JPH10153375A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

冷凍冷蔵庫

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JPH10153375A
JPH10153375A JP8311658A JP31165896A JPH10153375A JP H10153375 A JPH10153375 A JP H10153375A JP 8311658 A JP8311658 A JP 8311658A JP 31165896 A JP31165896 A JP 31165896A JP H10153375 A JPH10153375 A JP H10153375A
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JP
Japan
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condenser
refrigerator
compartment
heat
freezer
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Pending
Application number
JP8311658A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Mamemoto
壽章 豆本
Yoshihiro Kuwari
義博 桑理
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D11/00—Self-contained movable devices, e.g. domestic refrigerators
    • F25D11/02—Self-contained movable devices, e.g. domestic refrigerators with cooling compartments at different temperatures
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B39/00—Evaporators; Condensers
    • F25B39/04—Condensers
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/06—Several compression cycles arranged in parallel
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D19/00—Arrangement or mounting of refrigeration units with respect to devices or objects to be refrigerated, e.g. infrared detectors
    • F25D19/04—Arrangement or mounting of refrigeration units with respect to devices or objects to be refrigerated, e.g. infrared detectors with more than one refrigeration unit
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    • F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • F25D2400/04—Refrigerators with a horizontal mullion
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍室用凝縮器と冷蔵室用凝縮器の放熱能力
を向上し、冷凍サイクル全体の効率を上げる。 【解決手段】 断熱箱体１の背面との間に空間を有し断
熱箱体１の背面に装着された化粧板５と、断熱箱体１と
化粧板５との間に設けた放熱路４からなり、冷凍室用凝
縮器６ａと冷蔵室用凝縮器７ａを化粧板５の断熱箱体１
側に配設することで、独立した２つの冷凍サイクルでど
ちらか片方の圧縮機運転停止時に他の凝縮器からの放熱
が化粧板５全体を使って放熱できるようにし、冷凍室用
凝縮器６ａと冷蔵室用凝縮器７ａの放熱能力を向上し、
冷凍サイクル全体の効率を上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、２つの冷凍サイク
ルを備えた冷凍冷蔵庫に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、冷凍冷蔵庫は、冷凍サイクルの運
転効率を向上させ省電力化を実現するために、冷凍室用
と冷蔵室用とで蒸発温度の設定が異なった２つの冷凍サ
イクルを設けることが提案されている。
【０００３】従来、２つの冷凍サイクルを備えた冷凍冷
蔵庫については特開平７−７１８５７号公報に記載され
たものが知られている。
【０００４】以下、図面を参照しながら上記従来の冷凍
冷蔵庫を説明する。図６は従来の冷凍冷蔵庫の冷凍サイ
クルの配管を実体的に示す斜視図であり、図７は従来の
冷凍冷蔵庫の正面図である。
【０００５】図７において、１は断熱箱体で、１０は断
熱箱体１内に設けられた冷凍室で、１１は断熱箱体１内
に設けられた冷蔵室である。図６において、１６は断熱
箱体１の左側面内に配設する冷凍室用凝縮器で、１０は
冷凍室用冷凍サイクルで、冷凍室用圧縮機８、冷凍室用
凝縮器１６、冷凍室用減圧器１１、冷凍室用冷却器１２
で構成される。また、１７は断熱箱体１の右側面内に配
設する冷蔵室用凝縮器で、１３は冷蔵室用冷凍サイクル
で、冷蔵室用圧縮機９、冷蔵室用凝縮器１７、冷蔵室用
減圧器１４、冷蔵室用冷却器１５で構成される。
【０００６】以上のように構成された冷凍冷蔵庫につい
てその動作を説明する。まず、冷凍室用圧縮機８が運転
されると冷凍室用圧縮機８で圧縮された高温高圧のガス
冷媒が冷凍室用凝縮器１６に送られる。冷凍室用凝縮器
１６では、高温高圧のガス冷媒の熱を放熱し冷媒が液化
する。液化した冷媒は冷凍室用減圧器１１を通り減圧さ
れ、冷凍室用冷却器１２で蒸発する。その時の蒸発熱に
より冷凍室２が冷却される。蒸発した冷媒は冷凍室用圧
縮機８に戻る。以上の動作を繰り返し、冷凍室２が冷却
される。また同様に冷蔵室用圧縮機９が運転されると冷
蔵室用圧縮機９で圧縮された高温高圧のガス冷媒が冷蔵
室用凝縮器１７に送られる。冷蔵室用凝縮器１７では、
高温高圧のガス冷媒の熱を放熱し冷媒が液化する。液化
した冷媒は冷蔵室用減圧器１４を通り減圧され、冷蔵室
用冷却器１５で蒸発する。その時の蒸発熱により冷蔵室
３が冷却される。蒸発した冷媒は冷蔵室用圧縮機９に戻
る。以上の動作を繰り返し、冷蔵室３が冷却される。
【０００７】そして、冷凍室用凝縮器１６から放熱され
る熱は、冷凍室用凝縮器１６が配設された断熱箱体１の
左側面を介して断熱箱体１の左側面の表面から外気へ放
熱される。また同様に冷蔵室用凝縮器１７から放熱され
る熱は、冷蔵室用凝縮器１７が配設された断熱箱体１の
右側面を介して断熱箱体１の右側面の表面から外気へ放
熱される。
【０００８】この時、一般的に冷凍サイクルの運転効率
を高めるにはなるべく冷媒の蒸発温度を高めれば良い事
が知られており、本従来例に於いても冷蔵室用冷凍サイ
クル１５の蒸発温度を高めに設定することで冷凍サイク
ル全体の運転効率を高めている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、冷凍室用凝縮器は断熱箱体左側面に配設
しており、冷凍室用凝縮器から放熱される熱は、冷凍室
用凝縮器が配設された断熱箱体の左側面を介して断熱箱
体左側面の表面から外気へ放熱されるため、放熱面積が
限られており放熱能力に限界がある。また同様に冷蔵室
用凝縮器は断熱箱体右側面に配設しており、冷蔵室用凝
縮器から放熱される熱は、冷蔵室用凝縮器が配設された
断熱箱体の右側面を介して断熱箱体右側面の表面から外
気へ放熱されるため、放熱面積が限られており放熱能力
に限界があるという欠点があった。
【００１０】本発明は従来の課題を解決するもので、冷
凍室用凝縮器と冷蔵室用凝縮器の放熱能力を向上し、冷
凍サイクル全体の効率を上げた省エネ性の高い冷凍冷蔵
庫を提供することである。
【００１１】また、上記従来の構成では、冷凍室用凝縮
器は断熱箱体左側面の表面から外気へ放熱されるので、
前記断熱箱体左側面の表面が高温になる。また同様に冷
蔵室用凝縮器は断熱箱体右側面の表面から外気へ放熱さ
れるので、前記断熱箱体右側面の表面が高温になる。す
なわち、ユーザーが手を触れ易い両面側の表面が高温に
なるため、ユーザーが手を触れた場合ユーザーに不快感
を与えるという欠点があった。
【００１２】本発明の他の目的は、断熱箱体両側面の表
面が凝縮器からの放熱で高温になることをなくし、ユー
ザーが手を触れた場合ユーザーに不快感を与えない冷凍
冷蔵庫を提供することである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、断熱箱体の背面との間に空間を有し断熱箱体
の背面に装着された化粧板と、断熱箱体と化粧板との間
に設けた放熱路からなり、冷凍室用凝縮器と冷蔵室用凝
縮器を化粧板の断熱箱体側に配設することで、独立した
２つの冷凍サイクルでどちらか片方の圧縮機運転停止時
に他の凝縮器からの熱が熱伝導により化粧板全体に伝わ
り化粧板全体を使って放熱できるようにしたものであ
る。
【００１４】これにより、冷凍室用凝縮器と冷蔵室用凝
縮器の放熱能力を向上し、冷凍サイクル全体の効率を上
げ省エネ性の高い冷凍冷蔵庫を提供できる。
【００１５】また、化粧板に配設された縦方向に蛇行し
た冷凍用凝縮器と冷蔵用凝縮器が化粧板に並列配設され
ると共に、冷凍用凝縮器内と冷蔵用凝縮器内を流れる配
置とすることで冷媒が化粧板の略中央部から互いに両端
部に向かって冷媒が流れるので、化粧板略中央部が高温
になり、断熱箱体両端部に向かって温度が低くなるよう
にしたものである。
【００１６】これにより、断熱箱体両側面の表面温度を
低く押さえることができ、ユーザーが手を触れた場合ユ
ーザーが不快感を覚えない冷凍冷蔵庫が提供できる。
【００１７】また、化粧板に装着された冷凍室用凝縮器
と冷蔵室用凝縮器を組み合わせ互い違いに配設したこと
により、独立した２つの冷凍サイクルでどちらか片方の
圧縮機運転停止時に他の凝縮器からの熱が熱伝導と、停
止している冷凍サイクルの凝縮器内の冷媒の対流により
効率的に化粧板全体に伝わり放熱効果を高めることがで
きる。
【００１８】これにより、冷凍室用凝縮器と冷蔵室用凝
縮器の放熱能力をより向上し、冷凍サイクル全体の効率
を上げ省エネ性の高い冷凍冷蔵庫が提供できる。
【００１９】
【発明の実施の形態】本発明は、断熱箱体と、前記断熱
箱体内に設けられた冷凍室と、同じく前記断熱箱体内に
設けられた冷蔵室と、それぞれの部屋の温度制御を独立
して行う冷凍室用圧縮機、冷凍室用凝縮器、冷凍室用減
圧器、冷凍室用冷却器からなる冷凍室用冷凍サイクル、
および、冷蔵室用圧縮機、冷蔵室用凝縮器、冷蔵室用減
圧器、冷蔵室用冷却器からなる冷蔵室用冷凍サイクルの
２つの独立した冷凍サイクルと、前記断熱箱体の背面と
の間に空間を有し前記断熱箱体の背面に装着された化粧
板と、前記断熱箱体と前記化粧板との間に設けた放熱路
からなり、前記冷凍室用凝縮器と前記冷蔵室用凝縮器を
前記化粧板の前記断熱箱体側に配設されるものである。
【００２０】これにより、独立した２つの冷凍サイクル
でどちらか片方の圧縮機運転停止時に他の凝縮器からの
熱が熱伝導により前記化粧板全体に伝わり前記化粧板全
体を使って放熱することになる。
【００２１】また、化粧板に配設された縦方向に蛇行し
た冷凍室用凝縮器と冷蔵室用凝縮器が前記化粧板に並列
配置されると共に、前記２つの凝縮器内を流れる冷媒が
前記化粧板の略中央部から互いに両端部に向かって流れ
る配置としたものである。
【００２２】これにより、前記冷凍用凝縮器内と前記冷
蔵用凝縮器内を流れる冷媒が前記化粧板の略中央部から
互いに両端部に向かって冷媒が流れるので、前記化粧板
略中央部が高温になり、断熱箱体両端部に向かって温度
が低くなり前記断熱箱体両側面の表面温度を低く押さえ
ることができる。
【００２３】また、化粧板に配設された冷凍室用凝縮器
と冷蔵室用凝縮器が前記化粧板に互い違いに配置とした
ものである。
【００２４】これにより、独立した２つの冷凍サイクル
でどちらか片方の圧縮機運転停止時に他の凝縮器からの
熱が熱伝導と、停止している冷凍サイクルの凝縮器内の
冷媒の対流により効率的に化粧板全体に伝わり放熱効果
を高めることとなる。
【００２５】
【実施例】以下、本発明による冷凍冷蔵庫の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一
構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【００２６】（実施例１）図１は本発明の実施例１によ
る冷凍冷蔵庫の背面斜視図であり、図２は同実施例の冷
凍冷蔵庫の横断面図であり、図３は同実施例の冷凍冷蔵
庫の冷凍サイクル図である。
【００２７】図２において、１は断熱箱体で、５は断熱
箱体１の背面との間に空間を有し断熱箱体１の背面に装
着された化粧板で、４は断熱箱体１と化粧板５との間に
設けた放熱路である。図１において、６ａは冷凍室用凝
縮器で、７ａは冷蔵室用凝縮器で、冷凍室用凝縮器６ａ
と冷蔵室用凝縮器７ａを化粧板５の断熱箱体１側に配設
している。
【００２８】以上のように構成された冷凍冷蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。冷凍室用凝縮器６ａから
放熱される熱は、冷凍室用凝縮器６ａが配設された化粧
板５を介して放熱路４へ放熱されると共に化粧板５背面
の表面から外気へ放熱される。また同様に冷蔵室用凝縮
器７ａから放熱される熱は、冷蔵室用凝縮器７ａが配設
された化粧板５を介して放熱路４へ放熱されると共に化
粧板５背面の表面から外気へ放熱される。
【００２９】さらに、冷凍室用圧縮機８が停止し冷蔵室
用圧縮機９が運転している時、冷凍室用凝縮器６ａから
の放熱は停止し、化粧板５の冷凍室用凝縮器６ａが配設
されている部分の温度は低くなる。このため、冷蔵室用
凝縮器７ａから放熱される熱は化粧板５の冷凍室用凝縮
器６ａが配設された部分にも熱伝導により伝わり、化粧
板５の全体を使って放熱する。また同様に、冷蔵室用圧
縮機９が停止し冷凍室用圧縮機８が運転している時、冷
蔵室用凝縮器７ａからの放熱は停止し、化粧板５の冷蔵
室用凝縮器７ａが配設されている部分の温度は低くな
る。このため、冷凍室用凝縮器６ａから放熱される熱は
化粧板５の冷蔵室用凝縮器７ａが配設された部分にも熱
伝導により伝わり、化粧板５の全体を使って放熱する。
【００３０】これにより、独立した２つの冷凍サイクル
でどちらか片方の圧縮機が運転停止した時に、他の凝縮
器から放熱が化粧板表面全体を使って放熱でき放熱能力
が向上する。
【００３１】また、２つの冷凍サイクルが同等に運転し
た場合でも、化粧板５の放熱路４と背面の表面側の両面
から放熱できるので、従来例に比べ放熱能力が低下する
こともない。
【００３２】以上のように本実施例の冷凍冷蔵庫は、断
熱箱体１と、断熱箱体１内に設けられた冷凍室２と、同
じく断熱箱体１内に設けられた冷蔵室３と、それぞれの
部屋の温度制御を独立して行う冷凍室用圧縮機８、冷凍
室用凝縮器６ａ、冷凍室用減圧器１１、冷凍室用冷却器
１２からなる冷凍室用冷凍サイクル１０、および、冷蔵
室用圧縮機９、冷蔵室用凝縮器７ａ、冷蔵室用減圧器１
４、冷蔵室用冷却器１５からなる冷蔵室用冷凍サイクル
１３の２つの独立した冷凍サイクルと、断熱箱体１の背
面との間に空間を有し断熱箱体１の背面に装着された化
粧板５と、断熱箱体１と化粧板５との間に設けた放熱路
４からなり、冷凍室用凝縮器６ａと冷蔵室用凝縮器７ａ
を化粧板５の断熱箱体側１に配設したことにより、独立
した２つの冷凍サイクルでどちらか片方の圧縮機運転停
止時に他の凝縮器からの放熱が前記化粧板全体を使って
放熱することで、冷凍室用凝縮器６ａと冷蔵室用凝縮器
７ａの放熱能力をより向上し、冷凍サイクル全体の効率
を上げ省エネ性の高い冷凍冷蔵庫を提供できる。
【００３３】（実施例２）図４は本発明の実施例２によ
る冷凍冷蔵庫の背面図である。
【００３４】図４において、６ａは化粧板５に配設され
た縦方向に蛇行した冷凍室用凝縮器で、７ａは化粧板５
に配設された縦方向に蛇行した冷蔵室凝縮器で、冷凍室
用凝縮器６ａと冷蔵室用凝縮器７ａが化粧板５に並列配
置されると共に、冷凍室用凝縮器６ａ内と冷蔵室用凝縮
器７ａ内を流れる冷媒が化粧板の略中央部から互いに両
端部に向かって流れる配置としている。
【００３５】以上のように構成された冷凍冷蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。冷凍室用圧縮機８が運転
中、冷凍室用圧縮機８から流れる高温高圧ガス冷媒が化
粧板５の略中央部に配設してある冷凍室用凝縮器６ａへ
送られる。冷凍室凝縮器６ａに送られた高温高圧ガス冷
媒は縦方向に蛇行した冷凍室用凝縮器６ａ内で徐々に熱
を奪われ液化していくため、化粧板５略中央よりが高温
になり化粧板５の外側が低温になる。
【００３６】また同様に、冷蔵室圧縮機９が運転中、冷
蔵室用圧縮機９から流れる高温高圧ガス冷媒が化粧板５
の略中央部に配設してある冷蔵室用凝縮器７ａへ送られ
る。冷蔵室用凝縮器７ａに送られた高温高圧ガス冷媒は
縦方向に蛇行した冷蔵室用凝縮器７ａ内で徐々に熱を奪
われ液化していくため、化粧板５略中央部が高温にな
り、断熱箱体１両側部に向かって温度が低くなる。これ
により、断熱箱体両側面の表面温度を低く押さえること
ができることとなる。
【００３７】以上のように本実施例の冷凍冷蔵庫は、化
粧板５に配設された冷凍用凝縮器６ａと冷蔵用凝縮器７
ａが化粧板５の断熱箱体１側に並列配設されると共に、
冷凍用凝縮器６ａ内と冷蔵用凝縮器７ａ内を流れる冷媒
が化粧板５の略中央部から互いに両端部に向かって冷媒
が流れるようにすることで、化粧板５略中央部が高温に
なり、断熱箱体１両端部に向かって温度が低くなること
で、断熱箱体両側面の表面温度を低く押さえることがで
き、ユーザーが手を触れた場合ユーザーに不快感を与え
ない冷凍冷蔵庫を提供できる。
【００３８】（実施例３）図５は本発明の実施例３によ
る冷凍冷蔵庫の背面図である。
【００３９】図５おいて、６ｂは化粧板５に配設された
冷凍室用凝縮器で、７ｂは化粧板５に配設された冷蔵室
用凝縮器で、冷凍室用凝縮器６ｂと冷蔵室用凝縮器７ｂ
は化粧板５に互い違いに配置している。
【００４０】以上のように構成された冷凍冷蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。冷凍室用凝縮器６ａから
放熱される熱は、冷凍室用凝縮器６ａが互い違い配設さ
れた化粧板５を介して放熱路４へ放熱されると共に化粧
板５背面の表面から外気へ放熱される。また同様に冷蔵
室用凝縮器７ａから放熱される熱は、冷蔵室用凝縮器７
ａが互い違い配設された化粧板５を介して放熱路４へ放
熱されると共に化粧板５背面の表面から外気へ放熱され
る。
【００４１】さらに、冷凍室用圧縮機８が停止し、冷蔵
室用圧縮機９が運転している時、冷凍室用凝縮器６ａか
らの放熱は停止し、冷蔵室用凝縮器７ａの熱は熱伝導に
より化粧板５に伝わる。加えて停止している冷凍室用凝
縮器６ａ内の冷媒の対流により効率的に化粧板５全体に
伝わる。次に化粧板５に伝わった熱は放熱路４へ放熱さ
れると共に化粧板５背面の表面から外気へ放熱される。
【００４２】また同様に、冷蔵室用圧縮機９が停止し、
冷凍室用圧縮機８が運転している時、冷蔵室用凝縮器７
ａからの放熱は停止し、冷凍室用凝縮器６ａの熱は熱伝
導により化粧板５に伝わる。加えて停止している冷蔵室
用凝縮器７ａ内の冷媒の対流により効率的に化粧板５全
体に伝わる。次に化粧板５に伝わった熱は放熱路４へ放
熱されると共に化粧板５背面の表面から外気へ放熱され
る。これにより、独立した２つの冷凍サイクルでどちら
か片方の圧縮機が運転停止した時に、他方の凝縮器から
放熱がより均一に化粧板５表面全体を使って放熱でき放
熱能力がさらに向上する。
【００４３】以上のように本実施例の冷凍冷蔵庫は、化
粧板５に配設された冷凍室用凝縮器６ｂと冷蔵室用凝縮
器７ｂが化粧板５に互い違いに配置したことにより、ど
ちらか片方の圧縮機運転停止時に他方の凝縮器からの熱
が熱伝導と、停止している冷凍サイクルの凝縮器内の冷
媒の対流により効率的に化粧板全体に伝わり放熱効果を
高めることになり、冷凍室用凝縮器６ｂと冷蔵室用凝縮
器７ｂの放熱能力をさらに向上し、冷凍サイクル全体の
効率を上げさらに省エネ性の高い冷凍冷蔵庫を提供でき
る。
【００４４】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、断熱箱体
の背面との間に空間を有し前記断熱箱体の背面に装着さ
れた化粧板と、前記断熱箱体と化粧板との間に設けた放
熱路からなり、冷凍室用凝縮器と冷蔵室用凝縮器を前記
化粧板の前記断熱箱体側に配設することで、独立した２
つの冷凍サイクルでどちらか片方の圧縮機運転停止時に
他の凝縮器からの熱が熱伝導により前記化粧板全体に伝
わり前記化粧板全体を使って放熱することで、前記冷凍
室用凝縮器と前記冷蔵室用凝縮器の放熱能力をより向上
し、冷凍サイクル全体の効率を上げ省エネ性の高い冷凍
冷蔵庫を提供できる。
【００４５】また、化粧板に配設された冷凍用凝縮器と
冷蔵用凝縮器が前記化粧板の断熱箱体側に並列配設され
ると共に、前記冷凍用凝縮器内と前記冷蔵用凝縮器内を
流れる冷媒が前記化粧板の略中央部から互いに両端部に
向かって冷媒が流れるようにすることで、前記化粧板略
中央部が高温になり、前記断熱箱体両端部に向かって温
度が低くなることにより、前記断熱箱体両側面の表面が
凝縮器からの放熱で高温になることがなくなり、ユーザ
ーが手を触れた場合ユーザーに不快感を与えない冷凍冷
蔵庫を提供できる。
【００４６】また、化粧板に配設された冷凍室用凝縮器
と冷蔵室用凝縮器が前記化粧板に互い違いに配置したこ
とにより、どちらか片方の圧縮機運転停止時に他の凝縮
器からの放熱がより均一に前記化粧板全体を使って放熱
することで、前記冷凍室用凝縮器と前記冷蔵室用凝縮器
の放熱能力をさらに向上し、冷凍サイクル全体の効率を
上げさらに省エネ性の高い冷凍冷蔵庫を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による冷凍冷蔵庫の実施例１の斜視図
【図２】本発明による冷凍冷蔵庫の実施例１の横断面図
【図３】本発明による冷凍冷蔵庫の実施例１の冷凍サイ
クル図
【図４】本発明による冷凍冷蔵庫の実施例２の背面図
【図５】本発明による冷凍冷蔵庫の実施例３の背面図
【図６】従来の冷凍冷蔵庫の冷凍サイクルの配管を実体
的に示す斜視図
【図７】従来の冷凍冷蔵庫本体の正面図
【符号の説明】
１ 断熱箱体 ２ 冷凍室 ３ 冷蔵室 ４ 放熱路 ５ 化粧板 ６ａ，６ｂ 冷凍室用凝縮器 ７ａ，７ｂ 冷蔵室用凝縮器 ８ 冷凍室用圧縮機 ９ 冷蔵室用圧縮機 １０ 冷凍室用冷凍サイクル １１ 冷凍室用減圧器 １２ 冷凍室用冷却器 １３ 冷蔵室用冷凍サイクル １４ 冷蔵室用減圧器 １５ 冷蔵室用冷却器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 断熱箱体内にそれぞれ区画形成された冷
    凍室と、冷蔵室と、前記冷凍室及び冷蔵室の温度制御を
    独立して行う冷凍室用圧縮機、冷凍室用凝縮器、冷凍室
    用減圧器、冷凍室用冷却器からなる冷凍室用冷凍サイク
    ル、および、冷蔵室用圧縮機、冷蔵室用凝縮器、冷蔵室
    用減圧器、冷蔵室用冷却器からなる冷蔵室用冷凍サイク
    ルの２つの独立した冷凍サイクルと、前記断熱箱体の背
    面との間に空間を有し前記断熱箱体の背面に装着された
    化粧板と、前記断熱箱体と前記化粧板との間に設けた放
    熱路からなり、前記冷凍室用凝縮器と前記冷蔵室用凝縮
    器を前記化粧板の前記断熱箱体側に配設したことを特徴
    とする冷凍冷蔵庫。
  2. 【請求項２】 化粧板に配設された縦方向に蛇行した冷
    凍室用凝縮器と冷蔵室用凝縮器が前記化粧板に並列配置
    されると共に、前記冷凍室用凝縮器内と前記冷蔵室用凝
    縮器内を流れる冷媒が前記化粧板の略中央部から互いに
    両端部に向かって流れる配置としたことを特徴とする請
    求項１記載の冷凍冷蔵庫。
  3. 【請求項３】 化粧板に配設された冷凍室用凝縮器と冷
    蔵室用凝縮器が前記化粧板に互い違いに配置されたこと
    を特徴とする請求項１記載の冷凍冷蔵庫。
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