JPH10154543A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH10154543A
JPH10154543A JP8311038A JP31103896A JPH10154543A JP H10154543 A JPH10154543 A JP H10154543A JP 8311038 A JP8311038 A JP 8311038A JP 31103896 A JP31103896 A JP 31103896A JP H10154543 A JPH10154543 A JP H10154543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
shaped member
base
plug
fixed
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8311038A
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English (en)
Inventor
Minoru Kawaguchi
実 川口
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数方向に倒すことが可能なコネクタの提
供。 【解決手段】 被取付部4に設けた開口4aに基台部3
をなす円盤の小径部3cを回動自在に嵌合させ、その基
台部3にコ字状部材2を固定し、さらにそのコ字状部材
2に設けた軸5でコ字状部材1を回動自在に支持する。
コ字状部材1には外部プラグを接続するコネクタ接続部
9を設け、このコネクタ接続部9にケーブル6を接続
し、そのケーブル6をコ字状部材1,2及び基台部3に
設けた開口1a,2a,3gを介して被取付部4の内部
へ導出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタに関し、特
にコンピュータ装置及び周辺装置に用いられるコネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータ装置及び周辺装置
は、電源及び各装置間を接続する信号線用のコネクタを
装置の側面又は背面に設置しており、専用のケーブルに
ついているプラグを夫々決められた装置間のコネクタに
接続して電源の供給や装置間の通信を行っていた。
【0003】図12は従来のコネクタの外観斜視図(プ
ラグなし)、図13は同コネクタの外観斜視図(プラグ
付き)である。
【0004】図12に示すように従来のコネクタ9は装
置20に対して垂直になるように装置20に設けられて
おり、図13に示すように他の装置20からのケーブル
8を接続する際、ケーブル8側のプラグ7を装置20に
対して垂直に接続していた。
【0005】又、コネクタ9とプラグ7の接続に際して
は、ただプラグ7をコネクタ9に押し込むだけのもの
や、プラグ7にカギ型のフック10を設け、このフック
10をコネクタ9側の係止部(不図示)に係止させるも
のや、コネクタ9とプラグ7を接続後にネジ止めするも
の等がある。
【0006】しかし、装置に対し垂直方向にプラグ7を
差し込むようコネクタ9が設けられていたため、垂直方
向以外からでなければプラグ7を差し込めない状況下に
おいては不便であった。
【0007】そこで、垂直方向以外からプラグを差し込
むことが可能なコネクタが実開平2−3676号公報
(以下、先行技術1という。)に開示されている。この
公報に開示されたコネクタは、斜め方向からプラクの差
し込みが可能となるようコネクタの直交する2面が開放
されている。そして、プラグの先端突起部をコネクタに
設けた傾斜ガイドに慴動させつつ斜め方向から差し込
み、プラグ先端部の接続ピンがコネクタ側の接続ピンと
接触した時点でプラグをコネクタに対し垂直に支持し、
そのままコネクタに押し込むというものである。
【0008】又、特開平4−62774号公報(以下、
先行技術2という。)にコ字状ホルダに軸支されたコネ
クタが開示されている。これは、軸を中心としてコネク
タの向きを90度変えられるようにしたものである。
【0009】更に、実開昭63−121386号公報
(以下、先行技術3という。)にプラグの内部に回転保
持部を設け、この回転保持部にケーブルを通したプラグ
が開示されている。これは、その回転保持部を回転させ
ることにより、プラグより引き出されるケーブルの向き
を変えられるというものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、先行技術1の
場合、例えばプラグの先端突起部及び傾斜ガイドが両者
の摩擦により摩耗した場合は、プラグとコネクタとが接
触不良を生じるおそれがあるという欠点があった。
【0011】又、プラグを一方向にしか倒せないため、
プラグ装着後反対側からのケーブルは折り曲げなければ
ならないという欠点もあった。
【0012】更に、このようなプラグを斜めから差し込
み、その後垂直に向きを変えて押し込むような構造の場
合、コンピュータ装置でよく使用される2段ピンのプラ
グ及びコネクタに対しては適用が困難という欠点もあっ
た。又、たとえ適用が可能であるとしてもコストが上昇
する可能性が高い。
【0013】又、先行技術2の場合は、先行技術1に見
られるような接触不良は生じないとしても、コネクタを
一方向にしか倒せないという欠点は同様であった。
【0014】更に、先行技術3の場合は、ケーブルの引
き出し方向を一方向にしか変えられないという欠点を有
していた。
【0015】そこで本発明の目的は複数方向に倒すこと
が可能なコネクタを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、小径円盤の両面を2枚の大径円盤で挟持し
た形状をなす基台部と、この基台部の一方の大径円盤の
表面に固定され前記大径円盤の表面と平行な面上の軸を
有する固定部と、この固定部の軸に回動自在に支持され
端部にプラグの接続部を有する可動部と、この可動部の
接続部に接続され前記可動部、固定部及び基台部に設け
られた開口を介して外部へ導出されるケーブルとからな
り、前記基台部の小径円盤を被取付部に設けた開口に回
動自在に嵌合させたことを特徴とする。
【0017】本発明によれば、固定部の軸を中心として
可動部を回動自在とし、かつ固定部を基台部に固定する
とともに基台部を被取付部に対して回動可能としたた
め、可動部を被取付部に対して回転させること及び被取
付部方向に倒すことが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係
るコネクタの最良の実施の形態の正面図、図2は同コネ
クタを立てた状態の右側面図、図3は同コネクタを倒し
た状態の右側面図、図4は同コネクタにプラグを接続し
て倒した状態の右側面図である。
【0019】図1を参照して、コネクタは、コ字状部材
1と、このコ字状部材1より小さい形状のコ字状部材2
と、基台部3と、軸部5と、装置内部ケーブル(以下、
ケーブルという。)6と、コネクタ接続部9と、コ字状
部材1を固定する凸部12とからなる。又、このコネク
タは基台部3を介して装置の被取付部4に取り付けられ
ている。そして、被取付部4には後述する突起部11が
設けられている。
【0020】コ字状部材1の両端とコ字状部材2の両端
よりやや下がった部位は軸部5にて回動自在に支持され
ている。即ち、コ字状部材1は図2に示す立てた状態よ
り図3に示すように時計方向に90度倒すことが可能で
ある。又、図示しないが立てた状態より反時計方向に9
0度倒すことも可能である。
【0021】又、コ字状部材1を立てた状態及び倒した
状態で保持させるための凸部12a〜12Cがコ字状部
材2に設けられ、この凸部12a〜12cと嵌合する凹
部20がコ字状部材1に設けられている。図5はコ字状
部材の凹部及び凸部付近の拡大図である。図5はコ字状
部材1を立てた状態で保持している場合を示し、この場
合コ字状部材1の凹部20はコ字状部材2の上面に設け
られた凸部12aと嵌合している。又、図2を参照し
て、凸部12bはコ字状部材2の左側面に凸部12cは
コ字状部材2の右側面に夫々設けられている。そして、
コ字状部材1を立てた状態より時計方向に90度倒した
場合は凹部20は凸部12cと嵌合し、逆にコ字状部材
1を反時計方向に90度倒した場合は凹部20は凸部1
2bと嵌合する。
【0022】尚、凸部12a〜12cはコ字状部材1へ
の押圧力により凹部20へ嵌合するよう構成されてお
り、又、凹部20は開放面方向に径が大きくなる皿状に
形成されているため(図5参照)、凸部12a〜12c
と凹部20が嵌合していてもコ字状部材1を回動させれ
ば両部は嵌合を解かれ解放される。
【0023】基台部3は、図2を参照して、大径円盤3
a及び3bとにより小径円盤3cを挟持した形状をな
し、その小径円盤3cが被取付部4に設けた円形開口4
aに回動自在に嵌合している。又、この基台部3を90
度回動した位置で保持させるための部材が大径円盤3a
と被取付部4に設けられている。
【0024】図6は基台部3を被取付部4に取付けた状
態を示すコネクタ底面図である。大径円盤3aには切り
込み3dが形成されるとともに、その切り込みの端部3
e,3f付近には突起部13a,13bが設けられてい
る。これに対し、被取付部4にはこの端部3e,3f及
び突起部13a,13bと係止する突起部11が設けら
れている。
【0025】切り込み3dは基台部3を90度回動させ
た位置で保持させる長さに形成されている。もちろん、
切り込み3dの長さを変えることにより基台部3を保持
させる角度を変えることも可能である。
【0026】図1を参照して、コ字状部材1,2及び基
台部3には開口1a,2a及び3gが夫々設けられてい
る。そして、ケーブル6はコネクタ接続部9に接続され
るとともに、これらの開口1a,2a及び3gを介して
被取付部4の内部へ導出される。
【0027】又、ケーブル6はコ字状部材1が倒されて
屈曲しても損傷を受けにくくするよう柔軟な素材で構成
されている。さらに、コ字状部材1及び2を軸支した状
態でコ字状部材1及び2間には空間21が形成され、こ
の部分ではケーブル6が外部へ露出するためケーブル6
を自由に屈曲させることができ、これによりケーブル6
を屈曲させる際、ケーブル6に無理な力が加わるのを防
止している。
【0028】図7〜9は基台部3を基準角(角度0度)
に保持した場合のコ字状部材1,2の向きを示すコネク
タの斜視図である。図7は、被取付部4に対しコ字状部
材1を立てた状態を示し、図8は被取付部4に対しコ字
状部材1を右側へ90度倒した状態を示し、図9はコ字
状部材1のコネクタ接続部9にプラグ7を接続した状態
でコ字状部材1を右側へ90度倒した状態を示す。又、
図示しないがコ字状部材1を左側へ90度倒すことも可
能である。
【0029】図10,11は基台部3を時計方向に90
度回動させて保持した場合のコ字状部材1,2の向きを
示すコネクタの斜視図である。図10は、被取付部4に
対しコ字状部材1を立てた状態を示し、図11はコ字状
部材1のコネクタ接続部9にプラグ7を接続した状態で
コ字状部材1を下側へ90度倒した状態を示す。又、図
示しないがコ字状部材1を上側へ90度倒すことも可能
である。
【0030】このように本発明に係るコネクタによれば
上下左右の4方向にコネクタを倒すことができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、小径円盤の両面を2枚
の大径円盤で挟持した形状をなす基台部と、この基台部
の一方の大径円盤の表面に固定され前記大径円盤の表面
と平行な面上の軸を有する固定部と、この固定部の軸に
回動自在に支持され端部にプラグの接続部を有する可動
部と、この可動部の接続部に接続され前記可動部、固定
部及び基台部に設けられた開口を介して外部へ導出され
るケーブルとからなり、前記基台部の小径円盤を被取付
部に設けた開口に回動自在に嵌合させるようコネクタを
構成したため、コネクタを複数方向に倒すことが可能と
なる。
【0032】又、プラグとコネクタを接続した後にコネ
クタを回動させる構造であるため、プラグとコネクタが
接触不良を生じることがなく、複数方向からプラグを差
し込むことが可能なため反対側からのケーブルに対して
もケーブルを折り曲げる必要がなく、さらに、2段ピン
のプラグ及びコネクタに対しても適用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの最良の実施の形態の正
面図である。
【図2】同コネクタを立てた状態の右側面図である。
【図3】同コネクタを倒した状態の右側面図である。
【図4】同コネクタにプラグを接続して倒した状態の右
側面図である。
【図5】同コネクタのコ字状部材の凹部及び凸部付近の
拡大図である。
【図6】同コネクタの基台部を被取付部に取付けた状態
を示すコネクタ底面図である。
【図7】同コネクタの基台部を基準角度とした場合のコ
字状部材の向きを示すコネクタの斜視図である。
【図8】同コネクタの基台部を基準角度とした場合のコ
字状部材の向きを示すコネクタの斜視図である。
【図9】同コネクタの基台部を基準角度とした場合のコ
字状部材の向きを示すコネクタの斜視図である。
【図10】同コネクタの基台部3を時計方向に90度回
動させた場合のコ字状部材1,2の向きを示すコネクタ
の斜視図である。
【図11】同コネクタの基台部3を時計方向に90度回
動させた場合のコ字状部材1,2の向きを示すコネクタ
の斜視図である。
【図12】従来のコネクタの外観斜視図(プラグなし)
である。
【図13】同コネクタの外観斜視図(プラグ付き)であ
る。
【符号の説明】
1 コ字状部材 2 コ字状部材 3 基台部 3a,3b 大径円盤 3c 小径円盤 3d 切り込み 13a,13b 突起部 5 軸部 6 装置内部ケーブル 9 コネクタ接続部 11 突起部 12 凸部 20 凹部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小径円盤の両面を2枚の大径円盤で挟持
    した形状をなす基台部と、この基台部の一方の大径円盤
    の表面に固定され前記大径円盤の表面と平行な面上の軸
    を有する固定部と、この固定部の軸に回動自在に支持さ
    れ端部にプラグの接続部を有する可動部と、この可動部
    の接続部に接続され前記可動部、固定部及び基台部に設
    けられた開口を介して外部へ導出されるケーブルとから
    なり、前記基台部の小径円盤を被取付部に設けた開口に
    回動自在に嵌合させたことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記可動部を一定角度で保持するため前
    記固定部及び可動部の一方に第1の凸部を、他方に前記
    第1の凸部と嵌合する第1の凹部を夫々設けたことを特
    徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記基台部を一定角度で保持するため前
    記基台部及び被取付部の一方に第2の凸部を、他方に前
    記第2の凸部と嵌合する第2の凹部を夫々設けたことを
    特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記固定部及び可動部は大きさの異なる
    コ字状部材の両端を軸支してなることを特徴とする請求
    項1〜3いずれかに記載のコネクタ。
JP8311038A 1996-11-21 1996-11-21 コネクタ Withdrawn JPH10154543A (ja)

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JP8311038A JPH10154543A (ja) 1996-11-21 1996-11-21 コネクタ

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JP8311038A JPH10154543A (ja) 1996-11-21 1996-11-21 コネクタ

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JPH10154543A true JPH10154543A (ja) 1998-06-09

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ID=18012379

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JP8311038A Withdrawn JPH10154543A (ja) 1996-11-21 1996-11-21 コネクタ

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JP (1) JPH10154543A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012142103A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 D D K Ltd コネクタ用固定台座
JP2015004832A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 三菱電機株式会社 ディスプレイ装置

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012142103A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 D D K Ltd コネクタ用固定台座
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040203