JPH10157765A - 生分解性水切り袋 - Google Patents

生分解性水切り袋

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JPH10157765A
JPH10157765A JP31980196A JP31980196A JPH10157765A JP H10157765 A JPH10157765 A JP H10157765A JP 31980196 A JP31980196 A JP 31980196A JP 31980196 A JP31980196 A JP 31980196A JP H10157765 A JPH10157765 A JP H10157765A
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JP
Japan
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bag
biodegradable
nonwoven fabric
fibers
draining
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Application number
JP31980196A
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English (en)
Inventor
Toshiya Okubo
俊哉 大久保
Chieko Arita
智恵子 有田
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Unicharm Corp
Original Assignee
Unicharm Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02W90/10Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics

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  • Wrappers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭内で生じる生ごみ等は水切り袋に入れら
れて、埋め立て処理あるいは堆肥化処理されるが、水切
り袋が土中や堆肥中で分解されないものである場合、袋
内の生ごみが堆肥化されにくい。 【解決手段】 融点が100℃以上の熱可塑性の脂肪族
ポリエステルを材料として繊維を形成し、この繊維から
不織布2を製造する。この不織布2を長方形状に成形
し、短辺2a、2aをヒートシールなどして接着させて
筒状にし、さらに開口している長辺2bを接着し水切り
袋1を形成する。前記生分解性樹脂は融点が100℃以
上であるため、この水切り袋1は台所などで使用される
ときに、熱湯がかけられても穴が開いたり、破れが生じ
ることを防止できる。この水切り袋1は生分解性の樹脂
のみから形成されているため、土中や堆肥中で分解され
やすく、これにより水切り袋ごと生ごみを埋め立てある
いは堆肥化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台所の流し台の三
角コーナーおよび排水口の網篭に設置される生分解性の
水切り袋に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭の台所で生じる調理かすや残飯等の
廚芥、すなわち生ごみは、ごみとして処理するためにで
きるだけ水分を切って廃棄することが好ましい。またこ
れらのごみが排水中に流されてそのまま捨てられると、
水質汚染の原因となるため、できる限り排水口に排出さ
れないことが望ましい。このため、台所流し台の三角コ
ーナーや排水口に設けられた網篭(ストレーナー)に、
水が外に出る程度の穴が開けられた水切り袋が装着され
て、この袋内に生ごみが入れられたり、また排水をこの
水切り袋に流し、排水中の細かいごみを水切り袋で取り
除いてから排出できるようにしている。
【0003】前記水切り袋としては、例えば、ポリエチ
レンなどの合成樹脂フィルムに多数の小穴を開けたもの
を袋状にしたもの、あるいはパルプ繊維または合成樹脂
から成る繊維を編んで袋状にしたもの、パルプ繊維から
成る不織布を袋状にしたものなどがある。生ごみなどは
前記水切り袋に入れられた状態で、ごみ処理場において
焼却処理され、あるいは埋め立て処理されている。
【0004】しかし、家庭および工場などから排出され
るごみは年々増加しており、焼却処理による大気汚染、
埋め立て場所の確保が困難であるなどの問題が生じてい
る。このような環境問題に対する意識が近年高まってお
り、これに伴い廃棄物を減少させるために廃棄物のリサ
イクルが行われている。生ごみの堆肥化もこれらのリサ
イクル活動の一環として自治体や企業等で盛んに取り組
まれており、生ごみを堆肥化するための家庭用のコンポ
スターや廃棄物処理施設用の堆肥化装置が実用化されて
いる。
【0005】しかし、ポリエチレンなどの合成樹脂フィ
ルムに多数の小穴を開けたものを袋状にした水切り袋
は、土中の微生物によって分解されない。このため、こ
の水切り袋に生ごみを入れた状態で家庭用コンポスター
などの堆肥化装置に入れた時、袋が分解しないため、袋
内の生ごみが堆肥化しにくく、また袋内の生ごみが堆肥
化しても、水切り袋のみが堆肥化されずに残ってしまう
ことになる。また、単に埋め立て処理を行った場合で
も、生ごみは土に還るが、水切り袋はそのまま土中に残
存することになり、好ましくない。したがって、この水
切り袋で補集した生ごみを堆肥化、あるいは土中に埋め
る場合には、生ごみを水切り袋から取り出して、この生
ごみのみを堆肥化装置に入れたり、土中に埋めたりしな
くてはならないため、非常に手間がかかりまた不衛生で
ある。また、パルプ繊維から製造された不織布により形
成された水切り袋は、土中で分解されるが、不織布の強
度が低いため、台所などで使用しているときに袋に穴が
開いたり破れたりするなどの問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の問題を解決する
ための技術として、実用新案登録番号第3015782
号の登録実用新案公報には、生分解性プラスチックや光
分解性プラスチックを添加したポリエチレン製フィルム
から製造された水切り袋が開示されている。しかし、ポ
リエチレンに生分解性プラスチックを添加しただけで
は、フィルムは分解されるが、ポリエチレン部分が未分
解で残り、ポリエチレンは土中では分解しないため、こ
の水切り袋を土中で完全に生分解することはできない。
【0007】また、光分解性プラスチックは、光が照射
されることにより分解するものであり、微生物が関与す
る分解ではない。よって、堆肥化装置内に入れられた状
態や土中に埋められた状態では、光が当たりにくいため
分解しにくく、フィルムが分解するまでに長時間かか
り、また前述のようにフィルムが分解されてもポリエチ
レン部分は残るため、水切り袋を完全に分解することは
不可能である。また、特開平8−157002号公報に
はレーヨン不織布と生分解性樹脂「NOVON M49
00」フィルムを貼り合わせた水切り袋に関する発明が
記載されているが、この生分解性樹脂「NOVON M
4900」フィルムは耐熱性に劣るものであるため、こ
の水切り袋に沸騰水が流れ込んだときに、沸騰水の温度
に耐えることができずに変形、穴開き、破れ等を生じ
る。通常の炊事作業中において、沸騰水が排水されるこ
とは十分有り得ることであるため、このように沸騰水に
耐えることができない水切り袋は台所等での使用に耐え
ることができない。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するための
ものであり、台所などで生じる生ごみ等を水切り袋ごと
生分解させることが可能であり、かつ通常の台所排水に
耐えうる十分な耐熱性を兼ね備え、且つ使用中に変形、
穴開き、破れ等を生じない強度を有する、台所流し台の
三角コーナーや、排水口の網篭に装着される水切り袋を
提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、生分解性樹脂
で形成された繊維から成る生分解性水切り袋であって、
前記繊維は、融点が100℃以上の生分解性樹脂を主成
分とすることを特徴する生分解性水切り袋に関するもの
である。
【0010】前記生分解性樹脂は、熱可塑性の脂肪族ポ
リエステルであることが好ましい。この場合、水切り袋
は前記生分解性樹脂が熱融着されて袋状に形成されてい
るものである。
【0011】さらに、前記生分解性樹脂から製造される
繊維の繊度は、1デニール以上で50デニール以下であ
ることが好ましい。
【0012】また、前記水切り袋は、前記生分解性樹脂
から成る繊維を袋状に編んだものであってもよいが、よ
り好ましくは前記生分解性樹脂の繊維で不織布が形成さ
れ、この不織布が袋状に成形されて成るものであるとよ
い。
【0013】そして、水切り袋として使用するときに、
細かいごみを保持でき且つ袋に破れが生じたり穴が開い
たりしないよう、前記不織布の目付が5g/m2以上で
100g/m2以下であることが望ましい。
【0014】また、本発明の水切り袋は、前記生分解性
繊維から形成された不織布から成るものに限らず、前記
生分解性樹脂の繊維から形成されたネット状シートが袋
状に成形されて成るものであってもよい。
【0015】本発明の水切り袋は、融点が100℃以上
の生分解性の樹脂から製造された繊維から形成されてい
る。生分解性とは、自然界に存在する微生物によって分
解される性質を意味し、生分解性を有する素材として
は、セルロースやデンプンなどが挙げられるが、特に本
発明では、熱可塑性の生分解性樹脂である脂肪族ポリエ
ステルを使用することが好ましい。本発明では、後述す
るようにこの樹脂から繊維を形成し、さらにこの繊維か
ら不織布を形成し、不織布から水切り袋を製造すること
が可能である。繊維の材料として熱可塑性樹脂を使用す
ると、前記繊維から不織布を形成するときに、繊維間を
熱融着により接着することができ、不織布を形成しやす
くなる。また熱可塑性樹脂から形成された前記不織布を
ヒートシールするなどして袋状に成形しやすくなる。
【0016】この熱可塑性の脂肪族ポリエステルとして
は、例えばポリグルコール酸やポリ−L−乳酸などのポ
リ−α−ヒドロキシ酸、ポリ−β−ヒドロキシ酪酸やポ
リ−β−ヒドロキシ吉草酸あるいはこれらの共重合体な
どのポリ−β−ヒドロキシアルカノエート、ポリ−β−
プロピオラクトンやポリ−ε−カプロラクトンなどのポ
リ−ω−ヒドロキシアルカノエート、ポリエチレンサク
シネートやポリブチレンサクシネートやポリブチレンア
ジペートあるいはこれらの共重合体などのポリアルキレ
ンジカルボキシレートなどが挙げられる。
【0017】これらの脂肪族ポリエステル樹脂のなか
で、本発明の水切り袋の主原料として使用できるもの
は、融点が100℃以上のものである。前記の脂肪族ポ
リエステル樹脂の中で融点が100℃以上の樹脂を具体
的に挙げると、ポリ−β−ヒドロキシ酪酸−co−β−
ヒドロキシ吉草酸、ポリブチレンサクシネート、ポリ−
ブチレンサクシネート−co−ブチレンアジペートのう
ちブチレンアジペート成分が比較的多く含まれているも
の、ポリエチレンサクシネート、ポリ−L−乳酸などで
ある。
【0018】これらの樹脂のうち前記融点が100℃以
上の脂肪族ポリエステル樹脂の1種以上、あるいは融点
が100℃以上の脂肪族ポリエステルに融点が100℃
に満たない前記脂肪族ポリエステルや、脂肪族ポリアミ
ド、あるいはセルロースやデンプンなどの他の生分解性
物質を混合して紡糸を行い、繊維を形成する。融点が1
00℃以上の脂肪族ポリエステルに、融点が100℃に
満たない他の材料を混合して繊維を製造する場合には、
繊維全体の融点が100℃未満とならない程度に、前記
融点が100℃に満たない他の材料を添加する。また、
前記生分解性樹脂から繊維を紡糸するときには、本発明
の効果、すなわち耐熱性および生分解性を大きく損なう
ことがない範囲で、各種の添加剤、例えば顔料、熱安定
剤、光安定剤、酸化防止剤、艶消し剤等を添加してもよ
い。
【0019】この紡糸された繊維の単糸繊度は、1デニ
ール以上で50デニール以下、望ましくは1.5デニー
ル以上で10デニール以下がよい。この範囲の繊維から
例えば不織布を形成する場合、不織布の目を適度に密に
でき、且つ不織布の強度を高くすることができる。よっ
て、この不織布から水切り袋を形成するとき、細かいご
みを保持でき、しかも使用中に袋が破れることはない。
【0020】このように生分解性樹脂から紡糸された繊
維のうち1種あるいは2種以上の繊維を材料として、水
切り袋を形成する。前記繊維から水切り袋を製造する方
法としては、前記繊維を織ってシートを形成してこのシ
ートから袋を成形したり、あるいは繊維を袋形状に編む
などの方法が挙げられるが、実用性、加工性およびコス
ト面から、前記繊維から不織布を形成し、この不織布に
より袋を形成することがより好ましい。この不織布を形
成する際に、不織布の強度を高くするためなどに、必要
に応じて生分解性を有するセルロース等から成る天然繊
維、あるいはレーヨン繊維や他の再生繊維を添加しても
よい。
【0021】前記繊維から不織布を製造するとき、カー
ド法、エアレイ法等の乾式法、スパンレース法、抄紙法
等の湿式法など、不織布を製造するときに通常使用する
方法で製造可能である。また、繊維間の接着には、生分
解性樹脂が熱融着するものである場合にはこの樹脂どう
しを融着させることにより接着させることができる。ま
た、バインダーを添加したり、あるいは繊維を交絡させ
ることによっても接着可能である。
【0022】この不織布の目付は、5g/m2以上で1
00g/m2以下であることが好ましく、さらには10
g/m2以上で50g/m2以下であることが好ましい。
この範囲の目付を有する不織布は強度が高く、且つ目が
適度に密なため、この不織布から形成される水切り袋の
強度を高くでき、水切れ性がよく且つ小さいごみを捕集
できるものとなる。
【0023】このように形成された不織布を単独、また
は生分解性の樹脂から成る開孔処理されたフィルム等を
重ねて、縁部を接着し袋状にして水切り袋を形成する。
このとき、前記不織布が熱可塑性を有するものである
と、縁部をヒートシールなどして熱融着させることによ
り水切り袋を形成でき、製造しやすい。また、縁部を水
不溶性の接着剤により接着させてもよい。
【0024】また、本発明の水切り袋は、前記生分解性
樹脂で形成された繊維どうしを部分的に熱融着などによ
り融着させてネット状にし、このネットを袋状に成形し
たものであってもよい。このネット状の水切り袋は不織
布から成る水切り袋よりも水切り用の穴が大きいため、
水切れ性がより良好になる。また、このネット状の水切
り袋にも前記不織布から成る水切り袋と同様、生分解性
樹脂から成る開孔処理されたフィルム、あるいは前記不
織布を重ねて、熱融着させるなどしてもよい。このフィ
ルムあるいは不織布により、細かいごみを捕集すること
ができる。
【0025】以上のように、本発明の水切り袋は、融点
が100℃以上の生分解性の樹脂で製造された繊維によ
り形成されているため、鍋、やかん等から排出される沸
騰水ないし熱湯が注ぎこまれた際に、水切り袋の著しい
変形、破れ、穴開き等が生じることがなく、台所等で使
用するのに十分な耐熱性を兼ね備えているものとなる。
【0026】また、生分解性の樹脂のみを材料としてい
るため、土壌や堆肥中において速やかに分解され、袋内
の生ごみの堆肥化を妨げることはない。
【0027】また、前記繊維は十分な強度を有している
ため、この繊維で形成された袋は、使用途中で破れたり
することなく、使用に耐えうるものとなる。
【0028】そして、前記繊維を熱可塑性樹脂により形
成する場合、繊維間を熱融着させることにより不織布を
形成でき、さらにこの不織布を熱融着して袋を成形でき
るものとなる。
【0029】また、前記繊維から成る不織布により袋を
形成する場合、この不織布の目付を調節することによ
り、水切り性がよく且つ細かいごみを通さず、且つ高い
強度を有する袋を提供できる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の水切り袋の1形態を示す正面図
である。図1に示す水切り袋1は、長方形状の1枚の不
織布2の短辺2a、2aを合掌状態に合わせてヒートシ
ールあるいは超音波シールなどにより融着して接着接合
部3aを形成し筒状に成形した後に、前記接着接合部3
aを筒体の中心とし、その左右両端に折り目を付けてい
わゆるガゼット4を形成する。その後、開口している一
方の長辺2bを融着して塞いで接着接合部3bとし、袋
状にしたものである。
【0031】前記不織布2は、生分解性の樹脂から成る
繊維から形成されたものである。本発明においては、生
分解性の樹脂としては、熱可塑性の脂肪族ポリエステル
を使用することが好ましい。前記熱可塑性の脂肪族ポリ
エステルとしては、ポリグルコール酸やポリ−L−乳酸
などのポリ−α−ヒドロキシ酸、ポリ−β−ヒドロキシ
酪酸や、ポリ−β−ヒドロキシ吉草酸あるいはこれらの
共重合体などのポリ−β−ヒドロキシアルカノエート、
ポリ−β−プロピオラクトンやポリ−ε−カプロラクト
ンなどのポリ−ω−ヒドロキシアルカノエート、ポリエ
チレンサクシネートやポリブチレンサクシネートやポリ
ブチレンアジペートあるいはこれらの共重合体などのポ
リアルキレンジカルボキシレートなどが挙げられる。こ
のように熱可塑性樹脂を原料とすると、以下に述べるよ
うにこの生分解性樹脂から繊維を形成したり、またこの
繊維から不織布などを製造してこの不織布から水切り袋
を形成するときに、前記繊維や不織布さらには水切り袋
を製造しやすくなる。
【0032】これらの脂肪族ポリエステル樹脂のうち
で、本発明の水切り袋の主原料として使用できるもの
は、融点が100℃以上のものである。前記の脂肪族ポ
リエステル樹脂の中で融点が100℃以上の樹脂を具体
的に挙げると、ポリ−β−ヒドロキシ酪酸−co−β−
ヒドロキシ吉草酸、ポリブチレンサクシネート、ポリ−
ブチレンサクシネート−co−ブチレンアジペートでブ
チレンアジペート成分が比較的多く含まれているもの、
ポリエチレンサクシネート、ポリ−L−乳酸などであ
る。
【0033】これらの樹脂のうち前記融点が100℃以
上の脂肪族ポリエステル樹脂の1種以上、あるいは融点
が100℃以上の脂肪族ポリエステルに融点が100℃
に満たない前記脂肪族ポリエステルや、脂肪族ポリアミ
ド、あるいはセルロースやデンプンなどの他の生分解性
物質を混合して紡糸を行い、繊維を形成する。融点が1
00℃以上の脂肪族ポリエステルに、融点が100℃に
満たない他の材料を混合して繊維を製造する場合には、
この繊維全体の融点が100℃未満とならない程度に、
前記融点が100℃に満たない他の材料を添加する。ま
た、前記生分解性樹脂から繊維を紡糸するときには、本
発明の効果、すなわち耐熱性および生分解性を大きく損
なうことがない範囲で、各種の添加材、例えば顔料、熱
安定剤、光安定剤、酸化防止剤、艶消し剤等を添加して
もよい。
【0034】このようにして紡糸された繊維の単糸繊度
は、1デニール以上で50デニール以下、望ましくは
1.5デニール以上で10デニール以下がよい。繊度が
1デニール未満であると、繊維の強度が弱くなり、これ
を材料として不織布を製造したときに、この不織布の強
度が低くなる。このため、この不織布から水切り袋1を
形成したときに、この水切り袋1は使用中に穴が開いた
り、または破れやすいものとなる。さらに、繊度が弱い
と紡糸も比較的難しくなる。また繊度が50デニールを
越えると、この繊維から不織布を製造する場合、この不
織布の繊維間隔が大きくなり、すなわち目が粗くなるた
め、この目から細かいごみが洩れてしまうため好ましく
ない。
【0035】前記紡糸された繊維の1種あるいは2種以
上の繊維を材料として、カード法、エアレイ法等の乾式
法、スパンレース法、抄紙法等の湿式法などの通常不織
布を製造するときに使用される方法で不織布2を製造す
る。このとき、繊維間の接着には、生分解性樹脂が熱融
着するものである場合には交絡させた樹脂繊維どうしを
熱融着により接着してもよい。また、バインダーを添加
して交絡させた繊維間を接合してもよい。また、不織布
を製造するときに、セルロースから成るレーヨン繊維な
どの他の生分解性繊維を混合してもよい。このとき、他
の生分解性繊維は、不織布2の熱可塑性が損なわれない
範囲で混合される。
【0036】不織布2の目付は、5g/m2以上で10
0g/m2以下であることが好ましく、さらには10g
/m2以上で50g/m2以下であることが好ましい。目
付が、5g/m2未満では不織布の強度が低くなり、こ
の不織布から製造された水切り袋は、破れやすく使用に
耐えられない。また、このように不織布で形成された水
切り袋は不織布の繊維の目の隙間から水が流れるもので
ある。このため、目付が100g/m2を越えると、目
が密になりすぎ、水切れ性が悪くなる。但し、他の不織
布や開孔処理された樹脂フィルムと重ね合わせて使用す
る場合には、目付は前記の範囲よりも小さくても構わな
い。また、不織布2に開孔処理を行い、水切り用の穴を
開ける場合には、目付が前記の範囲よりも大きくてもよ
い。
【0037】このように形成された不織布2から図1に
示す水切り袋1が形成される。不織布2が融点100℃
以上の繊維を主成分として形成されているため、この水
切り袋1に沸騰水を流し込んでも、繊維が溶けるなどし
て水切り袋1に破れや穴が生じることはなく、さらに形
状も変形しにくく耐熱性に優れたものとなる。また適度
な強度を有するため、使用中に袋1が破れたり、穴が開
いたりせず、十分に使用に耐えうるものとなる。
【0038】図1に示した水切り袋1では、長方形状の
不織布2の短辺2a、2aを合掌状態に合わせて、この
合せ面で接着して筒状にした後、一方の開口部(長辺2
b)を接着して袋状にしたものであるが、2枚の長方形
状の不織布を各辺が重なり合うよう重ね合わせて、3辺
を融着させて袋状にしたものであってもよい。前記の水
切り袋に適した寸法は、これを入れる三角コーナーや排
水口の網篭の大きさなどにより異なるが、通常家庭で使
用されている三角コーナー用としては、図1にHで示し
た高さ方向の寸法が20cm以上で50cm以下、好ま
しくは25cm以上で35cm以下であり、また図1で
Wで示した幅方向の寸法は、25cm以上で60cm以
下、さらに好ましくは30cm以上で40cm以下であ
る。また排水口の網篭用としては、高さ寸法Hは15c
m以上で50cm以下、さらに好ましくは20cm以上
で30cm以下、幅寸法Wは15cm以上で45cm以
下、さらに好ましくは20cm以上で30cm以下であ
る。
【0039】図1に示したものは、不織布2のみを使用
しているが、生分解性の樹脂から成る全面に水切り用の
小さい穴が多数開けられたフィルム等を重ねてもよい。
また、この水切り袋1は接着接合部3a、3bにおいて
ヒートシールないしは超音波シールなどされているもの
であるが、この接着接合部は、台所などで使用するとき
に水などにより接着強度が落ちず、かつ生ごみが入れら
れたときに剥がれることなく袋形状を維持できればよい
ため、接着手段としては以上のヒートシールや超音波シ
ールに限らず、接着部に不溶性接着剤を塗布したり、糸
によって縫合してもよい。また、上記の実施の形態で
は、生分解性樹脂から形成した繊維から不織布を製造し
たが、この繊維を編んだり織ったりしてシートを形成
し、このシートから袋を成形してもよい。
【0040】または、前記生分解性樹脂から形成した繊
維どうしを部分的に熱融着させてネット状シートにし、
このネット状シートを袋状に成形してもよい。図2はネ
ット状シートの部分拡大図である。生分解性繊維5は、
前に挙げた生分解性樹脂のうち1種あるいは2種以上の
繊維から成るものであり、融点が100℃以上のもので
ある。この生分解性繊維5は、前記の不織布2の材料と
なっている生分解性繊維よりも太い繊維である。この生
分解性繊維5どうしをその重なり合う部分5aで熱融着
させて、ネット状シート6にする。そしてこのシートを
所定の大きさにして、端部を熱融着させて袋状にする。
あるいは、繊維をネット状にするのと同時に袋形状に成
形してもよい。このネット状の水切り袋は、ネットの穴
5bから水が流れるものであり、不織布で形成したもの
に比べて水切れ性がよくなる。また、このネット状の水
切り袋に前記不織布や生分解性樹脂から成る多数の小孔
が開けられたフィルム等を重ねると、この不織布やフィ
ルムにより細かいごみを捕集できるため好ましい。さら
に図1に示した水切り袋は長方形状であるが、水切り袋
の形状としては、三角コーナーまたは排水口の網篭に確
実に装着できるものであればどのようなものでもよく、
例えば円筒状、円錐状、角錐状でもよい。またガゼット
4がなくてもよい。
【0041】
【実施例】本発明の水切り袋に関し、以下の実施例1な
いし4に示す水切り袋を製造した。この実施例1ないし
4の水切り袋と、以下に示す比較例1ないし3の水切り
袋に同一の試験を行い、その試験の結果により、実施例
と比較例の水切り袋の性能を比較した。
【0042】(実施例1)融点116℃、カット長5c
m、捲縮率7%、単糸繊度4.2デニールのポリブチレ
ンサクシネート繊維からカード機にてウエッブを形成
し、このウエッブをエンボスロールで線圧30kg/c
m、圧接面積率18%、温度105℃にて加熱接着さ
せ、目付33g/m2の不織布を得た。この不織布(2
5cm×25cm)を2枚重ねて、3辺をヒートシール
して、水切り袋を形成した。この水切り袋を流し台の排
水口の網篭に入れて使用した。その結果水切れ性がよ
く、さらに目が適度に細かいため、小さいごみも流さず
に捕集することができた。
【0043】(実施例2)融点109℃、カット長5c
m、捲縮率6%、単糸繊度4.3デニールのポリ−ブチ
レンサクシネート−co−ブチレンアジペート繊維(共
重合モル比;ブチレンサクシネート:ブチレンアジペー
ト=90:10)からカード機にてウエッブを形成し、
このウエッブをエンボスロールで線圧30kg/cm、
圧接面積率18%、温度100℃にて加熱接着させ、目
付38g/m2の不織布を得た。この不織布(25cm
×25cm)を2枚重ねて、3辺をヒートシールして、
水切り袋を形成した。この水切り袋を流し台の排水口の
網篭に入れて使用した。その結果水切れ性がよく、小さ
いごみを捕集する性能にも優れていた。
【0044】(実施例3)融点116℃、カット長5c
m、捲縮率7%、単糸繊度4.2デニールのポリブチレ
ンサクシネート繊維と、カット長5cm、単糸繊度1.
5デニールのレーヨン繊維を50:50の重量比で混合
し、湿式抄紙法にてウエッブを形成し、このウエッブを
カレンダーロールで線圧10kg/cm、温度145℃
にて加熱接着させ、目付60g/m2の不織布を得た。
この不織布にニードルにて単孔面積0.5から7m
2、開孔率16個/cm2となるよう小孔を開けた後、
この不織布(高さH30cm×幅W35cm)を2枚重
ねて、3辺をヒートシールして、水切り袋を形成した。
この水切り袋を流し台の三角コーナーに入れて使用し
た。その結果水切れ性、ごみの捕集性に優れていた。
【0045】(実施例4)融点170℃、カット長5c
m、単糸繊度3.0デニールのポリ−L−乳酸繊維と、
カット長5cm、単糸繊度1.5デニールのレーヨン繊
維を60:40の重量比で混合し、湿式抄紙法にてウエ
ッブを形成後、カレンダーロールで線圧10kg/c
m、温度180℃にて加熱接着させ、目付60g/m2
の不織布を得た。この不織布の全面にニードルにて単孔
面積0.4から7.3mm2、開孔率20個/cm2とな
るよう小孔を形成した後、この不織布(高さH30cm
×幅W35cm)を2枚重ねて、3辺をヒートシールし
て、水切り袋を形成した。この水切り袋を流し台の三角
コーナーに入れて使用した。その結果水切れ性、ごみの
捕集性ともに良好であった。
【0046】(比較例1)融点94℃、カット長5c
m、捲縮率6%、単糸繊度4.5デニールのポリ−ブチ
レンサクシネート−co−ブチレンアジペート繊維(共
重合モル比;ブチレンサクシネート:ブチレンアジペー
ト=80:20)を原料としてカード機にてウエッブを
形成し、このウエッブをエンボスロールで線圧30kg
/cm、圧接面積率18%、温度90℃にて加熱接着さ
せ、目付37g/m2の不織布を得た。この不織布(2
5cm×25cm)を2枚重ねて、3辺をヒートシール
して、水切り袋を形成した。この水切り袋を流し台の排
水口の網篭に入れて使用した。その結果、常温(約20
℃)の水を使用している限りでは水切れ性がよく、さら
に不織布の目が適度に細かいため、細かい生ごみも流さ
ずに捕集することができた。
【0047】(比較例2)融点64℃、カット長5c
m、捲縮率8%、単糸繊度6.0デニールのポリ−ε−
カプロラクトン繊維と、カット長5cm、単糸繊度1.
5デニールのレーヨン繊維をポリ−ε−カプロラクトン
繊維:レーヨン繊維=60:40の重量比で混合し、湿
式抄紙法にてウエッブを形成し、このウエッブをカレン
ダーロールで線圧10kg/cm、温度90℃にて加熱
接着させ、目付54g/m2の不織布を得た。この不織
布にニードルにて単孔面積0.4から6.9mm2、開
孔率18個/cm2の開孔処理を行った後、この不織布
(高さH30cm×幅W35cm)を2枚重ねて、3辺
をヒートシールして、水切り袋を形成した。この水切り
袋を流し台の三角コーナーに入れて使用した。その結
果、比較例1と同様、常温の水を使用している限りで
は、水切れ性、ごみの捕集性に問題はなかった。
【0048】(比較例3)市販の水切り袋の中から、ポ
リプロピレン不織布が袋状に形成されて成る水切り袋を
使用した。
【0049】以上の実施例および比較例に対し、以下
(1)(2)に示す試験を行った。 (1)耐熱性を調べる試験 上記実施例1および2、および比較例1および3の水切
り袋を流し台の排水口の網篭に装着し、実施例3および
4、および比較例2の水切り袋を三角コーナーに装着し
て、この水切り袋に沸騰水(温度100℃)800ml
を一気に流入して、各水切り袋の形状の変化の有無を見
た。この結果を以下の表1に示す。表1において、水切
り袋の形状に変化がない場合は◎、形状に変化はあった
が穴開きや破れが生じなかったものは○、著しい形状の
変化や破れ等が発生したものは×にて表した。
【0050】(2)生分解性を調べる試験 10cm角に裁断した水切り袋を含水率55wt%に調
整した堆肥に埋め込み、温度50℃、湿度95%の条件
下におき、6週間、堆肥醗酵を促進させた。この結果を
表1に示す。表1において、水切り袋が原形を留めず、
回収不可能な状態にまで分解されたものは◎、回収可能
だが形状が崩壊したものには○、原形のまま分解されて
いないものは×で表した。
【0051】
【表1】
【0052】表1に示されているように、実施例1ない
し4の水切り袋は、いずれも100℃の沸騰水により破
れや穴が生じたりすることなく、且つ形状が変化せず、
耐熱性に優れていることが分かる。また、堆肥中でほと
んど分解された。したがって、実施例1ないし4の水切
り袋は、台所流し台用の水切り袋として十分使用可能な
耐熱性を有し、且つ堆肥中で分解しやすいため、袋ごと
堆肥中や土中に埋めてもよく、袋内の生ごみの堆肥化を
阻害しないものとなる。
【0053】これに対し、比較例1および2の水切り袋
は、袋ごと堆肥中に埋めてもある程度の生分解性を有す
るが、耐熱性に劣るため、台所等での使用に適さない。
また、比較例3の水切り袋は、台所用の水切り袋として
使用可能な耐熱性を有するが、袋ごと堆肥中に埋めたと
きにほとんど分解されなかった。したがって、比較例3
の水切り袋を使用したとき、ごみをこの水切り袋に入れ
たままの状態では、堆肥中や土中に埋めて堆肥化できな
いものである。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の水切り袋
は、土中の微生物により分解可能な生分解性樹脂により
形成されている。このため、袋ごとごみを土中に埋めた
り、また堆肥化装置に入れても土中や堆肥化装置中で分
解するため、袋内の生ごみ等の堆肥化を阻害することな
く、生ごみ等を衛生的且つ簡便に処理、あるいは堆肥化
できる。また、熱湯の流入に耐えうる耐熱性も有してい
るため、台所用水切り袋として好適に用いることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水切り袋の正面図、
【図2】本発明のネット状の水切り袋の部分拡大図、
【符号の説明】
1 水切り袋 2 不織布 3a、3b 接着接合部 4 ガゼット 5 生分解性繊維 5a 重なり部(融着部) 5b 水切り用の穴 6 ネット状シート

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生分解性樹脂で形成された繊維から成る
    生分解性水切り袋であって、前記繊維は、融点が100
    ℃以上の生分解性樹脂を主成分とすることを特徴する生
    分解性水切り袋。
  2. 【請求項2】 前記生分解性樹脂は、熱可塑性の脂肪族
    ポリエステルである請求項1記載の生分解性水切り袋。
  3. 【請求項3】 前記生分解性樹脂が熱融着されて袋状に
    形成されている請求項2記載の生分解性水切り袋。
  4. 【請求項4】 前記生分解性樹脂から製造される繊維の
    繊度は、1デニール以上で50デニール以下である請求
    項1ないし3のいずれかに記載の生分解性水切り袋。
  5. 【請求項5】 前記生分解性樹脂の繊維で不織布が形成
    され、この不織布が袋状に成形されて成る請求項1ない
    し4のいずれかに記載の生分解性水切り袋。
  6. 【請求項6】 前記不織布の目付が5g/m2以上で1
    00g/m2以下である請求項5記載の生分解性水切り
    袋。
  7. 【請求項7】 前記生分解性樹脂の繊維から形成された
    ネット状シートが袋状に成形されて成る請求項1ないし
    4のいずれかに記載の生分解性水切り袋。
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