JPH10156806A - 表面に盛り上がった節部を備えた長尺竹外皮製平板の製造方法及び製造装置 - Google Patents

表面に盛り上がった節部を備えた長尺竹外皮製平板の製造方法及び製造装置

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JPH10156806A
JPH10156806A JP31953496A JP31953496A JPH10156806A JP H10156806 A JPH10156806 A JP H10156806A JP 31953496 A JP31953496 A JP 31953496A JP 31953496 A JP31953496 A JP 31953496A JP H10156806 A JPH10156806 A JP H10156806A
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bamboo
skin
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curved
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JP31953496A
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Masami Takei
正美 竹井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表面に少なくとも盛り上がった節部を備えた天
然の美しい外観及び感触を有する長尺竹外皮製平板を製
造する方法及び製造装置の提供。 【解決手段】少なくとも一つの節部を有する長尺の新鮮
竹を縦に1/2割り又はそれ以上に縦割りして長尺縦割
竹片とした後、同長尺縦割竹片の内皮及び内身を削り取
って長尺の縦割竹外皮体を残し、次いで長手方向の搬送
路上で、その長尺の縦割竹外皮体に高温水蒸気又は/及
び熱湯を当てて加熱しながら表裏両面から加圧して同長
尺の縦割竹外皮体の湾曲面を平面にまで展開し、その後
冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新鮮な竹を縦に1
/2割り(二つ割り)又はそれ以上に縦割りした後、そ
の竹の外皮を長く、広く平らに展開し、天然竹の美しい
外観及び感触を有する新規な長尺竹外皮製平板を製造す
る方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
竹製の平板は提供されているが、その製品は竹の表皮、
内皮及び外皮を削り取った残りの内身部分のものであ
る。そしてその製造方法は、竹の表皮、内皮及び外皮を
削り取った残りの内身を、高周波加熱等によって加熱し
ながら平らに展開して平板とするものである。また、長
手方向に搬送される縦割長尺竹の外周面に高周波電力を
印加するグリッド電極を設け、縦割長尺竹を搬送しつつ
加熱するという連続的な加熱方法を採用する発明(特開
平2ー180172号)が提案されており、さらに該発
明では、展開面の曲率を、縦割長尺竹の曲率に対応した
曲率値から順次その値を増大させる曲率とし、最終的に
は直線となる展開テーブルと、この展開テーブルに設け
られ、展開される縦割長尺竹の木端部を、木端部近傍の
周面の接線方向に押圧する展開ガイドとによって展開を
行っている。そのため展開時においては、展開ガイド
が、縦割長尺竹を、木端部から幅方向に押圧するので、
この押圧力によって、展開時の割れの発生を防止する構
成としている。また、特開平4−67902号公報「長
尺竹平板製造方法及び装置」、特開平7−108505
号公報「長尺竹の切削加工方法及び切削加工装置」、特
開平7−108506号公報「竹材の肉厚決め方法及び
肉厚決め装置」等には、同長尺の縦割竹の内皮及び内身
を削り取る手段が記載されている。
【0003】さらに、そうして得られた長尺の縦割竹外
皮体を、長手方向の搬送路上で、同竹外皮体に高温水蒸
気を当てて加熱しながら表裏両面から加圧して同竹外皮
体の湾曲面を平面にまで展開する手段が特開平7−10
8507号公報「湾曲板の加熱装置並びに展開装置及び
展開方法」に記載されている。しかしながら、以上によ
り製造される竹製平板は、内身だけのものであるため、
外観的に自然の竹の感じが看取りにくく、風趣が不十分
であるなどのほかに、下記のような問題があった。
【0004】1.高周波による高価な連続的展開装置を
必要とする。 その工程は、竹の半割り工程→外皮、内皮削り工程→幅
揃え工程→高周波加熱工程→展開工程→冷却工程よりな
る。 2.長いものはできるが、高周波加熱装置の関係で1.
2m以下はできない。 3.半割りなので竹が無駄である。同時に皮面、内皮面
を削り取ったものを展開するだけのものである。 4.外皮、内皮の削り方に微調整が多く、全体的機能性
が不十分であると同時に持続性がない。 5.高周波の加熱装置でスパークした場合、急激に温度
が下がりひび割れして、その材料を無駄にしてしまう。 6.皮面だけを残して削ることは困難である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記課題に鑑
み鋭意研究の結果、竹の外皮を長く、広く平らに展開
し、天然竹の美しい外観及び感触を有する新規な長尺竹
外皮製平板を提供することに成功し、本発明をなすに至
った。すなわち本発明は下記構成の表面に盛り上がった
節部を備えた長尺竹外皮製平板の製造方法及び製造装置
である。 (1)少なくとも一つの節部を有する長尺の新鮮竹を縦
に1/2割り又はそれ以上に縦割りして長尺縦割竹片と
した後、同長尺縦割竹片の内皮及び内身を削り取って長
尺の縦割竹外皮体を残し、次いで長手方向の搬送路上
で、その長尺の縦割竹外皮体に高温水蒸気を当てて加熱
しながら表裏両面から加圧して同長尺の縦割竹外皮体の
湾曲面を平面にまで展開し、その後冷却することを特徴
とする表面に盛り上がった節部を備えた長尺竹外皮製平
板の製造方法。 (2)少なくとも一つの節部を有する長尺の新鮮竹を縦
に1/2割り又はそれ以上に縦割りして長尺縦割竹片と
した後、同長尺縦割竹片の内皮及び内身を削り取って長
尺の縦割竹外皮体を残し、次いで長手方向の搬送路上
で、その長尺の縦割竹外皮体に熱湯を当てて加熱しなが
ら表裏両面から加圧して同竹外皮体の湾曲面を平面にま
で展開し、その後冷却することを特徴とする表面に盛り
上がった節部を備えた長尺竹外皮製平板の製造方法。 (3)少なくとも一つの節部を有する長尺の新鮮竹を縦
に1/2割り又はそれ以上に縦割りして長尺縦割竹片と
した後、同長尺縦割竹片の内皮及び内身を削り取って長
尺の縦割竹外皮体を残し、次いで長手方向の搬送路上
で、その長尺の縦割竹外皮体に高温水蒸気及び熱湯を当
てて加熱しながら表裏両面から加圧して同竹外皮体の湾
曲面を平面にまで展開し、その後冷却することを特徴と
する表面に盛り上がった節部を備えた長尺竹外皮製平板
の製造方法。
【0006】(4)高温水蒸気が過熱水蒸気であること
を特徴とする前記(1)項ないし(3)項のいずれかに
記載の表面に盛り上がった節部を備えた長尺竹外皮製平
板の製造方法。 (5)冷却が、放水によって行われることを特徴とする
(1)項ないし(4)項のいずれかに記載の表面に盛り
上がった節部を備えた長尺竹外皮製平板の製造方法。 (6)冷却が、放水と同時に圧縮冷気体を放射すること
によって行われることを特徴とする(1)項ないし
(4)項のいずれかに記載の表面に盛り上がった節部を
備えた長尺竹外皮製平板の製造方法。 (7)前記(1)項ないし(6)項のいずれかに記載の
方法によって製作された表面に盛り上がった節部を備え
た長尺竹外皮製平板を基板材料上に積層・接着すること
を特徴とする表面に盛り上がった節部を備えた竹外皮製
平板面を備えた複合板の製造方法。 (8)前記(1)項ないし(6)項のいずれかに記載の
方法によって製作された多数の表面に盛り上がった節部
を備えた長尺竹外皮製平板を巾広基板材料上に隣接・並
設して積層・接着することを特徴とする表面に盛り上が
った節部を備えた長尺竹外皮製平板面を備えた巾広複合
板の製造方法。
【0007】(9)前記(1)項ないし(8)項のいず
れかに記載の表面に盛り上がった節部を備えた長尺竹外
皮製平板の製造方法における搬送路上で長尺の縦割竹外
皮体に加熱しながら表裏両面から加圧して縦割竹外皮体
の湾曲面を平面にまで展開する際に行われる前記加圧
が、前記搬送路上に沿って設けられた下部ローラ群及び
上部ローラ群によって前記長尺の縦割竹外皮体の湾曲内
周面及び湾曲外周面を押圧することによって行われ、か
つ前記下部ローラ群は、前記長尺の縦割竹外皮体の湾曲
内周面を押圧するための凸状曲面の外周面を有する多数
のローラであり、各ローラの軸方向に沿った断面におけ
る前記凸状曲面の曲率半径値は、前記搬送路における位
置に対応して、前記湾曲内周面の曲面に対応した値から
順次その値を増加し、前記搬送路の最後に位置するロー
ラの軸方向に沿った断面における曲率半径値は略無限大
となる多数のローラによって構成され、また、前記上部
ローラ群は、前記長尺の縦割竹外皮体の湾曲外周面を押
圧するための凹状曲面の外周面を有する多数のローラで
あり、前記下部ローラ群のそれぞれのローラに対応して
設けられ、各ローラの軸方向に沿った断面における前記
凹状曲面の曲率半径値は、前記搬送路における位置に対
応して、前記湾曲外周面の曲面に対応した値から順次そ
の値を増加し、前記搬送路の最後に位置するローラの軸
方向に沿った断面における曲率半径値は略無限大となる
多数のローラによって構成され、かつ上部ローラ群の各
ローラは弾性支持体により弾性的に上下動可能に支持さ
れてなり、前記上部ローラ群は前記下部ローラ群により
前記長尺の縦割竹外皮体の湾曲内周面が押圧された位置
に対応する同竹外皮体の湾曲外周面を押圧することを特
徴とする表面に盛り上がった節部を備えた長尺竹外皮製
平板の製造方法。 (10)少なくとも一つの節部を有する1/2又はそれ
以上に縦割りした長尺の縦割新鮮竹片の内皮及び内身を
除去して得られた長尺の縦割竹外皮体に、高温水蒸気を
当てて加熱しながら表裏両面から加圧して湾曲面を平面
にまで展開する水蒸気加熱展開装置を備えてなることを
特徴とする表面に盛り上がった節部を備えた長尺竹外皮
製平板の製造装置。
【0008】(11)少なくとも一つの節部を有する1
/2又はそれ以上に縦割りした長尺縦割新鮮竹片の内皮
及び内身を除去して得られた長尺の縦割竹外皮体に、高
温水蒸気及び熱湯を当てて加熱しながら表裏両面から加
圧して湾曲面を平面にまで展開する高温水蒸気及び熱湯
加熱展開装置を備えてなることを特徴とする表面に盛り
上がった節部を備えた長尺竹外皮製平板の製造装置。 (12)前記(10)項又は(11)項に記載の表面に
盛り上がった節部を備えた長尺竹外皮製平板の製造装置
における搬送路上で長尺の新鮮縦割竹外皮体に加熱しな
がら表裏両面から加圧して縦割竹外皮体の湾曲面を平面
にまで展開する展開装置が、前記搬送路上に沿って設け
られた前記長尺の縦割竹外皮体の湾曲内周面及び湾曲外
周面を押圧するための下部ローラ群及び上部ローラ群を
備え、かつ前記下部ローラ群は、前記長尺の縦割竹外皮
体の湾曲内周面を押圧するための凸状曲面の外周面を有
する多数のローラであり、各ローラの軸方向に沿った断
面における前記凸状曲面の曲率半径値は、前記搬送路に
おける位置に対応して、前記湾曲内周面の曲面に対応し
た値から順次その値を増加し、前記搬送路の最後に位置
するローラの軸方向に沿った断面における曲率半径値は
略無限大となる多数のローラによって構成され、また、
前記上部ローラ群は、前記長尺の縦割竹外皮体の湾曲外
周面を押圧するための凹状曲面の外周面を有する多数の
ローラであり、前記下部ローラ群のそれぞれのローラに
対応して設けられ、各ローラの軸方向に沿った断面にお
ける前記凹状曲面の曲率半径値は、前記搬送路における
位置に対応して、前記縦割竹外皮体の湾曲外周面の曲面
に対応した値から順次その値を増加し、前記搬送路の最
後に位置するローラの軸方向に沿った断面における曲率
半径値は略無限大となる多数のローラによって構成さ
れ、かつ上部ローラ群の各ローラは弾性支持体により弾
性的に上下動可能に支持されてなり、前記上部ローラ群
は前記下部ローラ群により前記内周面が押圧された位置
に対応する前記長尺の縦割竹外皮体の湾曲外周面を押圧
するようにしたことを特徴とする表面に盛り上がった節
部を備えた長尺竹外皮製平板の製造装置。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。本発明方法及び装置によって製造され
る、表面に少なくとも盛り上がった1つの節部を備えた
長尺竹外皮製平板は、図7に斜視図を示すごときもので
ある。すなわち、図7において、100は表面に少なく
とも盛り上がった1つの節部100a(図7では表面に
盛り上がった5つの節部)を備えた長尺竹外皮製平板で
ある。
【0010】上記長尺竹外皮製平板を製造するため、本
発明では下記のごとき方法及び装置が採用できる。すな
わち、少なくとも1つの節部を有する長尺の新鮮竹を縦
に1/2割り又はそれ以上に縦割りして長尺の縦割竹と
した後、同長尺の縦割竹の内皮及び内身を削り取って長
尺の縦割竹外皮体を残し、次いで長手方向の搬送路上
で、その長尺の縦割竹外皮体に高温水蒸気を当てて加熱
しながら表裏両面から加圧して同竹外皮体の湾曲面を平
面にまで展開し、その後冷却することによって、表面に
少なくとも盛り上がった1つの節部を備えた長尺竹外皮
製平板を製造する。上記の方法において、少なくとも1
つの節部を有する長尺の新鮮竹を縦に1/2割り又はそ
れ以上に縦割りして長尺の縦割竹とする工程は、常法の
刃物を楔を入れるごとくして縦に割る縦割法によって1
/2又はそれ以上に縦割する。また、同長尺の縦割新鮮
竹の内皮及び内身を削り取る工程は、公知の例えば特開
平4−67902号公報「長尺竹平板製造方法及び装
置」、特開平7−108505号公報「長尺竹の切削加
工方法及び切削加工装置」、特開平7−108506号
公報「竹材の肉厚決め方法及び肉厚決め装置」等に記載
の方法、装置を採用して行うことができる。
【0011】そうして得られた長尺の縦割竹外皮体を、
長手方向の搬送路上で、その長尺の縦割竹外皮体に高温
水蒸気を当てて加熱しながら表裏両面から加圧して縦割
竹外皮体の湾曲面を平面にまで展開する工程では、多数
の上下ローラを配設した搬送路上で行うことが好まし
く、例えば特開平7−108507号公報「湾曲板の加
熱装置並びに展開装置及び展開方法」に記載されるごと
き装置及び方法によって実施される。しかしその際にお
いて、特に本発明に係る製造では、多数の上部ローラ
を、各々弾力的に上下動できる独立懸架方式とする。そ
れにより、長尺の縦割竹外皮体の表面に盛り上がった節
部があっても、各ローラは弾性的に上下に追従昇降する
ため、節部が圧し潰されて変形又は破壊することが回避
されるのである。該方法においては、長尺の縦割竹外皮
体に高温水蒸気、例えば過熱水蒸気を当てて加熱するこ
とに代えて、長尺の縦割竹外皮体に熱湯を当てて加熱す
ることもでき、あるいは高温水蒸気と熱湯との併用で加
熱することも好ましい。加熱温度は130℃前後が好ま
しい。次いで、前記により展開され未だ高温を保持して
いる長尺竹外皮製平板は、冷水及び圧縮冷気の放射によ
って冷却され、完成品となる。なお、長尺竹外皮製平板
に各種所望色、例えば青色、褐色、赤色、黒色等の着色
剤を塗布、浸漬等して着色をすることも好ましく、上記
冷却工程の前工程において着色剤を塗布・浸漬するこ
と、あるいは冷却後のものに着色剤を塗布・浸漬するこ
とによって実施できる。
【0012】また、表面に少なくとも盛り上がった1つ
の節部を備えた長尺竹外皮製平板の裏面に接着剤を介し
て木質合板等の基板材料を強力に接着することにより、
竹外皮製平板の複合板を製造することもできる。基板材
料としては、有機系材料又は無機系材料のいずれでも用
いることができるが、長尺竹外皮製平板と同等又は近似
する熱膨張係数を有するものが好ましく、例えばベニヤ
材等の木質合板、FRPプラスチック板等が使用でき
る。無機系材料基板として、金属製基板、セラミック製
基板等を使用することもできるが、強力な接着剤を選定
する必要がある。本実施例の複合板製造における接着剤
としては、変性酢酸ビニル樹脂系エマルジョン型の耐熱
・耐水性を発揮するもの(例えば、「インスターボンド
KH−1085」松栄化学工業(株)製)を使用した
が、レゾルシノール樹脂接着剤、フェノール・レゾルシ
ノール共縮合樹脂接着剤、タンニン変性フェノール樹脂
接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、ユリア樹脂系接着剤等
も用いることができる。接着時においては、両者の被接
着面に、接着剤を薄く(例えば150〜250g/cm
程度)塗布し、5〜15kgf/cmの加圧力でプ
レスにより圧縮することが実施される。その際、好まし
くは130℃以下の加熱を加えながら圧縮・接着するこ
とが行われる。
【0013】さらに、本発明の表面に少なくとも盛り上
がった1つの節部を備えた長尺竹外皮製平板の好ましい
具体的製造法及び装置を以下に説明する。すなわち図1
に長尺竹外皮製平板製造装置の説明側面図を示すごと
く、前記長尺竹外皮製平板の製造方法における搬送路上
で、長尺の縦割竹の内皮及び内身を削り取った残部の長
尺の縦割竹外皮体1を、その表面を上にして過熱水蒸気
送給管6の途中に穿設された多数の上側ノズル6a・
・、多数の下側ノズル6b・・から過熱水蒸気を噴出し
て加熱しながら、上ローラ3〜3で構成される上ロ
ーラ3群と、下ローラ2〜2で構成される下ローラ
群2により、図3に展開斜視説明図を示すごとく、縦割
竹外皮体1の湾曲面の表裏両面1b,1aを加圧し、図
2に縦割竹外皮体展開説明断面図を示すごとく、縦割竹
外皮体1の湾曲面を平面にまで((a)→(b)→
(c))展開する。その際、図1における右方の上下ロ
ーラ群3,2(ローラ2,3,2,3,23
3)はそのローラ軸9方向に沿った断面における凸状
及び凹状曲面2a,3a(図3,図4参照)の曲率半径
値が小さく、左方のローラ群3,2(ローラ2
,2,3,2,3))はそれら凸状及び凹
状曲面の曲率半径値面の曲率半径値が大きく、最左端で
は曲率半径値が略無限大(略直線)となっている。こう
して図3、図4の展開斜視説明図に示すごとく、前記ロ
ーラによる加圧は、前記搬送路上に沿って設けられた下
ローラ群2及び上ローラ群3によって、前記長尺縦割竹
外皮体1の湾曲内周面1a及び湾曲外周面1bを押圧す
ることによって行われるが、本発明に係る製造装置例で
は図1に示されるごとく、上ローラ群3の各ローラ3
〜3は、圧縮バネ等を採用した弾性支持体4・・によ
り各々弾性的に上下動可能に支持されている。なお、5
は弾性支持体固定用フレームである。そのため、長尺の
縦割竹外皮体1の表面に盛り上がった節部があっても、
その節部が圧し潰されて変形又は破壊することはない。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。本発
明によって製造される長尺竹外皮製平板100は図7に
その外観斜視図を示すごときものであり、その表面に盛
り上がった節部100aを備えている。上記長尺竹外皮
製平板又はその複合板の具体的製作工程例はおよそ以下
のとおりである。新鮮な原竹→切断(0.5m〜8m
に)→縦割り(1/2以上)→内節を削除→内皮を削除
(外皮から6mm以内の内皮を削除)→高温水蒸気釜
(オートクレーブ)内で130℃以上に加熱→図4に示
す展開装置へ入れる(展開装置内では高温水蒸気を噴射
する)→冷却(水と冷風を当てる)→冷風された平板竹
の乾燥→内側面を鉋等で平面化→竹外皮表面を研磨→
(光沢剤塗布→)平板竹完成品。前記平板竹を用いて複
合板を作製するには、さらに、→平板竹をベニヤ等の基
板材料上に接着→竹外皮表面を研磨(→光沢剤塗布)→
複合板完成品。
【0015】上記を実施するに際しては、各工程におい
て以下のごとき留意・付加点等が挙げられる。 1.長尺縦割竹外皮体の製作工程(新鮮竹材料の中皮、
内身の削り取り方)(1)まず直材の長尺竹を選択する
こと。 (2)長尺竹を少なくとも1つの節を有する長さに切断
して、短材は50cm、長材は6m、8m等にする。 (3)前記切断した竹を縦に2つ割り、三つ割りあるい
は四つ割りした後、内側の節を三角形状のカッタで削り
取る。 (4)外皮表面からの厚さ6mm以内を残して、内皮、
内身を内皮及び内身削除装置によって削り取り、表面に
少なくとも1つの節を有する長尺縦割竹外皮体を製作す
る。
【0016】2.高温水蒸気釜(オートクレーブ)によ
る長尺縦割新鮮竹外皮体の加熱処理工程。 (1)前記1工程により得られた長尺縦割竹外皮体をオ
ートクレーブに入れ、展開に必要な軟らかさにする。 オートクレーブに投入される長尺縦割新鮮竹外皮体の数
量は、長さ2mのもので30本位であり、釜内の温度を
130℃迄上昇し、15分間加熱する。処理時間は、釜
の蓋を閉める時間3分間、蓋を開ける時間2分間を要す
るので、計20分間程度となる。オートクレーブの形状
は直径70cm×長さ250cmの筒型の横設物が好ま
しく採用される。なお、加熱処理される竹の長さに応じ
て、例えば直径70cm×長さ6m程度のオートクレー
ブを使用することもできる。
【0017】3.長尺縦割竹外皮体の展開工程。 (1)前記2.工程により得られたオートクレーブ処理
済みの湾曲面を有する長尺縦割竹外皮体を図1に示す展
開装置(長尺竹外皮製平板製造装置)の搬送路上で平板
までに展開する。すなわち、長尺縦割竹外皮体1の湾曲
面を表裏両面から加圧して平面にまで展開・搬送する上
下ローラ群3,2をによって展開を行う。展開・搬送速
度は、4m/1min程度であるが、挿入作業時間等を
考慮すると、長さ5mの長尺縦割竹外皮体の展開時間は
約1分間である。 (2)展開装置内のロール群3,2の上下には、多数の
過熱水蒸気ノズル6a,6b配設し、各々のノズルから
中央部へ向けて過熱水蒸気(高温水蒸気)を噴射し、上
下ローラ3〜3,2〜2の加熱と長尺縦割竹外
皮体1への水分供給と加熱による軟化を行い、展開の容
易化、展開速度の増大化を可能とする。なお、展開装置
は、カバー筐体7により覆われているため、過熱水蒸気
や熱が内部に保持される。また、展開装置の底部にはバ
ス8があって、過熱水蒸気が液化して生じる温水を受
け、溜めている。 (3)展開装置内の上ローラ、下ローラについては、上
記説明のとおりであり、かつ上部ローラ群3の各ローラ
〜3は弾性支持体4により弾力的に上下動可能に
支持されている。以上により、特に各上ローラが弾性支
持体により弾性的に上下動可能に支持されているため、
長尺縦割竹外皮体は表面から盛り上がった節があっても
上ローラはそれに追従して上下し、その節部分が極度に
加圧されることなく、よって割れ、変形を生じることな
しに、平らに展開されて行く。 (4)冷却装置(例えば長さ4m)は搬送ローラを備え
たトンネル形式のもので、展開装置の後方に配設され、
展開装置内での高温水蒸気噴射方式と同様の噴射装置に
より、冷水が噴射され、同時にエアーも噴射される。こ
れにより、冷却速度が速まる。 冷却装置の長さは必要に応じて、4m、8m又は12m
とすることができる。
【0018】図5は、縦割竹外皮体展開装置のローラ要
部側面図であり、上下ロール群3n,3n+1,3n+
2,・・,2n+1,2n+2,・・・と、多数の過熱水
蒸気ノズル6,6a・・を配設してある。また、図6は
縦割竹外皮体展開装置のローラ要部断面図であって、上
ローラ3と下ローラ2がローラ軸9方向に沿った断面に
おける凸状及び凹状曲面2a,3aで対向配置されてい
ることが解る。
【0019】
【発明の効果】以上に詳説したごとく、本発明によれ
ば、天然竹の美しい外観及び感触を有する、表面に盛り
上がった節部を備えた長尺の竹外皮製平板を容易に製造
することができる。製造された長尺の竹外皮製平板は風
趣に富んだ新規な材料であり、新たな建築素材等となす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】長尺竹外皮製平板製造装置の説明側面図。
【図2】縦割竹外皮体展開説明断面図。
【図3】展開斜視説明図長尺縦割竹外皮体展開の状態を
示す要部断面説明図。
【図4】長尺縦割竹外皮体展開のための上下ローラ説明
図。
【図5】縦割竹外皮体展開装置のローラ要部側面図
【図6】縦割竹外皮体展開装置のローラ要部断面図
【図7】本発明方法より得られた長尺竹外皮製平板の外
観図。
【符号の説明】
1:長尺縦割竹外皮体 1a:縦割竹外皮体の表湾曲面, 1b:縦割竹外皮体の裏湾曲面 2:下ローラ群 3:上ローラ群 2〜2:下ローラ 3〜3:上ローラ 2a:下ローラの凸状湾曲面 3a:上ローラの凹状曲面 4:弾性支持体 5:弾性支持体固定用フレーム 6:過熱水蒸気送給管 6a,6b:過熱水蒸気ノズル 7:筐体 8:バス 9:ローラ軸 10:熱湯送給管 100a:長尺縦割竹の湾曲内周面 100b:長尺縦割竹の湾曲外周面 100:表面に少なくとも盛り上がった1つの節部を備
えた長尺竹外皮製平板 101:節部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一つの節部を有する長尺の新鮮
    竹を縦に1/2割り又はそれ以上に縦割りして長尺縦割
    竹片とした後、同長尺縦割竹片の内皮及び内身を削り取
    って長尺の縦割竹外皮体を残し、次いで長手方向の搬送
    路上で、その長尺の縦割竹外皮体に高温水蒸気を当てて
    加熱しながら表裏両面から加圧して同長尺の縦割竹外皮
    体の湾曲面を平面にまで展開し、その後冷却することを
    特徴とする表面に盛り上がった節部を備えた長尺竹外皮
    製平板の製造方法。
  2. 【請求項2】少なくとも一つの節部を有する長尺の新鮮
    竹を縦に1/2割り又はそれ以上に縦割りして長尺縦割
    竹片とした後、同長尺縦割竹片の内皮及び内身を削り取
    って長尺の縦割竹外皮体を残し、次いで長手方向の搬送
    路上で、その長尺の縦割竹外皮体に熱湯を当てて加熱し
    ながら表裏両面から加圧して同縦割竹外皮体の湾曲面を
    平面にまで展開し、その後冷却することを特徴とする表
    面に盛り上がった節部を備えた長尺竹外皮製平板の製造
    方法。
  3. 【請求項3】少なくとも一つの節部を有する長尺の新鮮
    竹を縦に1/2割り又はそれ以上に縦割りして長尺縦割
    竹片とした後、同長尺縦割竹片の内皮及び内身を削り取
    って長尺の縦割竹外皮体を残し、次いで長手方向の搬送
    路上で、その長尺の縦割竹外皮体に高温水蒸気及び熱湯
    を当てて加熱しながら表裏両面から加圧して同縦割竹外
    皮体の湾曲面を平面にまで展開し、その後冷却すること
    を特徴とする表面に盛り上がった節部を備えた長尺竹外
    皮製平板の製造方法。
  4. 【請求項4】高温水蒸気が過熱水蒸気であることを特徴
    とする請求項1又は請求項3のいずれかに記載の表面に
    盛り上がった節部を備えた長尺竹外皮製平板の製造方
    法。
  5. 【請求項5】冷却が、放水によって行われることを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれかに記載の表面に盛り
    上がった節部を備えた長尺竹外皮製平板の製造方法。
  6. 【請求項6】冷却が、放水と同時に圧縮冷気体を放射す
    ることによって行われることを特徴とする請求項1ない
    し4のいずれかに記載の表面に盛り上がった節部を備え
    た長尺竹外皮製平板の製造方法。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6のいずれかに記載の方法
    によって製作された表面に盛り上がった節部を備えた長
    尺竹外皮製平板を基板材料上に積層・接着することを特
    徴とする表面に盛り上がった節部を備えた竹外皮製平板
    面を備えた複合板の製造方法。
  8. 【請求項8】請求項1ないし6のいずれかに記載の方法
    によって製作された多数の表面に盛り上がった節部を備
    えた長尺竹外皮製平板を巾広基板材料上に隣接・並設し
    て積層・接着することを特徴とする表面に盛り上がった
    節部を備えた長尺竹外皮製平板面を備えた巾広複合板の
    製造方法。
  9. 【請求項9】請求項1ないし8のいずれかに記載の表面
    に盛り上がった節部を備えた長尺竹外皮製平板の製造方
    法における搬送路上で長尺の縦割竹外皮体に加熱しなが
    ら表裏両面から加圧して縦割竹外皮体の湾曲面を平面に
    まで展開する際に行われる前記加圧が、前記搬送路上に
    沿って設けられた下部ローラ群及び上部ローラ群によっ
    て前記長尺の縦割竹外皮体の湾曲内周面及び湾曲外周面
    を押圧することによって行われ、かつ前記下部ローラ群
    は、前記長尺の縦割竹外皮体の湾曲内周面を押圧するた
    めの凸状曲面の外周面を有する多数のローラであり、各
    ローラの軸方向に沿った断面における前記凸状曲面の曲
    率半径値は、前記搬送路における位置に対応して、前記
    縦割竹外皮体の湾曲内周面の曲面に対応した値から順次
    その値を増加し、前記搬送路の最後に位置するローラの
    軸方向に沿った断面における曲率半径値は略無限大とな
    る多数のローラによって構成され、また、前記上部ロー
    ラ群は、前記長尺の縦割竹外皮体の湾曲外周面を押圧す
    るための凹状曲面の外周面を有する多数のローラであ
    り、前記下部ローラ群のそれぞれのローラに対応して設
    けられ、各ローラの軸方向に沿った断面における前記凹
    状曲面の曲率半径値は、前記搬送路における位置に対応
    して、前記縦割竹外皮体の湾曲外周面の曲面に対応した
    値から順次その値を増加し、前記搬送路の最後に位置す
    るローラの軸方向に沿った断面における曲率半径値は略
    無限大となる多数のローラによって構成され、かつ上部
    ローラ群の各ローラは弾性支持体により弾性的に上下動
    可能に支持されてなり、前記上部ローラ群は前記下部ロ
    ーラ群により前記長尺の縦割竹外皮体の湾曲内周面が押
    圧された位置に対応する同竹外皮体の湾曲外周面を押圧
    することを特徴とする表面に盛り上がった節部を備えた
    長尺竹外皮製平板の製造方法。
  10. 【請求項10】少なくとも一つの節部を有する1/2又
    はそれ以上に縦割りした長尺の縦割新鮮竹片の内皮及び
    内身を除去して得られた長尺の縦割竹外皮体に、高温水
    蒸気を当てて加熱しながら表裏両面から加圧して湾曲面
    を平面にまで展開する水蒸気加熱展開装置を備えてなる
    ことを特徴とする表面に盛り上がった節部を備えた長尺
    竹外皮製平板の製造装置。
  11. 【請求項11】少なくとも一つの節部を有する1/2又
    はそれ以上に縦割りした長尺縦割新鮮竹片の内皮及び内
    身を除去して得られた長尺の縦割竹外皮体に、高温水蒸
    気及び熱湯を当てて加熱しながら表裏両面から加圧して
    湾曲面を平面にまで展開する高温水蒸気及び熱湯加熱展
    開装置を備えてなることを特徴とする表面に盛り上がっ
    た節部を備えた長尺竹外皮製平板の製造装置。
  12. 【請求項12】請求項10又は11に記載の表面に盛り
    上がった節部を備えた長尺竹外皮製平板の製造装置にお
    ける搬送路上で長尺の縦割竹外皮体に加熱しながら表裏
    両面から加圧して縦割竹外皮体の湾曲面を平面にまで展
    開する展開装置が、前記搬送路上に沿って設けられた前
    記長尺の縦割竹外皮体の湾曲内周面及び湾曲外周面を押
    圧するための下部ローラ群及び上部ローラ群を備え、か
    つ前記下部ローラ群は、前記長尺の縦割竹外皮体の湾曲
    内周面を押圧するための凸状曲面の外周面を有する多数
    のローラであり、各ローラの軸方向に沿った断面におけ
    る前記凸状曲面の曲率半径値は、前記搬送路における位
    置に対応して、前記縦割竹外皮体の湾曲内周面の曲面に
    対応した値から順次その値を増加し、前記搬送路の最後
    に位置するローラの軸方向に沿った断面における曲率半
    径値は略無限大となる多数のローラによって構成され、
    また、前記上部ローラ群は、前記長尺の縦割竹外皮体の
    湾曲外周面を押圧するための凹状曲面の外周面を有する
    多数のローラであり、前記下部ローラ群のそれぞれのロ
    ーラに対応して設けられ、各ローラの軸方向に沿った断
    面における前記凹状曲面の曲率半径値は、前記搬送路に
    おける位置に対応して、前記縦割竹外皮体の湾曲外周面
    の曲面に対応した値から順次その値を増加し、前記搬送
    路の最後に位置するローラの軸方向に沿った断面におけ
    る曲率半径値は略無限大となる多数のローラによって構
    成され、かつ上部ローラ群の各ローラは弾性支持体によ
    り弾性的に上下動可能に支持されてなり、前記上部ロー
    ラ群は前記下部ローラ群により前記縦割竹外皮体の内周
    面が押圧された位置に対応する前記縦割竹外皮体の湾曲
    外周面を押圧するようにしたことを特徴とする表面に盛
    り上がった節部を備えた長尺竹外皮製平板の製造装置。
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