JPH10151597A - プリンター等の切断機構 - Google Patents
プリンター等の切断機構Info
- Publication number
- JPH10151597A JPH10151597A JP32621796A JP32621796A JPH10151597A JP H10151597 A JPH10151597 A JP H10151597A JP 32621796 A JP32621796 A JP 32621796A JP 32621796 A JP32621796 A JP 32621796A JP H10151597 A JPH10151597 A JP H10151597A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- mat
- paper
- holder
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カッターマットと用紙との摩擦力を軽減し、
且つカッター刃に紙粉がつかないようにする。 【解決手段】 カッターホルダ(22)に固設されたカ
ッター刃(24)をカッターマット(16)にくいこま
せながら用紙(8)を横切る方向に移動して、用紙
(8)を切断する。カッターホルダ(22)は合成樹脂
により構成され、このカッターホルダ(22)にカッタ
ー刃(24)が、その先端を突出させて一体成型で固設
されている。カッターマット(16)はスポンジ等の柔
軟部材で構成され、その表面に用紙との摩擦を軽減する
ための平滑面(16a)が形成されている。
且つカッター刃に紙粉がつかないようにする。 【解決手段】 カッターホルダ(22)に固設されたカ
ッター刃(24)をカッターマット(16)にくいこま
せながら用紙(8)を横切る方向に移動して、用紙
(8)を切断する。カッターホルダ(22)は合成樹脂
により構成され、このカッターホルダ(22)にカッタ
ー刃(24)が、その先端を突出させて一体成型で固設
されている。カッターマット(16)はスポンジ等の柔
軟部材で構成され、その表面に用紙との摩擦を軽減する
ための平滑面(16a)が形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、プロッ
タ等に用いられる自動切断機構に関する。
タ等に用いられる自動切断機構に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平6−126694号公報には、カ
ッターマットをウレタンゴム等の柔軟部材で構成したプ
ロッタが開示されている。また、実開昭63−1619
4号公報には、ペンが移動する部材を表面が平滑な弾性
体で構成したプロッタが開示されている。また、従来、
プリンタ用として図5に示すように、アルミ製の管状部
材から成るカッターホルダー(2)にカッター刃(4)
を圧入したカッターが知られている。
ッターマットをウレタンゴム等の柔軟部材で構成したプ
ロッタが開示されている。また、実開昭63−1619
4号公報には、ペンが移動する部材を表面が平滑な弾性
体で構成したプロッタが開示されている。また、従来、
プリンタ用として図5に示すように、アルミ製の管状部
材から成るカッターホルダー(2)にカッター刃(4)
を圧入したカッターが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プリンタ等において、
カッターマットとして硬質マットを使用すると、カッタ
ー刃が劣化する。これを避けるために、スポンジ等の柔
軟部材により、カッターマットを構成すると、カッター
マットの表面と用紙との間に摩擦が生じ、これが紙浮き
の原因となり、紙ジャムが生じたり、用紙を正確にカッ
ト出来ないという問題点が存した。又、図5に示す金属
のカッターホルダー(2)にカッター刃(4)を圧入し
たカッターを使用した場合、カッター刃(4)の先端と
カッターホルダー(2)の下部との間に隙間(G)が形
成される。カッターマット(6)上の用紙(8)を切断
する際、この隙間(G)に紙粉が溜ってカット不良の原
因となるという問題点が存した。本発明は上記問題点を
解決することを目的とするものである。
カッターマットとして硬質マットを使用すると、カッタ
ー刃が劣化する。これを避けるために、スポンジ等の柔
軟部材により、カッターマットを構成すると、カッター
マットの表面と用紙との間に摩擦が生じ、これが紙浮き
の原因となり、紙ジャムが生じたり、用紙を正確にカッ
ト出来ないという問題点が存した。又、図5に示す金属
のカッターホルダー(2)にカッター刃(4)を圧入し
たカッターを使用した場合、カッター刃(4)の先端と
カッターホルダー(2)の下部との間に隙間(G)が形
成される。カッターマット(6)上の用紙(8)を切断
する際、この隙間(G)に紙粉が溜ってカット不良の原
因となるという問題点が存した。本発明は上記問題点を
解決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、カッターホルダ(22)に保持されたカ
ッター刃(24)をカッターマット(16)にくいこま
せながら該カッターマット(16)上で用紙(8)を横
切る方向に移動して、用紙(8)を切断するようにした
プリンター等の用紙切断機構において、前記カッターホ
ルダ(22)を合成樹脂とし、このカッターホルダ(2
2)に前記カッター刃(24)をその先端を突出させて
一体成型で埋設し、前記カッターマット(16)をスポ
ンジ等の柔軟部材で構成するとともに、その表面に用紙
との摩擦を軽減するための平滑面(16a)を形成した
ものである。
め、本発明は、カッターホルダ(22)に保持されたカ
ッター刃(24)をカッターマット(16)にくいこま
せながら該カッターマット(16)上で用紙(8)を横
切る方向に移動して、用紙(8)を切断するようにした
プリンター等の用紙切断機構において、前記カッターホ
ルダ(22)を合成樹脂とし、このカッターホルダ(2
2)に前記カッター刃(24)をその先端を突出させて
一体成型で埋設し、前記カッターマット(16)をスポ
ンジ等の柔軟部材で構成するとともに、その表面に用紙
との摩擦を軽減するための平滑面(16a)を形成した
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明の構成を、添付した
図面に示す、発明の実施の形態を参照して詳細に説明す
る。図1において、(10)はプリンタの本体であり、
板状のカッターマット保持部材(12)を備えている。
保持部材(12)には図3に示すように、長手方向に沿
って溝(14)が形成され、該溝(14)にカッターマ
ット(16)が配置されている。前記カッターマット
(16)は両面テープにより、保持部材(12)に脱着
自在に接着されている。前記カッターマット(16)
は、スポンジ、軟質ゴム等の弾性柔軟部材から成り、そ
の表面には薄いコーティング層から成る平滑面(16
a)が形成されている。前記平滑面(16a)は、摩擦
の少ないプラスチックなどの素材が用いられている。
(18)はYレールであり、これにキャリッジ(20)
が移動可能に取り付けられている。
図面に示す、発明の実施の形態を参照して詳細に説明す
る。図1において、(10)はプリンタの本体であり、
板状のカッターマット保持部材(12)を備えている。
保持部材(12)には図3に示すように、長手方向に沿
って溝(14)が形成され、該溝(14)にカッターマ
ット(16)が配置されている。前記カッターマット
(16)は両面テープにより、保持部材(12)に脱着
自在に接着されている。前記カッターマット(16)
は、スポンジ、軟質ゴム等の弾性柔軟部材から成り、そ
の表面には薄いコーティング層から成る平滑面(16
a)が形成されている。前記平滑面(16a)は、摩擦
の少ないプラスチックなどの素材が用いられている。
(18)はYレールであり、これにキャリッジ(20)
が移動可能に取り付けられている。
【0006】前記キャリッジ(20)には昇降機構(図
示省略)を介して、カッターホルダ(22)が支持され
ている。前記カッターホルダ(22)は合成樹脂から成
り、これに一体成型によってカッター刃(24)が埋設
され、カッター刃(24)の先端部分が、カッターホル
ダ(22)の下面の円柱状の凸部(22a)より所定量
突出している。前記プリンタ本体(10)には、用紙搬
送機構(図示省略)と、印字機構(図示省略)が設けら
れている。前記用紙搬送機構は、図1中、用紙(8)を
カッターマット(16)上で、紙面垂直方向に搬送する
ように構成されている。
示省略)を介して、カッターホルダ(22)が支持され
ている。前記カッターホルダ(22)は合成樹脂から成
り、これに一体成型によってカッター刃(24)が埋設
され、カッター刃(24)の先端部分が、カッターホル
ダ(22)の下面の円柱状の凸部(22a)より所定量
突出している。前記プリンタ本体(10)には、用紙搬
送機構(図示省略)と、印字機構(図示省略)が設けら
れている。前記用紙搬送機構は、図1中、用紙(8)を
カッターマット(16)上で、紙面垂直方向に搬送する
ように構成されている。
【0007】上記した構成において、プリント時、用紙
8は、カッターマット(16)上を、図1中、紙面垂直
方向に搬送され、印字機構により、印字される。用紙
(8)がカッターマット(16)上を搬送されるとき、
用紙(8)とカッターマット(16)の表面との間の摩
擦は、カッターマット(16)の平滑面(16a)によ
り軽減されるため、紙浮き現象あるいは紙ジャムが生じ
ない。プリント終了後、用紙(8)の、カット位置がカ
ッターマット(16)上に搬送される。次にカッターホ
ルダ(22)が下降し、カッター刃(24)の先端が、
カッターマット(16)に所定深さ突入する。該状態
で、カッターホルダ(22)はキャリッジ(20)によ
って用紙(8)を横切る方向に移動し、カッターマット
(16)上で、用紙(8)は切断される。カッター刃
(24)はカッターホルダ(22)と一体成型なため、
カッター刃(24)の突出部とカッターホルダ(22)
との間に隙間がない。その為、切断時紙粉がカッター刃
(24)の突出部に付着することがない。
8は、カッターマット(16)上を、図1中、紙面垂直
方向に搬送され、印字機構により、印字される。用紙
(8)がカッターマット(16)上を搬送されるとき、
用紙(8)とカッターマット(16)の表面との間の摩
擦は、カッターマット(16)の平滑面(16a)によ
り軽減されるため、紙浮き現象あるいは紙ジャムが生じ
ない。プリント終了後、用紙(8)の、カット位置がカ
ッターマット(16)上に搬送される。次にカッターホ
ルダ(22)が下降し、カッター刃(24)の先端が、
カッターマット(16)に所定深さ突入する。該状態
で、カッターホルダ(22)はキャリッジ(20)によ
って用紙(8)を横切る方向に移動し、カッターマット
(16)上で、用紙(8)は切断される。カッター刃
(24)はカッターホルダ(22)と一体成型なため、
カッター刃(24)の突出部とカッターホルダ(22)
との間に隙間がない。その為、切断時紙粉がカッター刃
(24)の突出部に付着することがない。
【0008】
【発明の効果】本発明は上述の如く、構成したので、刃
先の劣化、紙浮き等を防止することが出来るとともに、
刃先に紙粉が溜るのを防止することが出来るという効果
が存する。
先の劣化、紙浮き等を防止することが出来るとともに、
刃先に紙粉が溜るのを防止することが出来るという効果
が存する。
【図1】プリンタの説明的正面図である。
【図2】本発明の要部の断面図である。
【図3】カッターマット保持部材の側面図である。
【図4】カッターマットの断面図である。
【図5】従来技術の断面図である。
2 カッターホルダー 4 カッター刃 6 カッターマット 8 用紙 10 プリンタ本体 12 カッターマット保持部材 14 溝 16 カッターマット 16a 平滑面 18 Yレール 20 キャリッジ 22 カッターホルダ 24 カッター刃
Claims (1)
- 【請求項1】 カッターホルダ(22)に保持されたカ
ッター刃(24)をカッターマット(16)にくいこま
せながら該カッターマット(16)上で用紙(8)を横
切る方向に移動して、用紙(8)を切断するようにした
プリンター等の用紙切断機構において、前記カッターホ
ルダ(22)を合成樹脂とし、このカッターホルダ(2
2)に前記カッター刃(24)をその先端を突出させて
一体成型で埋設し、前記カッターマット(16)をスポ
ンジ等の柔軟部材で構成するとともに、その表面に用紙
との摩擦を軽減するための平滑面(16a)を形成した
ことを特徴とするプリンター等の切断機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32621796A JPH10151597A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | プリンター等の切断機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32621796A JPH10151597A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | プリンター等の切断機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10151597A true JPH10151597A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18185306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32621796A Pending JPH10151597A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | プリンター等の切断機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10151597A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105459176A (zh) * | 2015-12-14 | 2016-04-06 | 苏州美山子制衣有限公司 | 用于切割海绵或直立棉的分切机 |
WO2017176274A1 (en) * | 2016-04-07 | 2017-10-12 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Cutting modules |
JP2019123054A (ja) * | 2018-01-18 | 2019-07-25 | ローランドディー.ジー.株式会社 | カッターパッドおよびカッティング装置 |
-
1996
- 1996-11-21 JP JP32621796A patent/JPH10151597A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105459176A (zh) * | 2015-12-14 | 2016-04-06 | 苏州美山子制衣有限公司 | 用于切割海绵或直立棉的分切机 |
WO2017176274A1 (en) * | 2016-04-07 | 2017-10-12 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Cutting modules |
JP2019123054A (ja) * | 2018-01-18 | 2019-07-25 | ローランドディー.ジー.株式会社 | カッターパッドおよびカッティング装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060117 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060306 |