JPH10146658A - 連続鋳造における鋳型内湯面レベル制御方法 - Google Patents
連続鋳造における鋳型内湯面レベル制御方法Info
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- JPH10146658A JPH10146658A JP32118496A JP32118496A JPH10146658A JP H10146658 A JPH10146658 A JP H10146658A JP 32118496 A JP32118496 A JP 32118496A JP 32118496 A JP32118496 A JP 32118496A JP H10146658 A JPH10146658 A JP H10146658A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、溶鋼の連続鋳造に際し、バルジン
グなどの非定常外乱に対して、安定かつ良好な湯面レベ
ル制御を実現して、湯面レベル変動を抑制する方法を提
供する。 【解決手段】 連続鋳造方法において、鋳型内の溶鋼湯
面レベルを測定し、その湯面レベル測定値と目標基準湯
面レベル値との差の時間変化を測定し、さらに、そのデ
ータを周波数解析し、その周期が長周期の湯面差を鋳造
のピンチロール回転速度制御により調整し、同時に、周
期性の無い部分と短周期の部分をタンディッシュからの
溶鋼注入系の開度制御により、調整する。なお、湯面レ
ベル変動の周波数を解析し、その周期が0.1分以上を
長周期成分、0.1分未満を短周期と定義する。本方式
を適用することにより、非定常バルジング起因の長周期
の大きな湯面変動が解消でき、安定した連続鋳造が可能
となる。
グなどの非定常外乱に対して、安定かつ良好な湯面レベ
ル制御を実現して、湯面レベル変動を抑制する方法を提
供する。 【解決手段】 連続鋳造方法において、鋳型内の溶鋼湯
面レベルを測定し、その湯面レベル測定値と目標基準湯
面レベル値との差の時間変化を測定し、さらに、そのデ
ータを周波数解析し、その周期が長周期の湯面差を鋳造
のピンチロール回転速度制御により調整し、同時に、周
期性の無い部分と短周期の部分をタンディッシュからの
溶鋼注入系の開度制御により、調整する。なお、湯面レ
ベル変動の周波数を解析し、その周期が0.1分以上を
長周期成分、0.1分未満を短周期と定義する。本方式
を適用することにより、非定常バルジング起因の長周期
の大きな湯面変動が解消でき、安定した連続鋳造が可能
となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続鋳造の鋳型内
湯面レベル制御方法に関するものである。
湯面レベル制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】溶鋼の連続鋳造において、溶鋼は取鍋か
らタンディッシュに供給された上、スライディング・ノ
ズルを介して鋳型に供給され、冷却されつつ、ピンチロ
ールにより、引き出されていくものであるが、鋳型内溶
鋼レベルの変動は冷却状態を不安定にし、ブレークアウ
トによる操業中断や、パウダーの巻きこみによる鋳片の
品質低下を起こすという問題があった。そのため、従来
は渦流距離計などの湯面レベルセンサーにより、湯面位
置を測定し、この検出信号を制御装置に入力し、この信
号に基づいて、タンディッシュと鋳型との間に設置され
た注湯量制御用スライディング・ノズルの駆動装置を制
御し、鋳型内湯面を所定の範囲内に制御することが一般
的に試みられている。
らタンディッシュに供給された上、スライディング・ノ
ズルを介して鋳型に供給され、冷却されつつ、ピンチロ
ールにより、引き出されていくものであるが、鋳型内溶
鋼レベルの変動は冷却状態を不安定にし、ブレークアウ
トによる操業中断や、パウダーの巻きこみによる鋳片の
品質低下を起こすという問題があった。そのため、従来
は渦流距離計などの湯面レベルセンサーにより、湯面位
置を測定し、この検出信号を制御装置に入力し、この信
号に基づいて、タンディッシュと鋳型との間に設置され
た注湯量制御用スライディング・ノズルの駆動装置を制
御し、鋳型内湯面を所定の範囲内に制御することが一般
的に試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鋳片は溶鋼
の静圧によってロールとロールとの間でバルジングと称
する膨らみが発生する場合がある。このようなバルジン
グは、時にはバルジング量が一定ではなく、周期的に変
動する非定常バルジングの状態になることもある。非定
常バルジングが発生すると、凝固殻内の体積が変動しこ
れにともなって、鋳型内湯面が周期的に上下変動する。
しかし、かかる非定常バルジングなどの外乱による湯面
変動は、従来のPID制御では、充分に対処できず、大
きな問題となっていた。
の静圧によってロールとロールとの間でバルジングと称
する膨らみが発生する場合がある。このようなバルジン
グは、時にはバルジング量が一定ではなく、周期的に変
動する非定常バルジングの状態になることもある。非定
常バルジングが発生すると、凝固殻内の体積が変動しこ
れにともなって、鋳型内湯面が周期的に上下変動する。
しかし、かかる非定常バルジングなどの外乱による湯面
変動は、従来のPID制御では、充分に対処できず、大
きな問題となっていた。
【0004】そこで、バルジング量を直接測定し、その
測定値を参考に湯面制御をする方法が特開昭63−10
4767号公報に開示されている。また、外乱抑制の特
性を付加した制御ロジックが特開平3−110051号
公報や特開平6−79423号公報に開示されている。
しかし、これらの方法でも制御するアクチュエーター
は、従来どおりタンディッシュと鋳型間のスライディン
グ・ノズルなどの注湯量制御装置であり、充分に制御し
きれなかった。
測定値を参考に湯面制御をする方法が特開昭63−10
4767号公報に開示されている。また、外乱抑制の特
性を付加した制御ロジックが特開平3−110051号
公報や特開平6−79423号公報に開示されている。
しかし、これらの方法でも制御するアクチュエーター
は、従来どおりタンディッシュと鋳型間のスライディン
グ・ノズルなどの注湯量制御装置であり、充分に制御し
きれなかった。
【0005】また、バルジング量を直接測定する方法で
は、その使用環境が高温多湿でかつ粉塵が充満し、設備
的な信頼性や測定精度に問題が有り、場合によっては、
湯面変動の外乱になる恐れもあった。本発明は、前記従
来の課題を解決すべく考案されたものであり、バルジン
グなどの非定常外乱に対して、安定かつ良好な湯面レベ
ル制御を実現して、湯面レベル変動を抑制することが可
能な、連続鋳造における湯面レベル制御方法を提供する
ことである。
は、その使用環境が高温多湿でかつ粉塵が充満し、設備
的な信頼性や測定精度に問題が有り、場合によっては、
湯面変動の外乱になる恐れもあった。本発明は、前記従
来の課題を解決すべく考案されたものであり、バルジン
グなどの非定常外乱に対して、安定かつ良好な湯面レベ
ル制御を実現して、湯面レベル変動を抑制することが可
能な、連続鋳造における湯面レベル制御方法を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る連続鋳造
方法では、連続鋳造中に鋳型内の溶鋼湯面レベルを測定
し、その場面レベル測定値と目標基準湯面レベル値との
差の時間変化を測定し、さらに、そのデータを周波数解
析し、その周期が長周期の湯面差を鋳造のピンチ・ロー
ル回転速度制御により、調整し、同時に、周期性の無い
部分と短周期の部分をタンディッシュからの溶鋼注入系
の開度制御により、調整することを特徴とする連続鋳造
における鋳型内湯面レベル制御方法である。
方法では、連続鋳造中に鋳型内の溶鋼湯面レベルを測定
し、その場面レベル測定値と目標基準湯面レベル値との
差の時間変化を測定し、さらに、そのデータを周波数解
析し、その周期が長周期の湯面差を鋳造のピンチ・ロー
ル回転速度制御により、調整し、同時に、周期性の無い
部分と短周期の部分をタンディッシュからの溶鋼注入系
の開度制御により、調整することを特徴とする連続鋳造
における鋳型内湯面レベル制御方法である。
【0007】また、その際の湯面変動の周期性は、鋳型
内溶鋼レベルを湯面レベルセンサーにより測定し、その
測定値の周波数(FFT)を解析し、その解析結果に基
づいて、その周期が0.1分以上を長周期成分とし、
0.1分未満を短周期成分とすることを、特徴とする鋳
型内湯面レベル制御方法である。
内溶鋼レベルを湯面レベルセンサーにより測定し、その
測定値の周波数(FFT)を解析し、その解析結果に基
づいて、その周期が0.1分以上を長周期成分とし、
0.1分未満を短周期成分とすることを、特徴とする鋳
型内湯面レベル制御方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例を示す模
式図、図中、1は溶鋼取鍋、2はタンディッシュ、3は
鋳型、4は溶鋼、5はスライディングノズル、6は油圧
シリンダー、7は湯面レベルセンサー、8は油圧シリン
ダー制御装置、9はモールドレベル演算装置、10は駆
動ロール、11はアイドルロール、12はロール駆動制
御装置13は湯面波形周波数解析装置である。図2は従
来技術の実施例を示す模式図である。図1と同符号であ
る。また図3は従来技術と本発明を比較しつつ、鋳造し
ている場合の鋳型内溶鋼湯面の位置を、湯面レベルセン
サーにより、検出した測定値の時間変化を示したもので
ある。また、図4は、この湯面変動のデータをFFT解
析を実施し、その周波数特性を明らかにしたものであ
る。
式図、図中、1は溶鋼取鍋、2はタンディッシュ、3は
鋳型、4は溶鋼、5はスライディングノズル、6は油圧
シリンダー、7は湯面レベルセンサー、8は油圧シリン
ダー制御装置、9はモールドレベル演算装置、10は駆
動ロール、11はアイドルロール、12はロール駆動制
御装置13は湯面波形周波数解析装置である。図2は従
来技術の実施例を示す模式図である。図1と同符号であ
る。また図3は従来技術と本発明を比較しつつ、鋳造し
ている場合の鋳型内溶鋼湯面の位置を、湯面レベルセン
サーにより、検出した測定値の時間変化を示したもので
ある。また、図4は、この湯面変動のデータをFFT解
析を実施し、その周波数特性を明らかにしたものであ
る。
【0009】鋳型内溶鋼湯面の状態は、通常の従来方法
は、図3(a)に示すように、湯面レベルセンサーの情
報に基づいた湯面制御ロジックにより、目標レベルに対
し、5mm以内の精度で制御されている。しかし、時に
は、図3の(a)の中ほどに示すように、周期的な湯面
変動が発生し、この湯面変動は徐々に助長され、甚だし
い場合には、湯面変動量が30mm〜50mmに達し、
鋳造を中断せざるを得ない状態になることもある。
は、図3(a)に示すように、湯面レベルセンサーの情
報に基づいた湯面制御ロジックにより、目標レベルに対
し、5mm以内の精度で制御されている。しかし、時に
は、図3の(a)の中ほどに示すように、周期的な湯面
変動が発生し、この湯面変動は徐々に助長され、甚だし
い場合には、湯面変動量が30mm〜50mmに達し、
鋳造を中断せざるを得ない状態になることもある。
【0010】また、この場合の湯面変動量の周波数解析
を実施した結果、図4に示すように、大きな変動はその
周期が0.1分間以上であり、連続鋳造機の二次冷却帯
のロールピッチに対応していることが、本発明者の解析
により、判明した。したがって、この周期的な湯面変動
はロール間でのバルジング、特に非定常バルジングと称
する現象が原因であると考えられる。これに比べると、
通常の湯面変動は、その変動量が微小であるとともに、
その周期も非常に短いものであることを知得した。
を実施した結果、図4に示すように、大きな変動はその
周期が0.1分間以上であり、連続鋳造機の二次冷却帯
のロールピッチに対応していることが、本発明者の解析
により、判明した。したがって、この周期的な湯面変動
はロール間でのバルジング、特に非定常バルジングと称
する現象が原因であると考えられる。これに比べると、
通常の湯面変動は、その変動量が微小であるとともに、
その周期も非常に短いものであることを知得した。
【0011】かかる知見に基づき、本発明者は、前述の
2種類の湯面変動要素を従来のひとつのアクチュエータ
ーで制御することは非常に困難であるとともに、非定常
バルジング性湯面変動は、その変動量は大きいものの、
変動速度は非常に緩慢なため、スライディング・ノズル
などの高速の応答性をかならずしも必要とせず、ピンチ
・ロール制御による鋳造速度でも対応がとれると考え
た。つまり、湯面レベルセンサーの情報を用いて、湯面
変動の短周期成分は従来通り、スライディング・ノズル
の制御で、また、同時に、長周期成分の湯面変動は鋳造
速度制御を併用する方法を発明した。
2種類の湯面変動要素を従来のひとつのアクチュエータ
ーで制御することは非常に困難であるとともに、非定常
バルジング性湯面変動は、その変動量は大きいものの、
変動速度は非常に緩慢なため、スライディング・ノズル
などの高速の応答性をかならずしも必要とせず、ピンチ
・ロール制御による鋳造速度でも対応がとれると考え
た。つまり、湯面レベルセンサーの情報を用いて、湯面
変動の短周期成分は従来通り、スライディング・ノズル
の制御で、また、同時に、長周期成分の湯面変動は鋳造
速度制御を併用する方法を発明した。
【0012】具体的には、本発明方法は図1に示すよう
に湯面レベルセンサー7のデータを、周波数解析装置1
3にて、周波数解析を実施し、湯面変動の短周期成分と
長周期成分とに分割した。さらに、この短周期成分の湯
面変動データに基づき、スライディング・ノズル5を制
御するとともに、長周期成分の湯面変動データに基づき
ピンチ・ロールの回転数制御を実施した。その結果、図
3の(b)に示すように、鋳造速度自体は多少変動する
ものの、周期的な非定常バルジング性湯面変動は、大き
く抑制され、湯面変動をほぼ一定に制御できた。
に湯面レベルセンサー7のデータを、周波数解析装置1
3にて、周波数解析を実施し、湯面変動の短周期成分と
長周期成分とに分割した。さらに、この短周期成分の湯
面変動データに基づき、スライディング・ノズル5を制
御するとともに、長周期成分の湯面変動データに基づき
ピンチ・ロールの回転数制御を実施した。その結果、図
3の(b)に示すように、鋳造速度自体は多少変動する
ものの、周期的な非定常バルジング性湯面変動は、大き
く抑制され、湯面変動をほぼ一定に制御できた。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を比較例とともに挙げ
て説明する。なお、本発明が関与する前述の非定常バル
ジング性湯面変動は、中炭素鋼にて顕著に発生するた
め、この実施例も、中炭素鋼の連続鋳造を例にして説明
する。垂直部長さが2.4m、湾曲半径が9.5m、機
長が49mの連続鋳造機を用いて、鋳造幅1200m
m、鋳造厚み245mmのスラブを、鋳造速度2.0m
/minにて鋳造した。鋳造鋼種は、C:0.10wt
%の中炭素鋼である。
て説明する。なお、本発明が関与する前述の非定常バル
ジング性湯面変動は、中炭素鋼にて顕著に発生するた
め、この実施例も、中炭素鋼の連続鋳造を例にして説明
する。垂直部長さが2.4m、湾曲半径が9.5m、機
長が49mの連続鋳造機を用いて、鋳造幅1200m
m、鋳造厚み245mmのスラブを、鋳造速度2.0m
/minにて鋳造した。鋳造鋼種は、C:0.10wt
%の中炭素鋼である。
【0014】図3の(a)が従来の制御方法での鋳造結
果であり、ところにより、非定常バルジングが原因の周
期的な湯面変動が発生している。一方、図3の(b)
は、本発明の制御方法を適用して製造した結果であり、
終始、湯面レベルが安定して、ほぼ一定であることが明
白である。さらに、湯面変動の実績値を集計し、比較し
た結果を図5に示す。本発明を適用することにより、大
きな湯面変動がほぼ解消していることがわかる。
果であり、ところにより、非定常バルジングが原因の周
期的な湯面変動が発生している。一方、図3の(b)
は、本発明の制御方法を適用して製造した結果であり、
終始、湯面レベルが安定して、ほぼ一定であることが明
白である。さらに、湯面変動の実績値を集計し、比較し
た結果を図5に示す。本発明を適用することにより、大
きな湯面変動がほぼ解消していることがわかる。
【0015】
【発明の効果】本発明を適用することにより、非定常バ
ルジング起因の長周期の大きな湯面変動が解消でき、ブ
レークアウトの発生もなく、安定した連続鋳造が実施で
きる。また、のろかみなどの品質欠陥も抑制でき、極め
て有意義である。
ルジング起因の長周期の大きな湯面変動が解消でき、ブ
レークアウトの発生もなく、安定した連続鋳造が実施で
きる。また、のろかみなどの品質欠陥も抑制でき、極め
て有意義である。
【図1】本発明装置の模式図。
【図2】従来技術の実施例を示す模式図。
【図3】(a)は従来の湯面レベルセンサーの時系列変
化を示す説明図。(b)は本発明の湯面レベルセンサー
の時系列変化を示す説明図。
化を示す説明図。(b)は本発明の湯面レベルセンサー
の時系列変化を示す説明図。
【図4】湯面変動の周波数解析を実施した結果を示す説
明図。
明図。
【図5】本発明と従来法での湯面変動量の違いを示す説
明図である。
明図である。
1 溶鋼取鍋 2 タンディッシュ 3 鋳型 4 溶鋼 5 スライディング・ノズル 6 油圧シリンダー 7 湯面レベルセンサー 8 油圧シリンダー制御装置 9 モールドレベル演算装置 10 駆動ロール 11 アイドルロール 12 ロール駆動制御装置 13 湯面波形周波数解析装置
Claims (3)
- 【請求項1】 連続鋳造中に鋳型内の溶鋼湯面レベルを
測定し、その湯面レベル測定値と目標基準湯面レベル値
との差の時間変化を測定し、さらに、そのデータを周波
数解析し、その周期が長周期の湯面差を鋳造のピンチ・
ロール回転速度制御により、調整し、同時に、周期性の
無い部分と短周期の部分をタンディッシュからの溶鋼注
入系の開度制御により、調整することを特徴とする連続
鋳造における鋳型内湯面レベル制御方法。 - 【請求項2】 鋳型内溶鋼レベルの測定値の周波数(F
FT)を解析し、その解析結果に基づいて、その周期が
0.1分以上を長周期成分とし、0.1分未満を短周期
成分として、分離する請求項1に記載の連続鋳造におけ
る鋳型内湯面レベル制御方法。 - 【請求項3】 鋳型内溶鋼湯面を湯面レベルセンサーに
より測定する請求項1または2に記載の連続鋳造におけ
る鋳型内湯面レベル制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32118496A JPH10146658A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 連続鋳造における鋳型内湯面レベル制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32118496A JPH10146658A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 連続鋳造における鋳型内湯面レベル制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10146658A true JPH10146658A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=18129731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32118496A Withdrawn JPH10146658A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 連続鋳造における鋳型内湯面レベル制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10146658A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1177268A (ja) * | 1997-06-25 | 1999-03-23 | Nkk Corp | 連続鋳造機モールド内湯面レベル制御方法 |
WO2000066293A1 (fr) * | 1999-04-28 | 2000-11-09 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Regulation du niveau de la surface du metal dans un moule en moulage continu |
EP1172161A1 (de) * | 2000-07-11 | 2002-01-16 | SMS Demag AG | Verfahren und Vorrichtung zum Stranggiessen von Metallen, insbesonder von Stahl |
WO2001079588A3 (en) * | 2000-04-18 | 2002-06-06 | Corus Uk Ltd | Detection of roller damage and/or misalignment in continuous casting of metals |
AT413023B (de) * | 1999-01-14 | 2005-10-15 | Sumitomo Heavy Industries | Vorrichtung zum regeln des metallspiegels in einer stranggusskokille |
AT502525B1 (de) * | 2005-10-12 | 2008-05-15 | Voest Alpine Ind Anlagen | Verfahren zum stranggiessen einer metallschmelze |
JP2008290082A (ja) * | 2007-05-22 | 2008-12-04 | Nippon Steel Corp | 連続鋳造機の湯面レベル制御装置及び制御方法 |
DE102009011849A1 (de) | 2009-03-05 | 2010-09-09 | Sms Siemag Aktiengesellschaft | Verfahren und Vorrichtung zum Stranggießen von Metallen, insbesondere von Stahl |
CN103406513A (zh) * | 2013-08-23 | 2013-11-27 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 一种异种不锈钢连浇的方法 |
-
1996
- 1996-11-18 JP JP32118496A patent/JPH10146658A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1177268A (ja) * | 1997-06-25 | 1999-03-23 | Nkk Corp | 連続鋳造機モールド内湯面レベル制御方法 |
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WO2000066293A1 (fr) * | 1999-04-28 | 2000-11-09 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Regulation du niveau de la surface du metal dans un moule en moulage continu |
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US6845286B2 (en) | 2000-04-18 | 2005-01-18 | Corus Uk Limited | Detection of roller damage and/or misalignment in continuous casting of metals |
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DE102009011849A1 (de) | 2009-03-05 | 2010-09-09 | Sms Siemag Aktiengesellschaft | Verfahren und Vorrichtung zum Stranggießen von Metallen, insbesondere von Stahl |
CN103406513A (zh) * | 2013-08-23 | 2013-11-27 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 一种异种不锈钢连浇的方法 |
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