JPH10151719A - 製版システム - Google Patents

製版システム

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JPH10151719A
JPH10151719A JP8325873A JP32587396A JPH10151719A JP H10151719 A JPH10151719 A JP H10151719A JP 8325873 A JP8325873 A JP 8325873A JP 32587396 A JP32587396 A JP 32587396A JP H10151719 A JPH10151719 A JP H10151719A
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JP
Japan
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plate
dust
plate material
cylinder
suction
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Pending
Application number
JP8325873A
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English (en)
Inventor
Shinji Okuda
晋次 奥田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH10151719A publication Critical patent/JPH10151719A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイレクト製版時に発生する粉塵や煙等を完
全に吸引、回収すること。 【解決手段】 吸気ポンプ45と吸気ダクト43とから
なる吸気手段のみによって乱流のない安定した吸引空気
流42を形成して、ダイレクト製版時に発生する粉塵や
煙等を吸気ダクト43内に完全に吸引して回収できるよ
うにし、吸気口43a内の粉塵Dを清掃する粉塵清掃板
52も備えたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子グラ
ビア印刷システムに適用するのに最適な製版システムに
関し、特に、製版時に発生する粉塵や煙等の除去処理の
技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、特開平2−1392
38号公報に見られるように、凹版印刷の一例である電
子グラビア印刷システムでは、ポリエチレン樹脂等の熱
可塑性樹脂で成形された、厚さ200ミクロン程度のシ
ート状の版材(以下、単に版材と記載する)を使用して
いる。そして、製版機による製版工程では、この版材を
版胴の外周に巻き付けて高速で回転させながら、版胴の
軸方向に往復動される半射体レーザのレーザビームによ
って、版材の表面に写真等の凹凸による画像データを製
版(刻み込むこと)する。
【0003】次に、印刷機による印刷工程では、前の製
版工程で製版された版材を印刷機の版胴の外周に再び巻
き付ける。そして、版胴を高速で回転させながら、版材
の凹凸による画像データにインキロールによってインキ
を塗布すると共に、被印刷物である紙等を圧胴によって
版材の表面に圧着させながら高速で送るようにして、紙
等の表面に写真等の画像を高速で印刷する。この際、カ
ラー印刷の場合には、シアン、マゼンタ、イエローの3
原色の他、必要に応じてブラック等を用いる多色の重ね
刷りを行う。そして、電子グラビア印刷システムによれ
ば、半導体レーザから照射されるレーザビームによって
版材の表面に凹凸による画像データをサブミクロンオー
ダで高精度に刻み込むことができるので、写真等の画像
を極めて高精度に印刷することができる。
【0004】ところで、この種電子グラビア印刷システ
ムでは、製版工程において、半導体レーザのレーザビー
ムを版材の表面に照射することによって、ポリエチレン
樹脂等の熱可塑性樹脂で成形された版材の表面を融かし
て飛散又は昇華させることによって写真等の凹凸による
画像データを刻み込んでいる。従って、この製版工程で
は、版材の表面から融けて飛散又は昇華した粉塵や煙等
が多量に発生する。そして、これらの粉塵や煙等がレー
ザビームを照射するレーザブロックの対物レンズに付着
したり、その対物レンズと版材との間に浮遊すると、レ
ーザビームのパワーが減少し、版材の表面に刻み込む画
像データの精度が低下してしまう。
【0005】そこで、従来は、例えば特開平5−163
19号公報に見られるように、レーザブロックの対物レ
ンズと版材との間に浮遊する粉塵や煙等をクロスフロー
ファンによって吹き飛ばす方法。また特公昭62−55
501号公報に見られるように、レーザブロックの対物
レンズの前面でレーザビームの光軸上に円筒状の粉塵除
去用筒を取り付け、この粉塵除去用筒内を横切る空気流
を空気噴出口と空気吸引口との間に形成して、この粉塵
除去用筒内に侵入した粉塵や煙等をその空気流によって
空気吸引口に吸引するようにした方法。更には、本発明
の出願人が先に出願した先願例である特願平5−258
850号明細書に見られるように、クロスフローファン
と、吸気ダクトを備えた吸気ポンプとの間で形成される
空気流を版胴の外周に巻き付けられた版材の表面とレー
ザブロックの対物レンズの表面との間に形成して、粉塵
や煙等を空気流内に取り込んで吸気ダクト内に吸い込む
ようにした方法等が考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平5−1
6319号公報に記載された方法は、粉塵や煙等を単に
撒き散らさせているに過ぎず、臭いの問題もあり、非常
に非衛生的である。また、飛散した粉塵等が静電気によ
って版材の表面に付着して、画像データの精度を低下さ
せ易い。また、特公昭62−55501号公報に記載さ
れた方法は、版胴によって回転される版材の表面と粉塵
除去用筒の先端との間に隙間を形成しなければならない
ことから、粉塵や煙等を完全に除去することができな
い。そして、対物レンズが粉塵除去用筒内の奥まった位
置にあり、レンズクリーニングの機能がないために、粉
塵除去用筒内に侵入した粉塵や煙等はやがて対物レンズ
に付着、堆積されてしまう。更に、対物レンズの前面に
障害物である粉塵除去用筒を取り付けたことによって、
対物レンズと版材表面との間の距離が長くなり、レーザ
ビームのパワーロスが発生する。そして、特願平5−2
58850号明細書に記載された方法では、空気流をク
ロスフローファンの送風力と吸気ポンプの吸気力とによ
って形成していたために、その送風力と吸気力とのバラ
ンス調整が困難であり、送風力が吸気力より大きくなっ
た場合に、空気流の乱流が発生し、空気流の一部が吸気
ダクトから外れることによって、粉塵や煙等を撒き散ら
す可能性があった。なお、クロスフローファンの送風力
よりも吸気ポンプの吸気力を大きくすれば、この問題は
解決できるものの、吸気ポンプのパワーアップを行う
と、騒音の増大、消費電力の増大が生じる。
【0007】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、製版時に発生する粉塵や煙等を完
全に回収することができると共に、レーザブロックの対
物レンズを版材の表面に十分に近接させることができ、
しかも、騒音及び消費電力が少なくて済むようにした製
版システムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の製版システムは、シート状の版材が外周に
巻き付けられた版胴と、上記版胴の軸方向に対してほぼ
直角な方向から上記版材の表面にレーザビームを照射す
るレーザブロックと、上記レーザブロックを上記版胴の
軸方向に移送するレーザブロック移送機構とを備え、上
記版材を上記版胴によって回転させながら、上記版材の
表面に上記レーザブロックによってレーザビームを照射
しつつ、このレーザブロックを上記レーザブロック移送
機構によって上記版材の製版エリア内で上記版胴の軸方
向に移送して、上記版材の表面に凹凸による画像データ
を形成するようにした製版システムにおいて、吸気手段
のみによって形成される吸引空気流を上記版材の表面と
上記レーザブロックの対物レンズの表面との間に上記版
胴の接線方向に沿って、かつ、上記版材の製版エリアの
全巾に亘って形成したものである。
【0009】上記のように構成された本発明の製版シス
テムは、吸気手段のみによって形成される吸引空気流を
版胴の外周に巻き付けられた版材の表面とレーザビーム
を照射するレーザブロックの対物レンズの表面との間に
版胴の接線方向に沿って、かつ、版材の製版エリアの全
巾に亘って形成したので、乱流が生じない吸引空気流を
安定して形成することができ、製版時に製版エリア中に
発生する粉塵や煙等を吸引空気流内に取り込んで吸気手
段内に完全に回収することができる。しかも、対物レン
ズの前に障害物がないことから、対物レンズを版材の表
面に十分に近接させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を電子グラビア印刷
システムに適用した製版システムの実施の形態を図を参
照して説明する。
【0011】「シート状の版材及び版材ジャケットの説
明」まず、図7に示すように、電子グラビア印刷システ
ムに使用されるシート状の版材(以下、単に版材と記載
する)1には、ポリエチレン樹脂等の熱可塑性樹脂でほ
ぼ方形状に成形された、厚さ200ミクロン程度のシー
トが用いられている。そして、この版材1の表面1a
で、図7に斜め格子状のハッチングで示したほぼ方形状
の製版エリアA内に写真等の画像データ2がサブミクロ
オーダの凹凸によって高精度に製版(刻み込むこと)さ
れ、この版材1の左右両側に沿って一定ピッチのスプロ
ケット穴3が平行に形成されている。
【0012】そして、版材ジャケット6は、ほぼ方形状
で、3辺6a、6b、6cがほぼコ字状に閉塞され、1
辺6dに版材出入口7が開口された扁平な袋状に形成さ
れている。この際、ポリエチレン樹脂等の熱可塑性樹脂
でほぼ方形状に成形された、厚さ200ミクロン程度の
ベースシート8とカバーシート9とを上下に水平に重ね
て、これらの3辺6a、6b、6cを所定の巾でほぼコ
字状に熱シール(加熱しながら加圧してベースシート8
とカバーシート9とを熱融着すること)することによ
り、この版材ジャケット6を簡単に製造することができ
る。
【0013】そして、版材1がその表面1aを上向きに
して版材出入口7から版材ジャケット6内に矢印a、
a′方向から出し入れ自在に収納されている。なお、こ
の版材ジャケット6の熱シールされた左右両側の2辺6
a、6bで、版材出入口7側に偏位された位置にベース
シート8及びカバーシート9を上下に貫通する左右一対
の位置決めピン挿入穴10が形成され、これらのジャケ
ット固定穴10の内側近傍位置には版材1の左右両側の
スプロケット穴3の上下に対向されてベースシート8及
びカバーシート9を上下に貫通するように形成された左
右一対の長穴状のスプロケット挿入穴11が形成されて
いる。
【0014】「製版機の概要説明」次に、図6の(A)
に示すように、製版機21にはジャケット装填テーブル
22と、その上部に設置された給排版装置23が設けら
れている。そこで、製版前の版材1が内部に収納された
版材ジャケット6を製版機21のジャケット装填テーブ
ル22上に矢印a方向から水平に装填する。すると、給
排版装置23によって、版材ジャケット6内から版材1
が矢印a方向に自動的に引き出されて、製版機21内の
版胴24の外周に図6の(B)に示すように自動的に巻
き付けられる。
【0015】そこで、図6の(B)に示すように、版胴
24によって版材1を矢印b方向に高速で回転させなが
ら、レーザブロック25の半導体レーザ26によってコ
リメータレンズ27及び対物レンズ28を通してレーザ
ビームLBを版材1の表面1aに照射しつつ、レーザブ
ロック26を版胴24の軸方向に往復動させて、レーザ
ビームLBによって版材1の表面1aに写真等の色別の
画像データ2をサブミクロンオーダの凹凸によって高精
度に直接刻み込むようにした、いわゆるダイレクト製版
を1〜4枚の版材1について順次行う。
【0016】この際、写真スキャナーやデジタルVTR
等のマルチメディアから取り込んだ写真等の画像のデジ
タル情報を画像処理コンピュータ等にて電子編集して、
シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等の4色のデジ
タル情報を得る。そして、1〜4枚の版材1を順次交換
しながら、その4色の色別のデジタル情報に基づいてレ
ーザ駆動回路によって半導体レーザ26を駆動して、1
〜4枚の版材1に4色の色別の画像データ2をそれぞれ
別々にダイレクト製版する。
【0017】そして、製版済みの版材1が給排版装置2
3によって版胴24の外周から矢印a′方向に自動的に
送り戻されて版材ジャケット6内に再び収納されて製版
工程を終了する。なお、この後版材ジャケット6をジャ
ケット装填テーブル22上から矢印a′方向に抜き取っ
て、次の印刷機に装填し、印刷機にて、その版材1の色
別の画像データ2をシアン、マゼンタ、イエロー、ブラ
ック等のインキを用いて印刷紙に重ね刷りしてカラー写
真等のカラー印刷物を印刷する。
【0018】「製版機のレーザブロック移送機構の説
明」次に、図1〜図4によって、製版機のレーザブロッ
ク移送機構を説明する。このレーザブロック移送機構3
1は、レーザブロック25が取り付けられたレーザブロ
ック移動台32を一対の水平な摺動ガイド33上で摺動
させるようにして、このレーザブロック移動台32を駆
動モータ34によって回転駆動される送りネジ35によ
って、版胴24の軸方向と平行な方向である矢印c、
c′方向に移送させるように構成したものである。な
お、版胴駆動機構36は駆動モータ37によって伝動機
構38を介して版胴24を矢印b方向に高速で回転駆動
するように構成されている。
【0019】そして、製版時には、版胴駆動機構35に
よって版胴24と一体に版材1を矢印b方向に高速で回
転させながら、レーザブロック25の半導体レーザ26
によってコリメータレンズ27及び対物レンズ28を通
してレーザビームLBを版材1の表面1aに照射しつ
つ、レーザブロック移送機構31によってレーザブロッ
ク25を版材1の製版エリアA内で矢印c、c′方向に
往復移動させるようにして、レーザビームLBによって
版材1の表面1aに写真等の色別の画像データ2をサブ
ミクロンオーダの凹凸によって高精度に直接刻み込む
(ダイレクト製版)する。
【0020】この際、図6の(B)に示すように、ポリ
エチレン樹脂等の熱可塑性樹脂で成形された版材1の表
面1aにレーザビームLBを照射することによって、版
材1の表面1aを融かして飛散又は昇華させることによ
って、版材1の表面1aにサブミクロンオーダの凹凸に
よる画像データ2をダイレクト製版する。従って、この
ダイレクト製版中は、版材1の表面1aから融けて飛散
又は昇華した粉塵Dや煙等が多量に発生する。
【0021】「製版機の粉塵、煙除去装置の説明」次
に、図1〜図4によって、ダイレクト製版中において発
生する粉塵Dや煙除去装置41を説明する。この粉塵、
煙除去装置41は、版胴24の外周に巻き付けられてい
る版材1の表面1aと、レーザブロック25の対物レン
ズ28の表面28aとの間の隙間G1 内に、版胴24の
接線方向に沿って、かつ、版材1の製版エリアAの全巾
にわたって粉塵、煙を吸引するための吸引空気流42を
形成する。そのために製版エリアAの全巾以上の長さを
有する吸気ダクト43と、吸気パイプ44及び吸気ポン
プ45とによって構成される吸気手段をレーザブロック
25の下部に配置している。
【0022】そして、吸気ダクト43には上端にその全
長にわたって吸気口43aが形成されていて、吸気ダク
ト43の下端に接続された吸気パイプ44に吸気ポンプ
45が取り付けられている。そして、吸気ポンプ45の
作動によって、吸気パイプ44を通して吸気ダクト43
の吸気口43aの全巾にわたって下向きである矢印d方
向の吸引空気流42を発生するものであり、クロスフロ
ーファン等の送風手段は一切用いていない。そして、吸
気パイプ44と吸気ポンプ45の間に集塵手段である集
塵フィルタ46を備えた集塵器47が接続されている。
【0023】「粉塵、煙除去動作」上記のように、吸気
ポンプ45、吸気パイプ44及び吸気ダクト43による
矢印d方向の吸気空気流42によって、版材1の表面1
aとレーザブロック25の対物レンズ28の表面28a
との間の隙間G1 に、版胴24の接線方向に沿って、か
つ、版材1の製版エリアAの全巾にわたって矢印d方向
の吸引空気流42を形成した状態で、前述したダイレク
ト製版を行う。すると、レーザビームLBによる製版位
置の矢印c、c′方向の変化に拘らず、ダイレクト製版
時に多量に発生する粉塵Dや煙等を吸引空気流42内に
取り込んで吸気口43aから吸気ダクト43内に完全に
回収することができる。そして、吸気ダクト43内に回
収された粉塵Dや煙り等は吸気パイプ44を通して集塵
器47に集塵され、集塵フィルタ46によって回収され
る。
【0024】この際、吸気ダクト43と吸気ポンプ45
からなる吸気手段のみによって形成される吸引空気流4
2は、クロスフローファン等の送風手段を用いたものと
異なり、乱流のない安定した吸引空気流42を形成でき
る。従って、この粉塵、煙除去装置41は、ダイレクト
製版時に多量に発生する粉塵Dや煙等をその吸引空気流
42内に完全に取り込むことができて、その粉塵Dや煙
等を周囲に撒き散らすことなく完全に回収することがで
きる。従って、粉塵Dや煙等が周囲に撒き散らされるこ
とによる他の機構、装置等への影響や臭い等の人体への
影響をなくし、クリーンな環境を維持できる。そして、
飛散した粉塵D等が静電気によって版材1の表面1aに
付着することが全くないので、版材1に画像データ2を
高精度に安定良く刻み込むことができて、高品位なグラ
ビア印刷が可能である。
【0025】そして、対物レンズ28の前に障害物が全
くないので、対物レンズ28を版材1の表面1aに約1
0mm程度まで著しく近接させることができて、レーザ
ビームLBのパワーロス少なくしたハイパワーのダイレ
クト製版を行える。また、矢印d方向の空気流42によ
り対物レンズ28の表面28aを常時クリーニングする
レンズクリーニング機能を発揮できて、対物レンズ28
の表面28aに付着する前に吸気口43aに粉塵D等を
吸気するので、対物レンズ28の表面28aの汚れを未
然に防止することができて、対物レンズ28の表面28
aの汚れによるレーザビームLBのパワーロスも防止で
きる。
【0026】「粉塵清掃装置の説明」前述したダイレク
ト製版時に、粉塵Dや煙等を吸引空気流42によって吸
気ダクト43内に矢印d方向に吸引する際、粉塵Dが吸
気ダクト43の吸気口43aの内壁に徐々に付着、堆積
すると、その吸気口43a内が狭くなく、吸引空気流4
2の吸気力が減少して、粉塵Dや煙等の吸引効果が低下
してしまう。そこで、本発明の製版機21では、図1〜
図6に示すように、ダイレクト製版時に吸気口43aの
内壁に付着、堆積した粉塵Dを除去するための粉塵清掃
装置51を設置している。この粉塵清掃装置51は、レ
ーザブロック移送機構31の上方位置に設置されてい
て、吸気ダクト43の吸気口43aの真上位置に垂直状
に配置された粉塵清掃手段である粉塵清掃板52を備え
ている。
【0027】そして、この粉塵清掃板52は定位置に固
定された粉塵清掃装置取付台51aに取り付けられた左
右各一対、合計4つのガイドローラ53によって左右両
端を案内されて、矢印e、e′方向に垂直に昇降できる
ように構成されている。そして、その昇降駆動機構54
は粉塵清掃装置取付台51aに取り付けられた駆動モー
タ55と、ウォーム及びウォームホイールを組み合せた
ウォームギア56を備えたギアトレイン57と、ピニオ
ン軸58の両端に固着された一対のピニオン59とを備
えている。そして、駆動モータ55によってギアトレイ
ン57及びピニオン軸58を介して回転駆動される一対
のピニオン59で、粉塵清掃板52の上端側の左右両端
に取り付けられている左右一対のラック60を駆動する
ことによって、粉塵清掃板52が矢印e、e′方向に昇
降駆動されるように構成されている。なお、吸気ダクト
43の吸気口43aの内径が約3mmに構成されてい
て、粉塵清掃板52の下端52aの板厚が約1mmに構
成されている。
【0028】この粉塵清掃装置51によれば、給版スタ
ンバイ状態では、図1、図3及び図5に示すように、粉
塵清掃板52が駆動モータ55によって上昇位置まで矢
印e方向に引き上げられている。なお、この時には、ギ
アトレイン57中のウォームギア56による逆回転防止
機構によって、粉塵清掃板52が上昇位置にて安定され
ている。そして、給版時には、図2、図4及び図6に示
すように、給気ポンプ45によって吸引空気流42が発
生されている状態で、粉塵清掃板52が駆動モータ55
によって下降位置まで矢印e′方向に垂直に下降され
て、その下端52aが吸気ダクト43の吸気口43a内
に上方から垂直に挿入される。なお、この時には、粉塵
清掃板52が合計4つのガイドローラ53によって案内
されて安定して下降されるので、その下端52aを狭い
吸気口43a内に正確に、かつ、スムーズに挿入するこ
とができる。
【0029】そして、吸気口43a内に上方から垂直に
挿入された粉塵清掃板52の下端52aは、吸気口43
aの内壁に付着、堆積した粉塵Dを掻き落とすように、
その吸気口43a内を清掃する。そして、その掻き落と
された粉塵Dは直ちに吸引空気流42によって吸気ダク
ト43内から吸気パイプ44を通って集塵器47の集塵
フィルタ46に集塵されてしまう。従って、各給版時の
度に、毎回、吸気ダクト43の吸気口43a内を自動清
掃することができるので、吸気口43aの内径に粉塵D
が付着、堆積されることを未然に防止することができ
る。これにより、空気流42による粉塵Dや煙等の吸気
ダクト43内への吸気を常に高効率に行うことができ
て、ダイレクト製版時におけるレーザビームLBのパワ
ーロスの少ない、ハイパワーのダイレクト製版を行うこ
とができることになり、版材1の表面1aに画像データ
2を高精度で、かつ、安定良くダイレクト製版すること
ができる。なお、図7に示すように、粉塵清掃板52の
下端52aの表面に清掃ブラシ52bやスポンジ等の清
掃効果促進用部材を付設して、吸気口43aの内壁の粉
塵Dの清掃効果をより一層向上することも可能である。
【0030】ところで、この粉塵清掃装置51における
粉塵清掃板52は、給版時における版材ガイドを兼用し
ている。即ち、図5及び図6に示すように、版胴2の外
周に沿って版材巻き付けガイド63が形成されている
が、ダイレクト製版の都合上、レーザブロック25の対
物レンズ28の前面は開放しておく必要がある。そこ
で、図6に示すように、給版時には粉塵清掃板52を下
降位置まで矢印e′方向に下降させて、レーザブロック
25の対物レンズ28の前面を遮蔽した状態で、前述し
た給排版装置23によって版材1を版胴24の外周に矢
印a方向から給版する。そして、この給版時には、版材
1の矢印a方向からの給版速度に同期して、版胴24が
矢印b方向に低速で回転駆動され、版材1の左右両側に
沿って形成されている多数のスプロケット穴3を版胴2
4の外周の左右両端に沿って形成されている複数のスプ
ロケットピン62に順次圧入するようにして、版材1を
版胴24の外周に自動的に巻き付けて行く。
【0031】この給版時に、スプロケットピン62中の
1番ピンに圧入された版材1の先端1bが何等かの理由
でその1番ピンから外れて、その版材1の先端1bが版
胴24の外周から浮き上るようなことがあると、版胴2
4の矢印b方向への回転中に、その版材1の先端1aが
版胴24の周囲に配置されている他の機構部品に不測に
引っ掛けられてしまい、版胴24の外周への版材1の巻
き付け動作を行えなくなったり、版材1を損傷してしま
うような不都合を発生する。
【0032】しかし、この給版動作中に、版材1の先端
1bが1番ピンから外れて版胴24の外周から浮き上る
ようなことがあっても、その先端1bは版胴24の矢印
b方向への回転に伴って、まず、粉塵清掃板52で案内
された後、版材巻き付けガイド63によって順次案内さ
れることになり、版材1を版胴24の外周に安全に、か
つ、スムーズに巻き付けることができる。なお、版胴2
4の外周の一部に版材クランパー(図示せず)が付設さ
れていて、版胴24の外周に巻き付けられた版材1の先
端1b及び後端1cは上下に重ねられて、その版材クラ
ンパーによって版胴24の外周に圧着されて固定され、
給版動作が終了する。そして、この給版動作終了後に、
図5に示すように、粉塵清掃板52が駆動モータ55に
よって再び上昇位置まで矢印e方向に上昇されて、レー
ザブロック25の対物レンズ28の前面が開放され、前
述したダイレクト製版が引き続き行われることになる。
【0033】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づき各種の変更が可能であ
る。
【0034】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の製版シ
ステムは、次のような効果を奏する。
【0035】請求項1は、吸気手段のみによって形成さ
れる吸引空気流を版胴の外周に巻き付けられた版材の表
面とレーザビームを照射するレーザブロックの対物レン
ズの表面との間に版胴の接線方向に沿って、かつ、版材
の製版エリアの全巾に亘って形成したので、乱流が生じ
ない吸引空気流を安定して形成することができ、製版時
に製版エリア中に発生する粉塵や煙等を吸引空気流内に
取り込んで吸気手段内に完全に回収することができるよ
うにしたので、粉塵や煙等を周囲に撒き散らすことなく
完全に回収することができて、粉塵や煙等が周囲に撒き
散らされることによる他の機構、装置等への影響や臭い
等の人体への影響をなくし、クリーンな環境を維持でき
る。そして、飛散した粉塵等が静電気によって版材の表
面に付着することが全くないので、版材に画像データを
高精度に安定良く刻み込むことができて、高品位なグラ
ビア印刷が可能である。
【0036】請求項1は、レーザブロックの対物レンズ
を版材の表面に十分に近接させることができるので、レ
ーザビームのパワーロスが少ない。そして、エアカーテ
ンによって対物レンズの表面のレンズクリーニングの機
能を発揮できるので、対物レンズの表面の汚れによるレ
ーザビームのパワーロスも防止できて、版材の表面にハ
イパワーのレーザビームによって画像データを高精度に
安定良く刻み込むことができて、高品位なグラビア印刷
が可能である。
【0037】請求項1は、吸気手段のみによって吸引空
気流を形成することにより、乱流が生じない吸引空気流
を安定して形成することができるようにしたので、吸気
ポンプ等の吸気手段のパワーアップによる騒音の増大や
消費電力の増大を未然に防止することができて、騒音及
び消費電力が少なくて済む上に、クロスフローファン等
の送風手段の省略による構造の簡素化、小型化、低コス
ト化を図ることができる。
【0038】請求項2は、吸気手段をレーザブロックの
下部に配置したので、上から下に向う自然で、強力な吸
引空気流を形成することができて、粉塵や煙等の回収や
対物レンズのクリーニング等を効果的に行える。
【0039】請求項3は、吸気手段を吸気ダクトと吸気
ポンプによって構成したので、乱流のない吸引空気流を
簡単、かつ、確実に形成することができる上に、粉塵や
煙等をスムーズに吸引することができて、粉塵や煙等の
回収や対物レンズのクリーニング等を効果的に行える。
【0040】請求項4は、吸気手段を集塵手段に接続し
たので、粉塵等の回収、廃棄を容易に行える。
【0041】請求項5は、吸気ダクトの吸気口内に付着
した粉塵を清掃する手段を備えたので、吸気口内に粉塵
が付着、堆積することを未然に防止することができる。
そして、吸気口内に付着、堆積した粉塵によって吸気口
内が狭められて、吸引空気流の吸気力が減少することを
未然に防止することができるので、吸気ポンプ等の吸気
手段のパワーアップ等を図らなくても、強力な空気流を
安定して形成することができて、粉塵や煙等の回収や対
物レンズのクリーニング等を効果的に行える。
【0042】請求項6は、吸気ダクトの吸気口内に付着
した粉塵を清掃する手段に、吸気口内に挿入される粉塵
清掃板を備え、その粉塵清掃板を、給版時に版胴の外周
に巻き付けられる版材の巻き付けガイドに兼用したの
で、給版時に、版材の先端をこの粉塵清掃板で案内して
版胴の外周に安全、かつ、スムーズに巻き付けることが
できる。
【0043】請求項7は、版胴の外周に沿って版材巻き
付けガイドを形成したので、給版時に、版材の先端をこ
の版材巻き付けガイドで案内して、版胴の外周に安全
に、かつ、スムーズに巻き付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を電子グラビア印刷システムの製版シス
テムに適用した実施の形態における粉塵、煙除去装置の
ダイレクト製版時の様子を説明する要部の一部切欠き側
面図である。
【図2】本発明の粉塵清掃装置による吸気ダクトの吸気
口内の清掃の様子を説明する要部の一部切欠き側面図で
ある。
【図3】本発明の粉塵、煙除去装置、粉塵清掃装置のダ
イレクト製版時の様子を説明する斜視図である。
【図4】本発明の粉塵清掃装置による吸気ダクトの吸気
口内の清掃の様子を説明する斜視図である。
【図5】本発明の粉塵、煙除去装置、粉塵清掃装置及び
版材巻き付けガイドのダイレクト製版時の様子を説明す
る側面図である。
【図6】本発明の粉塵、煙除去装置、粉塵清掃装置及び
版材巻き付けガイドの給版時の様子を説明する側面図で
ある。
【図7】粉塵清掃板の清掃ブラシを説明する断面側面図
である。
【図8】製版機全体及びダイレクト製版を説明する図面
である。
【図9】シート状の版材と版材ジャケットを説明する斜
視図である。
【符号の説明】
1は版材、2は画像データ、21は製版機、24は版
胴、25はレーザブロック、28は対物レンズ、31は
レーザブロック移送機構、41は粉塵、煙除去装置、4
2は吸引空気流、43は吸気ダクト(吸気手段)、43
aは吸気口、45は吸気ポンプ(吸気手段)、47は集
塵器(集塵手段)、51は粉塵清掃装置、52は粉塵清
掃板(粉塵清掃手段兼用版材巻き付けガイド)、63は
版材巻き付けガイドである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状の版材が外周に巻き付けられた版
    胴と、 上記版胴の軸方向に対してほぼ直角な方向から上記版材
    の表面にレーザビームを照射するレーザブロックと、 上記レーザブロックを上記版胴の軸方向に移送するレー
    ザブロック移送機構とを備え、 上記版材を上記版胴によって回転させながら、上記版材
    の表面に上記レーザブロックによってレーザビームを照
    射しつつ、このレーザブロックを上記レーザブロック移
    送機構によって上記版材の製版エリア内で上記版胴の軸
    方向に移送して、上記版材の表面に凹凸による画像デー
    タを形成するようにした製版システムにおいて、 吸気手段のみによって形成される吸引空気流を上記版材
    の表面と上記レーザブロックの対物レンズの表面との間
    に上記版胴の接線方向に沿って、かつ、上記版材の製版
    エリアの全巾に亘って形成したことを特徴とする製版シ
    ステム。
  2. 【請求項2】上記吸気手段を上記レーザブロックの下部
    に配置したことを特徴とする請求項1記載の製版システ
    ム。
  3. 【請求項3】上記吸気手段を吸気ダクト及び吸気ポンプ
    によって構成したことを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の製版システム。
  4. 【請求項4】上記吸気手段を集塵手段に接続したことを
    特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の製
    版システム。
  5. 【請求項5】上記吸気ダクトの吸気口に付着した粉塵を
    清掃する手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の
    製版システム。
  6. 【請求項6】上記吸気ダクトの吸気口内に付着した粉塵
    を清掃する手段に、吸気口内に挿入される粉塵清掃板を
    備え、その粉塵清掃板を、給版時に版胴の外周に巻き付
    けられる版材の巻き付けガイドに兼用させたことを特徴
    とする請求項5記載の製版システム。
  7. 【請求項7】版胴の外周に沿って版材巻き付けガイドを
    形成したことを特徴とする製版システム。
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