JP2002223387A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2002223387A
JP2002223387A JP2001019044A JP2001019044A JP2002223387A JP 2002223387 A JP2002223387 A JP 2002223387A JP 2001019044 A JP2001019044 A JP 2001019044A JP 2001019044 A JP2001019044 A JP 2001019044A JP 2002223387 A JP2002223387 A JP 2002223387A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影シーンが持ち得るダイナミックレンジに
適した露光条件を自動的に設定して撮影を行うことがで
きる撮像装置を提供する。 【解決手段】 本撮影前に通常のAE動作で設定される
露光条件で撮像を行い、シーン情報分布算出回路31が
その輝度情報aaからヒストグラム(bb)を算出し、
シーン情報解析回路32がこの情報bbから暗部と明部
の輝度部分のヒストグラム度数(cc)を算出し、露光
条件判別回路33がこの情報ccから現在の露光条件が
適切であるか否か(dd)を判断して、適切でない場合
には露光条件変更回路34に再度のプリ撮像用の露光条
件を出力させ、適切となった場合には本撮影シャッタ制
御情報生成回路35に本撮影条件を出力させて、その本
撮影条件に沿った異なる露光条件で複数回の露光を行い
画像合成して一の広ダイナミックレンジ画像を得る撮像
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置、より詳
しくは、実質的にダイナミックレンジの広い画像を再現
することができる撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被写体像を電気的に撮像する撮像装置
は、従来より種々のものが提案されており、撮像装置と
してのデジタルスチルカメラ(DSC)は、レンズを介
して固体撮像素子の撮像面上に結像させた光像を、該固
体撮像素子により電気情報に変換して画像を生成するも
のである。
【0003】こうしたデジタルスチルカメラの固体撮像
素子は、現在、多画素化が図られているために、従来よ
りも高解像度の画像が生成されるようになっているが、
その一方で、素子自体のダイナミックレンジが非常に狭
いために、結果に得られる画像はラチチュード(明るい
部分から暗い部分までの再現域)が狭いものとなってし
まう課題がある。
【0004】このような狭いダイナミックレンジ内で画
像を適正に再現するために重要となるのが、撮影シーン
に応じた適切な露光条件(露光時間や絞り量など)を設
定するAE(自動露光設定)機能であり、該AE機能を
用いる提案が従来より幾つかなされている。
【0005】こうした技術の一例として、特開平6−3
8092号公報には、適正な露光条件を設定するビデオ
・カメラとその測光方法に係る技術が記載されており、
より具体的には、水平走査期間内における測光期間にわ
たって映像情報からの輝度情報を積分した積分値が、所
定の範囲内にあると判断されたものを用いて測光を行う
技術となっている。さらに、該公報には、輝度情報の積
分値が上記所定の範囲にないと判定される回数が予め定
められた回数を超えた場合には、露光条件を変更する技
術が記載されている。
【0006】一方、狭いダイナミックレンジの固体撮像
素子から広いダイナミックレンジの画像情報を取得する
ために、露光量を異ならせて複数回の露光動作を行う技
術が従来より知られている。
【0007】このような技術について、図8を参照して
説明する。図8は、輝度差のある被写体を露光量を異な
らせて複数回露光する様子を示す図である。
【0008】図8(A)は、明るい野外風景等をバック
にして、暗い主要被写体である人物がほぼ中央に位置す
る撮影シーンを示している。このような風景を、ダイナ
ミックレンジの狭い固体撮像素子で撮像する場合には、
図8(B)に示すような、背景がより鮮明となる低露光
量の露光と、図8(C)に示すような、人物がより鮮明
となる高露光量の露光とを行い、図8(B)の画像の内
の背景部分と、図8(C)の画像の内の人物部分を組み
合わせることにより、背景と人物が両方ともより鮮明に
写し出されるような広ダイナミックレンジ画像を生成す
るようになっている。
【0009】このような複数回露光の技術を用いて広い
ダイナミックレンジ画像を生成する場合であっても、上
記図8に示したような、暗い主要被写体(人物)と明る
い背景が逆光状態で混在するダイナミックレンジの広い
シーンを撮影する場合などには、最適な画像として再現
するためにAE機能が重要となる。
【0010】このようなダイナミックレンジの広い撮影
シーンに応じて、主要被写体と背景の双方が適正な露光
となるように撮影を制御するための技術も幾つか提案さ
れており、例えば特開平7−298142号公報には、
逆光等の撮影シーンにおける主要被写体と背景の両方に
ついて適正に露光を行う階調制御機能を有する撮像装置
が記載されている。該公報に記載の技術は、より詳しく
は、映像情報の輝度情報に基づき高輝度部および低輝度
部に対応して光情報蓄積時間の設定を行うタイミング情
報を切換制御する階調制御手段を備えたものとなってい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平6−38092号公報に記載のものでは、輝度情報
の積分値が所定の範囲にないと判断される回数が所定値
を超えて露光条件を変更したときには、その後に同様の
方法により測光を行うが、上記図8に示したようなシー
ンでは、最初の露光条件が変更された後の測光につい
て、明部と暗部のどちらについて測光を行うかを判断し
なければならない。さらに、この手段では、明部と暗部
の何れか一方のみの露光条件を適正にすることになり、
他方は逆に不適正な露光条件となってしまう。
【0012】また、上記特開平7−298142号公報
に記載のものでは、露光量を異ならせて複数回の露光動
作を行うようになっており、このときの高輝度部と低輝
度部の判別については、画面を分割したブロック単位で
手動により該当部分を指定しているが、自動でどのよう
に高輝度部と低輝度部を指定するかが明確にされていな
い。また、撮影シーンが切り替わって変更される場合
に、高輝度部と低輝度部の判別に関してどのように対応
するのかも明確にされていない。さらに、撮影シーンに
関する情報を固体撮像素子等から常時読み込む必要があ
るために、結果的に消費電力が多くなってしまうという
課題がある。
【0013】一方、撮影シーンの状況に合わせた複数の
露光設定を予め用意しておき、これらの露光設定からユ
ーザが所望に選択可能とする手段も考えられるが、ある
程度の経験や知識がないと、どの露光設定が実際の撮影
シーンに最適なものであるかを明暗差等を考慮しながら
ユーザ側で主観的に判断するのは困難であるために、十
分に実用的であるとはいえない。
【0014】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、撮影シーンが持ち得るダイナミックレンジに適し
た露光条件を自動的に設定して撮影を行うことができ、
結果として撮影シーンのダイナミックレンジに適応した
画像を再現することが可能な撮像装置を提供することを
目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明による撮像装置は、本撮影を行うに先
立って設定された露光条件を基に撮影シーンのダイナミ
ックレンジに関する情報を取得する情報取得手段と、上
記情報取得手段により取得した情報を解析する情報解析
手段と、上記情報解析手段により解析した結果に基づい
て本撮影条件を設定する撮影設定手段と、上記撮影設定
手段により設定された本撮影条件に従って本撮影を行う
撮影手段と、を備えたものである。
【0016】また、第2の発明による撮像装置は、上記
第1の発明による撮像装置において、上記露光条件およ
び上記本撮影条件が、それぞれ、異なる露光による複数
の露光量に関する情報である。
【0017】さらに、第3の発明による撮像装置は、同
一の被写体に対して異なる露光条件で複数回の露光を行
い広ダイナミックレンジの画像を生成する撮像装置であ
って、本撮影を行うに先立って設定された露光条件を基
に撮影シーンのダイナミックレンジに関する情報を取得
する情報取得手段と、上記情報取得手段により取得した
情報を解析する情報解析手段と、上記情報解析手段によ
り解析した結果に基づいて本撮影条件を設定する撮影設
定手段と、上記撮影設定手段により設定された本撮影条
件に従って異なる露光条件で複数回の露光を行う本撮影
を実行する撮影手段と、を備えたものである。
【0018】第4の発明による撮像装置は、上記第1ま
たは第3の発明による撮像装置において、上記撮影設定
手段が、上記情報解析手段の解析結果から、上記情報取
得手段により情報を得たときの露光条件が適切であるか
否かを判断し、適切でないと判断した場合には、上記露
光条件を変更して上記情報取得手段により、再度、情報
を取得させるように制御する制御手段を有してなるもの
である。
【0019】第5の発明による撮像装置は、上記第4の
発明による撮像装置において、上記制御手段が、上記情
報解析手段の解析結果から適切でないと判断された露光
条件を変更する際に、現在の露光条件より暗い露光条件
または現在の露光条件より明るい露光条件の、何れか一
方、もしくは両方に変更するものである。
【0020】第6の発明による撮像装置は、上記第1ま
たは第3の発明による撮像装置において、上記撮影設定
手段が、上記情報解析手段の解析結果から得られる本撮
影条件に対して調節を行う調節手段を含むものである。
【0021】第7の発明による撮像装置は、上記第2ま
たは第3の発明による撮像装置において、上記撮影設定
手段が、上記情報解析手段の解析結果から得られる異な
る露光条件で複数回の露光を行う本撮影条件において上
記異なる露光条件の比率に関して調節を行う調節手段を
含むものである。
【0022】第8の発明による撮像装置は、上記第6ま
たは第7の発明による撮像装置において、上記調節手段
が、上記情報解析手段の解析結果として得られる撮影シ
ーンのダイナミックレンジに応じて本撮影条件を調節す
るものである。
【0023】第9の発明による撮像装置は、上記第6ま
たは第7の発明による撮像装置において、上記調節手段
が、上記情報解析手段の解析結果から得られた本撮影条
件を参照して、調節が必要と判断された場合に本撮影条
件を調節するものである。
【0024】第10の発明による撮像装置は、上記第9
の発明による撮像装置において、上記調節手段において
参照する本撮影条件が、露光量に関する情報と、絞り情
報と、の少なくとも一方を含むものである。
【0025】第11の発明による撮像装置は、上記第6
または第7の発明による撮像装置において、撮影対象に
向けて光を照射する閃光発光手段をさらに備え、上記調
節手段が上記閃光発光手段の使用状況に応じて本撮影条
件を調節するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図4は本発明の第1の実
施形態を示したものであり、図1は電子カメラの基本的
な構成を示すブロック図である。
【0027】この電子カメラは、電子シャッタ機能を有
する単板式のカラーCCD等でなり被写体像を光電変換
して画像情報として出力する撮影手段たる撮像素子1
と、この撮像素子1上に被写体像を結像するレンズ2
と、このレンズ2を通過した光束の通過範囲や通過時間
を制御する絞り・シャッタ機構3と、上記撮像素子1か
ら出力された後に図示しない相関二重サンプリング回路
等でノイズ成分の除去が行われた画像情報を増幅するア
ンプ4と、このアンプ4により増幅されたアナログ情報
をデジタル情報に変換するA/D変換器5と、このA/
D変換器5によりデジタル化された情報に各種の処理を
施すカメラ情報処理回路6と、上記A/D変換器5から
のデジタル出力を受けて、AF(オートフォーカス)情
報、AE(オートエクスポージャ)情報、AWB(オー
トホワイトバランス)情報を検出するAF,AE,AW
B検波回路7と、上記カメラ情報処理回路6からの画像
データを圧縮処理する圧縮回路(JPEG)9と、この
圧縮回路9により圧縮された画像データを後述するメモ
リカード15に記録するための制御を行うメモリカード
I/F14と、このメモリカードI/F14の制御によ
り画像データを記録する不揮発性の記録媒体等でなるメ
モリカード15と、画像データの色処理等を行う際に作
業用メモリとして用いられるDRAM11と、このDR
AM11の制御を行うメモリコントローラ10と、上記
メモリカード15に記録されている画像データをパーソ
ナルコンピュータ(PC)17等へ転送するためのイン
ターフェースであるPCI/F16と、後述するLCD
13の制御を行う表示回路12と、この表示回路12の
制御により上記メモリカード15に記録された画像デー
タを再生して表示するとともに、この電子カメラに係る
各種の撮影状態等を表示するLCD13と、被写体を照
明するための照明光を発光する閃光発光手段たるストロ
ボ19と、上記撮像素子1を駆動するためのタイミング
パルスを発生するタイミングジェネレータ(TG)18
と、各種の撮影モードを設定するためのスイッチや撮影
動作を指示入力するためのトリガスイッチ等を有してな
る入力キー20と、上記A/D変換器5からのデジタル
出力を受けて後述する広ダイナミックレンジ撮影モード
において本撮影における露光条件を設定して露光時間等
の露光量に関する情報を出力するシャッタ制御情報回路
21と、撮影モードに応じて露光量に関する情報の入力
を制御するスイッチ22と、上記カメラ情報処理回路
6、圧縮回路9、メモリコントローラ10、表示回路1
2、メモリカードI/F14、PCI/F16、とバス
ライン23を介して接続されていて、上記AF,AE,
AWB検波回路7の検出結果や上記入力キー20による
入力、上記シャッタ制御情報回路21の制御情報、ある
いは上記ストロボ19による発光情報等を受け取るとと
もに、上記レンズ2、絞り・シャッタ機構3、スイッチ
22、カメラ情報処理回路6、ストロボ19、入力キー
20や上記バスライン23に接続された各回路を含むこ
の電子カメラ全体の制御を行うCPU8と、を有して構
成されている。
【0028】この電子カメラでは、一画像を一回の露光
により撮影してそれを画像データとする通常撮影モード
と、露光量の異なる複数画像の露光を時間的に近接して
行い、これらの画像を合成して一の広ダイナミックレン
ジ画像を得る広ダイナミックレンジ撮影モードと、を設
定することができるようになっている。
【0029】これらの撮影モードの設定は、ユーザが上
記入力キー20を操作することにより手動で選択する
か、あるいは、CPU8が上記撮像素子1から出力され
る画像情報を白とび検出するなどにより自動的に判断し
て撮影モードを選択するか、により行われ、その選択し
た撮影モードに応じて、該CPU8が撮影動作を制御す
るようになっている。
【0030】すなわち、通常撮影モードが選択された場
合には、撮影動作によって一回の露光により上記撮像素
子1から1画面分の画像情報を取得し、一方、広ダイナ
ミックレンジ撮影モードが選択された場合には、一被写
体に対する複数回の露光により該撮像素子1から露光量
の異なる複数画面分(例えば2画面分)の画像情報を取
得して、上記カメラ情報処理回路6により撮影モードに
応じた画像データの処理を行うようになっている。
【0031】なお、上記露光は、撮像素子1の電子シャ
ッタ機能により行うか、または、この電子シャッタ機能
と上記絞り・シャッタ機構3とを組み合わせてなる公知
の手段により行われるようになっている。
【0032】さらに、通常撮影モードが選択された場合
は、上記AF,AE,AWB検波回路7による検出結果
に基づいて、CPU8が、一画像の露光を行うシャッタ
制御情報を算出し、その結果をタイミングジェネレータ
18に伝送するように上記スイッチ22を駆動する。
【0033】一方、広ダイナミックレンジ撮影モードが
選択された場合は、上記シャッタ制御情報回路21によ
って露光量の異なる複数画像の露光を行うシャッタ制御
情報を算出して、その結果をタイミングジェネレータ1
8に伝送するように上記スイッチ22を駆動するように
なっている。
【0034】次に、図2は、シャッタ制御情報回路21
の詳細な構成を示すブロック図である。
【0035】この実施形態では、広ダイナミックレンジ
撮影モードが選択された場合には、異なる露光条件によ
って2回の露光を行うことを前提として、シャッタ制御
を行うようになっている。
【0036】本撮影条件を設定する際には、撮影シーン
のダイナミックレンジに関する情報として、撮影シーン
の輝度情報を用いるようになっている。
【0037】まず、通常のAE動作等により設定される
露光条件に基づきプリ撮影動作を行って、撮影シーンに
関する輝度情報を取得する。これにより、A/D変換器
5からは、撮影シーンに関する輝度情報aaが出力され
ることになる。
【0038】情報取得手段たるシーン情報分布算出回路
31は、この輝度情報aaを入力して、輝度情報の分布
(ヒストグラム)を算出し、これを輝度分布情報bbと
して出力する。
【0039】情報解析手段たるシーン情報解析回路32
は、この輝度分布情報bbを入力して、暗部(黒つぶ
れ)を示す輝度部分および明部(白とび)を示す輝度部
分におけるヒストグラム度数を算出する等のヒストグラ
ムの解析を行い、その解析結果に関する情報を輝度解析
情報ccとして出力する。
【0040】撮影設定手段であり制御手段たる露光条件
判別回路33は、この輝度解析情報ccを入力して、現
在設定されている露光条件が適切であるか否かを判断す
る。この判断については、「現在の露光条件を変更して
再度プリ撮影動作を行う」(“露光条件変更”)、また
は「現在の露光条件を本撮影条件として設定する」
(“露光条件決定”)の何れかを判別結果とするように
なっており、その内容に応じて露光条件を示す情報の出
力先を変更するように制御すると同時に、この判別結果
を露光適正情報ddとして出力しCPU8に伝送する。
【0041】まず、露光条件の判別結果が“露光条件決
定”である場合には、露光条件判別回路33は、本撮影
における露光条件情報として本撮影露光情報ffを出力
する。撮影設定手段たる本撮影シャッタ制御情報生成回
路35は、この本撮影露光情報ffを入力して、本撮影
を行う際のシャッタ制御情報を生成し、本撮影シャッタ
制御情報hhとして出力する。
【0042】一方、露光条件の判別結果が“露光条件変
更”である場合には、露光条件判別回路33は、変更さ
れる露光条件情報として変更露光情報eeを出力する。
撮影設定手段であり制御手段たる露光条件変更回路34
は、この変更露光情報eeを入力して、現在の露光条件
を変更した後に再度プリ撮影動作を行うための変更後の
露光条件に対応したシャッタ制御情報を生成し、プリ撮
影シャッタ制御情報ggとして出力する。
【0043】シャッタ制御情報切換スイッチ36は、上
記露光条件判別回路33の露光適正情報ddを受けたC
PU8から出力される制御情報iiに基づいて、入力す
る情報を切り換えるようにスイッチ駆動を行う。こうし
て、シャッタ制御情報切換スイッチ36の切換により、
プリ撮影シャッタ制御情報gg、または本撮影シャッタ
制御情報hhが、シャッタ制御情報kkとして出力され
て、上記スイッチ22に伝送されるようになっている。
【0044】また、上記CPU8は、上記露光適正情報
ddが示す判別結果に基づいて、プリ撮影動作を再度行
うか、または本撮影待機状態にするかを判断する。
【0045】すなわち、露光適正情報ddが“露光条件
変更”を示すものである場合には、CPU8は、露光条
件変更回路34を経て設定されたシャッタ制御情報kk
に基づいて、再度プリ撮影動作を行わせることにより撮
影シーンに関する輝度情報を取得させ、A/D変換器5
から得られる輝度情報aaについて、シャッタ制御情報
回路21に上述したような処理を再度行わせるようにす
る。
【0046】一方、露光適正情報ddが“露光条件決
定”を示すものである場合には、CPU8は、本撮影シ
ャッタ制御情報生成回路35を経て設定されたシャッタ
制御情報kkに基づいて、広ダイナミックレンジ撮影が
可能な状態で待機する本撮影待機状態に移行させる。
【0047】図3は、シャッタ制御情報回路21におけ
る処理を示すフローチャートである。
【0048】この図3では、上記図2に示した各情報を
参照しながら説明を行う。
【0049】動作が開始されると、まず上記シーン情報
分布算出回路31が、撮影シーンに関する輝度情報aa
のヒストグラムを算出する(ステップS1)。ここに、
算出されるヒストグラムは、上記図2に示した輝度分布
情報bbに相当している。
【0050】次に、上記シーン情報解析回路32が、算
出されたヒストグラムを参照して、暗部を示す輝度部分
および明部を示す輝度部分の度数を算出する(ステップ
S2)。ここに、算出される度数および対応する輝度
は、上記図2に示した輝度解析情報ccに相当してい
る。
【0051】続いて、明部(暗部)の輝度に対応する度
数を所定値(例えば、ヒストグラム度数の総数の10
%、等)と比較する(ステップS3)。
【0052】このステップS3において、明部(暗部)
の輝度に対応する度数が所定値以上であると判断された
場合には、現在の露光条件による撮影では白とび(黒つ
ぶれ)が発生すると判断して、現在の露光条件より1E
Vだけ暗い(明るい)露光条件に変更して設定する(ス
テップS4)。ここに、このステップS4において処理
する露光条件は、上記図2に示した変更露光情報eeに
相当している。
【0053】次に、上記露光条件変更回路34が、変更
された露光条件に基づいて、再度プリ撮影を行うための
プリ撮影シャッタ制御情報ggを生成する(ステップS
5)。
【0054】そして、生成されたプリ撮影シャッタ制御
情報ggを上記シャッタ制御情報切換スイッチ36から
シャッタ制御情報kkとして出力して、このシャッタ制
御情報kkによるプリ撮影動作を再度実行するように、
CPU8に指示する(ステップS6)。ここに、このス
テップS6におけるCPU8への指示は、上記図2に示
した露光適正情報ddに相当している。
【0055】一方、上記ステップS3において、明部
(暗部)の輝度に対応する度数が所定値未満であると判
断された場合には、現在の露光条件による撮影は比較的
明るい(暗い)被写体に対して適正であると判断して、
現在の露光条件(すなわち、上記図2に示した本撮影露
光情報ff)に基づいて、本撮影シャッタ制御情報生成
回路35が、本撮影を行うための本撮影シャッタ制御情
報hhを生成する(ステップS7)。
【0056】そして、生成された本撮影シャッタ制御情
報hhを上記シャッタ制御情報切換スイッチ36からシ
ャッタ制御情報kkとして出力して、このシャッタ制御
情報kkによる本撮影が可能である(待機状態である)
ことをCPU8に指示する(ステップS8)。ここに、
このステップS8におけるCPU8への指示は、上記ス
テップS6と同様に、上記図2に示した露光適正情報d
dに相当している。
【0057】こうして、上記ステップS6またはステッ
プS8の処理が行われたところで、この処理を終了す
る。
【0058】ここで、本実施形態のような異なる露光条
件で2回の露光を行う場合の、上記図3の処理を取り入
れた撮影動作は、次のようにして進められる。
【0059】上述したように、まず、通常のAE情報等
により最初の露光条件を設定して、プリ撮影動作を行
う。
【0060】その後に、上記図3に示したように、明部
に関する処理と、暗部に関する処理と、の両方を行う。
【0061】ここで明部の場合と暗部の場合とが両方と
も本撮影待機状態になった場合は、同一の露光条件で2
回撮影するのは無駄となるために、1回の撮影のみを行
うようにする(これは通常撮影モードと同一の撮影にな
る)。
【0062】また、明部と暗部の両方において、上記ス
テップS4に示したような露光条件の変更が行われる場
合には、最初の露光条件より1EVだけ暗い露光条件
(−1EV露光条件)と同1EVだけ明るい露光条件
(+1EV露光条件)とに変更した後に、それぞれにつ
いて再度プリ撮影動作を行う。
【0063】その後に、上記図3に示したような処理を
行うが、−1EV露光条件の場合は、明部に関してのみ
処理を行い、ここで上記ステップS4に示したような露
光条件の変更が実行される場合は、さらに1EVだけ暗
い露光条件(つまり、−2EV露光条件)に変更して再
度プリ撮影動作を行うようにし、以後、図3に示したよ
うな処理は、明部に関してのみ行っていく。
【0064】一方、+1EV露光条件の場合は、暗部に
関してのみ処理を行い、ここで上記ステップS4に示し
たような露光条件の変更が実行される場合は、さらに1
EVだけ明るい露光条件(つまり、+2EV露光条件)
に変更して再度プリ撮影動作を行うようにし、以後、図
3に示したような処理は、暗部に関してのみ行ってい
く。
【0065】さらに、明部と暗部の何れか一方のみにお
いて、上記ステップS4に示したような露光条件の変更
が実行される場合には、明部に関する変更であれば最初
の露光条件より1EVだけ暗い露光条件(−1EV露光
条件)に変更し、また、暗部に関する変更であれば最初
の露光条件より1EVだけ明るい露光条件(+1EV露
光条件)に変更して、以降はそれぞれ上記の該当部分の
処理を行っていくようになっている。
【0066】次に、図4は、シャッタ制御情報回路21
において行われる処理のイメージを示す図である。
【0067】まず、最初の露光条件(例えば露光時間1
/250秒)に基づくプリ撮影動作により、図4(A)
に示すような撮影シーンに関する輝度情報が取得され
る。このときの輝度情報ヒストグラムは、例えば図4
(B)に示すような分布となっていて、この例の場合に
は、暗部DK(左側の点線より左の部分)および明部B
R(右側の点線より右の部分)で度数が大きく、一点鎖
線で示すような露光条件判断のための度数閾値レベルT
hを超えているために、明部BRおよび暗部DKの両方
に関して露光条件を変更する必要がある。
【0068】次に、明部BRおよび暗部DKに関して露
光条件をそれぞれ変更して、再度プリ撮影を行って輝度
情報を取得する。
【0069】まず、暗部DKについては、最初の露光条
件に対して1EVだけ明るい露光条件(+1EV露光条
件、つまり上記の例では露光時間1/125秒)に変更
が行われ、このときには、例えば図4(C)に示すよう
な輝度情報が取得され、これに対応する輝度ヒストグラ
ムは図4(D)に示すようになる。このときの露光条件
判断は暗部DKに関してのみ行うが、この例では、暗部
DKのヒストグラムの度数はまだ度数閾値レベルThを
超えているために、さらなる露光条件の変更を要求され
る。そこで、露光条件を最初の露光条件に対して2EV
だけ明るい露光条件(+2EV露光条件、つまり上記の
例では露光時間1/60秒)に変更して再度プリ撮影を
行い、輝度情報を取得する。この+2EV露光条件にお
ける輝度情報は、例えば図4(G)に示すようになり、
これに対応する輝度ヒストグラムは図4(H)のように
なる。図示のように、暗部DKのヒストグラムの度数は
度数閾値レベルThより小さいために、このときの露光
条件(露光時間1/60秒)が本撮影条件として設定さ
れることになる。こうして結果的には、図4に示すよう
な撮影シーンにおいて、人物が適正露光となるように撮
影される本撮影条件が設定される。
【0070】一方、明部BRについては、最初の露光条
件に対して1EVだけ暗い露光条件(−1EV露光条
件、つまり上記の例では露光時間1/500秒)に変更
が行われ、このときには、例えば図4(E)に示すよう
な輝度情報が取得され、これに対応する輝度ヒストグラ
ムは図4(F)に示すようになる。このときの露光条件
判断は明部BRに関してのみ行うが、この例では、明部
BRのヒストグラムの度数はまだ度数閾値レベルThを
超えているために、上述した暗部DKの場合と同様に、
さらなる露光条件の変更を要求される。そこで、露光条
件を最初の露光条件に対して2EVだけ暗い露光条件
(−2EV露光条件、つまり上記の例では露光時間1/
1000秒)に変更して再度プリ撮影を行い、輝度情報
を取得する。この−2EV露光条件における輝度情報
は、例えば図4(I)に示すようになり、これに対応す
る輝度ヒストグラムは図4(J)に示すようになる。図
示のように、明部BRのヒストグラムの度数は、度数閾
値レベルThより小さいために、このときの露光条件
(露光時間1/1000秒)がもう一つの本撮影条件と
して設定されることになる。こうして結果的には、図4
に示すような撮影シーンにおいて、背景が適正露光とな
るように撮影される本撮影条件が設定される。
【0071】これにより、図4に示すような撮影シーン
を広ダイナミックレンジ撮影モードで撮影する場合に
は、撮影条件が露光時間1/60秒となる露光と、撮影
条件が露光時間1/1000秒となる露光とが連続して
行われ、人物に関する適切な画像情報と、背景に関する
適切な画像情報と、の両方を取得することにより、その
後にこれらの画像情報を合成することで、結果的に、人
物および背景の両方が適切な露光状態で表示される広ダ
イナミックレンジの画像を得ることができる。
【0072】このような第1の実施形態によれば、本撮
影を行うに先立って、撮影シーンのダイナミックレンジ
に関する情報を取得して解析し、その解析結果に基づい
て本撮影条件を設定してから、一回の露光による撮影、
または異なる露光条件による複数回の露光による撮影を
行うようにしたために、撮影シーンのダイナミックレン
ジに適した露光条件を自動的に設定して撮影を行うこと
ができ、結果的に撮影シーンのダイナミックレンジに適
応した画像を生成して再現することができる。特に、異
なる露光条件により複数回の露光を行う撮影の場合に
は、撮影シーンのダイナミックレンジが広い場合であっ
ても、そのシーンに適した撮影を行うことができ、実質
的にダイナミックレンジの広い画像を生成して再現する
ことができる。
【0073】図5から図7は本発明の第2の実施形態を
示したものであり、図5はシャッタ制御情報回路21の
詳細な構成を示すブロック図である。この第2の実施形
態においては、必要に応じて上述した第1の実施形態の
名称や符号等を引用するとともに、該第1の実施形態と
同様である部分についての説明を省略し、主として異な
る点についてのみ説明する。
【0074】この第2の実施形態も、上述した第1の実
施形態と同様に、本発明の撮像装置を電子カメラに適用
したものであり、その構成は上記図1に示したようにな
っている。
【0075】さらに、本実施形態の電子カメラも、上述
と同様に、広ダイナミックレンジ撮影モードが選択され
た場合に、異なる露光条件によって2回の露光を行うこ
とを前提としてシャッタ制御を行うものとなっている。
【0076】図5に示すような構成において、撮影シー
ンに関する輝度情報を取得するためのプリ撮影動作を行
って、A/D変換器5から撮影シーンに関する輝度情報
aaを出力するところから、上記シーン情報分布算出回
路31と同様に構成された情報取得手段たるシーン情報
分布算出回路41を経て輝度分布情報bbを出力すると
ころまでは、上述した第1の実施形態の図2に示したも
のと同様である。
【0077】続く情報解析手段たるシーン情報解析回路
42では、上記シーン情報分布算出回路41から輝度分
布情報(ヒストグラム)bbを入力するとともに、上記
CPU8からストロボ設定情報mmを入力して、ヒスト
グラムの解析を行う。すなわち、この第2実施形態にお
いては、ストロボ設定情報mmを取得して主要被写体が
どの明るさの範囲に存在するかを推定し、主要被写体が
適正露光となるように以降の処理を行うようになってい
る。このときには、主要被写体が明部側に存在する場合
は明部に関してのみ、また、暗部側に存在する場合は暗
部に関してのみ、適正露光となるように露光条件を設定
する。
【0078】例えば、ストロボ設定情報mmが「ストロ
ボを使用する」という内容を示すものである場合には、
「昼間逆光下の人物撮影」または「夜間の人物撮影」と
いう撮影シーンが想定される。このとき、最初の露光条
件によって得られた輝度分布情報(ヒストグラム)bb
を参照する。
【0079】この輝度分布情報(ヒストグラム)bbを
参照した結果、明部(白とび)を示す輝度部分における
ヒストグラム度数が所定値より大きい場合には、白とび
に相当する部分が多く存在するとして上記想定した撮影
シーンの内の「昼間逆光下の人物撮影」が該当すると考
えられ、ストロボを使用した撮影において、主要被写体
は比較的に暗部に存在すると推定することができる。よ
って、主要被写体が存在する暗部に関する露光条件を適
正にするように以降の処理を行う。
【0080】また、明部(白とび)を示す輝度部分にお
けるヒストグラム度数が所定値以下である場合には、白
とびに相当する部分は多く存在しないとして上記想定し
た撮影シーンの内の「夜間の人物撮影」が該当すると考
えられ、ストロボを使用した撮影において、主要被写体
は比較的明部に存在すると推定することができる。よっ
て、主要被写体が存在する明部に関する露光条件を適正
にするように以降の処理を行う。
【0081】一方、上記ストロボ設定情報mmが「スト
ロボを使用しない」という内容を示すものである場合に
は、暗部に関する露光条件を適正にするように以降の処
理を行う。
【0082】そして、シーン情報解析回路42は、明部
または暗部を示す輝度部分におけるヒストグラム度数等
を算出して、その解析結果に関する情報を輝度解析情報
nnとして出力する。
【0083】撮影設定手段であり制御手段たる露光条件
判別回路43は、この輝度解析情報nnを入力して、上
述した第1の実施形態における露光条件判別回路33と
同様の処理を行う。
【0084】この露光条件の判別結果が“露光条件変
更”である場合には、露光条件判別回路43は、変更さ
れる露光条件情報として変更露光情報ppを出力する。
撮影設定手段であり制御手段たる露光条件変更回路44
は、この変更露光情報ppを入力して上述した第1の実
施形態における露光条件変更回路34と同様の処理を行
い、変更後の露光条件に対応したプリ撮影シャッタ制御
情報qqを出力する。
【0085】一方、露光条件の判別結果が“露光条件決
定”である場合には、露光条件判別回路43は、本撮影
における露光条件情報として本撮影露光情報ooを出力
して、後述する露光比調節回路45および本撮影シャッ
タ制御情報生成回路46に伝送する。
【0086】撮影設定手段であり調節手段たる露光比調
節回路45は、上記本撮影露光情報ooと、上記CPU
8から出力される測光エリア情報やストロボ情報等のカ
メラ設定情報rrと、を入力して、異なる露光で2回撮
影を行う際の露光比を算出する。
【0087】ここに、上記本撮影露光情報ooは、主要
被写体に関して適正な露光条件を表す情報であり、上述
した第1の実施形態とは異なり、1回の露光だけに関す
る情報であるために、露光比調節回路45において主要
被写体以外の部分に関して露光を行うための露光条件と
して、該本撮影露光情報ooに対する露光比を算出し、
これを露光比情報ssとして出力する。
【0088】撮影設定手段たる本撮影シャッタ制御情報
生成回路46は、上記本撮影露光情報ooと露光比情報
ssとを入力して、異なる露光量で2回の露光を行う本
撮影のシャッタ制御情報を生成し、これを本撮影シャッ
タ制御情報ttとして出力する。
【0089】シャッタ制御情報切換スイッチ47は、上
記CPU8からの制御情報iiに基いてスイッチを切り
換えて、プリ撮影シャッタ制御情報qqまたは本撮影シ
ャッタ制御情報ttをシャッタ制御情報kkとして出力
する。
【0090】CPU8は、露光適正情報ddの判別結果
に基づいて、上述した第1の実施形態と同様に、プリ撮
影動作を再度行うか、または本撮影待機状態にするかを
制御するようになっている。
【0091】図6は、シャッタ制御情報回路21におけ
る処理を示すフローチャートである。この図6の説明に
関して、上述した図3と同様となるステップについては
その旨を述べて、詳細な説明を省略する。
【0092】ステップS11は、上述した図3のステッ
プS1と同様である。
【0093】次に、ストロボ設定情報mmに基づいて、
上記ステップS11により算出された輝度情報ヒストグ
ラムに関して露光条件を適正にする輝度部分を決定する
(ステップS12)。ここでは、上述したように、明部
と暗部の何れを露光条件として適正にするかを決定す
る。
【0094】続くステップS13およびステップS14
は、上述した図3のステップS2およびステップS3と
それぞれほぼ同様である。
【0095】さらに、ステップS14において、明部
(暗部)の輝度に対応する度数が所定値以上(“露光条
件変更”)であると判断された場合の処理に関するステ
ップS15、ステップS16、およびステップS17に
ついても、上述した図3のステップS4、ステップS
5、およびステップS6とそれぞれ同様である。
【0096】また、上記ステップS14において、明部
(暗部)の輝度に対応する度数が所定値未満(“露光条
件決定”)であると判断された場合には、現在の露光条
件に基づいて本撮影露光情報ooを生成して出力する
(ステップS18)。
【0097】次に、カメラ設定情報rrに基づいて、異
なる露光量で複数回の露光を行うための露光比を算出す
る(ステップS19)。
【0098】ここでは、後で詳しく説明するように、カ
メラ設定情報rrおよび本撮影露光情報ooを参照し
て、主要被写体を適正露光にする本撮影露光情報ooに
対する、主要被写体以外の輝度部分に関する撮影露光情
報を、露光比情報ssとして算出し出力する。
【0099】次に、本撮影露光情報ooおよび露光比情
報ssに基づいて、本撮影シャッタ制御情報ttを生成
し出力して、本撮影待機状態になったことをCPU8に
指示する(ステップS20)。
【0100】こうして、上記ステップS17またはステ
ップS20の処理が行われたところで、この処理を終了
する。
【0101】この第2の実施形態における図6の処理の
流れは、上述した第1の実施形態における図3の処理の
流れと基本的には同じであるが、最初の露光条件におけ
るヒストグラムの解析(ステップS13の処理)におい
て、明部と暗部の何れか一方のみを参照するために、こ
の後で再度プリ撮影動作が行われる場合でも、明部と暗
部の両方について参照する必要はない点が異なってい
る。
【0102】また、露光条件を変更してからプリ撮影動
作を行った後の図6の処理では、既に明部と暗部の何れ
を適正露光とするかがわかっているために、ステップS
12は行う必要がない。従って、露光条件変更が行われ
たか否かを示すフラグを立てるなどして、フラグが立っ
ている場合にはこのステップS12の処理をスキップす
るようにすると良い。
【0103】次に、図7は、露光比調節回路45におい
て露光比情報ssを算出するために用いるルックアップ
テーブルの一例を示す図表である。
【0104】図7を参照して露光比情報ssを算出する
には、本撮影露光情報ooとして主要被写体適正露光に
おける「露光時間」を、カメラ設定情報rrとして「測
光レベル情報」、「絞り値情報」、および「ストロボ設
定情報mm」を、それぞれ利用する。ここで、本実施形
態における電子カメラは、露光時間が1/8000秒か
ら1/4秒の範囲で設定可能であり、かつ、絞り値がF
2.8からF11.0の範囲で設定可能であるものとす
る。
【0105】図7に示す露光比情報ssは、本撮影露光
情報oo(主要被写体に関する露光時間)に対して、主
要被写体以外の被写体に関する露光時間を算出する際の
比率である。すなわち、該当する比率を本撮影露光情報
ooに積算することにより、主要被写体以外の被写体に
関する露光時間を算出することができる。
【0106】また、この比率は、本撮影露光情報ooが
明部に関する情報であるか、または暗部に関する情報で
あるかにより異なっている。
【0107】例えば本撮影露光情報ooが明部に関する
情報である場合には、算出する必要があるのは暗部に関
する露光情報であり、これは明部に比べて長い露光時間
となる。よって、露光比を示す比率は1以上で表され
る。
【0108】これとは逆に、本撮影露光情報ooが暗部
に関する情報である場合には、算出する必要があるのは
明部に関する露光情報であり、これは暗部に比べて短い
露光時間で済む。よって、露光比を示す比率は1以下で
表される。
【0109】これら明部と暗部は、図7の第1行に示す
各欄の内の「主要被写体」の列に示され、「明部」は本
撮影露光情報ooが明部に関するものである場合、「暗
部」は本撮影露光情報ooが暗部に関するものである場
合、に算出される露光比をそれぞれ表している。ただ
し、上述したように電子カメラが設定可能な露光時間の
範囲は限られているために、その範囲内で露光時間を実
現することができるような露光比を設定している。
【0110】次に、この図7で利用されるカメラ設定情
報rrに含まれる各情報と、その取り扱いについて説明
する。
【0111】測光レベル情報は、画面を複数の領域に分
割して各領域毎に得られる、撮影シーンのダイナミック
レンジに関する情報である。ここでは、各領域から得ら
れる測光レベルに関して最大値と最小値の差を求め、こ
の差が測光レベルのレンジ最大値に対してどの程度の割
合であるかを求めて、その割合に応じて露光比を図7の
ルックアップテーブルから算出する。
【0112】この図7に示す例においては、測光レベル
差のレンジ最大値に対する割合を5つに分類して、本撮
影露光情報ooが明部に関するものか暗部に関するもの
かにより、対応する露光比を算出する。具体的には、割
合が「50%以上」であれば露光比は例えば“16”
(本撮影露光情報ooが明部であれば16,暗部であれ
ば1/16、以後同じ)、以後も同様に、「25〜50
%」であれば“8”、「10〜25%」であれば
“4”、「5〜10%」であれば“2”、「5%未満」
であれば“1”とする。なお、比率が“1”である場合
は、本撮影露光情報ooと等しい露光時間になるため
に、広ダイナミックレンジ撮影モードであっても1回の
撮影動作で撮影を行うようにする。
【0113】次に、絞り値情報は、上記レンズ2や絞り
・シャッタ機構3を含む撮像光学系における絞り値(F
ナンバー)を表す情報である。ここでは撮像光学系から
得られる絞り値情報そのものに基づいて、露光比を図7
に示すルックアップテーブルから算出する。
【0114】この図7に示す例では、絞り値情報に対し
て上述した測光レベルの場合と同様の手段で、対応する
露光比を算出している。具体的には、絞り値情報が
「2.8」であれば露光比は例えば“16”、以後も同
様に、「4.0」であれば“8”、「5.6」であれば
“4”、「8.0」であれば“2”、「11.0」であ
れば“1”とする。
【0115】さらに、ストロボ設定情報mmは、上記し
たように、上記ストロボ19の使用の有無に関する情報
であり、この情報に基づいて、露光比を図7に示すルッ
クアップテーブルから算出する。
【0116】この例では、具体的に、ストロボを使用す
る(「使用有」)場合には露光比を例えば“4”とし、
ストロボを使用しない(「使用無」)場合には露光比を
“8”とする。
【0117】加えて、本撮影露光情報ooを用いて露光
比を算出する場合について、図7に示している。
【0118】ここでは、本撮影露光情報ooが撮影する
輝度部分が明部に関するものであるか、または暗部に関
するものであるかに応じて、露光比を図7に示すルック
アップテーブルから算出するようになっている。
【0119】この例では、具体的に、本撮影露光情報o
oが明部に関する情報(広ダイナミックレンジ撮影モー
ドにおける短時間露光)である場合には露光比は例えば
“4”とし、暗部に関する情報(広ダイナミックレンジ
撮影モードにおける長時間露光)である場合には“8”
とするようになっている。
【0120】ここでは各種の情報を用いる場合について
説明したが、実際に露光比を算出するときには、例えば
何れか1つの情報から露光比を算出するようにしても良
いし、全ての情報に関する露光比の平均をとるようにし
ても良いし、各情報についての重要度を示す重み付けを
行って加重平均により露光比を算出するようにしても良
いし、これらに限らず、種々の手段により実現すること
が可能である。
【0121】このような第2の実施形態によれば、本撮
影を行うに先立って、撮影シーンのダイナミックレンジ
に関する情報を取得して解析し、その解析結果に基づい
て本撮影条件を設定してから、一回の露光による撮影、
または異なる露光条件による複数の露光による撮影を行
うようにしたために、上述した第1の実施形態と同様の
効果を奏することができる。特に、異なる露光条件によ
り複数回の露光を行う撮影の場合には、露光比率を調整
するようにしたために、撮影シーンのダイナミックレン
ジが広い場合であっても、そのシーンに適した撮影を行
うことができ、実質的にダイナミックレンジの広い画像
を生成して再現することができる。
【0122】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように請求項1による本発
明の撮像装置によれば、撮影シーンのダイナミックレン
ジに関する情報を取得し解析して本撮影条件を設定した
後に本撮影を行うようにしたために、撮影シーンが持ち
得るダイナミックレンジに適した露光条件を自動的に設
定して撮影を行うことができ、結果として撮影シーンの
ダイナミックレンジに適応した画像を再現することが可
能となる。
【0124】また、請求項2による本発明の撮像装置に
よれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏すると
ともに、本撮影前の露光条件および本撮影条件として、
異なる露光による複数の露光量に関する情報を設定する
ようにしたために、撮影シーンのダイナミックレンジが
広い場合でも異なる露光により複数回の露光を行うよう
にすることができ、撮影シーンのダイナミックレンジに
適した撮影を行うことができる。
【0125】さらに、請求項3による本発明の撮像装置
によれば、本撮影前に撮影シーンのダイナミックレンジ
に関する情報を取得し解析して本撮影条件を設定した後
に本撮影において異なる露光条件で複数回の露光を行う
ようにしたために、撮影シーンのダイナミックレンジが
広い場合でも、それに適応するように複数回の露光に必
要な異なる露光条件を自動的に設定して撮影を行うこと
ができる。その結果として、撮影シーンのダイナミック
レンジに適応した画像を再現することが可能となる。
【0126】請求項4による本発明の撮像装置によれ
ば、請求項1または請求項3に記載の発明と同様の効果
を奏するとともに、露光条件が適切であるか否かを判断
して、適切でないと判断した場合には、露光条件を変更
して、再度、情報を取得するようにしたために、撮影シ
ーンに適した露光条件を適応的に決定して撮影を行うこ
とが可能となる。
【0127】請求項5による本発明の撮像装置によれ
ば、請求項4に記載の発明と同様の効果を奏するととも
に、露光条件を変更する際に、現在の露光条件より暗い
露光条件または現在の露光条件より明るい露光条件の、
何れか一方、もしくは両方に変更するようにしたため
に、撮影シーンのダイナミックレンジに適合するように
露光条件を変更することができる。
【0128】請求項6による本発明の撮像装置によれ
ば、請求項1または請求項3に記載の発明と同様の効果
を奏するとともに、調節手段が、情報解析手段の解析結
果から得られる本撮影条件に対してさらに調節を行うよ
うにしたために、画像をより適切に再現することができ
る本撮影条件で、撮影シーンのダイナミックレンジに適
した撮影を行うことができる。
【0129】請求項7による本発明の撮像装置によれ
ば、請求項2または請求項3に記載の発明と同様の効果
を奏するとともに、調節手段が、情報解析手段の解析結
果から得られる異なる露光条件で複数回の露光を行う本
撮影条件において、該異なる露光条件の比率に関して調
節を行うようにしたために、画像をより適切に再現でき
るような異なる露光条件の比率を備えた本撮影条件で、
撮影シーンのダイナミックレンジに適した撮影を行うこ
とができる。
【0130】請求項8による本発明の撮像装置によれ
ば、請求項6または請求項7に記載の発明と同様の効果
を奏するとともに、調節手段が、情報解析手段の解析結
果として得られる撮影シーンのダイナミックレンジに応
じて本撮影条件を調節するようにしたために、撮影シー
ンの画像をより適切に再現可能な本撮影条件にすること
ができる。
【0131】請求項9による本発明の撮像装置によれ
ば、請求項6または請求項7に記載の発明と同様の効果
を奏するとともに、調節手段が、情報解析手段の解析結
果から得られた本撮影条件を参照して、調節が必要と判
断された場合に本撮影条件を調節するようにしたため
に、撮影シーンの画像をより適切に再現可能な本撮影条
件にすることができる。
【0132】請求項10による本発明の撮像装置によれ
ば、請求項9に記載の発明と同様の効果を奏するととも
に、調節手段において参照する本撮影条件が、露光量に
関する情報と、絞り情報と、の少なくとも一方を含むよ
うにしたために、撮影シーンの画像をより適切に再現可
能な本撮影条件にすることができる。
【0133】請求項11による本発明の撮像装置によれ
ば、請求項6または請求項7に記載の発明と同様の効果
を奏するとともに、調節手段が、撮影対象に向けて光を
照射する閃光発光手段の使用状況に応じて本撮影条件を
調節するようにしたために、撮影シーンの画像をより適
切に再現可能な本撮影条件にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における電子カメラの
基本的な構成を示すブロック図。
【図2】上記第1の実施形態におけるシャッタ制御情報
回路の詳細な構成を示すブロック図。
【図3】上記第1の実施形態のシャッタ制御情報回路に
おける処理を示すフローチャート。
【図4】上記第1の実施形態のシャッタ制御情報回路に
おいて行われる処理のイメージを示す図。
【図5】本発明の第2の実施形態におけるシャッタ制御
情報回路の詳細な構成を示すブロック図。
【図6】上記第2の実施形態のシャッタ制御情報回路に
おける処理を示すフローチャート。
【図7】上記第2の実施形態の露光比調節回路において
露光比情報ssを算出するために用いるルックアップテ
ーブルの一例を示す図表。
【図8】従来において、輝度差のある被写体を露光量を
異ならせて複数回露光する様子を示す図。
【符号の説明】
1…撮像素子(撮影手段) 5…A/D変換器 7…AF,AE,AWB検波回路 8…CPU 19…ストロボ(閃光発光手段) 21…シャッタ制御情報回路 22…スイッチ 31,41…シーン情報分布算出回路(情報取得手段) 32,42…シーン情報解析回路(情報解析手段) 33,43…露光条件判別回路(撮影設定手段、制御手
段) 34,44…露光条件変更回路(撮影設定手段、制御手
段) 35,46…本撮影シャッタ制御情報生成回路(撮影設
定手段) 36,47…シャッタ制御情報切換スイッチ 45…露光比調節回路(撮影設定手段、調節手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本撮影を行うに先立って、設定された露
    光条件を基に撮影シーンのダイナミックレンジに関する
    情報を取得する情報取得手段と、 上記情報取得手段により取得した情報を解析する情報解
    析手段と、 上記情報解析手段により解析した結果に基づいて本撮影
    条件を設定する撮影設定手段と、 上記撮影設定手段により設定された本撮影条件に従って
    本撮影を行う撮影手段と、 を具備したことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記露光条件および上記本撮影条件は、
    それぞれ、異なる露光による複数の露光量に関する情報
    であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 同一の被写体に対して異なる露光条件で
    複数回の露光を行い広ダイナミックレンジの画像を生成
    する撮像装置であって、 本撮影を行うに先立って、設定された露光条件を基に撮
    影シーンのダイナミックレンジに関する情報を取得する
    情報取得手段と、 上記情報取得手段により取得した情報を解析する情報解
    析手段と、 上記情報解析手段により解析した結果に基づいて本撮影
    条件を設定する撮影設定手段と、 上記撮影設定手段により設定された本撮影条件に従っ
    て、異なる露光条件で複数回の露光を行う本撮影を実行
    する撮影手段と、 を具備したことを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記撮影設定手段は、上記情報解析手段
    の解析結果から、上記情報取得手段により情報を得たと
    きの露光条件が適切であるか否かを判断し、適切でない
    と判断した場合には、上記露光条件を変更して上記情報
    取得手段により、再度、情報を取得させるように制御す
    る制御手段を有してなるものであることを特徴とする請
    求項1または請求項3に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、上記情報解析手段の解
    析結果から適切でないと判断された露光条件を変更する
    際に、現在の露光条件より暗い露光条件または現在の露
    光条件より明るい露光条件の、何れか一方、もしくは両
    方に変更するものであることを特徴とする請求項4に記
    載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 上記撮影設定手段は、上記情報解析手段
    の解析結果から得られる本撮影条件に対して調節を行う
    調節手段を含むことを特徴とする請求項1または請求項
    3に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 上記撮影設定手段は、上記情報解析手段
    の解析結果から得られる異なる露光条件で複数回の露光
    を行う本撮影条件において、上記異なる露光条件の比率
    に関して調節を行う調節手段を含むことを特徴とする請
    求項2または請求項3に記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 上記調節手段は、上記情報解析手段の解
    析結果として得られる撮影シーンのダイナミックレンジ
    に応じて本撮影条件を調節するものであることを特徴と
    する請求項6または請求項7に記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 上記調節手段は、上記情報解析手段の解
    析結果から得られた本撮影条件を参照して、調節が必要
    と判断された場合に本撮影条件を調節するものであるこ
    とを特徴とする請求項6または請求項7に記載の撮像装
    置。
  10. 【請求項10】 上記調節手段において参照する本撮影
    条件は、露光量に関する情報と、絞り情報と、の少なく
    とも一方を含むものであることを特徴とする請求項9に
    記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 撮影対象に向けて光を照射する閃光発
    光手段をさらに具備し、 上記調節手段は、上記閃光発光手段の使用状況に応じて
    本撮影条件を調節するものであることを特徴とする請求
    項6または請求項7に記載の撮像装置。
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