JPH10146456A - 遊技媒体研磨装置 - Google Patents

遊技媒体研磨装置

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Publication number
JPH10146456A
JPH10146456A JP30980596A JP30980596A JPH10146456A JP H10146456 A JPH10146456 A JP H10146456A JP 30980596 A JP30980596 A JP 30980596A JP 30980596 A JP30980596 A JP 30980596A JP H10146456 A JPH10146456 A JP H10146456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing
paper
fibers
pachinko ball
polishing paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30980596A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Matsuda
哲雄 松田
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP30980596A priority Critical patent/JPH10146456A/ja
Publication of JPH10146456A publication Critical patent/JPH10146456A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨紙における紙本体表面の硬度を高め、紙
本体表面に対して耐擦性を向上させてその掻き取り効果
ができるだけ長く保たれるようにする。 【解決手段】 紙本体にアクリル樹脂を含浸して紙本体
表面の剛性を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ玉などの遊
技媒体を研磨する装置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来からパチンコ遊技
に用いられる遊技媒体、即ちパチンコ玉は、遊技媒体循
環経路の途中に設けられている研磨装置を通して磨きを
行い、付着した汚れを取り除いて詰まりを生じさせない
ようにしたりパチンコ台の遊技面を汚れないようにして
いる。そして、昨今の遊技媒体研磨装置においてはコン
パクト化されたものも提案されている。図1に示すよう
に、この遊技媒体研磨装置1は玉移送回転体2と受け部
材3と研磨紙4とからなり、前記玉移送回転体2の周面
に凹みからなる複数のパチンコ玉保持部5を配列して設
け、この玉移送回転体2に対設するようにして前記受け
部材3が配置されている。受け部材3は玉移送回転体2
の周面にパチンコ玉移送間隙6を介して対応するように
湾曲させて配置された受けマット7を有するものであ
り、玉移送回転体の回転でパチンコ玉保持部5に保持さ
れた状態のパチンコ玉aがパチンコ玉移送間隙6に送り
込まれると、そのパチンコ玉aが受けマット7に研磨紙
4を沿わせてなる研磨部に摺接しながら移送され、この
研磨紙4との摺接でパチンコ玉を磨くようにした構成で
あった。
【0003】上記研磨部に使用される研磨紙は上記パチ
ンコ玉移送間隙の間に送り出される帯状とされて送り出
し側及び引き込み側でロール状に巻かれている。そし
て、この研磨紙自体は抄紙された紙本体の表面に形成さ
れた微細な凹凸を、即ち、紙本体における繊維が絡み合
って表面が微細的に荒れた状態となっていることを利用
したもので、この表面にパチンコ玉を摺接させることで
パチンコ玉表面に付着していた汚れが欠き落とされてい
た。しかしながら、従来の研磨紙ではパルプが素材の大
半を占めていてその表面の硬度が低くなっており、連続
的に数多くのパチンコ玉が摺接し続けることで紙本体の
表面がならされて汚れの掻き取り効果が早期に無くなっ
てしまうという問題があった。この点はパチンコ設備に
限られるものではなく、コインやメダルなどの遊技媒体
を用いる遊技設備で前述のように研磨紙により研磨を行
う場合に生じる問題でもある。そこで本発明は上記事情
に鑑み、研磨紙における紙本体表面の硬度を高めるよう
にすることを課題とし、紙本体表面に対して耐擦性を向
上させてその掻き取り効果ができるだけ長く保たれるよ
うにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、遊技媒体循環経路に設けられ、遊
技媒体に研磨部を接触させて研磨する遊技媒体研磨装置
であって、前記研磨部は、紙本体にアクリル樹脂を含有
させてなるものであることを特徴とする遊技媒体研磨装
置を提供して、上記課題を解消するものである。そし
て、前記紙本体にはポリエステル樹脂繊維が含有されて
いることが良好であり、また、前記紙本体の繊維が絡み
合ってなる繊維組織の内部に繊維間空所が設けられてい
ることが良好である。
【0005】
【発明の実施の形態】つぎに本発明をパチンコ設備での
研磨装置に対して実施した形態に基づいて説明する。本
発明の遊技媒体研磨装置における研磨部に使用される研
磨紙の紙本体は、天然パルプとポリエステル樹脂繊維と
を所要の割合で混ぜ合わせて製紙したものである。この
ように研磨紙はポリエステル樹脂繊維が混在しているも
のとしていることによって、研磨紙の面強度が向上する
ように設けられている。従来の研磨紙を上記パチンコ玉
移送間隙にセットし数多くのパチンコ玉を連続的に摺接
されながら移送させた場合、パチンコ玉が通ったことに
よるわだち状の溝が生じて、さらにはその溝に沿って割
れが発生することがあるが、このポリエステル樹脂繊維
が混ぜ合わされている本発明の研磨紙をパチンコ玉移送
間隙にセットしてパチンコ玉を通しても前記溝が現れ難
くなり、パチンコ玉と研磨紙との間での摺接圧が低下し
なくなる。なお、前記ポリエステル樹脂繊維を混合する
割合としては天然パルプに対して15%程度とするのが
良好である。
【0006】また、上記研磨紙の紙本体にはアクリル樹
脂が含浸されている。このアクリル樹脂の含浸により紙
本体を構成する上記繊維が絡み合ってなる繊維組織の内
部に繊維間空所が存在する状態で嵩高性が維持されてい
る。さらには、紙本体の表面において繊維が絡み合って
なる微細な凹凸があり、その凹凸によって荒れた面が形
成されている。そして、前記アクリル樹脂の含浸により
繊維相互の接合強度を高めて紙本体の面剛性が高められ
ており、前記荒れた面の面状態が維持されている。この
ように研磨紙では、紙本体の表面の微細な凹凸による荒
れた面が形成されてその表面硬度が高められていること
から、パチンコ玉が摺接しながら移送される際に研磨紙
表面の荒れた面がパチンコ玉表面の汚れを掻き取り、さ
らに紙本体に嵩高性があって繊維間空所が各多く存在し
ているために掻き取られた汚れはその繊維間空所に取り
込まれて他のパチンコ玉に転移しないように設けられて
いる。上述した遊技媒体研磨装置はパチンコ設備におい
て利用させるものとして説明したが、本発明はコインや
メダルなどの遊技媒体を使用する他の遊技設備での研磨
装置にも実施することができるものである。
【0007】
【発明の効果】以上説明した構成の本発明により、研磨
紙の紙本体における表面硬度が高められて紙本体自体の
強度も高くなり、従来の研磨装置にセットして数多くの
遊技媒体を摺接移送させてもその研磨効果が低下し難く
なる。そして、紙本体がポリエステル樹脂繊維を混合さ
せたものとすることにより一層紙本体の強度が向上して
わだち状の溝や割れが生じず、研磨効果の維持が容易に
なる。さらに紙本体に嵩高性を持たせて繊維間空所を形
成することで、遊技媒体から掻き取った汚れがその繊維
間空所に取り込まれ易くなり、一旦取り込んだ汚れを研
磨部に送り込まれてきた他の遊技媒体に転移させること
がないなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技媒体研磨装置における研磨紙を示す説明図
である。
【符号の説明】
1…遊技媒体研磨装置 2…玉移送回転体 3…受け部
材 4…研磨紙 5…パチンコ玉保持部 6…パチンコ
玉移送間隙 7…受けマット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技媒体循環経路に設けられ、遊技媒体に
    研磨部を接触させて研磨する遊技媒体研磨装置であっ
    て、前記研磨部は、紙本体にアクリル樹脂を含有させて
    なるものであることを特徴とする遊技媒体研磨装置。
  2. 【請求項2】遊技媒体循環経路に設けられ、遊技媒体に
    研磨部を接触させて研磨する遊技媒体研磨装置であっ
    て、前記研磨部は、紙本体にポリエステル樹脂繊維を含
    有させてなるものであることを特徴とする請求項1に記
    載の遊技媒体研磨装置。
  3. 【請求項3】前記紙本体は、繊維が絡み合ってなる繊維
    組織の内部に繊維間空所が設けられている請求項1また
    は2に記載の遊技媒体研磨装置。
JP30980596A 1996-11-20 1996-11-20 遊技媒体研磨装置 Pending JPH10146456A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30980596A JPH10146456A (ja) 1996-11-20 1996-11-20 遊技媒体研磨装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP30980596A JPH10146456A (ja) 1996-11-20 1996-11-20 遊技媒体研磨装置

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Publication Number Publication Date
JPH10146456A true JPH10146456A (ja) 1998-06-02

Family

ID=17997465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30980596A Pending JPH10146456A (ja) 1996-11-20 1996-11-20 遊技媒体研磨装置

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JP (1) JPH10146456A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007301334A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Oizumi Corp 遊技媒体搬送装置
US8349096B2 (en) 2002-06-21 2013-01-08 Titanium Metals Corporation Titanium alloy and automotive exhaust systems thereof
US9057121B2 (en) 2008-11-06 2015-06-16 Titanium Metals Corporation Methods for the manufacture of a titanium alloy for use in combustion engine exhaust systems

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Effective date: 20061128

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070410

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