JPH10151793A - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法及び画像形成装置

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Publication number
JPH10151793A
JPH10151793A JP31076696A JP31076696A JPH10151793A JP H10151793 A JPH10151793 A JP H10151793A JP 31076696 A JP31076696 A JP 31076696A JP 31076696 A JP31076696 A JP 31076696A JP H10151793 A JPH10151793 A JP H10151793A
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JP
Japan
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developer
image forming
viscosity
light
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP31076696A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Watanabe
光由 渡▲なべ▼
Takao Iwasaki
岳雄 岩崎
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP31076696A priority Critical patent/JPH10151793A/ja
Publication of JPH10151793A publication Critical patent/JPH10151793A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精細で信頼性の高い画像を、高速に形成
し、さらに環境上の問題がなく、且つ消費電力が少ない
画像形成方法及び画像形成装置を提供することである。 【解決手段】 光照射により粘度が変化する現像剤20
を用い、その現像剤20を表面において保持可能な現像
ローラ2の表面に前記現像剤20を供給し、その現像剤
20を保持した現像ローラ2の表面に対し、画像情報に
基づいて選択的に光照射をすることにより潜像を形成
し、その潜像を記録材8に転写することにより可視像を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写機
等に利用できる高速且つ高精細に画像形成をすることが
できる画像形成方法及び画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタおよび複写機等の画像形
成装置としては、インクジェット、熱転写、電子写真等
の技術が用いられている。特に、高速且つ高精細に画像
形成を行う用途においては、主に電子写真技術を用いた
装置が広く使用されている。
【0003】しかし、電子写真方式はプロセスが複雑で
あり、帯電器のための高圧電源が必要である。また、コ
ロナ放電によるオゾンの発生等環境上にも問題があっ
た。さらに、トナーの定着に大きなエネルギーを必要と
するため、消費電力が大きいという問題もあった。
【0004】これらの問題点を解決するために、例えば
特開平8−156401号公報に開示されているよう
に、ドラム表面に親水性、疎水性を可逆変換できる極性
可逆媒体を設置し、光の照射若しくは加熱により、選択
的に親水性、疎水性をスイッチングし、液体インクの付
着を制御するという画像形成方法が提案されている。こ
の方法によれば、電界を用いることなく、液体インクを
画像情報に基づいて選択的にドラム上に付着させて画像
を形成できるため、電子写真技術における問題点を解決
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た画像形成方法では、ドラム表面の親水性、疎水性を選
択的に変化させて画像を形成するために、極性可逆媒体
を用いるので、繰り返し使用による劣化が生じやすく、
また、経時変化により所望の特性が得られなくなるとい
う問題があった。さらに、親水性、疎水性を可逆変換で
きる極性可逆媒体は材料の選択幅が小さく、高価になる
可能性があった。また、表面の親水性、疎水性の変換を
利用するため、ドラム表面の汚れや、現像剤の付着に対
し、影響を受け易く、システムとして不安定となる恐れ
があった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、高精細で信頼性の高い画像を、
高速に形成し、さらに環境上の問題がなく、且つ消費電
力が少ない画像形成方法及び画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の画像形成方法は、光照射
により粘度が変化する現像剤を用い、その現像剤を表面
において保持可能な現像剤保持手段の表面に前記現像剤
を供給し、その現像剤を保持した現像剤保持手段の表面
に対し、画像情報に基づいて選択的に光照射をすること
により潜像を形成し、その潜像を被記録媒体に転写する
ことにより可視像を形成する。従って、前記現像剤保持
手段の表面に前記現像剤が供給され、その現像剤を保持
した現像剤保持手段の表面に対し、画像情報に基づいて
選択的に光照射することにより潜像が形成され、その潜
像が被記録媒体に転写されて可視像が形成される。
【0008】また、請求項2に記載の画像形成方法は、
前記現像剤として、光照射によって分子の立体配置が変
化することにより粘度が変化する成分を含むものを用い
ている。従って、前記現像剤を保持した現像剤保持手段
の表面に対し、画像情報に基づいて選択的に光照射する
と、その現像剤の分子の立体配置が変化することにより
粘度が変化する。
【0009】また、請求項3に記載の画像形成装置は、
光照射により粘度が変化する現像剤と、その現像剤を表
面に保持可能な現像剤保持手段と、その現像剤保持手段
の表面に前記現像剤を供給する現像剤供給手段と、前記
現像剤を保持する現像剤保持手段の表面に対し、画像情
報に基づいて選択的に光照射をすることにより潜像を形
成する露光手段と、前記現像剤保持手段の表面に形成さ
れた潜像を被記録媒体に転写して可視像を形成する転写
手段とを備えている。従って、前記現像剤供給手段は前
記現像剤を前記現像剤保持手段の表面に供給し、前記露
光手段は前記現像剤を保持する現像剤保持手段の表面に
対し、画像情報に基づいて選択的に光照射をすることに
より潜像を形成し、前記転写手段は前記現像剤保持手段
の表面に形成された潜像を被記録媒体に転写して可視像
を形成する。
【0010】また、請求項4に記載の画像形成装置は、
前記現像剤保持手段が、その表面に多数の微細孔が形成
され、前記現像剤は、光照射前は前記現像剤保持手段の
表面上で前記微細孔に侵入しない程度の高粘度の状態で
あり、且つ光照射により粘度が低下して前記微細孔に侵
入するものが用いられる。従って、前記露光手段が前記
現像剤を保持する現像剤保持手段の表面に対し、画像情
報に基づいて選択的に光照射をすると、その光照射され
た現像剤の粘度が低下して前記微細孔に侵入する。
【0011】また、請求項5に記載の画像形成装置は、
前記現像剤保持手段の表面上で前記露光手段により光照
射されないことによって前記微細孔に侵入しないで前記
表面上に残留した現像剤のみが転写されるように構成さ
れている。従って、前記露光手段が前記現像剤を保持す
る現像剤保持手段の表面に対し、画像情報に基づいて選
択的に光照射をすると、光照射されなかった現像剤は前
記微細孔に侵入しないで前記表面上に残留して被記録媒
体に転写される。
【0012】また、請求項6に記載の画像形成装置は、
前記露光手段により光照射されることによって前記微細
孔に侵入した現像剤を回収する現像剤回収手段を備えて
いる。従って、前記現像剤回収手段は前記露光手段によ
り光照射されることにより前記微細孔に侵入した現像剤
を確実に回収する。
【0013】また、請求項7に記載の画像形成装置は、
前記現像剤回収手段が、吸水性の高い発泡材により構成
された回収ローラを備えている。従って、前記現像剤回
収手段は吸水性の高い発泡材により構成された回収ロー
ラによって、前記微細孔に侵入した現像剤を確実に回収
する。
【0014】また、請求項8に記載の画像形成装置は、
前記現像剤回収手段により回収された現像剤の粘度を初
期状態に復元するための粘度復元手段を備えている。従
って、前記粘度復元手段は前記現像剤回収手段により回
収された現像剤の粘度を初期状態に復元する。
【0015】また、請求項9に記載の画像形成装置は、
前記粘度復元手段が、回収された現像剤に光を照射する
光照射手段により構成されている。従って、前記粘度復
元手段は、回収された現像剤に光を照射することにより
前記現像剤の粘度を初期状態に復元する。
【0016】また、請求項10に記載の画像形成装置
は、前記粘度復元手段が、回収された現像剤を加熱する
加熱手段により構成されている。従って、前記粘度復元
手段は、回収された現像剤を加熱することにより前記現
像剤の粘度を初期状態に復元する。
【0017】また、請求項11に記載の画像形成装置
は、前記微細孔が貫通孔構造に形成され、前記露光手段
により光照射されることにより前記微細孔に侵入して、
前記現像剤保持手段の前記現像剤が保持される側とは反
対側に滲出した現像剤のみが転写されるように構成され
ている。従って、前記露光手段が前記現像剤を保持する
現像剤保持手段の表面に対し、画像情報に基づいて選択
的に光照射をすると、その光照射された現像剤の粘度が
低下することにより、前記微細孔に侵入して前記現像剤
保持手段の前記現像剤が保持される側とは反対側に滲出
し、その滲出した現像剤が被記録媒体に転写されて可視
像が形成される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0019】最初に、図1を参照しながら、本発明の第
1の実施の形態の画像形成装置1の構成について説明す
る。
【0020】画像形成装置1は、光の照射によって粘性
が変化する現像剤20を表面に保持する現像ローラ2
と、その現像ローラ2と対向して設置され、且つ現像ロ
ーラ2と一定の間隙を持って近接している画像形成ドラ
ム3と、現像剤20を蓄える現像剤容器4と、その現像
剤容器4内の現像剤20中に一部が浸され、且つ他の一
部が前記現像ローラ2に近接して設置されて前記現像ロ
ーラ2表面に前記現像剤20を供給する供給ローラ5
と、前記現像ローラ2と近接して回転するように設置さ
れて前記現像ローラ2表面に供給された現像剤20を適
量に調整するドクターローラ6と、前記現像ローラ2に
対向して設置されて前記現像ローラ2の表面に保持され
た現像剤20を選択的に露光する選択露光器7と、前記
画像形成ドラム3上に形成された画像を記録材8に転写
する転写ローラ9と、同じく画像形成ドラム3と接触し
て回転するように設置され、前記記録材8に転写されず
に前記画像形成ドラム3上に残留した現像剤20を除去
するクリーニングローラ10と、前記現像ローラ2に接
触して配置され、画像形成に用いられなかった現像剤を
回収するための現像剤回収部11とを主な構成要素とし
て構成されている。
【0021】尚、現像ローラ2は本発明の現像剤保持手
段を、現像剤容器4及び供給ローラ5は現像剤供給手段
を、選択露光器7は露光手段を、画像形成ドラム3及び
転写ローラ9は転写手段を、記録材8は被記録媒体を、
現像剤回収部11は現像剤回収手段をそれぞれ構成する
ものである。
【0022】以上のように構成された画像形成装置1に
ついて、以下にその動作について説明する。
【0023】現像剤容器4に蓄えられた現像剤20中に
浸された供給ローラ5が回転することにより、現像剤2
0は供給ローラ5の表面に保持され且つ搬送される。供
給ローラ5は現像ローラ2と近接しているため、供給ロ
ーラ5と現像ローラ2のニップ部において、供給ローラ
5表面に保持された現像剤20が現像ローラ2の表面に
移動する。
【0024】現像ローラ2は、図2に示すように、多孔
質構造となっており、表面には多数の微細孔12が形成
されている。現像剤20は、未露光の状態においては粘
度が充分に高いため、微細孔12には侵入することなく
現像ローラ2表面に保持される。
【0025】次に、現像ローラ2の表面に移動した現像
剤20は、現像ローラ2が回転することにより、ドクタ
ローラ6とのニップ部まで搬送される。ドクターローラ
6は現像ローラ2と一定の間隙を維持して、近接して回
転しており、現像ローラ2上の余分な現像剤20を除去
し、現像ローラ2表面の現像剤20を適量に調整する。
これにより、現像ローラ2の表面には所望の厚さの現像
剤20の層が形成・保持された状態となる。
【0026】現像ローラ2の表面に保持された現像剤2
0は、現像ローラ2が回転することにより、更に選択露
光位置まで搬送される。ここで、現像ローラ2の表面に
保持された現像剤20は選択露光器7により、図示しな
い制御部からの画像信号に基づいて選択的に露光され
る。
【0027】ここで、選択露光器7は通常のレーザプリ
ンタ等に使用されているものと同様の構成をなしてお
り、一般的には半導体レーザと半導体レーザからの出射
光を走査するポリゴンスキャナー等の光走査装置によっ
て構成されている。もちろん、LEDをライン上に配列
したLEDアレイ等を用いることも可能である。いずれ
の露光手段を採用した場合であっても、光を照射された
現像剤20のみ粘度が変化する。尚、本実施の形態にお
いては、光の照射により、粘度が低下する現像剤20を
用いている。
【0028】ここで、現像剤20が画像形成ドラム3に
選択的に転写されるプロセスについて、図3を参照して
説明する。
【0029】前述したように、前記画像ローラ2表面に
供給された現像剤20は、未露光の状態においては粘度
が充分に高いため、微細孔12には侵入することなく現
像ローラ2表面に層状をなして保持される(図3
(a))。ここで、現像ローラ2の表面に形成された微
細孔12は、前記現像剤20が露光されて低粘度となっ
た場合には表面張力で侵入するが、未露光で高粘度の場
合には侵入しないように、その直径が設定されている。
【0030】前記選択露光器7により選択露光される
と、その露光された現像剤20のみの粘度が低下する。
そして、その粘度が低下した現像剤20は、現像ローラ
2の表面に形成された微細孔12に毛細管現象によって
侵入し、一方、光が照射されないで高粘度のままの現像
剤20は微細孔12に侵入することなく前記表面に保持
される(図3(b))。
【0031】ここで、高粘度のまま表面に保持された現
像剤20は、画像形成ドラム3とのニップ部において、
画像形成ドラム3に付着して転写され、粘度が変化した
現像剤20は、そのまま現像ローラ2の微細孔12中に
残される(図3(c),(d))。
【0032】このように、光が照射しなかった現像剤2
0のみが画像形成ドラム3表面に転写されることによ
り、画像形成ドラム3上で所望の画像が形成される。画
像形成ドラム3上の現像剤20は画像形成ドラム3が回
転することにより搬送され、転写ローラ9とのニップ部
において、記録材8上にさらに転写される。記録材8は
転写ローラ9によって搬送され、最終出力画像となる。
光が照射され微細孔12に侵入した現像剤20は現像剤
回収部11において、吸引され回収される。
【0033】以上説明した一連の動作により記録材8上
に画像が形成される。また、少量の現像剤20が転写さ
れずに画像形成ドラム3上に残るが、これはクリーニン
グローラ10によって除去され廃棄される。
【0034】また、現像剤20に水系の液体を用いる場
合は、画像形成ドラムの表面は親水性の材料、例えば黄
銅などの金属を用いることにより、現像剤20の付着性
を向上させることができる。
【0035】このように、現像剤20を光の照射によっ
て選択的に粘度を変化させれば、高粘度から低粘度への
変化により、画像形成ドラム3に高粘度のままの現像剤
20のみを選択的に付着させ、画像を形成することがで
きる。
【0036】次に、微細孔12を現像ローラ2上に作製
する方法について説明する。この形状の作製方法として
は、幾つかの方法が考えられる。
【0037】第1の方法は、フォトエレクトロフォーミ
ングによって作製する方法である。フォトエレクトロフ
ォーミングとは対象となる基材の表面にフォトレジスト
を塗布した後、マスクを用いてフォトレジストを露光
し、露光部のフォトレジストを選択的に除去し、さらに
フォトレジストを除去した場所にのみ選択的にメッキを
行う製法である。この製法によれば、微細孔部分以外の
部分を親水性の金属でメッキすることにより、結果的に
精度よく微細孔を形成することができる。なお、この製
法においては、現像ローラ2上に直接メッキすることも
可能であるが、予めシート状の金属の表面に微細孔を形
成しておき、そのシート状の金属を現像ローラ2表面に
固定することにより作製することも可能である。
【0038】第2の方法は、エッチングにより微細孔を
形成する方法である。この方法では、現像ローラ2の基
材を親水性の金属により形成し、その金属表面をフォト
レジストを用いて、選択的にエッチングすることにより
微細孔を作製できる。
【0039】第3の方法は、サンドブラスト加工によ
り、微細孔を形成する方法である。この方法によれば現
像ローラ2の基材に対してサンドブラスト加工を行うこ
とにより、微細孔部分のみが削り取られる。この方法に
よれば、微細孔を短時間で簡単に作製できるという利点
がある。
【0040】第4の方法は、メッシュ状のシートを、現
像ローラ2基材上に巻きつけることによって作製する方
法である。ここで、メッシュの目の大きさは所望の解像
度に応じて設定される。ここで、前記メッシュ状のシー
トは、例えばポリスチレン等の疎水性の樹脂や、ステン
レス等の親水性の材料を使用することができる。また、
織り目のできない一体成形により作製したものが、現像
剤を完全にドット毎に分離できるため望ましい。
【0041】第5の方法は、現像ローラ2基材上に、適
当な多孔質パターンができるように印刷する方法であ
る。疎水性の塗料としては、例えば、シリコン樹脂を含
む塗料等を用いることができ、スクリーン印刷で所望の
厚みに印刷することが望ましい。
【0042】第6の方法は、親水性の材料で形成された
現像ローラの表面をレーザ光若しくは電子ビームを照射
することによって微細孔を作製する方法である。
【0043】第7の方法は、予め作製された型によっ
て、微細孔を成形加工により作製する方法である。型は
予め放電加工やレーザ加工等によって作製する。成型方
法としては、現像ローラ2の基材の材質に応じて射出成
形や焼結が利用できる。この方法によれば、微細孔を安
定して効率よく作製することができる。
【0044】第8の方法は、第7の方法と同様に作製し
た型を用いて、打ち抜き加工で微細孔を作製する方法で
ある。
【0045】以上説明した各方法により、所望の大きさ
の微細孔を備えた現像ローラ2を作製することができ
る。
【0046】次に、光の照射によって粘度が変化する現
像剤20の組成について説明する。光の照射によって粘
度が変化する機構は幾つか考えることができる。
【0047】その一例として、光の照射により、シス−
トランス転移のように立体配置が変化し、それによって
粘度が変化する機構を利用するものである。この性質を
示す化合物としては、アゾベンゼン基を含む高分子がよ
く知られている。アゾベンゼンは図4に示すようにシス
−トランス変化により、2つのベンゼン環の両端の間の
距離が0.90nmから0.55nmに減少する。これ
によって分子物性が変化し、粘度変化が生じる。具体的
な例としては、アゾベンゼン基を主鎖に持つ(化1)
は、光の照射によりトランス状態からシス状態へ変化
し、粘度は約半分に減少する。
【0048】
【化1】
【0049】その他、同様な性質を示す化合物としては
(化2)等がある。
【0050】
【化2】
【0051】本実施の形態に用いられる現像剤は、これ
ら粘性の変化を発生する化合物と染料もしくは顔料等の
色材とを含んだ混合液である。この現像剤が水系のもの
であれば環境上や安全上好ましい。
【0052】以上説明したような現像剤を用いることに
より、本実施の形態の画像形成装置1は、画像形成ドラ
ム3上に現像剤20を選択的に付着させることができ、
画像を形成することができる。
【0053】次に、図5を参照して、現像剤回収部11
の構成について説明する。
【0054】現像剤回収部11は、前述したように、光
照射により粘性が減少して現像ローラ2中の微細孔12
に吸収された現像剤20を回収するためのものである。
【0055】画像形成装置1において画像形成が行われ
るに従い、現像ローラ2に構成された微細孔12に粘性
が減少した現像剤が蓄積されていく。この蓄積量が一定
量を超えると現像剤20の粘度が小さくなっても微細孔
12に現像剤20が侵入しなくなるという状態が発生す
る。そこで、画像形成を連続して行うことができるため
には、微細孔12に侵入した現像剤20を除去する必要
があり、現像剤回収部11はかかる必要のために設けら
れるものである。
【0056】現像剤回収部11は、液体の吸収性の良い
発泡材で構成された回収ローラ13と、回収ローラ13
の肉厚よりも小さい間隙を有し、且つ回収ローラ13の
内側と外側から対向して設置された2つのスクイーズド
ローラ組14、さらにスクイーズドローラ組14によっ
て絞り出された現像剤を保存する回収現像剤保存部15
とから構成される。
【0057】回収ローラ13は、吸水性の良い発泡材で
構成され、現像ローラ2と圧接して回転するため、微細
孔12に侵入した現像剤20の一部が回収ローラ13に
吸収される。回収ローラ13に吸収された現像剤20
は、スクイーズドローラ組14によって絞り出され、回
収現像剤保存部15に蓄えられる。回収された現像剤2
0は粘性が減少しており、そのまま現像剤としては再利
用できないため、一定量が蓄えられた時点で廃棄され
る。若しくは、粘性が可逆的に変化する現像剤を用いる
場合は、粘性を初期状態に復元させた後、現像剤として
再利用することもできる。前記の(化2)は、加熱する
ことにより、徐々に粘度が復元するため、再利用するこ
とが可能である。
【0058】このような現像剤を使用する場合は、図6
に示すように回収現像剤保存部15に粘度復元用ヒータ
16を取り付けることにより、現像剤の粘度を初期値に
復元し、さらに現像剤容器4へ導いて再利用することが
できる。尚、粘度復元用ヒータ16は本発明の粘度復元
手段及び加熱手段を構成するものである。
【0059】また、画像形成時とは異なる波長の光を照
射することによって、粘度が復元する現像剤を用いるこ
ともできる。この場合、図7に示すように、回収現像剤
保存部15に粘度復元用光照射器17を取り付け、光照
射によって粘度の復元を行う。尚、粘度復元用光照射器
17は本発明の粘度復元手段及び光照射手段を構成する
ものである。
【0060】次に、第2の実施の形態の画像形成装置3
0の構成について、図8を参照しながら説明する。な
お、第1の実施の形態と同一部材には、同一の符号を付
し、その詳細な説明を省略する。
【0061】画像形成装置30は、現像ローラ18と、
現像ローラ18と対向して設置され、且つ現像ローラ1
8と一定の間隙を持って近接している画像形成ドラム3
と、現像ローラ18の内部に設置された現像剤供給部1
9と、現像ローラ18を通して現像剤を選択的に露光す
るように、現像ローラ18に対向して設置された選択露
光器7と、画像形成ドラム3と接触して回転するように
設置され、画像形成ドラム3上に形成された画像を記録
材8に転写する転写ローラ9と、同じく、画像形成ドラ
ム3と接触して回転するように設置され、記録材8に転
写されなかった現像剤を除去するためのクリーニングロ
ーラ10とを主な構成要素として構成されている。
【0062】以上のように構成された画像形成装置30
の動作について以下に説明する。現像剤供給部19に蓄
えられた現像剤20は、現像剤供給部19に設けられた
開口部22から滲み出し、現像ローラ18の内側に供給
される。前記現像ローラ18は内側から外側に貫通した
微細孔21を多数備えており、微細孔21の直径は、前
記現像剤20が露光され低粘度となった場合に表面張力
で侵入し、未露光で高粘度のままの場合には侵入しない
ような大きさに設定されている。例えば、微細孔21の
長さを約100μmとしたとき、その直径は約10乃至
100μmに設定する。
【0063】図9は、現像剤20が画像形成ドラム3に
選択的に付着する過程を説明する図であり、微細孔21
と画像形成ドラム3とのニップ部を模式的に表すもので
ある。
【0064】前述したように、前記画像ローラ2表面に
供給された現像剤20は、未露光の状態においては粘度
が充分に高いため、微細孔21には侵入することなく現
像ローラ18表面に層状をなして保持される(図9
(a))。
【0065】画像情報に基づいて前記選択露光器7より
選択的に露光すると、光は前記微細孔21を通して現像
剤20に達し、露光された現像剤20のみの粘度が低下
する。そして、その粘度が低下した現像剤20は、現像
ローラ2の表面に形成された微細孔21に毛細管現象に
よって侵入し、さらに現像ローラ18の外側の面まで到
達して前記現像ローラ18表面上に滲出する(図9
(b))。
【0066】ここで、画像形成ドラム3を現像ローラ1
8に接触または近接させると、露光された現像剤20の
みが画像形成ドラム3に接触することにより転写されて
画像が形成される(図9(c),(d))。
【0067】また、現像剤20に水系の液体を用いる場
合は、画像形成ドラム3の表面は親水性の材料、例えば
黄銅などの金属を用いることにより、現像剤20の付着
性を向上させることができる。
【0068】このように、現像剤20を光の照射によっ
て選択的に粘度を変化させれば、高粘度から低粘度の変
化により、画像形成ドラム3に低粘度に変化した現像剤
20のみを選択的に付着させ、画像を形成することがで
きる。
【0069】また、前記画像形成装置30では、前記現
像剤20を現像ローラ18内に保存できるので、装置全
体をコンパクトな構成とすることができる。また、露光
されて粘度が変化した現像剤により画像を形成するた
め、前記第1の実施の形態のように粘度が変化した現像
剤20を回収するための手段を、別途備える必要はな
い。
【0070】また、粘度が変化した現像剤20のみが選
択的に画像形成ドラム3に付着して画像形成部を構成と
するので、現像剤20の粘度変化は必ずしも可逆的であ
る必要はない。
【0071】また、回収して再利用する場合にも、復元
するための反応が高速である必要はないため、従来の方
式のように復元反応がプロセススピード並の反応速度で
あることを必要としない。さらに、繰り返し使用する回
数も感光ドラムの表面張力を可逆的に変える方式と比較
すると桁違いに少なくてすむ。
【0072】従って、現像剤20の材料選択の幅が広
く、特性的にも、工業的にも適した材料を選ぶことがで
きる可能性が高い。さらに、前記現像剤20は消耗品で
あるため、繰り返し使用することによる劣化を心配する
必要がなく、大変信頼性の高いシステムとなる。さら
に、表面張力が変化する反応は大変高速であるため、シ
ステム全体の印字速度をオフセット印刷並に速くするこ
とも可能である。また、液体状の現像剤を用いているの
で、色が鮮やかな高精細の画像を得ることが可能であ
る。さらに、現像剤は水性のものを用いることができる
ため、環境面でも全く問題を生じない。
【0073】尚、本発明は以上詳述した実施の形態に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々の変更を加えることができる。
【0074】例えば、前記各実施の形態においては、現
像ローラ2若しくは18上の潜像を一旦画像形成ドラム
3上に転写した後、さらに記録材8への転写を行う構成
であった。しかし、図10に示すように、現像ローラ2
と記録材8とを直接近接させ、現像ローラ2から粘度が
変化した現像剤20のみを選択的に付着させる構成とす
ることも可能である。この場合は、画像形成部を記録材
8が兼ねることになり、この記録材8上の画像が最終出
力となる。この構成によれば画像形成ドラム3及びクリ
ーニングローラ10が不要となるため、さらに簡単な構
成となる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の請求項1に記載の画像形成方法は、光照射によ
り粘度が変化する現像剤を用い、その現像剤を表面にお
いて保持可能な現像剤保持手段の表面に前記現像剤を供
給し、その現像剤を保持した現像剤保持手段の表面に対
し、画像情報に基づいて選択的に光照射をすることによ
り潜像を形成し、その潜像を被記録媒体に転写すること
により可視像を形成する。従って、高精細の画像を高速
に形成することができる。また、現像剤の経時変化によ
る影響が少ないため画像の信頼性が高い。また、帯電器
や高圧電源等を用いる必要がないため、環境上の問題が
なく、且つ消費電力が少ない。
【0076】また、請求項2に記載の画像形成方法は、
前記現像剤として、光照射によって分子の立体配置が変
化することにより粘度が変化する成分を含むものを用い
ている。従って、光照射により前記現像剤の粘度を容易
且つ確実に変化させて潜像を形成することができる。
【0077】また、請求項3に記載の画像形成装置は、
光照射により粘度が変化する現像剤と、その現像剤を表
面に保持可能な現像剤保持手段と、その現像剤保持手段
の表面に前記現像剤を供給する現像剤供給手段と、前記
現像剤を保持する現像剤保持手段の表面に対し、画像情
報に基づいて選択的に光照射をすることにより潜像を形
成する露光手段と、前記現像剤保持手段の表面に形成さ
れた潜像を被記録媒体に転写して可視像を形成する転写
手段とを備えている。従って、高精細の画像を高速に形
成することができる。また、現像剤の経時変化による影
響が少ないため画像の信頼性が高い。また、帯電器や高
圧電源等を用いる必要がないため、環境上の問題がな
く、且つ消費電力が少ない。
【0078】また、請求項4に記載の画像形成装置は、
前記現像剤保持手段が、その表面に多数の微細孔が形成
され、前記現像剤は、光照射前は前記現像剤保持手段の
表面上で前記微細孔に侵入しない程度の高粘度の状態で
あり、且つ光照射により粘度が低下して前記微細孔に侵
入するものが用いられる。従って、前記現像剤の粘度変
化により、効率的且つ高速に画像を形成することができ
る。
【0079】また、請求項5に記載の画像形成装置は、
前記現像剤保持手段の表面上で前記露光手段により光照
射されないことによって前記微細孔に侵入しないで前記
表面上に残留した現像剤のみが転写されるように構成さ
れている。従って、前記微細孔に侵入しないで前記表面
上に残留した現像剤のみが被転写体に接触するため、非
画像部での汚れの少ない高精細な画像を形成することが
できる。
【0080】また、請求項6に記載の画像形成装置は、
前記露光手段により光照射されることによって前記微細
孔に侵入した現像剤を回収する現像剤回収手段を備えて
いる。従って、連続して画像形成が行われる場合でも、
余分な現像剤を前記微細孔から確実に取り除くことがで
きる。
【0081】また、請求項7に記載の画像形成装置は、
前記現像剤回収手段が、吸水性の高い発泡材により構成
された回収ローラを備えている。従って、前記回収ロー
ラが前記各微細孔に接触することにより、現像剤が回収
ローラに吸収され、効率よく回収を行うことができる。
【0082】また、請求項8に記載の画像形成装置は、
前記現像剤回収手段により回収された現像剤の粘度を初
期状態に復元するための粘度復元手段を備えている。従
って、前記現像剤回収手段により回収された現像剤の粘
度を初期状態に復元することにより、回収された現像剤
の再利用をすることができる。
【0083】また、請求項9に記載の画像形成装置は、
前記粘度復元手段が、回収された現像剤に光を照射する
光照射手段により構成されている。従って、簡単な構成
で効率的に前記回収された現像剤の粘度を初期状態に復
元することができる。
【0084】また、請求項10に記載の画像形成装置
は、前記粘度復元手段が、回収された現像剤を加熱する
加熱手段により構成されている。従って、簡単な構成で
効率的に前記回収された現像剤の粘度を初期状態に復元
することができる。
【0085】また、請求項11に記載の画像形成装置
は、前記微細孔が貫通孔構造に形成され、前記露光手段
により光照射されることにより前記微細孔に侵入して、
前記現像剤保持手段の前記現像剤が保持される側とは反
対側に滲出した現像剤のみが転写されるように構成され
ている。従って、前記露光手段が前記現像剤を保持する
現像剤保持手段の表面に対し、前記微細孔より滲出した
現像剤のみが被転写体に接触するため、非画像部での汚
れの少ない高精細な画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の画像形成装置の構成を説
明する概略構成図である。
【図2】現像ローラの外観図である。
【図3】現像剤が画像形成ドラムへ選択的に付着される
プロセスを説明する説明図である。
【図4】光照射により化合物の立体配置が変化する現象
を説明する説明図である。
【図5】現像剤回収部の構成を説明する概略構成図であ
る。
【図6】光照射により粘度を復元する粘度復元部を備え
た現像剤回収部の構成を説明する概略構成図である。
【図7】加熱により粘度を復元する粘度復元部を備えた
現像剤回収部の構成を説明する概略構成図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の画像形成装置の構
成を説明する概略構成図である。
【図9】第2の実施の形態の画像形成装置において、現
像剤が画像形成ドラムへ選択的に付着されるプロセスを
説明する説明図である。
【図10】第1の実施の形態の画像形成装置の変形例の
構成を説明する概略構成図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 現像ローラ 3 画像形成ドラム 4 現像剤容器 5 供給ローラ 7 選択露光器 8 記録材 9 転写ローラ 11 現像剤回収部 12 微細孔 13 回収ローラ 14 スクイーズドローラ組 16 粘度復元用ヒータ 17 粘度復元用光照射器 18 現像ローラ 19 現像剤供給部 20 現像剤 22 開口部 21 微細孔 30 画像形成装置 31 画像形成装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 15/05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光照射により粘度が変化する現像剤を用
    い、 その現像剤を表面において保持可能な現像剤保持手段の
    表面に前記現像剤を供給し、 その現像剤を保持した現像剤保持手段の表面に対し、画
    像情報に基づいて選択的に光照射をすることにより潜像
    を形成し、 その潜像を被記録媒体に転写することにより可視像を形
    成することを特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 前記現像剤として、光照射によって分子
    の立体配置が変化することにより粘度が変化する成分を
    含むものを用いたことを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成方法。
  3. 【請求項3】 光照射により粘度が変化する現像剤と、 その現像剤を表面に保持可能な現像剤保持手段と、 その現像剤保持手段の表面に前記現像剤を供給する現像
    剤供給手段と、 前記現像剤を保持する現像剤保持手段の表面に対し、画
    像情報に基づいて選択的に光照射をすることにより潜像
    を形成する露光手段と、 前記現像剤保持手段の表面に形成された潜像を被記録媒
    体に転写して可視像を形成する転写手段とを備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記現像剤保持手段は、その表面に多数
    の微細孔が形成され、 前記現像剤は、光照射前は前記現像剤保持手段の表面上
    で前記微細孔に侵入しない程度の高粘度の状態であり、
    且つ光照射により粘度が低下して前記微細孔に侵入する
    ものであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤保持手段の表面上で前記露光
    手段により光照射されないことによって前記微細孔に侵
    入しないで前記表面上に残留した現像剤のみが転写され
    るように構成されたことを特徴とする請求項4に記載の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記露光手段により光照射されることに
    よって前記微細孔に侵入した現像剤を回収する現像剤回
    収手段を更に備えたことを特徴とする請求項4若しくは
    5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記現像剤回収手段は、吸水性の高い発
    泡材により構成された回収ローラを備えていることを特
    徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記現像剤回収手段により回収された現
    像剤の粘度を初期状態に復元するための粘度復元手段を
    更に備えたことを特徴とする請求項6若しくは7に記載
    の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記粘度復元手段は、回収された現像剤
    に光を照射する光照射手段により構成されたことを特徴
    とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記粘度復元手段は、回収された現像
    剤を加熱する加熱手段により構成されたことを特徴とす
    る請求項8に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記微細孔は貫通孔構造に形成され、 前記露光手段により光照射されることにより前記微細孔
    に侵入して、前記現像剤保持手段の前記現像剤が保持さ
    れる側とは反対側に滲出した現像剤のみが転写されるよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項4に記載の画像
    形成装置。
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