と従動軸25と
をベベルギア28を介して接続する。また、第1収納体
2側の第1連結壁30、31と第2収納体3側の第2連
結壁32、33とを、連結軸34を介して回動又は固定
可能に接続する。
いても、ワークの回動機構を確実にワーク取付部まで到
達させる事ができる。 【解決手段】 原動機14側の主動軸21を第1収納体
2に配置し、ワークの回動機構9側の従動軸25を第2
収納体3に配置する。また、主動軸21と従動軸25と
をベベルギア28を介して接続する。また、第1収納体
2側の第1連結壁30、31と第2収納体3側の第2連
結壁32、33とを、連結軸34を介して回動又は固定
可能に接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車、その他種々の
装置の組立、整備等を行う場合に於て、ボルト、ナット
及びネジ等のワークを回動する事が可能な、ラチェット
レンチに係るものである。
装置の組立、整備等を行う場合に於て、ボルト、ナット
及びネジ等のワークを回動する事が可能な、ラチェット
レンチに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、原動機を内蔵したラチェットレン
チとしては、特開昭63−256373号に記載の発明
が知られている。この従来発明は、原動機に連結した主
動軸とワークの回動機構に接続した従動軸とを、減速機
構等を介して接続している。そして、これらの主動軸、
従動軸、減速機構等を一つのケーシングに組み込み直結
的に配置している。そして、ケーシングを長さ方向の中
間部で折曲する事はできないものであった。
チとしては、特開昭63−256373号に記載の発明
が知られている。この従来発明は、原動機に連結した主
動軸とワークの回動機構に接続した従動軸とを、減速機
構等を介して接続している。そして、これらの主動軸、
従動軸、減速機構等を一つのケーシングに組み込み直結
的に配置している。そして、ケーシングを長さ方向の中
間部で折曲する事はできないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の方法は、上述の如く、原動機、主動軸、従動軸、ワ
ークの回動機構等を真直に折曲不能に接続している。そ
のため、ワーク取付部とラチェットレンチを挿入する部
分との間に障害物が介在されていると、従来方法の真っ
すぐなラチェットレンチでは、ワークの回動機構と障害
物とが干渉し、ワークの回動機構がワーク取付部に届か
ず、ワークを回動する事ができないものであった。
来の方法は、上述の如く、原動機、主動軸、従動軸、ワ
ークの回動機構等を真直に折曲不能に接続している。そ
のため、ワーク取付部とラチェットレンチを挿入する部
分との間に障害物が介在されていると、従来方法の真っ
すぐなラチェットレンチでは、ワークの回動機構と障害
物とが干渉し、ワークの回動機構がワーク取付部に届か
ず、ワークを回動する事ができないものであった。
【0004】本発明は上述の如き課題を解決しようとす
るものであって、ボルト、ナット、ネジ等のワークを回
動する場合、ワーク取付部とラチェットレンチを挿入す
る部分との間に障害物が配置されていても、ワークの回
動機構を確実にワーク取付部に到達させ、ワークの回動
作業を簡便に行おうとするものである。
るものであって、ボルト、ナット、ネジ等のワークを回
動する場合、ワーク取付部とラチェットレンチを挿入す
る部分との間に障害物が配置されていても、ワークの回
動機構を確実にワーク取付部に到達させ、ワークの回動
作業を簡便に行おうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の如き課題
を解決するため、原動機に連結した主動軸を第1収納体
に配置し、ワークの回動機構に接続した従動軸を第2収
納体に配置し、上記主動軸と従動軸とをベベルギアを介
して接続するとともにこのベベルギアの外面側に臨ませ
て、第1収納体から突出した第1連結壁と第2収納体か
ら突出した第2連結壁とを配置し、この第1連結壁と第
2連結壁とに連結軸を軸方向に移動可能に挿通し、この
連結軸に、連結軸を介して第1連結壁と第2連結壁とを
係合固定する係合固定部を設けるとともに連結軸の軸方
向移動時に第1連結壁と第2連結壁との回転方向の係合
固定を解除する非係合部を設ける事により、第1収納体
と第2収納体とを連結軸を介して回動又は固定可能とし
た事を特徴とする。
を解決するため、原動機に連結した主動軸を第1収納体
に配置し、ワークの回動機構に接続した従動軸を第2収
納体に配置し、上記主動軸と従動軸とをベベルギアを介
して接続するとともにこのベベルギアの外面側に臨ませ
て、第1収納体から突出した第1連結壁と第2収納体か
ら突出した第2連結壁とを配置し、この第1連結壁と第
2連結壁とに連結軸を軸方向に移動可能に挿通し、この
連結軸に、連結軸を介して第1連結壁と第2連結壁とを
係合固定する係合固定部を設けるとともに連結軸の軸方
向移動時に第1連結壁と第2連結壁との回転方向の係合
固定を解除する非係合部を設ける事により、第1収納体
と第2収納体とを連結軸を介して回動又は固定可能とし
た事を特徴とする。
【0006】また、第2の発明は、原動機に連結した主
動軸を第1収納体に配置し、ワークの回動機構に接続し
た従動軸を第2収納体に配置し、上記主動軸と従動軸と
をベベルギアを介して接続するとともにこのベベルギア
の外面側に臨ませて、第1収納体から突出した第1連結
壁と第2収納体から突出した第2連結壁とを配置し、こ
の第1連結壁と第2連結壁とに連結軸を挿通し、この連
結軸に、連結軸を介して第1連結壁と第2連結壁とを係
合固定する係合固定部を設けるとともに第1連結壁と第
2連結壁との回転方向の係合固定を解除する非係合部を
設け、この係合固定部又は非係合部のいずれにも移動可
能に第1連結壁又は第2連結壁を配置する事により、第
1収納体と第2収納体とを連結軸を介して回動又は固定
可能とした事を特徴とする。
動軸を第1収納体に配置し、ワークの回動機構に接続し
た従動軸を第2収納体に配置し、上記主動軸と従動軸と
をベベルギアを介して接続するとともにこのベベルギア
の外面側に臨ませて、第1収納体から突出した第1連結
壁と第2収納体から突出した第2連結壁とを配置し、こ
の第1連結壁と第2連結壁とに連結軸を挿通し、この連
結軸に、連結軸を介して第1連結壁と第2連結壁とを係
合固定する係合固定部を設けるとともに第1連結壁と第
2連結壁との回転方向の係合固定を解除する非係合部を
設け、この係合固定部又は非係合部のいずれにも移動可
能に第1連結壁又は第2連結壁を配置する事により、第
1収納体と第2収納体とを連結軸を介して回動又は固定
可能とした事を特徴とする。
【0007】また、第1収納体と第2収納体との連結軸
を介しての回動は、ワークの回動機構のワーク接続部側
を下面に配置した状態に於て、第2収納体を左右方向に
回動し得るよう、連結軸をこの左右方向面に対して直角
に配置しても良い。
を介しての回動は、ワークの回動機構のワーク接続部側
を下面に配置した状態に於て、第2収納体を左右方向に
回動し得るよう、連結軸をこの左右方向面に対して直角
に配置しても良い。
【0008】また、第1収納体と第2収納体との連結軸
を介しての回動は、ワークの回動機構のワーク接続部側
を下面に配置した状態に於て、第2収納体を上下方向に
回動し得るよう、連結軸をこの上下方向面に対して直角
に配置しても良い。
を介しての回動は、ワークの回動機構のワーク接続部側
を下面に配置した状態に於て、第2収納体を上下方向に
回動し得るよう、連結軸をこの上下方向面に対して直角
に配置しても良い。
【0009】また、ベベルギアは、1枚で形成しても良
い。
い。
【0010】また、ベベルギアは、一対で形成しても良
い。
い。
【0011】また、第1連結壁と第2連結壁は、各々1
個形成しても良い。
個形成しても良い。
【0012】また、第1連結壁と第2連結壁は、各々一
対形成しても良い。
対形成しても良い。
【0013】また、連結軸は、非係合部の側面に、第1
連結壁又は第2連結壁の係合受部に押圧接触するスプリ
ングプランジャーを配置しても良い。
連結壁又は第2連結壁の係合受部に押圧接触するスプリ
ングプランジャーを配置しても良い。
【0014】
【作用】本発明は上述の如く構成したものであって、ラ
チェットレンチは、ワークの回動機構と手持ち部分との
関係を、くの字型、L字型等に折曲したり、作業状況に
応じて使用形態を変形できるものである。
チェットレンチは、ワークの回動機構と手持ち部分との
関係を、くの字型、L字型等に折曲したり、作業状況に
応じて使用形態を変形できるものである。
【0015】また、第1の発明に於て、ラチェットレン
チを作動させるには、原動機に連結した主動軸を回動す
る。すると、主動軸の回動力は、ベベルギアを介して従
動軸に伝達され、ワークの回動機構を一定の方向に回動
する。そして、このワークの回動機構は、先端に接続す
るラチェット、ドライバー等の工具によって、ワークを
締め付けたり、緩めたりする事が可能となる。
チを作動させるには、原動機に連結した主動軸を回動す
る。すると、主動軸の回動力は、ベベルギアを介して従
動軸に伝達され、ワークの回動機構を一定の方向に回動
する。そして、このワークの回動機構は、先端に接続す
るラチェット、ドライバー等の工具によって、ワークを
締め付けたり、緩めたりする事が可能となる。
【0016】このように形成したラチェットレンチの、
ワークの回動機構である第2収納体と、手持ち部分であ
る第1収納体との配置関係を変形させるには、まず、第
1連結壁と第2連結壁に挿通した連結軸を軸方向の一方
側に移動する。すると、連結軸は、第1連結壁又は第2
連結壁の少なくとも一方に非係合部を配置し、第1連結
壁と第2連結壁との係合固定を解除する。そのため、第
1収納体及び第2収納体を、連結軸を介して回動する
と、第1収納体と第2収納体との配置関係を、真直ぐに
したり、くの字型、L字型等とする事ができる。
ワークの回動機構である第2収納体と、手持ち部分であ
る第1収納体との配置関係を変形させるには、まず、第
1連結壁と第2連結壁に挿通した連結軸を軸方向の一方
側に移動する。すると、連結軸は、第1連結壁又は第2
連結壁の少なくとも一方に非係合部を配置し、第1連結
壁と第2連結壁との係合固定を解除する。そのため、第
1収納体及び第2収納体を、連結軸を介して回動する
と、第1収納体と第2収納体との配置関係を、真直ぐに
したり、くの字型、L字型等とする事ができる。
【0017】また、この変形した配置で第1収納体及び
第2収納体を固定するには、連結軸を軸方向の他方側に
復元移動する。すると連結軸は、第1連結壁及び第2連
結壁に係合固定部を接触し、第1収納体及び第2収納体
を回動不能に固定する。
第2収納体を固定するには、連結軸を軸方向の他方側に
復元移動する。すると連結軸は、第1連結壁及び第2連
結壁に係合固定部を接触し、第1収納体及び第2収納体
を回動不能に固定する。
【0018】また、ラチェットレンチは、主動軸と従動
軸とをベベルギアを介して接続している。このベベルギ
アは、主動軸の延長方向と従動軸の延長方向が直線上に
配置していなくても、主動軸の回動力を従動軸に伝達す
る事ができる。そのため、ラチェットレンチは、第1収
納体及び第2収納体を、くの字型、L字型等に変形して
も、この変形状態でワークの回動機構を作動する事がで
き、ワークの確実な回動作業が可能となる。
軸とをベベルギアを介して接続している。このベベルギ
アは、主動軸の延長方向と従動軸の延長方向が直線上に
配置していなくても、主動軸の回動力を従動軸に伝達す
る事ができる。そのため、ラチェットレンチは、第1収
納体及び第2収納体を、くの字型、L字型等に変形して
も、この変形状態でワークの回動機構を作動する事がで
き、ワークの確実な回動作業が可能となる。
【0019】また、第2の発明に於てラチェットレンチ
の第1収納体と第2収納体との配置関係を変形させるに
は、第1連結壁又は第2連結壁を、連結軸の軸方向の一
方側に移動する。すると、この第1連結壁又は第2連結
壁は、連結軸の非係合部に配置し、第1連結壁と第2連
結壁との係合固定を解除できる。そのため、第1収納体
及び第2収納体を、連結軸を介して回動すると、第1収
納体と第2収納体との配置関係を、真直ぐにしたり、く
の字型、L字型等とする事ができる。
の第1収納体と第2収納体との配置関係を変形させるに
は、第1連結壁又は第2連結壁を、連結軸の軸方向の一
方側に移動する。すると、この第1連結壁又は第2連結
壁は、連結軸の非係合部に配置し、第1連結壁と第2連
結壁との係合固定を解除できる。そのため、第1収納体
及び第2収納体を、連結軸を介して回動すると、第1収
納体と第2収納体との配置関係を、真直ぐにしたり、く
の字型、L字型等とする事ができる。
【0020】また、この変形した配置で第1収納体及び
第2収納体を固定するには、第1連結壁又は第2連結壁
を、連結軸の軸方向の他方側に復元移動する。すると、
この第1連結壁又は第2連結壁は、連結軸の係合固定部
に接触し、第1収納体及び第2収納体を回動不能に固定
する。
第2収納体を固定するには、第1連結壁又は第2連結壁
を、連結軸の軸方向の他方側に復元移動する。すると、
この第1連結壁又は第2連結壁は、連結軸の係合固定部
に接触し、第1収納体及び第2収納体を回動不能に固定
する。
【0021】また、ラチェットレンチは、主動軸と従動
軸とをベベルギアを介して接続している。このベベルギ
アは、主動軸の延長方向と従動軸の延長方向が直線上に
配置していなくても、主動軸の回動力を従動軸に伝達す
る事ができる。そのため、ラチェットレンチは、第1収
納体及び第2収納体を、くの字型、L字型等に変形して
も、この変形状態でワークの回動機構を作動する事がで
き、ワークの確実な回動作業が可能となる。
軸とをベベルギアを介して接続している。このベベルギ
アは、主動軸の延長方向と従動軸の延長方向が直線上に
配置していなくても、主動軸の回動力を従動軸に伝達す
る事ができる。そのため、ラチェットレンチは、第1収
納体及び第2収納体を、くの字型、L字型等に変形して
も、この変形状態でワークの回動機構を作動する事がで
き、ワークの確実な回動作業が可能となる。
【0022】このように、本発明は、ワーク取付部とラ
チェットレンチを挿入する部分との間に障害物等が介在
していても、第1収納体と第2収納体とを、くの字型、
L字型等に折曲する事によって、ワークの設置状態に応
じた最適な形状に変形する事ができる。このため、ワー
クの回動機構と障害物との干渉を防止して、ワークの回
動作業を簡便に行う事が可能となる。
チェットレンチを挿入する部分との間に障害物等が介在
していても、第1収納体と第2収納体とを、くの字型、
L字型等に折曲する事によって、ワークの設置状態に応
じた最適な形状に変形する事ができる。このため、ワー
クの回動機構と障害物との干渉を防止して、ワークの回
動作業を簡便に行う事が可能となる。
【0023】また、第1収納体と第2収納体との連結軸
を介しての回動は、ワークの回動機構のワーク接続部側
を下面に配置した状態に於て、第2収納体を左右方向に
回動し得るよう、連結軸をこの左右方向面に対して直角
に配置する事が可能である。このように形成すると、第
2収納体を、第1収納体に対して左右方向にくの字型、
L字型等に折曲して変形する事ができる。
を介しての回動は、ワークの回動機構のワーク接続部側
を下面に配置した状態に於て、第2収納体を左右方向に
回動し得るよう、連結軸をこの左右方向面に対して直角
に配置する事が可能である。このように形成すると、第
2収納体を、第1収納体に対して左右方向にくの字型、
L字型等に折曲して変形する事ができる。
【0024】また、第1収納体と第2収納体との連結軸
を介しての回動は、ワークの回動機構のワーク接続部側
を下面に配置した状態に於て、第2収納体を上下方向に
回動し得るよう、連結軸をこの上下方向面に対して直角
に配置する事が可能である。このように形成すると、第
2収納体を、第1収納体に対して上下方向にくの字型、
L字型等に折曲して変形させる事ができる。
を介しての回動は、ワークの回動機構のワーク接続部側
を下面に配置した状態に於て、第2収納体を上下方向に
回動し得るよう、連結軸をこの上下方向面に対して直角
に配置する事が可能である。このように形成すると、第
2収納体を、第1収納体に対して上下方向にくの字型、
L字型等に折曲して変形させる事ができる。
【0025】また、ベベルギアを、1枚で形成すれば、
構造を簡略に形成して、軽量化する事ができ、作業者の
労働負担を軽減できる。
構造を簡略に形成して、軽量化する事ができ、作業者の
労働負担を軽減できる。
【0026】また、ベベルギアを、一対形成すれば、主
動軸の回動トルクを均等に2枚のベベルギアに分割させ
る事ができ、ベベルギアの耐摩耗性を高める事が可能と
なる。
動軸の回動トルクを均等に2枚のベベルギアに分割させ
る事ができ、ベベルギアの耐摩耗性を高める事が可能と
なる。
【0027】また、第1連結壁と第2連結壁を、各々1
個形成すれば、構造を簡略化して、廉価に形成できる。
個形成すれば、構造を簡略化して、廉価に形成できる。
【0028】また、第1連結壁と第2連結壁を、各々一
対形成すれば、この4枚の連結壁に連結軸を挿通する事
によって、連結壁の確実な接続が可能となる。
対形成すれば、この4枚の連結壁に連結軸を挿通する事
によって、連結壁の確実な接続が可能となる。
【0029】また、連結軸は、非係合部の側面に、第1
連結壁又は第2連結壁の係合受部に押圧接触するスプリ
ングプランジャーを配置すれば、第1連結壁及び第2連
結壁の係合固定状態に於て、スプリングプランジャーの
先端を、第1連結壁又は第2連結壁の外面側に突出して
接触させる事ができる。そのため、連結軸は、スプリン
グプランジャーを第1連結壁又は第2連結壁の外面に係
合し、誤操作等により軽い力で一方に押圧された場合に
も、第1収納体と第2収納体との不用意な係合解除を防
止し、安全な使用が可能となる。
連結壁又は第2連結壁の係合受部に押圧接触するスプリ
ングプランジャーを配置すれば、第1連結壁及び第2連
結壁の係合固定状態に於て、スプリングプランジャーの
先端を、第1連結壁又は第2連結壁の外面側に突出して
接触させる事ができる。そのため、連結軸は、スプリン
グプランジャーを第1連結壁又は第2連結壁の外面に係
合し、誤操作等により軽い力で一方に押圧された場合に
も、第1収納体と第2収納体との不用意な係合解除を防
止し、安全な使用が可能となる。
【0030】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に於て説明すれ
ば、(1)は収納本体で、図1に示す如く、先端側に第1
収納体(2)を接続する。また、第1収納体(2)の先端側
には、第2収納体(3)を回動可能に接続するとともにこ
の第2収納体(3)にワークの回動機構(9)を設けてい
る。
ば、(1)は収納本体で、図1に示す如く、先端側に第1
収納体(2)を接続する。また、第1収納体(2)の先端側
には、第2収納体(3)を回動可能に接続するとともにこ
の第2収納体(3)にワークの回動機構(9)を設けてい
る。
【0031】まず、上記の収納本体(1)は、図1に示す
如く、加圧エアーの導入口(4)を基端部に形成し、この
導入口(4)の下流側に開閉弁(5)を配置する。この開閉
弁(5)は、弁体(6)と、この弁体(6)に気密的に接触可
能な弁座(7)と、この弁座(7)方向に弁体(6)を付勢す
る発条(8)とから形成している。
如く、加圧エアーの導入口(4)を基端部に形成し、この
導入口(4)の下流側に開閉弁(5)を配置する。この開閉
弁(5)は、弁体(6)と、この弁体(6)に気密的に接触可
能な弁座(7)と、この弁座(7)方向に弁体(6)を付勢す
る発条(8)とから形成している。
【0032】また、開閉弁(5)は、弁体(6)に弁棒(1
0)を接続し、この弁棒(10)の先端を収納本体(1)の
表面から突出している。また、この弁棒(10)の先端に
はスロットルレバー(11)を配置している。このスロッ
トルレバー(11)は、基端部を支軸(12)にて収納本体
(1)に回動可能に軸支接続している。
0)を接続し、この弁棒(10)の先端を収納本体(1)の
表面から突出している。また、この弁棒(10)の先端に
はスロットルレバー(11)を配置している。このスロッ
トルレバー(11)は、基端部を支軸(12)にて収納本体
(1)に回動可能に軸支接続している。
【0033】また、この開閉弁(5)の下流側に、図1に
示す如く、導入路(13)を介して原動機(14)を接続す
る。この原動機(14)は、シリンダー室(15)内に回転
ローター(16)を配置する。この回転ローター(16)
は、シリンダー室(15)を貫通するシャフト(17)を形
成し、このシャフト(17)をベアリング等の軸支部(1
8)にて軸支している。また、回転ローター(16)は、
シャフト(17)の外周面に複数枚のブレード(20)を突
設する。
示す如く、導入路(13)を介して原動機(14)を接続す
る。この原動機(14)は、シリンダー室(15)内に回転
ローター(16)を配置する。この回転ローター(16)
は、シリンダー室(15)を貫通するシャフト(17)を形
成し、このシャフト(17)をベアリング等の軸支部(1
8)にて軸支している。また、回転ローター(16)は、
シャフト(17)の外周面に複数枚のブレード(20)を突
設する。
【0034】また、回転ローター(16)は、シャフト
(17)の先端側に主動軸(21)を接続する。この主動軸
(21)は、第1収納体(2)の内部に挿通し、先端部に主
動ベベルギア(22)を配置している。
(17)の先端側に主動軸(21)を接続する。この主動軸
(21)は、第1収納体(2)の内部に挿通し、先端部に主
動ベベルギア(22)を配置している。
【0035】また、第1収納体(2)は、図1に示す如
く、ベアリング等の軸受(23)にて主動軸(21)を軸支
している。また、第1収納体(2)と収納本体(1)は、環
状の接続リング(24)にて螺着接続している。
く、ベアリング等の軸受(23)にて主動軸(21)を軸支
している。また、第1収納体(2)と収納本体(1)は、環
状の接続リング(24)にて螺着接続している。
【0036】また、図1、図2に示す如く、ワークの回
動機構(9)のワーク接続部(29)側を下面に配置した状
態に於て、第2収納体(3)を、左右方向に回動し得るよ
う、第1収納体(2)に接続している。以下、本実施例に
於て方向性を特定する必要があるため、ワーク接続部
(29)側を下面に配置した状態で説明を行う。また、第
2収納体(3)は、図1乃至図3に示す如く、従動軸(2
5)を内部に挿通し、この従動軸(25)をベアリング等
の軸受(26)にて軸支している。また、従動軸(25)
は、主動軸(21)側の外周に従動ベベルギア(27)を配
置している。
動機構(9)のワーク接続部(29)側を下面に配置した状
態に於て、第2収納体(3)を、左右方向に回動し得るよ
う、第1収納体(2)に接続している。以下、本実施例に
於て方向性を特定する必要があるため、ワーク接続部
(29)側を下面に配置した状態で説明を行う。また、第
2収納体(3)は、図1乃至図3に示す如く、従動軸(2
5)を内部に挿通し、この従動軸(25)をベアリング等
の軸受(26)にて軸支している。また、従動軸(25)
は、主動軸(21)側の外周に従動ベベルギア(27)を配
置している。
【0037】また、主動ベベルギア(22)と従動ベベル
ギア(27)とをベベルギア(28)を介して接続してい
る。また、図1、図2に於て、ベベルギア(28)の外面
側の上下方向には、第1収納体(2)の第1連結壁(30)
(31)を臨ませている。この第1収納体(2)は、第1連
結壁(30)(31)を主動軸(21)の回動軸芯の上下方向
に配置して先端部に一対突出している。また、第2収納
体(3)は、第2連結壁(32)(33)を従動軸(25)の回
動軸芯の上下方向に配置して基端部に一対突出してい
る。また、この第2連結壁(32)(33)をベベルギア
(28)の上下の外面に臨ませるとともに、この第2連結
壁(32)(33)を第1連結壁(30)(31)の内側に重ね
ている。また、第1連結壁(30)(31)及び第2連結壁
(32)(33)は、主動軸(21)の回動軸芯に対して上下
方向に交差する一本の連結軸(34)を挿通し、第2収納
体(3)を、第1収納体(2)に対して左右方向に回動する
事が可能である。
ギア(27)とをベベルギア(28)を介して接続してい
る。また、図1、図2に於て、ベベルギア(28)の外面
側の上下方向には、第1収納体(2)の第1連結壁(30)
(31)を臨ませている。この第1収納体(2)は、第1連
結壁(30)(31)を主動軸(21)の回動軸芯の上下方向
に配置して先端部に一対突出している。また、第2収納
体(3)は、第2連結壁(32)(33)を従動軸(25)の回
動軸芯の上下方向に配置して基端部に一対突出してい
る。また、この第2連結壁(32)(33)をベベルギア
(28)の上下の外面に臨ませるとともに、この第2連結
壁(32)(33)を第1連結壁(30)(31)の内側に重ね
ている。また、第1連結壁(30)(31)及び第2連結壁
(32)(33)は、主動軸(21)の回動軸芯に対して上下
方向に交差する一本の連結軸(34)を挿通し、第2収納
体(3)を、第1収納体(2)に対して左右方向に回動する
事が可能である。
【0038】また、連結軸(34)は、図2、図4に示す
如く、軸方向の両端部に幅広のノブ(35)(36)を形成
している。そして、図2、図4の図面に於て、上方に配
置する一方のノブ(35)側に、非係合部(37)を形成す
る。また、一方のノブ(35)と他方のノブ(36)間の非
係合部(37)側に、ギア状の係合固定部(40)を形成す
る。また、他方のノブ(36)側には、ギア状の係合固定
部(41)を設けている。そして、この係合固定部(40)
(41)間には、非係合部(42)を設けている。この非係
合部(37)(42)は、係合固定部(40)(41)の外径及
び下記の係合受部(43)(44)(45)(46)の直径より
も小さな直径で形成し、係合受部(43)(44)(45)
(46)に係合する事がない。
如く、軸方向の両端部に幅広のノブ(35)(36)を形成
している。そして、図2、図4の図面に於て、上方に配
置する一方のノブ(35)側に、非係合部(37)を形成す
る。また、一方のノブ(35)と他方のノブ(36)間の非
係合部(37)側に、ギア状の係合固定部(40)を形成す
る。また、他方のノブ(36)側には、ギア状の係合固定
部(41)を設けている。そして、この係合固定部(40)
(41)間には、非係合部(42)を設けている。この非係
合部(37)(42)は、係合固定部(40)(41)の外径及
び下記の係合受部(43)(44)(45)(46)の直径より
も小さな直径で形成し、係合受部(43)(44)(45)
(46)に係合する事がない。
【0039】また、第1連結壁(30)(31)は、係合固
定部(40)(41)に対応する係合受部(43)(44)を厚
み方向に貫通形成している。また、第2連結壁(32)
(33)は、係合固定部(40)(41)に対応する係合受部
(45)(46)を厚み方向に貫通形成している。この係合
受部(43)(44)(45)(46)は、内周面をギア状に凹
設して形成し、係合固定部(40)(41)との係合を可能
とする。
定部(40)(41)に対応する係合受部(43)(44)を厚
み方向に貫通形成している。また、第2連結壁(32)
(33)は、係合固定部(40)(41)に対応する係合受部
(45)(46)を厚み方向に貫通形成している。この係合
受部(43)(44)(45)(46)は、内周面をギア状に凹
設して形成し、係合固定部(40)(41)との係合を可能
とする。
【0040】このように形成した係合固定部(40)(4
1)と係合受部(43)(44)(45)(46)とを接触する
と、第1収納体(2)と第2収納体(3)とは、連結軸(3
4)を介して回動不能に係合固定できる。また、係合固
定部(40)(41)と係合受部(43)(44)(45)(46)
との係合固定を解除し、非係合部(37)(42)を係合受
部(43)(44)(45)(46)に配置すると、第2収納体
(3)を、第1収納体(2)に対して同一平面に於ける折曲
方向に連結軸(34)を介して回動する事が可能となる。
1)と係合受部(43)(44)(45)(46)とを接触する
と、第1収納体(2)と第2収納体(3)とは、連結軸(3
4)を介して回動不能に係合固定できる。また、係合固
定部(40)(41)と係合受部(43)(44)(45)(46)
との係合固定を解除し、非係合部(37)(42)を係合受
部(43)(44)(45)(46)に配置すると、第2収納体
(3)を、第1収納体(2)に対して同一平面に於ける折曲
方向に連結軸(34)を介して回動する事が可能となる。
【0041】また、連結軸(34)は、図2、図4に示す
如く、非係合部(37)の係合固定部(40)側にスプリン
グプランジャー(47)を配置している。このスプリング
プランジャー(47)は、図4に示す如く、非係合部(3
7)の表面に凹溝(48)を設けている。また、この凹溝
(48)には、ボール状の係合体(50)を離脱不能で進退
可能に装着するとともに、この係合体(50)を外方に付
勢するコイルバネ(51)を挿入している。
如く、非係合部(37)の係合固定部(40)側にスプリン
グプランジャー(47)を配置している。このスプリング
プランジャー(47)は、図4に示す如く、非係合部(3
7)の表面に凹溝(48)を設けている。また、この凹溝
(48)には、ボール状の係合体(50)を離脱不能で進退
可能に装着するとともに、この係合体(50)を外方に付
勢するコイルバネ(51)を挿入している。
【0042】このように形成すると、第1連結壁(30)
(31)と第2連結壁(32)(33)との係合状態に於て、
連結軸(34)は、係合体(50)を凹溝(48)から露出さ
せる。そして、連結軸(34)は、図2に示す如く、第1
連結壁(30)の外面側に係合体(50)を突出して接触
し、係合体(50)を第1連結壁(30)の外面に係合させ
る。その結果、誤操作等によって軽い力で連結軸(34)
の一方のノブ(35)が押圧された場合にも、連結軸(3
4)の移動を防止して、第1収納体(2)と第2収納体
(3)との不用意な係合解除を防止できる。
(31)と第2連結壁(32)(33)との係合状態に於て、
連結軸(34)は、係合体(50)を凹溝(48)から露出さ
せる。そして、連結軸(34)は、図2に示す如く、第1
連結壁(30)の外面側に係合体(50)を突出して接触
し、係合体(50)を第1連結壁(30)の外面に係合させ
る。その結果、誤操作等によって軽い力で連結軸(34)
の一方のノブ(35)が押圧された場合にも、連結軸(3
4)の移動を防止して、第1収納体(2)と第2収納体
(3)との不用意な係合解除を防止できる。
【0043】また、前記従動軸(25)は、図2、図3に
示す如く、先端側に偏心カム(52)を配置し、この偏心
カム(52)を、ワークの回動機構(9)に接続している。
このワークの回動機構(9)は、ラチェットヨーク(54)
の係合凹部(55)に偏心カム(52)を係合装着してい
る。また、ラチェットヨーク(54)は、偏心カム(52)
の回転によって揺動運動を行い、ボルト、ナット、ネジ
等のワークを、正方向又は逆方向に回転する事が可能で
ある。また、このワークの回動機構(9)の技術内容は、
特公平2−12704号公報に記載があるため、詳細な
説明を省略する。
示す如く、先端側に偏心カム(52)を配置し、この偏心
カム(52)を、ワークの回動機構(9)に接続している。
このワークの回動機構(9)は、ラチェットヨーク(54)
の係合凹部(55)に偏心カム(52)を係合装着してい
る。また、ラチェットヨーク(54)は、偏心カム(52)
の回転によって揺動運動を行い、ボルト、ナット、ネジ
等のワークを、正方向又は逆方向に回転する事が可能で
ある。また、このワークの回動機構(9)の技術内容は、
特公平2−12704号公報に記載があるため、詳細な
説明を省略する。
【0044】また、図1乃至図3中の(56)は、ゴム等
の弾性部材から成るカバー本体で、伸縮可能なジャバラ
状に形成している。このカバー本体(56)は、第1連結
壁(30)(31)及び第2連結壁(32)(33)の外面を被
覆する事によって、第1連結壁(30)(31)と第2連結
壁(32)(33)間に配置する、主動ベベルギア(22)、
従動ベベルギア(27)及びベベルギア(28)等への手指
の巻き込みを防止可能とする。
の弾性部材から成るカバー本体で、伸縮可能なジャバラ
状に形成している。このカバー本体(56)は、第1連結
壁(30)(31)及び第2連結壁(32)(33)の外面を被
覆する事によって、第1連結壁(30)(31)と第2連結
壁(32)(33)間に配置する、主動ベベルギア(22)、
従動ベベルギア(27)及びベベルギア(28)等への手指
の巻き込みを防止可能とする。
【0045】上述の如く構成したものに於て、ラチェッ
トレンチ(57)を作動させるには、スロットルレバー
(11)を収納本体(1)側に押圧し、発条(8)の付勢力に
抗して開閉弁(5)の弁棒(10)を押し下げる。すると、
この弁棒(10)は、弁座(7)から弁体(6)を開放する。
トレンチ(57)を作動させるには、スロットルレバー
(11)を収納本体(1)側に押圧し、発条(8)の付勢力に
抗して開閉弁(5)の弁棒(10)を押し下げる。すると、
この弁棒(10)は、弁座(7)から弁体(6)を開放する。
【0046】また、この開閉弁(5)の開放操作によっ
て、加圧エアーは、導入路(13)を介して原動機(14)
のシリンダー室(15)内に導入する。そして、回転ロー
ター(16)は、加圧エアーの圧力をブレード(20)に受
け、シャフト(17)を軸芯として一定の方向に回動す
る。また、シャフト(17)は、主動軸(21)及び主動ベ
ベルギア(22)を同時に回動する。そして、主動ベベル
ギア(22)は、ベベルギア(28)を介して従動ベベルギ
ア(27)を回動する。また、この従動ベベルギア(27)
は、従動軸(25)を介して偏心カム(52)を偏心回転す
る。
て、加圧エアーは、導入路(13)を介して原動機(14)
のシリンダー室(15)内に導入する。そして、回転ロー
ター(16)は、加圧エアーの圧力をブレード(20)に受
け、シャフト(17)を軸芯として一定の方向に回動す
る。また、シャフト(17)は、主動軸(21)及び主動ベ
ベルギア(22)を同時に回動する。そして、主動ベベル
ギア(22)は、ベベルギア(28)を介して従動ベベルギ
ア(27)を回動する。また、この従動ベベルギア(27)
は、従動軸(25)を介して偏心カム(52)を偏心回転す
る。
【0047】また、偏心カム(52)は、係合凹部(55)
に係合した状態で偏心回転している。そのため、ラチェ
ットヨーク(54)は、左右方向に揺動運動を行い、ワー
クの回動機構(9)を正方向又は逆方向に回動する。そし
て、このワークの回動機構(9)は、先端に接続するラチ
ェット、ドライバー等の工具によって、ボルト、ナット
及びネジ等のワークを締め付けたり、緩めたりする事が
可能となる。
に係合した状態で偏心回転している。そのため、ラチェ
ットヨーク(54)は、左右方向に揺動運動を行い、ワー
クの回動機構(9)を正方向又は逆方向に回動する。そし
て、このワークの回動機構(9)は、先端に接続するラチ
ェット、ドライバー等の工具によって、ボルト、ナット
及びネジ等のワークを締め付けたり、緩めたりする事が
可能となる。
【0048】また、ワークの回動機構(9)側の第2収納
体(3)と、手持ち部分側の第1収納体(2)との配置関係
を変形させるには、まず、連結軸(34)の一方のノブ
(35)を押圧する。すると、連結軸(34)は、図4に示
す如く、係合受部(43)(45)に非係合部(37)を配置
する。また、係合受部(44)(46)に非係合部(42)を
配置し、第1連結壁(30)(31)と第2連結壁(32)
(33)との係合固定を解除する。そのため、第1収納体
(2)と第2収納体(3)とを、連結軸(34)を介して回動
すると、ワーク接続部(29)側を下面に配置した状態に
於て、第2収納体(3)を、図5に示す如く第1収納体
(2)に対して左右方向に、くの字型、L字型等に回動す
る事ができる。また、第1収納体(2)と第2収納体(3)
との配置関係を、図3に示す如く真直ぐにする事も可能
である。
体(3)と、手持ち部分側の第1収納体(2)との配置関係
を変形させるには、まず、連結軸(34)の一方のノブ
(35)を押圧する。すると、連結軸(34)は、図4に示
す如く、係合受部(43)(45)に非係合部(37)を配置
する。また、係合受部(44)(46)に非係合部(42)を
配置し、第1連結壁(30)(31)と第2連結壁(32)
(33)との係合固定を解除する。そのため、第1収納体
(2)と第2収納体(3)とを、連結軸(34)を介して回動
すると、ワーク接続部(29)側を下面に配置した状態に
於て、第2収納体(3)を、図5に示す如く第1収納体
(2)に対して左右方向に、くの字型、L字型等に回動す
る事ができる。また、第1収納体(2)と第2収納体(3)
との配置関係を、図3に示す如く真直ぐにする事も可能
である。
【0049】また、この変形した配置で第1収納体(2)
及び第2収納体(3)を固定するには、連結軸(34)の他
方側のノブ(36)を押圧する。すると連結軸(34)は、
図1、図2に示す如く、係合受部(43)(45)に係合固
定部(40)を接触し、係合受部(44)(46)に係合固定
部(41)を接触し、第1収納体(2)及び第2収納体(3)
を回動不能に固定する。
及び第2収納体(3)を固定するには、連結軸(34)の他
方側のノブ(36)を押圧する。すると連結軸(34)は、
図1、図2に示す如く、係合受部(43)(45)に係合固
定部(40)を接触し、係合受部(44)(46)に係合固定
部(41)を接触し、第1収納体(2)及び第2収納体(3)
を回動不能に固定する。
【0050】また、この固定状態に於て、スプリングプ
ランジャー(47)は、コイルバネ(51)によって係合体
(50)を外方に付勢し、図2に示す如く、この係合体
(50)を第1連結壁(30)の外面側に突出して接触させ
ている。そのため、連結軸(34)は、係合体(50)を第
1連結壁(30)の外面に係合し、誤操作等により軽い力
で連結軸(34)の一方のノブ(35)が押圧された場合に
も、連結軸(34)の移動を防止して、第1収納体(2)と
第2収納体(3)との不用意な係合解除を防止し、安全な
使用が可能となる。
ランジャー(47)は、コイルバネ(51)によって係合体
(50)を外方に付勢し、図2に示す如く、この係合体
(50)を第1連結壁(30)の外面側に突出して接触させ
ている。そのため、連結軸(34)は、係合体(50)を第
1連結壁(30)の外面に係合し、誤操作等により軽い力
で連結軸(34)の一方のノブ(35)が押圧された場合に
も、連結軸(34)の移動を防止して、第1収納体(2)と
第2収納体(3)との不用意な係合解除を防止し、安全な
使用が可能となる。
【0051】また、ラチェットレンチ(57)は、主動軸
(21)と従動軸(25)とをベベルギア(28)を介して接
続している。このベベルギア(28)は、主動軸(21)の
延長方向と従動軸(25)の延長方向が直線上に配置して
いなくても、主動軸(21)の回動力を従動軸(25)に伝
達する事ができる。そのため、ラチェットレンチ(57)
は、第1収納体(2)及び第2収納体(3)を、くの字型、
L字型等に変形していても、この変形状態でワークの回
動機構(9)を作動する事ができ、ワークの確実な回動作
業が可能となる。
(21)と従動軸(25)とをベベルギア(28)を介して接
続している。このベベルギア(28)は、主動軸(21)の
延長方向と従動軸(25)の延長方向が直線上に配置して
いなくても、主動軸(21)の回動力を従動軸(25)に伝
達する事ができる。そのため、ラチェットレンチ(57)
は、第1収納体(2)及び第2収納体(3)を、くの字型、
L字型等に変形していても、この変形状態でワークの回
動機構(9)を作動する事ができ、ワークの確実な回動作
業が可能となる。
【0052】このように、本発明は、第2収納体(3)
を、第1収納体(2)に対して左右方向に、くの字型、L
字型等に折曲する事によって、ワークの設置状態に応じ
た最適な形状に変形する事ができる。そのため、ワーク
取付部とラチェットレンチ(57)を挿入する部分との間
に障害物等が介在していても、変形部分の内側を障害物
の外側に臨ませて、ワークの回動機構(9)をワーク取付
部まで確実に到達させる事ができる。また、この変形状
態に於ても、ワークの回動機構(9)を作動させる事がで
き、ワークの締め付け、緩め等の回動作業を簡便に行う
事が可能となる。
を、第1収納体(2)に対して左右方向に、くの字型、L
字型等に折曲する事によって、ワークの設置状態に応じ
た最適な形状に変形する事ができる。そのため、ワーク
取付部とラチェットレンチ(57)を挿入する部分との間
に障害物等が介在していても、変形部分の内側を障害物
の外側に臨ませて、ワークの回動機構(9)をワーク取付
部まで確実に到達させる事ができる。また、この変形状
態に於ても、ワークの回動機構(9)を作動させる事がで
き、ワークの締め付け、緩め等の回動作業を簡便に行う
事が可能となる。
【0053】また、上記の第1実施例では、一対の第2
連結壁(32)(33)を一対の第1連結壁(30)(31)の
内側に挿入した。この状態で第1連結壁(30)(31)と
第2連結壁(32)(33)を係合するには、一方の第1連
結壁(30)と一方の第2連結壁(32)の合計の肉厚又
は、他方の第1連結壁(31)と他方の第2連結壁(33)
の合計の肉厚分を考慮して、連結軸(34)の他方のノブ
(36)を押圧する。そして、係合固定部(40)を係合受
部(43)(45)に配置し、係合固定部(41)を係合受部
(44)(46)に配置した。しかし、第2実施例に於て
は、図6に示す如く、一方の第1連結壁(30)の外面側
に一方の第2連結壁(32)を配置し、他方の第1連結壁
(31)の内面側に他方の第2連結壁(33)を配置する。
連結壁(32)(33)を一対の第1連結壁(30)(31)の
内側に挿入した。この状態で第1連結壁(30)(31)と
第2連結壁(32)(33)を係合するには、一方の第1連
結壁(30)と一方の第2連結壁(32)の合計の肉厚又
は、他方の第1連結壁(31)と他方の第2連結壁(33)
の合計の肉厚分を考慮して、連結軸(34)の他方のノブ
(36)を押圧する。そして、係合固定部(40)を係合受
部(43)(45)に配置し、係合固定部(41)を係合受部
(44)(46)に配置した。しかし、第2実施例に於て
は、図6に示す如く、一方の第1連結壁(30)の外面側
に一方の第2連結壁(32)を配置し、他方の第1連結壁
(31)の内面側に他方の第2連結壁(33)を配置する。
【0054】このように形成すると、連結軸(34)は、
第2連結壁(32)(33)の肉厚の分だけ移動すれば、図
6に示す如く、係合受部(45)(46)に非係合部(37)
(42)を配置し、第1連結壁(30)(31)と第2連結壁
(32)(33)との係合固定を解除できる。
第2連結壁(32)(33)の肉厚の分だけ移動すれば、図
6に示す如く、係合受部(45)(46)に非係合部(37)
(42)を配置し、第1連結壁(30)(31)と第2連結壁
(32)(33)との係合固定を解除できる。
【0055】また、上記実施例では、第1収納体(2)及
び第2収納体(3)は、上下方向に一対ずつ連結壁(30)
(31)(32)(33)を突出した。しかし、図7に示す第
3実施例に於て、第1収納体(2)は、第1連結壁(30)
を一個突出する。また、第2収納体(3)は、第2連結壁
(33)を一個突出し、この第1連結壁(30)及び第2連
結壁(33)に連結軸(34)を挿通している。また、この
第3実施例は、第2連結壁(33)と連結軸(34)とを固
定している。この固定方法は、他方側のノブ(36)をボ
ルト等の螺子で形成し、このノブ(36)によって第2連
結壁(33)を螺着固定している。
び第2収納体(3)は、上下方向に一対ずつ連結壁(30)
(31)(32)(33)を突出した。しかし、図7に示す第
3実施例に於て、第1収納体(2)は、第1連結壁(30)
を一個突出する。また、第2収納体(3)は、第2連結壁
(33)を一個突出し、この第1連結壁(30)及び第2連
結壁(33)に連結軸(34)を挿通している。また、この
第3実施例は、第2連結壁(33)と連結軸(34)とを固
定している。この固定方法は、他方側のノブ(36)をボ
ルト等の螺子で形成し、このノブ(36)によって第2連
結壁(33)を螺着固定している。
【0056】また、この第3実施例の第1収納体(2)と
第2収納体(3)との配置関係を変形するには、第1連結
壁(30)を上方向に移動する。すると、第1連結壁(3
0)の係合受部(43)に非係合部(37)が配置し、図7
に示す如く、第1連結壁(30)と第2連結壁(33)との
係合固定を解除できる。また、第1連結壁(30)と第2
連結壁(33)を係合するには、第1連結壁(30)を下方
向に移動する。すると、第1連結壁(30)の係合受部
(43)に係合固定部(40)が配置し、第1連結壁(30)
と第2連結壁(33)とを係合できる。
第2収納体(3)との配置関係を変形するには、第1連結
壁(30)を上方向に移動する。すると、第1連結壁(3
0)の係合受部(43)に非係合部(37)が配置し、図7
に示す如く、第1連結壁(30)と第2連結壁(33)との
係合固定を解除できる。また、第1連結壁(30)と第2
連結壁(33)を係合するには、第1連結壁(30)を下方
向に移動する。すると、第1連結壁(30)の係合受部
(43)に係合固定部(40)が配置し、第1連結壁(30)
と第2連結壁(33)とを係合できる。
【0057】また、上記の実施例では、ベベルギア(2
8)は、1枚のみで形成し、廉価な製造を可能としてい
る。しかし、第4実施例に於て、ベベルギア(28)は、
図8に示す如く、上下2枚で形成している。このように
形成すると、主動軸(21)の回動トルクを2枚のベベル
ギア(28)に均等に分割させる事ができ、ベベルギア
(28)の耐摩耗性を高める事が可能となる。
8)は、1枚のみで形成し、廉価な製造を可能としてい
る。しかし、第4実施例に於て、ベベルギア(28)は、
図8に示す如く、上下2枚で形成している。このように
形成すると、主動軸(21)の回動トルクを2枚のベベル
ギア(28)に均等に分割させる事ができ、ベベルギア
(28)の耐摩耗性を高める事が可能となる。
【0058】また、上記の実施例では、ワーク接続部
(29)側を下面に配置した状態に於て、第2収納体(3)
を、第1収納体(2)に対して左右方向に回動可能に接続
した。しかし、図9、図10に示す第5実施例に於て
は、第2収納体(3)を、第1収納体(2)に対して上下方
向に回動可能となるように接続している。
(29)側を下面に配置した状態に於て、第2収納体(3)
を、第1収納体(2)に対して左右方向に回動可能に接続
した。しかし、図9、図10に示す第5実施例に於て
は、第2収納体(3)を、第1収納体(2)に対して上下方
向に回動可能となるように接続している。
【0059】この第5実施例は、第1収納体(2)の先端
部に、図9に示す如く、第1連結壁(30)(31)を、主
動軸(21)の回動軸芯の左右方向に配置して一対突出す
る。また、第2収納体(3)の基端部には、第2連結壁
(32)(33)を従動軸(25)の回動軸芯の左右方向に配
置して一対突出している。また、この第1連結壁(30)
(31)および第2連結壁(32)(33)に、図9に示す如
く、主動軸(25)の回動軸芯に対して左右方向に交差す
る連結軸(34)を挿通している。
部に、図9に示す如く、第1連結壁(30)(31)を、主
動軸(21)の回動軸芯の左右方向に配置して一対突出す
る。また、第2収納体(3)の基端部には、第2連結壁
(32)(33)を従動軸(25)の回動軸芯の左右方向に配
置して一対突出している。また、この第1連結壁(30)
(31)および第2連結壁(32)(33)に、図9に示す如
く、主動軸(25)の回動軸芯に対して左右方向に交差す
る連結軸(34)を挿通している。
【0060】このように形成すると、ワーク取付部とラ
チェットレンチ(57)を挿入する部分との間に障害物等
が介在し、この障害物の外側にラチェットレンチ(57)
を挿入するスペースがない場合にも、第2収納体(3)
を、図10に示す如く第1収納体(2)に対して上下方向
にくの字型、L字型等に折曲して変形する事ができる。
そのため、この変形部分の内側を障害物の表面に臨ませ
れば、ワークの回動機構(9)をワーク取付部まで確実に
到達させる事が可能になる。また、この変形状態に於て
も、ワークの回動機構(9)を作動させる事ができるか
ら、ワークの締め付け、緩め等の回動作業を簡便に行う
事が可能となる。
チェットレンチ(57)を挿入する部分との間に障害物等
が介在し、この障害物の外側にラチェットレンチ(57)
を挿入するスペースがない場合にも、第2収納体(3)
を、図10に示す如く第1収納体(2)に対して上下方向
にくの字型、L字型等に折曲して変形する事ができる。
そのため、この変形部分の内側を障害物の表面に臨ませ
れば、ワークの回動機構(9)をワーク取付部まで確実に
到達させる事が可能になる。また、この変形状態に於て
も、ワークの回動機構(9)を作動させる事ができるか
ら、ワークの締め付け、緩め等の回動作業を簡便に行う
事が可能となる。
【0061】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したものである
から、第1収納体側の主動軸と第2収納体側の従動軸と
をベベルギアを介して接続し、第1収納体と第2収納体
とを、くの字型、L字型等に変形した状態で、ワークの
回動機構を作動させる事ができる。そのため、ワーク取
付部とラチェットレンチを挿入する部分との間に障害物
等が介在していても、第1収納体と第2収納体との配置
関係を、ワークの設置状態に応じた最適な形状に変形す
る事ができる。このため、ワークの回動機構をワークの
取付部まで確実に到達させる事ができ、ワークの締め付
け、緩め等の回動作業が簡便に可能となるものである。
から、第1収納体側の主動軸と第2収納体側の従動軸と
をベベルギアを介して接続し、第1収納体と第2収納体
とを、くの字型、L字型等に変形した状態で、ワークの
回動機構を作動させる事ができる。そのため、ワーク取
付部とラチェットレンチを挿入する部分との間に障害物
等が介在していても、第1収納体と第2収納体との配置
関係を、ワークの設置状態に応じた最適な形状に変形す
る事ができる。このため、ワークの回動機構をワークの
取付部まで確実に到達させる事ができ、ワークの締め付
け、緩め等の回動作業が簡便に可能となるものである。
【図1】第2連結壁の外面に第1連結壁を重ねて配置し
た第1実施例の断面図。
た第1実施例の断面図。
【図2】第1実施例の要部の拡大断面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】係合固定部と係合受部との係合を解除した状態
の図3のB−B線拡大断面図。
の図3のB−B線拡大断面図。
【図5】第1収納体と第2収納体との配置関係を変形し
た状態を示す要部の拡大断面図。
た状態を示す要部の拡大断面図。
【図6】係合固定部と係合受部との係合状態を解除した
第2実施例の要部の断面図。
第2実施例の要部の断面図。
【図7】係合固定部と係合受部との係合状態を解除した
第3実施例の要部の断面図。
第3実施例の要部の断面図。
【図8】第1連結壁と第2連結壁とを各々1個ずつ設け
た第4実施例の係合固定部と係合受部との係合状態を示
す要部の断面図。
た第4実施例の係合固定部と係合受部との係合状態を示
す要部の断面図。
【図9】第2収納体を第1収納体に対して上下方向に回
動可能に接続した状態を示す第5実施例の要部の断面
図。
動可能に接続した状態を示す第5実施例の要部の断面
図。
【図10】第5実施例の断面図。
2 第1収納体 3 第2収納体 9 ワークの回動機構 14 原動機 21 主動軸 25 従動軸 28 ベベルギア 30 第1連結壁 31 第1連結壁 32 第2連結壁 33 第2連結壁 34 連結軸 37 非係合部 40 係合固定部 41 係合固定部 42 非係合部 47 スプリングプランジャー
Claims (9)
- 【請求項1】 原動機に連結した主動軸を第1収納体に
配置し、ワークの回動機構に接続した従動軸を第2収納
体に配置し、上記主動軸と従動軸とをベベルギアを介し
て接続するとともにこのベベルギアの外面側に臨ませ
て、第1収納体から突出した第1連結壁と第2収納体か
ら突出した第2連結壁とを配置し、この第1連結壁と第
2連結壁とに連結軸を軸方向に移動可能に挿通し、この
連結軸に、連結軸を介して第1連結壁と第2連結壁とを
係合固定する係合固定部を設けるとともに連結軸の軸方
向移動時に第1連結壁と第2連結壁との回転方向の係合
固定を解除する非係合部を設ける事により、第1収納体
と第2収納体とを連結軸を介して回動又は固定可能とし
た事を特徴とするラチェットレンチ。 - 【請求項2】 原動機に連結した主動軸を第1収納体に
配置し、ワークの回動機構に接続した従動軸を第2収納
体に配置し、上記主動軸と従動軸とをベベルギアを介し
て接続するとともにこのベベルギアの外面側に臨ませ
て、第1収納体から突出した第1連結壁と第2収納体か
ら突出した第2連結壁とを配置し、この第1連結壁と第
2連結壁とに連結軸を挿通し、この連結軸に、連結軸を
介して第1連結壁と第2連結壁とを係合固定する係合固
定部を設けるとともに第1連結壁と第2連結壁との回転
方向の係合固定を解除する非係合部を設け、この係合固
定部又は非係合部のいずれにも移動可能に第1連結壁又
は第2連結壁を配置する事により、第1収納体と第2収
納体とを連結軸を介して回動又は固定可能とした事を特
徴とするラチェットレンチ。 - 【請求項3】 第1収納体と第2収納体との連結軸を介
しての回動は、ワークの回動機構のワーク接続部側を下
面に配置した状態に於て、第2収納体を左右方向に回動
し得るよう、連結軸をこの左右方向面に対して直角に配
置した事を特徴とする請求項1または2のラチェットレ
ンチ。 - 【請求項4】 第1収納体と第2収納体との連結軸を介
しての回動は、ワークの回動機構のワーク接続部側を下
面に配置した状態に於て、第2収納体を上下方向に回動
し得るよう、連結軸をこの上下方向面に対して直角に配
置した事を特徴とする請求項1または2のラチェットレ
ンチ。 - 【請求項5】 ベベルギアは、1枚で形成した事を特徴
とする請求項1又は2のラチェットレンチ。 - 【請求項6】 ベベルギアは、一対で形成した事を特徴
とする請求項1又は2のラチェットレンチ。 - 【請求項7】 第1連結壁と第2連結壁は、各々1個形
成した事を特徴とする請求項1又は2のラチェットレン
チ。 - 【請求項8】 第1連結壁と第2連結壁は、各々一対形
成した事を特徴とする請求項1又は2のラチェットレン
チ。 - 【請求項9】 連結軸は、非係合部の側面に、第1連結
壁又は第2連結壁の係合受部に押圧接触するスプリング
プランジャーを配置した事を特徴とする請求項1又は2
のラチェットレンチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17897296A JPH1015841A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | ラチェットレンチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17897296A JPH1015841A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | ラチェットレンチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1015841A true JPH1015841A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16057884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17897296A Pending JPH1015841A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | ラチェットレンチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1015841A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002079473A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-03-19 | Shinano Seisakusho:Kk | ラチェットレンチ |
-
1996
- 1996-07-09 JP JP17897296A patent/JPH1015841A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002079473A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-03-19 | Shinano Seisakusho:Kk | ラチェットレンチ |
JP4629202B2 (ja) * | 2000-09-07 | 2011-02-09 | 株式会社信濃製作所 | ラチェットレンチ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050215 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051012 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |