JPH10149305A - 知識ファイリング装置 - Google Patents

知識ファイリング装置

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JPH10149305A
JPH10149305A JP8307580A JP30758096A JPH10149305A JP H10149305 A JPH10149305 A JP H10149305A JP 8307580 A JP8307580 A JP 8307580A JP 30758096 A JP30758096 A JP 30758096A JP H10149305 A JPH10149305 A JP H10149305A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理情報のための特別な分類知識を用意する
必要がなく、ファイルの格納位置の指定を省略して自動
格納することもでき、ユーザの決定により格納されたフ
ァイルも自動的に格納されたファイルも区別無く、自動
検索もユーザ自身による探索も容易である知識ファイリ
ング装置を提供する。 【解決手段】 基本ソフトウェアが管理するファイルシ
ステムを参照し、ファイルやディレクトリの名称や属
性、構成情報などを取得するファイルシステム参照手段
と、ファイルやディレクトリの名称や属性の共通部や相
違部、構成上の関係を抽出するファイル情報解析手段
と、この出力に基づいて、入力情報について推定される
関係情報を出力する関係推定手段とを含んで構成される
推論装置を含み、格納するファイルのファイルシステム
中の格納場所を決定する格納場所決定手段と、決定され
た場所へファイルを格納するファイル格納手段とから構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、計算機を用いて実
現される知識処理システムに関し、特に階層的概念知識
の管理に好適な推論を行う推論装置と、該推論装置をフ
ァイルシステムに利用し、ファイルの出納管理を行う知
識ファイリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の知識ファイリング装置として、特
開平5−307532号公報「ファイル最適配置方法」
(以下、文献1)は、ファイルの使用状況に基づいてア
クセス効率が向上するように、ファイルを配置する記憶
装置を選択する技術が記載されているが、ファイル間の
概念的関係に基づいていないため、格納されたファイル
をユーザが探し出すことは困難である。
【0003】次に、特開平4−340167号公報「電
子文書ファイリング装置」(以下、文献2)では、文書
ファイル間にユーザが自由にリンクを設定してファイル
間の関係を多面的に管理可能にする技術が記載されてい
る。しかし、ファイルシステム中のファイルやディレク
トリの論理的な配置は、利用者により決定される必要が
あり、数多くのファイルを格納してファイルシステム全
体が大規模になると、各ファイルを格納する際に、後の
利用を予測してファイルの格納場所や関係を決定するこ
とは容易ではない。また、格納したファイルを後に利用
しようとするときまで、これら格納場所や関係を正確に
記憶しておくことは困難である。
【0004】さらに、特開平7−44573号公報「電
子ファイリング装置」(以下、文献3)では、登録者の
知識や理解力に左右されずに文書・画像を自動登録する
ために、あらかじめ概念ネットワークとして用意した知
識を用いて、登録する文書を自動分類し、管理情報を付
加して登録する方法が記載されている。しかし、概念ネ
ットワークなどの分類知識の構築には、知識処理システ
ムおよび知識ベースの記述法に関する専門的知識と、多
大な労力が必要であり、知識処理システムの非専門家が
これら知識を記述することは容易ではない。また、ファ
イルの増大や質の変化により、あらかじめ用意した概念
ネットワークが十分な管理情報を生成できなくなるとい
う問題も生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、ファイルの登録をユーザがすべて管理するか、すべ
て自動でおこなわれるかに限定されており、重要なファ
イルはユーザ自身が格納場所や関係を指定し、そうでな
い文書は自動的に適当に格納して欲しいというような要
求に応じることができない。文献2に記載されている電
子文書ファイリング装置と文献3に記載されている電子
ファイリング装置を組み合わせたとしても、ユーザが設
定した格納場所や関係と概念ネットワークなどの分類知
識との間に不整合が生じて、ユーザが設定したファイル
については分類知識を参照して検索できなかったり、分
類知識を熟知していないと自動格納されたファイルをユ
ーザ自身では探索できなかったりするという問題を生じ
る。
【0006】本発明の目的は、ファイルシステムにおけ
るファイルならびにディレクトリなどの構成に関する情
報を、知識ベースとして利用する推論装置ならびに、そ
の知識処理装置を用いることで、管理情報のための特別
な分類知識を用意する必要なくしてファイルの格納位置
の指定を省略して自動格納することもでき、ユーザの決
定により格納されたファイルも自動的に格納されたファ
イルも区別無く、自動検索もユーザ自身による探索も容
易である知識ファイリング装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の推論装置は、コ
ンピュータのオペレーティングシステム(OS)などの
基本ソフトウェアが管理するファイルやディレクトリの
構成およびそれらの名称および各ファイルやディレクト
リに付随する属性情報を取得するファイルシステム参照
手段と、ファイルシステム参照手段で取得した情報に基
づいてファイルやディレクトリの名称および各ファイル
やディレクトリに付随する属性情報の共通部や相違部な
ど名称と属性情報の関係と、ファイルやディレクトリの
構成などファイルシステム内の構成上の関係を抽出する
ファイル情報解析手段と、ファイル情報解析手段の出力
を用いて、入力された文字列とファイルやディレクトリ
やディレクトリの名称や属性との関係を推定する関係推
定手段とを備え、ファイルシステム上のファイルやディ
レクトリの階層構造、網構造をファイル名とファイルに
付随する属性の概念の関係知識とみなすことで、特別な
関係知識を構築する事なしに、概念間の関係の推論など
の知識処理をおこなうことを特徴とする。
【0008】また、本発明の知識ファイリング装置は、
この推論装置を含み、新たに格納するために与えられた
ファイルのファイル名やファイルの属性とファイルシス
テム内に既存のファイルやディレクトリとの関係を推定
してファイルの格納場所を決定する格納場所決定手段
と、格納場所決定手段により決定した格納場所にファイ
ルを格納するファイル格納手段とを含んで構成されるこ
とで、ファイルを格納する際に格納場所の指定を不要に
することを特徴とする。
【0009】さらに、本発明の知識ファイリング装置
は、前記の知識ファイリング装置において、格納場所決
定手段は格納するために与えられたファイルのファイル
の名称や属性が既存のファイルと一致する場合には、フ
ァイルの中身の一致部や相違部を抽出し、新たなディレ
クトリの名称や属性情報を作成し、あるいは名称や属性
が一致する両方または一方のファイルに新たな名称や属
性を付与し、ファイル格納手段は新たにディレクトリを
作成、あるいは一致する両方または一方のファイルの名
称や属性を更新してファイルを格納することを特徴とす
る。
【0010】さらに、本発明の知識ファイリング装置
は、前述の推論装置を含み、取り出したいファイルにつ
いて与えられたファイル名やファイルの属性などの情報
に基づいて格納場所を推定する格納場所推定手段と、格
納場所推定手段の推定結果に従ってファイルを検索し取
得することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に図1から図6を参照して本発
明の実施の形態について説明する。
【0012】図1は請求項1から請求項3に記載した発
明の推論装置の実施の形態の一構成例を示すブロック図
である。
【0013】かかる発明の実施の形態における推論装置
(100)は、OSなどの基本ソフトウェアが管理する
ファイルシステム(900)を参照し、そこに含まれる
ファイルやディレクトリの名称や属性、構成情報などを
取得するファイルシステム参照手段(120)と、ファ
イルやディレクトリの名称や属性の共通部や相違部、構
成上の関係を抽出するファイル情報解析手段(130)
と、ファイル情報解析手段(130)の出力に基づい
て、入力情報(810)について推定される推定結果
(820)を出力する関係推定手段(110)とを含ん
で構成される。
【0014】以下、図面を参照して本発明の請求項1か
ら請求項3に記載されている推論装置のさらに詳しい実
施の形態について説明する。
【0015】例えば、入力情報(810)として概念と
関係という2種類の情報を与えることができ、それぞれ
を文字列で表わすものとする。ここで、例えば図4に示
すような構成のファイルシステム(900)がある場合
の本発明の動作例について説明する。
【0016】概念「会計報告書」と概念「上期会計報告
書」のファイルシステム上での関係を推定したい場合、
入力情報(810)として、「会計報告書」と「上期会
計報告書」を関係推定手段(110)に与える。関係推
定手段(110)はファイルシステム参照手段(12
0)に入力情報(810)を入力し、ファイルシステム
参照手段(120)はファイルシステム(900)を参
照して、「会計報告書」をその名称や属性情報としても
つディレクトリ(912)と「上期会計報告書」をその
名称や属性情報としてもつファイル921とこれらの間
の構成情報を取得し、ファイル情報解析手段(130)
に渡す。ファイル情報解析手段(130)は、「会計報
告書」ディレクトリ(912)と「上期会計報告書」フ
ァイル(921)との間の構成情報から、これらが「会
計報告書」ディレクトリ(912)が親で「上期会計報
告書」ファイル(921)が子となる親子関係にあるこ
とを認識し、この関係を関係推定手段(110)に通知
する。関係推定手段(110)は、通知されたディレク
トリとファイルの関係に基づいて、入力情報(810)
に含まれる概念「会計報告書」と概念「上期会計報告
書」の間に、概念「会計報告書」を親とし、概念「上期
会計報告書」を子とする親子関係があると推定し、これ
を推定結果(820)として出力する。
【0017】また、例えば、入力情報(810)とし
て、概念「上期会計報告書」と関係「親」を関係推定手
段(110)に与えるとする。関係推定手段(110)
はファイルシステム参照手段(120)に入力情報(8
10)を入力し、ファイルシステム参照手段(120)
はファイルシステム(900)を参照して、まず「上期
会計報告書」を名称や属性情報としてもつファイル92
1を発見し、ファイル情報解析手段(130)に渡す。
ファイル情報解析手段(130)は、「上期会計報告
書」ファイル(921)を中心とする構成情報から、こ
れと親子関係の親になるディレクトリ912(「会計報
告書」)を抽出し、この関係を関係推定手段(110)
に通知する。関係推定手段(110)は、通知されたデ
ィレクトリとファイルの関係に基づいて、入力情報(8
10)に含まれる概念「上期会計報告書」に対する関係
で「親」にあたるものはディレクトリ912の名称や属
性情報に相当する「会計報告書」であると推定し、「会
計報告書」という文字列を推定結果(820)として出
力する。
【0018】図2は請求項4から請求項5に記載した発
明の知識ファイリング装置の実施の形態の一構成例を示
すブロック図である。
【0019】かかる発明の実施の形態における知識ファ
イリング装置(200)は、請求項1から3に記載の推
論装置(100)と、格納するファイル(931)のフ
ァイルシステム(900)中の格納場所を決定する格納
場所決定手段(210)と、格納場所決定手段(21
0)により決定されたファイルシステム(900)中の
場所へファイル(930)を格納するファイル格納手段
(220)とを含んで構成される。
【0020】以下、図面を参照して本発明の請求項4か
ら請求項5の知識ファイリング装置のさらに詳しい実施
の形態について説明する。
【0021】例えば、図4に示すような構成のファイル
システム(900)があり、格納するファイル(93
0)として、「年間会計報告書」という名称をもつファ
イル(931)を格納場所決定手段(210)に入力す
る。格納場所決定手段(210)はファイルの名称を概
念に相当するものとみなし、また、最適な格納場所を探
すために、関係「近接」を推論装置(100)に入力す
る。格納場所決定手段(210)は、「年間会計報告
書」という名称をもつファイル(931)が入力される
と、ファイルの名称が表わす概念に相当する文字列「年
間会計報告書」と関係「近接」を推論装置(100)に
入力する。推論装置(100)は例えば、関係「近接」
を、入力されたファイルの名称に相当する文字列「年間
会計報告書」とファイルシステム中のファイルの名称の
文字列を比較してその一致度で評価し、「年間会計報告
書」に含まれる文字列「会計報告書」を名称とするディ
レクトリ921と、共通な文字列「会計報告書」を含ん
で一部相違のある文字列「上期会計報告書」ならびに
「下期会計報告書」を名称とするファイル921とファ
イル922およびこれらのファイルシステム中での親子
関係を「年間会計報告書」の「近接」関係にあるものの
推論結果として格納場所決定手段(210)に出力す
る。格納場所決定手段(210)は、推論装置(10
0)の推論結果に基づいて、ファイル931の名称「年
間会計報告書」の一部を名称とするディレクトリ912
「会計報告書」を親とし、共通な文字列「会計報告書」
を含んで一部相違のある文字列「上期会計報告書」なら
びに「下期会計報告書」を名称とするファイル921と
ファイル922を兄弟とする場所にファイル931を格
納することを決定し、ファイル格納手段(220)に通
知する。ファイル格納手段(220)は、格納場所決定
手段(210)から通知された格納場所に、ファイル9
31を格納し、ファイルシステム(900)は図5に示
す通りとなる。
【0022】また、図4に示すような構成のファイルシ
ステム(900)があり、格納するファイル(931)
として、「出張報告書」という名称をもつファイルを格
納場所決定手段(210)に入力し、格納場所決定手段
(210)はファイルの名称に相当する概念「出張報告
書」と最適な格納場所を推定するための関係「近接」を
推論装置(100)に入力する。推論装置(100)は
例えば、関係「近接」を、入力された文字列「出張報告
書」とファイルシステム中のファイルの名称の文字列を
比較してその一致度で評価し、名称が一致するファイル
923がすでに格納されていることを発見し、格納場所
決定手段(210)に通知する。推論装置(100)か
ら格納場所決定手段(210)に、名称が一致するファ
イルがすでに格納されていることを通知された場合、格
納場所決定手段(210)は、名称の一致した既存のフ
ァイル(923)と格納しようとするファイル(93
1)の中身を比較する。既存のファイル(923)の冒
頭が「支社支援」であり、格納しようとするファイルの
冒頭が「本社会議」であれば、格納場所決定手段(21
0)は既存のファイル(923)の場所に名称を「出張
報告書」とした新たなディレクトリ(913)を作成
し、既存のファイル(923)の名称を「支社支援」に
更新して新たに作成した「出張報告書」ディレクトリ
(913)の下に移動し、格納しようとするファイル
(931)の名称を「本社会議」に更新して、新たに作
成した「出張報告書」ディレクトリ(913)の下に格
納する(図6)。
【0023】図3は請求項6に記載した発明の知識ファ
イリング装置の実施の形態の一構成例を示すブロック図
である。
【0024】かかる発明の実施の形態における知識ファ
イリング装置(200)は、請求項1から3に記載の推
論装置(100)と、検索要求(811)に合致するフ
ァイルのファイルシステム(900)中の格納場所を推
定する格納場所推定手段(230)と、格納場所推定手
段(230)により推定されたファイルシステム(90
0)中の場所からファイル(940)を取得するファイ
ル検索手段(240)とを含んで構成される。
【0025】以下、図面を参照して本発明の請求項6の
知識ファイリング装置のさらに詳しい実施の形態につい
て説明する。
【0026】例えば、図6に示すような構成のファイル
システム(900)があり、前述の請求項4から5の発
明の実施の形態の説明で一致する名称のファイルが既存
の場合の例において格納した、元の名称が「出張報告
書」であり中身の冒頭が「本社会議」であるファイル
(932)を検索するために、検索要求(811)とし
て格納場所推定手段(230)に元の名称である「出張
報告書」を入力する。格納場所推定手段(230)はフ
ァイルの名称に相当する概念「出張報告書」と最適な格
納場所を推定するための関係「近接」を推論装置(10
0)に入力する。推論装置(100)は例えば、関係
「近接」を、入力された文字列「出張報告書」とファイ
ルシステム中のファイルの名称の文字列を比較してその
一致度で評価し、「出張報告書」を名称とするディレク
トリ921を発見し、そのディレクトリ直下にあるファ
イル「支社支援」ならびにファイル「本社会議」を名称
とするファイル923とファイル931およびこれらの
ファイルシステム中での親子関係を「出張報告書」の
「近接」関係にあるものの推論結果として格納場所推定
手段(230)に出力する。格納場所推定手段(23
0)は、推論装置(100)の推論結果に基づいて、デ
ィレクトリ913「出張報告書」の直下にある「支社支
援」ならびに「本社会議」を名称とするファイル923
とファイル931を取得することを決定し、ファイル検
索手段(240)に通知する。ファイル検索手段(24
0)は、格納場所推定手段(230)から通知された格
納場所からファイル923およびファイル932を検索
結果のファイル(940)として取得する。
【0027】格納場所推定手段(230)は、推定結果
が唯一のファイルでない場合には、候補をユーザに示し
て選択を促し、ユーザの選択したファイルのみをファイ
ル検索手段(240)に通知して取得するように構成し
てもよい。
【0028】また、例えばユーザが元のファイル名であ
る「出張報告書」を失念して検索要求(811)として
「本社会議」を入力した場合、推論手段(100)は、
名称が一致するファイル932を推定結果として格納場
所推定手段(230)に通知し、格納場所推定手段(2
30)はファイル検索手段(240)にファイル932
を取得するように通知し、ファイル検索手段(240)
はファイル932を取得し、ユーザは所望のファイル9
32を得ることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、推論用に特別な知識を
用意する必要なくして既存のファイルシステムを分類知
識として利用する推論装置を実現可能にし、利用者はフ
ァイルやディレクトリを整然と格納するだけで、知識処
理システムの推論用に知識を管理する必要がなくなる。
【0030】また、ファイルの格納位置の指定を省略し
た自動格納が可能であり、ユーザの決定により格納され
たファイルも自動格納されたファイルも区別無く、自動
検索が可能で、かつユーザ自身による探索も容易である
知識ファイリング装置を提供でき、ファイル格納時の格
納場所の選択という悩みを解消する。ファイルの検索要
求に対しても、正確な格納位置やファイル名を記憶して
いなくとも、漸近的なファイル検索が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1から請求項3に記載した発明
の推論装置の実施の形態の一構成例を示すブロック図
【図2】本発明の請求項4から請求項5に記載した発明
の知識ファイリング装置の実施の形態の一構成例を示す
ブロック図
【図3】本発明の請求項6に記載した発明の知識ファイ
リング装置の実施の形態の一構成例を示すブロック図
【図4】ファイルシステムの例
【図5】年間会計報告書を格納したファイルシステムの
【図6】本社会議の出張報告書を格納したファイルシス
テムの例
【符号の説明】
100 推論装置 110 関係推定手段 120 ファイルシステム参照手段 130 ファイル情報解析手段 200 知識ファイリング装置 210 格納場所決定手段 220 ファイル格納手段 230 格納場所推定手段 240 ファイル検索手段 810 入力情報 820 関係情報 900 ファイルシステム 910 ディレクトリ 920 ファイル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者が入力した文字列に基づき、基本ソ
    フトウェアが管理するファイルシステム内に存在するフ
    ァイルやディレクトリの構成情報と、前記ファイルやデ
    ィレクトリの名称を取得するファイルシステム参照手段
    と、 前記ファイルシステム参照手段が取得したファイルやデ
    ィレクトリの構成情報と、前記ファイルやディレクトリ
    の名称に関する情報の解析を行い、該名称の共通部や相
    違部など前記ファイルシステム内の構成上の関係を抽出
    するファイル情報解析手段と、 前記ファイル情報解析手段が抽出したファイルシステム
    内の構成上の関係に関する情報に基づいて、前記利用者
    が入力した文字列の該ファイルシステム内での関係を推
    定する関係推定手段とを備え、 前記ファイルシステム内のファイルやディレクトリの階
    層構造、網構造をファイルやディレクトリの名称に代表
    される概念の関係知識とみなすことで、特別な関係知識
    を構築する事なしに、概念間の関係の推論を行うことを
    特徴とする推論装置。
  2. 【請求項2】利用者が入力した文字列に基づき、基本ソ
    フトウェアが管理するファイルシステム内に存在するフ
    ァイルやディレクトリの構成情報と、前記ファイルやデ
    ィレクトリに付随する属性情報を取得するファイルシス
    テム参照手段と、 前記ファイルシステム参照手段が取得したファイルやデ
    ィレクトリの構成情報と、前記ファイルやディレクトリ
    に付随する属性情報に関する情報の解析を行い、該属性
    情報の共通部や相違部など属性情報の関係および前記フ
    ァイルシステム内の構成上の関係を抽出するファイル情
    報解析手段と、 前記ファイル情報解析手段が抽出したファイルシステム
    内の構成上の関係に関する情報に基づいて、前記利用者
    が入力した文字列の該ファイルシステム内での関係を推
    定する関係推定手段とを備え、 前記ファイルシステム内のファイルやディレクトリの階
    層構造、網構造をファイルやディレクトリに付随する属
    性情報に代表される概念の関係知識とみなすことで、特
    別な関係知識を構築する事なしに、概念間の関係の推論
    を行うことを特徴とする推論装置。
  3. 【請求項3】利用者が入力した文字列に基づき、基本ソ
    フトウェアが管理するファイルシステム内に存在するフ
    ァイルやディレクトリの構成情報と、前記ファイルやデ
    ィレクトリの名称と、前記ファイルやディレクトリに付
    随する属性情報を取得するファイルシステム参照手段
    と、 前記ファイルシステム参照手段が取得したファイルやデ
    ィレクトリの構成情報と、前記ファイルやディレクトリ
    の名称に関する情報の解析、及び、前記ファイルやディ
    レクトリに付随する属性情報に関する情報の解析を行
    い、該名称や該属性情報の共通部や相違部など名称や属
    性情報の関係および前記ファイルシステム内の構成上の
    関係を抽出するファイル情報解析手段と、 前記ファイル情報解析手段が抽出したファイルシステム
    内の構成上の関係に関する情報に基づいて、前記利用者
    が入力した文字列の該ファイルシステム内での関係を推
    定する関係推定手段とを備え、 前記ファイルシステム内のファイルやディレクトリの階
    層構造、網構造をファイルやディレクトリの名称や、フ
    ァイルやディレクトリに付随する属性情報に代表される
    概念の関係知識とみなすことで、特別な関係知識を構築
    する事なしに、概念間の関係の推論を行うことを特徴と
    する推論装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3に記載の推論装置のうち、
    いずれか1つの推論装置を備える知識ファイリング装置
    であって、 該ファイルシステム内に、新たに格納するために与えら
    れたファイルのファイル名やファイルの属性を、前記利
    用者が入力した文字列とし、該ファイルシステム内に既
    存のファイルやディレクトリとの関係を前記推論装置に
    より推定し、ファイルの前記ファイルシステムでの格納
    場所を決定する格納場所決定手段と、 前記格納場所決定手段により決定した格納場所にファイ
    ルを格納するファイル格納手段とを含んで構成され、 ファイルを格納する際に格納場所の指定を不要にする知
    識ファイリング装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の知識ファイリング装置に
    おいて、前記格納場所決定手段は格納するために与えら
    れたファイルのファイルの名称や属性が既存のファイル
    と一致する場合には、ファイルの中身の一致部や相違部
    を抽出し、新たなディレクトリの名称や属性情報を作成
    するか、あるいは名称や属性が一致する両方または一方
    のファイルに新たな名称や属性を付与し、 前記ファイル格納手段は前記格納場所決定手段が、新た
    なディレクトリの名称や属性情報を作成した場合に新た
    にディレクトリを作成し、前記格納場所決定手段が、名
    称や属性が一致する両方または一方のファイルに新たな
    属性を付与した場合に、一致する両方または一方のファ
    イルの名称や属性を更新してファイルを格納する知識フ
    ァイリング装置。
  6. 【請求項6】請求項1から3に記載の推論装置のうち、
    いずれか1つの推論装置を備える知識ファイリング装置
    であって、 前記ファイルシステム内から取り出したいファイルにつ
    いて与えられたファイル名やファイルの属性などの情報
    に基づいて格納場所を推定する格納場所推定手段と、 前記格納場所推定手段の推定結果に従って前記ファイル
    システム内からファイルを検索し取得する知識ファイリ
    ング装置。
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