JPH10157451A - 建設機械の空調装置 - Google Patents

建設機械の空調装置

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JPH10157451A
JPH10157451A JP32271196A JP32271196A JPH10157451A JP H10157451 A JPH10157451 A JP H10157451A JP 32271196 A JP32271196 A JP 32271196A JP 32271196 A JP32271196 A JP 32271196A JP H10157451 A JPH10157451 A JP H10157451A
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JP
Japan
Prior art keywords
engine speed
fan
air
auxiliary fan
engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP32271196A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Sakakibara
晃 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンのクーリングファンによりコンデン
サの放熱を行う空調装置において、エンジンの回転数が
低いときでも、十分なコンデンサ放熱量が得られるよう
にする。 【解決手段】 エンジンEのクーリングファン10によ
り冷凍サイクル1中のコンデンサ3の放熱を行う車両用
空調装置において、コンデンサ3に送風する補助ファン
11と、エンジンEの回転数を検出する回転センサ13
と、回転センサ13の検出するエンジン回転数が低下す
るほど補助ファン11の送風量を増やすように補助ファ
ン11を制御する制御装置15とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械の空調装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建設機械の空調装置では、エン
ジンのクーリングファンの送風によって冷凍サイクル中
のコンデンサの放熱を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の空
調装置では、エンジンの回転数が低いと、コンデンサに
対する送風量が減り、コンデンサで冷媒が十分に冷えず
に、冷凍サイクル内の冷媒の圧力が上昇して、安全弁
(高圧カットスイッチ)が働き、空調システムが停止し
てしまうことがあった。
【0004】この不具合を防止するには、一般的には、
クーリングファンを大型化して、同じエンジン回転数で
もコンデンサに送りこまれる風量が多くなるように設計
しなければならない。
【0005】しかしながら、この場合は、大部分の使用
時にはエンジン回転数の上昇に伴って十分過ぎる風量を
供給することになり、その分燃費が悪化し、又騒音も増
大するという不具合が発生する。
【0006】本発明は、このような従来の問題に鑑みて
なされたものであって、クーリングファンの大きさを必
要以上に大きくすることなく、エンジンの回転数が低い
ときでも、十分なコンデンサ放熱量が得られるように
し、燃費向上と常時適正な空調の確保との両立を図るよ
うにした建設機械の空調装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、エン
ジンのクーリングファンの送風により冷凍サイクル中の
コンデンサの放熱を行う車両用空調装置において、前記
コンデンサに送風する補助ファンと、前記エンジンの回
転数を検出する回転センサと、回転センサの検出するエ
ンジン回転数が低いときに補助ファンを回す制御装置
と、を備えたことにより、上記課題を解決したものであ
る。
【0008】クーリングファンを特に大型化でもしない
限り、一般にエンジンの回転数が低いと、エンジンのク
ーリングファンの送風量が不足するので、コンデンサの
放熱が十分でなくなる。しかしながら本発明では、エン
ジン回転数を回転センサで監視しており、エンジン回転
数が低いときに、制御装置が補助ファンを回して風を送
る(請求項1)。この場合、「エンジン回転数」はリア
ルタイムで得られるエンジン回転数そのものではなく、
これを平均したものを使用するようにすると、補助ファ
ンの頻繁なON−OFFを防止できる(請求項2)。ま
た、エンジン回転数が低いほど送風量を増やすとよい
(請求項3)。
【0009】したがって、風量不足が生じるときにのみ
補助ファンで補うことができ、常に必要な送風量を確保
することができて、十分なコンデンサ放熱量を維持する
ことができる。又、クーリングファンは大型化しないた
め燃費の悪化や騒音の増大を招くこともない。更に、エ
ンジン回転数の情報は、本発明の実施の如何に拘らず常
に得られている情報であるため、補助ファンの追加以外
のコスト上昇をほとんど伴うことなく本発明を実施でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。
【0011】図1は建設機械に適用された本発明の実施
形態の空調装置の構成図である。
【0012】この空調装置は、コンプレッサ2、コンデ
ンサ3、レシーバ4、エキスパンションバルブ5、エバ
ポレータ6を順次冷媒通路で接続した冷凍サイクル1を
備えている。コンプレッサ2はエンジンEで駆動され、
コンデンサ3は主としてエンジンEのクーリングファン
10の送風によって冷却される。但し、本実施形態で
は、補助ファン11が併設されているため、このクーリ
ングファンは冷凍サイクル1の機能確保のために必要以
上に大型のものとする必要はない。
【0013】即ち、コンデンサ3の前方(図1の下方
側;コンデンサ3に対して風上側)には、コンデンサ3
に対して送風を行う補助ファン11が設けられている。
補助ファン11は駆動モータ12により回転させられ
る。エンジンEには、エンジン回転数を検出するための
回転センサ13が取り付けられている。回転センサ13
の信号は制御装置15に取り込まれ、制御装置15は、
回転センサ13の信号に応じて補助ファン11の駆動用
モータ12を制御する。
【0014】制御装置15は、機能実行のためのプログ
ラムを記憶したROM17と、プログラムに基づいて演
算する演算装置16と、入出力のためのインターフェー
ス18とを備えており、回転センサ13の検出したエン
ジン回転数が低下した場合、その低下の度合いに応じ
て、補助ファン11の送風量を増すように駆動モータ1
2を制御する。つまり、駆動モータ12をONすること
で、平均的な送風量を増加させると共に、該駆動モータ
12の回転数をエンジン回転数に対応した値に制御し
て、クーリングファン10の送風量不足を補い、所定の
送風量を確保するようにする。
【0015】次に作用を説明する。
【0016】通常のエンジン回転数の場合は、クーリン
グファン10による送風で十分にコンデンサ3を放熱さ
せることができるので、そのときは補助ファン11は止
まっている。
【0017】これに対し、エンジン回転数が低い時な
ど、クーリングファン10による送風量が少ないとき
は、コンデンサ3の冷却不足になるので、制御装置15
は、エンジン回転数が低下すると、補助ファン11を回
す。このとき、エンジン回転数が低下するほど、補助フ
ァン11の回転数を高めて送風量を増やす。したがっ
て、クーリングファン10の風量不足を補助ファン11
で自動的に補うことができる。つまり、クーリングファ
ン10自体は大型化せず、クーリングファン10による
風Aのみでは不足のときにのみ、補助ファン11による
風Bを足しながら送風することができ、常に所定の送風
量を確保して、十分なコンデンサ放熱量を維持すること
ができる。しかも燃費の悪化や騒音の増大も防止でき
る。
【0018】なお、この実施形態では、エンジン回転数
が所定値以下になった場合、該エンジン回転数に依存し
た回転数で補助ファンを駆動するようにしていたが、単
に補助ファン11の駆動モータ12をONとするだけに
してもよい。
【0019】又、この実施形態ではエンジン回転数は、
単純化を優先してリアルタイムで演算されるエンジン回
転数をそのまま用いていたが、建設機械にあっては、エ
ンジン回転数は頻繁にアイドル回転数からレッドゾーン
に近い回転数まで変化するため、これを平均化した形で
用いるようにしてもよい。即ち、最近の複数のエンジン
回転数の情報の平均値を演算し、この平均値に依存して
補助ファンを制御するようにしてもよい。このようにす
ると補助ファンの必要以上のON−OFFを抑制できる
ため良好である。
【0020】又、これに関係して、「エンジン回転数
(リアルタイム演算値又は平均値)が所定値以下の状態
が所定時間以上続いたとき」に補助ファンをONとする
ように構成してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用空
調装置によれば、コンデンサに送風するための補助ファ
ンをクーリングファンとは別に新たに設け、エンジン回
転数が低下した場合、補助ファンによりクーリングファ
ンの風量不足を補うようにしたので、常に十分なコンデ
ンサ放熱量を維持することができ、エンジンの回転数に
よらず、燃費の悪化や騒音の増大を招くことなく常時適
正な空調を行うことができる。
【0022】又、エンジン回転数は本発明の目的以外の
用途で既に建設機械に設けられているため、補助ファン
11の追加以外のコストの上昇をほとんど招くことな
く、常に空調装置の機能を十分に発輝することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の空調装置の構成を示す系統
【符号の説明】
E…エンジン 1…冷凍サイクル 3…コンデンサ 10…クーリングファン 11…補助ファン 13…回転センサ 15…制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンのクーリングファンの送風により
    冷凍サイクル中のコンデンサの放熱を行う車両用空調装
    置において、 前記コンデンサに送風する補助ファンと、 前記エンジンの回転数を検出する回転センサと、 該回転センサの検出するエンジン回転数が低いときに前
    記補助ファンを回す制御装置と、 を備えたことを特徴とする建設機械の空調装置。
  2. 【請求項2】前記エンジン回転数として、最近のエンジ
    ン回転数の平均値を使用することを特徴とする請求項1
    記載の建設機械の空調装置。
  3. 【請求項3】前記制御装置が、前記回転センサの検出す
    るエンジン回転数が低いほど前記補助ファンの送風量を
    増やすように該補助ファンを制御することを特徴とする
    請求項1又は2記載の建設機械の空調装置。
JP32271196A 1996-12-03 1996-12-03 建設機械の空調装置 Pending JPH10157451A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32271196A JPH10157451A (ja) 1996-12-03 1996-12-03 建設機械の空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32271196A JPH10157451A (ja) 1996-12-03 1996-12-03 建設機械の空調装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10157451A true JPH10157451A (ja) 1998-06-16

Family

ID=18146776

Family Applications (1)

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JP32271196A Pending JPH10157451A (ja) 1996-12-03 1996-12-03 建設機械の空調装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2008072683A1 (ja) * 2006-12-15 2008-06-19 Calsonic Kansei Corporation 車両用冷却ファン制御システムと車両用冷却ファンの制御方法

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