JPH10155112A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH10155112A
JPH10155112A JP8310963A JP31096396A JPH10155112A JP H10155112 A JPH10155112 A JP H10155112A JP 8310963 A JP8310963 A JP 8310963A JP 31096396 A JP31096396 A JP 31096396A JP H10155112 A JPH10155112 A JP H10155112A
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image pickup
image
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Eiju Fukuda
英寿 福田
Osamu Inagaki
修 稲垣
Minoru Kakinuma
実 柿沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光量の異なる複数の画像を合成することに
よって撮像ダイナミックレンジを拡大する撮像装置にお
いて、接続点におけるノイズレベルの増加を最小にす
る。 【解決手段】 最大値検出回路7で、撮像素子1の露光
量を第1の露光量と該第1の露光量よりも少ない第2の
露光量に制御するとともに、上記第2の露光量に基づい
て上記第2の露光量を最適化する。また、上記第1の露
光量に対応する第1画像信号と、上記最適化された第2
の露光量に対応する第2画像信号とを合成回路6で合成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置、詳しく
は、固体撮像素子を用いたダイナミックレンジが広くと
れる撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般にテレビカメラ等の撮像装置
において、撮像ダイナミックレンジ(撮像することがで
きる輝度範囲)の上限は撮像素子の飽和レベル、下限は
撮像素子及び周辺回路のノイズレベルで決定している。
この撮像ダイナミックレンジは一般に被写体の輝度範囲
よりも狭いため、高輝度部分での白とびや低輝度部分の
黒つぶれが生じてしまう。
【0003】このような問題を解決する方法として、例
えば、特開昭57−39673号公報には以下に示す技
術手段が開示されている。すなわち、シャッタースピー
ドの制御あるいはNDフィルタ等によって撮像素子の露
光量を変化させ、得られた露光量の異なる2つの画像を
合成することによって撮像ダイナミックレンジを拡大す
る技術手段が開示されている。
【0004】また、特開平7−75026号公報には、
光量の異なる2つ以上の画像を合成して得られる広ダイ
ナミックレンジ信号の接続点における特性を適正にする
技術手段が開示されている。
【0005】一方、広ダイナミックレンジ信号を圧縮す
るために、図16に示すようなknee特性を持たせる
技術手段が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭57−39673号公報、特開平7−75026号
公報において開示された技術手段には、接続点でノイズ
レベルが急激に変化するという問題については考慮され
ていない。露光量の異なる2つの画像を合成する際、図
15に示すように露光量の少ない画像信号に露光量の多
い画像信号との露光量比を掛けるためノイズも同時に増
幅される。
【0007】たとえば、露光量をシャッタースピードが
1/60秒と1/2000秒で撮影した画像を合成する
場合には、シャッタースピードが1/2000秒の信号
を32倍に増幅して合成するが、ノイズレベルも32倍
に増幅される。実際に撮像する画像のダイナミックレン
ジがさほど広くない場合であってもノイズレベルが32
倍に増幅されるため、接続点でノイズレベルが急激に大
きくなり画質が著しく低下してしまう。この問題は撮像
ダイナミックレンジを拡大するために露光量比を大きく
するほど顕著になる。
【0008】一方、露光量の異なる2つの画像を合成す
る方法として、図16に示した、合成した広ダイナミッ
クレンジ信号にknee特性を持たせる方法において
は、knee特性を実現するために露光量の異なる2つ
の画像信号を加算してもよいが、S/Nが約3dB劣化
するため、露光量の異なる2つの画像信号を切り換える
ことが望ましい。例えば、露光量をシャッタースピード
が1/60秒と1/2000秒に固定して撮影した画像
を合成した場合を考える。実際に撮像する被写体のダイ
ナミックレンジがさほど広くなく、高速シャッタースピ
ードの適正値が例えば1/200秒の場合であっても1
/2000秒に固定しているため、高輝度部のコントラ
ストが必要以上に低い画像になってしまう。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、露光量の異なる複数の画像を合成することに
よって撮像ダイナミックレンジを拡大する撮像装置にお
いて、接続点におけるノイズレベルの増加を最小にする
ことを第1の目的とする。
【0010】さらに、本発明は、露光量の異なる2つの
画像を合成することによって撮像ダイナミックレンジを
拡大する撮像装置において、実際に撮像する被写体のダ
イナミックレンジに応じて、高輝度部のコントラスト低
下を最小にすることを第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の第1の撮像装置は、撮像手段と、該撮像手
段の出力信号のレベルを検出する検出手段と、該検出手
段の検出出力に基づいて、上記撮像手段の第1の露光量
を決定する決定手段と、上記第1の露光量で撮像された
第1の画像信号と上記第1の露光量より多い第2の露光
量で撮像された第2の画像信号とを合成する合成手段
と、を具備する。
【0012】上記の目的を達成するために本発明の第2
の撮像装置は、上記第1の撮像装置において、上記検出
手段は、上記撮像手段の出力信号の最大値が飽和レベル
に達したことを検出することを特徴とする。
【0013】上記の目的を達成するために本発明の第3
の撮像装置は、上記第1の撮像装置において、上記撮像
手段は、非破壊読み出し可能な撮像素子であることを特
徴とする。
【0014】上記第1の撮像装置は、撮像手段の出力信
号のレベルを検出手段で検出し、該検出手段の検出出力
に基づいて、上記撮像手段の第1の露光量を決定手段で
決定する。そして、上記第1の露光量で撮像された第1
の画像信号と上記第1の露光量より多い第2の露光量で
撮像された第2の画像信号とを合成手段で合成する。
【0015】上記第2の撮像装置は、上記第1の撮像装
置において、上記検出手段は、上記撮像手段の出力信号
の最大値が飽和レベルに達したことを検出する。
【0016】上記第3の撮像装置は、上記第1の撮像装
置において、上記撮像手段は、非破壊読み出し可能な撮
像素子である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0018】図1は、本発明の第1の実施形態である撮
像装置の構成を示したブロック図である。
【0019】図に示すように、この第1の実施形態の撮
像装置は、非破壊読み出し可能な撮像素子1と、後述す
る最大値検出回路7からの信号に基づき上記撮像素子1
を制御する撮像素子駆動回路2(TG)と、上記撮像素
子1からの出力信号をA/D変換するまでのアナログ回
路3と、該アナログ回路3からのアナログ信号をA/D
変換するA/D変換器4と、このA/D変換器4からの
信号により露光量の異なる2つの画像信号のタイミング
を一致させる同時化回路5と、この同時化回路5からの
露光量の異なる2つの画像信号を合成する合成回路6
と、上記同時化回路5から出力される信号を入力し、該
入力信号の最大値検出結果に応じて上記撮像素子駆動回
路2,同時化回路5,合成回路6に対して制御信号を出
力する最大値検出回路7と、上記合成回路6からの信号
を階調変換する階調変換回路8と、この階調変換回路8
からのデジタル信号をD/A変換し外部装置に出力する
D/A変換器9とを備えている。
【0020】次に、本実施形態の動作を簡単に説明す
る。図1に示すように、撮像素子1は撮像素子駆動回路
2(TG)によって露光時間が異なる2つの画像が得ら
れるように駆動される。そして、撮像素子1から出力さ
れる、結像した画像に応じた信号は、アナログ回路3で
適正に増幅された後、A/D変換器4でデジタル信号に
変換される。デジタル信号に変換された信号は、同時化
回路5で露光量の異なる2つの画像信号(長時間露光信
号、短時間露光信号)に分離されると共にそのタイミン
グが同時化された後出力される。そして、この後、合成
回路6で広ダイナミックレンジ信号が合成される。上記
広ダイナミックレンジ信号は階調変換回路8で階調変換
され、D/A変換器9からビデオ信号として出力され
る。
【0021】次に、本実施形態の撮像装置の主要動作を
図2に示すタイミングチャートを参照して説明する。図
2は、本実施形態の撮像装置において、信号電荷蓄積か
ら合成回路6までの動作タイミングを示したタイミング
チャートである。
【0022】図2(a)は、垂直同期信号(VD)を示
している。また、図2(b)は撮像素子1の蓄積電荷の
信号レベルの時間的推移を示している。この図2(b)
においては、Si (i=0,1,2,…)は短時間露光信号に対応
する画像信号を読み出すタイミングを表し、Li (i=0,
1,2,…)は長時間露光信号に対応する画像信号を読み出
すタイミングを表している。ここで、Si のタイミング
においては、画像信号は非破壊で読み出され、Li にお
いて画像信号が読み出された直後に画像信号は初期値に
リセットされ再び信号の蓄積を開始し、同様の動作を繰
り返す。
【0023】上記同時化回路5においては、上記におい
て撮像素子1から出力された画像信号Si ,Li を入力
し、図2(c),(d)に示すようにSi ,Li を同期
化する。たとえば、図2(b)の画素信号蓄積のタイミ
ングS2 ,L2 を含む区間においてはその前に蓄積され
S1 ,L1 で出力された画像信号が同時化される。そし
て、合成回路6においては、図2(e)に示すように上
記同時化された画像信号が合成される。なお、図2
(c),(d),(e)には、便宜上Si ,Li のタイ
ミングで読み出された画像信号を同符号で示している。
【0024】図3は、本実施形態における非破壊読み出
しのタイミングを示した線図であり、図4は、本実施形
態における上記合成回路6の特性を示した線図である。
なお、これら図3,図4に示す特性は、信号蓄積時間が
1/60秒、1/200秒、1/2000秒のときの特
性をそれぞれ(a),(b),(c)で示しており、共に
50dBのダイナミックレンジを持つものとする。
【0025】図4に示すように、合成回路6では信号蓄
積時間が1/60秒と1/200秒に対応する信号、す
なわち(a)と(b)、あるいは信号蓄積時間が1/6
0秒と1/2000秒に対応する信号、すなわち(a)
と(c)を合成する。そして、信号蓄積時間1/60秒
に対応する信号(a)と1/2000秒に対応する信号
(c)とを合成する場合には(a)が飽和したときに
(c)を、1/60秒と1/2000秒の比、すなわち
約32倍に増幅して用いることにより、80dBのダイ
ナミックレンジを得ることができるようになっている。
しかしながら、接続点ではノイズレベルも急激に32倍
も大きくなってしまい、画質を劣化させる虞がある。
【0026】一方、信号蓄積時間1/60秒に対応する
信号(a)と1/200秒に対応する信号(b)とを合
成した場合には、ダイナミックレンジは60dBとあま
り大きく拡大されないが接続点でのノイズレベルは約3
倍にしかならないため画質上殆ど問題にならない。
【0027】本実施形態ではかかる事情を考慮し、最大
値検出回路7において信号蓄積時間が短い方の信号の最
大値を検出し、最大値が飽和レベルに達したならば信号
蓄積時間を短くし、最大値が飽和レベルに達していない
ならば信号蓄積時間を長くする制御信号を撮像素子駆動
回路2に出力するようにしている。
【0028】具体的な制御方法としては、たとえば、最
大値検出回路7は最大値が飽和レベルに達したならば
“1”、達していないならば“0”を出力する。ここ
で、“1”ならばTGは露光量を所定量だけ少なくする
ために露光時間を所定時間短くする。また、“0”なら
ば露光量が所定量だけ多くするために露光時間を所定時
間長くする。すなわち、上記最大値検出回路7の出力に
応じてどれだけ露光量を多くしたり少なくするかによ
り、露光量が最適値に収束するまでの時間が決まる。
【0029】なお、上記露光量の制御は非破壊読み出し
可能な撮像素子1の出力信号を1フィールド期間内で逐
次読み出しつつリアルタイムで制御しても良いし、通常
のCCD等の撮像素子では複数フィールドの信号を読み
出し上記のような露光制御を行っても良い。
【0030】上記撮像素子駆動回路2は上記制御信号に
従って、信号蓄積時間が短い方の信号がちょうど飽和レ
ベルになるように信号蓄積時間を制御する。また、最大
値検出回路7は、信号蓄積時間によって信号出力のタイ
ミングが変化するため同時化回路5、信号蓄積時間によ
って信号蓄積時間の比すなわち信号蓄積時間が短い方の
信号に対する利得が異なるため合成回路6に対しても制
御信号を出力する。
【0031】また、上記撮像素子駆動回路2は、信号蓄
積時間が短い方の信号の最大値が飽和しない範囲で信号
蓄積時間ができるだけ長くなるように制御されるので、
2つの画像を合成する時に信号蓄積時間が短い方の画像
信号に掛ける露光量の比を最小にすることが可能とな
り、ノイズ成分を必要最小限に抑えることができる。
【0032】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0033】図5は、本発明の第2の実施形態である撮
像装置の構成を示したブロック図である。
【0034】図に示すように、この第2の実施形態の撮
像装置は、CCD等の撮像素子1と、後述する最大値検
出回路7からの信号に基づき上記撮像素子1を制御する
撮像素子駆動回路2(TG)と、上記撮像素子1からの
出力信号をA/D変換するまでのアナログ回路3と、該
アナログ回路3からのアナログ信号をA/D変換するA
/D変換器4と、このA/D変換器4からの信号により
露光量の異なる2つの画像信号のタイミングを一致させ
る同時化回路5と、この同時化回路5からの露光量の異
なる2つの画像信号を合成する合成回路6と、上記同時
化回路5から出力される信号を入力し、該入力信号の最
大値検出結果に応じて上記撮像素子駆動回路2,合成回
路6に対して制御信号を出力する最大値検出回路7と、
上記合成回路6からの信号を階調変換する階調変換回路
8と、この階調変換回路8からのデジタル信号をD/A
変換し外部装置に出力するD/A変換器9とを備えてい
る。
【0035】すなわち、本第2の実施形態は、上記第1
の実施形態に対して、撮像素子1の構成と、最大値検出
回路7の出力信号により制御されるブロックが異なって
いる。
【0036】次に、本実施形態の撮像装置の主要動作を
図6に示すタイミングチャートおよび図7を参照して説
明する。図6は、本第2の実施形態の撮像装置におい
て、信号電荷蓄積から合成回路6までの動作タイミング
を示したタイミングチャートであり、図7は、本実施形
態の撮像装置において、撮像素子駆動回路2の制御を受
けた撮像素子1内の電荷蓄積の様子を示した説明図であ
る。
【0037】まず、図6に示すタイミングチャートを参
照して信号電荷蓄積から合成回路6までの動作を説明す
る。
【0038】垂直同期信号(a)、長時間露光信号
(c)と短時間露光信号(d)および合成画像(e)の
生成については、上記第1に実施形態(図2に示すタイ
ミングチャート参照)の場合と基本的には同様であるの
で、ここでの詳しい説明は省略する。
【0039】本第2の実施形態においては、図6に示す
ように、信号蓄積時間(b)の生成方法が上記第1の実
施形態と異なっている。すなわち、図6においては、
(b)に示すように長時間露光に対応する信号Li (i=
0,1,2,…)は通常のフィールド期間内で露光され、短時
間露光信号に対応する信号Si (i=0,1,2,…)は、垂直ブ
ランキング期間で露光される。
【0040】次に、図7を参照して上述したように露光
された長時間露光信号及び短時間露光信号の撮像素子1
内における電荷蓄積と転送の動作について説明する。
【0041】図7において、(1),(3)は、通常のフィー
ルド期間に蓄積された信号の蓄積及び転送動作を示す。
図7(1)においてPD1,PD3の画素に蓄積された信
号は垂直転送路(以下、「VCCD」と呼称する)に転
送される。次に、上記VCCDに転送された信号は垂直
方向に1画素分シフトされる(図7(2))。次に、PD
2,PD4の画素に蓄積された信号は上記図7(1)と同
様にVCCDに転送されることにより上記PD1の画素
の信号と上記PD2の画素の信号及び上記PD3の画素
の信号と上記PD4の画素の信号が加算される(図7
(3))。
【0042】次に、垂直ブランキングの期間で蓄積され
た画素PD1,PD3の信号がVCCDに転送される
(図7(4))。次に、図7(2)と同様に上記VCCDに転
送された信号は垂直方向に1画素分転送される(図7
(5))。次に、図7(3)と同様にして上記PD1の画素の
信号と上記PD2の画素の信号及び上記PD3の画素の
信号と、上記PD4の画素の信号が加算される(図7
(6))。
【0043】上述した動作により上記VCCDには、2
つの画素の信号が加算された通常のフィールド期間で蓄
積された長時間露光信号と垂直ブランキング期間で蓄積
された短時間露光信号が交互に転送され、図示しない周
知の方法により水平転送路(HCCD)に転送されるこ
とにより、信号が読み出される。
【0044】ところで、上述したようにして、撮像素子
1から出力される結像した画像に応じた信号をアナログ
回路3で適当に増幅してA/D変換器4でデジタル信号
に変換する。デジタル信号に変換された信号を同時化回
路5で露光量の異なる2つの画像信号に分離すると共に
そのタイミングを一致させ、合成回路6で広ダイナミッ
クレンジ信号を合成する。広ダイナミックレンジ信号を
階調変換回路8で適当に階調変換し、D/A変換器9か
らビデオ信号を出力する。
【0045】図8は、本第2の実施形態における撮像素
子1の読み出しのタイミングを示した線図であり、図9
は、本第2の実施形態における上記合成回路6の特性を
示した線図である。なお、これらの図8,図9におい
て、符号(a),(b),(c)は、それぞれ、信号蓄
積時間が1/65秒、1/1000秒、1/2000秒
のときの特性を示す。
【0046】本第2の実施形態においては、露光量の異
なる2つの画像に対して、図9に示すように合成した信
号に光量対出力特性の傾きを変える、いわゆるknee
特性を持たせている。なお、該knee特性を実現する
ために露光量の異なる2つの画像信号を単純に加算して
もよいが、低輝度部のS/N比が劣化するため露光量の
異なる2つの画像信号を切り換えることが望ましい。こ
の点を考慮し本実施形態では信号蓄積時間が長い方の信
号が飽和したときに信号蓄積時間が短い方の信号をレベ
ルシフトして加算することで低輝度部のS/N比の劣化
を防止している。
【0047】また、最大値検出回路7で信号蓄積時間が
短い方の信号の最大値を検出し、最大値が飽和レベルに
達したならば信号蓄積時間を短くし、最大値が飽和レベ
ルに達していないならば信号蓄積時間を長くする制御信
号を撮像素子駆動回路2に出力する。撮像素子駆動回路
2は該制御信号に従って、信号蓄積時間が短い方の信号
がちょうど飽和レベルになるように信号蓄積時間を制御
する。また、最大値検出回路7は、信号蓄積時間によっ
て合成時のレベルシフト量が異なるため合成回路6に対
しても制御信号を出力する。
【0048】このように、上記撮像素子駆動回路2は、
信号蓄積時間が短い方の信号の最大値が飽和しない範囲
で信号蓄積時間ができるだけ長くなるように制御される
ので、2つの画像を合成したときの高輝度部のコントラ
スト低下を最小にすることができる。
【0049】なお、この第2の実施形態における各構成
要素は、各種の変形、変更が可能である。例えば、本実
施形態においては、上記撮像素子1はCCDにより構成
しているが、上記第1の実施形態と同様に非破壊読み出
しが可能な撮像素子を採用してもよい。本実施形態で
は、信号蓄積時間が短い信号を垂直ブランキング期間で
得ているため、最大でも1/800秒程度である。非破
壊読み出しが可能な撮像素子であれば信号蓄積時間が短
い方の信号蓄積時間を最大約1/60秒まで設定できる
のでより大きな効果が得られる。
【0050】また、露光量の異なる2つの画像をkne
e特性を持たせて合成した場合には、高輝度部のコント
ラスト低下を最小にすることができる。
【0051】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。
【0052】図10は、本発明の第3の実施形態である
撮像装置の構成を示したブロック図である。
【0053】この第3の実施形態の撮像装置は、その基
本的な構成は上記第1の実施形態と同様であり、第1の
実施形態では露光量の異なる2つの画像を合成している
のに対して、本第3の実施形態では3つ以上の複数の画
像(本実施形態では4つ)を合成している点のみが異な
っている。すなわち、これに伴って、同時化回路5は露
光量の異なる4つの画像信号のタイミングを一致させ、
合成回路6は露光量の異なる4つの画像信号を合成する
ようになっている。その他の構成は、上記第1の実施形
態と同様であり、また、動作タイミングも第1の実施形
態と同様であるので、ここでの詳しい説明は省略する。
【0054】次に、本第3の実施形態の撮像装置の主要
動作を図11,図12を参照にして説明する。
【0055】図11は、本実施形態における非破壊読み
出しのタイミングを示した線図であり、図12は、本実
施形態における上記合成回路6の特性を示した線図であ
る。なお、これら図11,図12に示す特性は、信号蓄
積時間が1/60秒、1/250秒、1/1000秒、
1/4000秒のときの特性をそれぞれ(a),(b),
(c),(d)で示しており、共に50dBのダイナミ
ックレンジを持つものとする。
【0056】また、上記信号蓄積時間(b)、(c)、
(d)はそれぞれ(a)から光量に対して12dB、2
4dB、36dBシフトした特性になる。合成回路6で
は光量が0〜50dBまでは(a)、50〜62dBま
では(b)を1/60秒と1/250秒の比すなわち約
4倍に増幅して用い、62〜74dBまでは(c)を1
/60秒と1/1000秒の比すなわち約16倍に増幅
して用い、74〜86dBまでは(d)を1/60秒と
1/4000秒の比すなわち約64倍に増幅して用いる
ことで86dBの広ダイナミックレンジ信号を得てい
る。そして、4つの画像を合成することで、2つの画像
の合成では実現不可能なダイナミックレンジの拡大が可
能になる。
【0057】また、撮影する被写体のダイナミックレン
ジがあまり広くない場合には、最大値検出回路7で信号
蓄積時間が最も短い信号の最大値を検出し、最大値が飽
和レベルに達したならば信号蓄積時間を短くし、最大値
が飽和レベルに達していないならば信号蓄積時間を長く
するように非破壊読み出しタイミングの制御する制御信
号を撮像素子駆動回路2に出力する。撮像素子駆動回路
2は制御信号に従って、信号蓄積時間が最も短い信号が
ちょうど飽和レベルになるように信号蓄積時間を制御す
る。信号蓄積時間が1/60秒と最も短い信号との間の
非破壊読み出しは対数的に間隔がほぼ同じになるように
決定する。
【0058】例えば被写体のダイナミックレンジが70
dB程度のときには、図13のような非破壊読み出しの
タイミングで信号を読み出す。このときの合成回路6の
特性を図14に示す。図中、符号(a)、(b)、
(c)、(d)はそれぞれ信号蓄積時間が1/60秒、
1/120秒、1/250秒、1/500秒であり、5
0dBのダイナミックレンジを持つものとする。
(b)、(c)、(d)はそれぞれ(a)から光量に対
して6dB、12dB、18dBシフトした特性にな
る。合成回路6では光量が0〜50dBまでは(a)、
50〜56dBまでは(b)を1/60秒と1/120
秒の比すなわち約2倍に増幅して用い、56〜62dB
までは(c)を1/60秒と1/250秒の比すなわち
約4倍に増幅して用い、62〜68dBまでは(d)を
1/60秒と1/500秒の比すなわち約8倍に増幅し
て用いることで68dBのダイナミックレンジ信号を得
る。
【0059】このように、本実施形態では、撮像素子駆
動回路2は、信号蓄積時間が短い方の信号の最大値が飽
和しない範囲で信号蓄積時間ができるだけ長くなるよう
に制御されるので、画像を合成する際に信号蓄積時間が
短い非破壊読み出し信号に掛ける露光量の比を最小にす
ることが可能となり、ノイズ成分を必要最小限に抑える
ことができる。
【0060】なお、本実施形態は合成回路6で光量に対
して出力が線形になるように合成しているが、knee
特性を数段階持たせた特性で合成してもよく、その場合
には高輝度部のコントラスト低下を最小に抑えるという
効果が得られる。
【0061】このように、本第3の実施形態は、撮像手
段と、この撮像手段から複数の異なる露光量の画像を読
み出す制御手段と、得られた複数の画像を合成する合成
手段とを備え、上記制御手段は撮像信号に応じて上記撮
像手段の信号蓄積時間を可変するように制御することを
特徴とする。すなわち、上記制御手段は撮像手段に応じ
て、該撮像手段が飽和しない範囲で露光量ができるだけ
多くなるように制御するので、ノイズ成分を必要最小限
に抑えたS/N比が良好な画像を得ることができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、露光量の異なる複数の画像を合成すること
によって撮像ダイナミックレンジを拡大する撮像装置に
おいて、ノイズレベルの増加を最小にすることができ
る。
【0063】また、請求項2に記載の発明によれば、露
光量の異なる2つの画像を合成することによって撮像ダ
イナミックレンジを拡大する撮像装置において、実際に
撮像する被写体のダイナミックレンジに応じて、高輝度
部のコントラスト低下を最小にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である撮像装置の構成
を示したブロック図である。
【図2】上記第1の実施形態の撮像装置において、信号
電荷蓄積から合成回路までの動作タイミングを示したタ
イミングチャートである。
【図3】上記第1の実施形態の撮像装置における、撮像
素子の非破壊読み出しのタイミングを示した線図であ
る。
【図4】上記第1の実施形態の撮像装置における、合成
回路の特性を示した線図である。
【図5】本発明の第2の実施形態である撮像装置の構成
を示したブロック図である。
【図6】上記第2の実施形態の撮像装置において、信号
電荷蓄積から合成回路までの動作タイミングを示したタ
イミングチャートである。
【図7】上記第2の実施形態の撮像装置において、撮像
素子駆動回路の制御を受けた撮像素子内の電荷蓄積の様
子を示した説明図である。
【図8】上記第2の実施形態の撮像装置における撮像素
子の読み出しのタイミングを示した線図である。
【図9】上記第2の実施形態の撮像装置における合成回
路の特性を示した線図である。
【図10】本発明の第3の実施形態である撮像装置の構
成を示したブロック図である。
【図11】上記第3の実施形態の撮像装置における、撮
像素子の非破壊読み出しのタイミングを示した線図であ
る。
【図12】上記第3の実施形態の撮像装置における、合
成回路の特性を示した線図である。
【図13】上記第3の実施形態の撮像装置における、撮
像素子の非破壊読み出しのタイミングの他の例を示した
線図である。
【図14】上記図13に示した第3の実施形態の撮像装
置における、合成回路の特性の他の例を示した線図であ
る。
【図15】従来の撮像装置において、露光量の異なる2
つの画像を合成する際の光量と出力の関係の一例を示し
た線図である。
【図16】従来の撮像装置において、露光量の異なる2
つの画像を合成する際、合成した信号にknee特性を
持たせた場合の、光量と出力の関係の一例を示した線図
である。
【符号の説明】
1…撮像素子 2…撮像素子駆動回路 3…アナログ回路 4…A/D変換器 5…同時化回路 6…合成回路 7…最大値検出回路 8…階調変換回路 9…D/A変換器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段と、 該撮像手段の出力信号のレベルを検出する検出手段と、 該検出手段の検出出力に基づいて、上記撮像手段の第1
    の露光量を決定する決定手段と、 上記第1の露光量で撮像された第1の画像信号と上記第
    1の露光量より多い第2の露光量で撮像された第2の画
    像信号とを合成する合成手段と、 を具備したことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記検出手段は、上記撮像手段の出力信
    号の最大値が飽和レベルに達したことを検出することを
    特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記撮像手段は、非破壊読み出し可能な
    撮像素子であることを特徴とする請求項1に記載の撮像
    装置。
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