JPH10148985A - 駆動伝達制御装置 - Google Patents

駆動伝達制御装置

Info

Publication number
JPH10148985A
JPH10148985A JP8309449A JP30944996A JPH10148985A JP H10148985 A JPH10148985 A JP H10148985A JP 8309449 A JP8309449 A JP 8309449A JP 30944996 A JP30944996 A JP 30944996A JP H10148985 A JPH10148985 A JP H10148985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil spring
control device
drive transmission
transmission control
control ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8309449A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kitahara
誠 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8309449A priority Critical patent/JPH10148985A/ja
Publication of JPH10148985A publication Critical patent/JPH10148985A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D27/10Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
    • F16D27/105Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with a helical band or equivalent member co-operating with a cylindrical coupling surface

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定した駆動力の伝達制御が長期に亘って可
能であるとともに、組立や部品管理を簡略化することが
できる駆動伝達制御装置を提供すること。 【構成】 カム軸(同一軸)84c上に対向して設けら
れた入力ギヤ201のボス部(第1の巻き胴)201a
及び出力ハブ202のボス部(第2の巻き胴)202a
と、ボス部201a,202aに跨がって巻き付くコイ
ルスプリング203と、該コイルスプリング203を選
択的に緩めるソレノイド(解除手段)207を有し、ボ
ス部201a,202a相対的にコイルスプリング20
3を締め込む方向に回転したときにボス部201a,2
02a間で駆動力伝達が行われ、この状態において前記
ソレノイド207が作用するとボス部201a,202
a間の駆動力伝達が行われないよう構成された半回転制
御クラッチ(駆動伝達制御装置)200において、少な
くとも前記ソレノイド207の作用が解かれた後に前記
コイルスプリング203を締める方向の力を付与する舌
片201xを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイルスプリング
を用いて駆動伝達を制御する駆動伝達制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置等においては、コイ
ルスプリングを用いて駆動伝達の制御を行うことが数多
く行われている。図15及び図16に駆動伝達制御装置
の代表的な例を示す。
【0003】即ち、図15はスプリングを用いた駆動伝
達制御装置のうちの半回転制御クラッチの断面図、図1
6は同半回転制御クラッチの分解斜視図であり、この半
回転制御クラッチは画像形成装置等においてはカムと組
み合わされて内部ユニットの加圧離間に用いられてい
る。
【0004】図15に示すように、加圧カム146を有
するカム軸145が側板148,149に軸受150を
介して回転可能に支持されている。そして、このカム軸
145上には入力ギヤ141が回転可能に支持されると
ともに、出力ハブ142が固定されており、入力ギヤ1
41のボス部141aと出力ハブ142のボス部142
aに跨がるコイルスプリング143が巻き付けられてい
る。
【0005】図16に示すように、上記コイルスプリン
グ143の外周には制御環144が設けられ、該制御環
144に形成された切欠き部144aにはコイルスプリ
ング143の切り起こし部143aが係合している。そ
して、コイルスプリング143の他端の延長部143b
は出力ハブ142の溝部142bに係合している。
【0006】又、上記制御環144の外周には突起部1
44b,144cが180°対向して設けられており、
これらはソレノイド147の先端部147aに対応した
位置に配置されている。
【0007】而して、不図示の駆動入力手段によって入
力ギヤ141が図16の矢印A方向に回転駆動される
と、該入力ギヤ141のボス部141aがコイルスプリ
ング143を締め込む。すると、コイルスプリング14
3の切り起こし部143aは前述のように制御環144
の切欠き部144aに係合しているため、制御環144
が矢印A方向に回転する。
【0008】しかし、ここでは突起部144bがソレノ
イド147の先端部147aに当接しているため、コイ
ルスプリング143の切り起こし部143aを拡げる
(緩める)方向に力が作用し、入力ギヤ141のボス部
141a外周とコイルスプリング143の内周で滑りが
生じ、駆動力はカム軸145には伝達されず、該カム軸
145と加圧カム146は図示位置で停止する。
【0009】そして、ソレノイド147がONしてその
先端部147aが図15の鎖線位置に移動し、該先端部
147aが制御環144の突起部144bから抜ける
と、コイルスプリング143は入力ギヤ141のボス部
141aから矢印A方向の締め込み方向の回転力を受け
て出力ハブ142を回転させ、カム軸145とカム14
6を矢印A方向に回転させる。
【0010】而して、制御環144が180°回転する
と該制御環144のもう一方の突起部144cがソレノ
イド147の先端部147aに当接して停止するため、
コイルスプリング143が再び緩められ、入力ギヤ14
1から出力ハブ142への駆動力の伝達が切れ、加圧カ
ム146は図15の鎖線位置で停止する。
【0011】その後、ソレノイド147がOFFすると
再び駆動力が出力ハブ142に伝達されてカム軸145
とカム146が回転駆動され、これらが180°回転す
ると駆動力の伝達が切れる。このようにコイルスプリン
グ143を緩めるソレノイド147と制御環144によ
り半回転制御クラッチが構成されるが、カム146の下
流側に画像形成ユニット(例えば、現像器)が係合し、
該画像形成ユニットが画像形成装置内で加圧・離間動作
を行う。
【0012】このように、コイルスプリングを用いた駆
動伝達制御装置は小型で比較的高トルクを低コストで伝
達制御できるため、画像形成装置等においては多く使用
されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コイル
スプリング143の入力ギヤボス部141aへの食い付
き時(クラッチ連結時)に滑りや連結時間遅れ等の不具
合が発生することがある。
【0014】ところで、クラッチ連結時には、緩められ
たコイルスプリング143が入力ギヤボス部141aと
の摩擦力により締まり方向へ締め付けられ、両者は次第
に連結され、最終的にコイルスプリング143の内周が
入力ギヤボス部141aの外周に密着してから十分な伝
達トルクが得られるようになっている。このため、コイ
ルスプリング143が入力ギヤボス141aに完全に密
着するまでは不安定であり、入力ギヤボス部141aの
外周とコイルスプリング143の内周の表面状態やオイ
ルによる潤滑状態がクラッチ連結時間に大きく影響して
しまう。
【0015】例えば、入力ギヤボス部141aとコイル
スプリング143間の潤滑用オイルが劣化したり、その
選定不適に起因して入力ギヤボス部141aとコイルス
プリング143間の摩擦状態が変化し、コイルスプリン
グ143のボス部141aへの食い付きが悪くなり、滑
りや連結遅れが発生したり、長期に亘る使用によって汚
れや錆等の異物が混入して上記のような不具合が発生し
たり、ボス部141aの外周やコイルスプリング143
の内周の摩耗によっても同様の不具合が発生していた。
【0016】又、クラッチ組立工程にてオイルが制御環
144の両端部からはみ出すと制御環144の動きが阻
害され、コイルスプリング143が十分に締まり切ら
ず、同様の不具合が発生し、組立に十分な注意管理が必
要とされていた。
【0017】更に、入力ギヤ141や出力ハブ142の
制御環144との係合部及び制御環144にバリ等があ
ると制御環144の動きが阻害され、コイルスプリング
143が十分に締まり切らず、同様の不具合が発生し、
部品の製造や管理にも十分な注意が必要であった。
【0018】ここで、コイルスプリングの食い付きを良
くする方法として、ボス部外径に対してコイルスプリ
ングの内径を更に小さくしていく(締め代を増す)方法
と、コイルスプリングの巻き数を増やす方法がある
が、の方法ではコイルスプリングが緩められていると
きでも締め付けが増すため、空転トルクが上がったり、
耐久摩耗や劣化が早い等の不具合がある。又、の方法
ではクラッチが軸方向に長くなるため、スペース上不利
になる。
【0019】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、安定した駆動力の伝達制御が
長期に亘って可能であるとともに、組立や部品管理を簡
略化することができる駆動伝達制御装置を提供すること
にある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、同一軸上に対向して設けら
れた第1及び第2の巻き胴と、第1及び第2の巻き胴に
跨がって巻き付くコイルスプリングと、該コイルスプリ
ングを選択的に緩める解除手段を有し、第1及び第2の
巻き胴が相対的にコイルスプリングを締め込む方向に回
転したときに第1と第2の巻き胴間で駆動力伝達が行わ
れ、この状態において前記解除手段が作用すると第1と
第2の巻き胴間の駆動力伝達が行われないよう構成され
た駆動伝達制御装置において、少なくとも前記解除手段
の作用が解かれた後に前記コイルスプリングを締める方
向の力を付与する手段を設けたことを特徴とする。
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、駆動伝達制御装置はコイルスプリング端部
の切り起こし部に係合する円筒状の制御環を有するもの
とし、駆動入力側の駆動入力部材に可撓性の舌片を設
け、該舌片によって制御環をこれに入力されている駆動
力の方向に押圧するようにしたことを特徴とする。
【0022】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、駆動伝達制御装置はコイルスプリング端部
の切り起こし部に係合する円筒状の制御環を有するもの
とし、該制御環を係止する第1のレバー部材と、該第1
のレバー部材に付勢されて第1のレバー部材の動作に連
動して制御環をこれに入力されている駆動力の方向に押
圧する第2のレバー部材を設けたことを特徴とする。
【0023】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、駆動伝達制御装置を画像形成装
置の現像器加圧機構に用いることを特徴とする。
【0024】請求項5記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、駆動伝達制御装置を画像形成装
置の吸着ローラ加圧機構に用いることを特徴とする。
【0025】請求項6記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、駆動伝達制御装置を画像形成装
置のファーブラシ加圧機構に用いることを特徴とする。
【0026】請求項7記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、駆動伝達制御装置を画像形成装
置の転写ドラム加圧機構に用いることを特徴とする。
【0027】従って、本発明によれば、少なくとも前記
解除手段の作用が解かれた後に前記コイルスプリングを
締める方向の力を付与する手段を設けたため、第1及び
第2の巻き胴やコイルスプリングの状態の影響を受ける
ことなく、安定した駆動力の伝達制御が長期に亘って可
能であるとともに、組立や部品管理を簡略化することが
できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0029】<実施の形態1>図1はカラー画像形成装
置の概略断面図であり、該カラー画像形成装置は上部に
ディジタルカラー画像リーダ部、下部にディジタルカラ
ー画像プリンタ部をそれぞれ有している。
【0030】上記デジタルカラー画像リーダ部において
は、原稿30を原稿台ガラス31上に載せ、露光ランプ
32によって原稿30を露光走査することにより、原稿
30からの反射光像をレンズ33によりフルカラーセン
サ34に集光し、カラー色分解画像信号を得る。そし
て、カラー色分解画像信号は、不図示の増幅回路を経て
不図示のビデオ処理ユニットにて処理された後、前記デ
ィジタルカラー画像プリンタ部に送出される。
【0031】又、ディジタルカラー画像プリンタ部にお
いては、像担持体である感光ドラム1が図示矢印方向に
回転自在に支持されており、該感光ドラム1の周りには
前露光ランプ11、コロナ帯電器2、レーザ露光光学系
3、電位センサ12、色の異なる4個の現像器4Y,4
C,4M,4BK、ドラム上光量検知手段13、転写装
置5及びクリーニング器6が配置されている。
【0032】前記レーザ露光光学系3においては、リー
ダ部からの画像信号は不図示のレーザ出力部にて光信号
に変換され、変換されたレーザ光がポリゴンミラー3a
で反射され、レンズ3b及びミラー3cを通って感光ド
ラム1の面に照射される。
【0033】プリンタ部画像形成時には、感光ドラム1
を図示矢印方向に回転させ、前露光ランプ11で除電し
た後の感光ドラム1をコロナ帯電器2により一様に帯電
させ、各分解色毎に光像Eを感光ドラム1に照射するこ
とによって該感光ドラム1上に潜像を形成する。
【0034】次に、所望の現像器(4Y,4C,4M,
4BK)を動作させて感光ドラム1上の潜像を現像し、
感光ドラム1上に樹脂を基体としたトナー画像を形成す
る。尚、現像器4Y,4C,4M,4BKは、偏芯カム
24Y,24C,24M,24BKの動作により、各分
解色に応じて択一的に感光ドラム1に近接するよう構成
されている。
【0035】一方、記録材カセット7内に収容された記
録材は搬送系及び転写装置5を経て感光ドラム1と対向
する位置に供給され、該記録材には感光ドラム1上のト
ナー画像が転写される。本実施の形態においては、転写
装置5は、転写ドラム5a、転写帯電器5b、記録材を
静電吸着させるための吸着帯電器5c、該吸着帯電器5
cに対向する吸着ローラ5g、内側帯電器5d及び外側
帯電器5eを有し、回転駆動されるように軸支された前
記転写ドラム5aの周面開口域には誘電体から成る記録
材担持シート5fを円筒状に一体的に張設している。
尚、記録材担持シート5fとしては、ポリカーボネート
フィルム等の誘電体シートを使用している。
【0036】而して、前記転写ドラム5aを回転させる
に伴って、感光ドラム1上のトナー画像は、転写帯電器
5bによって、記録材担持シート5fに担持された記録
材上に転写される。
【0037】このようにして記録材担持シート5fに吸
着搬送される記録材には所望数の色画像が転写され、フ
ルカラー画像が形成される。
【0038】フルカラー画像形成の場合、以上のように
して4色のトナー画像の記録材への転写が終了すると、
分離爪8a、分離押し上げコロ8b及び分離帯電器5h
の作用によって記録材を転写ドラム5aから分離し、該
記録材を熱ローラ定着器9に送ってトナー画像を記録材
に定着し、トナー画像が定着された記録材は機外のトレ
イ10上に排出される。
【0039】尚、転写が終了すると、感光ドラム1は、
表面の残留トナーを前記クリーニング器6で清掃されて
再度画像形成に供される。
【0040】ところで、記録材の両面に画像を形成する
場合には、記録材が熱ローラ定着器9を出た後、直ちに
搬送パス切替ガイド19を駆動して記録材を搬送縦パス
20を経て反転パス21aに一旦導いた後、反転ローラ
21bの逆転により、該記録材を送り込まれた際の後端
を先頭にして送り込まれた方向とは反対向きに退出さ
せ、中間トレイ22に収納する。その後、再び前記画像
形成工程によって記録材のもう一方の面に画像を形成す
る。
【0041】又、転写ドラム5aの記録材担持シート5
f上の粉体の飛散付着、記録材上のオイルの付着等を防
止するために、ファーブラシ14と記録材担持シート5
fを介して該ファーブラシ14に対向するバックアップ
ブラシ15や、オイル除去ローラ16と記録材担持シー
ト5fを介して該ローラ16に対向するバックアップブ
ラシ17を用いて清掃を行う。このような清掃は画像形
成前若しくは後に行い、又、ジャム(紙詰まり)発生時
には随時行う。
【0042】更に、本実施の形態においては、所望のタ
イミングで偏芯カム25を駆動し、転写ドラム5aと一
体化されたカムフォロワ5iを駆動することにより、転
写ドラム5aと感光ドラム1との隙間を任意に設定可能
な構成としている。例えば、スタンバイ中又は電源OF
F時には、転写ドラム5aと感光ドラム1との間隔を離
す。ここで、現像器4Y,4C,4M,4BKの加圧機
構には図15及び図16において示した半回転制御クラ
ッチを用いている。
【0043】次に、図2及び図3を用いて現像器4Y,
4C,4M,4BKの加圧動作について詳細に説明す
る。尚、図2は現像器周りの加圧機構を示す断面図、図
3は図2のB−B線断面図である。
【0044】図2には例としてシアン現像器4Cの加圧
機構を示すが、該シアン現像器4Cは現像スリーブ40
1、スクリュー403,404、ブレード405等によ
って構成されており、これはシアン用加圧レール81c
に図2の手前側から挿入固定されている。
【0045】上記加圧レール81cは、図3に示すよう
に、これの前後に突設されたスライドピン83cを前後
側板91,92に形成されたスライド孔91a,92a
に係合させることによってスライド可能に支持されてい
る。
【0046】又、加圧レール81cの背面の前後2箇所
には加圧用板バネ82cが取り付けられている。そし
て、加圧用板バネ82cに対応する位置には、本体側板
91,92にカム軸84cによって回転可能に取り付け
られた加圧カム24cf,24cbが設けられており、
これらの加圧カム24cf,24cbが回転することに
よって加圧用板バネ82cが押圧され、シアン現像器4
Cは加圧用板バネ82cによって感光ドラム1に加圧さ
れる。そして、加圧カム24cf,24cbが半回転し
てこれらがフォロア部85を押圧すれば、加圧レール8
1cはシアン現像器4Cと共に側板91,92に沿って
スライドし、これによってシアン現像器4Cが感光ドラ
ム1から離間する。
【0047】尚、前記カム軸84cは本発明に係る半回
転制御クラッチ200(図3参照)で制御され、図2に
示す加圧・現像位置と該位置から加圧カム24cf,2
4cbを180°回転させたホームポジション(離間位
置)との2つの位置で停止することができる。
【0048】又、シアン現像器4Cと感光ドラム1の位
置決めは、図3に示すように、前後側板91,92に固
定された感光ドラム1と同一半径の突き当てコマ93
f,93bに現像スリーブ401と同軸上に設けられた
突き当てコロ402f,402bを当接させることによ
ってなされる。ここで、突き当てコロ402f,402
bの半径は現像スリーブ401の半径よりも所定隙間
(感光ドラム1と現像スリーブ401との間の隙間)分
だけ大きく設定されている。
【0049】ここで、半回転制御クラッチ200につい
て説明する。
【0050】カム軸84c上には入力ギヤ201が回転
可能に支持されるとともに、出力ハブ202が固定され
ており、入力ギヤ201のボス部201aと出力ハブ2
02のボス部202aに跨がるようにコイルスプリング
203が巻き付けられている。
【0051】そして、コイルスプリング203の外周に
は制御環204が設けられており、該制御環204に形
成された切欠き部204aにはコイルスプリング203
の切り起こし部203aが係合され、コイルスプリング
203の他端は出力ハブ202に形成された溝部202
b(図4参照)に係合されている。
【0052】又、制御環204の外周には突起部204
b,204cが180°対向して設けられ、これらはソ
レノイド207の先端部207aに対応した位置に配置
されている。
【0053】而して、不図示の本体メインモータからの
駆動によって半回転制御クラッチ200の入力ギヤ20
1が回転されると、入力ギヤボス部201aがコイルス
プリング203を締め込むが、該コイルスプリング20
3の切り起こし部203aが制御環204の切欠き部2
04aに係合しているため、コイルスプリング203に
よって制御環204が回転駆動される。
【0054】しかし、制御環204の突起部204bが
ソレノイド207の先端部207aに当接しているた
め、コイルスプリング203の切り起こし部203aを
拡げる(緩める)方向に力が作用し、入力ギヤ201の
ボス部201a外周とコイルスプリング203の内周間
に滑りが生じ、駆動力はカム軸84cには伝達されず、
現像器4Cは加圧状態に保たれる。
【0055】次に、ソレノイド207がONして図3の
鎖線位置に先端部207aが移動し、この先端部207
aが制御環204の突起部204bから抜けると、コイ
ルスプリング203は入力ギヤ201のボス部201a
から締め込み方向の回転力を受け、出力ハブ202を締
め付けてこれに回転力を伝達し、該出力ハブ202を回
転させてカム軸84cとカム24cf,24cbを回転
させる。
【0056】そして、制御環204が180°回転する
と、該制御環204のもう一方の突起部204cがソレ
ノイド207の先端部207aに当接し、これによって
コイルスプリング203が再び緩められ、カム軸84c
とカム24cf,24cbへの駆動力の伝達が切れる。
このときカム24cf,24cbは停止し、現像器4C
は離脱状態に保たれる。
【0057】その後、ソレノイド207がOFFすると
再び駆動力がカム軸84cとカム24cf,24cbに
伝達され、これらが180°回転すると駆動力の伝達が
切れ、現像器4Cは再び加圧状態に保たれる。
【0058】ここで、図4に半回転制御クラッチ200
の拡大斜視図を示す。
【0059】図4に示すように、入力ギヤ201の制御
環204側の端面には可撓性の舌片201xが一体に形
成されており、該舌片201xは入力ギヤ201と共に
図示矢印方向へ回転する。
【0060】而して、上記舌片201xの回転空間上に
は制御環204の一方の突起部204bがあり、該舌片
201xが回転することによってこれが突起部204b
を叩き、制御環204に矢印方向へ回転させる力を加え
る。
【0061】そして、舌片201xから制御環204へ
伝わった力は制御環204の切欠き部204aを介して
コイルスプリング203に伝わり、コイルスプリング2
03を締め付ける方向に力を加える。尚、制御環204
が係止させている場合に舌片201xが突起部204b
に当たると、舌片201xは曲がって変形し、突起部2
04bの側面を摺り抜けて再び元の形に復帰するよう構
成されている。
【0062】これをクラッチ動作と関連づけて説明す
る。
【0063】ソレノイド204がOFF状態で、その先
端部207aが制御環204の突起部204bに当接し
ている状態において、本体メインモータから入力ギヤ2
01に図示矢印方向の駆動力が入力されると、コイルス
プリング203が緩み、駆動力はカム軸84cには伝達
されない。このとき、舌片201xは入力ギヤ201と
共に回転しており、1回転毎に突起部204bを背面よ
り叩く。しかし、制御環204はソレノイド207によ
って係止されているため、舌片201xは変形して突起
部204bの側面を摺り抜ける。
【0064】その後、ソレノイド207がONすると、
コイルスプリング203が入力ギヤ201のボス部20
1aを締め込んで出力ハブ202を経てカム軸84cに
駆動力を伝達し、該カム軸84cとカム24cf,24
cbが回転する。
【0065】このとき、入力ギヤ201のボス部201
aとコイルスプリング203との摩擦状態が異常とな
り、コイルスプリング203がボス部201aに食い付
かないクラッチ滑りの状態になったとする。この場合、
ソレノイド207の係止が解除されているため、舌片2
01xが制御環204の突起部204bを背面から叩く
動作によりコイルスプリング203を締める方向の力が
加わる。すると、舌片201xによる叩き力をきっかけ
にしてコイルスプリング203は入力ギヤボス部201
aに食い付き始め、駆動力が出力ハブ202を経てカム
軸84cに伝わり、通常の動作が行われる。
【0066】同様に、ソレノイド207がONからOF
Fになるときも、クラッチ滑りが発生したときには舌片
201xの叩き動作をきっかけにしてコイルスプリング
203が入力ギヤボス部201aに食い付き始め、カム
軸84cへの駆動力の伝達が正常に行われる。
【0067】又、クラッチが正常に動作しているとき
は、舌片201xは可撓性であるために制御環204に
過剰な力を加えることがなく、何ら弊害はない。
【0068】尚、本実施の形態では、舌片201xは入
力ギヤ201の端面の1箇所に設けているだけである
が、これに限られるものではなく、舌片201xを複数
箇所に設けても良い。特に、入力ギヤ201の回転速度
が低く、舌片201xが突起部204bを摺り抜けてか
ら次に突起部204bを叩くまでの時間が長い場合に
は、舌片201xを複数設けることが望ましい。
【0069】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態を図5乃至図14に基づいて説明する。
【0070】実施の形態1においては、入力ギヤに可撓
性舌片を一体に突設し、解除手段の一部である制御環の
突起部を舌片で叩くようにしてコイルスプリングを締め
る方向に力を付与する構成を採用したが、このように常
時コイルスプリングに締める方向の力を加えるのではな
く、解除手段の作用が解かれた後、比較的早いタイミン
グのみでコイルスプリングに締める方向の力を付与する
構成としても良い。
【0071】本実施の形態では、スプリングクラッチの
解除手段の一部であるソレノイドの動作に応じて制御環
の突起部を叩いてコイルスプリングに対して締まり方向
の力を付与する構成を採用している。
【0072】図5は本実施の形態に係る半回転制御クラ
ッチの平面図、図6は半反回転制御クラッチのプッシュ
アームを透視した平面図、図7は同半回転制御クラッチ
の側面図、図8は同半回転制御クラッチのプッシュアー
ムとレバーの当接状態を示す図である。
【0073】図5に示すように、カム軸84cには実施
の形態1と同様の半回転制御クラッチ200が取り付け
られている。
【0074】一方、不図示の本体側板に取り付けられた
ソレノイド支板215上にはラッチングソレノイド21
1が固設されており、このラッチングソレノイド211
の鉄芯211aの先端部にはレバー212の一端がピン
214によって連結されている。このレバー212はそ
の中間部がソレノイド支板215の固定ピン213によ
って回動自在に枢着されており、ラッチングソレノイド
212の吸引動作によりピン213を中心として回動す
る。そして、レバー212の他端212aは制御環20
4の突起部204bに対応した位置にあり、レバー21
2の先端部212aと突起部204bが当接していると
きには、不図示のコイルスプリングが緩められて入力ギ
ヤ201の駆動力はカム軸84には伝達されない。
【0075】更に、ソレノイド支板215の側面に固定
されたピン217にはプッシュアーム216が回動可能
に取り付けられており、このプッシュアーム216は捩
りバネ218によってレバー212の方向に付勢され、
そのカム面216a(図8参照)がレバー212の摺動
面212bに当接する状態で保持されている。このと
き、図7に示すように、プッシュアーム216の先端部
216fは制御環204の突起部204b,204cが
回転する空間から退避しているため、これが制御環20
4の回転を妨げることはない。
【0076】次に、半回転制御クラッチ200の動作に
ついて説明する。尚、図9は半反回転制御クラッチの作
用を示す平面図、図10は同半回転制御クラッチの作用
を示す側面図、図11は同半回転制御クラッチのプッシ
ュアームとレバーの当接状態を示す図、図12は半反回
転制御クラッチの作用を示す平面図、図13は同半回転
制御クラッチの作用を示す側面図、図14は同半回転制
御クラッチのプッシュアームとレバーの当接状態を示す
図である。
【0077】図5乃至図7において、ラッチングソレノ
イド211の鉄芯211aは図示位置にあり、レバー2
12の先端212aが制御環204の突起部204bに
当接している。このため、不図示のコイルスプリングに
は緩み方向の力が作用し、入力ギヤ201の駆動力はカ
ム軸84cに伝達されず、従って、現像器は実施の形態
1と同様に加圧状態に保たれる。
【0078】図9乃至図11に示すように、ラッチング
ソレノイド211が動作を始めると、レバー212が固
定ピン213を中心として矢印X方向に回転してその先
端部212aが制御環204の突起部204bから外れ
る。これにより、コイルスプリングを緩める力が解除さ
れるため、コイルスプリングは入力ギヤ201のボス部
を締め込み、出力ハブ202を回転させてカム軸84c
に駆動力を伝達する。
【0079】ここで、長期使用による入力ギヤ201の
ボス部の摩耗やコイルスプリングの摩耗等の異常によっ
てレバー212の先端部212aが制御環204の突起
部204bから外れてもコイルスプリングが入力ギヤ2
01のボス部を十分に締め付ないためにコイルスプリン
グとボス部の間に滑りが生じたとする。
【0080】ところが、レバー212の摺動面212b
はプッシュアーム216のカム面216aに当接してい
るが、該摺動面212bは、図11に示すように、ラッ
チングソレノイド211の動作によってカム面216a
からカム面216b,216cへと摺動する。 このと
き、プッシュアーム216は捩りバネ218により矢印
Y方向に付勢されているため、該プッシュアーム216
はレバー212の摺動面212bの前記動作によって図
10及び図11の矢印Y方向に回動する。
【0081】すると、プッシュアーム216の先端部2
16fは、図10に示すように、滑ったまま停止してい
る制御環204の突起部204bの背面を押圧して制御
環204をZ方向に回動させ、コイルスプリングに締め
方向の力を付与する。そして、この力をきっかけとして
コイルスプリングは入力ギヤ201のボス部を締め付
け、出力ハブ202を経てカム軸84cに駆動力を伝達
する。このため、滑りや動作遅れが発生するような場合
でも、半回転制御クラッチ200を確実に動作させるこ
とができる。
【0082】ところで、図12乃至図14に示すよう
に、ラッチンクソレノイド211の動作が完了すると、
レバー212は更に図12の矢印X方向に回動し、その
先端部212aが制御環204のもう一方の突起部20
4cに対応した位置で停止し、該レバー212は突起部
204cが回転して突き当たるのを待つ。
【0083】一方、レバー212の摺動面212bは、
図14に示すように、更にプッシュアーム216のカム
面21cからカム面216d,216eへと摺動し、こ
の動作によりプッシュアーム216を図13及び図14
の矢印W方向へ押し上げる。このとき、プッシュアーム
216の先端部216fは、図7に示したと同様に、制
御環204の突起部204b,204cが回転する空間
から退避しているため、制御環204の回転を妨げな
い。
【0084】そして、入力ギヤ201の駆動力がカム軸
84cに伝達されて該カム軸84cが回転駆動され、制
御環204の突起部204cがレバー212の先端部2
12aに突き当たる。すると、コイルスプリングが再び
緩められ、入力ギヤ201の駆動力はカム軸84cに伝
達されず、現像器は離脱状態に保たれる。
【0085】同様に、ラッチングソレノイド211が逆
方向に動作すると、レバー212の先端部212aが制
御環204の突起部204cから抜けて、再び駆動力が
伝達されて図5乃至図8に示す状態に戻り、現像器は加
圧状態に保たれる。このときもレバー212の動作に対
応してプッシュアーム216が図10及び図11のY方
向に回転して制御環204の突起部204c背面を押圧
するため、クラッチ滑りが生じていてもコイルスプリン
グに締め付けるきっかけを与え、半回転制御クラッチ2
00を確実に動作せしめることができる。
【0086】尚、以上の実施の形態で説明した半回転制
御クラッチは現像器の加圧に限られることはなく、記録
材を転写ドラム5aへ静電吸着させるときに転写ドラム
5aに対して着脱される吸着ローラ5gの加圧機構に用
いても良い。又、画像形成後、転写ドラム5aの担持シ
ート5f上の粉体やオイルの付着を取り除くために担持
シート5fに対して着脱されるファーブラシ14の加圧
機構、更には転写ドラム5aを感光ドラム1に対して着
脱するための加圧機構に用いても良い。
【0087】ところで、本発明を特にカラー複写装置の
現像器加圧機構に適用すると、各色現像器の加圧動作が
安定、且つ、確実になり、各色の色抜けやカスレ等の無
い良好な画像が長期に亘って得られる。
【0088】又、本発明を吸着ローラ加圧機構に適用す
ると、シートを転写ドラムに吸着させる動作が安定、且
つ、確実になり、シート剥れやジャム等の無い良好なシ
ート搬送を長期に亘って行うことができる。
【0089】更に、本発明をファーブラシ加圧機構に適
用すると、ファーブラシを正しいタイミングで転写ドラ
ムに加圧して担持シートを清掃することができるため、
画像裏面の汚れの無い良好な画像を長期に亘って得るこ
とができる。又、担持シート汚れによるシート剥れやジ
ャム等の無い良好なシート搬送を長期に亘って行うこと
ができる。
【0090】更に又、本発明を転写ドラム加圧機構に適
用すると、転写ドラムが正しいタイミングで感光ドラム
に加圧されるため、感光ドラムのトナー像の転写が良好
に行われて良好な画像が得られる。又、離間不良による
感光ドラムのドラムメモリーの発生が防がれる。
【0091】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、少なくとも前記解除手段の作用が解かれた後に
前記コイルスプリングを締める方向の力を付与する手段
を設けたため、第1及び第2の巻き胴やコイルスプリン
グの状態の影響を受けることなく、安定した駆動力の伝
達制御が長期に亘って可能であるとともに、組立や部品
管理を簡略化することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像形成装置の概略断面図である。
【図2】カラー画像形成装置の現像器周りの加圧機構を
示す断面図である。
【図3】図2のB−B線断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る半回転制御クラッ
チの拡大斜視図である。
【図5】本発明の本実施の形態2に係る半回転制御クラ
ッチの平面図である。
【図6】本発明の本実施の形態2に係る半反回転制御ク
ラッチのプッシュアームを透視した平面図である。
【図7】本発明の本実施の形態2に係る半回転制御クラ
ッチの側面図である。
【図8】本発明の本実施の形態2に係る半回転制御クラ
ッチのプッシュアームとレバーの当接状態を示す図であ
る。
【図9】本発明の本実施の形態2に係る半反回転制御ク
ラッチの作用を示す平面図である。
【図10】本発明の本実施の形態2に係る半反回転制御
クラッチの作用を示す側面図である。
【図11】本発明の本実施の形態2に係る半回転制御ク
ラッチのプッシュアームとレバーの当接状態を示す図で
ある。
【図12】本発明の本実施の形態2に係る半反回転制御
クラッチの作用を示す平面図である。
【図13】本発明の本実施の形態2に係る半回転制御ク
ラッチの作用を示す側面図である。
【図14】本発明の本実施の形態2に係る半回転制御ク
ラッチのプッシュアームとレバーの当接状態を示す図で
ある。
【図15】従来の半回転制御クラッチの断面図である。
【図16】従来の半回転制御クラッチの分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
4Y,4C,4M,4BK 現像器 5 転写装置 5a 転写ドラム 5g 吸着ローラ 14 ファーブラシ 84c カム軸 201 入力ギヤ(駆動入力部材) 201a 入力ギヤボス部(巻き胴) 201x 舌片 202 出力ハブ 202a 出力ハブボス部(巻き胴) 203 コイルスプリング 203a コイルスプリングの切り起こし部 204 制御環 207 ソレノイド(解除手段) 211 ラッチングソレノイド(解除手段) 212 レバー(第1のレバー部材) 216 プッシュアーム(第2のレバー部材)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一軸上に対向して設けられた第1及び
    第2の巻き胴と、第1及び第2の巻き胴に跨がって巻き
    付くコイルスプリングと、該コイルスプリングを選択的
    に緩める解除手段を有し、第1及び第2の巻き胴が相対
    的にコイルスプリングを締め込む方向に回転したときに
    第1と第2の巻き胴間で駆動力伝達が行われ、この状態
    において前記解除手段が作用すると第1と第2の巻き胴
    間の駆動力伝達が行われないよう構成された駆動伝達制
    御装置において、 少なくとも前記解除手段の作用が解かれた後に前記コイ
    ルスプリングを締める方向の力を付与する手段を設けた
    ことを特徴とする駆動伝達制御装置。
  2. 【請求項2】 コイルスプリング端部の切り起こし部に
    係合する円筒状の制御環を有し、駆動入力側の駆動入力
    部材に可撓性の舌片を設け、該舌片によって制御環をこ
    れに入力されている駆動力の方向に押圧するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の駆動伝達制御装置。
  3. 【請求項3】 コイルスプリング端部の切り起こし部に
    係合する円筒状の制御環を有し、該制御環を係止する第
    1のレバー部材と、該第1のレバー部材に付勢されて第
    1のレバー部材の動作に連動して制御環をこれに入力さ
    れている駆動力の方向に押圧する第2のレバー部材を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の駆動伝達制御装
    置。
  4. 【請求項4】 画像形成装置の現像器加圧機構に用いら
    れることを特徴とする請求項1,2又は3記載の駆動伝
    達制御装置。
  5. 【請求項5】 画像形成装置の吸着ローラ加圧機構に用
    いられることを特徴とする請求項1,2又は3記載の駆
    動伝達制御装置。
  6. 【請求項6】 画像形成装置のファーブラシ加圧機構に
    用いられることを特徴とする請求項1,2又は3記載の
    駆動伝達制御装置。
  7. 【請求項7】 画像形成装置の転写ドラム加圧機構に用
    いられることを特徴とする請求項1,2又は3記載の駆
    動伝達制御装置。
JP8309449A 1996-11-20 1996-11-20 駆動伝達制御装置 Pending JPH10148985A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8309449A JPH10148985A (ja) 1996-11-20 1996-11-20 駆動伝達制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8309449A JPH10148985A (ja) 1996-11-20 1996-11-20 駆動伝達制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10148985A true JPH10148985A (ja) 1998-06-02

Family

ID=17993139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8309449A Pending JPH10148985A (ja) 1996-11-20 1996-11-20 駆動伝達制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10148985A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100370793B1 (ko) * 2001-02-01 2003-02-05 주식회사 엘맥스텍 사무기기의 용지 픽업용 스프링 클러치
KR100628567B1 (ko) 2005-08-25 2006-09-26 삼성전자주식회사 현상기 동력단속장치 및 그것을 구비한 화상형성장치
US7376373B2 (en) 2005-04-20 2008-05-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus having a power transmitting device to selectively operate developing units thereof
US7606517B2 (en) 2005-04-20 2009-10-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus having a power controlling device that controls power supplied to developers
US7680441B2 (en) 2005-10-07 2010-03-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus
US7721859B2 (en) 2005-04-06 2010-05-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Rotary force controlling apparatus and image forming apparatus including the same

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100370793B1 (ko) * 2001-02-01 2003-02-05 주식회사 엘맥스텍 사무기기의 용지 픽업용 스프링 클러치
US7721859B2 (en) 2005-04-06 2010-05-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Rotary force controlling apparatus and image forming apparatus including the same
US7376373B2 (en) 2005-04-20 2008-05-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus having a power transmitting device to selectively operate developing units thereof
US7606517B2 (en) 2005-04-20 2009-10-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus having a power controlling device that controls power supplied to developers
KR100628567B1 (ko) 2005-08-25 2006-09-26 삼성전자주식회사 현상기 동력단속장치 및 그것을 구비한 화상형성장치
US7680441B2 (en) 2005-10-07 2010-03-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3884960B2 (ja) 駆動装置及びカラー画像形成装置
JP3280809B2 (ja) 画像形成装置
US7949285B2 (en) Image forming apparatus and power transmission device thereof
JPH07295401A (ja) 記録装置
US6035160A (en) Device for separating a heat roller from a pressure roller in a fixing unit of an electrophotographic machine
JPH10148985A (ja) 駆動伝達制御装置
JP2005069239A (ja) 伝動装置、感光体ドラム、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4037044B2 (ja) 回転体駆動装置及び画像形成装置
JP3711831B2 (ja) 画像形成装置
JP3291529B2 (ja) 駆動伝達装置及び画像形成装置
US6507386B2 (en) Image forming apparatus featuring a driving force transmitting portion substantially coaxial with a developing unit
JP2001100476A (ja) 駆動連結装置およびそれを使用する画像形成装置
JP3353568B2 (ja) 画像転写装置
JP3422543B2 (ja) 電子写真感光体の駆動装置
JP3812636B2 (ja) 画像形成装置
JP3492100B2 (ja) 画像形成装置
US6618572B2 (en) Mechanism for removing slack in the web of cleaning material in an electrophotographic machine
US6694117B2 (en) Color photographic apparatus
JP2001228748A (ja) 画像形成装置
US11281147B2 (en) Driving device and image forming apparatus
JP3649381B2 (ja) 画像形成装置における駆動装置
JP4810186B2 (ja) 画像形成装置、カラー画像形成装置
JP3255188B2 (ja) カラー画像形成装置
JP3352327B2 (ja) カラー画像形成装置
US7721859B2 (en) Rotary force controlling apparatus and image forming apparatus including the same