JPH1015446A - 媒体ディスペンサ - Google Patents

媒体ディスペンサ

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JPH1015446A
JPH1015446A JP9052582A JP5258297A JPH1015446A JP H1015446 A JPH1015446 A JP H1015446A JP 9052582 A JP9052582 A JP 9052582A JP 5258297 A JP5258297 A JP 5258297A JP H1015446 A JPH1015446 A JP H1015446A
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JP
Japan
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dispenser
spring
dispenser according
chamber
olefin
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Pending
Application number
JP9052582A
Other languages
English (en)
Inventor
Karl-Heinz Fuchs
フックス カール・ハインツ
Hans Merk
メルク ハンス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caideil MP Teoranta
Original Assignee
Caideil MP Teoranta
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/0005Components or details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1042Components or details
    • B05B11/1073Springs
    • B05B11/1077Springs characterised by a particular shape or material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1001Piston pumps
    • B05B11/1016Piston pumps the outlet valve having a valve seat located downstream a movable valve element controlled by a pressure actuated controlling element
    • B05B11/1018Piston pumps the outlet valve having a valve seat located downstream a movable valve element controlled by a pressure actuated controlling element and the controlling element cooperating with means for opening or closing the inlet valve

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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
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  • Pens And Brushes (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Liquid Crystal Substances (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高ばね剛性を特徴とし、全ばね行程にわたっ
てかなりの高温に暴露された場合でも最大限可能な弾力
を一貫して有することが求められるような種類の熱可塑
性材料の部材を形成する。 【解決手段】 媒体等を放出するために好適な放出装置
(1)つまりディスペンサーにおいて、少なくとも一つ
のばね変位自在な部材(5、6、11、40)はチタノ
センなどの共触媒で製造されたコポリマー、特にエチレ
ンアルファオレフィンコポリマーから構成され、ガンマ
線照射により弾力に関して改善することができる。上記
または同様の可塑性材料から製造された螺旋ばね(2
6、39、49)において、軸方向に隣接する螺旋部は
螺旋によってだけではなくばねの円周に沿っても互いに
一体直接接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は媒体放出装置つまり
媒体ディスペンサに関する。
【0002】
【従来の技術】放出装置およびその他の装置のための弾
性可撓性を有するばね状部材は大半が螺旋ばねまたはコ
イル圧縮ばねとして鋼鉄から作成され、小寸法でもばね
特性が出来るだけ一定し且つばねが永久的に高予負荷お
よび/または著しい温度変動に晒されても高弾力が実現
される。装置の他の部材が可塑性材料から作成される場
合、こうしたばね要素は再利用の障害となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方で、可塑性または
熱可塑性材料から作成され前述の特性を有するようなば
ね、特に非常に細いばね要素で、最大幅、即ち直径が2
0または10mm未満および/または最大ばね断面がそ
れぞれ2または1mmであるようなばねの作成方法はこ
れまでなかった。
【0004】本発明は、既知の構成の欠点を回避する、
特に高ばね剛性を特徴とし、かなりの高温に暴露された
場合でも全ばね行程にわたって最大限可能な弾力を一貫
して有することが求められるような上述の種類の熱可塑
性材料の部材を形成することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1〜1
8のいずれかに記載の媒体ディスペンサを要旨とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明によれば、ポリマーまたは
コポリマーを使用し、作成時にメタロセンと結合させ
る。メタロセンは熱可塑性材料の製造において触媒とし
て作用する。これは重合共触媒としても使用できるの
で、この微量が可塑性材料に均等に分布する。
【0007】メタロセンが出来る限り高い性能を発揮す
るようにするには、好ましくは粒状不溶性基質に添加し
てこれに固定し、基質の各々の粉体粒子が後続の重合に
おいてポリマー鎖の成長を誘因するようにする。各々の
粒子の表面にある幾つかの活性中心は同一であるから、
全ての分子鎖が同じ長さに均一に成長する。関係する触
媒は遷移金属複合体、例えばチタン、ジルコニウムのよ
うな、メタロセン上の中心原子およびシクロペンタジエ
ニルアナロゲンリガンドである。このような触媒ではエ
チレンコポリマーがアルファオレフィンで作成でき、コ
モノマーは高均一に構成される。チタノセンまたはジル
コノセンに加えて他の触媒も適用可能な場合には成立す
る。
【0008】前述の構成とは関係なく、しかし特にこれ
に加えて、可塑性材料を重合の後で電子線またはガンマ
線照射により前述したような特性に関して更に改善する
のが有利であるとも証明し得る。特に表面構造、例えば
表面密度など、また弾力もこれによって増大する。部材
を何度も圧縮した後でも非常に僅かな永久的歪みが見ら
れるのみである。ばね部材を含む放出装置又は何らかの
他の装置は、全ての構成部材が同時に照射に暴露される
ように、組立後に照射するようにする。放射源としては
コバルト60放射源を用いることができ、経験的には少
なくとも85kGyまた最大でも120kGyの放射強
度が特に効果的であると分かっている。照射中に部材に
導入されるエネルギーにより分子から電子が放出され、
その結果としてラジカルが得られる。分子に多くの側鎖
を有するポリエチレンの場合には比較的安定したラジカ
ルが得られる。二つの反応性ポリエチレン分子によるこ
れらの相互作用が合わさって更に大きな巨大分子を形成
し、平均分子量が増大する。この放射架橋結合は、永久
的に予負荷に晒されるようなまたは強反復負荷に暴露さ
れるようなばね部材に特に好適である。
【0009】本発明による構成のため、応力亀裂し易い
傾向も実質的に減少するので、部材は媒体の放出による
強反復変形にもかかわらず、常に媒体と接触したままに
なり微生物の亀裂への侵入または亀裂での目詰りにより
非滅菌状態になる危険がない。部材は放出装置の動作摺
動面に有効な部材、例えば弁体、プランジャを形成する
こともできる。特に、部材は媒体が流れる、即ち媒体で
充填されるハウジング、即ちチャンバ内部で周囲の環境
から完全に封止又は隔絶される。この構成では部材は、
表面全体、例えば内外周面領域ならびに内外上面領域が
媒体により満たされるように配置できる。
【0010】本発明によれば、前述の方法で作成した可
塑性材料を放出装置の部材として使用すること、特に弾
力性が必要とされる部材への使用が提案される。
【0011】
【実施例】本発明による放出装置はドイツ特許出願P4
441263.0にしたがって構成することでできる。
本発明の特徴および効果に関してこのドイツ特許出願の
内容を参照することが可能である。
【0012】放出装置1は二つのユニット2、3から成
り、これらは相互に対して手動で動作移動距離にわたっ
て例えば直線行程で移動することができ、これらのユニ
ットがしたがって放出作動部4を形成する。作動のため
に放出装置は片手で保持し、その指で作動されて押し縮
められ、これによって内部の媒体が放出圧力に晒され
る。各ユニット2、3は別々の基部5、6を含み、これ
ら各々は一体部材であり装置1の最外面領域を形成する
ことができる。
【0013】内部ユニット2の細長基部5は細長ハウジ
ング7を形成し、これを締結部材8によって確実に位置
合わせしてリザーバ9のネックに固定することによりリ
ザーバ9内部にこれの長さの大半が存在する。前述の部
材は装置1の中央主軸10上に配置される。
【0014】ユニット3は細長変位部、即ちピストンユ
ニット11と、基部5、6の外側に配置された放出、即
ち作動ヘッド12を含み、このヘッドが基部6を形成す
る。この基部6はユニット11と一体構成することがで
き、ユニット11とは別の部材で形成することもでき
る。ハウジング7内には細長の加圧、即ちポンプチャン
バ13が設けてあり、これはハウジングの内端および外
周部によって、またユニット11の外端によって形成さ
れる。ハウジング7の内端の外側の吸入口14が加圧チ
ャンバ13のために設けてあり、これはリザーバ9の底
部から媒体を吸引してハウジング7と加圧チャンバ13
に送り込む充填、即ち吸引管によって形成することもで
きる。ハウジング7の内端からハウジング内へ突出する
形で、可撓性管15の外端から媒体が流れ込む突起、即
ちポート16がある。ハウジング7内には加圧チャンバ
13に直接接する更なる吸入口が設けてあり、これを経
由してポート16から排出した媒体が加圧チャンバ13
へ流れ込む。吸入口14、17および加圧チャンバ13
の間の接続は何らの弁なしに構成でき、又は加圧チャン
バ13に圧力が発生した時に閉じ、更に媒体を充填引き
込みするためにチャンバ13が真空になる時に開く弁を
設けることができる。
【0015】ユニット6、11を通りチャンバ13に接
するのが排出通路18で、これを経由して媒体がヘッド
12に設けた媒体排出口19に加圧供給される。排出ロ
19では装置1から周囲へ媒体が放出される。チャンバ
13と通路18の間には閉鎖体20、即ち排出弁を設
け、作動部4も閉鎖体20を反復開閉するための閉鎖作
動部を形成する。閉鎖体20は二つだけの閉鎖部材2
1、22を含み、いずれの場合もこれにより通路18に
直接隣接する閉鎖通路23が閉鎖面領域24において一
つの位置で気密閉鎖され、また別の位置において開放さ
れ、チャンバ13から通路23、28へ閉鎖面領域24
の間で媒体が流れる。この構成において閉鎖体20の貫
通流方向25は内側から外側へとなり、言い替えれば媒
体が吸入口14を経てハウジング7ヘチャンバ13から
通路18に沿って流れるように向いている。ユニット3
の作動部の移動はこれと比較して逆方向に向けられてい
る。ユニット11の内部に完全配置された閉鎖部材21
は、ばね26によって閉鎖位置に向って押しつけられ、
このばねがユニット11で完全に取り付けられるか保持
される。
【0016】ユニット11はその内端によって円筒ピス
トン袖部28を有するカップ状のピストン27を形成
し、袖部の内端は封止リップ29として構成され、チャ
ンバ13をこれの周部全体で封止する。外端においてピ
ストン27はピストンクラウン31として上端壁を有
し、これはほとんどピストン胴部28内部に配置されて
外部閉鎖部材22を形成し、この中心を通路23が貫通
する。内部閉鎖部材21は所定位置にスリーブ状の直径
方向に硬いキャリア本体32によってピストン27に対
して固定されるので、ピストン27に対して軸方向に相
対的な移動を行なうことができる。キャリア本体32は
閉鎖部材21から離れて、固着したピストン胴部28の
内周部と係合し、封止リップ29を越えてチャンバ13
内部に突出する。キャリア本体32は主としてばね26
により閉鎖部材21に接続され、これらの部材は予組
立、または一体ユニットを形成することがでさる。常に
予負荷がかかっているばね26の力に対して閉鎖部材2
1の開放移動を行なうため、チャンバ13において真空
に晒される場合、好ましくは閉鎖部材21により形成さ
れこれと一体構成されるプランジャ33を設ける。
【0017】閉鎖体20について遅延手段30を設け、
これが閉鎖体20を閉鎖作動部4の開放時に、プランジ
ャ33に作用するチャンバ13の圧力だけで制御される
場合におけるよりも長く開いたままにする。この圧力は
もっとも遅くともユニット11の戻り行程の初めにはほ
とんど動作圧力以下に低下して、ばね26は閉鎖位置へ
瞬間的に閉鎖体20を戻す。このことは短時間の聞手段
20によって防止され、閉鎖体20は戻り行程の一部が
実行される前ではなくて終了時に再閉鎖し、チャンバ1
3の容積は作動行程により減少し、戻り行程の始まりと
ともに拡大する。遅延のためユニット2は閉鎖ホルダ3
4を含み、ユニット3が相対的移動、即ち戻り行程を実
行する場合でも基部5に対して閉鎖部材21を開放位置
に保持し、閉鎖部材22は閉鎖部材21から外向きに除
去される。
【0018】ホルダ34はハウジング7にまた完全にこ
れの内部に保持部材35を含み、これはポート16の自
由突出の僅かに収斂した端部によって形成し得る。ピン
状又は円筒状の保持部材35は円周方向には閉鎖されて
自由端で開放しており、隣接する必要のないチャンバ1
3内部に接触せずに配置されるが、ポート16の可撓性
により、チャンバに対して全ての方向に僅かに半径方向
に移動することができる。閉鎖部材21又はプランジャ
33を前述の位置に保持するためにカウンタ部材36を
設け、これは部材21、33と一体構成することがで
き、開始位置においては図1に図示したように方向25
とは逆に閉鎖面領域24から離れて、保持部材35に対
して間隔をとり自由に同軸的に突出する。
【0019】部材35、36は相補係合する摩擦面領域
37、38を含み、閉鎖部材21が開くと、ばね26が
最大限に伸展された時に相互に所定の摩擦で作動部4の
作動行程の終了時に係合する。保持部材35の摩擦面領
域37は内周部で形成され、摩擦面領域38は外周部に
より形成される。作動時に摩擦面領域38が離れた位置
から摩擦面領域37に接近し、案内傾斜部によって保持
部材35に滑入し、またこの結合および挿入移動が更に
進むと摩擦が増加する。この動きの終りにカウンタ部材
36は保持部材35に対してと本体5、7に対して、閉
鎖体20が未だ閉している時に静止摩擦によって中心に
配置される。
【0020】圧縮性媒体、例えば空気がチャンバ13に
存在する場合、作業行程で発生する圧力は閉鎖部材21
を開放するには大抵もしくは全く不充分なので、この空
気は閉鎖体20を通って通路18へ充分に逃げることが
できる。ユニット6、11の戻り行程が作動行程の終り
に始まる場合、閉鎖部材21が先ず摩擦面領域37、3
8によりユニット5、7に対する所定位置に保持される
ので、閉鎖部材22は閉鎖部材21から離れる。同時に
ばね26は閉鎖部材22の方向、即ち閉鎖位置に、静止
摩擦を超える程度に閉鎖部材21を押し進める。カウン
タ部材36は従って摩擦面領域37に沿って摩擦力の減
少により摺動して摩擦面領域から離れ、閉鎖部材21は
ばね26の力によって加速されて摩擦なしに閉鎖位置へ
移動する。この閉鎖位置で閉鎖面領域24は互いに確実
に位置合わせされて当接し、これによって閉鎖面領域は
相補円錐面領域により形成され、特に閉鎖部材21の閉
鎖面領域が外側円錐になる。
【0021】閉鎖体20の延長開放時間の間、取り込ま
れた空気は拡張するのに十分な時間を有してこの結果通
路18へ逃げるが、これは吸入口14、17を経由して
チャンバ13へ非ガス性媒体が引き込まれることにより
促進される。この媒体は保持部材35の端部から制御面
領域から離れた方に面しているピストン33の内側側面
に向って流れる。摩擦面領域37、38は装置1の未使
用状態において未だ乾燥しているので、摩擦は初期から
大きい。摩擦面領域37、38の間の締め付け座面は非
ガス性媒体で前述の手段により湿潤するが、媒体による
摩擦力の減少の点において潤滑が実現し、これが閉鎖ホ
ルダ34による開放を容易にする。更に摩擦面領域3
7、38の構成によれば、数回の作動行程の後少なくと
も、加圧チャンバ13の通気に続いて保持力が、閉鎖体
20が作動行程の終了時、即ち戻り行程の開始時に閉鎖
する程度に減少する程度で、摩擦面領域37、38が比
較的迅速に磨耗するようになっている。
【0022】閉鎖体20の圧力に依存する開放行程は手
段30から得られる開放行程より実質的に小さいので、
開放圧力がチャンバ13に達した時前述した方法で閉鎖
体20が開放してから閉鎖ホルダ34が係合する。特に
大きな開放行程の場合に閉鎖位置における閉鎖部材21
を中心配置するため、閉鎖部材21、ばね26またはピ
ストン33の摺動案内を集約する部材が、例えば胴部2
8の内周部上の案内ランド部として、閉鎖位置のみで通
路23に突出する中心合わせ突起等の形で設けられる。
これらの部材は圧力制御された開放の全開放行程にわた
り係合したままとなり、手段30による開放時に分離す
るため、閉鎖部材21が中心合わせ手投に対して中心か
らズレた位置に近付いた場合でも閉鎖部材21の閉鎖移
動における中心位置を保証する。
【0023】ユニット2、3の互いに対する戻り移動は
軸10上にハウジング7内部に配置された戻りばね39
により行なわれ、そのばねはばね26と同様に弾力ねじ
り圧縮ばねとして構成されている。ばね26および全て
のキャリア本体32、41同様に、ばね39は内周部で
円環状チャンバ13を形成し、対応端部によりキャリア
本体32を経由してピストン27で支持される。ばね3
9の内外幅はばね26のそれより大きいので、円筒内
腔、即ちランウェイ45に対して無接触式である。ばね
39の他方の端部はハウジング底部44から離れたハウ
ジング7の内周部によりキャリア本体41を経由して確
実に位置決め支持される。
【0024】予組立または一体ユニット40に属するの
は部材21、26、32、33、39、41であり、キ
ャリア本体32、41はいずれもスナップ動作接続又は
加圧嵌合によって関連するスリーブの内側側面へ接続さ
れ、媒体がそのスリーブを迂回する。即ち、必要な場合
には凹部又は貫通開口部を設けたスリーブの外周部に沿
って移動する。円環状の円板状本体41と底部44の間
に管状の突起49が更に設けてあり、これはばね39と
同じ断面を有し且つそれに対して短い。突起49の内端
は底部44の内側側面のランド部に接触するように予負
荷が掛けてあり、半径方向のランド部間に遷移部17が
形成され、これを経由して媒体が底部44に沿ってユニ
ット40から半径方向に外向きにチャンバ13へと流入
する。突起49はユニット40の一部であり、ハウジン
グ7の内周部と中心で係合することができる。
【0025】ユニット40、即ちその隣接長手部は、吸
入口17経由で底面領域でだけチャンバ13に連通接続
しているチャンバ42を取り囲む。接触なしにチャンバ
42へ突出しているのがポート16であり、保持部材3
5ならびにカウンタ部材36を既に述べたような方法で
含む。チャンバ13と同様に、このチャンバ42も作動
行程で収斂されて戻り行程で拡大する。チャンバ42の
胴部を形成すべく互いに重ねて配置した各長手部26、
39、49は軸方向に圧縮自在で弾力性の管部により形
成され、この外周部および/または内周部はねじ状の一
つまたは複数のピッチ螺旋、即ち螺旋溝とその間の螺旋
ランド部とを形成し、胴部の厚みが全体にほぼ一定にな
るようにしてある。これに比較してキャリア本体32又
は41は大さな壁厚み、特に大きな胴部厚みを特徴とし
ており、動作において弾性変形しない。ピッチ螺旋のた
めユニット11、32により支持されたばね39の端部
はユニット5、7に対して所定量だけ軸周囲で例えば3
0度以上ねじられる。ユニット40、49の端部とチャ
ンバ13の底部44との間の摩擦力はしかし長手部49
の支持端部を比較的小さく、例えば約10度だけ、固定
される前にねじり部に含ませるようにするのに十分なだ
けである。この結果としてばね39は軸方向の戻り張力
に加えてばね軸10の周囲で戻りねじりを保持し、この
結果としてばね力が増加する。その回転に含まれるのは
二つのキャリア本体32、41の一方、特に本体41の
回転である。対応するねじれ移動もばね26によって行
なわれる。
【0026】外周部によりリザーバ9の貯蔵容積を決め
るハウジング7の胴部43は内周部によりピストン端部
29のためのランウェイ45も形成し、管15が貫通す
る底部44へと一体変位する。底部と一体隣接するのが
ポート16で、この中に管15が圧力嵌合において突出
する。ランウェイ45の外端に続くのがランウェイ47
であり、これはハウジング胴部によって形成されたラン
ウェイ45に対して幅広く、更にユニット11のピスト
ン46が円周部全体にわたって封止走行するため、これ
単独でハウジング胴部の外端48を気密閉鎖するのに十
分である。ピストン46はピストンクラウン31の領域
でピストンリップ29から軸方向に離間しており、ピス
トン27と完全に一体構成される。
【0027】図1から明白なように、ポート16、即ち
保持部材35はピストン27およびキャリア本体32内
に突出する。移送開口部50、例えば長手溝がポート1
6の胴部にわたり通されており、この長手溝は保持部材
35から離間し、またこれの外端は本体41の領域に設
けられる。この結果としてポート16の自由端、即ち摩
擦面領域37を含む保持部材35は円周全体が閉鎖され
る。この端部は更に上端開口部、即ち移送開口部を形成
する。移送開口部の貫通流断面は実質的に吸入開口部1
7のそれより大きいため、吸入開口部17はスロットル
のように作用する。両方のチャンバ13、42が媒体で
完全に充填された場合、作動行程において媒体はチャン
バ42から移送開口部50経由でリザーバ9へと加圧下
で押し戻され、一方でチャンバ13において前述したよ
うな方法で過剰圧力が生成され、そのため媒体が閉鎖体
20の開放により排出口19へ押し出される。この構成
において吸入口17は閉鎖吸入弁と同様に機能し、媒体
はチャンバ13から流れ出ず、流れ出たとしても吸入口
17経由でチャンバ42へであり支障はない。戻り行程
時に媒体は一方でポート16および移送開口部50を経
由してチャンバ42へと、また他方でチャンバ42から
吸入口17経由でチャンバ13へも同時に流入し、この
結果としてチャンバ全てが再充填される。この構成にお
いて閉鎖体20が一時的に未だ閉鎖されるのであれば、
媒体排出口19はスロットルとして排出弁のように作用
し、これを経由して媒体空間13、18へは空気は導入
されないが、されたとしても支障のない範囲である。
【0028】図2に図示した実施例においては保持部材
35又は摩擦面領域37は周囲全体に構成されていない
が、180度以上の曲率角度にわたって単なる胴部状に
構成される。この構成において移送開口部50の関連溝
端部はしたがって開くか又は閉じることができ、図1に
図示したように収斂円筒突起に隣接しない。キャリア本
体41もまたばね39の軸方向又は回転移動を実現する
上で含まれるように構成され、またばね39などの長手
部49がユニット3のための戻りばねとして機能するよ
うに中心方向への作用だけを有する。長手部49はこの
構成においてばね39と略同一長さを有している。
【0029】図3から明白なように、開始位置において
保持部材35はピストン27内までは突出しないが、作
動行程の最終位置において長手部26、32に突出す
る。この場合遷移溝50はその自由端まで保持部材35
を貫通する。キャリア本体32、41はばね変形自在な
部分26、39、49の外周部を越えて突出する。ピス
トン27、46の間のチャンバを経由してランウェイ4
7と胴部28により円環状に形成される形で、リザーバ
9が通気される。この構成においてピストン46はこの
チャンバを開始位置においてのみ環境から封止し、また
作動最終位置において開口部を開き、ここを通して空気
はこの円環チャンバヘ外からまたここから直接リザーバ
9へ流れ込むことができる。リザーバ9は他には基部5
により気密封止され、基部はリザーバネックにより形成
されるリザーバ開口部のために一体構成された周部封止
部を含む。
【0030】図1および図2から明らかなように、排出
口19の排出軸51は本体12の軸10に対して横断方
向に、即ち直角に配置され、流れ方向は軸10から離れ
て単一ノズル開口部19から方向付けられる。端部通路
であるノズル通路55の一体形成される上流端部は案内
手段54に直接隣接し、この案内手段は図1から明らか
なように皿状のノズルキャップの底部とこれに係合する
噴霧ノズルのノズルコアとによって形成される。ノズル
コアは本体6、12と一体構成され、軸10に対抗して
向けられたノズルキャップはヘッド12のリング溝形状
の取り付け部に挿入され、媒体は案内手段の軸51に対
抗して向けられてここに流れ込んで案内手段において軸
51の周囲で回転流となり、更に横方向、即ち直角に直
接、流れ方向に収斂した部分により案内手段に隣接する
ノズル通路に偏向される。図1から明白なように、案内
手段は、皿胴部の内周部とノズル本体の皿底部の底面領
域とでほぼ形成される凹部によって形成され、これによ
ってノズル通路はこの底部を貫通する。
【0031】図2から明らかなように、外側の第二排出
口、即ちノズル本体53は、これを直線端部通路55と
開口部19が貫通して、本体6、12と一体構成され、
一方で内側の第一排出口本体52はユニット11と、即
ち少なくとも封止部材29、46の一方と一体構成さ
れ、これによって本体5、6の外周部から完全に外部か
ら被覆される。凹部58はこれの底面および側面領域が
手段54の案内面領域を形成し、またスリーブ胴部の形
成された壁厚円周部分によってスリーブ状に形成された
軸10の周囲に横成される本体52の外周面領域57に
だけ設けてある。凹部58は一体スリーブの周部で同様
に形成される本体53の内面又は周面領域により外周部
57に形成され、ヘッド12へ自由に方向25とは逆に
本体12の最外上面端壁から突出する。このスリーブ内
部でピン状のコア本体61も同様に本体12と一体構成
され、本体12の上面端壁の内側側面から突出し、その
外周部で本体52の内周部と封止係合する。スリーブ5
3とキャリア本体65は軸10の周囲でその溝フランク
により形成される溝状の取り付け部60を形成し、その
溝フランクに本体52は圧力嵌合封止として内周および
外周面領域により確実に着座されるように構成される。
排出通路18は実際には、本体52の内周部からひろが
る通路23と底部31によりまた本体61の外周部によ
り形成され、またコア本体61にだけ設けてある溝によ
り形成される。溝60の底部および直接対向して配置し
た本体52の先端の間には、排出通路18の端部と案内
手段54の吸入口との間に横通路59を形成するように
間隔を設けてある。横通路59は軸10の周囲全体に円
環状に構成できる。
【0032】図5から図7で明らかなように、凹部58
は軸51上において周部だけに開放してノズル通路55
に向かうスワールチャンバ62を形成し、接線方向に一
つまたは複数のスワール通路63が設けられる。各溝状
スワール通路63は本体52の先端まで延在して直接横
通路59に接続する。配向面領域により本体6、12、
61は軸10の周囲で単一の回転位置でのみ本体11、
52と軸方向に相互に接続することができるので、手段
54および通路55の軸が一致する。媒体は本体61の
自由端面領域に直接向って方向25に通路23から流
れ、通路18の吸入口ヘ軸10の横方向に端面領域と底
部31の間で偏向され、ここでまた横通路59へ方向2
5に流れる。横通路59において媒体は円周方向ならび
に軸10に対して横方向に本体52の先端から直接案内
通路63の吸入口ヘ流れ、そこで更にチャンバ62へ方
向25に対向して流れる。
【0033】ユニット11は、一体構成されてヘッド1
2と直接接続されるスリーブ状のピストン軸65を含
み、その軸65は図1から明らかなように通路18の関
連する部分を全体的に形成し、一方で図2に図示してあ
るように溝18の開放長手側面のみを形成する。図2に
図示したように、本体52はこの軸65の外端部によっ
て形成され、軸65の残りと同じ内および/または外幅
を実質的に有する。平坦で円形断面形状の面領域64は
軸10上の手段54の軸平面に対してほぼ対称的に存在
し、排出通路18がこれを貫通する。組み立てるには本
体52を軸51に対して横方向に方向25で本体53に
挿入する。ヘッド12の本体52から離れた方に面した
底壁の外端上面領域は放出装置を作動させるための把持
部66を形成する。開始位置においてユニット2、3は
ばね39の力によって互いに対して形成され、キャップ
胴部の端部において停止部を有する本体6はハウジング
7の端部48において対向停止部に係合する。スリーブ
53の端部と端部48の間には外周部が完全に自由にヘ
ッド12の最外胴部の内部にある軸65が存在し、作動
した時にハウジング7へと移動することができると同時
にヘッド胴部はハウジング7の外周部を密封締め付けす
る。
【0034】図3から明らかなように、開口部19の排
出軸は、体腔内、例えば鼻腔内に導入するための放出ポ
ートを形成するヘッド12の最外端で軸10にほぼ平行
に配置されている。本体52と一体構成されて残りのユ
ニット11から自由に底部31に突出する中央軸65は
完全に通路23の領域にだけ通路18を形成する。通路
23から横通路が溝18に延出し、排出通路がこの横通
路から案内手段54の吸入口まで、ユニット52、65
の外周部によりまたヘッド6、12の内周部により形成
される。このヘッドは鼻腔用ポートの延長においてまた
最外胴部内部の空間において、底部31までほとんど自
由に突出する方向25とは逆に延出する内部スリーブを
含み、この内部スリーブが軸65を収容している。
【0035】案内手段54の凹部58は図4に図示して
あるように、軸52、65の最外端面領域においてのみ
設けられ、通路63が案内チャンバ62にこの軸の外周
部を結合する。外側ノズル本体はこの場合ヘッドおよび
鼻腔ポートの端部と上面端壁によって形成され、これに
比べて把持部66は方向25に対して逆に配置されまた
軸10の両側に配置される。
【0036】図5から明らかなように、単一の通路63
が本体52の先端をチャンバ62に結合し、チャンバ6
2への直線通路63は幅および/または深さにおいて窄
められている。図6および図7に図示してあるように、
二つの独立した通路63が円環状の通路59に隣接して
チャンバ62のために設けてあり、これらの通路の両方
がチャンバ62の両側面に配置され、各々が角度をつけ
た形状である。一方の角度をつけた脚部において媒体は
通路59から方向25とは逆にまたチャンバ62に向っ
て円周方向に角度をつけた直接隣接する脚部に流れて、
二つの通路63のこれらの角度をつけた脚部は互いに逆
の方向に向いているが、同様に配向されたスワール効果
を有しながらチャンバ62に開口する。
【0037】説明した放出装置1の部材の各々は可塑性
材料で特に射出成形によって製造され、この他にも好都
合にも、可塑性材料を含まない集合体のポリマー、特に
金属を含んで触媒として有効なメタロセン(metal
locens)も提供される。触媒は微量だけでも重合
を開始又は加速するために用いられ、その結果としてま
た全ての生成分子鎖がほぼ同一長さであり非常に密な分
子重量分布を示す。共触媒、これに含まれる遷移金属複
合体または金属それ自体の含有量が可塑性材料において
1/10000000または5/10000000重量
%未満であると、触媒は仕上げられた部材に残留するこ
とができる。触媒が作用を有した時にはしかしこれも可
塑性材料から分離される。
【0038】ポリオレフィン又はエテンを含む可塑性材
料が好適で、特にポリエチレン又はオレフィンポリマー
又はオレフィンコポリマーが用いられ、エラストマーが
得られる。メタロセンの金属パーセンテージはチタン又
はジルコニウム単体もしくはこれらの混合物であり、チ
タノセンまたはジルコノセンが関係し、これによりモノ
マー分子構造からポリマー分子構造の遷移で、または分
子の連鎖において特に良好な架橋結合が得られる。分子
構造として純粋な重合剤の代わりにコポリマー、例えば
エチレン又はオレフィンのコポリマーを含む可塑性材料
により更なる改善が達成され、アルファーオレフィンの
重量比は好ましくは少なくとも3%また最大で30%で
あり、特に少なくとも5%で最大でも30%である。ア
ルファーオレフィンは好都合にも二ないし六個の炭素原
子を有する。
【0039】これらの構成により可塑性材料の実質的改
良が達成でき、また再利用も簡単である。可塑性材料は
溶媒又は化学薬品に対して高抵抗性があって高軟化温度
を有し、ほとんど抽出可能な成分を含まない。更に可塑
性材料は無味無臭である。更には高耐衝撃性、良好な高
密度の表面品質、高温での歪み難さ、および応力亀裂に
対する高抵抗性を示す。
【0040】これらの特性は最終成形部材を放射、特に
ガンマ線放射に暴露することで更に改良することがで
き、放射の強度は好ましくは少なくとも85kGyで最
大でも120kGyとすべさで、特にほぼ100kGy
である。この結果として分子鎖の架橋結合又は可塑性材
料のゲル比率も実質的に高められる。前述の特性はこれ
までの従来の触媒システム、例えば所謂チーダラー・ナ
ッタ触媒またはフィリップス触媒によって製造された可
塑性材料と比較して実質的に改善される。
【0041】部材を電子ビーム加速器により放射に暴露
することは個別に行なうか、又は少なくとも一つの更な
る部材と組み立て後に行なうか、又は放出装置1の部材
の全てを組み立て完了時に行なうと、照射は非常に実施
が簡単で滅菌効果を有する。装置1の全ての部材は可塑
性材料から構成されるので、共通に再利用することがで
きる。
【0042】この材料によりまた部材の非常に高い弾性
が実現されることから、好ましくはばね26、39、4
9、封止部材29、46に、または対応するユニット1
1、40に好適であり、他方で残りの部材は集合体を有
していない可塑性材料から製造することができる。いず
れの場合もばねは螺旋ばねの一種として構成し、この巻
き部は螺旋ピッチに沿って互いに隣接するだけではな
く、螺旋ピッチに比較して強いピッチを示す又はばねの
円周に沿って隣接螺旋との間に軸接続を形成するような
接続部分を経由して、横方向に互いに一体接続する。こ
の結果としてばねは一種のベローズのように構成するこ
とができる。またキャリア本体32、41、弁体21又
は22、プランジャ33、カウンター部材36、および
排出口本体52を含む軸65は強化可塑性材料から構成
できる。
【0043】全ての実施例において全ての特徴が提供さ
れ得るが、これは説明の全ての箇所が全ての実施例につ
いて相応に適用されることによる。上述の特性および作
用は正確に又は単に大略的に又は実質的に説明した通り
に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の軸方向断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す図である。
【図3】本発明の他の実施例による軸方向断面図であ
る。
【図4】図3に図示した内部排出口、即ちノズル本体の
正面端面図である。
【図5】図2に図示した放出装置のユニットの部分断面
図である。
【図6】図5によるユニットの他の実施例を示す図であ
る。
【図7】図6によるユニットの上面図である。
【符号の説明】
1 放出装置 2、3 ユニット 4 放出作動部 5、6 基部 7 ハウジング 8 締結部材 9 リザーバ 10 中央主軸 11 ピストンユニット 12 作動ヘッド 13 ポンプチャンバ 14 吸入口 15 可撓性管 16 ポート 18 通路 20 閉鎖体 21、22 閉鎖部材 23 閉鎖通路 24 閉鎖面領域 25 貫通流方向 26 ばね 27 ピストン 28 ピストン袖部 29 リップ 30 遅延手段 31 ピストンクラウン 32 キャリア本体 33 プランジャ 34 閉鎖ホルダ 35 保持部材 37、38 摩擦面領域 39 ばね 40 ユニット 41 キャリア本体 42 チャンバ 44 底部 45 ランウェイ 46 ピストン 49 突起 50 移送開口部 52 本体 53 ノズル本体 54 案内手段 55 直線端部通路 57 外周面領域 58 凹部 59 横通路 60 取り付け部 61 本体 62 チャンバ 63 スワール通路 65 キャリア本体 66 把持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23/00 C08L 23/00

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性材料製の少なくとも一つの部材
    (5、6、11、40)、特に少なくとも一つの弾力可
    撓性部材、例えばばね(26、39、49)、封止部材
    (21、29、46)、ピストン(27)から成り、前
    記熱可塑性材料がメタロセン(metallocen
    s)又は同様の材料の存在下に製造されるポリマー又は
    コポリマーであることを特徴とする媒体ディスペンサ。
  2. 【請求項2】 前記熱可塑性材料が少なくとも、 オレフィンポリマー、 オレフィンコポリマー、 の一方を含むことを特徴とする請求項1に記載のディス
    ペンサ。
  3. 【請求項3】 前記オレフィンがアルファオレフィンで
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載のディスペ
    ンサ。
  4. 【請求項4】 前記オレフィンが二ないし六個の炭素原
    子を有するアルファオレフィンであることを特徴とする
    請求項3に記載のディスペンサ。
  5. 【請求項5】 前記熱可塑性材料がエチレンアルファオ
    レフィンコポリマーであることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれか1項に記載のディスペンサ。
  6. 【請求項6】 前記熱可塑性材料内において前記アルフ
    ァオレフィンの重量比がほぼ5ないし30%であること
    を特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載の
    ディスペンサ。
  7. 【請求項7】 前記熱可塑性材料が触媒の痕跡を含むこ
    とを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載
    のディスペンサ。
  8. 【請求項8】 前記ポリマーが極めて密な分子重量分布
    を含むことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1
    項に記載のディスペンサ。
  9. 【請求項9】 前記ディスペンサが可塑性材料のみで製
    造されることを特徹とする請求項1ないし8のいずれか
    1項に記載のディスペンサ。
  10. 【請求項10】 前記ディスペンサが少なくとも、 オレフィンポリマー、 オレフィンコポリマー、 の一方のみから全体が製造されることを特徴とする請求
    項1ないし9のいずれか1項に記載のディスペンサ。
  11. 【請求項11】 前記メタロセンが少なくとも、 チタノセン、 ジルコノセン、 の一方を含むことを特徴とする請求項1ないし10のい
    ずれか1項に記載のディスペンサ。
  12. 【請求項12】 すぐに使える状態まで組み立てた場合
    に前記ディスペンサの前記部材の実質的に全ての前記可
    塑性材料が照射されることを持徹とする請求項1ないし
    11のいずれか1項に記載のディスペンサ。
  13. 【請求項13】 基部(5、6)内において前記部材
    (11、40)がハウジング(7)内に配置され、特に
    前記部材が動作時において前記基部(5、6)に対して
    少なくとも部分的に変位可能であり、好ましくは前記部
    材が媒体に暴露されることを特徴とする請求項1ないし
    12のいずれか1項に記載のディスペンサ。
  14. 【請求項14】 前記部材(40)がねじりばね(2
    6、39、49)を含み、特に前記部材(11、40)
    が少なくとも部分的に管状であり、好ましくは前記部材
    が少なくとも、 プランジャ(27)のための戻りばね(26、39)、 弁(20)、 の一方を含むことを特徴とする請求項1ないし13のい
    ずれか1項に記載のディスペンサ。
  15. 【請求項15】 前記部材(11、40)が少なくとも
    部分的に加圧チャンバ(13)を画成し、特に前記部材
    (40)が前記加圧チャンバ(13)を含む前記ハウジ
    ング(7)の長手延長部の大半にわたって延出し、好ま
    しくは長手延長部に沿って前記部材(40)が少なくと
    も一つの本質的に硬い長手部材部(21、32、33、
    36、41)と少なくとも一つの圧縮ばね(26、3
    9、49)とを含み、前記部材部(32、41)の少な
    くとも一方が前記部材(40)の両端から離間している
    ことを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に
    記載のディスペンサ。
  16. 【請求項16】 前記部材(11)が摺動面を含み、特
    に前記部材(11、40)が実質的に永久的に予張力を
    与えられ、好ましくは前記部材が軸方向に互いに離間し
    た全コイル巻き部を含むねじりばね(26、39、4
    9)を含み、前記全コイル巻き部が螺旋構造により螺旋
    状に相互接続され、前記螺旋構造に加えて前記全コイル
    巻き部が前記部材(26、39、49)と一体形成され
    たブリッジ接続により相互接続されることを特徴とする
    請求項1ないし15のいずれか1項に記載のディスペン
    サ。
  17. 【請求項17】 媒体を放出するディスペンサ(1)の
    少なくとも一つの部材(5、6、11、40)のための
    メタロセン触媒により重合したポリオレフィンを含む可
    塑性材料の用途。
  18. 【請求項18】 前記部材(11、40)が動作時にお
    いて少なくとも部分的に弾性変位可能であることを特徴
    とする請求項17に記載の用途。
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