JPH10154582A - アーク炉における電極の昇降制御方法および装置 - Google Patents

アーク炉における電極の昇降制御方法および装置

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JPH10154582A JP8327805A JP32780596A JPH10154582A JP H10154582 A JPH10154582 A JP H10154582A JP 8327805 A JP8327805 A JP 8327805A JP 32780596 A JP32780596 A JP 32780596A JP H10154582 A JPH10154582 A JP H10154582A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極が金属スクラップに埋没して折損する事
態の発生を防止し、折損事故に伴う出鋼効率の低下やラ
ンニングコストが嵩むのを防ぐ。 【解決手段】 昇降制御装置26の急速引上回路30で
電極昇降装置L1,L2,L3が制御され、電極E1,E2,E3
を急速に引上げる。急速引上回路30の急速引上接点
は、急速引上指令が出力されるとON作動して電極E1,
2,E3を急速に引上げるよう制御する。例えば第1電
極E1および第2電極E2に対する急速引上指令が出力さ
れ、急速引上回路30の第1急速引上接点および第2急
速引上接点がON作動すると、第1電極E1および第2
電極E2は急速に引上げられる。両急速引上接点がON
作動したことにより保護接点がON作動し、残りの第3
電極E3に対する急速引上指令が出力され、該電極E3
急速に引上げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アーク炉におけ
る電極の昇降制御方法および装置に関し、更に詳細に
は、炉殻中に臨ませた3本の電極と炉殻中の金属スクラ
ップとの間で点弧されるアークにより該スクラップを溶
解させるよう構成したアーク炉において、前記2本の電
極に対して急速引上指令が出された際には、残りの電極
も急速に引上げることで、電極の折損事故を未然に防止
し得るようにしたアーク炉における電極の昇降制御方法
および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】主として製鋼用に使用される交流アーク
炉は、支柱を介して3本の黒鉛電極を、炉殻の上方から
昇降自在に垂下させて下端部を炉殻中に臨ませた構成を
有し、この炉殻中に収納した金属スクラップと電極との
間に発生するアークの高温により金属スクラップを加熱
溶解して、所要成分の炭素鋼および合金鋼を製造するも
のである。
【0003】このアーク炉では、その稼動中に、各電極
と金属スクラップとの間のアーク長を最適に保持するた
めに、当該電極を自動的に昇降させる制御がなされるよ
うになっている。この目的のために、例えば図3に示す
如きワイヤ巻上げ方式による電極昇降装置が、個々の電
極に対して配備されている。この電極昇降装置10は、
支柱12に支持した電極14が、その下端部を炉殻16
の内部に指向させて垂下し、この支柱12の下端部に設
けた滑車18が、一端部を炉外の固定部位に固定し他端
部を電気モータ20の巻上げウィンチに接続したワイヤ
22に載架されている。そして前記モータ20を巻上げ
方向に回転させることによりワイヤ22の巻上げがなさ
れ、これにより電極14は支柱12と共に、炉殻16に
対して垂直に上昇する。また前記モータ20を逆方向に
回転させて、ワイヤ22の繰出しを行なえば、電極14
はその自重により炉殻16中において垂直に下降する。
なお符号24は、炉殻16中に投入貯留される金属スク
ラップを示す。
【0004】前記電極昇降装置10は、アーク電圧を検
出する計器用変圧器およびアーク電流を検出する変流器
を備え、両計器での検出値に基づいて電気モータ20を
制御して、電極14と金属スクラップ24との間の点弧
間隔を適正な値に昇降調整するよう構成されている。す
なわち、アーク電圧に比べてアーク電流が高い場合は、
電極14と金属スクラップ24との点弧間隔が狭いと判
断して、該電極14を上昇させる指令を電気モータ20
に出力する。またアーク電圧に比べてアーク電流が低い
場合は、電極14と金属スクラップ24との点弧間隔が
広いと判断して、該電極14を下降させる指令を電気モ
ータ20に出力する制御がなされる。
【0005】なお、前記アーク炉を操業するに際し、3
本の電極14を所定位置まで下降させて金属スラップ2
4との間でアークを生じさせる場合、1本の電極14の
みが金属スクラップ24に接触しただけではアークは発
生することはなく、2本以上の電極14が金属スクラッ
プ24に接触したときに始めてアークが発生する。すな
わち、1本の電極14が金属スクラップ24に接触した
時点ではアークは発生しないため、前述したアーク電流
を基にした昇降調整制御では、電極14の下降は継続さ
れて金属スクラップ24に押付けられることにより、該
電極14が折損するおそれがある。このため電極昇降装
置10では、金属スクラップ24に1本の電極14のみ
が接触していることを適宜の検知手段が検出した場合に
は、電極14の昇降動作を停止することで、電極14の
折損事故の発生を防止する制御が行なわれるようになっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した構成に係るア
ーク炉における稼動初期段階には、図4(a)に示す如
く、3本の電極14の真下に位置する金属スクラップ2
4は溶解しているが、炉殻16の内壁面側の金属スクラ
ップ24は溶解していない状態で電極14が下降制御さ
れることで、炉殻内壁面側の未溶解スクラップの崩落が
起こる事態を生ずることがある。この場合、未溶解スク
ラップが電極14に接触して該電極14が短絡すると、
前記変流器は過電流を検出するので、このときには対応
する電極14に対する急速引上指令が出力され、前記電
気モータ20を作動して電極14を急速に引上げる制御
が行われるようになっている。
【0007】前述した急速引上制御が行なわれるもと
で、前記2本の電極14に対して急速引上指令が出力さ
れ、残りの1本の電極14に対しては急速引上指令が出
力されない場合は、図4(b)に示すように、残りの電極
14が金属スクラップ24に埋没した状態になる可能性
がある。この場合において、前述した如く、1本の電極
14のみが金属スクラップ24に接触している状態で
は、当該電極14の昇降動作を停止させる制御を行なっ
ているため、埋没した1本の電極14には崩落した未溶
解スクラップから軸心に対し偏位した負荷が加わり、図
4(c)に示す如く、当該電極14が折損する事故を招く
おそれがある。なお、3本の電極14に対して急速引上
指令が出力された場合においても、1本の電極14の作
動タイミングが遅れ、2本の電極14がアーク切れを起
こす位置まで上昇してしまったときには、前述したと同
様に残りの1本の電極14の昇降動作が停止して未溶解
スクラップに埋没して折損される可能性がある。そし
て、このように電極14が折損すると、当該アーク炉に
おける稼動を中止して高価な電極14の交換を行なわな
ければならず、出鋼効率に大きな影響を与えると共にラ
ンニングコストが嵩む問題を招く。
【0008】
【発明の目的】この発明は、前述した課題に鑑み、これ
を好適に解決するべく提案されたものであって、電極が
金属スクラップに埋没して折損する事態の発生を防止
し、折損事故に伴う出鋼効率の低下やランニングコスト
が嵩むのを防ぐことのできるアーク炉における電極の昇
降制御方法および装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため、本発明に係るアーク炉に
おける電極の昇降制御方法は、3本の電極の夫々を対応
する昇降装置により炉殻中に昇降自在に臨ませ、この3
本の電極に電圧を印加し、この電極と炉殻中の金属スク
ラップまたは金属スクラップを介して電極相互間にアー
クを発生させて、該金属スクラップの溶解を行なうよう
にしたアーク炉において、前記2本の電極におけるアー
ク電流の大きな増加を検出し、両電極に対して急速引上
指令が出力されて2本の電極が急速に引上げられる際に
は、残りの1本の電極を無条件で急速に引上げるよう制
御することを特徴とする。
【0010】前記目的を好適に達成するため、本願の別
の発明に係るアーク炉における電極の昇降制御装置は、
3本の電極の夫々を対応する昇降装置により炉殻中に昇
降自在に臨ませ、この3本の電極に電圧を印加し、この
電極と炉殻中の金属スクラップまたは金属スクラップを
介して電極相互間にアークを発生させて、該金属スクラ
ップの溶解を行なうようにしたアーク炉において、前記
3本の電極の内の2本の電極の急速引上げを検出した際
に、残りの1本の電極に対する急速引上指令を出力すす
る保護手段を備え、前記2本の電極が急速に引上げられ
る際には、残りの1本の電極も急速に引上げるよう構成
したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るアーク炉にお
ける電極の昇降制御方法および装置につき、好適な実施
例を挙げて、添付図面を参照しながら説明する。
【0012】図1に示す如く、アーク炉の炉殻16中
に、3本の電極E1,E2,E3が、従来の技術で説明した
と同一の構成の電極昇降装置L1,L2,L3を介して夫々
昇降自在に支持され、各電極昇降装置L1,L2,L3は、
昇降制御装置26に内蔵の対応する昇降回路S1,S2,S
3で制御されるよう構成されている。なお、昇降回路
1,S2,S3に関連する構成は同一であるので、第1昇
降回路S1に関連する構成について主に説明する。
【0013】図1に示す如く、炉用変圧器Trの第1電
極E1(E2,E3)に接続される二次母線28に、アーク電
圧を検出する第1計器用変圧器PT1(PT2,PT3)およ
びアーク電流を検出する第1変流器CT1(CT2,CT3)
が接続される。この第1計器用変圧器PT1および第1
変流器CT1は、第1電極E1の第1昇降回路S1に接続
され、両計器PT1,CT1で検出されるアーク電圧およ
びアーク電流は該制御回路S1で演算処理される。そし
て、この演算結果に基いて第1昇降装置L1の第1電気
モータM1が作動制御され、第1電極E1と金属スクラッ
プ24との間の点弧間隔を適正な値に昇降調整するよう
構成されている。
【0014】前記昇降回路S1,S2,S3を備える昇降制
御装置26は、図2(a)に示す急速引上回路30を備
え、該回路30によって各電極昇降装置L1,L2,L3
電気モータM1,M2,M3が作動制御されて、対応の電極
1,E2,E3を急速に引上げるよう構成されている。す
なわち、第1電極E1に対する第1急速引上接点C1に第
1昇降回路S1が接続され、第2電極E2に対する第2急
速引上接点C2に第2昇降回路S2が接続され、第3電極
3に対する第3急速引上接点C3に第3昇降回路S3
接続される。各急速引上接点C1,C2,C3は、対応の昇
降回路S1,S2,S3から急速引上指令が出力されるとO
N作動し、これによって対応の電気モータM1,M2,M3
が作動して電極E1,E2,E3を急速に引上げるよう設定
されている。
【0015】また急速引上接点C1,C2,C3には、保護
手段としての保護接点Cxが夫々並列に接続されてい
る。この保護接点Cxは、図2(b)に示す如く、第1急
速引上接点C1と第1急速引上接点C2、第2急速引上接
点C2と第3急速引上接点C3および第1急速引上接点C
1と第3急速引上接点C3を夫々直列に接続した接点であ
る。そして、第1急速引上接点C1かつ第2急速引上接
点C2、第2急速引上接点C2かつ第3急速引上接点C3
または第1急速引上接点C1かつ第3急速引上接点C3
ON作動した場合にON作動して、各電極E1,E2,E3
に対する急速引上指令を出力するよう設定されている。
なお、各電極昇降装置L1,L2,L3では、前述した如
く、金属スクラップ24に1本の電極のみが接触してい
ることを適宜の検知手段が検出した場合には、当該電極
の昇降動作を停止する制御が行なわれるようになってい
るが、この保護接点Cxを介して出力される急速引上指
令に対しては無条件で電極を急速に引上げるよう制御さ
れるよう構成されている。従って、3本の電極E1,E2,
3の内の何れか2本の電極が急速に引上げられる場合
には、残りの1本の電極も確実に急速に引上げられ、電
極の折損事故の発生を未然に防止し得る。
【0016】
【実施例の作用】次に、このように構成した昇降制御装
置の作用につき、昇降制御方法との関係で説明する。前
記アーク炉を稼動して3本の電極E1,E2,E3と金属ス
クラップ24との間にアークを発生させている間は、そ
の点弧間隔を適切に保持するために各電気モータM1,M
2,M3の正逆回転がなされ、電極E1,E2,E3の昇降調整
がなされている。このようなアーク炉稼動状態におい
て、炉殻16の内壁面側の未溶解スクラップが崩落し、
例えば第1電極E1と第2電極E2に該スクラップが接触
して短絡状態となると、対応する第1変流器CT1およ
び第2変流器CT2は大きな電流が流れたことを検出す
る。この結果、昇降制御装置26は第1電極E1および
第2電極E2に対する急速引上指令を出力し、急速引上
回路30の第1急速引上接点C1および第2急速引上接
点C2をON作動させる。これにより、第1昇降装置L1
および第2昇降装置L2の電気モータM1,M2が作動制御
されて、第1電極E1および第2電極E2は急速に引上げ
られ、両電極E1,E2はスクラップから上方に離間する
ことで、先程まで発生していたアークが停止する。ま
た、両急速引上接点C1,C2がON作動したことにより
保護接点CxがON作動し、残りの第3電極E3に対す
る急速引上指令が出力され、第3昇降装置L3の電気モ
ータM3が作動制御されて該電極E3も急速に引上げられ
る。
【0017】これにより、第3電極E3が未溶解スクラ
ップに埋没して折損する事故の発生を未然に防止するこ
とができる。従って、第3電極E3が折損することで、
当該アーク炉における稼動を中止して出鋼効率が低下し
たり、高価な第3電極E3の交換を行なうことによるラ
ンニングコストが嵩むのを防止し得る。なお、電極E2,
3または電極E1,E3の2本の電極に急速引上指令が出
力された場合においても、同様に残りの第1電極E1
たは第2電極E2も急速に引上げられて、折損事故の発
生を未然に防止することができる。
【0018】前述した実施例では、電極昇降装置の昇降
駆動方式として、電気モータを用いたワイヤ巻上げ方式
を例に挙げて説明したが本願はこれに限定されるもので
なく、液圧シリンダを用いた方式や他の方式を適宜に採
用することができる。また、実施例では電極昇降装置に
より電極の急速引上げを行なうようにしたが、電極の急
速引上げを行なう専用の急速引上装置を用いるようにし
てもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るアーク
炉における電極の昇降制御方法および装置によれば、2
本の電極に急速引上指令が出された際には、直ちに残り
の電極も急速に引上げるので、当該電極が折損する事故
を未然に防止することができる。従って、アーク炉の操
業を中止して出鋼効率が低下したり、高価な電極の交換
を行なうことによりランニングコストが嵩むのを防止し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る昇降制御装置が採用され
るアーク炉の概略構成図である。
【図2】実施例に係る昇降制御装置の急速引上回路およ
び保護接点の回路構成を示す回路図である。
【図3】従来の技術に係るアーク炉の概略構成図であ
る。
【図4】従来の技術に係るアーク炉において電極の折損
事故が発生する過程を示す説明図である。
【符号の説明】
16 炉殻 24 金属スク
ラップ E1,E2,E3 電極 L1,L2,L3
極昇降装置 Cx 保護接点(保護手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3本の電極(E1,E2,E3)の夫々を対応する
    昇降装置(L1,L2,L3)により炉殻(16)中に昇降自在に臨ま
    せ、この3本の電極(E1,E2,E3)に電圧を印加し、この電
    極(E1,E2,E3)と炉殻(16)中の金属スクラップ(24)または
    金属スクラップ(24)を介して電極(E1,E2,E3)相互間にア
    ークを発生させて、該金属スクラップ(24)の溶解を行な
    うようにしたアーク炉において、 前記2本の電極(E1,E2/E2,E3/E1,E3)におけるアーク電
    流の大きな増加を検出し、両電極(E1,E2/E2,E3/E1,E3)
    に対して急速引上指令が出力されて2本の電極(E1,E2/E
    2,E3/E1,E3)が急速に引上げられる際には、残りの1本
    の電極(E3/E1/E2)を無条件で急速に引上げるよう制御す
    ることを特徴とするアーク炉における電極の昇降制御方
    法。
  2. 【請求項2】 3本の電極(E1,E2,E3)の夫々を対応する
    昇降装置(L1,L2,L3)により炉殻(16)中に昇降自在に臨ま
    せ、この3本の電極(E1,E2,E3)に電圧を印加し、この電
    極(E1,E2,E3)と炉殻(16)中の金属スクラップ(24)または
    金属スクラップ(24)を介して電極(E1,E2,E3)相互間にア
    ークを発生させて、該金属スクラップ(24)の溶解を行な
    うようにしたアーク炉において、 前記3本の電極(E1,E2,E3)の内の2本の電極(E1,E2/E2,
    E3/E1,E3)の急速引上げを検出した際に、残りの1本の
    電極(E3/E1/E2)に対する急速引上指令を出力すする保護
    手段(Cx)を備え、 前記2本の電極(E1,E2/E2,E3/E1,E3)が急速に引上げら
    れる際には、残りの1本の電極(E3/E1/E2)も急速に引上
    げるよう構成したことを特徴とするアーク炉における電
    極の昇降制御装置。
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