JPH10150310A - アンテナの支持・接続方法、および、アンテナの支持・接続構造 - Google Patents

アンテナの支持・接続方法、および、アンテナの支持・接続構造

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JPH10150310A
JPH10150310A JP30911296A JP30911296A JPH10150310A JP H10150310 A JPH10150310 A JP H10150310A JP 30911296 A JP30911296 A JP 30911296A JP 30911296 A JP30911296 A JP 30911296A JP H10150310 A JPH10150310 A JP H10150310A
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JP
Japan
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antenna
exciter
tubular shaft
antenna element
cover
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Application number
JP30911296A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Nakase
一彦 仲瀬
Baimin Chiyou
培民 張
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Sansei Denki KK
Original Assignee
Sansei Denki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 励振器7の開放端に対してアンテナ素子14
の1端を対向,離間せしめて、両者の間を静電容量結合
した状態を保ちつつ、上記アンテナ素子14を回動可能
に機械的に支持し、かつ、前記励振器7を高周波回路
(図外)に電気的に接続する技術を提供する。 【解決手段】 励振器7を管状軸6の中に収納し、アン
テナ端子5を励振器7に対して電気的に接続するととも
に、該アンテナ端子5を上記管状軸6に対して機械的に
固着し、取付ネジ15で基板16に取り付ける。前記管
状軸6に対して外筒8を回動可能に外嵌する。上記外筒
6に設けた短筒状の回動台座12に管状アンテナカバー
(アンテナホルダとしても機能する)13を嵌着し、該
アンテナカバー13の中にアンテナ素子(本例ではヘリ
カルアンテナ素子)14を収納して、これを支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線機に対して、
アンテナを起伏回動可能に機械的に支持するとともに、
電気的に接続する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、アンテナの支持・接続方法、お
よび同支持・接続構造に関する最近の公知技術を示す模
式的な斜視図である。アンテナ素子は、使用姿勢1と収
納姿勢1′との間で円弧矢印a−bのように起伏回動さ
れる。上記アンテナ素子の1端は励振器2の開放端に対
向,離間し、常に微小な静電容量cを形成していて容量
結合されている。前記励振器2の給電端は給電線3の心
線に接続されており、該給電線3の外部導体は地板4に
接続されている。上掲の図6に示した公知例におけるア
ンテナ素子1の電気的長さはλ/2、励振器2の電気的
長さはλ/4、地板4の電気的長さはλ/4である。上
述の公知技術によれば、アンテナ素子と励振器との接
触,導通を必要としないので接触不良に因るトラブルを
生じる虞れが無く、防水構造を構成し易く、しかも高い
周波数帯域(例えば1.9GHz近傍)において優れた
同調特性が得られる。
【0003】図6について以上に説明した公知の技術
は、本発明者が創作し本出願人によって別途出願中の発
明(特開平6−252619号・以下、先願の発明とい
う)である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者および本出願
人は、先願の発明を創作・出願した後、その工業的生産
を推進し、実用条件下において所期の効果を発揮するこ
とを確認した。しかし、この先願の発明は理論的な基本
発明であって、これを工業的生産に適用するためには生
産技術に直結する具体的な技術、例えばアンテナ素子を
どのようにして起伏回動可能に支持するか、また、励振
器とアンテナ素子との間隔をどのようにして一定に保つ
か、励振器をどのようにして高周波回路に接続するか、
等の問題を解決しなければならない。本発明は上述の事
情に鑑みて為されたものであって、前記先願の発明に係
るアンテナの支持・接続に係る発明を工業製品に適用し
て安価で高品質の製品を生産するための具体的な技術を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに創作した本発明の基本的な原理について、その1実
施形態に対応する図3を参照して略述すると次のごとく
である。すなわち、管状軸6にアンテナ端子5が固着さ
れている。このアンテナ端子は図外の無線機に固定して
機械的に支持されるとともに無線機基板に対して電気的
に導通される。前記の管状軸6に対して外筒8が回動可
能に外嵌し、この外筒8にアンテナカバー13が装着さ
れ、その中にアンテナ素子14を収納する。
【0006】上述の原理に基づいて請求項1の発明方法
は、無線機の高周波回路出力端に接続された励振器の開
放端に対向,離間せしめてアンテナ素子の入力端を位置
せしめ、両者の間に結合静電容量を保持しつつ上記アン
テナ素子を移動せしめる場合に、電気絶縁材料製の管状
軸の中に励振器を収納するとともに、上記励振器に接続
されたアンテナ端子を上記管状軸に対して固定し、上記
アンテナ端子を無線機の基板を介して無線機に取り付け
ることによって機械的に支持するとともに、該アンテナ
端子を高周波回路に対して電気的に接続し、かつ、前記
管状軸に対して回動可能に外筒を嵌合するとともに、該
外筒に対してほぼ直角にアンテナカバーの1端付近を取
り付けて、該アンテナカバーの中にアンテナ素子を固定
的に収納して、該アンテナ素子の1端を前記励振器の1
端に対向,離間せしめ、両者の間隔寸法をほぼ一定に保
ちつつ、アンテナ素子を前記管状軸の中心線の周りに回
動せしめることを特徴とする。以上に説明した請求項1
の発明方法によると、外筒に取り付けられたアンテナカ
バーの中に収納されているアンテナ素子が、管状軸を中
心として起伏回動し、かつ、該管状軸の中に励振器が収
納されているので、該励振器とアンテナ素子との間の静
電容量値が常にほぼ一定に保たれる。そして、上記管状
軸がアンテナ端子を介して基板に取り付けられるので、
アンテナ素子が基板に対して機械的に支持されるととも
に電気的に(静電容量を介して)基板上に形成されてい
る高周波回路に接続される。
【0007】請求項2の発明方法は、無線機の高周波回
路出力端に接続された励振器の開放端に対向,離間せし
めてアンテナ素子の入力端を位置せしめ、両者の間の静
電容量結合を保持しつつ上記アンテナ素子を移動せしめ
る場合、管状の軸とブラケットとを電気絶縁材料で一体
に成形し、同軸ケーブルの心線を、プリント基板等を介
してに励振器に接続するとともに、該同軸ケーブルの外
部導体にアース接続用のプリント基板もしくは金具を接
続し、前記の励振器を前記管状の軸に挿入して収納する
とともに、前記のアース接続用の金具を前記管状軸のブ
ラケットにカシメ付けることにより、前記同軸ケーブル
を管状軸に対して機械的に固定し、上記管状軸にブラケ
ットを無線機の基板に固定して支持するとともに、該管
状軸に対して回動可能に外筒を嵌合し、上記外筒に対し
てアンテナカバーをほぼ直角に取り付けて、該アンテナ
カバーの中にアンテナ素子を固定的に収納して、該アン
テナ素子の1端を前記励振器の1端に対向,離間せし
め、前記の外筒を管状軸の周りに回動せしめて、該外筒
に取り付けられているアンテナ素子を管状軸まわりに回
動せしめることを特徴とする。以上に説明した請求項2
の発明方法によると、管状軸に対するアンテナ素子の支
持方法は請求項1と同様であるため、静電容量値をほぼ
一定に保って起伏回動するという同様の効果が得られ、
かつ、管状軸がブラケットを介して無線機基板のアース
に固定され、アンテナ装置が機械的に無線機に対して支
持される。一方、上記管状軸に収納された励振器が同軸
ケーブルの心線に接続されるとともに、該同軸ケーブル
の外部導体がプリント基板もしくはアース接続金具によ
って管状軸のブラケットに固着されてアースに落とされ
るので、同軸ケーブルを用いて無線機高周波回路にアン
テナ装置を接続する方式の無線通信機に好適である。
【0008】請求項3の発明方法は前記請求項2もしく
は請求項3の発明方法に加えて、前記のアンテナカバー
を2枚合わせ形に形成し、その片方に結合用の孔を設け
て前記の外筒に嵌着し、上記2枚のアンテナカバーの間
に線条アンテナもしくはリボン状アンテナを挟み込ん
で、前記片方のアンテナカバーに対して他方のアンテナ
カバーを固着することを特徴とする。以上に説明した請
求項3の発明方法によると、アンテナ素子の形状、およ
び該アンテナ素子を外筒に取り付ける部材の形状が非常
に簡単であり、構成部材の製作および組付作業が容易で
ある。
【0009】請求項4の発明は前記請求項2もしくは請
求項3の発明方法に加えて、針金をジグザグ形に折り曲
げ成形し、もしくはプリント基板上にジグザグ形の導通
パターンを形成することによって前記のアンテナ素子を
構成することを特徴とする。以上に説明した請求項4の
発明方法によると、アンテナ素子がジグザグ形をしてい
るので、その全体的な外形が平面的であり、しかも長さ
寸法が線条アンテナにおけるよりも短くなって取扱いが
容易である。
【0010】請求項5の発明方法は前記請求項1もしく
は請求項2の発明方法に加えて、前記のアンテナカバー
を有頂無底の円筒状に形成するとともに、針金を螺旋状
に成形したヘリカルアンテナ素子を上記アンテナカバー
の中に挿入し、かつ、前記の外筒に、前記管状軸の中心
線に対して直角方向に開口する短筒状の台座を形成し、
もしくは、短筒状の台座を形成した部材を外筒に固着
し、前記のヘリカルアンテナ素子を収納したアンテナカ
バーを上記の台座に嵌め合わせて固着することを特徴と
する。以上に説明した請求項5の発明によると、アンテ
ナ素子がヘリカル状をなしているので、その長さ寸法が
電気的長さに比して短くなり、かつ、該ヘリカル状アン
テナ素子が円筒状アンテナカバーに支持されて、励振器
との間の静電容量をほぼ一定値に保って起伏回動可能に
支持される。
【0011】請求項6の発明方法は前記請求項1ないし
請求項6の発明方法に加えて、針金を螺旋状に成形し
て、電気的長さλ/4の励振器を構成し、該λ/4のヘ
リカル励振器を前記管状軸の中へ固定的に収納,設置す
ることを特徴とする。以上に説明した請求項6の発明に
よると、励振器の機械的な長さ寸法がλ/4よりも短
く、かつ、その外形が概要的に円柱状をなしているの
で、管状軸の内部空間とマッチして都合良く収納され
る。
【0012】請求項7の発明方法は前記請求項1ないし
請求項6の発明方法に加えて、針金をジグザグ形に折り
曲げ成形し、もしくは金属板をジグザグ形に打ち抜き、
または、プリント基板上にジグザグ形の導通パターンを
形成することによって、電気的長さλ/4の励振器を構
成し、該λ/4のジグザグ形励振器を前記管状軸の中へ
固定的に収納,設置することを特徴とする。以上に説明
した請求項7の発明によると、励振器の機械的な長さ寸
法が電気的長さよりも短くなり、管状軸の中へ収納する
スペースの設計的余裕が大きい。その上、ジグザグ形励
振器は平面的な形状であるから、その形状,寸法の管理
が容易であり、品質の均一な励振器を工業的に生産する
に適している。
【0013】請求項8の発明の構成は、アンテナ素子
が、励振器との間に微小静電容量を形成し得る範囲内で
移動し得るように案内されて起立・収納が可能なアンテ
ナの支持・接続構造において、導電材料製のアンテナ端
子が、電機絶縁材料製の管状軸に固着されるとともに、
上記アンテナ端子に接続導通された励振器が上記管状軸
の中に収納されており、上記管状軸に対して回動可能に
外筒が嵌合されるとともに、該外筒に対してほぼ直角に
アンテナカバーが取り付けられており、かつ、上記アン
テナカバーの中にアンテナ素子が収納されていて、該ア
ンテナ素子の1端が前記励振器の1端に対して対向,離
間しており、両者の間隔寸法をほぼ一定に保ちつつ前記
アンテナ素子がアンテナカバーと一緒に、管状軸の中心
線まわりに回動し得るようになっていて、前記のアンテ
ナ端子が無線機基板に対して固定されるとともに、該ア
ンテナ端子が無線機基板上の導通パターンに接触,導通
されるようになっていることを特徴とする。以上に説明
した請求項8の発明によると、元来アンテナ素子を保護
するための構成部材であるアンテナカバーが、アンテナ
素子を支持して回動させる機能を兼ね、かつ、該アンテ
ナカバーを回動可能に支持する軸部材が管状をなして励
振器を収納しているので、構成部品点数が少なく、製造
コストが安価である。その上、上記管状の軸に固着され
たアンテナ端子が、機械的支持と電気的接続との2つの
機能を果たし、いっそう構造が簡単であり、無線機基板
に対する取付作業が容易である上に、アンテナ装置が1
個のアッセンブリを為しているので、アンテナ装置の流
通に好適であり、アンテナ産業の分業化を介して無線通
信機産業の発展に貢献するところ多大である。
【0014】請求項9の発明の構成は、アンテナ素子
が、励振器との間に微小静電容量を形成し得る範囲内で
移動して、起立,収納されるように案内されているアン
テナの支持・接続構造において、電気絶縁性の材料で成
形された管状部分に取付用ブラケットが一体的に連設さ
れて管状軸が構成されるとともに、上記取付用ブラケッ
トが無線機基板に固定されて機械的に支持されており、
上記管状軸の管状部分に外筒が回動可能に外嵌されると
ともに、該外筒に対してほぼ直角にアンテナカバーが装
着され、上記アンテナカバー内にアンテナ素子が収納さ
れていて、一方、高周波回路に一端を接続される同軸ケ
ーブルの他端側の心線に励振器が接続されるとともに、
該他端側の外部導体にアース接続金具が接続されてお
り、上記の励振器が前記管状軸の管状部分の中に挿入さ
れ、上記アース接続金具が前記管状軸のブラケットにカ
シメ付けられて機械的および電気的に接続されているこ
とを特徴とする。以上に説明した請求項9の発明による
と、アンテナカバーがアンテナ素子支持機構を兼ね、管
状軸が励振器収納機能を兼ねていることは請求項8の発
明と同様であり、従って、構造が簡単で製造コストが安
価であるという効果も請求項8と同様である。さらに本
請求項9の発明においては管状軸がブラケットを有して
いて無線機基板に対して機械的に支持されるようになっ
ており、かつ、該管状軸内に収納されている励振器が同
軸ケーブルに接続されているので、同軸ケーブルを介し
てアンテナ装置を接続する高周波回路を有する方式の無
線通信機に適用すると好都合である。
【0015】請求項10の発明の構成は前記請求項8も
しくは請求項9の発明の構成に加えて、前記のアンテナ
カバーが、概要的に短冊形の1対の合成樹脂板よりな
り、上記1対の合成樹脂板の片方には取付孔が設けられ
て前記の外筒に嵌合固着されており、前記1対の合成樹
脂板の間に線条アンテナ素子が挟み込まれて、該1対の
合成樹脂板が相互に固着されていることを特徴とする。
以上に説明した請求項10の発明によると、アンテナ素
子(線条アンテナ)の構造が簡単で、しかも該アンテナ
素子を保護しかつ支持するアンテナカバーの構造も簡単
で、部品コストが安く、かつ、組立作業が容易で組立作
業コストが低廉である。
【0016】請求項11の発明の構成は前記請求項8も
しくは請求項9の発明の構成に加えて、前記のアンテナ
素子が、針金をジグザグ形に折り曲げて形成されてお
り、もしくは、短冊形の基板上に形成されたジグザグ形
の導通パターンによって構成されており、または、前記
アンテナカバーが2枚合わせ形の2枚の短冊形合成樹脂
板より成り、上記2枚の短冊形合成樹脂板の合せ面に形
成されたジグザグ形の導通パターンによってアンテナ素
子が構成されていることを特徴とする。以上に説明した
請求項11の発明によると、アンテナ素子がジグザグ形
であるため、その電気的長さに比して機械的長さが短
く、取扱いが容易である。
【0017】請求項12の発明の構成は前記請求項8も
しくは請求項9の発明の構成に加えて、前記アンテナ素
子がヘリカル状をなしていて、管状アンテナカバー内に
収納されており、かつ、前記外筒に、軸心とほぼ直角方
向に開口する短筒状の台座が設けられていて、前記管状
のアンテナカバーが上記の台座に嵌着されていることを
特徴とする。以上に説明した請求項12の発明による
と、アンテナ素子がヘリカル状をなしているので、その
電気的長さに比して機械的な長さが短くて、アンテナ装
置全体がコンパクトに構成される。その上、前記ヘリカ
ル状アンテナを収納した管状アンテナカバーが、外筒の
短筒状台座に取り付けられる構造であるから組立作業が
容易である。
【0018】請求項13の発明の構成は前記請求項8も
しくは請求項9の発明の構成に加えて、前記の励振器が
ヘリカル状をなし、前記管状軸と同心状に位置決めされ
ていることを特徴とする。以上に説明した請求項13の
発明によると、励振器がヘリカル状をなしているため、
その電気的長さに比して機械的長さが短いので、これを
収納する管状軸の長さ寸法に関する設計的自由度が大き
く、かつ、上記ヘリカル状励振器が概要的に円柱状の外
形を有しているので管状軸の内部空間へ収納する際に都
合良くフィットする。請求項14の発明の構成は、前記
の励振器が、ジグザグ形に折り曲げられた形状の金属板
もしくは針金より成り、または、管状軸の管状部分内に
挿入し得る形状,寸法の小形基板に形成されたジグザグ
形の導通パターンによって構成されていることを特徴と
する。以上に説明した請求項14の発明によると、励振
器がジグザグ形をしているので、その電気的長さに比し
て機械的長さが短く、管状軸の中へ収納し易い。上記ジ
グザグ形励振器を針金で構成するとフレキシブルなの
で、管状軸内にガタ無く嵌合することが容易であり、同
軸ケーブルの心線もしくはアンテナ端子にハンダ接続し
易い。また、励振器を導通パターンで構成すると、形
状,寸法精度の高い励振器を安価に大量生産できるので
好都合である。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るアンテナの支
持・接続構造の1実施形態を示し、切り縮めて描いた断
面図である。図示の5は金属製のアンテナ端子で、合成
樹脂製管状軸6の一端に固着されている。上記管状軸6
の中に励振器7が収納され、その一端が前記アンテナ端
子5に接続導通されている。本実施形態の励振器は針金
をヘリカル状に成形して構成してあるが、本発明を実施
する場合、針金をジグザグ状に折り曲げて励振器を構成
しても良く、または、管状軸6の中へ収納し得る小形プ
リント基板にジグザグ形の導通パターンを形成して励振
器を構成しても良い。ヘリカル状,もしくはジグザグ
状、いずれの形式の励振器であっても、その電気的長さ
に比して機械的長さが短いので、これを収納する管状軸
6の長さ寸法の設計的自由度が大きい。上記管状軸6
に、回動可能に合成樹脂製の外筒8が外嵌され、該外筒
8に対して直角に、アンテナカバー9が固着される。本
実施形態のアンテナカバー9は、短冊形の2枚の合成樹
脂板9a,9bが貼り合わされ、その間に線条アンテナ
素子もしくはリボン状アンテナ素子10が挟み込まれて
いる。2枚合わせ形に構成されたアンテナカバーの片方
9aには取付孔9cが設けられていて、前記の外筒8に
嵌着されている。前記の線条アンテナ素子10は1本の
針金状でも良く、リボン状でも良い。その下端は、励振
器7に対向,離間して結合容量cを形成している。以上
の構成により、線状アンテナ素子10は励振器との間に
常に一定値の結合容量cを保ちつつ、アンテナカバー9
および外筒8と一緒に、管状軸6まわりに回動できる。
【0020】図2は、前掲の図1と異なる実施形態を示
し、(A)は一部を切り縮めて描いた断面図、(B)は
そのB−B面による断面矢視図である。前述した図1の
実施形態に比して異なるところは、アンテナ素子11を
ジグザグ形に構成したことである。このように構成する
と、アンテナ素子の電気的長さに比して機械的長さが短
く、アンテナ装置全体がコンパクトになる。本実施形態
のジグザグ形アンテナ端子11は、薄い金属板をプレス
打抜きして構成したが、針金を曲げて構成しても良く、
またはプリント基板上のパターンとして構成しても良
い。
【0021】図3は、前掲の図1,図2とさらに異なる
実施形態に係るアンテナ支持・接続構造の断面図であ
る。前述の実施形態に比して異なるところは、針金を螺
旋状に成形したヘリカルアンテナ素子14を、有頂無底
の円筒形をなす管状アンテナカバー13内に収納したこ
とである。これに伴って、外筒8に対して「外筒と直角
方向に開口する短筒状の台座12を取り付けたことであ
る。この台座12は管状アンテナカバー13を嵌着され
て、これを支持しつつ外筒8と一緒に回動する。本発明
に実施する場合、外筒8と回動台座13とを一体に成形
しても良い。
【0022】図4は、前掲の図3に断面図を示した実施
形態のアンテナ支持・接続構造の分解斜視図である。先
に述べたアンテナ端子5は、取付ネジ15によって無線
機の基板16を介して無線機に固着される。16aはア
ンテナ取付孔、17はケースに設けられた取付ネジ孔を
有するボスである。前記のアンテナ端子5が基板16に
取り付けられることにより、該アンテナ端子5が基板上
のマイクロストリップ線路16bに対して電気的に接続
されるとともに、該アンテナ端子5に固着された管状軸
6が機械的に支持される。
【0023】図5は、前掲の図4に示した実施形態と異
なる1実施形態におけるアンテナ支持・接続構造の分解
斜視図である。本実施形態(図5)の管状軸18は、管
状部18aとブラケット部18bとを合成樹脂材料によ
って一体に成形されるとともに、取付孔18cが設けら
れている。上記のブラケット部18bを取付ネジ15で
基板16に固着すると、管状軸18が基板を介して無線
機に対して機械的に支持される。一方、一端を図外の高
周波回路に接続される同軸ケーブル20の他端部におい
て、その心線にプリント基板を介して励振器7が、外部
導体にプリント基板もしくはアース接続金具19が、そ
れぞれハンダ付けされている。上記励振器7は管状軸1
8の管状部18aに挿入,収納され、前記プリント基板
もしくはアース接続金具19は管状軸18のブラケット
部18bに挟み込まれもしくはカシメ付けられて機械的
に取り付けられるとともに、電気的に地板(図外)に導
通される。前掲の図4の実施形態もしくは図5の実施形
態のいずれにおいても、アンテナ装置部分が一つに纏ま
ってアッセンブリを形成し、商品としての流通性を有し
ており、かつ、取付ネジ15を1本螺合して締めつける
だけで、迅速かつ容易に基板16を介して無線機に対し
て機械的に支持されるとともに、電気的に接続され、も
しくは接続可能な状態となる。
【0024】
【発明の効果】以上に本発明の実施形態を挙げてその構
成・機能を明らかならしめたように、請求項1の発明方
法によると、外筒に取り付けられたアンテナカバーの中
に収納されているアンテナ素子が、管状軸を中心として
起伏回動し、かつ、該管状軸の中に励振器が収納されて
いるので、該励振器とアンテナ素子との間の静電容量値
が常にほぼ一定に保たれる。そして、上記管状軸がアン
テナ端子を介して基板に取り付けられるので、アンテナ
素子が基板に対して機械的に支持されるとともに電気的
に(静電容量を介して)基板上に形成されている高周波
回路に接続される。
【0025】請求項2の発明方法によると、管状軸に対
するアンテナ素子の支持方法は請求項1と同様であるた
め、静電容量値をほぼ一定に保って起伏回動するという
同様の効果が得られ、かつ、管状軸がブラケットを介し
て無線機基板に固定されるのでアンテナ装置が機械的に
基板に対して支持される。一方、上記管状軸に収納され
た励振器が同軸ケーブルの心線に接続されるとともに、
該同軸ケーブルの外部導体がアース接続金具によって管
状軸のブラケットに固着されてアースに落とされるの
で、同軸ケーブルを用いて無線機高周波回路にアンテナ
装置を接続する方式の無線通信機に好適である。
【0026】請求項3の発明方法によると、アンテナ素
子の形状、および該アンテナ素子を外筒に取り付ける部
材の形状が非常に簡単であり、構成部材の製作および組
付作業が容易である。
【0027】請求項4の発明方法によると、アンテナ素
子がジグザグ形をしているので、その全体的な外形が平
面的であり、しかも長さ寸法が線条アンテナにおけるよ
りも短くなって取扱いが容易である。請求項5の発明に
よると、アンテナ素子がヘリカル状をなしているので、
その長さ寸法が電気的長さに比して短くなり、かつ、該
ヘリカル状アンテナ素子が円筒状アンテナカバーに支持
されて、励振器との間の静電容量をほぼ一定値に保って
起伏回動可能に支持される。
【0028】請求項6の発明によると、励振器の機械的
な長さ寸法がλ/4よりも短く、かつ、その外形が概要
的に円柱状をなしているので、管状軸の内部空間とマッ
チして都合良く収納される。
【0029】請求項7の発明によると、励振器の機械的
な長さ寸法が電気的長さよりも短くなり、管状軸の中へ
収納するスペースの設計的余裕が大きい。その上、ジグ
ザグ形励振器は平面的な形状であるから、その形状,寸
法の管理が容易であり、品質の均一な励振器を工業的に
生産するに適している。
【0030】請求項8の発明によると、元来アンテナ素
子を保護するための構成部材であるアンテナカバーが、
アンテナ素子を支持して回動させる機能を兼ね、かつ、
該アンテナカバーを回動可能に支持する軸部材が管状を
なして励振器を収納しているので、構成部品点数が少な
く、製造コストが安価である。その上、上記管状の軸に
固着されたアンテナ端子が、機械的支持と電気的接続と
の2つの機能を果たし、いっそう構造が簡単であり、無
線機基板に対する取付作業が容易である上に、アンテナ
装置が1個のアッセンブリを為しているので、アンテナ
装置の流通に好適であり、アンテナ産業の分業化を介し
て無線通信機産業の発展に貢献するところ多大である。
【0031】請求項9の発明によると、アンテナカバー
がアンテナ素子支持機構を兼ね、管状軸が励振器収納機
能を兼ねていることは請求項8の発明と同様であり、従
って、構造が簡単で製造コストが安価であるという効果
も請求項8と同様である。さらに本請求項9の発明にお
いては管状軸がブラケットを有していて無線機基板に対
して機械的に支持されるようになっており、かつ、該管
状軸内に収納されている励振器が同軸ケーブルに接続さ
れているので、同軸ケーブルを介してアンテナ装置を接
続する高周波回路を有する方式の無線通信機に適用する
と好都合である。
【0032】請求項10の発明によると、アンテナ素子
(線条アンテナ)の構造が簡単で、しかも該アンテナ素
子を保護しかつ支持するアンテナカバーの構造も簡単
で、部品コストが安く、かつ、組立作業が容易で組立作
業コストが低廉である。
【0033】請求項11の発明によると、アンテナ素子
がジグザグ形であるため、その電気的長さに比して機械
的長さが短く、取扱いが容易である。
【0034】請求項12の発明によると、アンテナ素子
がヘリカル状をなしているので、その電気的長さに比し
て機械的な長さが短くて、アンテナ装置全体がコンパク
トに構成される。その上、前記ヘリカル状アンテナを収
納した管状アンテナカバーが、外筒の短筒状台座に取り
付けられる構造であるから組立作業が容易である。
【0035】請求項13の発明によると、励振器がヘリ
カル状をなしているため、その電気的長さに比して機械
的長さが短いので、これを収納する管状軸の長さ寸法に
関する設計的自由度が大きく、かつ、上記ヘリカル状励
振器が概要的に円柱状の外形を有しているので管状軸の
内部空間へ収納する際に都合良くフィットする。請求項
14の発明によると、励振器がジグザグ形をしているの
で、その電気的長さに比して機械的長さが短く、管状軸
の中へ収納し易い。上記ジグザグ形励振器を針金で構成
するとフレキシブルなので、管状軸内にガタ無く嵌合す
ることが容易であり、同軸ケーブルの心線もしくはアン
テナ端子にハンダ接続し易い。また、励振器を導通パタ
ーンで構成すると、形状,寸法精度の高い励振器を安価
に大量生産できるので好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンテナの支持・接続構造の1実
施形態を示し、切り縮めて描いた断面図である。
【図2】前掲の図1と異なる実施形態を示し、(A)は
一部を切り縮めて描いた断面図、(B)はそのB−B面
による断面矢視図である。
【図3】前掲の図1,図2とさらに異なる実施形態に係
るアンテナ支持・接続構造の断面図である。
【図4】前掲の図3に断面図を示した実施形態のアンテ
ナ支持・接続構造の分解斜視図である。
【図5】前掲の図4に示した実施形態と異なる1実施形
態におけるアンテナ支持・接続構造の分解斜視図であ
る。
【図6】アンテナの支持・接続方法、および同支持・接
続構造に関する最近の公知技術を示す模式的な斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…アンテナ素子(使用姿勢)、2…アンテナ素子(収
納姿勢)、2…励振器、3…給電線、4…地板、5…ア
ンテナ端子、6…管状軸、7…励振器、8…外筒、9,
9′…アンテナカバー、10…線条アンテナ素子、11
…ジグザグ形アンテナ素子、12…回動台座、13…管
状アンテナカバー、14…ヘリカルアンテナ素子、15
…取付ネジ、16…基板(無線機の高周波回路基板)、
17…取付ネジ用ボス、18…管状軸、18a…管状
部、18b…ブラケット部、18c…取付孔、19…ア
ース接続金具、20…同軸ケーブル、c…微小な結合容
量。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線機の高周波回路出力端に接続された
    励振器の開放端に対向,離間せしめてアンテナ素子の入
    力端を位置せしめ、両者の間に結合静電容量を保持しつ
    つ上記アンテナ素子を移動せしめる場合に、 電気絶縁材料製の管状軸の中に励振器を収納するととも
    に、上記励振器に接続されたアンテナ端子を上記管状軸
    に対して固定し、 上記アンテナ端子を無線機の基板に取り付けて無線機に
    対して機械的に支持するとともに、該アンテナ端子を高
    周波回路に対して電気的に接続し、 かつ、前記管状軸に対して回動可能に外筒を嵌合すると
    ともに、該外筒に対してほぼ直角にアンテナカバーの1
    端付近を取り付けて、該アンテナカバーの中にアンテナ
    素子を固定的に収納して、該アンテナ素子の1端を前記
    励振器の1端に対向,離間せしめ、両者の間隔寸法をほ
    ぼ一定に保ちつつ、アンテナ素子を前記管状軸の中心線
    の周りに回動せしめることを特徴とする、アンテナの支
    持・接続方法。
  2. 【請求項2】 無線機の高周波回路出力端に接続された
    励振器の開放端に対向,離間せしめてアンテナ素子の入
    力端を位置せしめ、両者の間の静電容量結合を保持しつ
    つ上記アンテナ素子を移動せしめる場合、 管状の軸とブラケットとを電気絶縁材料で一体に成形
    し、 同軸ケーブルの心線に励振器を接続するとともに、該同
    軸ケーブルの外部導体にアース接続用の金具を接続し
    て、前記の励振器を前記管状の軸に挿入して収納すると
    ともに、前記のアース接続用の金具を前記管状軸のブラ
    ケットに取り付けることにより、前記同軸ケーブルを管
    状軸に対して機械的に固定し、または前記同軸ケーブル
    を、プリント基板を介して励振器に接続し、 上記管状軸にブラケットを無線機に固定して支持すると
    ともに、該管状軸に対して回動可能に外筒を嵌合し、 上記外筒に対してアンテナカバーをほぼ直角に取り付け
    て、該アンテナカバーの中にアンテナ素子を固定的に収
    納して、該アンテナ素子の1端を前記励振器の1端に対
    向,離間せしめ、 前記の外筒を管状軸の周りに回動せしめて、該外筒に取
    り付けられているアンテナ素子を管状軸まわりに回動せ
    しめることを特徴とする、アンテナの支持・接続方法。
  3. 【請求項3】 前記のアンテナカバーを2枚合わせ形に
    形成し、その片方に結合用の孔を設けて前記の外筒に嵌
    着し、 上記2枚のアンテナカバーの間に線条アンテナもしくは
    リボン状アンテナを挟み込んで、前記片方のアンテナカ
    バーに対して他方のアンテナカバーを固着することを特
    徴とする、請求項1もしくは請求項2に記載したアンテ
    ナの支持・接続方法。
  4. 【請求項4】 針金をジグザグ形に折り曲げ成形し、も
    しくはプリント基板上にジグザグ形の導通パターンを形
    成することによって前記のアンテナ素子を構成すること
    を特徴とする、請求項1または請求項2の何れかに記載
    したアンテナの支持・接続方法。
  5. 【請求項5】 前記のアンテナカバーを有頂無底の円筒
    状に形成するとともに、針金を螺旋状に成形したヘリカ
    ルアンテナ素子を上記アンテナカバーの中に挿入し、 かつ、前記の外筒に、前記管状軸の中心線に対して直角
    方向に開口する短筒状の台座を形成し、もしくは、短筒
    状の台座を形成した部材を外筒に固着し、 前記のヘリカルアンテナ素子を収納したアンテナカバー
    を上記の台座に嵌め合わせて固着することを特徴とす
    る、請求項1もしくは請求項2に記載したアンテナの支
    持・接続方法。
  6. 【請求項6】 針金を螺旋状に成形して、電気的長さλ
    /4の励振器を構成し、該λ/4のヘリカル励振器を前
    記管状軸の中へ固定的に収納,設置することを特徴とす
    る、請求項1ないし請求項6の何れかに記載したアンテ
    ナの支持・接続方法。
  7. 【請求項7】 針金をジグザグ形に折り曲げ成形し、も
    しくは金属板をジグザグ形に打ち抜き、または、プリン
    ト基板上にジグザグ形の導通パターンを形成することに
    よって、電気的長さλ/4の励振器を構成し、該λ/4
    のジグザグ形励振器を前記管状軸の中へ固定的に収納,
    設置することを特徴とする、請求項1ないし請求項6の
    何れかに記載したアンテナの支持・接続方法。
  8. 【請求項8】 アンテナ素子が、励振器との間に微小静
    電容量を形成し得る範囲内で移動し得るように案内され
    て起立・収納が可能なアンテナの支持・接続構造におい
    て、 導電材料製のアンテナ端子が、電機絶縁材料製の管状軸
    に固着されるとともに、上記アンテナ端子に接続導通さ
    れた励振器が上記管状軸の中に収納されており、 上記管状軸に対して回動可能に外筒が嵌合されるととも
    に、該外筒に対してほぼ直角にアンテナカバーが取り付
    けられており、 かつ、上記アンテナカバーの中にアンテナ素子が収納さ
    れていて、該アンテナ素子の1端が前記励振器の1端に
    対して対向,離間しており、両者の間隔寸法をほぼ一定
    に保ちつつ前記アンテナ素子がアンテナカバーと一緒
    に、管状軸の中心線まわりに回動し得るようになってい
    て、 前記のアンテナ端子が無線機に対して固定されるととも
    に、該アンテナ端子が無線機基板上の導通パターンに接
    触,導通されるようになっていることを特徴とする、ア
    ンテナの支持・接続構造。
  9. 【請求項9】 アンテナ素子が、励振器との間に微小静
    電容量を形成し得る範囲内で移動して、起立,収納され
    るように案内されているアンテナの支持・接続構造にお
    いて、 電気絶縁性の材料で成形された管状部分に取付用ブラケ
    ットが一体的に連設されて管状軸が構成されるととも
    に、上記取付用ブラケットが無線機に固定されて機械的
    に支持されており、 上記管状軸の管状部分に外筒が回動可能に外嵌されると
    ともに、該外筒に対してほぼ直角にアンテナカバーが装
    着され、上記アンテナカバー内にアンテナ素子が収納さ
    れていて、 一方、高周波回路に一端を接続される同軸ケーブルの他
    端側の心線に励振器が接続されるとともに、該他端側の
    外部導体にアース接続金具が接続されており、 もしくは前記励振器がプリント基板を介して高周波回路
    に接続されており、 上記の励振器が前記管状軸の管状部分の中に挿入され、
    上記アース接続金具が前記管状軸のブラケットに取り付
    けられて機械的および電気的に接続されていることを特
    徴とする、アンテナの支持・接続構造。
  10. 【請求項10】 前記のアンテナカバーが、概要的に短
    冊形の1対の合成樹脂板よりなり、上記1対の合成樹脂
    板の片方には取付孔が設けられて前記の外筒に嵌合固着
    されており、 前記1対の合成樹脂板の間に線条アンテナ素子もしくは
    リボン状アンテナ素子が挟み込まれて、該1対の合成樹
    脂板が相互に固着されていることを特徴とする、請求項
    8もしくは請求項9に記載したアンテナの支持・接続構
    造。
  11. 【請求項11】 前記のアンテナ素子が、針金をジグザ
    グ形に折り曲げて形成されており、もしくは、短冊形の
    プリント基板上に形成されたジグザグ形の導通パターン
    によって構成されており、 または、前記アンテナカバーが2枚合わせ形の2枚の短
    冊形合成樹脂板より成り、上記2枚の短冊形合成樹脂板
    の合せ面に形成されたジグザグ形の導通パターンによっ
    てアンテナ素子が構成されていることを特徴とする、請
    求項8もしくは請求項9に記載したアンテナの支持・接
    続構造。
  12. 【請求項12】 前記アンテナ素子がヘリカル状をなし
    ていて、管状アンテナカバー内に収納されており、 かつ、前記外筒に、軸心とほぼ直角方向に開口する短筒
    状の台座が設けられていて、前記管状のアンテナカバー
    が上記の台座に嵌着されていることを特徴とする、請求
    項8もしくは請求項9に記載したアンテナの支持・接続
    構造。
  13. 【請求項13】 前記の励振器がヘリカル状をなし、前
    記管状軸と同心状に位置決めされていることを特徴とす
    る、請求項8もしくは請求項9に記載したアンテナの支
    持・接続構造。
  14. 【請求項14】 前記の励振器が、ジグザグ形に折り曲
    げられた形状の金属板もしくは針金より成り、または、
    管状軸の管状部分内に挿入し得る形状,寸法の小形プリ
    ント基板に形成されたジグザグ形の導通パターンによっ
    て構成されていることを特徴とする、請求項8もしくは
    請求項9に記載したアンテナの支持・接続構造。
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