JPH10155669A - 俎 板 - Google Patents

俎 板

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JPH10155669A
JPH10155669A JP33496996A JP33496996A JPH10155669A JP H10155669 A JPH10155669 A JP H10155669A JP 33496996 A JP33496996 A JP 33496996A JP 33496996 A JP33496996 A JP 33496996A JP H10155669 A JPH10155669 A JP H10155669A
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JP
Japan
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plate
lower plates
chopping block
lower boards
boards
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JP33496996A
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Shukichi Watanabe
修吉 渡邉
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I BEAM KK
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Beam Kk I
I BEAM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で且つ使い易く、更に経年変化に対応で
きる耐久性に優れた樹脂製俎板を提供する。 【解決手段】 上下板1,2と、芯板3とからなり、上
下各板を扁平容器状に形成すると共に、上下各板の各縁
部12,22に互いに密嵌合する突部13及び細溝部2
3を形成し、且つ上下各板の内面の対応する適宜数箇所
に、互いに嵌め殺しとなる密嵌連結部15,25を突設
し、密嵌連結部対応箇所を上下貫通孔31とした芯板を
内装して上下板を、縁部及び密嵌連結部で連結して、内
部を密封してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂製の俎板に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
樹脂製俎板は、基本的に中空内部を備えていない一枚状
のものである。また特にブロー成形をもって中空構造に
した俎板も知られている。
【0003】前者に於いては、全体の重量が大きく取り
扱いに不便であること、抗菌機能を付与せんとした場合
には、その表面処理に抗菌剤を塗付するなどの表面処理
で実現するが、経年変化によって表面の抗菌層が摩耗し
てしまい抗菌機能を発揮しなくなる。
【0004】またブロー成形の中空体の俎板は、軽量で
取り扱いに便利であるが、その厚みが薄く、経年変化に
よって中央部分が凹んでしまい、切断作業には使い難い
状態となる。また前記欠点を解消するために、内部に発
泡素材を注入し、蒸気熱等を利用して、内部発泡させ、
所定の強度を保たせている。しかし製造コストや生産量
に難点がある。そこで本発明は、適宜に軽量であり、経
年変化に充分対応でき而も製造が容易である新規な俎板
を提案したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る俎板は、上
下板と、芯板とからなり、上下各板を扁平容器状に形成
すると共に、上下各板の各縁部に互いに密嵌合する突部
及び細溝部を形成し、且つ上下各板の内面の対応する適
宜数箇所に、互いに嵌め殺しとなる密嵌連結部を突設
し、密嵌連結部対応箇所を上下貫通孔とした芯板を内装
して上下板を、縁部及び密嵌連結部で連結して、内部を
密封してなることを特徴とするものである。
【0006】従って上下板を通常の射出成形手段で製出
できるので、抗菌機能を具備させようとすると、抗菌剤
は母材その物に混入できるので、経年変化による抗菌機
能の低下を解決できる。また上下板内の中空部分は、芯
板で満たされた状態となっているので、使用によって俎
板の中央部分が凹むようなことは無い。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態について説
明する。実施形態に示した俎板は、下板1と上板2と、
芯板3とで構成され、下板1は、適宜な抗菌剤を混入し
たポリプレン製で、射出成形によって扁平容器状に形成
してなり、その構造は、底板部11の周囲に縁部12を
立設し、縁部12の上端面に細溝部13を穿設すると共
に、細溝13内の内側面に凹部14を設けてなり、更に
底板部11の適宜数箇所に、円筒状の密嵌連結部15を
突設すると共に、密嵌連結部15の内側面に凹部16を
設けてなるものである。尚凹部14,16の箇所は成形
型のアンダーカット箇所となるが、無理抜き可能な断面
形状としておくことで、成形可能である。
【0008】上板2は、下板1と同様に材質並びに同様
な形成手段で製出するもので、下板1を上下逆転した扁
平容器形状に形成したもので、その構造は、上板部21
の外周に縁部22を下設すると共に、縁部22の下縁
に、前記細溝部13に密嵌合し、且つ凹部14に嵌合す
る凸部24を備えた突部23を設け、上板部11の裏面
における密嵌連結部15と対応する位置に、密嵌連結部
15内に密嵌し、且つ外周部分に凹部16と嵌合する凸
部26を設けた密嵌連結部25を下設してなる。
【0009】芯板3は、発泡スチロール樹脂で形成した
板状体で、前記の密嵌連結部15,25の形成位置に対
応した箇所に、密嵌連結部15が挿通される上下貫通孔
31を設けてなるものである。
【0010】そして芯板3を内装した状態で上下板部
1,2を上下方向で加圧すると、細溝部13内に突部2
3が密嵌し、下板1の密嵌連結部15に、上板2の密嵌
連結部25が装着されると共に、凹部14に凸部24
が、凹部16に凸部26が嵌合して、上下板1,2は互
いに嵌め殺し状態となって、芯板3を内部に密封した状
態で一体化されるものである。勿論芯板3の厚みは、上
下板1,2を連結した際に、上下板1,2の裏面に密着
する大きさとしておくものである。
【0011】従って全体として軽量であり、上下板1,
2自体に抗菌剤を混入しているものであるから、経年変
化による抗菌機能の低下が生ずることがなく、芯板3を
内装することによって、経年変化による変形(凹み)が
無い。
【0012】尚上下板並びに芯板の材質は前記の実施形
態に示したものに限定されるものではない。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明は、扁平容器状の上
下板と、芯板とからなり、上下各板の各縁部並びに内方
の適宜数箇所に設けた密嵌連結部で、上下板を連結一体
化して、芯板を内装密封してなる俎板で、取り扱いが容
易で使い易く、且つ耐久性に富み、更に製造容易である
利点を備えているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の分解斜視図。
【図2】同要部断面図(組み立て前)
【図3】同要部断面図(組み立て後)
【符号の説明】 1 下板 11 底板部 12 縁部 13 細溝部 14 凹部 15 密嵌連結部 16 凹部 2 上板 21 上板部 22 縁部 23 突部 24 凸部 25 密嵌連結部 26 凸部 3 芯板 31 上下貫通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下板と、芯板とからなり、上下各板を
    扁平容器状に形成すると共に、上下各板の各縁部に互い
    に密嵌合する突部及び細溝部を形成し、且つ上下各板の
    内面の対応する適宜数箇所に、互いに嵌め殺しとなる密
    嵌連結部を突設し、密嵌連結部対応箇所を上下貫通孔と
    した芯板を内装して上下板を、縁部及び密嵌連結部で連
    結して、内部を密封してなることを特徴とする俎板。
JP8334969A 1996-11-29 1996-11-29 俎 板 Expired - Fee Related JP2990080B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020171530A (ja) * 2019-04-11 2020-10-22 岩谷マテリアル株式会社 まな板の構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020171530A (ja) * 2019-04-11 2020-10-22 岩谷マテリアル株式会社 まな板の構造

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