JPH1015310A - 濾布固定式フィルタープレス - Google Patents

濾布固定式フィルタープレス

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Publication number
JPH1015310A
JPH1015310A JP8177915A JP17791596A JPH1015310A JP H1015310 A JPH1015310 A JP H1015310A JP 8177915 A JP8177915 A JP 8177915A JP 17791596 A JP17791596 A JP 17791596A JP H1015310 A JPH1015310 A JP H1015310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
photoelectric switch
filter cloth
filter press
traveling body
Prior art date
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Pending
Application number
JP8177915A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Muroi
治 室井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Pantec Co Ltd
Original Assignee
Shinko Pantec Co Ltd
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Publication date
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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光電スイッチによる検出対象物を確実且つ正
確に行えるようにして、一連の濾過作業の効率化に寄与
せんとすることを課題とする。 【解決手段】 接離自在な複数の濾板1間に濾布4が配
されると共に、該濾布4に付着したケーキを除去するた
めの除去手段を有する走行体8が前記濾板1の配列方向
に走行自在に設けられた濾布固定式フィルタープレスに
於いて、開枠された濾板1の上方位置で前記走行体8を
停止させるべく該走行体8に検出対象物3を検出可能な
光電スイッチ10が設けられると共に、該光電スイッチ10
と前記検出対象物3間に気体を供給可能な気体供給手段
を具備してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚泥等を濾過する
ための濾布固定式フィルタープレスの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種濾布固定式フィルタープレ
スとしては、例えば濾布に付着したケーキを除去するた
めの除去手段を有した走行体を濾板の配列方向に走行自
在に設けたものが存在する。
【0003】かかるフィルタープレスに於いて、付着ケ
ーキを除去する際には、開枠した濾板の上方位置に走行
体を停止させる必要があるが、従来にあっては走行体に
検出対象物を検出可能な光電スイッチを設け、これによ
り移動,停止を繰返して各濾板間の濾布に付着したケー
キの除去作業が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の如く光電スイッチを検出手段として使用した場合、
発生する湯気等により、光電スイッチの検出部に水滴が
付着してその感度が低下したり、光電スイッチと検出対
象物との間に浮遊する霧状の水滴でその光量が低下し
て、該光電スイッチが検出対象物を確実且つ正確に検出
できずに誤作動を起こす難点があり、このため一連の濾
過作業に支障を生ぜしめるという問題があった。
【0005】それ故に、本発明は上記従来の問題点を解
決するためになされたものであり、光電スイッチによる
検出対象物を確実且つ正確に行えるようにして、一連の
濾過作業の効率化に寄与せんとすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
るために本発明が採った手段は、接離自在な複数の濾板
1間に濾布4が配されると共に、該濾布4に付着したケ
ーキを除去するための除去手段を有する走行体8が前記
濾板1の配列方向に走行自在に設けられた濾布固定式フ
ィルタープレスに於いて、開枠された濾板1の上方位置
で前記走行体8を停止させるべく該走行体8に検出対象
物3を検出可能な光電スイッチ10が設けられると共に、
該光電スイッチ10と前記検出対象物3間に気体を供給可
能な気体供給手段を具備してなる点にある。
【0007】従って、上記発明特定事項からなるフィル
タープレスにあっては、濾過工程の完了後に、濾板1が
離間されて開枠されると共に、走行体8が走行を開始
し、該走行体8に設けた光電スイッチ10が検出対象物3
を検出すると、前記濾板1の上方位置で停止する。
【0008】その後、走行体8に設けた除去手段によ
り、濾板1間の濾布4に付着したケーキの除去作業が行
われる。
【0009】この場合に於いて、光電スイッチ10と検出
対象物3間には気体供給手段により気体を供給せしめて
なるため、光電スイッチ10の検出部に水滴が付着した
り、該光電スイッチ10と前記検出対象物3間に霧状の水
滴が浮遊するようなことはなくなり、よって光電スイッ
チ10による検出対象物3の検出が確実且つ正確に行える
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面に従って説明する。
【0011】図1及び図2に於いて、1は水平方向に移
動自在に対向配備された複数の濾板を示し、隣合う各濾
板1は夫々山型のリンク機構2により接続され、相互に
接離可能に構成されている。3は前記リンク機構2の頂
部に軸着された検出対象物としての板状体を示し、上向
きに突設されてなる。4は各濾板1間に配設した一対の
濾布を示し、5は濾布4を吊下すべくその上端に取付け
たステンレス製の濾布吊り棒を示す。
【0012】6は濾布吊り棒5を吊下するためにその両
端に取付けた振動バネで、該振動バネ6の他端部は前記
リンク機構2の軸2aに取着されている。
【0013】7は前記濾板1の上方位置に配設した一対
のガイドレールを示し、I形鋼からなる。8はガイドレ
ール7に係合する転動自在な複数の車輪9を具備した走
行体であり、該走行体8に内蔵された電動機(図示せ
ず)により車輪9が駆動されて前記ガイドレール7に沿
って走行するように構成されている。
【0014】10は走行体8の一側面側に固定金具11を介
して上下及び前後に移動調整可能に設けられた光電スイ
ッチで、その検出部は前記検出対象物3に対面し得るよ
うに配されており、該光電スイッチ10が検出対象物3と
対面してこれを検出すると、前記走行用の電動機が停止
する構成にてなる。
【0015】12は前記濾布吊り棒5を叩打して衝撃を与
えるべく、該濾布吊り棒5の上方位置に配設したケーキ
除去手段としての振動体を示し、該振動体12は前記走行
体8に内蔵されたエアシリンダ(図示せず)により上下
方向に往復動しうるように構成されてなる。
【0016】13は前記エアシリンダのエア供給用配管
(図示せず)から分岐されて走行体8の側面に固定され
た分岐管であり、その先端は前記光電スイッチ10と検出
対象物3間の下方位置に配されている。
【0017】14は上端部が走行体8内に取付けられ且つ
下端部に管状体15が固定された拡縮自在なパンタグラフ
機構16と、管状体15の両端部に接続されて洗浄水を供給
する一対のホース17とからなるケーキ除去手段としての
洗浄装置で、ホース17は走行体8に内装したドラム(図
示せず)により巻取り可能に構成され、且つ各前記管状
体15には複数のノズル18が幅方向に所定間隔を有して設
けられてなる。
【0018】本実施形態は以上のような構成からなる
が、かかる濾布固定式フィルタープレスによる濾過作業
が終了すると、濾布4に付着したケーキの除去作業が次
のようにして行われる。
【0019】先ず、図1の如く最端部の濾板1aと隣合う
濾板1bとが離間されると、電動機が始動して走行体8が
走行を開始し、前記開枠された濾板1a,1b のリンク機構
2に設けた検出対象物3を光電スイッチ10の検出部が検
出した時点で、前記電動機が停止して走行体8は濾板1
a,1b の上方位置にまで走行することになる。
【0020】かかる一連の工程に於いて、光電スイッチ
10と検出対象物3間に分岐管13から乾燥したエアを吐出
させておけば、発生した湯気等による水滴を光電スイッ
チ10の検出部に付着させることはなく、また付着した水
滴もエアにより飛散除去されることとなり、さらには光
電スイッチ10と検出対象物3間に浮遊する水滴も飛散さ
れることとなるので、光電スイッチ10の検出感度を良好
に維持できると共に、その光量を低下せしめることな
く、確実且つ正確に走行体8を所望の濾板1の上方位置
に停止させ得るのである。これにより、一連の作業がス
ムースに行えて、その効率化が図れることになる。
【0021】その後、濾布4に付着したケーキを除去す
べく、エアシリンダにより振動体12を上下方向に往復動
させて該振動体12により濾布吊り棒5を叩打せしめる
と、該濾布吊り棒5を介して濾布4に振動が与えられ、
付着ケーキが除去されて下方に落下することとなる。
【0022】次に、ドラムを回転せしめると、図1及び
図2の如く洗浄装置14のホース17を介してパンタグラフ
機構16が伸長することになる。その際には、ホース17か
ら管状体15に洗浄水が供給されており、そのノズル18か
ら洗浄水が噴射されて一対の濾布4が洗浄される。
【0023】その後、前記ドラムによりホース17が巻上
げられてパンタグラフ機構16は収縮し、洗浄装置14は走
行体8の下方位置に収納されて、濾板1a,1b 間の濾布4
のケーキ除去作業が完了する。
【0024】そして、同様の作業を繰返して各濾板1間
の濾布4に付着したケーキを順次除去していくのであ
る。
【0025】而して、本実施形態に係るフィルタープレ
スは全体の構成が非常に簡易であるために、その製作も
簡単且つ安価に行えるという利点を有する。
【0026】尚、上記実施形態に於いては、濾布4に付
着するケーキの除去手段として、振動体12及び洗浄装置
14を採用してなるが、かかるケーキの具体的な除去手段
は決してこれに限定されるものではない。
【0027】また、光電スイッチ10と検出対象物3との
間にはエアに代えて窒素等を供給してもよく、要は気体
供給手段により気体が供給されればよい。
【0028】さらに、気体供給手段による気体の供給
は、光電スイッチ10と検出対象物3との間で行えばよ
く、直接光電スイッチ10の検出部に向けて気体を吐出さ
せることも可能であり、例えば分岐管13の先端部にノズ
ルを設けて複数箇所に気体を供給させても構わない。
【0029】また、検出対象物3としての板状体をリン
ク機構2の頂部に軸着したが、具体的な検出対象物3の
形状や取付位置等は決してこれに限定されるものではな
い。要は、開枠された濾板1間に走行体8を停止させる
べく、光電スイッチ10により検出可能なように検出対象
物3が設けられればよい。
【0030】さらに、気体供給手段の具体的な配管構成
の他、フィルタープレスの各部の構成も本発明の意図す
る範囲に於いて任意に設計変更自在である。
【0031】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は光電スイッチと検
出対象物との間に気体を供給可能な気体供給手段を具備
してなるために、発生した湯気等による水滴を光電スイ
ッチの検出部に付着させることを防止でき、また付着し
た水滴も気体により飛散除去されると共に、光電スイッ
チと検出対象物間に浮遊する水滴も飛散させ得ることと
なる。
【0032】従って、光電スイッチの検出感度を良好に
維持できると共に、その光量を低下せしめることなく、
確実且つ正確に走行体を所望の濾板の上方位置に停止さ
せ得るので、一連の作業がスムースに行えて、その効率
化が図れるという格別の効果を得るに至った。
【0033】また、上述したように本発明に係るフィル
タープレスは極めて簡易な構成からなるために、その製
作も安価で且つ容易に行えるという実用的な効果も奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すフィルタープレスの
側面図。
【図2】同正面図。
【符号の説明】
1…濾板 2…リンク機構 3…検出対象物 4…濾布 8…走行体 10…光電スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接離自在な複数の濾板(1) 間に濾布(4)
    が配されると共に、該濾布(4) に付着したケーキを除去
    するための除去手段を有する走行体(8) が前記濾板(1)
    の配列方向に走行自在に設けられた濾布固定式フィルタ
    ープレスに於いて、開枠された濾板(1) の上方位置で前
    記走行体(8) を停止させるべく該走行体(8) に検出対象
    物(3) を検出可能な光電スイッチ(10)が設けられると共
    に、該光電スイッチ(10)と前記検出対象物(3) 間に気体
    を供給可能な気体供給手段を具備してなることを特徴と
    する濾布固定式フィルタープレス。
  2. 【請求項2】 前記気体供給手段が光電スイッチ(10)の
    検出部に向けて気体を吐出可能に構成されてなる請求項
    1記載の濾布固定式フィルタープレス。
  3. 【請求項3】 前記検出対象物(3) が隣合う一対の濾板
    (1) を連結するリンク機構(2) に設けられた板状体であ
    る請求項1又は2記載の濾布固定式フィルタープレス。
JP8177915A 1996-07-08 1996-07-08 濾布固定式フィルタープレス Pending JPH1015310A (ja)

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