JPH10155515A - スポーツシューズのべろ止め構造 - Google Patents

スポーツシューズのべろ止め構造

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JPH10155515A
JPH10155515A JP34067396A JP34067396A JPH10155515A JP H10155515 A JPH10155515 A JP H10155515A JP 34067396 A JP34067396 A JP 34067396A JP 34067396 A JP34067396 A JP 34067396A JP H10155515 A JPH10155515 A JP H10155515A
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JP
Japan
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tongue
string
shoelace
knot
pair
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Application number
JP34067396A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Okamoto
本 浩 行 岡
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HYOGO SHOES KK
Original Assignee
HYOGO SHOES KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スポーツシューズのべろの側方へのずれを確
実に防止する。 【解決手段】 べろ表面の足首相当部位の近くには舌片
を固定し、舌片には一対の挿通穴を形成する一方、両フ
ラップの上端部又はその近傍には紐を支持し、紐の先端
側を舌片の一対の挿通穴に挿通して結び、べろのずれを
紐の結び目で止める。紐にはシューズ紐を利用すること
かできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はスポーツシューズ
のべろ止め構造に関し、特にべろの側方へのずれを確実
に防止できるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、健康増進及び余暇の有効利用の観
点から、野球、バスケットボール、ラグビー、ジョギン
グ等の各種のスポーツが楽しまれる傾向にある。このよ
うなスポーツを行なう場合、そのスポーツに適したシュ
ーズを履くことが多い。
【0003】かかるスポーツシューズには皮革、布、合
成樹脂等の種々な材質があるが、シューズ本体の前部上
面を、シューズ紐の紐孔を有する左右のフラップと該フ
ラップの間を前後方向に足首まで延びるべろとで構成
し、左右のフラップをそれに掛け渡したシューズ紐で相
互に締め付け、シューズ紐やその結び目の違和感をべろ
で解消するとともに、足首をべろで保護するという構造
が一般的に採用されている。
【0004】しかし、このような構造ではスポーツを行
なっている最中に、べろが側方にずれ、足を十分に保護
しえないばかりでなく、違和感を与えやすい。
【0005】そこで、べろの途中に一対の切れ目(図2
の19参照)を入れて小帯状部分(図2の20参照)を
形成し、シューズ紐を小帯状部分の下側を通してべろを
止める方法が採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、野球、ラグビ
ー、バスケット等、激しいスポーツの場合にはシューズ
紐を小帯状部分の下側に通しただけではべろ止めの効果
が少なく、依然としてべろが側方にずれてしまうという
問題があった。
【0007】この発明は、かかる問題点に鑑み、べろの
側方へのずれを確実に防止できるようにしたスポーツシ
ューズのべろ止め構造を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係るス
ポーツシューズのべろ止め構造は、シューズ本体の前部
上面を、左右のフラップと該フラップの間を前後方向に
延びるべろとで構成し、上記フラップを相互に締め付け
るようにしたスポーツシューズにおいて、上記べろ表面
の足首相当部位の近くには舌片が固定され、該舌片には
一対の挿通穴が形成される一方、上記両フラップの上端
部又はその近傍には紐が支持され、該紐の先端側が上記
舌片の一対の挿通穴に挿通されて結ばれることにより、
上記べろが上記紐の結び目で止められるようになしたこ
とを特徴とする。
【0009】シューズ本体はその前部上面を左右のフラ
ップとべろとで構成し、フラップを相互に締め付けるよ
うにしたものであればよい。この場合、フラップの締め
付けはフラップ間に掛け渡したシューズ紐で行なっても
よく、フラップに取付けた締着テープ(商品名:マジッ
クテープ)で行なってもよい。シューズ本体の材質は皮
革や布等、各種のスポーツシューズに採用されているも
のであればよい。
【0010】本発明の特徴はべろ表面の足首相当部位の
近くに舌片を取付け、フラップ上端部又はその近傍に支
持した紐を舌片の挿通穴に挿通して結び、べろを止める
ようにした点にある。紐は左右のフラップに各々取付け
て舌片の挿通穴に挿通して結んでもよく、1本の紐を左
右のフラップに設けた紐穴に挿通し、その両端部を舌片
の挿通穴に挿通して結んでもよい。
【0011】スポーツシューズはフラップの締め付けを
シューズ紐で行なうものが多い。そこで、上述のべろ止
め用の紐にシューズ紐を利用することができる。
【0012】即ち、本発明に係るスポーツシューズのべ
ろ止め構造は、シューズ本体の前部上面を、シューズ紐
の紐孔を有する左右のフラップと該フラップの間を前後
方向に延びるべろとで構成し、上記フラップを上記シュ
ーズ紐で相互に締め付けるようにしたスポーツシューズ
において、上記べろ表面のシューズ紐の結び目相当部位
の近くには舌片が固定され、該舌片には一対の挿通穴が
形成されており、上記シューズ紐の両端部が上記舌片の
一対の挿通穴に挿通されて結ばれることにより、上記べ
ろが上記シューズ紐の結び目で止められるようになした
ことを特徴とする。
【0013】ところで、シューズ紐でフラップの締め付
けを行なう場合、必要な時にシューズ紐の結び目が簡単
に解けるように、シューズ紐の途中に結び輪(図1の
参照)を残すことが行なわれるが、かかる結び方はス
ポーツを行なっている最中に何らかの理由でシューズ紐
の先端側が引っ張られると結び目がすぐに解けてしまう
ことを意味する。本件発明のべろ止め構造における紐の
場合も同様である。
【0014】他方、本件発明では舌片を設け、紐又はシ
ューズ紐の結び目を利用してべろ止めを行なっている。
そこで、舌片に突出部を設け、突出部を結び輪に挿通
し、紐又はシューズ紐の先端を更に引っ張って結び輪で
突出部を締め付けると、紐又はシューズ紐の先端側を更
に引っ張っても結び輪が解けず、紐又はシューズ紐の解
けを確実に防止できる。
【0015】即ち、舌片にはその一対の挿通穴とほぼ同
一線上で両側方に延びる一対の延長片部を設け、該延長
片部を舌片の挿通穴を挿通して結ばれた紐又はシューズ
紐の結び輪部分に挿通して紐又はシューズ紐の両端を引
っ張って結び輪部分によって締め付けることにより紐又
はシューズ紐の結び目を解け防止できる。
【0016】この場合、延長片部が何らかの理由で結び
輪部分から抜けないように、延長片部には相互に締結し
うる締結部を設け、延長片部が結び輪部分によって締め
付けられた状態で締結部を相互に締結するようにするの
がよい。
【0017】また、延長片部に締結部を設けると、紐又
はシューズ紐の先端側を引っ張っても必ず結び輪部分が
延長片部を締め付けて解け止めとなるので、紐又はシュ
ーズ紐の結び輪部分を予め締め付ける必要がない。
【0018】即ち、舌片にはその一対の挿通穴とほぼ同
一線上で両側方に延びる一対の延長片部を設け、該延長
片部には相互に締結しうる締結部を設け、該延長片部を
舌片の挿通穴を挿通して結ばれた紐又はシューズ紐の結
び輪部分に挿通して締結部を相互に締結することにより
紐又はシューズ紐の結び目を解け防止できる。
【0019】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、べろ表面の足
首相当部位近くに舌片を取付け、フラップ上端部又はそ
の近傍に支持した紐を舌片の挿通穴に挿通して結ぶよう
にしたので、紐又はシューズ紐の結び目によってべろを
保持できる。その結果、ラグビーや野球等、激しいスポ
ーツを行なってもべろが側方にずれることはなく、べろ
の機能を保証できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本発明の好
ましい実施形態を示す。図において、シューズ本体10
は皮革を用いて製造され、その底部にはプラスチック製
の底板11が固定され、該底板11には複数のスパイク
12が一体に形成されている。
【0021】シューズ本体10の上側後半部には足の挿
入口13が形成され、シューズ本体10の前部上面には
足の挿入口13に連続して左右一対のフラップ14が形
成され、両フラップ14には複数の紐穴15が前後方向
に形成され、該紐穴15には1本のシューズ紐16が順
次挿通して掛け渡されており、上記フラップ14はシュ
ーズ紐16で相互に締め付けられるようになっている。
【0022】また、フラップ14間には前後方向に延び
るべろ17が設けられ、該べろ17は足首を保護すると
ともに、シューズ紐16の結び目18による違和感を解
消するようになっている。
【0023】このべろ17には途中に一対の切れ目19
が入れられて小帯状部分20が形成され、紐穴15にシ
ューズ紐16を挿通する際にシューズ紐16を小帯状部
分20の下側を通すことによってべろ止めを行なうよう
になっている。
【0023】さらに、べろ17の表面にはシューズ紐1
6の結び目18の近傍にて舌片21が縫合にて取付けら
れ、該舌片21には一対の挿通穴22が横方向に所定の
間隔をあけて形成され、シューズ紐16の両端部を舌片
21の一対の挿通穴22に挿通して結ぶことによってべ
ろ17をシューズ紐16の結び目18でずれ止めするよ
うになっている。なお、23はシューズ紐16の結び目
18から延びる結び輪部分、24はシューズ紐16の先
端部分である。
【0024】図3は本発明の他の実施形態における舌片
21の形状を示す。本実施形態では舌片21にその一対
の挿通穴22とほぼ同一線上で両側方に延びる一対の延
長片部25を設け、該延長片部25には相互に締結しう
る締結部26、27を設け、該延長片部25を舌片21
の挿通穴22を挿通して結ばれたシューズ紐16の結び
輪部分23に挿通して締結部26、27を相互に締結す
るようになっており、これによりシューズ紐16の結び
目18を解け防止できるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい実施形態を示す概略斜視図
である。
【図2】 上記実施形態におけるシューズ紐を外した状
態を示す概略斜視図である。
【図3】 本発明の他の実施形態における舌片を示す図
である。
【符号の説明】
10 シューズ本体 14 フラップ 15 紐穴 16 シューズ紐 17 べろ 18 結び目 21 舌片 22 挿通穴 23 シューズ紐の結び輪部分 25 延長片部 26、27 締結部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シューズ本体の前部上面を、左右のフラ
    ップと該フラップの間を前後方向に延びるべろとで構成
    し、上記フラップを相互に締め付けるようにしたスポー
    ツシューズにおいて、上記べろ表面の足首相当部位の近
    くには舌片が固定され、該舌片には一対の挿通穴が形成
    される一方、上記両フラップの上端部又はその近傍には
    紐が支持され、該紐の先端側が上記舌片の一対の挿通穴
    に挿通されて結ばれることにより、上記べろが上記紐の
    結び目で止められるようになしたことを特徴とするスポ
    ーツシューズのべろ止め構造。
  2. 【請求項2】 シューズ本体の前部上面を、シューズ紐
    の紐孔を有する左右のフラップと該フラップの間を前後
    方向に延びるべろとで構成し、上記フラップを上記シュ
    ーズ紐で相互に締め付けるようにしたスポーツシューズ
    において、上記べろ表面のシューズ紐の結び目相当部位
    の近くには舌片が固定され、該舌片には一対の挿通穴が
    形成されており、上記シューズ紐の両端部が上記舌片の
    一対の挿通穴に挿通されて結ばれることにより、上記べ
    ろが上記シューズ紐の結び目で止められるようになした
    ことを特徴とするスポーツシューズのべろ止め構造。
  3. 【請求項3】 上記舌片がその一対の挿通穴とほぼ同一
    線上で両側方に延びる一対の延長片部を有し、該延長片
    部が上記挿通穴を挿通して結ばれた上記紐又はシューズ
    紐の結び輪部分に挿通されて該紐又はシューズ紐の両端
    が引っ張られて上記結び輪部分によって締め付けられる
    ことにより上記紐又はシューズ紐の解け防止可能となし
    た請求項1又は2記載のスポーツシューズのべろ止め構
    造。
  4. 【請求項4】 上記舌片がその一対の挿通穴とほぼ同一
    線上で両側方に延びる一対の延長片部を有し、該延長片
    部には相互に締結しうる締結部が設けられており、該延
    長片部が上記挿通穴を挿通して結ばれた上記紐又はシュ
    ーズ紐の結び輪部分に挿通されて上記締結部が相互に締
    結されることにより上記紐又はシューズ紐の結び目の解
    け防止可能となした請求項1又は2記載のスポーツシュ
    ーズのべろ止め構造。
JP34067396A 1996-12-04 1996-12-04 スポーツシューズのべろ止め構造 Pending JPH10155515A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006010313A1 (fr) * 2004-07-27 2006-02-02 Shaoxiong Ding Dispositif anti-glissement pour languette de chaussure et chaussures munies dudit dispositif
JP2016500299A (ja) * 2012-12-14 2016-01-12 ヴァンス インコーポレイテッド 履物保持システム
US10383403B2 (en) 2012-12-14 2019-08-20 Vans, Inc. Tensioning systems for footwear

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