JPH10153111A - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関

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JPH10153111A
JPH10153111A JP31171296A JP31171296A JPH10153111A JP H10153111 A JPH10153111 A JP H10153111A JP 31171296 A JP31171296 A JP 31171296A JP 31171296 A JP31171296 A JP 31171296A JP H10153111 A JPH10153111 A JP H10153111A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オイルパン内の油面を検知するためのオイルレ
ベルゲージを挿入するための構造を構成するにあたっ
て、部品点数の低減および加工工数の低減を可能とする
とともにオイルレベルゲージの着脱にあたっての作業性
の向上を図る。 【解決手段】カバー45に、オイルパン内の油面を検知
するオイルレベルゲージ64を挿入せしめる挿入口62
が設けられるとともに、挿入口62からカバー45およ
び機関本体間に挿入されるオイルレベルゲージ64を案
内する案内壁65が一体に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関に関し、
特にオイルパン内の油面を検知するためのオイルレベル
ゲージを挿入するための構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オイルレベルゲージをオイルパン
内に挿入するにあたって、一般的な内燃機関ではオイル
パンから上方に延びる案内パイプがオイルパンに取付け
られており、また特公昭63−63722号公報で開示
された内燃機関では、上下方向に延びてシリンダブロッ
クの側壁に設けられたリブ内にオイルレベルゲージが挿
入されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ように案内パイプが設けられるものでは、部品点数が多
くなるだけでなく取付作業工数も多くなり、また上記特
公昭63−63722号公報で開示されたものでは、オ
イルレベルゲージを挿入せしめる孔の構造が複雑となる
だけでなく、リブに穿孔するための穿孔加工が必要とな
って加工工数の増大を招くことになる。しかもシリンダ
ブロックの側方には吸気マニホールドあるいは排気マニ
ホールドが配置されているので、吸気マニホールドある
いは排気マニホールドを避けてオイルレベルゲージの着
脱作業を行なう必要があり、作業性に優れているとは言
いがたい。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、部品点数の低減および加工工数の低減を可能
とするとともにオイルレベルゲージの着脱にあたっての
作業性の向上を図った内燃機関を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、クランク軸の一端部と回転
部材との間に動力伝達手段が設けられ、前記クランク軸
の軸線に沿う一端側でオイルパンを含む機関本体に設け
られた結合面に、前記動力伝達手段を覆うカバーが締結
される内燃機関において、カバーに、オイルパン内の油
面を検知するオイルレベルゲージを挿入せしめる挿入口
が設けられるとともに、挿入口からカバーおよび機関本
体間に挿入されるオイルレベルゲージを案内する案内壁
が一体に形成されることを特徴とする。
【0006】このような構成によれば、案内壁をカバー
の成形時に形成することができるので、穿孔加工等の後
加工を不要として加工工数の低減を図ることができ、ま
たカバーがクランク軸の軸線に沿う一端側で機関本体に
結合されるものであることにより、機関本体の側方に配
置される吸気マニホールドあるいは排気マニホールドが
オイルレベルゲージの挿入にあたって邪魔になることが
なく、オイルレベルゲージの着脱にあたっての作業性の
向上を図ることができる。しかもオイルレベルゲージを
案内する案内パイプを不要としてオイルレベルゲージの
挿入口を比較的高い位置に設定することが可能であり、
部品点数の低減を図ることができる。
【0007】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、前記案内壁が、機関
本体の結合面に対して直交する平面に沿って形成され、
前記カバーの前記結合面への結合状態でカバーおよび機
関本体間に閉断面の案内孔を形成すべく機関本体に接触
せしめられることにより、案内壁によりカバーの剛性を
高めることが可能となるとともに、穿孔加工を施すこと
なく案内孔を形成することが可能となる。
【0008】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
2記載の発明の構成に加えて、カバーに、その外面側で
凹んだセンサ取付け部が一体に設けられ、該センサ取付
け部の周壁の一部が前記案内壁で構成されることによ
り、案内壁でセンサ取付け部の剛性を高めることが可能
であり、それによりセンサ取付け部に取付けられるセン
サの検知性能も向上する。
【0009】さらに請求項4記載の発明によれば、上記
請求項2または3記載の発明の構成に加えて、機関本体
に、前記案内壁に接触するリブが一体に設けられ、オイ
ル戻り通路もしくはブローバイガス通路が該リブに沿っ
て機関本体に形成されることにより、リブによりオイル
戻り通路もしくはブローバイガス通路を形成する部分を
補強することが可能であり、したがってオイル戻り通路
もしくはブローバイガス通路の通路面積を比較的大きく
設定することが可能であり、オイルやブローバイガスの
スムーズな流れを保証することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0011】図1ないし図7は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1は内燃機関の一部破断正面図、図2は
図1の2−2線方向から見た内燃機関の一部破断側面
図、図3はオイルパンの斜視図、図4は図2の4矢視拡
大図、図5は図4の5−5線断面図、図6はカバーを内
面側から見た正面図、図7はカバーをその外面側から見
た斜視図である。
【0012】先ず図1および図2において、直列4気筒
内燃機関の機関本体Eは、シリンダブロック12と、該
シリンダブロック12の上面にガスケットを介して結合
されるシリンダヘッド13と、前記シリンダブロック1
2の下面にガスケットを介して結合されるオイルパン1
4とで構成される。
【0013】シリンダブロック12には、直列に並ぶ4
つのシリンダボア15…が設けられており、それらのシ
リンダボア15…にピストン16…がそれぞれ摺動自在
に嵌合される。またシリンダブロック12と、オイルパ
ン14に一体に設けられた複数のベアリングキャップ1
7…との間にクランク軸18のクランクジャーナル部1
8a…が回転自在に支持されており、前記各ピストン1
6…はコンロッド19…を介してクランク軸18に連結
される。
【0014】シリンダヘッド13には、第1の回転部材
であるカム軸20がクランク軸18と平行な軸線を有し
て回転自在に支持されており、このカム軸20の一端部
と、前記クランク軸18の一端部との間には、クランク
軸18に固定された駆動スプロケット21と、カム軸2
0に固定された従動スプロケット22と、両スプロケッ
ト21,22に巻掛けられる無端状のタイミングチェー
ン23とで構成される第1の動力伝達手段24が設けら
れ、クランク軸18の回転は該動力伝達手段24により
1/2の減速比でカム軸20に伝達される。またオイル
パン14内には、第2の回転部材である入力軸25aを
有するオイルポンプ25が収納、配置されており、クラ
ンク軸18の一端部および入力軸25a間には、クラン
ク軸18に固定される駆動スプロケット26と、入力軸
25aに固定される従動スプロケット27と、両スプロ
ケット26,27に巻掛けられる無端状のチェーン28
とから成る第2の動力伝達手段29が設けられ、クラン
ク軸18の回転動力が該動力伝達手段29を介してオイ
ルポンプ25に伝達される。
【0015】シリンダヘッド13と、各シリンダボア1
5…にそれぞれ摺動自在に嵌合されるピストン16…の
頂部との間には燃焼室31…がそれぞれ形成される。ま
たシリンダヘッド13には、各燃焼室31…にそれぞれ
対応した吸気ポート33…および排気ポート34…が設
けられており、シリンダヘッド13の一方の側面には各
吸気ポート33…に連なる吸気マニホールド35が接続
され、シリンダヘッド13の他方の側面には各排気ポー
ト34…に連なる排気マニホールド36が接続される。
【0016】各燃焼室31…および各吸気ポート33…
間の連通・遮断を切換え可能として各燃焼室31…毎に
一対ずつ配設される吸気弁41…と、各燃焼室31…お
よび各排気ポート34…間の連通・遮断を切換え可能と
して各燃焼室31…毎に一対ずつ配設される吸気弁42
…と、前記カム軸20との間には、従来公知の動弁機構
43が設けられており、該動弁機構43を覆うようにし
てシリンダヘッド13の上面にヘッドカバー44が結合
される。
【0017】シリンダブロック12およびオイルパン1
4には、前記動力伝達手段24の大部分および動力伝達
手段29の全てを覆うカバー45が結合されており、こ
のカバー45の上端部は、動力伝達手段24の一部を覆
うようにしてシリンダヘッド13に一体に設けられてい
るケース部46に締結される。
【0018】図3において、オイルパン14は、クラン
ク軸18の一端側を開放した形状に形成されてシリンダ
ブロック12の下面に締結されるものであり、このオイ
ルパン14には、クランク軸18の軸線に対して垂直な
壁体として構成される各ベアリングキャップ17…がク
ランク軸18の軸線方向に間隔をあけてそれぞれ一体に
設けられる。しかも各ベアリングキャップ17…の上面
には、シリンダブロック12の下部に設けられた半円状
の軸受上半部47…と共働してクランク軸18のクラン
クジャーナル部18a…を回転自在に支持するための半
円状の軸受下半部48…がそれぞれ形成される。
【0019】図4ないし図7を併せて参照して、クラン
ク軸18の軸線方向に沿う一端側においてオイルパン1
4の開放端およびシリンダブロック12には、面一に連
なる平坦な結合面50が設けられる。一方、カバー45
の外縁部には、オイルパン14およびシリンダブロック
12の結合面50に対向する平坦な結合面51を有する
側壁52が設けられており、シール部材53を挟んだ結
合面50,51が複数のボルト54…により相互に締結
される。
【0020】カバー45には、クランク軸18の一端を
気密にかつ回転自在に突出せしめる挿通孔55が設けら
れており、カバー45から突出したクランク軸18の端
部にはプーリ56がボルト57により固定され、該プー
リ56には、無端状のベルト58が巻掛けられる。これ
らのプーリ56およびベルト58は、水ポンプ59等に
クランク軸18からの動力を伝達するものであり、水ポ
ンプ59のハウジングは、カバー45の上部に設けられ
ているハウジング部60と、カバー45が締結されるシ
リンダブロック12とで構成される。
【0021】またカバー45には、その側壁52におけ
る吸気マニホールド35側の部分の上下方向中間位置か
ら斜め上方にわずかに延びる筒部61が一体に設けられ
ており、該筒部61に挿入口62が同軸に設けられる。
この挿入口62に先端部を油密に嵌合し得る支持部材6
3の先端には、可撓性を有するオイルレベルゲージ64
の後端が固着されており、該オイルレベルゲージ64が
オイルパン14内の油面Lを検知すべく、シリンダブロ
ック12およびオイルパン14とカバー45との間に挿
入口62から挿入される。
【0022】挿入口62から挿入されたオイルレベルゲ
ージ64を、そのオイルレベルゲージ64の先端を滑ら
せるようにして案内する案内壁65がカバー45に一体
に形成されており、この案内壁65は、オイルパン14
およびシリンダブロック12の結合面50に対して直交
する平面に沿うように形成されるものであり、側壁52
の内方側に間隔をあけた位置で上下に延びて配置され
る。しかも案内壁65の下端は、オイルが該案内壁65
に比較的大量に付着してオイルレベルゲージ64による
油面Lの検知が不正確になることを防止するために、油
路Lから比較的離れた上方位置に設定される。
【0023】一方、シリンダブロック12およびオイル
パン14には、結合面50から内方に間隔をあけた位置
でカバー45側に突出して案内壁65に接触するリブ6
6が上下に延びて一体に設けられており、カバー45の
シリンダブロック12およびオイルパン14への締結状
態で、シリンダブロック12およびオイルパン14とカ
バー45との間には、案内壁65およびリブ66で側面
の一部を構成するようにして閉断面の案内孔67が形成
され、オイルレベルゲージ64は該案内孔67に挿入さ
れることになる。
【0024】しかもオイルパン14には、シリンダブロ
ック12側から流下してきたオイルをオイルパン14に
戻すためのオイル戻り通路68が、前記リブ66に沿う
ように上下に延びて形成されている。
【0025】カバー45から突出したクランク軸18の
端部に固定されたプーリ56には、カバー45側に突出
した複数の突起69…が周方向に等間隔をあけて一体に
設けられており、それらの突起69…を検出してプーリ
56すなわちクランク軸18のクランク角を検知するク
ランク角センサ70が、カバー45の外面側に設けられ
たセンサ取付け部71に取付けられる。該センサ取付け
部71は、カバー45に一体に設けられている案内壁6
5を周壁の一部とするようにしてカバー45の外面側で
凹んで形成されるものであり、センサ取付け部71に一
体に設けられた一対のボス72,73にクランク角セン
サ70が取付けられる。
【0026】次にこの実施例の作用について説明する
と、クランク軸18の一端部と、カム軸20ならびにオ
イルポンプ25の入力軸25aとの間にそれぞれ設けら
れた動力伝達手段24,29を覆うようにして、機関本
体Eのシリンダブロック12およびオイルパン14に締
結されるカバー45に、オイルレベルゲージ64を挿入
せしめる挿入口62が設けられるとともに、挿入口62
から挿入されるオイルレベルゲージ64を案内する案内
壁65が一体に形成されるので、オイルレベルゲージ6
4を案内する案内パイプを不要としてオイルレベルゲー
ジ64の挿入口62を機関本体Eの比較的高い位置に設
定することが可能であり、部品点数の低減を図ることが
できる。しかも案内壁65はカバー45の成形時に一体
成形可能なものであるので、カバー45の成形後の穿孔
加工等の後加工を不要として加工工数の低減を図ること
ができる。さらにカバー45がクランク軸18の軸線に
沿う一端側でシリンダブロック12およびオイルパン1
4に締結されるものであることにより、機関本体Eの側
方に配置される吸気マニホールド35あるいは排気マニ
ホールド36がオイルレベルゲージ64の挿入にあたっ
て邪魔になることはなく、オイルレベルゲージ64の着
脱にあたっての作業性の向上を図ることができる。
【0027】また案内壁65が、シリンダブロック12
およびオイルパン14の結合面50に対して直交する平
面に沿って形成されるものであることにより、案内壁6
5によりカバー45の剛性を高めることができる。しか
も、カバー45の結合面50への結合状態で、シリンダ
ブロック12およびオイルパン14に設けられたリブ6
6が案内壁65に接触することにより、シリンダブロッ
ク12およびオイルパン14とカバー45との間には、
閉断面の案内孔67が形成されるので、穿孔加工を施す
ことなく案内孔67を形成することが可能であり、オイ
ルレベルゲージ64を油面Lまで案内孔67によって確
実に案内することができる。それに対して、案内壁65
だけでオイルレベルゲージ64を案内する場合を想定す
ると、該案内壁65がカバー45の型成形で一体に形成
されることに起因して案内壁65が先端側に向かうにつ
れて幅を狭められるように形成されるので、オイルレベ
ルゲージ64が案内壁65から外れてしまうこともあり
得るのである。
【0028】またカバー45の外面側で凹んだセンサ取
付け部71がカバー45に一体に設けられ、案内壁65
の一部がセンサ取付け部71の周壁の一部として構成さ
れるので、案内壁65によってセンサ取付け部71の剛
性を高めることができ、それによりセンサ取付け部71
に取付けられるクランク角センサ70の検知性能も向上
することになる。
【0029】さらにシリンダブロック12およびオイル
パン14に設けられて案内壁65に接触するリブ66に
沿うオイル戻り通路68が、オイルパン14に形成され
ている。このため、オイルパン14においてオイル戻り
通路68を形成する部分をリブ66により補強すること
が可能であり、したがってオイル戻り通路68の通路面
積を比較的大きく設定することが可能であり、オイル戻
り通路68でのオイルのスムーズな流れを保証すること
ができる。
【0030】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0031】たとえば、上記実施例ではベアリングキャ
ップ17…がオイルパン14に一体に設けられた内燃機
関について説明したが、本発明は、そのようなものには
限定されない。またオイル戻り通路68に代えて、リブ
66に沿うブローバイガス通路が機関本体Eに形成され
る内燃機関にも本発明を適用可能である。
【0032】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、カバーに穿孔加工等の後加工を不要として加工工数
の低減を図ることができ、吸気マニホールドあるいは排
気マニホールドがオイルレベルゲージの挿入にあたって
邪魔になることがないようにしてオイルレベルゲージの
着脱にあたっての作業性の向上を図ることができ、オイ
ルレベルゲージを案内する案内パイプを不要としてオイ
ルレベルゲージの挿入口を比較的高い位置に設定するこ
とが可能として部品点数の低減を図ることができる。
【0033】また請求項2記載の発明によれば、案内壁
によりカバーの剛性を高めることが可能となり、穿孔加
工を施すことなく案内孔を形成してオイルレベルゲージ
を油面まで確実に案内することができる。
【0034】請求項3記載の発明によれば、案内壁でセ
ンサ取付け部の剛性を高め、センサ取付け部に取付けら
れるセンサの検知性能を向上することができる。
【0035】さらに請求項4記載の発明によれば、リブ
によりオイル戻り通路もしくはブローバイガス通路を形
成する部分を補強し、オイル戻り通路もしくはブローバ
イガス通路の通路面積を比較的大きく設定することがで
き、それによりオイルやブローバイガスのスムーズな流
れを保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関の一部破断正面図である。
【図2】図1の2−2線方向から見た内燃機関の一部破
断側面図である。
【図3】オイルパンの斜視図である。
【図4】図2の4矢視拡大図である。
【図5】図4の5−5線断面図である。
【図6】カバーを内面側から見た正面図である。
【図7】カバーをその外面側から見た斜視図である。
【符号の説明】
14・・・オイルパン 18・・・クランク軸 20・・・回転部材としてのカム軸 24,29・・・動力伝達手段 25a・・・回転部材としての入力軸 45・・・カバー 50・・・結合面 62・・・挿入口 64・・・オイルレベルゲージ 65・・・案内壁 66・・・リブ 67・・・案内孔 68・・・オイル戻り通路 70・・・クランク角センサ 71・・・センサ取付け部 E・・・機関本体 L・・・油面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランク軸(18)の一端部と回転部材
    (20,25a)との間に動力伝達手段(24,29)
    が設けられ、前記クランク軸(18)の軸線に沿う一端
    側でオイルパン(14)を含む機関本体(E)に設けら
    れた結合面(50)に、前記動力伝達手段(24,2
    9)を覆うカバー(45)が締結される内燃機関におい
    て、カバー(45)に、オイルパン(14)内の油面
    (L)を検知するオイルレベルゲージ(64)を挿入せ
    しめる挿入口(62)が設けられるとともに、挿入口
    (62)からカバー(45)および機関本体(E)間に
    挿入されるオイルレベルゲージ(64)を案内する案内
    壁(65)が一体に形成されることを特徴とする内燃機
    関。
  2. 【請求項2】 前記案内壁(65)が、機関本体(E)
    の結合面(50)に対して直交する平面に沿って形成さ
    れ、前記カバー(45)の前記結合面(50)への結合
    状態でカバー(45)および機関本体(E)間に閉断面
    の案内孔(67)を形成すべく機関本体(E)に接触せ
    しめられることを特徴とする請求項1記載の内燃機関。
  3. 【請求項3】 カバー(45)に、その外面側で凹んだ
    センサ取付け部(71)が一体に設けられ、該センサ取
    付け部(71)の周壁の一部が前記案内壁(65)で構
    成されることを特徴とする請求項2記載の内燃機関。
  4. 【請求項4】 機関本体(E)に、前記案内壁(65)
    に接触するリブ(66)が一体に設けられ、オイル戻り
    通路(68)もしくはブローバイガス通路が該リブ(6
    6)に沿って機関本体(E)に形成されることを特徴と
    する請求項2または3記載の内燃機関。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010084651A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Honda Motor Co Ltd エンジンのオイルレベルゲージ配置構造
AT507478B1 (de) * 2009-10-21 2011-07-15 Avl List Gmbh Maschinengehäuse einer brennkraftmaschine
JP2016121579A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 三菱自動車工業株式会社 内燃機関

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