JPH10153270A - 空気タンク用弁装置 - Google Patents

空気タンク用弁装置

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JPH10153270A
JPH10153270A JP31237696A JP31237696A JPH10153270A JP H10153270 A JPH10153270 A JP H10153270A JP 31237696 A JP31237696 A JP 31237696A JP 31237696 A JP31237696 A JP 31237696A JP H10153270 A JPH10153270 A JP H10153270A
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JP
Japan
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valve
air tank
valve body
air
pressure
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JP31237696A
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Yoshiyuki Kanemoto
喜之 兼本
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は空気タンクに取り付けられる弁の接
続口を減らすことを課題とする。 【解決手段】 空気タンク用弁装置11は、弁体吊下部
材23の鍔部23cが弁体14の凹部14b内の中間に
位置するように操作ハンドル22が回動操作されてい
る。弁体14は、コイルバネ26に附勢されて弁座17
に着座する。そして、弁体14は、空気タンク内の空気
圧が所定圧以上になると、コイルバネ26にに抗して上
動して空気タンク内の空気を排出管21から外部に排気
させる。また、空気タンク内の水は、操作ハンドル22
を開弁方向に回して弁体吊下部材23の鍔部23cがバ
ネ受け部材25の段部25bに当接し、弁体14を上動
させて弁座17から離間させて排水される。空気タンク
用弁装置11は、安全弁としての機能とドレン弁として
の機能を併せもつ構成であるので、空気タンクには空気
タンク用弁装置11が取り付けられる接続口を一箇所に
設けるだけで良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気タンク用弁装置
に係り、特にコンプレッサにより圧縮された空気が蓄圧
される空気タンクに取り付けられる空気タンク用弁装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンプレッサでは、圧縮された空気を空
気タンクに蓄圧させており、空気タンクの圧力が所定圧
に達するまで圧縮空気を空気タンクに供給する構成とな
っている。
【0003】図5は従来の空気タンクを示す縦断面図で
ある。空気タンク1では、圧縮空気が充填されると共
に、空気中に含まれている水分がタンク内壁に結露して
タンク底部に水が溜まりやすい。そのため、従来は、空
気タンク1にドレン管路2を設け、ドレン管路2の上端
にドレン弁3が取り付けられていた。このドレン弁3
は、通常、閉弁されており、手動操作によりハンドルを
回してタンク底部に溜まった水を排出させるものであ
る。そして、空気タンク1の底部に溜まった水は、ドレ
ン弁3が開弁操作されることにより、タンク内部の圧力
を利用してドレン管路2及びドレン弁3を通過して外部
に排出されていた。
【0004】また、空気タンク1には、上限圧力以上に
圧縮空気が供給された場合、圧縮空気を外部に排気させ
るための安全弁4が設けられている。この安全弁4は、
弁体がコイルバネにより閉弁方向に附勢されており、タ
ンク内の圧力が弁体を附勢するコイルバネのバネ力より
大となったとき、弁体がコイルバネに抗して開弁動作し
てタンク内の空気を大気中に放出するようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
空気タンク1にドレン弁3と安全弁4とが別個に取り付
けられていたため、空気タンク1の2箇所に取付口5,
6を設けると共に、各弁を各取付口に1個ずつ取り付け
るため、組立作業に手間がかかるばかり、製造コストを
下げることができないといった問題があった。
【0006】また、空気タンク1の2箇所にドレン弁3
と安全弁4とが突出するため、コンプレッサ(図示せ
ず)に取り付けられている他の機器と干渉して組立作業
がやりにくく、神経を使うので作業効率を高めることが
できない。そこで、本発明は上記課題を解決した空気タ
ンク用弁装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。本発明は、コ
ンプレッサにより圧縮された空気が蓄圧される空気タン
クに取り付けられる空気タンク用弁装置において、前記
空気タンクに接続された接続口と排出口との間に弁座を
有する弁本体と、該弁本体内のめねじに螺合し、操作ハ
ンドルの回動操作により軸方向に移動する弁棒と、該弁
棒の端部に摺動可能に取付けられ、前記操作ハンドルの
回動操作により前記弁座に着座して前記接続口と前記排
出口との連通を遮断する弁体と、該弁体を前記弁座に当
接する方向に附勢する附勢部材と、からなり、前記弁体
は、前記弁棒が閉弁位置にあるとき前記附勢部材に附勢
されて前記弁座に当接した状態において前記空気タンク
内の圧力が所定圧力以上となった場合には附勢部材の附
勢力に抗して前記弁座から離間する方向に変位して前記
接続口と前記排出口とを連通させることを特徴とするも
のである。
【0008】従って、本発明によれば、弁体が閉弁位置
にあるとき附勢部材に附勢されて弁座に当接した状態に
おいて空気タンク内の圧力が所定圧力以上となった場合
には附勢部材の附勢力に抗して弁座から離間する方向に
変位して接続口と排出口とを連通させるため、操作ハン
ドルの回動操作により弁体を弁座から離間させて空気タ
ンク内の水を外部に排出させることができると共に、弁
座に着座しているときに空気タンク内の圧力が所定圧以
上になると、弁体が弁座から離間して空気タンク内の余
分な空気を排出口へ逃がして圧力を下げることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の一実施
例を説明する。図1は本発明の空気タンク用弁装置の一
実施例を拡大して示す縦断面図である。
【0010】空気タンク用弁装置11は、弁本体12の
内部に弁棒13が螺入され、弁棒13の下方には弁体1
4が軸方向に摺動自在に取り付けられている。弁本体1
2は、下端外周に取付用ネジ15が設けられ、下端端面
には流路16が軸方向に延在形成されている。そして、
流路16は弁座17を介して弁本体12内に形成された
空間18に連通されている。弁座17は、流路16と空
間18との間に形成された角部を面取りしてテーパ状に
形成されている。
【0011】この空間18は、軸方向に延在形成されて
おり、弁本体12の上端開口19に連通されている。そ
して、弁本体12の上端開口19の内周には、めねじ1
9aが設けられている。さらに、空間18の下部には、
排出口20が設けられており、排出口20にはドレンホ
ース接続用の排出管21が取り付けられている。尚、排
出口20は、弁座17の側方に設けられており、弁座1
7を通過した水あるいは空気が速やかに外部に排出され
るようになっている。
【0012】弁棒13は、ドレン操作用の操作ハンドル
22と弁体吊下部材23とを一体的に結合させてなる。
操作ハンドル22は、上端開口19のめねじ19aが螺
合されるおねじ13aを有し、下端の軸中心に弁体吊下
部材23が螺合されるネジ孔13bが設けられている。
また、弁本体12の上端開口19には、側方からストッ
パ用のビス24が螺入されるネジ孔19bが設けられて
いる。
【0013】そのため、弁棒13は、開弁方向に回し続
けてもおねじ13aの上端がビス24に当接するため、
上端開口19からの脱落が防止される。また、弁体吊下
部材23は、軸23aの上端に弁棒13のネジ孔13b
に螺合されるおねじ23bを有し、下端に弁体14を摺
動可能に吊下する鍔部23cを有する。また、弁体14
の上部には、バネ受け部材25が嵌合固定されている。
そして、バネ受け部材25と弁体吊下部材23との間に
は、コイルバネ(附勢部材)26が介装されている。
【0014】弁体14は、下端外周に弁座17の形状に
対応するテーパ状のシート面14aを有し、内部に弁体
吊下部材23の鍔部23cが挿入される凹部14bを有
する。凹部14bは、鍔部23cが軸方向に移動できる
空間14cを形成するように鍔部23cの厚さ寸法より
も深く形成されている。
【0015】そのため、操作ハンドル22の回動操作に
より閉弁させるときは、鍔部23cが凹部14bの底面
に当接して弁体14を弁座17に圧着させる。そして、
操作ハンドル22の回動操作により開弁させるときは、
鍔部23cがバネ受け部材25に当接して弁体14を弁
座17から離間する方向に変位させて開弁させる。
【0016】しかし、空気タンク用弁装置11を安全弁
として使用するときは、弁体吊下部材23の鍔部23c
が凹部14bにもバネ受け部材25にも当接しない位
置、すなわち鍔部23cを凹部14b内の空間14cの
中間位置に位置させる。そのため、弁体14にコイルバ
ネ26のバネ力よりも大きい圧力が作用すると、弁体1
4は凹部14bの底面が弁体吊下部材23の鍔部23c
に当接するまで上動して開弁する。
【0017】また、バネ受け部材25は、弁体14の上
端に一体的に結合されており、外周が空間18の内壁に
摺動して弁体14の移動をガイドするガイド部25aを
有し、内部に弁体吊下部材23の鍔部23cより小径な
段部25bを有する。この段部25bには、弁体吊下部
材23の軸23aが挿通される孔25cが貫通してい
る。
【0018】従って、弁体14は、凹部14bの上部開
口がバネ受け部材25の段部25bに対向しているた
め、凹部14b内に挿入された弁体吊下部材23の鍔部
23cは、バネ受け部材25の段部25bに当接して脱
落が防止される。コイルバネ26は、下端がバネ受け部
材25の上端に形成された凹部25dに嵌合し、上端が
弁棒13の下端に形成された凹部13cに嵌合してい
る。そのため、弁体14は、コイルバネ26のバネ力に
より弁座17に押圧されて閉弁状態を維持する。操作ハ
ンドル22を一番締め込んだ状態にしても鍔部23cの
下端面と弁体14との間には、凹部14b内で軸方向の
隙間が設けられるように弁本体12のめねじ19aが設
けられているため、操作ハンドル22の締め過ぎによる
弁座17又は弁体14のシート部の変形、破損が防止さ
れている。
【0019】また、弁体14がコイルバネ26のバネ力
より大きい圧力を受けると、コイルバネ26に抗して上
動して弁座17から離間するように、コイルバネ26の
バネ定数は空気タンクの上限圧力に応じて適宜設定され
る。このように構成された空気タンク用弁装置11は、
通常、図1に示すように弁体吊下部材23の鍔部23c
が弁体14の凹部14b内の中間に位置するように操作
ハンドル22が回動操作されている。従って、コイルバ
ネ26のバネ力により弁座17に押圧された弁体14
は、流路16から導入された圧力を受けると、凹部14
bの底面が弁体吊下部材23の鍔部23cに当接するま
で上動できる。従って、空気タンク用弁装置11は、安
全弁として機能する。
【0020】図2は操作ハンドル22の回動操作により
弁体14が開弁動作した状態を示す。空気タンク用弁装
置11を開弁させる場合、操作ハンドル22を開弁方向
に回して弁体吊下部材23の鍔部23cがバネ受け部材
25の段部25bに当接する位置まで上動させ、さらに
操作ハンドル22を開弁方向に回動操作することにより
弁体14を弁座17から離間させることができる。
【0021】このように空気タンク用弁装置11は、操
作ハンドル22が開弁方向に回動操作されると、弁体1
4が開弁動作してドレン弁として機能する。従って、空
気タンク用弁装置11は、安全弁としての機能とドレン
弁としての機能を併せもつ構成となっている。
【0022】図3は空気タンク用弁装置11が空気タン
ク27の上部に取り付けられた状態を示す縦断面図であ
る。空気タンク27の上部には、ドレン管路28が連通
された接続口29が設けられている。この接続口29に
は、空気タンク用弁装置11の取付用ネジ15が螺入さ
れて接続されている。そのため、空気タンク用弁装置1
1の流路16は、ドレン管路28を介して空気タンク2
7内の下部に連通される。
【0023】また、空気タンク用弁装置11の排出管2
1には、ドレンホース30が接続されている。空気タン
ク用弁装置11は、安全弁としての機能とドレン弁とし
ての機能を併せもつ構成であるので、空気タンク27に
は空気タンク用弁装置11が取り付けられる接続口29
を一箇所に設けるだけで良い。
【0024】そのため、従来のものに比べて組立作業を
簡略化して製造コストを安価にでき、他の機器と干渉し
にくくなり組立作業がやりやすく、作業効率を高めるこ
とができる。ここで、上記構成とされた空気タンク用弁
装置11の動作について説明する。
【0025】空気タンク27の空気圧が所定圧以上に上
昇した場合、前述したように空気タンク用弁装置11の
弁体14がコイルバネ26に抗して上動して弁座17か
ら離間して空気タンク用弁装置11は開弁状態となる。
これにより、空気タンク27内の空気がドレン管路28
を介して流路16に流入し、排出管21からドレンホー
ス30へ排気される。
【0026】そして、空気タンク27の空気圧が所定圧
に減圧されると、空気タンク用弁装置11の弁体14が
コイルバネ26のバネ力により弁座17に着座して空気
タンク用弁装置11は閉弁する。空気タンク27の底部
に溜まった水位がドレン管路28の下端開口28aより
上方になった場合、作業者は操作ハンドル22を開弁方
向に回動操作する。これにより、弁体吊下部材23の鍔
部23cがバネ受け部材25の段部25bに当接する位
置まで上動し、さらに操作ハンドル22が開弁方向に回
動操作されると、弁体14が弁体吊下部材23と共に上
動して弁座17から離間する。
【0027】その結果、ドレン管路28内の空気が排出
管21へ排気された後、空気タンク27の底部の水が空
気タンク27内の空気圧によりドレン管路28を通過し
て流路16に流入し、排出管21からドレンホース30
へ排水される。そして、作業者は、排出管21から排水
が止まると、操作ハンドル22を閉弁方向に回動操作し
て空気タンク用弁装置11を閉弁させる。
【0028】また、空気タンク27の底部の水位がドレ
ン管路28の下端開口28aに達した状態で空気タンク
27の空気圧が所定圧以上に上昇した場合、空気タンク
用弁装置11の弁体14がコイルバネ26に抗して開弁
動作すると共に、ドレン管路28内の空気が排出管21
へ排気され、且つ空気タンク27の底部の水がドレン管
路28内を上昇する。この状態でさらに、空気タンク2
7の空気圧が所定圧以上に上昇した場合、ドレン管路2
8内の水が空気タンク27の空気圧により排出管21へ
排水される。
【0029】図4は空気タンク用弁装置11が空気タン
ク27の下部に取り付けられた状態を示す縦断面図であ
る。この場合、空気タンク用弁装置11は、空気タンク
27の底部に設けられた接続口31に接続されている。
そのため、上記ドレン管路28及びドレンホース30が
不要であり、空気タンク用弁装置11の流路16は、直
接空気タンク27の内部に連通される。
【0030】空気タンク27の空気圧が所定圧以上に上
昇した場合、前述したように空気タンク用弁装置11の
弁体14がコイルバネ26に抗して上動して弁座17か
ら離間して空気タンク用弁装置11は開弁状態となる。
これにより、空気タンク27内の空気が流路16に流入
し、排出管21から排気される。
【0031】そして、空気タンク27の空気圧が所定圧
に減圧されると、空気タンク用弁装置11の弁体14が
コイルバネ26のバネ力により弁座17に着座して空気
タンク用弁装置11は閉弁する。空気タンク27の底部
に水が溜まっている場合、作業者は操作ハンドル22を
開弁方向に回動操作する。これにより、弁体吊下部材2
3の鍔部23cがバネ受け部材25の段部25bに当接
する位置まで下動し、さらに操作ハンドル22が開弁方
向に回動操作されると、弁体14が弁座17から離間し
て開弁動作する。
【0032】その結果、空気タンク27の底部の水が空
気タンク27内の空気圧により流路16に流入し、排出
管21から排水される。そして、作業者は、排出管21
から排水が止まると、操作ハンドル22を閉弁方向に回
動操作して空気タンク用弁装置11を閉弁させる。
【0033】また、空気タンク27の底部に水が溜まっ
た状態で空気タンク27の空気圧が所定圧以上に上昇し
た場合、空気タンク用弁装置11の弁体14が空気圧を
受けてコイルバネ26に抗して開弁動作すると共に、空
気タンク27の底部の水が排水される。この状態でさら
に、空気タンク27の空気圧が所定圧以上であるとき
は、空気タンク27の空気が排出管21へ排気される。
【0034】よって、空気タンク27の空気圧が所定圧
以上になる度に空気タンク27の底部に溜まった水を空
気タンク用弁装置11から外部に排水させることができ
るので、空気タンク27の空気圧が頻繁に所定圧以上に
上昇する場合、操作ハンドル22の開弁操作が不要とな
る。
【0035】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、弁体が閉
弁位置にあるとき附勢部材に附勢されて弁座に当接した
状態において空気タンク内の圧力が所定圧力以上となっ
た場合には附勢部材の附勢力に抗して弁座から離間する
方向に変位して接続口と排出口とを連通させるため、操
作ハンドルの回動操作により弁体を弁座から離間させて
空気タンク内の水を外部に排出させることができると共
に、弁座に着座しているときに空気タンク内の圧力が所
定圧以上になると、弁体が弁座から離間して空気タンク
内の空気を排出口へ逃がして圧力を下げることができ
る。そのため、従来は空気タンクに安全弁とドレン弁と
を別個に取り付けていたが、弁を取り付けるための接続
口が一箇所で済むので、従来のものに比べて組立作業を
簡略化して製造コストを安価にできる。さらに、接続口
が減って他の機器と干渉しにくくなり組立作業がやりや
すく、作業効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる空気タンク用弁装置の一実施例の
縦断面図である。
【図2】空気タンク用弁装置が開弁操作された状態を示
す縦断面図である。
【図3】本発明の空気タンク用弁装置が空気タンクの上
部に取り付けられた状態を示す縦断面図である。
【図4】本発明の空気タンク用弁装置が空気タンクの下
部に取り付けられた状態を示す縦断面図である。
【図5】従来の空気タンク及び空気タンクに取り付けら
れた安全弁、ドレン弁を示す縦断面図である。
【符号の説明】
11 空気タンク用弁装置 12 弁本体 13 弁棒 14 弁体 17 弁座 21 排出管 22 操作ハンドル 23 弁体吊下部材 25 バネ受け部材 26 コイルバネ 27 空気タンク 28 ドレン管路 29,31 接続口 30 ドレンホース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサにより圧縮された空気が蓄
    圧される空気タンクに取り付けられる空気タンク用弁装
    置において、 前記空気タンクに接続された接続口と排出口との間に弁
    座を有する弁本体と、 該弁本体内のめねじに螺合し、操作ハンドルの回動操作
    により軸方向に移動する弁棒と、 該弁棒の端部に摺動可能に取付けられ、前記操作ハンド
    ルの回動操作により前記弁座に着座して前記接続口と前
    記排出口との連通を遮断する弁体と、 該弁体を前記弁座に当接する方向に附勢する附勢部材
    と、からなり、 前記弁体は、前記弁棒が閉弁位置にあるとき前記附勢部
    材に附勢されて前記弁座に当接した状態において前記空
    気タンク内の圧力が所定圧力以上となった場合には附勢
    部材の附勢力に抗して前記弁座から離間する方向に変位
    して前記接続口と前記排出口とを連通させることを特徴
    とする空気タンク用弁装置。
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