JPH10154189A - 施設割当装置及びプログラム記憶媒体 - Google Patents

施設割当装置及びプログラム記憶媒体

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JPH10154189A
JPH10154189A JP14078397A JP14078397A JPH10154189A JP H10154189 A JPH10154189 A JP H10154189A JP 14078397 A JP14078397 A JP 14078397A JP 14078397 A JP14078397 A JP 14078397A JP H10154189 A JPH10154189 A JP H10154189A
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allocating
specifying
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JP14078397A
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Inventor
Yukihiro Hayakawa
幸浩 早川
Masahiro Yoshikawa
征宏 吉川
Kazuhiro Tokiwa
和宏 常盤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、施設の割当要求があるときに、複数
用意される施設の中から施設を割り当てる構成を採ると
きにあって、施設の傷み具合を均一化できるようにする
施設割当装置の提供を目的とする。 【解決手段】各施設の利用回数を管理する管理手段11
と、施設の割当要求があるときに、管理手段11の管理
データを参照することで、未割り当ての施設の中から、
利用回数の少ない順に割当要求数分の施設を特定する特
定手段13と、特定手段13の特定する施設を割当要求
元に割り当てる割当手段15とを備えるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施設の割当要求が
あるときに、複数用意される施設の中から施設を割り当
てる施設割当装置と、それを実現するプログラムが記憶
されるプログラム記憶媒体とに関し、特に、施設の傷み
具合を均一化できるようにする施設割当装置と、それを
実現するプログラムが記憶されるプログラム記憶媒体と
に関する。
【0002】施設の割当要求があるときに、複数用意さ
れる施設の中から施設を割り当てていくことが行われて
いる。このような施設の割当処理では、補修の観点か
ら、施設の傷み具合が均一となるような構成を構築して
いくことが好ましい。
【0003】
【従来の技術】従来では、施設の割当要求があると、未
割り当ての施設の中から、予め定められる規定の順番に
従って施設を割り当てていくという構成を採っている。
【0004】例えば、ホテルでは、お客様から予約の要
求があると、最上階の客室から順番に客室を選択してい
くことで、お客様に対して客室を予約していくという構
成を採っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に従っていると、施設の利用頻度が異なっ
てくることで、施設の傷み具合にバラツキが出るという
問題点がある。
【0006】例えば、ホテルでは、最上階の客室から順
番に客室を予約していくという構成を採っていることか
ら、最上階の客室が最も使用されることで傷み具合が大
きく、階数の低くなる客室ほど使用されないことで、傷
み具合が小さいということになる。
【0007】これから、従来技術に従っていると、施設
の補修のタイミングがずれることで適切な補修を行えな
いといったような様々な不都合が生じていた。本発明は
かかる事情に鑑みてなされたものであって、施設の割当
要求があるときに、複数用意される施設の中から施設を
割り当てる構成を採るときに、施設の傷み具合を均一化
できるようにする割当処理を可能にする新たな施設割当
装置の提供と、それを実現するプログラムが記憶される
プログラム記憶媒体の提供とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
を図示する。図中、1は本発明を具備する施設割当装置
であって、施設の割当要求があるときに、複数用意され
る施設の中から施設を割り当てるものである。
【0009】この施設割当装置1は、割当管理手段10
と、管理手段11と、設定手段12と、特定手段13
と、判断手段14と、割当手段15と、更新手段16と
を備える。
【0010】割当管理手段10は、それまでに割り当て
られた施設の割当結果を管理する。管理手段11は、各
施設の利用回数を管理する。設定手段12は、対話処理
に従って、割当対象から除外される施設を設定する。特
定手段13は、割当要求元に割り当てる施設を特定す
る。
【0011】判断手段14は、例えば特定手段13に展
開されて、割当管理手段10の管理データに従って、施
設全体の稼働率(割当率)が規定状態であるのか否かを
判断する。割当手段15は、特定手段13の特定する施
設を割当要求元に割り当てる。更新手段16は、割当手
段15の割当処理や、割当手段15により割り当てられ
た施設に対する利用の確認処理に従って、管理手段11
の管理する利用回数を更新する。
【0012】ここで、本発明の施設割当装置1の機能は
具体的にはプログラムで実現されるものであり、このプ
ログラムは媒体で提供され、施設割当装置1にインスト
ールされてメモリ上で動作することで、本発明を実現す
ることになる。
【0013】このように構成される本発明の施設割当装
置1では、オペレータから施設の割当要求があると、特
定手段13は、設定手段12が割当対象から除外される
施設を設定していないときには、管理手段11の管理デ
ータを参照することで、割当管理手段10の管理する未
割り当ての施設の中から、利用回数の少ない順に割当要
求数分の施設を特定する。そして、これを受けて、割当
手段15は、特定手段13の特定する施設を割当要求元
に割り当てる。
【0014】また、特定手段13は、設定手段12が割
当対象から除外される施設を設定しているときには、設
定手段12の設定する施設を割当対象から除外しつつ、
未割り当ての施設の中から、利用回数の少ない順に割当
要求数分の施設を特定する。そして、これを受けて、割
当手段15は、特定手段13の特定する施設を割当要求
元に割り当てる。
【0015】また、特定手段13は、設定手段12が施
設全体の稼働率に応じて割当対象から除外されるのか否
かが決定される施設群を設定しているときには、判断手
段14の判断処理に従って、設定手段12の条件とする
稼働率条件が成立しているのか否かを判断して、その稼
働率条件の成立を判断するときには、設定手段12の設
定する施設を割当対象から除外しつつ、未割り当ての施
設の中から、利用回数の少ない順に割当要求数分の施設
を特定し、その稼働率条件の不成立を判断するときに
は、設定手段12の設定する施設を割当対象に含めつ
つ、未割り当ての施設の中から、利用回数の少ない順に
割当要求数分の施設を特定する。そして、これを受け
て、割当手段15は、特定手段13の特定する施設を割
当要求元に割り当てる。
【0016】このようにして、本発明の施設割当装置1
は、利用回数の少ない施設を優先的に割り当てていく構
成を採ることから、施設の利用回数が平均化されて施設
の傷み具合を均一なものにできるようになる。
【0017】また、特定手段13は、設定手段12が施
設全体の稼働率に応じて割当対象から除外されるのか否
かが決定される施設群を設定しているときには、判断手
段14の判断処理に従って、設定手段12の条件とする
稼働率条件が成立しているのか否かを判断して、その稼
働率条件の成立を判断するときには、設定手段12の設
定する施設を割当対象から除外しつつ、未割り当ての施
設の中から、割当要求数分の施設を特定し、その稼働率
条件の不成立を判断するときには、設定手段12の設定
する施設を割当対象に含めつつ、未割り当ての施設の中
から、割当要求数分の施設を特定する。そして、これを
受けて、割当手段15は、特定手段13の特定する施設
を割当要求元に割り当てる。
【0018】このようにして、本発明の施設割当装置1
は、施設の稼働率に従って、特定の施設群を割当対象か
ら除外していく構成を採ることから、例えば、施設の稼
働率が低いときには、利用回数が最大となるフロアなど
に属する施設を割当対象から除外していくことが可能に
なり、これにより、施設の利用回数が平均化されて施設
の傷み具合を均一なものにできるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、ホテルの客室の予約管理に
適用した実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。
【0020】図2に示すように、ホテルは、基本的に
は、客室とフロントと管理センターとから構成されてお
り、このフロントには、お客様のチェックイン/チェッ
クアウトの処理を実行するフロント端末20が備えら
れ、管理センターには、ホテルの客室の予約処理などを
実行するホテル管理コンピュータ30が備えられてい
る。なお、以下では、説明の便宜上、客室は全て同一種
類であるとする。
【0021】図3に、本発明を実現するために用意され
るホテル管理コンピュータ30の一実施例を図示する。
この図に示すように、本発明を実現する場合、ホテル管
理コンピュータ30は、プログラム記憶媒体からインス
トールされる予約実行プログラム31と、プログラム記
憶媒体からインストールされるマスク設定プログラム3
2と、プログラム記憶媒体からインストールされる利用
回数更新プログラム33と、マスク条件ファイル34
と、マスクテーブル35と、予約ファイル36と、利用
回数ファイル37とを備える。
【0022】このマスク条件ファイル34は、予約の対
象から除外する客室の指定用に用意されるマスク情報を
管理するものであって、図4に示すように、そのマスク
に割り付けられるマスクコードと、そのマスクの制御内
容と、そのマスクの起動条件とを管理する。
【0023】例えば、マスクコードAで識別されるマス
クは、利用回数が最大のフロアの客室をロックすること
を指示するものであって、客室の稼働率(予約率)が6
0%以下になることを条件にして機能し、マスクコード
Bで識別されるマスクは、指定される客室番号の範囲の
客室をロックすることを指示するものであって、客室の
稼働率などの条件に関係なく機能し、マスクコードCで
識別されるマスクは、指定されるフロアの客室をロック
することを指示するものであって、客室の稼働率などの
条件に関係なく機能し、マスクコードが設定されない場
合には、客室をロックしないということを指示するとい
うように、そのマスクに割り付けられるマスクコード
と、そのマスクの制御内容と、そのマスクの起動条件と
を管理するものである。
【0024】なお、マスクコードAのマスクが起動条件
とする客室の稼働率については、オペレータが自由に設
定していく構成を採ることも可能である。また、このマ
スクコードBのマスクは、例えば、特定の客室が工事な
どにより利用できないときに使用され、マスクコードC
のマスクは、例えば特定のフロアが工事などにより利用
できないときに使用されることになる。
【0025】一方、マスクテーブル35は、予約日に設
定されたマスク情報を管理するものであって、図5に示
すように、予約日に設定されたマスクのコードと、その
マスクにより予約対象から除外される客室の情報と、そ
のマスクの起動条件とを管理する。
【0026】例えば、9月1日には、客室の稼働率など
の条件に関係なく機能するマスクコードCのマスクが設
定され、そのマスクコードCのマスクを使って3階の客
室を予約の対象から除外することが設定されており、9
月2日には、客室の稼働率が60%以下になることを条
件にして機能するマスクコードAのマスクが設定され、
そのマスクコードAのマスクを使って利用回数が最大の
フロアの客室を予約の対象から除外することが設定され
ており、9月3日には、客室の稼働率などの条件に関係
なく機能するマスクコードBのマスクが設定され、その
マスクコードBのマスクを使って310号室〜320号
室の客室を予約の対象から除外することが設定されてい
るというように、予約日に設定されたマスクのコード
と、そのマスクにより予約対象から除外される客室の情
報と、そのマスクの起動条件とを管理するものである。
【0027】一方、予約ファイル36は、予約された客
室の情報を管理するものであって、図6に示すように、
予約日と、その予約日に予約された客室の予約データ
(予約された客室と、予約したお客様の氏名や電話番号
や人数などのデータ)と、その予約日に予約された客室
の稼働率とを対データとする予約情報を管理する。
【0028】ここで、客室の稼働率は、その予約日に予
約された客室の部屋数を、その予約日に使用可能な客室
の部屋数で割り算した値で求められるものである。一
方、利用回数ファイル37は、図7に示すように、各客
室の利用回数と、各フロア毎の客室の利用回数の合計値
とを管理する。
【0029】例えば、先月の1か月の間に、100号室
の客室は7回利用され、101号室の客室は3回利用さ
れ、1階のフロアの客室は合計209回利用されたとい
うように、各客室の利用回数と、各フロア毎の客室の利
用回数の合計値とを管理するのである。
【0030】図8に、マスク設定プログラム32の実行
する処理フローの一実施例、図9に、利用回数更新プロ
グラム33の実行する処理フローの一実施例、図10
に、予約実行プログラム31の実行する処理フローの一
実施例を図示する。
【0031】次に、これらの処理フローに従って、この
ように構成される実施例の動作処理について詳細に説明
する。マスク設定プログラム32は、マスクの設定要求
があると、図8の処理フローに示すように、入出力装置
40のディスプレイに図11に示すようなマスク設定画
面を表示して、オペレータと対話することで、予約日に
割り付けるマスクのコードと、そのマスクにより予約対
象から除外される客室の情報とを設定するとともに、そ
のマスクコードの指すマスク条件ファイル34のマスク
起動条件を設定することで、マスクテーブル35に対し
て、予約日に割り付けるマスクのコードと、そのマスク
により予約対象から除外される客室の情報と、そのマス
クの起動条件とを登録する。
【0032】ここで、図11に示すマスク設定画面で
は、オペレータの参考のために、予約ファイル36に格
納される現状の客室の稼働率についても表示する構成を
採っている。また、マスク設定プログラム32は、この
処理にあたって、オペレータからの要求に応答して、入
出力装置40のディスプレイにマスク条件ファイル34
のデータ内容を表示することで、マスクとしてどのよう
なものが用意されているのかをオペレータに知らせてい
く処理を行うことになる。
【0033】このようにして、マスク設定プログラム3
2は、オペレータと対話することで、マスクテーブル3
5を作成していくように処理するのである。一方、利用
回数更新プログラム33は、フロント端末20からお客
様のチェックイン通知を受け取ると、図9の処理フロー
に示すように、利用回数ファイル37に格納されるその
チェックインされた客室の利用回数を1つカウントアッ
プしていく処理を行う。
【0034】このようにして、利用回数更新プログラム
33は、フロント端末20からのチェックイン通知に従
って、利用回数ファイル37を更新していくように処理
するのである。
【0035】このマスクテーブル35及び利用回数ファ
イル37を受けて、予約実行プログラム31は、お客様
から予約日を指定して客室の予約要求を受け取ると、図
10の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ
1で、マスクテーブル35から、その予約日に設定され
ているマスクのコードと、そのマスクにより予約対象か
ら除外される客室の情報と、そのマスクの起動条件とを
読み出す。
【0036】続いて、ステップ2で、マスクコードを読
み出せたのか否かを判断して、マスクコードを読み出せ
ないことを判断するとき、すなわち、マスクコードが設
定されていないことを判断するときには、予約対象から
除外される客室が存在しないことを判断して、ステップ
3に進んで、利用回数ファイル37を参照することで、
未予約の客室の中から、利用回数の少ない順に予約要求
数分の客室を獲得する。
【0037】そして、続いて、ステップ4で、その獲得
した客室を入出力装置40のディスプレイに表示し、オ
ペレータと対話することで、その客室に関する予約デー
タを生成して予約ファイル36に登録するとともに、そ
の客室を予約したことにより変化する客室の稼働率を求
めて、それに従って予約ファイル36に登録される客室
の稼働率を更新する。
【0038】一方、ステップ2で、マスクコードを読み
出せたことを判断するときには、ステップ5に進んで、
その読み出せたマスクコードが“A”であるのか否かを
判断して、マスクコードAでないことを判断するとき、
すなわち、読み出したマスクコードが“B”か“C”で
あることを判断するときには、ステップ6に進んで、マ
スクテーブル35に登録されている予約対象から除外さ
れる客室の情報を特定し、それらの客室を予約の除外対
象として、利用回数ファイル37を参照することで、未
予約の客室の中から、利用回数の少ない順に予約要求数
分の客室を獲得する。
【0039】そして、続いて、ステップ4で、その獲得
した客室を入出力装置40のディスプレイに表示し、オ
ペレータと対話することで、その客室に関する予約デー
タを生成して予約ファイル36に登録するとともに、そ
の客室を予約したことにより変化する客室の稼働率を求
めて、それに従って予約ファイル36に登録される客室
の稼働率を更新する。
【0040】一方、ステップ5で、読み出したマスクコ
ードが“A”であることを判断するときには、ステップ
7に進んで、予約ファイル36に登録されている客室の
稼働率を読み取り、続くステップ8で、その稼働率が6
0%以下を示しているのか否かを判断することで、設定
されているマスクコードAのマスクの機能する条件が成
立しているのか否かを判断する。
【0041】このステップ8で、客室の稼働率が60%
を超えていることを判断するときには、設定されている
マスクコードAのマスクが機能しないことで、予約対象
から除外される客室が存在しないことを判断して、ステ
ップ3に進んで、利用回数ファイル37を参照すること
で、未予約の客室の中から、利用回数の少ない順に予約
要求数分の客室を獲得する。
【0042】そして、続いて、ステップ4で、その獲得
した客室を入出力装置40のディスプレイに表示し、オ
ペレータと対話することで、その客室に関する予約デー
タを生成して予約ファイル36に登録するとともに、そ
の客室を予約したことにより変化する客室の稼働率を求
めて、それに従って予約ファイル36に登録される客室
の稼働率を更新する。
【0043】一方、ステップ8で、客室の稼働率が60
%を超えていないことを判断するときには、設定されて
いるマスクコードAのマスクが機能することを判断し
て、ステップ9に進んで、利用回数ファイル37を参照
することで、利用回数の最も大きいフロアを特定するこ
とで予約対象から除外される客室の情報を特定する。
【0044】続いて、ステップ10で、その特定した客
室を予約の除外対象として、利用回数ファイル37を参
照することで、未予約の客室の中から、利用回数の少な
い順に予約要求数分の客室を獲得する。
【0045】そして、続いて、ステップ4で、その獲得
した客室を入出力装置40のディスプレイに表示し、オ
ペレータと対話することで、その客室に関する予約デー
タを生成して予約ファイル36に登録するとともに、そ
の客室を予約したことにより変化する客室の稼働率を求
めて、それに従って予約ファイル36に登録される客室
の稼働率を更新する。
【0046】このようにして、予約実行プログラム31
は、お客様から予約日を指定して客室の予約要求を受け
取ると、マスクテーブル35に登録されるマスクの指定
する客室を予約対象から除外しつつ、未予約の客室の中
から、利用回数の少ない順に予約要求数分の客室を獲得
して、お客様に予約していくように処理するのである。
【0047】この予約実行プログラム31の処理に従っ
て、客室の利用回数が平均化されて客室の傷み具合を均
一なものにできるようになる。この本発明の効果は、利
用回数の少ない順に客室を獲得しなくても、マスクコー
ドAのマスクを使うだけでもかなり実現できる。
【0048】すなわち、マスクコードAのマスクは、客
室の稼働率が規定値以下となるときに、利用回数が最大
のフロアの客室をロックすることを指示するものであ
り、この機能に従って、客室の稼働率が低いことで客室
が空いているときには、利用回数が最大のフロアの客室
を予約対象から除外しつつ、別のフロアの客室を予約し
ていくことができるようになることから、客室の利用回
数が平均化されて客室の傷み具合を均一なものにできる
ようになるのである。
【0049】図示実施例に従って本発明を説明したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施
例では、利用回数更新プログラム33がフロント端末2
0からのチェックイン通知に従って利用回数ファイル3
7を更新していく構成を採ったが、予約を通じてチェッ
クインを推定する構成に従って、予約実行プログラム3
1が予約処理に連動して利用回数ファイル37を更新し
ていく構成を採ってもよい。また、実施例では、ホテル
の客室予約への適用例に従って本発明を説明したが、本
発明はそのような適用に限られるものでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、複数
用意される施設の中から施設を割り当てていくときに、
利用回数の少ない施設を優先的に割り当てていく構成を
採ることから、施設の利用回数が平均化されて施設の傷
み具合を均一なものにできるようになる。
【0051】そして、本発明では、施設の稼働率に従っ
て、特定の施設群を割当対象から除外していく構成を採
ることから、例えば、施設の稼働率が低いときには、利
用回数が最大となるフロアなどに属する施設を割当対象
から除外していくことが可能になり、これにより、施設
の利用回数が平均化されて施設の傷み具合を均一なもの
にできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】ホテルの説明図である。
【図3】ホテル管理コンピュータの一実施例である。
【図4】マスク条件ファイルの説明図である。
【図5】マスクテーブルの説明図である。
【図6】予約ファイルの説明図である。
【図7】利用回数ファイルの説明図である。
【図8】マスク設定プログラムの実行する処理フローの
一実施例である。
【図9】利用回数更新プログラムの実行する処理フロー
の一実施例である。
【図10】予約実行プログラムの実行する処理フローの
一実施例である。
【図11】マスク設定画面の一実施例である。
【符号の説明】
1 施設割当装置 10 割当管理手段 11 管理手段 12 設定手段 13 特定手段 14 判断手段 15 割当手段 16 更新手段
フロントページの続き (72)発明者 常盤 和宏 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目2番1号 株式会社富士通九州システムエンジニア リング内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施設の割当要求があるときに、複数用意
    される施設の中から施設を割り当てる施設割当装置であ
    って、 各施設の利用回数を管理する管理手段と、 施設の割当要求があるときに、上記管理手段の管理デー
    タを参照することで、未割り当ての施設の中から、利用
    回数の少ない順に割当要求数分の施設を特定する特定手
    段と、 上記特定手段の特定する施設を割当要求元に割り当てる
    割当手段とを備えることを、 特徴とする施設割当装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の施設割当装置において、 対話処理に従って、割当対象から除外される施設を設定
    する設定手段を備え、 特定手段は、上記設定手段の設定する施設を割当対象か
    ら除外しつつ、未割り当ての施設の中から、利用回数の
    少ない順に割当要求数分の施設を特定することを、 特徴とする施設割当装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の施設割当装置において、 設定手段が、施設全体の稼働率に応じて割当対象から除
    外されるのか否かが決定される施設群を設定することが
    あり、 特定手段は、施設の割当要求があるときに、上記設定手
    段の条件とする稼働率条件が成立しているのか否かを判
    断して、該稼働率条件の成立を判断するときには、上記
    設定手段の設定する施設を割当対象から除外しつつ、未
    割り当ての施設の中から、利用回数の少ない順に割当要
    求数分の施設を特定し、該稼働率条件の不成立を判断す
    るときには、上記設定手段の設定する施設を割当対象に
    含めつつ、未割り当ての施設の中から、利用回数の少な
    い順に割当要求数分の施設を特定することを、 特徴とする施設割当装置。
  4. 【請求項4】 施設の割当要求があるときに、複数用意
    される施設の中から施設を割り当てる施設割当装置であ
    って、 施設全体の稼働率に応じて割当対象から除外されるのか
    否かが決定される施設群を設定する設定手段と、 施設の割当要求があるときに、上記設定手段の条件とす
    る稼働率条件が成立しているのか否かを判断する判断手
    段と、 上記判断手段が上記稼働率条件の成立を判断するときに
    は、上記設定手段の設定する施設を割当対象から除外し
    つつ、未割り当ての施設の中から割当要求数分の施設を
    特定し、上記稼働率条件の不成立を判断するときには、
    上記設定手段の設定する施設を割当対象に含めつつ、未
    割り当ての施設の中から割当要求数分の施設を特定する
    特定手段と、 上記特定手段の特定する施設を割当要求元に割り当てる
    割当手段とを備えることを、 特徴とする施設割当装置。
  5. 【請求項5】 施設の割当要求があるときに、複数用意
    される施設の中から施設を割り当てる機能を持つ施設割
    当装置を実現するプログラムが記憶されるプログラム記
    憶媒体であって、 施設の割当要求があるときに、各施設の利用回数を管理
    する管理手段の管理データを参照することで、未割り当
    ての施設の中から、利用回数の少ない順に割当要求数分
    の施設を特定する特定手段と、 上記特定手段の特定する施設を割当要求元に割り当てる
    割当手段とを実現するプログラムが記憶されることを、 特徴とするプログラム記憶媒体。
  6. 【請求項6】 施設の割当要求があるときに、複数用意
    される施設の中から施設を割り当てる機能を持つ施設割
    当装置を実現するプログラムが記憶されるプログラム記
    憶媒体であって、 施設全体の稼働率に応じて割当対象から除外されるのか
    否かが決定される施設群を設定する設定手段と、 施設の割当要求があるときに、上記設定手段の条件とす
    る上記稼働率が成立しているのか否かを判断する判断手
    段と、 上記判断手段が上記稼働率条件の成立を判断するときに
    は、上記設定手段の設定する施設を割当対象から除外し
    つつ、未割り当ての施設の中から割当要求数分の施設を
    特定し、上記稼働率条件の不成立を判断するときには、
    上記設定手段の設定する施設を割当対象に含めつつ、未
    割り当ての施設の中から割当要求数分の施設を特定する
    特定手段と、 上記特定手段の特定する施設を割当要求元に割り当てる
    割当手段とを実現するプログラムが記憶されることを、 特徴とするプログラム記憶媒体。
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