JPH10150674A - 受信装置および方法 - Google Patents

受信装置および方法

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JPH10150674A
JPH10150674A JP30766596A JP30766596A JPH10150674A JP H10150674 A JPH10150674 A JP H10150674A JP 30766596 A JP30766596 A JP 30766596A JP 30766596 A JP30766596 A JP 30766596A JP H10150674 A JPH10150674 A JP H10150674A
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JP
Japan
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signal
value
pixel
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composite signal
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JP30766596A
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English (en)
Inventor
Tetsujiro Kondo
哲二郎 近藤
Kunio Kawaguchi
邦雄 川口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンポジット信号をYC分離信号へ変換する
ときの分離性能を改善する。 【解決手段】 差分の絶対値演算回路11,13によっ
て、水平、垂直方向の相関のなさの度合いを示す複数の
推定値がそれぞれ求められ、MAX検出回路12,14
により、各方向毎にそれぞれの推定値の最大値が求めら
れる。比較回路17により、水平方向の推定値の最大値
が垂直方向の推定値の最大値以下であると判定されたと
き、水平フィルタ15によって抽出されたC信号がスイ
ッチ18を介して出力される。一方、垂直方向の推定値
の最大値が水平方向の推定値の最大値より大きいと判定
されたき、垂直フィルタ16によって抽出されたC信号
が出力される。その後、加算器19によりC信号からY
信号が分離される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信装置および方
法に関し、例えば、テレビジョン放送用の信号として用
いられているNTSC、PAL、SECAM等のコンポ
ジットTV信号をYC分離信号に変換する受信装置およ
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の受信装置におけるYC分離装置に
おいては、例えば、次のような式によって、水平方向、
および垂直方向等の各判定方向の相関値hc,vcを演
算する。
【0003】 hc=|n×(−2,0)−n×(2,0)| ・・・(式1) vc=|n×(0,−2)−n×(0,2)| ・・・(式2)
【0004】上記式(1)および式(2)において、左
辺の値が小さい方がその方向の相関値が高いと考えられ
る。従って、hcとvcの値を比較して、その比較結果
により、次式(3)で表されるような演算を行い、色信
号C(I信号、Q信号)を抽出する。ここでは、注目画
素の色信号の値を(0,0)で表し、そこから水平方向
に2画素分ずれた画素の値を(−2,0)および(2,
0)とし、垂直方向に2画素分ずれた画素の値を(0,
−2)および(0,2)とする。また、所定の係数の値
をnとする。
【0005】 c=−n×(−2,0)/4+n×(0,0)/2−n×(2,0)/4 (ただし、hc≦vcのとき) c=−n×(0,−2)/4+n×(0,0)/2−n×(0,2)/4 (ただし、hc>vcのとき) ・・・(式3)
【0006】さらに、次式(4)により、輝度信号yを
分離する。
【0007】y=n×(0,0)−c ・・・(式4)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような判定方法によるY/C分離では、輝度信号と色信
号のいずれかあるいは特に両方が複雑に変化している部
分などでの判定の誤りが発生しやすく、クロスカラーと
呼ばれる色漏れ現象やドット妨害と呼ばれる劣化が発生
する課題があった。
【0009】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、コンポジットTV信号の相関判定をより正
確に行い、YC分離性能を改善し、画質を向上させるこ
とができるようにするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の受信装
置は、コンポジット信号に対応する映像上での複数の方
向に関して、各方向毎に、コンポジット信号の複数の相
関の推定値を演算する演算手段と、演算手段によって演
算された複数の推定値に基づいて、コンポジット信号を
YC分離信号に変換するときの最適な方向を判定する判
定手段と、判定手段によって判定された方向で、コンポ
ジット信号のYC分離信号への変換を行う変換手段とを
備えることを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の受信方法は、コンポジッ
ト信号に対応する映像上での複数の方向に関して、各方
向毎に、コンポジット信号の複数の相関の推定値を演算
し、演算された複数の推定値に基づいて、コンポジット
信号をYC分離信号に変換するときの最適な方向を判定
し、判定された方向で、コンポジット信号のYC分離信
号への変換を行うことを特徴とする。
【0012】請求項1に記載の受信装置においては、演
算手段が、コンポジット信号に対応する映像上での複数
の方向に関して、各方向毎に、コンポジット信号の複数
の相関の推定値を演算し、判定手段が、演算手段によっ
て演算された複数の推定値に基づいて、コンポジット信
号をYC分離信号に変換するときの最適な方向を判定
し、変換手段が、判定手段によって判定された方向で、
コンポジット信号のYC分離信号への変換を行う。
【0013】請求項5に記載の受信方法においては、コ
ンポジット信号に対応する映像上での複数の方向に関し
て、各方向毎に、コンポジット信号の複数の相関の推定
値を演算し、演算された複数の推定値に基づいて、コン
ポジット信号をYC分離信号に変換するときの最適な方
向を判定し、判定された方向で、コンポジット信号のY
C分離信号への変換を行う。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の受信装置を応用
したテレビジョン受像機の一実施の形態の構成例を示す
ブロック図である。チューナ2は、アンテナ1より供給
された放送電波に対応する信号から、所望のチャンネル
に対応する信号を選局し、増幅するとともに、中間周波
信号に変換するようになされている。
【0015】中間周波増幅検波回路3は、チューナ2よ
り供給された中間周波信号を増幅し、カラーテレビジョ
ン信号を取り出すようになされている。Y/C分離回路
4は、中間周波増幅検波回路3より供給されたカラーテ
レビジョン信号から、Y(輝度)信号と色信号(I信号
およびQ信号)を分離するようになされている。
【0016】マトリクス回路5は、Y/C分離回路4よ
り供給されたY信号、I信号、およびQ信号に対して加
減算を行うことにより、R(赤)信号、G(緑)信号、
およびB(青)信号を生成し、出力するようになされて
いる。CRT6(表示手段)は、マトリクス回路5より
供給されたRGB信号に対応する画像を表示するように
なされている。
【0017】図2は、図1のY/C分離回路4の詳細な
構成例を示すブロック図である。差分の絶対値演算回路
11(演算手段)は、入力されたカラーテレビジョン信
号(NTSCコンポジットビデオ信号)の水平方向に並
んだ画素の所定のものの差分(hc1,hc2,hc
3)を演算し、出力するようになされている。MAX検
出回路12は、差分の絶対値演算回路11より供給され
た差分値のうち、最も大きいもの(hcmax)を検出
し、出力するようになされている。
【0018】差分の絶対値演算回路13(演算手段)
は、入力されたカラーテレビジョン信号の垂直方向に並
んだ画素の所定のものの差分(vc1,vc2,vc
3)を演算し、出力するようになされている。MAX検
出回路14は、差分の絶対値演算回路13より供給され
た差分値のうち、最も大きいもの(vcmax)を検出
し、出力するようになされている。
【0019】比較回路17(判定手段)は、MAX検出
回路12より供給された値hcmaxと、MAX検出回路
14より供給された値vcmaxの大きさを比較し、比較
結果に対応する制御信号をスイッチ18に供給するよう
になされている。
【0020】水平フィルタ15(変換手段)は、水平方
向に並んだ各画素の値に基づいて、色信号C(I信号、
Q信号)を抽出するようになされている。垂直フィルタ
16は(変換手段)、垂直方向に並んだ各画素の値に基
づいて、色信号Cを抽出するようになされている。
【0021】スイッチ18は、比較回路17より供給さ
れる制御信号に基づいて、水平フィルタ15および垂直
フィルタ16からの入力信号のいずれかを選択的に出力
するようになされている。加算器19は、スイッチ18
からの信号とカラーテレビジョン信号との差分を演算
し、出力するようになされている。
【0022】次に、その動作について説明する。差分の
絶対値演算回路11は、入力されたカラーテレビジョン
信号(NTSCコンポジットビデオ信号)における各画
素の所定の注目画素を中心として、次式(5)で表され
るような演算を行う。即ち、注目画素より3つ前の画素
と1つ後の画素の差分hc1を演算する。
【0023】 hc1=|n(−3,0)−n(1,0)| ・・・(式5)
【0024】次に、式(6)で表されるような演算を行
う。即ち、注目画素より2つ前の画素と2つ後の画素の
差分hc2を演算する。
【0025】 hc2=|n(−2,0)−n(2,0)| ・・・(式6)
【0026】次に、式(7)で表されるような演算を行
う。即ち、注目画素より1つ前の画素と3つ後の画素の
差分hc3を演算する。
【0027】 hc3=|n(−1,0)−n(3,0)| ・・・(式7)
【0028】次に、差分の絶対値演算回路11は、上述
したようにして求めた演算結果、即ち、水平方向におけ
る画素の相関の推定値hc1、hc2、hc3を、MA
X検出回路12に供給する。MAX検出回路12は、次
式(8)に示すような演算を行い、差分の絶対値演算回
路11より供給された演算結果hc1、hc2、hc3
のうち、その値が最大のもの(hcmax)を検出し、比
較回路17に供給する。
【0029】 hcmax=max(hc1,hc2,hc3) ・・・(式8)
【0030】ここで、maxは、()内の値の最大値を
演算する演算子である。
【0031】一方、差分の絶対値演算回路13は、入力
されたカラーテレビジョン信号における各画素の所定の
注目画素を中心として、式(9)で表されるような演算
を行う。即ち、注目画素より垂直方向に3つ前の走査線
上の画素と1つ後の走査線上の画素の差分vc1を演算
する。
【0032】 vc1=|n(0,−3)−n(0,1)| ・・・(式9)
【0033】次に、式(10)で表されるような演算を
行う。即ち、注目画素より垂直方向に2つ前の走査線上
の画素と2つ後の走査線上の画素の差分vc2を演算す
る。
【0034】 vc2=|n(0,−2)−n(0,2)| ・・・(式10)
【0035】次に、式(11)で表されるような演算を
行う。即ち、注目画素より垂直方向に1つ前の走査線上
の画素と3つ後の走査線上の画素の差分vc3を演算す
る。
【0036】 vc3=|n(0,−1)−n(0,3)| ・・・(式11)
【0037】次に、差分の絶対値演算回路13は、上述
したようにして求めた演算結果、即ち、垂直方向におけ
る画素の相関の推定値vc1、vc2、vc3を、MA
X検出回路14に供給する。MAX検出回路14は、次
式(12)に示すような演算を行い、差分の絶対値演算
回路13より供給された演算結果vc1、vc2、vc
3のうち、その値が最大のもの(vcmax)を検出し、
比較回路17に供給する。
【0038】 vcmax=max(vc1,vc2,vc3) ・・・(式12)
【0039】比較回路17は、MAX検出回路12より
供給された値hcmaxと、MAX検出回路14より供給
された値vcmaxの値の大きさを比較し、その比較結果
に基づいて、制御信号をスイッチ18に供給するように
なされている。これにより、後述する、水平フィルタ1
5からの入力信号と垂直フィルタ16からの入力信号の
いずれかを選択的に出力させることができる。
【0040】水平フィルタ15は、入力されたカラーテ
レビジョン信号から、次式(13)に示したように、水
平方向に並んだ画素の値を用いて、色信号Cを抽出す
る。
【0041】 c=−n(−2,0)/4+n(0,0)/2−n(2,0)/4 ・・・(式13)
【0042】即ち、注目画素の2つ前の画素の値を4で
割って得られた値の符号を反転したもの、注目画素の値
を2で割って得られた値、および注目画素の2つ後の画
素の値を4で割って得られた値の符号を反転したものを
加算することにより、色信号Cを求める。そして、求め
た値をスイッチ18に供給する。
【0043】また、垂直フィルタ16は、入力されたカ
ラーテレビジョン信号から、次式(14)で示されるよ
うに、垂直方向に並んだ画素の値を用いて、色信号Cを
抽出する。
【0044】 c=−n(0,−2)/4+n(0,0)/2−n(0,2)/4 ・・・(式14)
【0045】即ち、注目画素の垂直方向に2つ前の走査
線上の画素の値を4で割って得られた値の符号を反転し
たもの、注目画素の値を2で割って得られた値、および
注目画素の垂直方向に2つ後の走査線上の画素の値を4
で割って得られた値の符号を反転したものを加算するこ
とにより、色信号Cを求める。そして、求めた値をスイ
ッチ18に供給する。
【0046】スイッチ18は、上述したように、比較回
路17より供給される制御信号に従って、水平フィルタ
15より供給される信号と、垂直フィルタ16より供給
される信号のいずれかを選択的に出力する。
【0047】例えば、比較回路17は、MAX検出回路
12より供給された値(hcmax)の方が、MAX検出
回路14より供給された値(vcmax)の値より小さい
かまたは等しい場合、垂直方向の方が水平方向よりも画
素間の相関がないものとみなし、スイッチ18に対し
て、水平フィルタ15からの入力信号を選択的に出力す
るように指令する制御信号を供給する。これにより、上
記式(13)に従って水平方向に並んだ画素から抽出さ
れた色信号Cが出力されるとともに、加算器19にも供
給される。このように、それぞれの方向における、同位
相のデータの複数の空間差分のうちで、最大値を与える
ものがその方向における相関のなさの最悪値に当たると
みなす。
【0048】加算器19においては、スイッチ18より
供給された色信号と、注目画素の値とから、次式(1
5)に示すような演算を行い、輝度信号Yを分離する。
【0049】Y=n(0,0)−c ・・・(式15)
【0050】即ち、注目画素の値から、色信号Cの符号
を反転したものを加算することにより、輝度信号Yを演
算する。
【0051】一方、MAX検出回路12より供給された
値(hcmax)の方が、MAX検出回路14より供給さ
れた値(vcmax)の値より大きい場合、比較回路17
は、水平方向の方が垂直方向よりも画素間の相関がない
ものとみなし、スイッチ18に対して、垂直フィルタ1
6からの入力信号を選択的に出力するように指令する制
御信号を供給する。これにより、上記式(14)に従っ
て垂直方向に並んだ画素から抽出された色信号Cが、加
算器19に供給される。
【0052】加算器19においては、スイッチ18より
供給された色信号と、注目画素の値とから、上記式(1
5)に示した演算を行い、輝度信号Yを分離する。即
ち、注目画素の値から、色信号Cの符号を反転したもの
を加算することにより、輝度信号Yを演算する。
【0053】図3は、フィールドを構成する各画素に対
して、上記式(5)乃至式(7)において、値hc1乃
至値hc3を演算するとき、および、上記式(9)乃至
式(11)において、値vc1乃至vc3を演算すると
きに参照される画素の位置関係を示す図である。黒丸は
位相がY+Q、白丸はY−Q、黒く塗りつぶした正方形
はY+I、白抜きの正方形はY−Iであることを表して
いる。いま、注目画素(0,0)を画素pとすると、式
(5)においては、画素aと画素dの差分、式(6)に
おいては、画素bと画素eの差分、式(7)において
は、画素cと画素fの差分から、値hc1、hc2、h
c3がそれぞれ演算される。
【0054】また、式(9)においては、画素gと画素
jの差分、式(10)においては、画素hと画素kの差
分、式(11)においては、画素iと画素mの差分か
ら、値vc1、vc2、vc3がそれぞれ演算される。
【0055】図4は、フレームデータを構成する各画素
に対して、上記式(5)乃至式(7)において、値hc
1乃至値hc3を演算するとき、および、上記式(9)
乃至式(11)において、値vc1乃至vc3を演算す
るときに参照される画素の位置関係を示す図である。図
4においては、図3の場合とは異なり、フレームデータ
を構成する画素に対して行うため、2つのフィールドに
跨って、画素が参照されることになる。即ち、同図にお
いて、実線で囲まれた丸または正方形と、点線で囲まれ
た丸または正方形は、それぞれ異なるフィールド内にあ
る画素であることを表している。
【0056】図3において上述したように、黒丸は位相
がY+Q、白丸はY−Q、黒く塗りつぶした正方形はY
+I、白抜きの正方形はY−Iであることを表してい
る。いま、注目画素(0,0)を画素pとすると、式
(5)においては、画素aと画素dの差分、式(6)に
おいては、画素bと画素eの差分、式(7)において
は、画素cと画素fの差分から、値hc1、hc2、h
c3がそれぞれ演算される。
【0057】また、式(9)においては、画素gと画素
jの差分、式(10)においては、画素hと画素kの差
分、式(11)においては、画素iと画素mの差分か
ら、値vc1、vc2、vc3がそれぞれ演算される。
【0058】以上のように、信号変化の大きい方向、即
ち、相関のない方向でYC分離処理を行うと、画像の劣
化が発生しやすいことから、相関のなさを示す複数の推
定値を求め、その最大値が最小となる方向を検出し、そ
の方向での演算を行うことにより、コンポジット信号を
YC分離信号に変換するときの信号の劣化を抑制するこ
とができ、より正確なYC分離を行うことができる。こ
れにより、画質を向上させることができる。
【0059】なお、上記実施の形態においては、垂直お
よび水平方向の画素の相関をみる場合について説明した
が、その他の方向の画素の相関をみるようにし、その方
向に並んだ画素の値に基づいてYC分離処理を行うよう
にすることも可能である。
【0060】また、上記実施の形態においては、所定の
方向に並んだ画素に基づいて、3つの推定値を求めるよ
うにしたが、4つ以上の推定値を求めるようにし、それ
に基づいてyc分離の方向を決定するようにすることも
可能である。
【0061】
【発明の効果】請求項1に記載の受信装置、および請求
項5に記載の受信方法によれば、コンポジット信号に対
応する映像上での複数の方向に関して、各方向毎に、コ
ンポジット信号の複数の相関の推定値を演算し、演算さ
れた複数の推定値に基づいて、コンポジット信号をYC
分離信号に変換するときの最適な方向を判定し、判定さ
れた方向で、コンポジット信号のYC分離信号への変換
を行うようにしたので、コンポジット信号のYC分離信
号への変換を最適な方向で行うことができ、そのときに
生じる信号の劣化を抑制することができる。これによ
り、画質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受信装置を応用したテレビジョン受像
機の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のY/C分離回路4の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】フィールドデータにおいて、判定に用いる画素
の関係を示す図である。
【図4】フレームデータにおいて、判定に用いる画素の
関係を示す図である。
【符号の説明】 1 アンテナ,2 チューナ,3 中間周波増幅検波回
路,4 Y/C分離回路,5 マトリクス回路,6 C
RT,11,13 差分の絶対値演算回路,12,14
MAX検出回路,15 水平フィルタ,16 垂直フ
ィルタ,17比較回路,18 スイッチ,19 加算器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンポジット信号を、YC分離信号に変
    換する受信装置において、 前記コンポジット信号に対応する映像上での複数の方向
    に関して、各方向毎に、前記コンポジット信号の複数の
    相関の推定値を演算する演算手段と、 前記演算手段によって演算された複数の前記推定値に基
    づいて、前記コンポジット信号を前記YC分離信号に変
    換するときの最適な方向を判定する判定手段と、 前記判定手段によって判定された方向で、前記コンポジ
    ット信号の前記YC分離信号への変換を行う変換手段と
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 前記演算手段は、前記映像を構成する画
    素の、水平方向の複数の画素に基づいた複数の相関の推
    定値と、垂直方向の複数の画素に基づいた複数の相関の
    推定値とを演算することを特徴とする請求項1に記載の
    受信装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、前記演算手段によって
    演算された前記相関の推定値に基づいて、前記映像を構
    成する画素の相関のなさの程度が最も小さい方向を、前
    記コンポジット信号を前記YC分離信号に変換するとき
    の方向とすることを特徴とする請求項1に記載の受信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記映像を表示する表示手段をさらに備
    えることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 コンポジット信号を、YC分離信号に変
    換する受信方法において、 前記コンポジット信号に対応する映像上での複数の方向
    に関して、各方向毎に、前記コンポジット信号の複数の
    相関の推定値を演算し、 演算された複数の前記推定値に基づいて、前記コンポジ
    ット信号を前記YC分離信号に変換するときの最適な方
    向を判定し、 判定された前記方向で、前記コンポジット信号の前記Y
    C分離信号への変換を行うことを特徴とする受信方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6297855B1 (en) 1997-12-25 2001-10-02 Sony Corporation Signal conversion apparatus and method
US6516088B1 (en) 1998-10-30 2003-02-04 Sony Corporation Image information converting apparatus

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