JPH10149648A - ディスク収納マガジン - Google Patents

ディスク収納マガジン

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JPH10149648A
JPH10149648A JP31163297A JP31163297A JPH10149648A JP H10149648 A JPH10149648 A JP H10149648A JP 31163297 A JP31163297 A JP 31163297A JP 31163297 A JP31163297 A JP 31163297A JP H10149648 A JPH10149648 A JP H10149648A
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tray
case
disk
trays
force
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Masashi Suzuki
昌司 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高記録密度化に対応するために駆動周波数を
高める必要があるが、周波数を高めることにより、コア
層に渦電流が発生し、前記渦電流による熱損失が問題と
なっていた。前記コア層を磁性材料層と非磁性材料層と
の積層構造として、渦電流を低減させる方法があるが、
この場合、擬似ギャップが形成されてしまい、記録特性
が不安定化するといった問題があった。 【解決手段】 上部コア層6は、磁性材料層7,9間に
非磁性材料層8が介在した積層構造で形成されている。
薄膜磁気ヘッドの先端領域では、前記非磁性材料層8
は、ギャップ層2の上に接して形成され、前記ギャップ
層2と非磁性材料層8とでギャップ長Glの磁気ギャッ
プが形成されている。従って擬似ギャップが形成される
ことなく、渦電流損失の低減を図ることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CDなどの複数のディ
スクが収納されるものであって、特にケース内部に、デ
ィスクが載置される複数のトレイが引き出し自在に設け
られたディスクチェンジャ用のディスク収納マガジンに
関する。
【0002】
【従来の技術】図8はディスクチェンジャに使用される
ディスク収納マガジンの一般的な構造を示す斜視図、図
9はマガジンのケース内からトレイおよびディスクが引
き出された状態を示す断面図、図10は本発明との比較
例となるディスク収納マガジンの内部構造を示す平面断
面図である。図8に示すディスク収納マガジン1は、ケ
ース3内に6枚または8枚などの複数のトレイ2が積層
された状態で引き出し自在に収納されており、このそれ
ぞれのトレイ2上にディスクDが載置されている。この
ディスク収納マガジン1がディスクチェンジャの機器本
体内に装填されると、ケース3内のいずれか1枚のトレ
イ2が選択され、図示しない引き出し機構によりケース
3内から引き出される。引き出されたトレイ2上のディ
スクDは、図9に示すように、再生ユニットのターンテ
ーブル4上にクランプされ、このときディスクDはトレ
イ2からわずかに持ち上げられる。そしてスピンドルモ
ータ5によりターンテーブル4およびディスクDが回転
駆動され、光ピックアップ6によりディスクDの記録音
楽などの再生が行われる。
【0003】上記ディスク収納マガジン1では、内部に
収納されたトレイ2の不用意な飛び出しを防止する必要
がある。そのため図10に示す比較例のように、ケース
3内に板ばねによる弾圧部材7が設けられていることが
好ましい。この弾圧部材7は、例えばケース3の奥部側
であって一方の内側面に取り付けられており且つ先部7
aはほぼV字形状に曲げられているものとなる。この場
合、各トレイ2の内端の側方には、前記弾圧部材7の先
部7aが弾性的に当たる三角凹形状の係止部2aが形成
されることになる。この比較例では、トレイ2がケース
3内に収納されているときには、弾圧部材7の先部7a
がトレイ2の係止部2aに係止され、トレイ2が挿入さ
れた状態に維持される。またトレイ2がケース3から引
き出されるときには、弾圧部材7の先部7aが弾性変形
して前記係止部2aから外れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図10に比較
例として挙げたディスク収納マガジン1では、機器本体
側の引き出し機構により引き出すためのフック部2d
が、トレイ2の先端側において図示上方位置に形成さ
れ、またケース3内部の弾圧部材7は図示下側に設けら
れている。よって機器本体側の引き出し機構の一部がフ
ック2dに係止され、トレイ2に対し引き出し力F2が
与えられると、この力F2と弾圧部材7の弾圧力Fとの
偶力により、トレイ2に時計方向へのモーメントが発生
する。このモーメントによりトレイ2の両側端面とケー
ス3の内面との間(特に、図10にて(イ)(ロ)で示
す位置)での圧接力が強くなり、トレイ2をスムーズに
引き出すことができなくなる。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、トレイをケース内からスムーズに引き出すことが
できるようにしたことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクが載
置される複数のトレイがケース内に引き出し自在に収納
されているディスク収納マガジンにおいて、前記トレイ
とケースとの一方には被弾圧部が、その他方には前記被
弾圧部を弾圧してトレイをケース内の所定位置に保持す
る付勢部材が設けられ、前記トレイには、ケース内から
の引出し力が与えられる引出部が設けられており、前記
被弾圧部と付勢部材との弾圧位置と、前記引出部の位置
とが、トレイの中心を境にした同じ側に配置されている
ことを特徴とするものである。
【0007】例えば、前記被弾圧部と付勢部材は、トレ
イの挿入方向前端とケース奥側の内端との対向部にそれ
ぞれ設けられていることが好ましい。
【0008】さらに、前記被弾圧部は、ケースまたはト
レイからトレイの移動方向に沿って突出形成された被挟
持部の両側部に形成され、前記付勢部材は前記両側部を
保持できるように対を成して設けられている構造にする
ことができる。
【0009】
【作用】本発明では、トレイをケース内に保持する弾圧
位置と、トレイに対して引出し力が作用する位置とが、
トレイ中心に対して同じ側に配置されているので、トレ
イに作用する引出し力と、前記弾圧力によるトレイの引
き出し抵抗力との間で偶力が生じにくくなり、トレイを
ケースからスムーズに引き出せるようになる。
【0010】また付勢部材と被弾圧部とが、トレイの中
心から片寄った位置に設けられているため、ディスクの
周縁部と、ケース内の前記中心から片寄った角部との間
のスペースを利用して前記付勢部材および被弾圧部を配
置することができる。よって、例えば突出形状の被挟持
部と、この被挟持部を両側部から挟むようにして弾圧す
る対を成す付勢部材を、ケースの内方に配置したとして
も、この配置によりケースの平面積が大きくなることが
なく、ケースの小型化を実現できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は、本発明によるディスク収納マガジンの一実
施例を示す平面断面図、図2は図1に示すトレイの詳細
を示す平面図、図3は、図1のB部拡大図、図4は、図
1に示す弾性保持部材の詳細を示す拡大斜視図である。
図1に示すディスク収納マガジン10は、ケース11内
に複数個(本実施例では6個)のトレイTが重ねられた
状態で収納されており、そのそれぞれのトレイTにディ
スクDが載置されている。ケース11は、図1の右側が
開口部11aとなった箱形状で、この開口部11aと対
向する奥部側の対向内側面11bに、弾性保持部材12
が取り付けられている。
【0012】弾性保持部材12は、図4に示すように、
金属製の板ばねにより平面形状がほぼC字状に一体成形
されたものである。この弾性保持部材12は、前記C字
状に形成された腕部が互いに対向する付勢部材12a,
12aとなっており、この対をなす付勢部材12a,1
2aがケース11内に収納されるトレイTの配置間隔と
同一ピッチにて同数組設けられている。付勢部材12
a,12aのそれぞれの先端は外側へ曲げられた加圧部
12b,12bとなっている。この対向する加圧部12
bと12b間の内幅寸法はW3である。弾性保持部材1
2の平面部には例えば2箇所の取付穴12cが形成され
ており、弾性保持部材12はこの取付穴12cによりケ
ース11の内側面11bにねじ止めなどの手段で固定さ
れる。
【0013】図1および図2に示すように、個々のトレ
イTは、上面にディスクDの直径よりもわずかに大きい
内径寸法を有する円形状の載置溝14aが形成されてい
る。またトレイTの引き出し方向前端側(図2における
右側)の下面には、半円形状の下溝14bが形成されて
いる。そして上記載置溝14aと下溝14bとが重なり
合う部分は、トレイTの表裏両方向に貫通する切欠部1
4cとなっている。この、切欠部14cは載置溝14a
の中心部まで延びている。載置溝14aにディスクDが
載置された状態では、前記切欠部14cのうちの図2に
て(ハ)で示す部分にてディスクDの中心部がトレイT
の下面側に露出し、また(二)で示す部分にて、ディス
クDの下面(記録面)がトレイTの下面側に露出する。
【0014】トレイTの引き出し方向前端部では、下面
側に下溝14bが形成されて残った余肉部分が、上下に
貫通しない連結部15となっている。この連結部15の
図2の右端上方位置には、トレイTを引き出すためのフ
ック状の引出部17が突出して形成され、ディスクチェ
ンジャなどの機器本体内の引き出し機構の一部がこの引
出部17に係合して、各トレイTに引出し力F0(図2
参照)が与えられる。各トレイTの挿入側端部(図2の
左端部)の図示上側位置には、トレイTの出入り方向
(A方向)に沿って突出する被挟持部16が形成されて
いる。
【0015】被挟持部16の平面形状では、図3に示す
ように、先部両側に第1の傾斜面16c,16cが形成
されている。被挟持部16の図3の図示上下方向の両側
部には、被弾圧部となる第2の傾斜面16d,16dが
形成されており、第1の傾斜面16c,16cとこれに
続く第2の傾斜面16d,16dとの境界部が、両側部
に出張った幅広部16e,16eとなっている。前記第
2の傾斜面16d,16dのそれぞれが、A方向と直交
する線となす角度をθで示す。また上記幅広部16e,
16eの外幅寸法はW1であり、この外幅寸法W1は、
前記弾性保持部材12の加圧部12b,12bの内幅寸
法W3よりも大きくなっている。また被挟持部16の基
部は幅寸法の小さい首部となっており、この首部の外幅
寸法W2は、弾性保持部材12の自由状態における前記
内幅寸法W3よりも小さくなっている。
【0016】トレイTがケース11内に挿入されると、
前記弾性保持部材12の加圧部12b,12bにより被
挟持部16が弾性的に保持される。特に加圧部12b,
12bにより被挟持部16の第2の傾斜面16d,16
dが挟持されると、加圧部12b,12bの弾性力と、
傾斜面16d,16dの傾斜角度θとにより、トレイT
をケース11内に引き込む引き込み力F3が発生する。
一方の加圧部12bが第2の傾斜面16dに対して垂直
方向に与える弾性力をFとすると、トレイTがケース1
1内に引き込まれる力F3は数3で示す通りである。
【0017】
【数3】F3=2・F・cosθ
【0018】図1に示すように、弾性保持部材12と被
挟持部16との嵌合位置と、フック状の引出部17が形
成されている位置は、トレイTの中心線O−O(図1参
照)に対して同じ側(図1では共に上側)に配置されて
いる。さらにこの実施例では、弾性保持部材12がトレ
イTに対して与える引き込み力F3と、チェンジャの機
器本体の引き出し機構により引出部17に与えられる引
き出し力F0が、ほぼ同一線上にて互いに逆方向に作用
するようになっている。
【0019】またケース11内の弾性保持部材12が取
付られている部分の近傍には、ケース11内に収納され
た各トレイTをロックする複数のロック部材13が設け
られている。図3に示すように、この複数のロック部材
13は、ケース11の底面11cから一体に突出する支
持軸18に回動自在に支持されている。ロック部材13
はトレイTと同数にてトレイの配置間隔と同一ピッチに
配列されているものであり、それぞれのロック部材13
は図示しないトーションスプリングなどにより図3にお
いて時計方向に付勢されている。
【0020】個々のロック部材13は、前記支持軸18
へ挿通される嵌挿部13aと、操作部13bと、先端部
が爪状となった係止部13cを有する形状である。通常
は個々のロック部材13に与えられている前記時計方向
への付勢力により、前記係止部13cが、トレイTに形
成された突起19の縁部19aに係合し、個々のトレイ
Tがケース11内に収納された状態でロックされる。ま
た前記操作部13bは、ケース11に形成された窓11
dから露出しており、ディスク収納マガジン10が機器
本体から外されている状態では、窓11dから露出する
個々の操作部13bを指で押すことにより、ロック部材
13が反時計方向に回動して前記係止部13cによるト
レイTへのロックが解除される。またマガジン10がチ
ェンジャの機器本体に装填されている状態では、機器本
体内のロック解除機構により、選択すべきトレイTに対
応するロック部材13の操作部13bが押され、トレイ
Tに対するロックが解除される。
【0021】次に上記ディスク収納マガジン10でのト
レイTの出入り動作について説明する。このディスク収
納マガジン10がチェンジャの機器本体内に装填された
状態で、いずれかのディスクDが選択されると、そのデ
ィスクDが載置されているトレイTの引出部17が、機
器本体内の引き出し機構に係止され、図8と図9に示さ
れるように、その一部がケース11内に残った位置まで
トレイTが引き出される。この状態で、トレイT上のデ
ィスクの中心部が再生ユニットのターンテーブルにクラ
ンプされ、ディスクDがトレイTの載置溝14aの底面
から持ち上げられた状態で回転駆動される。またトレイ
Tの下面側から前記切欠部14cの(二)で示す部分を
介して光ピックアップが対向し、再生動作が行われる。
【0022】再生が終了してトレイTがケース11内に
戻されるときには、引出部17に係止された引き出し機
構によりトレイTがケース11内に強制的に押し込まれ
る。この戻し動作の最終時点で、付勢部材12a,12
aの加圧部12b,12bに被挟持部16の第1の傾斜
面16c,16cが当たる(図5(A)参照)。さらに
引き出し機構によりトレイTが強制的に押し込まれる
と、加圧部12b,12bが広がって被挟持部16の幅
広部16e,16eを乗り越え、被弾圧部となる第2の
傾斜面16d,16dに摺動するようになる。引き出し
機構による強制的な戻り力はこの時点で解除される。
【0023】そしてその後は、弾性保持部材12の加圧
部12b,12bの弾性挟持力と被挟持部16の第2の
傾斜面16d,16dの傾斜角度θとにより、トレイT
は前述の(F3=2・F・cosθ)の引き込み力によりケ
ース11内に引き込まれる。このとき、トレイTに形成
された被挟持部16が、弾性保持部材12の加圧部12
b,12bにより両側から保持されるので、トレイTを
ケース内壁面に圧接する力の成分が存在しない。よって
トレイTとケース内面との摩擦抵抗が発生せず、トレイ
Tの引き込みが確実に行えないなどの問題は生じなくな
る。
【0024】また図3に示すように、トレイTがケース
11内に完全に押し込まれたときには、ロック部材13
の係止部13cが、突起19を乗り越えて、縁部19a
に係止され、トレイTがロックされる。また、前述のよ
うに、いずれかのトレイが選択されてこれが引き出し機
構により引き出されるときには、ロック解除機構によ
り、選択されたトレイTに対応するロック部材13の操
作部13bが押され、トレイTのロックが解除され、引
き出し機構が引出部17に係止され、引き出し力F0に
よりトレイTがケース11から引き出される。
【0025】この引き出しの際、弾性保持部材12によ
る引き込み力(F3=2・F・cosθ)が、トレイTの引
き出しの抵抗力となる。しかし図1に示すように、相反
する力F0とF3は、共にトレイTの中心線O−Oよりも
図示上側に位置し、しかもこの実施例では力F0とF3が
ほぼ同一線上に位置している。よってF0とF3との偶力
はほとんど生じることはなく、トレイTはスムーズに引
き出されることになる。
【0026】次に図6と図7に示す実施例について説明
する。図6は本発明の第2実施例のディスク収納マガジ
ン10Aを示す平面断面図、図7は、図6のVII−V
II線の部分断面図である。この実施例では、複数のト
レイTaのそれぞれの挿入方向前縁に凹部14dが形成
されている。この凹部14dは、ディスク載置溝14a
の内部まで延びている。またケース11にはその底面1
1cから立ち上がる円柱状のディスク加圧部材25が設
けられている。複数のトレイTaのそれぞれがケース1
1内に挿入され、前記弾性保持部材12の加圧部12
b,12bが被挟持部16の第2の傾斜面16d,16
dに当たるに至った時点で、前記ディスク加圧部材25
はトレイTaの凹部14d内に入る。そしてディスクD
の挿入方向前縁がディスク加圧部材25に当たる。
【0027】トレイTaは、弾性保持部材12の加圧部
12b,12bによる弾性挟持力により前記F3の力で
ケース11内方へ引き込まれるが、図7に示すようにこ
の弾性的な引き込み力F3の反力f3によりディスクDは
トレイTaに対し引き込み方向と逆の方向へ加圧され
る。この反力f3によりディスクDの図7での右縁部
は、トレイTaの連結部15の図示左端面(載置溝14
aの周面)15aに圧接させられる。したがって、トレ
イTaがケース11内に引き込まれた時点では、全ての
トレイTa上のディスクDは前記端面15aに押し付け
られていることになり、トレイTaの載置溝14a内に
てディスクDが動くことがなく、ディスクDのがたつき
音は発生しない。
【0028】なお、図6と図7の実施例ではディスク加
圧部材25が円柱形状の剛体であるが、このディスク加
圧部材25がトレイTa上のそれぞれのディスクDに対
しf3方向への弾性的な加圧力を与えるものであっても
よい。また、上記各実施例とは逆に、トレイTの端面に
板ばねによる弾性保持部材12が設けられ、ケース11
の内面に被挟持部16が突出形成されていてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明では、トレイを引き
出すとき、トレイの引き出し力と、トレイをケース内に
保持する力との間に過大な偶力が生じることがなく、ト
レイ引き出しがスムーズに行われるようになる。
【0030】また付勢部材と被弾圧部とが、トレイの中
心から片寄った位置に設けられているため、ディスクの
周縁部と、ケース内の前記中心から片寄った角部との間
のスペースを利用して前記付勢部材および被弾圧部を配
置することができる。よって、例えば突出形状の被挟持
部と、この被挟持部を両側部から挟むようにして弾圧す
る対を成す付勢部材を、ケースの内方に配置したとして
も、この配置によりケースの平面積が大きくなることが
なく、ケースの小型化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク収納マガジンの一実施例を示す平面断
面図。
【図2】図1に示すケース内に収納されたトレイの詳細
を示す平面図。
【図3】図1のB部拡大図。
【図4】図1に示す弾性保持部材の拡大斜視図。
【図5】(A),(B)は、弾性保持により被挟持部が
挟持されるときの動作説明図。
【図6】本発明の第2実施例を示すディスク収納マガジ
ンの平面断面図。
【図7】図6のVII−VII線の部分断面図。
【図8】従来のディスク収納マガジンの構造を示す斜視
図。
【図9】ディスク収納マガジンからディスクDが引き出
された状態を示す説明図。
【図10】本発明の比較例となるディスク収納マガジン
の内部構造を示す平面断面図。
【符号の説明】
11 ケース 12 弾性保持部材 12a 付勢部材 12b 加圧部 13 ロック部材 14a 載置溝 14d 凹部 16 被挟持部 16c 第1の傾斜面 16d 第2の傾斜面(被弾圧部) 17 引出部 25 ディスク加圧部材 T,Ta トレイ D ディスク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクが載置される複数のトレイがケ
    ース内に引き出し自在に収納されているディスク収納マ
    ガジンにおいて、前記トレイとケースとの一方には被弾
    圧部が、その他方には前記被弾圧部を弾圧してトレイを
    ケース内の所定位置に保持する付勢部材が設けられ、前
    記トレイには、ケース内からの引出し力が与えられる引
    出部が設けられており、前記被弾圧部と付勢部材との弾
    圧位置と、前記引出部の位置とが、トレイの中心を境に
    した同じ側に配置されていることを特徴とするディスク
    収納マガジン。
  2. 【請求項2】 前記被弾圧部と付勢部材は、トレイの挿
    入方向前端とケース奥側の内端との対向部にそれぞれ設
    けられている請求項1記載のディスク収納マガジン。
  3. 【請求項3】 前記被弾圧部は、ケースまたはトレイか
    らトレイの移動方向に沿って突出形成された被挟持部の
    両側部に形成され、前記付勢部材は前記両側部を保持で
    きるように対を成して設けられている請求項2記載のデ
    ィスク収納マガジン。
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