JPH1015416A - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

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JPH1015416A
JPH1015416A JP8172047A JP17204796A JPH1015416A JP H1015416 A JPH1015416 A JP H1015416A JP 8172047 A JP8172047 A JP 8172047A JP 17204796 A JP17204796 A JP 17204796A JP H1015416 A JPH1015416 A JP H1015416A
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JP
Japan
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crushing mechanism
transfer mechanism
crushing
garbage
inner cylinder
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Pending
Application number
JP8172047A
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English (en)
Inventor
Shunichi Nishimura
俊一 西村
Nobumasa Tanaka
信政 田中
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】厨芥破砕と排水の円滑化およびロック解除など
取扱性の向上。 【解決手段】厨芥の投入口4の下流に設けた移送機構7
あるいは破砕機構8を内筒で覆い、移送機構7や破砕機
構8の回転部、あるいは内筒を投入口4から着脱自在に
装着したり、内筒を移送機構7や破砕機構8の回転部に
対して可動なように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は台所の流し台の排水
路に取り付けできる厨芥処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】厨芥処理装置の従来技術に、例えば、特
開昭59−203651号公報に示されるような、厨芥投入口か
ら連続的に水道水を注入しながら、回転板に取り付けた
回転刃で厨芥を破砕し、回転板の孔を通して下方の排出
口へ流下させるものがある。このような従来技術は、厨
芥投入口よりも大径に構成された破砕室内で、回転刃で
破砕された厨芥の一部が、回転板の遠心力で内壁に飛散
して付着し、少量の注水では排出されにくいために、腐
敗して悪臭を放ったり、狭い開口部や軸封装置部で固化
して排水や破砕作用を妨げるなどの課題を有するもので
あった。
【0003】また、固形物などが誤って投入されて、回
転部がロックした場合には、内部に手を入れて除去せね
ばならず、刃部で受傷したり、破砕室が狭いために作業
がしにくいなどの課題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明による厨芥処理
装置は、従来技術を改良し、厨芥の破砕処理と取扱性の
向上を志向するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
め、本発明は厨芥の投入口の下流に移送機構あるいは破
砕機構とを配置し、前記移送機構あるいは破砕機構の回
転部を回転軸に取り付けるとともに、前記移送機構ある
いは破砕機構を覆う内筒を設け、前記移送機構や破砕機
構の回転部、あるいは内筒を投入口から着脱自在に装着
したり、内筒を前記移送機構や破砕機構の回転部に対し
て可動なように構成する。
【0006】つまり、投入口から落下した厨芥は、電動
機で回転する垂直形のスクリューによって下方に巻き込
まれるとともに、圧縮されながら破砕機構に運ばれ、細
かく破砕された後に、下方の間隙を通って排出口に押し
出される。ここで、さらに、破砕中の注入水あるいは炊
事中の排水が、前記破砕機構部および分岐連通路を通じ
て間隙に流入して、スクリューによる下方への圧送作用
と水の流動力との相乗作用で、破砕された厨芥は排出口
に速やかに排出される。また、異物がロックした場合に
は、投入口から内筒を動かしたり、移送機構や破砕機構
の回転部を投入口から取り外すことで解除できる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例を用いて
説明する。
【0008】図1は流し台のシンク2の底面に生ごみの
投入口4と、電動機6で駆動する移送機構7と破砕機構
8とを有する厨芥処理装置である。投入口4部は、鍔付
きの筒体10と環体12とを螺合して環状パッキング1
4を介してシンク2を挟持することにより、水密的に構
成されている。また、筒体10の開口にはゴム製の密封
体15が装着され、ここに装着される栓体16の外周と
密封体15との間に間隙18が形成されるようになって
いる。間隙18は、投入口4よりも狭い流路面積となる
ように形成され、破砕中には厨芥の流動を円滑にするた
めに注入する少量の水が間隙18に充満することでシン
ク2内と破砕機構8部とを水で遮断し、破砕音が投入口
4から漏れ出るのを抑制して静音化を図るようになって
いる。また、間隙18に水が流入していないときは、シ
ンク2と破砕機構8部とが空気で連通しているため、破
砕機構8部の音が投入口4の間隙18から相応の大きさ
で漏れ聞こえ、水を注入し忘れたことを使用者に注意す
る警報作用としての効果も得られるとともに、破砕作用
の終了を破砕音の減衰により判断できる。
【0009】また、筒体10の下部には、外筒19が密
封体20を介してユニオンナット21により取り付けら
れている。さらに、外筒19の下部には、電動機6を取
り付ける筐体22が、密封体24を介して装着されてい
る。また、電動機6の回転軸6Aには、キーまたはスプ
ライン構造、あるいは、ねじ締結構造などの方法で、ス
クリュー26が回転軸6Aに装着され、Cリング28を
回転軸6Aの先端部に装着することで、軸方向に着脱可
能なように取り付けられている。スクリュー26は、上
方に向かって徐々に小径に、かつ、ピッチが大きくなる
ように形成されている。また、スクリュー26の下部に
は、図2に示す回転刃30が、回転軸6Aの軸方向にの
み移動可能なように装着されている。また、回転刃30
の下方に近接して、固定刃32が、密封体24とともに
筐体22に装着されている。また、固定刃32の下方に
は、排出口34に通じる間隙36が設けられ、間隙36
の下部には、図3に示すような、円筒状の濾過体38
が、軸封装置40を覆うように取り付けられている。濾
過体38には、円盤状の整流体38Aが設けられ、間隙
36を上下に分断するようにして、固定刃の内側開口3
2Bから押し出された破砕物が、網38B部に直接押し
付けられるのを阻止するとともに、外側開口32Aから
の流水を吐出口34の方へ導くことで、破砕物の円滑な
排出と、網38Bの目詰まりを防止する。
【0010】また、軸封装置40と電動機6との間に
は、ゴム製の円盤42が回転軸6Aに装着されており、
万一、軸封装置40から漏水した場合でも、電動機6内
への浸水を防止する。また、筒体10内には、投入口4
部の密封体15と固定刃32との間に内筒44がスクリ
ュー26を覆うように装着され、投入口4から固定刃3
2に至る漸縮通路45が形成されている。また、外筒1
9と内筒44との間には、投入口4付近のフィルタ付き
の開口44Aから固定刃32の外側開口32Aを通じて
間隙36に至る連通路46が、通路45から分岐独立し
て設けられている。
【0011】次に、厨芥処理装置の処理動作を説明す
る。投入口4から通路45に投入された厨芥は、スクリ
ュー26の回転によって下方に巻き込まれ、圧縮されな
がら速やかに破砕機構8部に運ばれる。ここで、厨芥を
捕捉しやすくするために、スクリュー26は円錐状に、
通路45は逆円錐状に形成してある。
【0012】破砕機構8部で、厨芥は細かく破砕切断さ
れたのちに、固定刃32の内側開口32Bから下方の間
隙36に押し出される。ここで、整流体38Aにより破
砕物は側方の出口34に向かって速やかに排出され、軸
封装置40への侵入が防止されて密封性が良好に保たれ
る。また、ここで、スクリュー26と回転刃30を投入
口4よりも小径とし、通路45も逆円錐状に形成してあ
るため、破砕中に少量の水を注入するだけで、水と厨芥
は下方の破砕機構8部に速やかに導かれるため、節水が
図れ、効率的な破砕ができる。また、スクリュー26の
下方に位置する破砕機構8部を、少量の注水により水没
させることができ、破砕音を水で遮蔽することで静音化
を図ることもできる。また、従来技術では処理が困難と
されているいかや繊維物などの軟らかくて長いものも、
スクリュー26で強制的に破砕機構8部に導かれ、速や
かに破砕できる。また、通常の炊事中にシンク内で排出
される排水は、通路45内を流下して、スクリュー26
や破砕機構8部を洗浄しながら、固定刃32の内側開口
32Bを通って、間隙36より排出口34に排出され
る。また、排水量が多い場合には、内筒44の開口44
Aから外側の連通路46を通って、外側開口32Aから
間隙36に流出される。ここで、開口44Aにはフィル
タが設けられているため、比較的清浄な水が連通路46
から直接間隙36に流入するので、濾過体38や軸封装
置40部を常に洗浄して封水性を良好に保ち、回転軸6
Aに対して排出口34と反対位置にも設けた外側開口3
2Aからも排水することで、厨芥を排出口34に向かっ
て円滑に排出できる。
【0013】さらには、内筒44の外側の連通路46内
に排水が充満することで、破砕機構の破砕音を水で遮蔽
することができ、破砕中の静音化が図れる。
【0014】また、投入口4から誤って落下したスプー
ンなどの異物を取り除く場合や、清掃点検の際には、投
入口4からCリング28を取り外すことで、スクリュー
26を回転軸6Aから引き外すことができる。さらに、
内筒44と固定刃32とを螺合あるいは圧入などの締結
手段で一体的に構成しておけば、密封体15を取り外し
てから、内筒44を引き上げることで、回転刃30と固
定刃32をも一緒に取り外すことができる。このため、
内部の清掃や点検時には、筒体10と筐体22とを分解
する必要はないので、厨芥や汚水が漏出することもな
く、衛生的かつ容易に作業が行える。また、スクリュー
26あるいは回転軸6Aの上端部に、ドライバなどの工
具と係合する溝などの係合部6Bを設けることで、回転
軸6Aがロックした場合の解除を、投入口4を通じてシ
ンク2の上方から行うことができる。あるいは、内筒4
4部の上縁部を投入口から掴んで動かせるように構成し
たり、内筒44を左右に分割できるように構成すること
で、骨などの固形物がロックした場合でも、破砕8部に
手を差し入れることなく、安全にロック解除が行える。
また、厨芥処理装置が万一、故障した場合には、スクリ
ュー26あるいは内筒44を取り外して、通路20内に
市販の厨芥補集用の袋や網篭などを装着することで、応
急的に従来の流し台の排水口と同様な使用方法も行うこ
とができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、従来技術の課題を改良
し、厨芥の円滑な破砕が行える、実用的かつ取扱性が良
好な、厨芥処理装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による厨芥処理装置の断面
図。
【図2】図1の破砕機構を構成する回転刃と固定刃の斜
視図。
【図3】図1の濾過体の斜視図。
【符号の説明】 4…投入口、6…電動機、7…移送機構、8…破砕機
構、26…スクリュー、36…間隙、38…濾過体。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厨芥の投入口の下流に移送機構あるいは破
    砕機構とを配置し、前記移送機構および前記破砕機構の
    回転部を回転軸に取り付け、前記移送機構および前記破
    砕機構を覆う内筒を設け、前記移送機構や前記破砕機構
    の前記回転部および前記内筒を投入口から着脱自在に装
    着したことを特徴とする厨芥処理装置。
  2. 【請求項2】厨芥の投入口の下流に移送機構あるいは破
    砕機構を配置し、前記移送機構および前記破砕機構の回
    転部を覆う内筒を設け、前記内筒を複数に分割可能なよ
    うに構成したことを特徴とする厨芥処理装置。
  3. 【請求項3】厨芥の投入口の下流に移送機構あるいは破
    砕機構とを配置し、前記移送機構および前記破砕機構の
    回転部を回転軸に取り付け、前記移送機構および前記破
    砕機構を覆う内筒を設け、前記内筒を前記移送機構や前
    記破砕機構の前記回転部に対して可動なように構成した
    ことを特徴とする厨芥処理装置。
  4. 【請求項4】厨芥の投入口の下流に、厨芥の通路と、ス
    クリュー式の移送機構と、破砕機構と、排出路を設け、
    前記投入口から前記破砕機構の下流に至る連通路を前記
    破砕機構の通路と分岐して設け、前記連通路の開口を前
    記間隙内で回転軸に対して排出口と反対側に設けたこと
    を特徴とする厨芥処理装置。
  5. 【請求項5】厨芥の投入口の下方に破砕機構を設け、前
    記破砕機構の下流側に設けた軸封装置を覆う濾過体、あ
    るいは、整流体を設けたことを特徴とする厨芥処理装
    置。
JP8172047A 1996-07-02 1996-07-02 厨芥処理装置 Pending JPH1015416A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002219375A (ja) * 2001-01-25 2002-08-06 Nekisuto:Kk 厨芥用細断器
CN113713926A (zh) * 2021-09-11 2021-11-30 宁燕 一种心血管内科用药物粉碎装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002219375A (ja) * 2001-01-25 2002-08-06 Nekisuto:Kk 厨芥用細断器
CN113713926A (zh) * 2021-09-11 2021-11-30 宁燕 一种心血管内科用药物粉碎装置
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