JP2683375B2 - 直流アーク炉の電力制御方法 - Google Patents

直流アーク炉の電力制御方法

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JP2683375B2 JP63211738A JP21173888A JP2683375B2 JP 2683375 B2 JP2683375 B2 JP 2683375B2 JP 63211738 A JP63211738 A JP 63211738A JP 21173888 A JP21173888 A JP 21173888A JP 2683375 B2 JP2683375 B2 JP 2683375B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、直流アーク炉の可動電極が被溶解物である
スクラップと接触して短絡状態となった場合に可動電極
に供給する電力量を制御する直流アーク炉の電力制御方
法に関する。
〔従来の技術〕 第4図は直流アーク炉の全体構成図であって、直流ア
ーク炉本体1は底部に炉底電極2が設けられるとともに
上部に炉蓋3が配置されて閉じられるようになってい
る。又、この炉蓋3の中央部には孔4が形成され、この
孔4に可動電極5が配置されている。なお、この直流ア
ーク炉本体1の内部には被溶解物であるスクラップ6が
投入される。又、可動電極5は昇降装置7によって直流
アーク炉1の内部において昇降されるようになってい
る。すなわち、昇降装置7は、電極昇降用電動機8が設
けられ、この電動機8の回転軸がウィンチ9と連結され
ている。このウィンチ9には一端が固定されたワイヤ10
が掛けられ、このワイヤ10にマスト11のローラ12が掛け
られている。そして、マスト11にはホルダアーム13が設
けられ、このホルダアーム13に前記可動電極5が設けら
れている。
一方、可動電極5への電力供給系は次のようになって
いる。炉用変圧器14の一次側には送電系統15が接続さ
れ、又同変圧器14の二次側にはサイリスタ変換器16が接
続されている。そして、このサイリスタ変換器16の出力
側にリアクトル17を介して前記可動電極5が接続されて
いる。又、この電力供給系にはアーク電圧及びアーク電
流の各制御系が設けられている。すなわち、アーク電圧
制御系は、炉底電極2と可動電極5との間に電圧検出器
18が接続され、この電圧検出器18から出力される検出電
圧つまりアーク電圧が加算器19に送られている。この加
算器19には電圧設定器20に設定された設定電圧Vsが入力
しており、加算器19は検出電圧と設定電圧Vsとの電圧偏
差を求めて調節部21に送出している。しかして、この調
節部21はPI制御に従って電圧偏差に応じた昇降制御信号
を求め,この信号を電極昇降用電動機8に送出する。こ
れにより可動電極5はスクラップ6とのギャップにアー
クを発生する如くその位置が制御される。
一方、アーク電流制御系は、リアクトル17と可動電極
5との間に電流検出器22が接続され、この電流検出器22
から出力される検出電流つまりアーク電流が加算器23に
送られるようになっている。この加算器23には電流設定
器24に設定された設定電流(定格電流)Isが入力してお
り、加算器23は検出電流と設定電流Isとの偏差電流を求
めてゲート制御部25へ送出している。かくして、このゲ
ート制御部25は偏差電流に応じてサイリスタ変換器16の
ゲート点弧角を制御している。
しかるに、以上の構成であれば、可動電極5とスクラ
ップ6との間にアークQが発生してスクラップ6は溶解
する。この溶解の状態を第5図を参照して説明すると、
先ず同図(a)に示すようにスクラップ6が溶解するに
従って可動電極5が下降される。つまり、操業パターン
におけるボーリングである。そして、このボーリングに
より可動電極5は同図(b)に示すように直流アーク炉
本体1の底部に到達して安定期となる。この安定期が過
ぎると、同図(c)に示すようにスクラップ6の溶解に
よって直流アーク炉本体1の壁側のスクラップ6が崩れ
落ちる。そして、この崩れ落ちたスクラップ6と可動電
極5との間でアークが発生してスクラップ6は溶解す
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、以上のようなスクラップ6の溶解中ではス
クラップ6が崩れ落ちるが、この崩れ落ちるときスクラ
ップ6が可動電極5に接触しなければ良いが可動電極5
に接触したり、又崩れ落ちたスクラップ6が可動電極5
に接触して短絡状態になることがある。このように短絡
した場合、可動電極5とスクラップ6との間におけるア
ーク電圧は「0」となるとともにアーク電流は短絡電流
となる。従って、アーク電圧と設定電圧Vsとの電圧偏差
は非常に大きくなって調節部21は可動電極5を急速に上
昇させる指令を送出する。これにより可動電極5は短絡
が解除されるまで急上昇する。可動電極5がスクラップ
6から離れる瞬間からアーク電圧が発生し、短絡電流は
解消されアークが再点弧し、スクラップ6の再溶解のた
めボーリング状態となる。
一方、短絡解除後のボーリングは山崩れしたスクラッ
プ6がブリッジを形成しているような形態になっている
ことが多く溶解初期のボーリングとは可動電極5直下の
スクラップ6の密度の点で異なる。従って、この時のボ
ーリングでは設備の許容するアーク電圧を越えることが
しばしばでアーク切れがよく起る。アークが切れる度に
再点弧のため可動電極5をスクラップ6と短絡するまで
下降させ短絡後、アーク電圧が設定電圧に近付くまで可
動電極5を上昇させることを繰り返す。通常、この時期
は高電圧、大電流を設定しているため設備の許容するア
ーク電圧の限界値にすぐに達してしまい、アークが切れ
ることになる。このため、無駄な時間が長くなって溶解
効率も落ち、溶解時間が長くなる。
そこで本発明は、可動電極に供給する電圧電流をスク
ラップの山崩れによる短絡後に自動的に設定変更してア
ークを切らすことなく安定したボーリングを行い溶解時
間を短絡できる直流アーク炉の電力制御方法を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段と作用〕
本発明は、直流電圧を直流アーク炉の可動電極に供給
するとともにこの直流電圧と設定電圧との電圧偏差に応
じて可動電極を昇降させる直流アーク炉の電力制御方法
において、 可動電極と溶解中のスクラップとの短絡時に可動電極
の上昇速度とアーク電圧を検出し、この上昇速度が所定
速度以上となったとき及び短絡時のアーク電圧が零から
電圧発生に至るときに設定電圧を低く可変設定し、可動
電極とスクラップとのギャップを小さくする直流アーク
炉の電力制御方法である。
又、本発明は、直流電圧を直流アーク炉の可動電極に
供給するとともにこの直流電圧と設定電圧との電圧偏差
に応じて可動電極を昇降させる直流アーク炉の電力制御
方法において、 可動電極の上昇速度とアーク電圧を検出し、この上昇
速度が所定速度以上となったとき及び短絡が解除されて
アーク電圧が発生したときに設定電圧を低く可変設定す
るとともに可動電極に流れる電流に対する設定電流を減
少させるように可変設定し、アークが切れない可動電極
とスクラップとのギャップに制御する直流アーク炉の電
力制御方法である。
〔実施例〕
以下、本発明の第1実施例について図面を参照して説
明する。なお、第4図と同一部分には同一符号を付して
その詳しい説明は省略する。
第1図は直流アーク炉の電力制御方法を適用した直流
アーク炉の電力制御装置の全体構成図である。同図にお
いて30は設定電圧変更手段であって、これは可動電極5
の上昇速度vを検出し、この上昇速度vが所定速度v0
上となったときに短絡が解除された後のボーリング(再
突入)時の設定電圧を可変設定する機能を持ったもので
ある。具体的な構成は次の通りである。31はパルスジェ
ネレータであって、このパルスジェネレータ31は電極昇
降用電動機8の回転軸と連結されて電動機8の回転数と
対応したパルス数のパルス信号を発生するものである。
又、位置変化量検出部32はパルスジェネレータ31からの
パルス信号を所定のサンプリング周期毎に受け、このパ
ルス数のアップ及びダウンカウントを行なって可動電極
5の位置Hを求め、この位置と前回の位置との差dH及び
経過時間dtとから可動電極5の昇降速度v、特に上昇速
度dv dv=dH/dt を算出する機能を有している。そして、この上昇速度dv
は短絡判定部3に送られるようになっている。この短絡
判定部33は予め短絡と判定するための判定速度v0,例え
ば設備の許容する最大の速度v0が設定され、この判定速
度v0と上昇速度dvとを比較して上昇速度dvが判定速度v0
以上となったときかつ短絡電流が流れているときに短絡
が生じたと判定して変更信号を設定電圧変更部34へ送出
する機能を有するものである。この設定電圧変更部34は
通常「1」の信号を電圧設定器20と加算器19との間に接
続された乗算器35に送出しており変更信号を受けると変
更率βを同乗算器35へ送出するものである。なお、こ
の変更率βが設定電圧Vsに乗算されることにより変更
される設定電圧は低く設定される。又、短絡判定部33に
はタイマ36が接続され、このタイマ36によって変更信号
が送出されてから一定期間後にリセットされるようにな
っている。
次に上記の如く構成された装置の作用について説明す
る。
可動電極5に直流電圧が供給されて可動電極5とスク
ラップ6との間にアークQが発生すると、このアークに
よりスクラップ6は溶解する。このとき、アーク電圧は
電圧検出器18によって検出されて加算器19に送られて設
定電圧Vsとの電圧偏差が求められ、この電圧偏差が調節
部21に送られる。そして、この調節部21からは電圧偏差
を零とるような昇降制御信号が電極昇降用電動機8に送
られて可動電極5は昇降制御される。このように可動電
極5の位置が制御されながら第2図に示すように下降し
てH1に到達すると、直流アーク炉本体1内部のスラップ
6は第5図(c)に示すように崩れ落ちる状態となる。
このように可動電極5の位置がH1に到達すると、位置変
化量検出部32はパルスジェネレータ31からのパルス信号
を受けて可動電極5の現在位置を求め、この現在位置と
前回求めた位置とから可動電極5の上昇速度dvを求めて
短絡判定部33へ送出する。この短絡判定部33は上昇速度
dvを受けて判定速度v0と比較し、上昇速度dvが判定速度
v0以上となりかつ短絡電流が流れていれば変更信号を設
定電圧変更部34へ送出する。しかるに、直流アーク炉本
体1内部のスクラップ6が第5図(c)に示すように崩
れやすい状態であれば、スクラップ6が崩れて可動電極
5と接触することがある。
ここで、スクラップ6が崩れて可動電極5と接触する
と、アーク電圧が零となる。これにより、調節部21は急
速に可動電極5を上昇させる指令を送出する。もって、
可動電極5は第2図のaに示すように急速に上昇する。
このとき、パネルジェネレータ31で発生するパルス数は
急増し、このパルス信号によって位置変化量検出部32は
可動電極5の上昇速度dvを求める。そして、短絡判定部
33はこのときの上昇速度dvと判定速度v0とを比較し、こ
の比較結果と短絡電流が流れていることから短絡と判定
し変更信号を設定電圧変更部34へ送出する。しかして、
設定電圧変更部34は変更率βを乗算器35へ送出し、電
圧設定器20から送出される設定電圧VsはVs・βと変更
設定されて加算器19へ送られる。この結果、可動電極5
の上昇で可動電極5とスクラップ6との間の設定アーク
電圧は低くなる。可動電極5が上昇を続け、スクラップ
6より離れた瞬間より再点弧する。可動電極5はスクラ
ップ6との間のギャップが設定アーク電圧に等しくなる
までは電圧偏差に応じて上昇する。点弧後再び倒れ込ん
だスクラップ6をボーリングする。このボーリング速度
は非常に速いためスクラップ6は即溶解して下に落ち
る。従って、発生するアーク電圧は設備の出し得る許容
電圧を越えて大きくなろうとするためアーク切れとな
る。しかし、上記のように設定電圧を下げているので可
動電極5とスクラップ6とのギャップが小さくなりスク
ラップ6の溶解速度に打ち勝って可動電極6が追従して
下りゆく。この場合にはアークの発生電圧は大きくなる
ことはあっても設備の許容する電圧範囲内でおさまりア
ークQが切れることなく溶解を続けることができる。
このように上記第1実施例においては、可動電極5の
上昇速度dvを検出し、この上昇速度dvが判定速度v0以上
となったときに設定電圧Vsを可変設定するようにしたの
で、短絡後の再ボーリング時にが生じたときの可動電極
5がスクラップ溶解に追従して下降させることができア
ークQを切ることがなくなる。従って、スクラップ6の
溶解に供給する電力量の平均値が安定するとともにスク
ラップ6の溶解時間が短縮できて溶解の効率が向上す
る。しかるに、電力原単位が向上する。
次に本発明の第2実施例について第3図を参照して説
明する。なお、第1図と同一部分には同一符号を付して
その詳しい説明は省略する。
さて、同図に示す装置は、設定電圧変更手段30と設定
電流変更手段40とを備えたものであり、このうち設定電
圧変更手段30は可動電極5の上昇速度dvを検出し、この
上昇速度dvが判定速度v0以上となったときに設定電圧Vs
を可変設定する機能を有するものである。なお、その構
成は第1実施例における構成と全く同一であるのでその
説明は省略する。又、設定電流変更手段40は可動電極5
の上昇速度dvを検出し、この上昇速度dvが判定速度v0
上となったときに短絡解除後のボーリング時に可動電極
5に流れるアーク電流に対する設定電流(定格電流)Is
を可変設定する機能を有するものである。具体的な構成
は、設定電圧変更手段30と共通に構成されるパルスジェ
ネレータ31,位置変化量検出部32,短絡判定部33,設定電
流変更部41及び電流設定器24と加算器23との間に接続さ
れた乗算器42から構成されている。設定電流変更部41は
通常「1」の信号を乗算器42へ送出しており、変更信号
を受けると変更率βを乗算器42へ送出する機能を有す
るものである。なお、この変更率βが乗算されること
により変更設定される設定電流Is・βは設定電流Isよ
りも減少する。
次に上記の如く構成された装置における短絡時及び短
絡解除後のボーリング時(再突入時)の作用について説
明する。
スクラップ6が崩れて可動電極5と接触してアーク電
圧が零となると、調節部21は急速に可動電極5を上昇さ
せる指令を送出する。これにより、可動電極5は急速に
上昇し、パルスジェネレータ31で発生するパルス数は急
増する。しかるに、短絡判定部33はこのとき位置変化量
検出部32で求められた上昇速度dvと判定速度v0とを比較
し、この比較結果から変更信号を短絡解除後に設定電圧
変更部34へ送出する。これによって、設定電圧変更部34
は変更率βを乗算器35へ送出し、電圧設定器20から送
出される設定電圧VsをVs・βと変更設定して加算器19
へ送る。この結果、可動電極5の上昇で可動電極5とス
クラップ6との間の設定電圧は低くなり、短絡解除後の
ボーリング時に、その電圧偏差は設定電圧変更前よりも
小さくなる。
又、これと同時に変更信号は設定電流変更部41へ送出
されるので、この設定電流変更部41は変更率βを乗算
器42へ送出する。これにより、設定電流IsはIs・β
設定変更されて加算器23に送られる。
以上の結果、設定変更された設定アーク電圧に見合っ
た設定電流に変更される。従って、短絡解除後の再突入
時に可動電極5の下降速度は加速されてアークQが切れ
ない可動電極5とスクラップ6との間のギャップに制御
される。そして、タイマ36により変更信号が送出されて
から一定時間経過すると、短絡判定部33は変更信号をリ
セットする。これにより、設定電圧は再びVsに戻されて
可動電極5の位置制御が実行されるとともに設定電流は
再びIsに戻される。
このように上記第2実施例においては、可動電極5の
上昇速度dvを検出し、この上昇速度dvが判定速度v0以上
となったときに設定電圧Vsを可変設定するとともに設定
電流Isを可変設定するようにしたので、短絡が解除され
た後のボーリング(再突入)時にアークQを切らずに電
力供給を第1実施例と比較してより安定して供給でき
る。従って、スプラック6の溶解時間を短絡できて溶解
の効率を向上できる。
なお、本発明は上記各実施例に限定されるものでなく
その主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。
〔発明の効果〕
以上詳記したように本発明によれば、可動電極に供給
する電力量を安定化して溶解時間を短縮できる直流アー
ク炉の電力制御方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる直流アーク炉の電力供給方法の
第1実施例を適用した直流アーク炉の電力供給装置の全
体構成図、第2図は可動電極の昇降を示す図、第3図は
本発明に係わる直流アーク炉の電力供給方法の第2実施
例を適用した直流アーク炉の電力供給装置の全体構成
図、第4図は従来技術を説明するための図、第5図は直
流アーク炉の操業状態を示す図である。 1……直流アーク炉本体、2……炉底電極、5……可動
電極、6……スクラップ、7……昇降装置、16……サイ
リスタ変換器、18……電圧検出器、19……加算器、20…
…電圧設定器、21……調節部、22……電流検出器、23…
…加算器、24……電流設定器、25……ゲート制御部、30
……設定電圧変更手段、31……パルスジェネレータ、32
……位置変化量検出部、33……短絡判定部、34……設定
電圧変更部、35……乗算器、36……タイマ、40……設定
電流変更手段、41……設定電流変更部、42……乗算器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧 敏道 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 青 範夫 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 岡崎 金造 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−115796(JP,A) 特開 昭54−137142(JP,A) 特開 昭54−69843(JP,A) 特開 昭52−48854(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電圧を直流アーク炉の可動電極に供給
    するとともにこの直流電圧と設定電圧との電圧偏差に応
    じて前記可動電極を昇降させる直流アーク炉の電力制御
    方法において、 前記可動電極と溶解中のスクラップとの短絡時に前記可
    動電極の上昇速度とアーク電圧を検出し、この上昇速度
    が所定速度以上となったとき及び短絡時の前記アーク電
    圧が零から電圧発生に至るときに前記設定電圧を低く可
    変設定し、前記可動電極と前記スクラップとのギャップ
    を小さくすることを特徴とする直流アーク炉の電力制御
    方法。
  2. 【請求項2】直流電圧を直流アーク炉の可動電極に供給
    するとともにこの直流電圧と設定電圧との電圧偏差に応
    じて前記可動電極を昇降させる直流アーク炉の電力制御
    方法において、 前記可動電極の上昇速度とアーク電圧を検出し、この上
    昇速度が所定速度以上となったとき及び短絡が解除され
    てアーク電圧が発生したときに前記設定電圧を低く可変
    設定するとともに前記可動電極に流れる電流に対する設
    定電流を減少させるように可変設定し、アークが切れな
    い前記可動電極と前記スクラップとのギャップに制御す
    ることを特徴とする直流アーク炉の電力制御方法。
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