JPH10157074A - 輪転印刷機に用いられるインキつぼ - Google Patents
輪転印刷機に用いられるインキつぼInfo
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- JPH10157074A JPH10157074A JP9328020A JP32802097A JPH10157074A JP H10157074 A JPH10157074 A JP H10157074A JP 9328020 A JP9328020 A JP 9328020A JP 32802097 A JP32802097 A JP 32802097A JP H10157074 A JPH10157074 A JP H10157074A
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- ink
- metering
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F31/00—Inking arrangements or devices
- B41F31/02—Ducts, containers, supply or metering devices
- B41F31/04—Ducts, containers, supply or metering devices with duct-blades or like metering devices
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
ばね圧力を低減し、ひいては摩耗及び熱発生を低減す
る。 【解決手段】 調量部材11が、インキギャップ厚ゼロ
の領域を起点として平らな面取り部分20を有してお
り、該面取り部分が割線として延びていて、かつインキ
ギャップ厚ゼロの領域で掻取縁を形成している。
Description
有する、輪転印刷機に用いられるインキつぼであって、
該インキ調量装置が、密に並置された、ゾーン幅の多数
の調量部材から成っており、該調量部材が支持領域と調
量領域とを有しており、かつ調量部材の支持領域が、ば
ね圧力を受けて、直接又は間接にインキ出しローラに常
時接触しており、調量部材の回転により調量領域が種々
のインキギャップ厚に調節可能である形式のものに関す
る。
号明細書に開示されたこのような形式のインキつぼの場
合、支持領域が常時接触することにより、インキ出しロ
ーラ上にインキの付着しない筋が発生するのを防止しよ
うとしている。この目的のため、各調量部材に、調量部
材の全長にわたって延びる調量ナイフが配属されてい
る。これにより調量領域後方でのインキの軸方向伸展が
達せられて、インキがゾーン幅全体にわたって一様に分
配されるようになっている。この公知の手段の場合、調
量部材は一定のばね圧力を受けており、このばね圧力に
よって、印刷機の運転時に、すなわちインキ出しローラ
の回転運動時に、調量部材を覆っているシートが往々に
して摩耗する。この場合ばね圧力は、このばね圧力がイ
ンキ出しローラの回転運動によって生じる流体力学的圧
力(hydrodynamischer Druck)を克服し、かつインキ出し
ローラの外周面における調量部材の直接又は間接の確実
な接触を保証するように、設定されている。
前提として、本発明が課題とするところは、調量部材に
作用する流体力学的な力もしくはばね圧力を低減し、ひ
いては摩耗及び熱発生を低減することである。
に本発明の構成では、調量部材が、インキギャップ厚ゼ
ロの領域を起点として平らな面取り部分を有しており、
該面取り部分が割線として延びていて、かつインキギャ
ップ厚ゼロの領域で掻取縁を形成しているようにした。
的圧力が著しく低減され、それに応じて、所要ばね圧力
が低減される。これによって、シートの摩耗現象が最少
化され、同時に、インキの領域での熱発生が著しく低減
される。
平らな面取り部分が調量領域の全長にわたって延びてい
る点である。こうすることにより、調量部材がゼロ位置
にある場合、流体力学的圧力が高くならない。
は間接にインキ出しローラに接触する支持領域が、約3
mmの半径を有する点である。このような僅かな半径に
よって、調量部材とインキ出しローラの外周面との間の
楔作用が低減されるので、同時に流体力学的圧力をも減
じることができる。また、それによって、ばね圧力が低
減され、ひいてはシートの摩耗も低減される。
されている。
と、インキ室を端側で閉じる側壁3とから成っている。
インキつぼ1は、インキ出しローラ4に配属されてい
る。インキ出しローラ4は、必要なインキ量を輪転印刷
機のインキ装置に供給する。底板2の上方には、複数の
加圧条片5が並置され、該加圧条片にはインキ調量装置
6が配置されている。加圧条片5とインキ調量装置6と
は、密に続いてインキつぼ1の全長にわたって、並置さ
れている。この場合、加圧条片5は、圧縮ばね7に支持
されており、ねじ8によりルーズに保持されている。加
圧条片5とインキ調量装置6とは、印刷インキ10によ
る汚れを防止するシート9によって覆われている。
ーン幅を有する多数の調量部材11から成り、該調量部
材は、それぞれ、調節アーム12とリンク13と調節ナ
ット14とを介して旋回可能である。調節ナット14
は、調節ねじ15を介して、長手方向に移動可能であ
る。この場合、調節ねじ15の駆動は、サーボモータ1
6を介して行われる。
の周面に例えば2つの狭幅の支持領域17を有し、該支
持領域の間には、偏心的に延びる調量領域18が設けら
れている。図2に示したように、時計回りに調量部材1
1を回動させると、支持領域17と調量領域18との間
のギャップが拡大し、該ギャップ内へ弾性的なシート9
が挿入されるので、インキ出しローラ4の回転時に、該
ローラの外周面に相応の厚さと幅とを有するインキの筋
が生じる。したがってこのインキギャップ厚を介して、
インキ装置内へ搬送されるべきインキをゾーン毎に調節
することができる。
が、ゼロ位置つまり基準位置で示されている。すなわ
ち、支持領域17と調量領域18とが同一平面上に位置
しているので、インキギャップは存在していない。この
ゼロ位置では、印刷インキ10の流体力学的圧力は最大
である。本発明によれば、この領域に、割線として規定
の角度αを成して延びる平らな面取り部分20が設けら
れている。これにより、調量部材11には、インキギャ
ップ厚ゼロの領域に掻取縁21が形成され、該掻取縁上
へ弾性的なシート9がかぶせられる。掻取縁21によ
り、インキは、残らずインキ出しローラ4の外周面19
から除去され、この場合印刷インキ10の動圧が生じる
ことはない。これにより、圧縮ばね7を相応に構成する
ことによって、調量部材11への、ひいてはインキ出し
ローラ4の外周面19に対するばね圧力を低減すること
ができる。
が調量領域18の全長にわたって延びて、支持領域が円
形に形成されていてもよい。また、直接又は間接にイン
キ出しローラ4に接触する支持領域17が約3mmの半
径を有するように調量部材11を構成することによっ
て、印刷インキ10の動圧を低減することもできる。そ
うすることによっても、印刷インキ10の動圧発生角度
(Stauwinkel)を小さくし、シート9の摩耗もしくは加
熱を低減することができる。
図である。
キ出しローラ、 5加圧条片、 6 インキ調量装置、
7 圧縮ばね、 8 ねじ、 9 シート、 10
印刷インキ、 11 調量部材、 12 調節アーム、
13 リンク、 14 調節ナット、 15 調節ね
じ、 16 サーボモータ、 17支持領域、 18
調量領域、 19 外周面、 20 平らな面取り部
分、21 掻取縁
Claims (3)
- 【請求項1】 インキ調量装置を有する、輪転印刷機に
用いられるインキつぼであって、該インキ調量装置が、
密に並置された、ゾーン幅の多数の調量部材から成って
おり、該調量部材が支持領域と調量領域とを有してお
り、かつ調量部材の支持領域が、ばね圧力を受けて、直
接又は間接にインキ出しローラに常時接触しており、調
量部材の回転により調量領域が種々のインキギャップ厚
に調節可能である形式のものにおいて、 調量部材(11)が、インキギャップ厚ゼロの領域を起
点として平らな面取り部分(20)を有しており、該面
取り部分が割線として延びていて、かつインキギャップ
厚ゼロの領域で掻取縁を形成していることを特徴とす
る、輪転印刷機に用いられるインキつぼ。 - 【請求項2】 前記平らな面取り部分(20)が、調量
領域(18)の全長にわたって延びている、請求項1記
載のインキつぼ。 - 【請求項3】 直接又は間接にインキつぼローラ(4)
に接触した支持領域(17)が、約3mmの半径rを有
している、請求項1記載のインキつぼ。
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