JPH10144893A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH10144893A
JPH10144893A JP29632496A JP29632496A JPH10144893A JP H10144893 A JPH10144893 A JP H10144893A JP 29632496 A JP29632496 A JP 29632496A JP 29632496 A JP29632496 A JP 29632496A JP H10144893 A JPH10144893 A JP H10144893A
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transistors
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大規模回路を搭載し同時動作させた場合でも動
作ノイズによる誤動作を抑圧した高集積度のゲートアレ
イ型の半導体集積回路装置を提供する。 【解決手段】トランジスタP1,P2,N1,N2の各
々が、各々のドレイン及びソースを並列接続しゲート幅
を2分割した1/2Wp,1/2Wnの分割トランジス
タP1A,P1B、P2A,P2B、N1A,N1B、
N2A,N2Bから成る。トランジスタP1A,P1B
及びP2A,P2Bのゲート間をそれぞれ接続する抵抗
RP1,RP2、トランジスタN1A,N1B及びN2
A,N2Bのゲート間をそれぞれ接続する抵抗RN1,
RN2を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路装置
に関し、特にCMOS型の基本セルから成る高集積度の
ゲートアレイ型の半導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、この種のゲートアレイ方式の半導
体集積回路装置は、コンピュータ支援設計・製造(CA
D,CAM)技術の適用により、短納期かつ低コストで
設計及び製造できるので、パソコン、通信機器、家電製
品等に用いられる多品種少量生産の半導体集積回路装置
として広く使用されるようになってきている。
【0003】また、製造プロセスの微細化・高集積度化
が進み、特にゲート長が0.5μm(0.5μmルー
ル)以下のゲートアレイ型半導体集積回路装置では、搭
載回路規模が500Kゲートを超え、動作周波数も15
0MHz以上となってきている。これらの大規模回路は
高速動作のために、PLLやクロック・ツリー・シンセ
シスの技術を用いて数十ピコ秒の精度で同期動作をする
回路構成となっている。そのため、回路規模の拡大・高
速化によって、同時動作するトランジスタ数が増大し、
その結果生じるノイズによって回路が誤動作してしまう
という問題が生じている。
【0004】一般的なこの種の従来の第1の半導体集積
回路装置の半導体チップ上の内部領域内に並べて形成さ
れた複数のCMOS型の基本セルの1つをレイアウト平
面図で示す図4(A)を参照すると、この従来の第1の
半導体集積回路装置のCMOS型基本セルは、P型拡散
領域(P型領域)1と、N型拡散領域(N型領域)2と
を含み、P型領域1に形成されそれぞれ同一のゲート幅
Wpとゲート長Wlが2個のPチャネル型MOSトラン
ジスタP1,P2と、同様にN型領域2に形成されチャ
ネル幅Wnとチャネル長が同一の2個のNチャネル型M
OSトランジスタN1,N2とにより構成されている。
【0005】P型領域1内にPチャネル型MOSトラン
ジスタP1,P2のソ−ス/ドレイン(トランジスタ)
領域を含み、N型領域2内にNチャネル型MOSトラン
ジスタN1,N2のトランジスタ領域を含む。
【0006】P,N各チャネル型MOSトランジスタP
1,N1の組及びP2,N2の組はそれぞれポリシリコ
ンで形成した共通のゲ−ト電極(ポリシリゲート)GC
1,GC2を有して構成される。
【0007】また、このレイアウト平面図には、設計支
援用に基本セルの各部の位置座標である配線格子(×
印)を指示する横方向の格子K1〜K12と縦方向の格
子KA〜KCを示す。公知のようにこの種の半導体集積
回路装置では、全ての配線をこれらの格子に沿って配設
する。
【0008】この基本セルの回路構成を回路図で示す図
4(B)を参照すると、トランジスタP1,P2はソー
ス同志が共通接続されこの共通接続点にソース端子SP
が接続され、各々のドレインがそれぞれ端子DP1,D
P2に接続される。トランジスタN1,N2はソース同
志が共通接続され、この共通接続点にソース端子SNが
接続され、各々のドレインがそれぞれ端子DN1,DN
2に接続される。トランジスタP1,N1の各々のゲー
ト端子同志及びトランジスタP2,N2の各々のゲート
端子同志はそれぞれ共通接続されそれぞれゲート電極G
C1,GC2上のゲート端子G1,G2に接続される。
【0009】この基本セルを縦横に敷詰めることによ
り、ゲートアレイ型の半導体集積回路装置の下地を構成
する。
【0010】次に、図4の基本セルで構成したインバー
タ回路のレイアウト図とその回路構成及び等価回路をそ
れぞれ示す図5(A),(B),(C)を参照すると、
この図では説明の便宜上トランジスタP1,N1のみか
ら成る1つのインバータ回路I1の構成を示す。この回
路は電源VDD及び接地GND用のアルミニュームの配
線W1,W3の各々を格子KB−K3(KBとK3の交
点の×を示す)及び格子KB−K10の各々に配設され
それぞれ電極SP,SNに対応するコンタクトC1,C
2に接続し、出力用の配線W3を格子KA−K5,KA
−K8の各々に配設されそれぞれ電極DP1,DN1に
対応するコンタクトC3,C4に接続してこのコンタク
トC3を出力端子TOとし、入力用の配線W4により格
子KA−K6に配設した入力端子TIに対応するコンタ
クトC5と格子KA−K7で電極G1対応のゲート電極
GC1とを接続する。
【0011】次に、図5を参照して、従来の半導体集積
回路装置の動作について説明すると、まず、入力端子T
IのレベルがLレベルからHレベルに変化した場合は、
トランジスタP1が遮断状態にトランジスタN1が導通
状態にそれぞれ変化し、出力端子TOのレベルは、Hレ
ベルからLレベルに変化する。逆に、入力端子TIのレ
ベルがHレベルからLレベルに変化した場合は、トラン
ジスタP1が遮断状態から導通状態にトランジスタN1
が導通状態から遮断状態にそれぞれ変化し、出力端子T
Oのレベルは、LレベルからHレベルに変化する。
【0012】これらの動作の瞬間にはインバータ回路I
1の入力端子TIはH,Lのいずれのレベルでもない中
間レベルになるため、電源VDDから接地GNDにわず
かな瞬間電流が流れ、ノイズ発生要因となる。これはイ
ンバータ回路に限らず、この基本セルで構成するNAN
D回路やNOR回路等の全ての論理回路において同様で
ある。
【0013】上述したように、ゲートアレイ型の半導体
集積回路装置は、これらインバータ回路やNAND回路
やOR回路等の基本回路を敷き詰めたの下地回路上に構
成し、これらを組合わせることで一つのLSIを構成す
る。したがって、上述した0.5μmルール以下で搭載
回路規模が500Kゲートを超え動作周波数も150M
Hz以上の大規模回路は、高集積度化・高速化によっ
て、同時動作するトランジスタ数が増大し、その結果生
じる上記ノイズによって回路が誤動作してしまうという
問題が生じている。
【0014】一方、従来の0.8μmルール以上で中集
積度の一般的なゲートアレイ型半導体集積回路装置にお
いても、LSI外部への信号を出力するサイズの大きい
外部出力バッファの同時動作によるノイズ発生の問題が
ある。その対策として特開平3−290721号公報
(文献1)及び特開平4−249421号公報(文献
2)記載の従来の第2の半導体集積回路装置は、遅延回
路等を用いて複数の外部出力バッファの動作タイミング
をずらし、同時動作を回避するものである。
【0015】また、特開平平1−119051号公報
(文献3)記載の従来の第3の半導体集積回路装置は、
同時動作するトランジスタの回路定数を変化させて動作
のタイミングをずらすことにより同時動作を回避するも
ので、下地が固定されるゲートアレイ型半導体集積回路
装置では、トランジスタのソース・ドレインのコンタク
トの配置及び数を変化させることで実現している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の第1の
半導体集積回路装置は、大規模回路が同時動作すること
により、多数のトランジスタが同時動作する瞬間に流れ
る大電流に起因するノイズが発生し、回路が誤動作して
しまうという欠点があった。
【0017】遅延回路の追加により出力バッファの動作
タイミングをずらすことにより、上記欠点の緩和を図っ
た従来の第2の半導体集積回路装置は、原回路の規模が
大きくそれにさらに上記付加回路を追加することは回路
規模をさらに増大させ非現実的であるので、適用困難で
あるという欠点があった。
【0018】また、トランジスタのソース・ドレインの
コンタクトの配置及び数を変化させることにより動作タ
イミングをずらして上記欠点の緩和を図った従来の第3
の半導体集積回路装置は、本発明対象である0.5μm
(以下)ルールの大規模ゲートアレイのプロセスでは、
高速化のためトランジスタのソース・ドレインをシリサ
イド化しており、コンタクトの数・配置でのトランジス
タ定数の変化はほとんどないため適用が不可能であると
いう欠点があった。
【0019】本発明の目的は、大規模回路を搭載し同時
動作させた場合でも動作ノイズによる誤動作を抑圧した
高集積度のゲートアレイ型の半導体集積回路装置を提供
することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
装置は、第1の導電型の拡散領域に形成された第1のト
ランジスタ領域を共有し第1のゲート幅の第1の導電型
の第1,第2のトランジスタと、前記第1のトランジス
タ領域に隣接して配置し第2の導電型の拡散領域に形成
された第2のトランジスタ領域を共有し前記第1のゲー
ト幅の第2の導電型の第3,第4のトランジスタと、ポ
リシリコンで形成され前記第1のトランジスタと前記第
3のトランジスタとの共通の第1のゲート電極と、前記
第2のトランジスタと前記第4のトランジスタとの共通
の第2のゲート電極とを有するCMOS型基本セルを複
数個配列して構成したゲートアレイ方式の半導体集積回
路装置において、前記第1,第2,第3及び第4のトラ
ンジスタの各々が、各々のドレイン及びソースを並列接
続し前記第1のゲート幅をN分割した第2のゲート幅の
第1〜第Nの分割トランジスタから成り、前記第1〜第
Nの分割トランジスタの各々のゲート間を順次接続する
第1〜第N−1の抵抗素子を備えて構成されている。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態をの半
導体集積回路装置の基本セルの1つをレイアウト平面図
で示す図1(A)を参照すると、この図に示す本実施の
形態の半導体集積回路装置の基本セルは、P型拡散領域
(P型領域)1と、N型拡散領域(N型領域)2とを含
み、P型領域1に形成され従来と同一のゲート長Wlで
従来の1/2のゲート幅Wp/2の4個のPチャネル型
MOSトランジスタP1A,P1B,P2A,P2B
と、同様にN型領域2に形成されゲート幅Wn/4の4
個のNチャネル型MOSトランジスタN1A,N1B,
N2A,N2Bとにより構成されている。
【0022】P型領域1内にPチャネル型MOSトラン
ジスタP1A,P1B,P2A,P2Bのソ−ス/ドレ
イン(トランジスタ)領域を含み、N型領域2内にNチ
ャネル型MOSトランジスタN1A,N1B,N2A,
N2Bのトランジスタ領域を含む。
【0023】P,N各チャネル型MOSトランジスタP
1A,P1B,N1A,N1Bの組及びP2A,P2
B,N2A,N2Bの組はそれぞれポリシリコンで形成
した共通のゲ−ト電極(ポリシリゲート)GC1A,G
C2Aを有して構成される。上述のように、ゲート幅を
2分割する、すなわちトランジスタを折り返すレイアウ
トとし、その折り返し部分で生じるゲート電極GC1
A,GC2Aの各々の冗長部分を抵抗RP1,RP2,
RN1,RN2としている。
【0024】また、このレイアウト平面図には、従来と
同様に、設計支援用に基本セルの各部の位置座標である
配線格子(×印)を指示する横方向の格子K1〜K6と
縦方向の格子KA〜KEを示す。
【0025】この基本セルの回路構成を回路図で示す図
1(B)を参照すると、トランジスタP1A,P1Bは
ドレイン同志が共通接続されこの共通接続点にドレイン
端子DP1が接続され、トランジスタP1Aのソースが
ソース端子SP1に接続される。トランジスタP2A,
P2Bはドレイン同志が共通接続されこの共通接続点に
ドレイン端子DP2が接続され、トランジスタP2Aの
ソースがソース端子SP2に接続される。トランジスタ
P1B,P2Bはソース同志が共通接続されこの共通接
続点にソース端子SPが接続される。トランジスタN1
A,N1Bはドレイン同志が共通接続されこの共通接続
点にドレイン端子DN1が接続され、トランジスタN1
Aのソースがソース端子SN1に接続される。トランジ
スタN2A,N2Bはドレイン同志が共通接続されこの
共通接続点にドレイン端子DN2が接続され、トランジ
スタN2Aのソースがソース端子SN2に接続される。
トランジスタN1B,N2Bはソース同志が共通接続さ
れこの共通接続点にソース端子SNが接続される。
【0026】トランジスタP1A,N1Aの各々のゲー
ト端子同志及びトランジスタP2A,N2Aの各々のゲ
ート端子同志はそれぞれ共通接続されそれぞれゲート電
極GC1A,GC2A上のゲート端子G1,G2に接続
される。
【0027】次に、図1の基本セルで構成したインバー
タ回路のレイアウト図とその回路構成及び等価回路をそ
れぞれ示す図2(A),(B),(C)を参照すると、
この図では説明の便宜上トランジスタP1A,P1B,
N1A,N1Bのみから成る1つのインバータ回路I2
の構成を示す。この回路は電源VDDのアルミニューム
の配線W1を格子KA−K1及び格子KC−K1の各々
に配設されそれぞれ電極SP1,SPに対応するコンタ
クトC1A,C1Bに接続し、接地GND用の配線W3
を格子KA−K6及び格子KC−K6の各々に配設され
電極SN1,SNに対応するコンタクトC2A,C2B
に接続し、出力用の配線W3を格子KB−K2,KB−
K5の各々に配設されそれぞれ電極DP1,DN1に対
応するコンタクトC3,C4に接続してこのコンタクト
C3を出力端子TOとし、入力用の配線W4により格子
KA−K3に配設した入力端子TIに対応するコンタク
トC5と格子KA−K4で電極G1対応のゲート電極G
C1Aとを接続する。
【0028】すなわち、トランジスタP1A,P1B及
びトランジスタN1A,N1Bの各々の組はそれぞれド
レイン,ソース同志が並列接続し、ゲート同志が抵抗R
P1及びRN1をそれぞれ介して並列接続している。し
たがって、静的状態の等価のトランジスタ能力はゲート
幅がWp/2と1/2であるのにも拘らず従来のトラン
ジスタP1,N1と同一となる。
【0029】次に、図2を参照して本実施の形態の動作
について説明すると、入力端子TIのレベルがLレベル
からHレベルに変化した場合は、まず、トランジスタP
1Aが遮断状態にトランジスタN1Aが導通状態にそれ
ぞれ変化し、同時に端子TIのレベル変化が抵抗RP
1,RN1を経由してトランジスタP1B,N1Bに伝
達しこれら抵抗とトランジスタの入力容量を含む寄生容
量によりわずかに遅れてこれらトランジスタP1Bが遮
断状態にトランジスタN1Bが導通状態にそれぞれ変化
することにより出力端子TOのレベルは、Hレベルから
Lレベルに変化する。逆に、入力端子TIのレベルがH
レベルからLレベルに変化した場合は、トランジスタP
1Aが遮断状態から導通状態にトランジスタN1Aが導
通状態から遮断状態にそれぞれ変化するとともに抵抗R
P1,RN1によりわずかに遅れてトランジスタP1B
が導通状態にトランジスタN1Bが遮断状態にそれぞれ
変化し、出力端子TOのレベルは、LレベルからHレベ
ルに変化する。
【0030】このように、個々のトランジスタのゲート
幅は従来の基本セルのトランジスタのゲート幅の1/2
となっていれため、各トランジスタの動作時の状態遷移
により流れる瞬間電流は小さくなる。すなわち、従来の
1個分のトランジスタが2分割されてその各々が時間的
なずれをもって動作することにより瞬間電流が流れるタ
イミングが分散されるため、時間的な電流ピークが小さ
くなり、これにより生じるノイズも低減する。一方、静
的な電流能力は従来と同等であるので、回路の駆動能力
は同等の水準を保持でき、したがって、従来の回路にそ
のまま置換することが可能である。
【0031】また、上述のように、この基本セルのレイ
アウトでは、トランジスタを折り返すレイアウトとし、
その折り返し部分で生じるゲート電極の冗長部分を折り
返したトランジスタのゲート入力遅延用の抵抗としてい
るため、面積的に従来の基本セルに比べても大きくなら
ず、高集積の阻害要因にはならない。
【0032】次に、本発明の第2の実施の形態の基本セ
ルを平面図で示す図3を参照すると、この実施の形態の
前述の第1の実施の形態との相違点は、ゲート幅を1/
4Wp,1/4Wnとし、基本セルの分割数を増やし4
分割とし、従来のトランジスタP1,P2,N1,N2
の各々に対応するトランジスタP1A,P1B,P1
C,P1D,P2A,P2B,P2C,P2D及びトラ
ンジスタN1A,N1B,N1C,N1D,N2A,N
2B,N2C,N2Dを備えることである。
【0033】これに対応してトランジスタP1A,P1
Bの各々のゲート間,P1B,P1Cの各々のゲート間
及びトランジスタP1C,P1Dの各々のゲート間にそ
れぞれ抵抗RP1A,RP1B,RP1Cを、トランジ
スタP2A,P2Bの各々のゲート間,トランジスタP
2B,P2Cの各々のゲート間及びトランジスタP2
C,P2Dの各々のゲート間にそれぞれ抵抗RP2A,
RP2B,RP2Cを備える。同様に、トランジスタN
1A,N1Bの各々のゲート間,トランジスタN1B,
N1Cの各々のゲート間及びトランジスタN1C,N1
Dの各々のゲート間にそれぞれ抵抗RN1A,RN1
B,RN1Cを、トランジスタN2A,N2Bの各々の
ゲート間,トランジスタN2B,N2Cの各々のゲート
間及びトランジスタN2C,N2Dの各々のゲート間に
それぞれ抵抗RN2A,RN2B,RN2Cを備える。
【0034】本実施の形態は第1の実施の形態に比較し
て同一能力の回路の場合は面積的にはやや大きくなる
が、瞬間電流がさらに分散されるため、今後一層増加す
る傾向にある同時動作によるこの種のノイズ低減には一
層優れている。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体集
積回路装置は、基本セル内の各トランジスタのゲート幅
をN分割し、一方のゲートに遅延回路として動作する抵
抗を付加して各回路の1個分のトランジスタの各々に対
応する1/NサイズのトランジスタN個が相互に時間ず
れを有して動作することにより、レベル遷移動作時の瞬
間電流値が低減され、大規模回路の同時動作による誤動
作要因を抑圧できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体集積回路装置の第1の実施の形
態を示す平面図及び回路図である。
【図2】本実施の形態の半導体集積回路装置で構成した
インバータ回路の一例を示す平面図とその回路図及び等
価回路を示す回路図である。
【図3】本発明の半導体集積回路装置の第2の実施の形
態を示す平面図である。
【図4】従来の半導体集積回路装置の一例を示す平面図
及び回路図である。
【図5】従来の半導体集積回路装置で構成したインバー
タ回路の一例を示す平面図とその回路図及び等価回路を
示す回路図である。
【符号の説明】
1 P型領域 2 N型領域 N1,N2,N1A,N1B,N1C,N1D,N2
A,N2B,N2C,N2D,P1,P2,P1A,P
1B,P1C,P1D,P2A,P2B,P2C,P2
D トランジスタ C1〜C5 コンタクト GC1,GC2,GC1A,GC2A,GC1B,GC
2B ゲート電極 RN1,RN2,RP1,RP2,RN1A,RN1
B,RN2A,RN2B,RP1A,RP1B,RP2
A,RP2B 抵抗 W1〜W4 配線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導電型の拡散領域に形成された第
    1のトランジスタ領域を共有し第1のゲート幅の第1の
    導電型の第1,第2のトランジスタと、前記第1のトラ
    ンジスタ領域に隣接して配置し第2の導電型の拡散領域
    に形成された第2のトランジスタ領域を共有し前記第1
    のゲート幅の第2の導電型の第3,第4のトランジスタ
    と、ポリシリコンで形成され前記第1のトランジスタと
    前記第3のトランジスタとの共通の第1のゲート電極
    と、前記第2のトランジスタと前記第4のトランジスタ
    との共通の第2のゲート電極とを有するCMOS型基本
    セルを複数個配列して構成したゲートアレイ方式の半導
    体集積回路装置において、 前記第1,第2,第3及び第4のトランジスタの各々
    が、各々のドレイン及びソースを並列接続し前記第1の
    ゲート幅をN分割した第2のゲート幅の第1〜第Nの分
    割トランジスタから成り、 前記第1〜第Nの分割トランジスタの各々のゲート間を
    順次接続する第1〜第N−1の抵抗素子を備えることを
    特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記第1〜第N−1の抵抗素子が、前記
    第1,第2のゲート電極の前記N分割後の前記拡散領域
    範囲外の領域に形成することを特徴とする請求項1記載
    の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記Nが2であり、前記第1,第2,第
    3及び第4のトランジスタの各々が、各々のドレイン及
    びソースを並列接続し前記第1のゲート幅を2分割した
    第2のゲート幅の第1,第2の分割トランジスタから成
    り、 前記第1,第2の分割トランジスタの各々のゲート間を
    接続する前記第1の抵抗素子を備え、 前記第1のトランジスタの前記第1の分割トランジスタ
    のゲートと前記第3のトランジスタの前記第1の分割ト
    ランジスタのゲートとを共通接続して第1の入力端子を
    構成し、前記2のトランジスタの前記第1の分割トラン
    ジスタのゲートと前記第4のトランジスタの前記第1の
    分割トランジスタのゲートとを共通接続して第2の入力
    端子を構成することを特徴とする請求項1記載の半導体
    集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記Nが4であることを特徴とする請求
    項1記載の半導体集積回路装置。
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