JPH10154947A - アンテナスイッチ共用器 - Google Patents

アンテナスイッチ共用器

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JPH10154947A
JPH10154947A JP8311993A JP31199396A JPH10154947A JP H10154947 A JPH10154947 A JP H10154947A JP 8311993 A JP8311993 A JP 8311993A JP 31199396 A JP31199396 A JP 31199396A JP H10154947 A JPH10154947 A JP H10154947A
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JP
Japan
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terminal
antenna
reception
switch
transmission
Prior art date
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Application number
JP8311993A
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English (en)
Inventor
Hideo Nagata
秀夫 永田
Makoto Aisaka
信 相坂
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信と受信の同時動作によるアンテナ共用機
能、受信のアンテナ切り換えダイバーシチ機能及びそれ
ぞれ2帯域での送信,受信の動作機能を有し、かつ小型
形状で低損失なアンテナスイッチ共用器を提供する。 【解決手段】 送信端子101と、第1の受信端子104と、
第2の受信端子105と、送信端子101に電気的に接続され
た第1のアンテナ端子102と、第2のアンテナ端子103
と、双極双投スイッチ110を備え、双極双投スイッチ110
は第1のアンテナ端子102及び第2のアンテナ端子103を
第1の受信端子104及び第2の受信端子105に選択的に接
続するよう構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信と受信を選択
的に切り換えて通信を行うデジタル携帯電話、特に、送
信と受信のアンテナ共用機能、受信時のアンテナ切り換
えダイバーシチ機能、現状デジタル帯域及び現状アナロ
グ帯域の2帯域についての送信及び受信機能等を実現し
た高レートデータ通信用デジタル携帯電話に使用するア
ンテナスイッチ共用器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル携帯電話において送信と
受信でアンテナを共用する装置としてはフィルタで構成
したアンテナ共用器、あるいは半導体スイッチで構成さ
れた単極双投スイッチ(以下、SPDTスイッチという)
を用いたものが一般的であり、また、特開平7−321692
号公報に記載されているように送信と受信のアンテナ共
用機能以外に受信のアンテナ切り換えダイバーシチ機能
を装備したアンテナスイッチ共用器等が知られている。
【0003】以下、図面を参照しながら上記従来のフィ
ルタ方式アンテナ共用器、SPDTスイッチ方式アンテ
ナ共用器、特開平7−321692号公報に記載されているア
ンテナスイッチ共用器について説明する。図3は従来の
フィルタ方式アンテナ共用器の構成を示すブロック図で
あり、図中、301は送信端子、302はアンテナ端子、303
は受信端子、304は帯域阻止フィルタ、305は帯域通過フ
ィルタである。帯域阻止フィルタ304は送信帯域におい
て通過特性を有し、受信帯域において高インピーダンス
となり抑圧特性を有する。帯域通過フィルタ305は受信
帯域において通過特性を有し、送信帯域において高イン
ピーダンスとなり抑圧特性を有する。この状態では送信
端子301から入力された送信帯域信号は受信側帯域通過
フィルタ305の影響を受けることなくアンテナ端子302に
出力される。またアンテナ端子302から入力された受信
帯域信号は送信側帯域阻止フィルタ304の影響を受ける
ことなく受信端子303に出力され、送信と受信でアンテ
ナを共用することができる。
【0004】図4は従来のSPDTスイッチ方式アンテ
ナ共用器の構成を示す回路図であり、図中、401は送信
端子、402はアンテナ端子、403は受信端子、404は制御
端子、405,406はPINダイオード、407は信号周波数
において4分の1波長となるストリップ線路、408,409
はインダクタ、410,411,412,413,414はキャパシ
タ、415は抵抗器である。ここで抵抗器415,インダクタ
408,キャパシタ411はスイッチ制御回路を構成し、また
キャパシタ410,412,413,414は直流阻止機能を果たし
ている。
【0005】次にその動作を説明するに、まず、制御端
子404に正電圧を印加した場合、PINダイオード405及
び406に電流が流れPINダイオード405,406のアノー
ドとカソード間は高周波的に低抵抗となる。この状態で
はアンテナ端子402から送信端子401は高周波的に短絡状
態である。またアンテナ端子402から受信端子403側のイ
ンピーダンスについては、PINダイオード406地点で
は接地状態でありそこから4分の1波長ストリップ線路
407を経ることにより高インピーダンスとなる。従って
送信端子401から入力された送信信号は受信端子403側の
影響を受けることなくアンテナ端子402に出力される。
また、制御端子404に電圧を印加しない場合、PINダ
イオード405,406のアノードとカソード間は高周波的に
高抵抗となる。この状態ではアンテナ端子402から送信
端子401側の高周波的インピーダンスは、PINダイオ
ード405により高インピーダンスとなる。アンテナ端子4
02から受信端子403側の高周波的インピーダンスについ
ては、PINダイオード406が高抵抗のため影響を与え
ず、アンテナ端子402と受信端子403は4分の1波長スト
リップ線路407により接続された状態となる。従ってア
ンテナ端子402から入力された受信信号は送信端子401側
の影響を受けることなく受信端子403に出力され、送信
と受信でアンテナを共用することができる。
【0006】図5は特開平7−321692号公報のアンテナ
スイッチ共用器の構成を示す回路図であり、図中、501
は送信端子、502は第1のアンテナ端子、503は第2のア
ンテナ端子、504は受信端子、505は第1の制御端子、50
6は第2の制御端子である。508,509,510はPINダイ
オード、514,515は先端短絡誘電体同軸共振器、516,5
17,518,519,520,521,522,523,524はインダク
タ、526,527は抵抗器、529,530,531,532,533,53
4,535,536,537,538,539,540,541,542,543,54
4はキャパシタである。インダクタ516,517、キャパシ
タ529,530,531は低域通過フィルタ545を構成してお
り、送信周波数帯域及びこれより低い周波数の信号を通
過させる。また、先端短絡誘電体同軸共振器514,515、
インダクタ524、キャパシタ542,543,544は帯域通過フ
ィルタ546を構成しており、受信周波数帯域を通過域と
し、他の周波数に対しては高インピーダンスとなる。P
INダイオード508、インダクタ519、キャパシタ534は
第1のスイッチ装置547を、PINダイオード509、イン
ダクタ520,521、キャパシタ536,537,541は第2のス
イッチ装置548をそれぞれ構成し、PINダイオード51
0、インダクタ522、キャパシタ540は第3のスイッチ装
置549を構成する。
【0007】次にその動作を説明するに、まず、第1の
制御端子505に正電圧を印加した場合、PINダイオー
ド508,509に電流が流れ、PINダイオード508,509の
アノードとカソード間は高周波的に低抵抗となり、第1
のスイッチ装置547の入出力間はPINダイオード508に
より高周波的に短絡状態となる。また第1のアンテナ端
子502から第2のスイッチ装置548側のインピーダンスを
見た場合、PINダイオード509地点では接地状態であ
るが、インダクタ520、キャパシタ536,537の整合によ
り高インピーダンスとなる。この制御の場合、送信端子
501から入力された送信信号は、第2のスイッチ装置548
の影響を受けることなく第1のアンテナ端子502より出
力される。
【0008】第1の制御端子505に電圧を印加しない場
合、PINダイオード508は高周波的に高抵抗となり、
第1のアンテナ端子502から第1のスイッチ装置547のイ
ンピーダンスを見た場合、高インピーダンスとなる。こ
の第1の制御端子505に電圧を印加しない状態で更に、
第2の制御端子506にも電圧を印加しない場合、PIN
ダイオード510,509は高周波的に高抵抗となり、第2の
スイッチ装置548の入出力間においてPINダイオード5
09は信号に影響を与えず、インダクタ520,521、キャハ゜シタ53
6,537,541は整合により高周波的に低損失の電送線路
となる。また第3のスイッチ装置549の入出力インピー
ダンスはPINダイオード509により高インピーダンス
となる。この状態では第1のアンテナ端子502から入力
された受信信号は、第1のスイッチ装置547及び第3の
スイッチ装置549の影響を受けることなく、受信端子504
に出力される。
【0009】第2の制御端子506に電圧を印加した場
合、PINダイオード510及び509に電流が流れ、PIN
ダイオード510及び509のアノードとカソード間は高周波
的に低抵抗となり、第3のスイッチ装置549の入出力間
は高周波的に短絡状態となる。また第3のスイッチ装置
549よりの第2のスイッチ装置548側のインピーダンス
は、PINダイオード509地点では接地状態であるが、
インダクタ521、キャパシタ541,537の整合により高イ
ンピーダンスとなる。この制御の場合、第2のアンテナ
端子503から入力された受信信号は、第2のスイッチ装
置548の影響を受けることなく受信端子504より出力され
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフィルタ方式アンテナ共用器においては、アンテナ
端子が1つであり、受信のアンテナ切り換えダイバーシ
チ機能を行う場合、また、従来のアナログ携帯電話の周
波数帯域をデジタル携帯電話方式に変更した場合を想定
し、2帯域の送信及び受信についての動作を行う場合等
において現状回路以外に多くの回路の追加が必要となり
小形形状の要求される携帯電話にあっては実装上厳しい
問題を有している。
【0011】また上記従来のSPDTスイッチ方式アン
テナ共用器においては、実装面積においてはフィルタ方
式アンテナ共用器より小型形状が望めるが、アンテナ切
り換えダイバーシチ機能の追加、及び2帯域の送信及び
受信についての動作を行う場合、フィルタ方式アンテナ
共用器同様に多くの追加回路が必要となり小型形状への
対応は厳しい、また根本的にSPDTスイッチ方式アン
テナ共用器は同時の送信と受信の動作は不可能であり高
レートデータ通信用携帯電話には使用できないという問
題を有している。
【0012】また特開平7−321692号公報に示されるア
ンテナスイッチ共用器は、送信と受信のアンテナの共用
及び、受信のアンテナ切り換えダイバーシチ機能を備え
小型形状を目的として開発されたものである。しかし2
帯域の送信及び受信についての動作を行う場合、多くの
追加回路が必要となり現状形状の維持は厳しく、またS
PDTスイッチ方式アンテナ共用器と同様に同時の送信
と受信の動作は不可能であり、高レートデータ通信用携
帯電話には使用できないという問題を有している。
【0013】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、送信と受信の同時動作によるアンテナ共用機
能、受信のアンテナ切り換えダイバーシチ機能及びそれ
ぞれ2帯域での送信,受信の動作機能を有し、かつ小型
形状で低損失なアンテナスイッチ共用器を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のアンテナスイッ
チ共用器は、送信端子と、第1の受信端子と、第2の受
信端子と、前記送信端子に電気的に接続された第1のア
ンテナ端子と、第2のアンテナ端子と、双極双投スイッ
チを備え、前記双極双投スイッチは前記第1のアンテナ
端子及び前記第2のアンテナ端子を前記第1の受信端子
及び前記第2の受信端子に選択的に接続するよう構成し
たものである。
【0015】この本発明によれば、送信と受信の同時動
作によるアンテナ共用機能、受信のアンテナ切り換えダ
イバーシチ機能及びそれぞれ2帯域の送信及び受信の動
作機能を有する小型形状で低損失なアンテナスイッチ共
用器が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0017】(実施の形態1)図1は本発明のアンテナス
イッチ共用器の実施の形態1における回路構成を示すブ
ロック図であり、図中、101は送信端子、102は第1のア
ンテナ端子、103は第2のアンテナ端子、104は第1の受
信端子、105は第2の受信端子、106は制御端子、107は
帯域阻止フィルタ、108は受信フィルタ(1)、109は受信
フィルタ(2)、110は双極双投スイッチ(以下DPDTス
イッチという)、111,112は直流阻止用キャパシタから
構成されている。
【0018】次にその動作を説明するに、まず、帯域阻
止フィルタ107は送信帯域1及び送信帯域2を通過させ
るが、受信帯域1及び受信帯域2については第1のアン
テナ端子側からみて高インピーダンスの条件を有する。
また受信フィルタ(1)108は受信帯域1を通過させ、また
送信帯域1及び送信帯域2については第1のアンテナ端
子からDPDTスイッチ110の接続状態で高インピーダ
ンスとなる条件を有する。また受信フィルタ(2)109は受
信帯域2を通過させ、また送信帯域1及び送信帯域2に
ついては第1のアンテナ端子102からDPDTスイッチ1
10の接続状態で高インピーダンスとなる条件を有する。
DPDTスイッチ110によるアンテナ端子選択は、第1
の受信端子104から第1のアンテナ端子102または第2の
アンテナ端子103のいずれかを、また、第2の受信端子1
05から同様に第1のアンテナ端子102または第2のアン
テナ端子103のいずれかを選択するが、1つのアンテナ
端子について2つの受信端子が接続されないことを条件
とする。
【0019】上記の条件での送信動作は、送信端子101
より入力された送信帯域1及び送信帯域2の送信信号は
DPDTスイッチ110の上記制御条件でのいかなる状態
においても受信の影響を受けることなく第1のアンテナ
端子102より出力される。
【0020】受信動作は、第1のアンテナ端子102に入
力された受信帯域1の受信信号が送信の影響を受けるこ
となく第1の受信端子104より出力され、第1のアンテ
ナ端子102に入力された受信帯域2の受信信号も送信の
影響を受けることなく第2の受信端子105より出力され
る。またDPDTスイッチ110の制御により、第1の受
信端子104及び第2の受信端子105を第1のアンテナ端子
102あるいは第2のアンテナ端子103に選択的に接続で
き、ダイバーシチ受信動作が可能となる。
【0021】以上のように本実施の形態によれば、送信
と受信の同時動作によるアンテナ共用機能、受信のアン
テナ切り換えダイバーシチ機能を実現することができ
る。
【0022】(実施の形態2)図2は本発明のアンテナス
イッチ共用器の実施の形態2における回路構成を示ブロ
ック図であり、図中、201は送信端子、202は第1のアン
テナ端子、203は第2のアンテナ端子、204は第1の受信
端子、205は第2の受信端子、206は第1制御端子、207
は第2の制御端子、208は帯域阻止フィルタ、209はDP
DTスイッチ、210は第2のスイッチ装置、211は受信フ
ィルタ(1)、212は受信フィルタ(2)、213はPINダイオ
ード、214,215,216はインダクタ、217,218,219,22
0,221はキャパシタ、222は抵抗器である。PINダイ
オード213、インダクタ215、キャパシタ218は第2のス
イッチ装置210を構成し、インダクタ214,216、キャパ
シタ217、抵抗器222は第2のスイッチ装置210の制御回
路であり、キャパシタ219,220,221は直流阻止用であ
る。
【0023】次にその動作を説明するに、まず、第2の
制御端子に正電圧を印加した場合、PINダイオード21
3に電流が流れPINダイオード213のアノードからカソ
ード間は高周波的に低抵抗値になり、第2のスイッチ装
置210の入出力間は高周波的にスルー状態となる。また
第2の制御端子に正電圧を印加しない場合、PINダイ
オード213は高周波的に高抵抗値であり、第2のスイッ
チ装置210の入出力は高周波的に高インピーダンスとな
る。なお、帯域阻止フィルタ208は送信帯域1及び送信
帯域2を通過し、受信帯域1においては高インピーダン
スの条件となっている。また受信フィルタ(1)211は受信
帯域1を通過させ、また送信帯域1及び送信帯域2につ
いては第1のアンテナ端子202からDPDTスイッチ装
置209の接続状態で高インピーダンスの条件となってい
る。また受信フィルタ(2)212は受信帯域2を通過させ、
また送信帯域1及び送信帯域2については第1のアンテ
ナ端子202からDPDTスイッチ209の接続状態で高イン
ピーダンスの条件となっている。またDPDTスイッチ
209によるアンテナ端子選択は、実施の形態1と同様
に、第1の受信端子204から第1のアンテナ端子202また
は第2のアンテナ端子203のいずれかを、第2の受信端
子205から同様に第1のアンテナ端子202または第2のア
ンテナ端子203のいずれかを選択するが、1つのアンテ
ナ端子について2つの受信端子が接続されないことを条
件とする。
【0024】上記条件で第2の制御端子207に正電圧を
印加した場合、送信動作は、送信端子201より入力され
た送信帯域1及び送信帯域2の信号がDPDTスイッチ
209の状態にかかわらず受信側の影響を受けることなく
第1のアンテナ端子202より出力されるように動作す
る。また受信動作は、第1のアンテナ端子202に入力さ
れた受信帯域1の信号が、送信側の影響を受けることな
く第1の受信端子204より出力されるように動作する。
しかしこの第2の制御端子207に正電圧を印加した状態
では、第1のアンテナ端子202より入力された受信帯域
2の信号を第2の受信端子205より出力する場合、帯域
阻止フィルタ208に受信帯域2に対するインピーダンス
の条件が整わないため送信側の影響による通過損失を伴
う。
【0025】第2の制御端子207に正電圧を印加しない
場合は、第2のスイッチ装置210の第1のアンテナ端子2
02側で高インピーダンスとなることにより、第1のアン
テナ端子202より受信帯域2の信号を入力し、第2の受
信端子205より出力する場合におこる通過損失の問題が
解消される。
【0026】以上のように本実施の形態によれば、送信
と受信の同時動作によるアンテナ共用機能が、送信帯域
1と受信帯域1では同時動作において可能となり、送信
帯域2と受信帯域2では時分割状態で可能となる外、受
信のアンテナ切り換えダイバーシチ機能についてもDP
DTスイッチ装置の制御により可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、2帯域の
送信及び受信動作機能、第1のアンテナ端子による同時
動作の送信と受信の共用機能、第1のアンテナ端子及び
第2のアンテナ端子を第1の受信端子及び第2の受信端
子に選択接続するダイバーシチ機能を実現できるという
有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナスイッチ共用器の実施の形態
1における回路構成を示すブロック図。
【図2】本発明のアンテナスイッチ共用器の実施の形態
2における回路構成を示すブロック図。
【図3】従来のフィルタ方式アンテナ共用器の回路構成
を示すブロック図。
【図4】従来のSPDTスイッチ方式アンテナ共用器の
構成を示す回路図。
【図5】従来のアンテナスイッチ共用器の構成を示す回
路図。
【符号の説明】
101,201…送信端子、 102,201…第1のアンテナ端子、
103,203…第2のアンテナ端子、 104,204…第1の受
信端子、 105,205…第2の受信端子、 106,206…第1
の制御端子、 107,208…帯域阻止フィルタ、 108,211
…受信フィルタ(1)、 109,211…受信フィルタ(2)、 1
10,209…DPDTスイッチ、 207…第2の制御端子、
210…第2のスイッチ装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信端子と、第1の受信端子と、第2の
    受信端子と、前記送信端子に電気的に接続された第1の
    アンテナ端子と、第2のアンテナ端子と、双極双投スイ
    ッチを備え、前記双極双投スイッチは前記第1のアンテ
    ナ端子及び前記第2のアンテナ端子を前記第1の受信端
    子及び前記第2の受信端子に選択的に接続するよう構成
    されていることを特徴とするアンテナスイッチ共用器。
  2. 【請求項2】 送信端子と、第1の受信端子と、第2の
    受信端子と、前記送信端子にスイッチ装置を介して接続
    された第1のアンテナ端子と、第2のアンテナ端子と、
    双極双投スイッチを備え、前記スイッチ装置は送信端子
    と前記第1のアンテナ端子を電気的に接続するよう構成
    され、前記双極双投スイッチは前記第1のアンテナ端子
    及び前記第2のアンテナ端子を前記第1の受信端子及び
    前記第2の受信端子に選択的に接続するよう構成されて
    いることを特徴とするアンテナスイッチ共用器。
  3. 【請求項3】 送信端子と前記スイッチ装置の間には送
    信フィルタが電気的に接続され、前記双極双投スイッチ
    と第1の受信端子の間には受信フィルタ(1)が電気的に
    接続され、前記双極双投スイッチと第2の受信端子の間
    には受信フィルタ(2)が電気的に接続されていることを
    特徴とする請求項1または請求項2のアンテナスイッチ
    共用器。
  4. 【請求項4】 スイッチ装置はPINダイオードを入出
    力端子間に直列接続したスイッチ回路であることを特徴
    とする請求項2記載または請求項3のアンテナスイッチ
    共用器。
  5. 【請求項5】 スイッチ装置は電界効果トランジスタの
    ドレイン端子とソース端子を入出力端子間に電気的に接
    続し、ゲート端子を制御端子としたスイッチ回路である
    ことを特徴とする請求項2記載または請求項3のアンテ
    ナスイッチ共用器。
JP8311993A 1996-11-22 1996-11-22 アンテナスイッチ共用器 Pending JPH10154947A (ja)

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Cited By (5)

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WO2004028032A3 (en) * 2002-09-18 2004-05-27 Globespan Virata Inc Receive antenna diversity system
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